【就活で大手病になるのは危険!】対策法を詳しく解説します

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はじめまして!月間10万人が読む就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マン(@shukatu_man)と申します。

僕は愛知にある中堅大学に通っていました。
大学の先輩からは「うちの学校から大手は無理だよ」と散々言われたんですよね。

僕は案外負けず嫌いなので、「じゃあ大手からの内定を獲得してやる」と、かなり大手企業も多く受けていました。

ですが、やっぱり大手企業からの内定を獲得するのは簡単じゃない。
大手ばかりを狙うのは、非常にリスクだと身を持って体験しましたね。

そこで今回は「就活で大手ばかりを受ける“大手病”の危険性」について解説します。
大手ばかりエントリーしてしまっているという方は、特に参考にしてください。

1章 就活における大手病とは?

そもそも「大手病」とは何か?
これは就活において、「大企業ばかりに絞ってしまうこと」を指します。

たしかに大学では企業の選び方を教えてもらうことはありません。
親に聞いても「安定しているところが良いんじゃない?」と言われるばかり。

そんな状況では、「やっぱり知名度があって安定してそうな大手企業を受けよう」となって当然でしょう。

僕の同級生も3月の就活解禁のタイミングで、「とりあえずテレビCMで見たことある企業に全部エントリーした!!」と言ってましたね。

そして彼には見事、12月まで内定が出ることはありませんでした…。

このように大手企業だけに絞った就活には大きなリスクがあります。
まずは次の章でその危険性を考えていきましょう。

2章 就活生が大手病になる危険性について

就活生が大手企業ばかり受ける、つまり大手病になることで考えられるリスクは以下です。

【大手病のリスク】
・内定が全然出ずに余裕がなくなり、更に内定が出ない負のスパイラルに陥る。
・大手企業以外に目を向けられなくなり中小企業への方向転換ができず内定0となる。
・志望動機が「大手だから」となり浅くなる。

内定が出ない負のスパイラルに陥る

最も怖いのが、大手企業ばかりを受けることで内定が全然出ないこと。
そして余裕がどんどんなくなっていき、更に内定が出ないという負のスパイラルに陥ることです。

就活生は大手企業の内定倍率を甘く見ている人が多いんですよ。

例えば「明治」の倍率は日本イチで、約2750倍*です。
(*参考:就職四季報2016年版)

2750倍って要するに、2750人に1人しか内定が出ないってことですよ。
他の2749人よりも評価される自信はあるでしょうか?
特に就活に対して深堀りをしていないにも関わらず、明治を受けるのは時間の無駄にさえなりえますよね。

このようにとにかく大手企業は内定を獲得する難易度が高いです。
もちろん大手企業の中でも知名度が低いがゆえに倍率が低いところもあるので、そういった企業の探求に時間を使うべきだと僕は思います。

大手企業以外に目を向けられなくなり中小企業への方向転換ができなくなる

続いて、大手病になると「大手企業しか受けない」という固定概念が生まれます。
大事なことは「なぜ大手企業じゃないといけないのか?」という理由を考えることなのに。

人間には『一貫性の法則』という心理があって、これは1度そうと決めるとそれを貫こうとする心理のことです。

例えば、1度車を買うと決意したとしましょう。
そこで営業マンが「プラス10万円で最新のカーナビを搭載できますよ!」と言う。

するとあなたの頭の中では「買う」という決定がされているので、そのカーナビも簡単に追加してしまうんですよね。

これと同じように1度大手しか受けないと決めてしまうと、なかなかそれを変えることができなくなります。
ダイエットや勉強はすぐに諦めてしまうのに、人間の心理って面倒なものですよね笑

志望動機が「大手だから」となり浅くなる

そして最後、3つ目の大手病のリスクが志望動機が浅くなることです。
大手病の人の志望理由はだいたいが「大手で安定しているから」なんですよ。

よって企業から志望動機を聞かれた時に戸惑ってしまう。
「大手で安定しているから」という本音があるけど、それを正直に言えないからですね。

このように大手病になると志望動機が非常に浅くなりがちです。
そして志望動機の重要度は非常に高いので、余計に内定がでなくなる。

なぜ志望動機がそんなに重要なのか?
あなたが経営者の立場になって考えてください。

即戦力になりにくい新卒を雇う理由は何でしょうか?
即戦力を重視するなら、中途採用をした方が効率的ですよね。

その理由は、中途採用と比べて低い賃金で人材を確保し、長期間に渡って育成しようと考えているからです。

ここで重要なのが「育てよう」という部分。
新卒は、“育てることが前提で採用している”んですよね。

じゃあ育てるためには何が必要か?
そうです。「時間」ですね。

新卒を採用し、育てるためには時間が必要になります。
よって早期に退職されたら、新卒を採用する意味はない。むしろデメリットでしかないんですよ。

この理由から企業は新卒を採用する上で、「退職しにくさ」を重視します。
東大出身だろうが、TOEIC900点だろうが、辞めそうなら採用しないんですよ。

そしてこの「退職しにくさ」を測る手段の1つとして、「志望度の高さ」を選考で見る。
志望度の高さが最もよく分かるのが志望動機であり、これが志望動機の重要性です。

3章 就活生が大手病のリスクを回避する方法


ここまでで大手病のリスクを理解できたと思います。
ここからは大手病にならない方法、大手病のリスクを回避する方法を紹介します。

以下の3つの方法が個人的にはおすすめですね!

