就活で使える自己分析シート・ツールを紹介|無料ダウンロード可!

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就活に自己分析が必要だと分かってはいても、自分を分析するのはなかなか難しいものです。自己分析をしたくても、どのように進めればいいか分からず困っている人もいるでしょう。

そこで本記事では、おすすめの自己分析シートを複数紹介します。自己分析シートに沿って情報を整理していけば、スムーズに自己分析が可能です。本記事で紹介する自己分析シートは無料でダウンロードできるため、ぜひ活用してみてください。

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就活の自己分析をするなら適性診断AnalyzeU+がおすすめ

まだ自己分析に手をつけておらず「何をすればいいかわからない」「そもそも自分の強みってなんだろう」と疑問に思っている人もいるでしょう。そんな人におすすめしたいのが、無料で使える「適性診断AnalyzeU+(アナライズユープラス)」です。

AnalyzeU+は、簡単な質問に回答するだけで自分の強み・弱みを把握できます。診断結果を基にしたアドバイスももらえるので、自己PRにも活用しやすいです。自己分析のファーストステップとして、ぜひAnalyzeU+を試してみてください。

AnalyzeU+の内容や使い方は、こちらのページで詳しく紹介しています。

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就活の自己分析の目的

「自己分析は就活の成功に欠かせない」と聞いたことがあっても、自己分析の目的がいまいち理解しきれていない人も少なくありません。しっかり自己分析に取り組むために、まずは自己分析の目的から把握しておきましょう。

自分の強みや価値観を知るため

自己分析をすれば自分の長所・短所、強みや弱み、仕事に対する価値観が分かり、自分自身への理解を深められます。自分の長所や強みが分かっていれば、就活の面接で企業に自分をしっかりアピールできるでしょう。また、自分が持つ仕事への価値観と企業の方向性がマッチしているか極めやすくなるので、ミスマッチも防げます。

書類選考や面接などで自分の魅力を企業に伝えるため、また、後悔しない企業選びをするために自己分析は必要不可欠です。

キャリアプランや就活軸を明確にするため

自己分析で自分の価値観を理解すれば、それをもとにキャリアプランを立てることができ、就活で重視すべき「就活軸」を明確にできます。

日本は長らく終身雇用が一般的でしたが、転職や副業を後押しする流れが活発化し、一つの会社に定年まで勤め続ける人は今後も減少していくと考えられます。この流れの中で、自己分析をおこなって自らの力でキャリアプランを立てていくことは非常に重要なのです。

選考の通過率を上げるため

選考の頻出質問には、志望動機や自己PR、ガクチカ、長所・短所などがありますが、これらの回答に説得力を持たせるためには自己分析が必要不可欠です。自己分析がしっかりできていなければ、回答の一貫性や主張を裏付けるエピソードがなく、企業の採用担当者に響かない内容の薄い回答になってしまいます。

企業や仕事に対する熱意や、自分自身の魅力をしっかり伝えるためにも、自己分析をして、選考でおこなわれる質問の回答に説得力をプラスしましょう。

就活の自己分析のやり方・種類とは

自己分析をするための代表的なアプローチとして、「自分自身の経験を網羅的に振り返る」方法と、「他人から見た自分を知る」方法の2種類があります。それぞれ、どのように自己分析が深まるのか解説します。

絶対的評価(自分の中での比較)

納得感を持って就職活動を終えるには、自分の過去・様々なシーンを振り返ることで、「自分を網羅的に見つめ直して、自分に合う企業と出会うことができた」と実感できることが大切です。

網羅的に見つめ直すための方法として、自分が覚えているシーンをすべて書き出し、振り返る方法があります。「すべてのシーンを振り返った」と自分で納得できることが大切です。
なかには自分ではあまり思い出せない人もいるかもしれません。自分で思い返してもなかなか過去のエピソードが出てこない場合は、家族や古くからの友人に自分の印象的なエピソードを聞いてみてください。

「こんなことは取るに足らない」「就活に関係ない」と切り捨ててよいエピソードはひとつもありません。まずはすべて洗い出すことが大切なので、小さなことまで覚えていることは書き出してみましょう。

