【人事コンサル解説】グループディスカッション対策!評価ポイント・落ちる人の特徴【就活生必見】

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こんにちは、採用コンサルタントの高橋です。

第1弾に続く第2弾として、グループディスカッションの評価ポイントを包み隠さずお伝えします。
グループディスカッションの設計や、選考官を育成する立場として、採用の裏側をお伝えします。

最重要対策!就活生がグループディスカッションで心がける対策ポイントは3つしかない

グループディスカッションをしていると、何を心がければいいのか?ということを迷う学生をよく見受けます。ビジネスマナーを意識するがあまりぎこちなくなってしまったり、積極的な意見を言わなければならないと気を張ってしまって的外れな発言をしてしまったりと、さまざまです。
しかしながら、グループディスカッションにおいて本当に心がけることは「3つ」しかありません。

選考官にとって納得感ある答えを導き出すこと

出されたお題に対して、選考官が納得する解決策やアウトプットを出すことが、グループディスカッションの大きな目的です。
この大きな目的に対して、取り組むことがまず1つ目の意識すべきことです。

参加者の納得感と合意形成を得ること

たとえ、「選考官にとって納得感ある答え」であるとしても、1人で考え、解決することをグループディスカッションでは求められていません。選考官は、チーム全体が納得感を持って導き出された解を求めています。だからこそ、参加している人達で納得感を作りながら一つ一つ合意して進めることを意識してください。時間が限られている中で、意思決定することも必要になってくるので、その際は多数決などを含めた提案をし、みんなで議論を前に進めることを意識しましょう。

時間内に議論を終えること

大抵のグループディスカッションには制限時間があります。その制限時間内に議論を終えて、求められているアウトプットを出すことを心がけましょう。当たり前ですが、時間の管理はグループディスカッションの肝でもあるので、しっかりと意識して臨むようにしましょう。

以上の3つがどんなグループディスカッションでも、心がけるべきポイントです。大切な心構えとして覚えておきましょう。

グループディスカッションで落ちる人の4つの特徴と対策

日々グループディスカッションの選考官をする中で、落ちる学生には特徴があることに気がつきました。
その中でも特に、合格する可能性を秘めているのに、ちょっとした行動や考え方の違いで、合格を逃してしまう学生の特徴を下にあげました。自分自身が該当していないか確かめ、該当していた場合は、改善対策をしましょう

答えを出すことを急ぐことで、クラッシャーになってしまう

これは、前段の基本的な評価ポイントのうち、「②参加者の納得感と合意形成を意識すること」なく、自分で考えたことが一番良いという前提を持って周りの人との議論を進めてしまう学生に多く見られます。このような学生は、チームで仕事をすることが多く、「協調性」を評価で重要視している企業の多くは採用しないと判断し、選考に進ませないケースが多いです。
このタイプの方は地頭が良いケースが多いので、少しスタンスを変えることで選考に通ることが多いです。「周りに丁寧に説明すること」「周りの人の意見を聴き、自分の意見も柔軟に変更すること」をしっかり意識すると、クラッシャーになることを高い確率で回避できます。心当たりがある方は是非改善されると良いと思います。

面白いアイデアが必要だと思い、意見がなかなか思いつかない

面白いアイデアを言うことが先行している学生や、面白いアイデアを言わなければいけないと思い込み、なかなか意見を言えない学生をよく見かけます。しかし、グループディスカッションにおいて、奇抜さや面白いという点は、あまり重要視されない傾向にあります。それよりも、論理的に筋道を立てて議論を進め、選考官が納得するストーリーを生み出すことの方が重要です。ですので、「面白いアイデアが浮かばない」と悩む必要はありません。一つ一つ議論に対して主体的に取り組み、議論を前に進めることを心がけてください。

チームワークを重視しすぎて、本質的な議論に踏み出せない

チームワークを重視しすぎて、本音が言えないシーンを見ることもしばしばあります。周りに気をつかえるのはいいことですが、遠慮しすぎて議論のスピードが落ちてしまうのはマイナスです。考えていることの筋が良いにも関わらず、周りを巻き込んでのコミュニケーションが苦手で落ちてしまう学生もかなり多いです。グループディスカッションでは、違和感があれば遠慮せずに発言をしつつも、「②参加者の納得感と合意形成を意識すること」を意識し、議論をみんなで加速させていきましょう。