【大手病のリスクを回避する方法】
①中小、中堅企業にも目を向ける
②大手企業の子会社、関連会社にも目を向けてみる
③大手企業の中でも知名度が低く倍率が低い企業も視野に入れる

①中小・中堅企業にも目を向ける

第一におすすめなのは、大手だけじゃなく中小や中堅企業にも目を向けることです。

別に「最終的に入社するのは大手企業」で構わない。
大事なことは中小・中堅企業にも目を向けて、エントリーし、内定を獲得すること。

内定を獲得することで余裕も自信も生まれます。
更には、内定を獲得する道筋の中で「あれ?この企業の事業めちゃくちゃ素敵じゃん」と思うことも多々あるんですよ。

大手企業の多くは、社員が歯車のように決められた仕事を日々こなします。
一方で中小やベンチャー企業となれば、1人1人の仕事は多岐に渡り、それが「面白い」「自分に合っている」と思う人も多いはずです。

こうした気づきを得られるのも、まず中小・中堅企業にも目を向けるからこそですよね。

最初から大手だけと決めつけるのではなく、中小・中堅企業にも目を向けましょう。
この日本には約400万社の企業が存在します。
その中で大企業は0.3%に満たないのですから。

②大手企業の子会社、関連会社にも目を向けてみる

続いて、大手企業ばかりに目がいってしまう人はぜひ「その大手企業の関連会社や子会社」に目を向けてみてください。

大手企業の関連会社は、その大手企業が取引先となっているので売上が安定していたり、待遇が良かったりと調べるとホワイト企業がたくさんあるものです。

更に、関連企業・子会社の良いところは一気に内定倍率が低くなること。
大手企業の倍率と比べて、10分の1、100分の1の倍率であるところも多いです。

③大手企業の中でも知名度が低く倍率が低い企業も視野に入れる

「どうしても大企業が良いんだ」という就活生もいることでしょう。
「大企業が良い理由」が明確なら、僕は全然否定しません。

ですが、内定倍率が高い企業ばかりでは先に述べたリスクがあります。
そこでやって欲しいことが、「大手企業の中でも知名度が低く倍率が低い企業も視野に入れる」ということです。

大手企業と一口に言っても、明治のような倍率2750倍のところから、種苗業界の大手であるサカタのタネになれば40倍。ゲオホールディングスは6倍と、倍率の幅が非常に広い。

よって自分がエントリーしている企業の倍率をザックリ把握しておくことが重要です。
「就職四季報」という書籍に大企業の内定倍率は書かれています。

もしエントリーしている企業のほとんどが高倍率ならば、内定が0になるリスクは高いと言えるでしょう。

「大手企業の中でも倍率が低い企業を探してみる」ということをぜひ実行してください。

4章 大手病の人が就活において注意すべきこと


ここまで「大手病のリスク」と「大手病のリスク回避法」を紹介しました。

この章では大手志向の人に注意して欲しいと僕は考えることをお話したいと思います。

僕が伝えたいこと。
それはとにかく「あなたは企業選びの軸をしっかり作成できているか」ということです。

社会人になって会社に何を求めるのか?
10年後どんな人生を歩んでいれば幸せだと思えるのか?

就活を通してそういった本質を考えることはできているでしょうか?
僕は就活の成功を「10年後幸せでいること」と定義しています。

つまり就活の成功は「大企業に入社すること」じゃないんですよね。

誰からもすごいと言われる総合商社に入社した友人がいます。
彼は就活が終わった時に周りからチヤホヤされ、親からも大絶賛。
新入社員になりたての時は、女性からのアプローチが増えたと言います。
それから4年後、彼の口癖は何だと思いますか?
「明日を迎えるのが辛い、会社を辞めたい」です。

大企業のブランドを持ち、高い給料を得ているはずの彼の口癖がこれです。

理由はとにかく残業時間の長さと付き合いの多さ。
土日だろうが呼び出されれば飲み会に出ないといけないとのこと。

さて、彼の就活は成功だったと言えるのでしょうか。

何度も言います。
就活の成功は「大企業に入社すること」ではありません。
「10年後の自分が幸せでいること」です。

それを考え抜いた結果として、「大企業を志向している」なら僕は大賛成。
しかし、それを考え抜かずに「とりあえず大企業」はこれまで話したとおりリスクが大きいのです。

5章 本記事のまとめ

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

僕が大学生の時を振り返ると、とにかく就活に関する情報が少なかった。
就活本を買っても表面的な内容ばかり。
ネットを調べても表面的な内容ばかりだったんですよね。

そんな状況じゃ「とりあえず大手企業」という大手病になるのは仕方ないとも言えます。

しかし説明したとおり、とりあえず大手企業という志向の人は志望動機が甘く、内定がなかなか出ないものです。

この記事を通して、「もう1歩踏み込んで考えてみるか」という考えを持って頂けることが僕のなによりの願いですね。

こちらのOfferBoxさんのコラムにも、僕が運営する就活攻略論にも、そのための情報はたくさん書かれています。

就活を通して、考える癖が付き、10年後あなたが幸せな人生を歩んでいることを心から願っています。

就活生が1人でも多く、深い考えによって自分の人生を好転させることを願う就活マンでした。

(書いた人)
就活マン/藤井智也
・就活攻略論:https://shukatu-man.hatenablog.com/
・就活マンブログ:https://syukatuman-blog.jp/
累計300万PVの就活ブログ「就活攻略論」を運営。中堅大学から大手食品企業に入社した全技術をブログにて執筆している。