相対的評価(他者との比較)

自己分析では、自己評価だけではなく他己評価を取り入れることも大切です。
自分で気付いていない自分は、誰しもが抱えています。極端な例を挙げると、自分では「気が弱い」と思っていても他人からは「気が強い」と思われているかもしれません。

これを知るには、ほかの人に頼るしかないので、自分の性格、特徴について、身近な人に聞きましょう。前述の「エピソード」とは別に、「強み」「弱み」「特徴」について聞くのがおすすめです。実は客観的に見た自分の魅力は、自分の思いもしないところにあるかもしれません。

もし、他人の評価が自己評価と食い違っていることに気付かないまま、自分が思う自己PRをしても、採用担当が納得できるものにはなりません。
また、自分の思っている自分を誤解したまま社会人になっても、うまく就職先とマッチせず不満が募るかもしれません。そのため、できる限り他者から見た他己評価と自己評価をすり合わせることが重要です。

ぜひ、身近な友人、サークルやアルバイト先の先輩・仲間、家族などを頼ってみてください。また、今も付き合いのある恩師がいれば、より的確な意見をもらえるはずです。

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就活で自己分析シートがおすすめな理由

前述した通り、自己分析は絶対的評価と相対的評価の2種類がありますが、どちらの方法でも自己分析シートを活用するのがおすすめです。自己分析シートの活用をおすすめする2つの理由を紹介します。

簡単かつ効率的に自己分析ができる

いざ自己分析をしようと思ったときに、「何から始めればいいかわからない」という人は多いのではないでしょうか。自己分析シートを活用すれば、シートを埋めるだけで自己分析ができるので、簡単かつ効率的に自己分析ができます。

また、情報を整理しておくことができるため、時間が経って見直しても、自分の強みや価値観が理解しやすいです。就活中はたびたび自己分析を見直す必要も出てきますから、シートにまとめておけば時間をかけずに見直しできるでしょう。

見落としていた視点に気付ける

自分で思っている以上に、自分のことは理解できているようで、できていないものです。完成した自己分析シートを見ると、より客観的に自分自身を見られるため、見落としていた視点に気付きやすくなります。

自分では認識していなかった自分に気付くことができれば、自分にとって本当に大切な軸を見つけたり、これまでにない選択肢に出会えたりする可能性もあるでしょう。

就活で使える無料の自己分析シート6選!使い方も紹介

先に紹介した代表的な2つの方法で自己分析するための自己分析シートをご紹介します。Excelで手軽にできる分析方法なので、ぜひダウンロードして試してみてくださいね。

①自分史

自己分析の手法の一つに、過去から現在までの経験を一覧化した「自分史」を作成するというものがあります。
自分史を作成する際は、小学校入学前や中学1年生など、年代別に、自分の歴史を振り返っていきます。ぱっと思い出せたことは自分にとって、とても印象深い大きなできごとである可能性が高いです。
できごとを書き出し、時代ごとに何を考えていたかを追っていくことで、自分の特徴を確認しましょう。

自分史を記入できる、自己分析シートのテンプレートを用意したので、ぜひご活用ください!

ダウンロード_自分史Excelテンプレート_OfferBox

手順1

Excel上で、小学校入学以前、小学校低学年など年代別に自分の歴史を振り返っていきます。まず、C列に年代ごとにしていた活動を、D列には組織の中での自分の立ち位置を記入します。

活動は所属した学校、部活、地域の活動、環境などを書き入れます。まずは、思い出せるものはなんでも列挙してみるとよいでしょう。
そして活動の中で、自分はどういうキャラクターで、どういう立ち位置だったのかを考えます。

リーダー的存在だったのか、中継ぎ役だったのか、周囲についていくタイプだったのかなど、思いつくだけ書き出してみてください。「お調子者」「サッカー少年」「一歩引いていた」のようなイメージです。言葉は選ばなくていいので、なるべくたくさん書き出してみましょう。

手順2

年代ごとにあったできごとをE列に列挙します。まとまった文章ではなく、箇条書きで十分です。自分ではつまらなかったと思えるできごとも、意味のあるエピソードである可能性があるので、まずは思いつく限り書きましょう。