選考官からの見られ方を極端に気にして、いい子になろうとする

選考官からの見られ方ばかりを極端に気にするケースも、合格を逃す理由の1つになります。仕事は、「人柄」ではなく、「成果」で基本的に評価されます。グループディスカッションでも同様に、選考官は、評価を気にする人よりも、課題に愚直に向かっている人を評価します。ですので、「選考官に評価されるように振る舞わなければ」という考えは捨てて、真摯に課題に取り組むことをおすすめします。

グループディスカッションで見られている、基本的な3つの評価ポイント

ここまで、グループディスカッションで心がけるポイントと、落ちる人の特徴をお伝えしました。ここからは、どのような視点で選考官が学生を見ているのかという、評価軸についてお伝えします。何が見られているかわかれば対策が打てますので、しっかり理解しておきましょう。

主体性/振る舞い

「主体的に物事を解決しようとする力があるか?」を評価する企業は多いです。仕事をする中で困難なことがあっても、その際に自分が何をできるのかと考え、物事を前に進める力がある学生を好むからです。
そのためグループディスカッションでは、「議論を前に進められているか?」や、「限られた時間の中で、最大限やりきろうとする姿勢があるか?」、「グループディスカッションに没頭しているか?」という点が評価ポイントとなります。

巻き込み力

「周りを巻き込みながら、課題を解決し物事を前に進める力があるか?」という点も基本的な評価ポイントです。どんな仕事においても、社内外を問わずさまざまな人の力を借りながら物事を前に進める力は、とても重要です。
そのためグループディスカッションでは、「周りの意見を聞きながら物事を進められているか?」という点が評価ポイントとなります。

論理的思考力

「課題に対して筋道を立てて、議論をすることができるか?」という論理的思考力も評価ポイントです。仕事では、さまざまな課題を分解し、論理立て、筋道を立てて進めることが必要です。
そのためグループディスカッションでは、「課題を分解して進めているか?」「仮説を作ることができるか?」という点が評価ポイントとなります。

業種/職種/企業文化によって加わる特殊な評価ポイント

上の3つのポイントが基本的な要素ですが、業種/職種/企業文化によって、特徴的な選考基準が加わるケースもあります。その一例を今回は紹介します。

容姿

びっくりされた方もいるかもしれませんが、容姿を選考の基準においている企業も中にはいます。営業職の採用などで、清潔感のある見た目の方や、イケメン、美人を優遇するケースがあります。
ただし、容姿はあくまでプラスアルファの基準であることが大半です。その方の能力や思考性の方が、採用可否を考える上で圧倒的に重要です。また、持って生まれた顔立ちよりも、髪型や身だしなみによって、容姿は判断される傾向があります。対策として、清潔感のある髪型や服装を、心がけましょう。

オーラ

オーラがあるかどうかを評価に入れている企業もあります。「オーラ」をもう少し具体的に言うと、「一緒にいる相手にどういう気持ちを持たせるか」ということです。
例えば将来の事業リーダーを採るような時に、人を引っ張れるようなオーラを持っているかどうかを指標に入れているケースがありました。
これに関しては「ないと落ちる」というよりも、「あれば評価を高くしておく」ということでしたので、グループディスカッションの突破においては影響があまりないケースが多いです。

人の感情を捉える力

「人の感情を捉える力があるか?」を評価基準に入れるケースもあります。これは企画職やマーケティング職の採用の際に、人の深層心理を掴める人が欲しいというニーズで発生するケースに多く、人の内面を的確に捉えるセンスがあるかどうかを見られています。

 

このような評価ポイントを理解しておくことで、グループディスカッションの対策を練ることができます。特に、心がける3つのポイントへの納得感を持っていただければと思います。選考官が見ているポイントを知っていると、より自分らしく目の前の課題や周りの方への配慮を持ちながら、自然に選考に向かえると思います。「チームでより質の高いアウトプットにする」ことに注力し、グループディスカッションに取り組んでください。

次回は、グループディスカッションの実際の進め方や、グループディスカッションに向けて準備できることをお伝えいたします。

書いた人:高橋 奎
Twitter:https://twitter.com/_keitakahashi_?lang=ja
人事コンサルティング会社、「STARMINE株式会社」にて、新卒採用コンサルタントとして、多くのベンチャー企業の短期インターンシップを軸とした採用を支援。
その後独立し、場創りプロデュース会社である「NO WALLs株式会社」を創業。オンライン/オフライン問わずさまざまな企業支援行いつつも、就活生への支援も引き続き行なっている。