ぱっと考えてすぐに思い出せることが少なければ、家族に聞いてみるのもよいでしょう。幼い頃の記憶はあいまいになりがちですが、家族はしっかりと覚えてくれているものです。

例えば、「友だちとおもちゃの取り合いでケンカした」「中学1年のときは本を読むのに夢中になった」「高校生の頃は部活に夢中で授業中によく居眠りをしていた」「成績が上がらない自分に対して先生が我慢強く指導してくれた」「交通事故で骨折をした」など、なんでもいいので、エピソードを集めてみてください。

手順3

先ほど列挙した具体的なエピソードから、自分ならではの価値観や自分の強み・弱みを分析してみましょう。エピソードを振り返って、そこから共通する点を見つけます。

全体を通して共通している価値観や強み・弱みを見つけることで「自分らしさ」が見えてくるはずです。どんな行動をして、どんなことを感じたかに着目すると、共通するポイントが見つけやすくなります。

②ライフラインチャート

ライフラインチャートとは、縦軸に満足度・幸福度、横軸に時間や年齢を設定し、どの時期に幸せを感じていたか、逆に落ち込んでいたかをグラフ化する自己分析方法です。

自分史と同じテンプレートで分析をすることができますので、ダウンロードしてみてください。

ダウンロード_自分史Excelテンプレート_OfferBox

ライフラインチャートを作成すると、自分がどのようなことをしていたときに満足度・幸福度が高かったかがわかります。それを基に考えることで、自分の充足感や幸せの基準が見えてくるはずです。

手順1

年代別に、当時考えていたことや感じていたことをF列に、経験から学んだことをG列に記入します。
考えていたことや感じていたことについては、とくに難しく考える必要はありません。「部活が楽しかった」「つい人見知りをして、仲間に入れてほしいと言えなかった」「コツコツと努力することが好きだった」といった内容で十分です。

経験から学んだことは「苦手な友人とも付き合ううちに、誰でもいいところがあると気付くようになった」「厳しい環境に身を置くことで成長ができる」などのように記入してみてください。

H列には、転換点になった年だと感じたところに*マークを入れましょう。マークは1ヶ所だけではなく、複数ヶ所に入れてかまいません。

手順2

先ほど記入した考えや感情、学びから、満足度・幸福度が高いときに共通しているポイントと、低いときに共通しているポイントを洗い出してみましょう。

例えば「自分の努力が認められたとき」に満足度・幸福度が高い場合、個々の実力や能力をきちんと評価してくれる会社なら、充足感を感じながら仕事ができるでしょう。「周囲と協力できないとき」に満足度・幸福度が低いなら、企業の社風をチェックしたり、入社前から志望する企業の社員と交流を持ったりして、よりよい人間関係を築く工夫も必要です。

③ジョハリの窓

自己分析の客観性を高めるための方法のひとつとして、「ジョハリの窓」があります。ジョハリの窓では自分から見えている自分と、他人から見えている自分の差を見つけだすことができます。ギャップに気づくことで、新しい自分を発見したり、自己理解を深めたりすることができるのが特徴です。

ジョハリの窓は自分だけではおこなうことができないので、友人などに協力を依頼するようにしましょう。就活仲間と協力し合うことをおすすめします。

ジョハリの窓もテンプレートを用意したので、ぜひご活用ください!

ダウンロード_ジョハリの窓Excelテンプレート_OfferBox

手順1

まず、自分で思う自分の強みを見つけていきます。日ごろから自分の特徴や強みだと思っている点を「記入シート_A(本人)」に記入してください。
ジョハリの窓では、思いつくままに自分の強みを自由に書き込むという方法と、強みを列記したシートを作り、あてはまると思われるものを、選択式でチェックしていくという方法があります。

今回は初めての人でもジョハリの窓がおこないやすいように、選択式でチェックができるシートを用意しました。「頭が良い」「発想力がある」「段取り力がある」「話し上手」「親切」などとB列に書かれているので、当てはまっている場合にはD列に「1」、当てはまっていない場合は空欄にしておきます。

手順2

「記入シート_B」「記入シート_C」「記入シート_D」のシートを使って、友人にも記入をしてもらいます。
自分が記入したExcelファイルを友人に送って、記入したものを返送してもらってもいいですし、PCで見られない人にはプリントアウトしてあげてもよいでしょう。チェックを入れていく要領は、自分用の「記入シート_A(本人)」と変わりません。

ちなみに、現シートでは項目がB38までとなっていますが、他にもあるようでしたらB39以降に書き足してもかまいません。項目の数については自由です。ただし、書き足す場合は、A~Dのすべてのシートで同様に加えるようにしてください。

手順3

入力が完了すると、「ジョハリの窓」のシートの4つの窓に自動的に分類されます。
ジョハリの4つの窓とは以下の通りです。

  • 開放の窓…自分も他人も分かっている自分
  • 秘密の窓…自分は分かっているが、他人は分かっていない自分
  • 盲点の窓…自分は分かっていないが他人は分かっている自分
  • 未知の窓…誰からも知られていない自分

もし、「行動力」が開放の窓に入った場合には、自分から見ても他人から見ても「行動力がある人」になります。秘密の窓に「空気が読める」と入った場合には、自分だけはそう感じているものの、他人は気付いていないか、または自分が誤認している強みだということになります。

「向上心がある」と盲点の窓に入ったならば、自分では気付いていないものの、実は向上心があると周囲から見られているということになります。
このように、自分からみた自分と他人からみた自分のギャップが明確になります。

手順4

4つの窓の中でもっとも理解を深めたいのが「盲点の窓」に関することです。協力してもらった友人に、なぜチェックを入れたのか聞いてみてください。
盲点の窓は自分の知らない、もしくは気づいていない特徴となります。客観的に自分を知るには、盲点の窓に着目することが大切です。

例えば、自分は人前に立つような人間ではないと思っていても、盲点の窓に「リーダーシップ」が入っていたことから、リーダー役が向いていると分かるかもしれません。
また、「発想力がある」「想像力が豊か」などの項目が盲点の窓に入っていれば、クリエイティブ系の職業が向いている可能性が広がります。

④Will・Can・Must

自分自身がやりたいこと(Will)、できること(Can)、やるべきこと(Must)から、自分のキャリアを考える自己分析方法がWill・Can・Mustです。

以下の3つのポイントに分けて、思いつくままに箇条書きで書き出してみましょう。

  • Will:自分の将来像、実現したいこと、理想の生き方
  • Can:自分の強み、身につけている能力
  • Must:社会が求めていること、身につけるべき応力

それぞれのポイントで書き出した中から、自分が特に重視したい項目を1つ選びます。そして、その3つが共存できる企業・職種を考えると、自分の強みを生かして自己実現ができ、社会にも貢献できる仕事が見つかるでしょう。

⑤マインドマップ(メモリーツリー)

マインドマップは、自分が頭で考えていることを地図のように視覚化する自己分析方法です。一つのキーワードを深掘りすることで、自分では認識していない考えや視点に気付けます。

まず紙とペンを用意して、紙の真ん中に自分が深掘りしたいキーワードを一つ書きましょう。そして、そこから連想されるキーワードや関連するキーワードを次々書き足していきます。全て書き出したら、関連するキーワードを色分けしてグループ化し、今度はそのグループについて深掘りしていきます。

マインドマップのやり方やポイントはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

⑥適性診断AnalyzeU+

OfferBoxが提供している無料の「適性診断AnalyzeU+(アナライズユープラス)」は、100万人のデータを基に、全251問の質問の回答からあなたの適性を診断してくれるツールです。質問に答えるだけで、あなた自身が気づいていない強みや弱みが簡単にわかります。

あなたが就活でアピールすべき強みが28項目から分かるので、エントリーシートや面接でもきっと役立つはずです。所要時間は20〜40分ですから、さっそく診断を受けて、自己分析に活用してみましょう。

就活の際には自己分析シートを活用しよう

就職活動の中では自己分析が重要な鍵となります。自己分析ができていれば、本当にやりたい仕事と出会うことも夢ではありません。

その自己分析をする際には、今回紹介した「自分史」「ジョハリの窓」の自己分析シートをぜひ活用してください。

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