早期内定を獲得する方法を解説!早期選考を受けるメリットなども紹介

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インターンシップや早期の選考イベントが一般的になり、早期内定を目指している学生も多いのはないでしょうか。人それぞれ考えは異なりますが、できるだけ早く内定をもらうことは安心にもつながります。

早期内定をもらうには、業界ごとに異なる選考スケジュールを把握したうえで就活を進める必要があります。また、早期内定をもらうためにはどのような方法があるのかも知っておくべきです。

この記事では、早期内定の時期と通常の内定時期の違いを解説します。

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早期内定とは?

早期内定とは、一般的な内々定をもらえる時期よりも早く内定をもらうことです。

一般的に内々定が出るのは大学4年の6月頃からで、内定が出るのは10月くらいとされています。これは経団連により、就活時期のスケジュールにルールが設けられていたためです。

現在は、経団連の代表や政府関係者が参加する会議でスケジュールを決めていますが、2023年まではこれまでと同様のスケジュールで進めることが決まっています。

そのため、経団連に加盟しているかどうか、によっても内定出しのスケジュールは異なります。早期内定を目指す場合は、まずこの違いがあることを理解しておきましょう。具体的なスケジュールの違いは後述します。

早期内定について知っておきたいこと

早期内定を目指すうえで知っておくべきことを紹介します。

一般的な就活スケジュール

一般的な就活は、以下のスケジュールで進みます。

時期内容
大学3年4月~6月夏期インターンシップ情報が公開される
大学3年7〜9月夏期インターンシップ
大学3年11〜12月冬期インターンシップ情報の公開、選考
大学3年1〜2月冬期インターンシップ
企業によって採用選考や内定
会社見学や業界研究セミナー
大学3年3月経団連加盟企業の広報活動が解禁始
大学4年4月企業へのエントリーシート提出
大学4年4月後半〜面接など採用選考が本格的に始まる
大学4年6月〜内々定が出される
大学4年10月内定式
大学4年3〜4月卒業・入社

一般的な就活では、4年生の6月以降に内々定が出て10月以降に内定がもらえます。10月以降に採用通知や内定通知などが企業から届くので、内定承諾書を提出すれば労働契約は成立です。

学生の半数近くが早期内定を獲得している

約半数近くの学生が早期内定を獲得していると言われています。また早期内定を出している企業は、外資系企業、ベンチャー企業に多いと言われています。

業界区分でいうと、コンサルティング業界、IT業界、人材業界などが早期内定を出すケースが多いです。

こうした企業形態や業界による内定を出すタイミングの違いも理解しておくことが大切です。

早期内定はいつまでも保留できない

早期内定をもらったら、最後に内々定をもらった会社をすべて並べて判断したいという学生もいるかもしれませんが、内定はいつまでも保留することはできません。

どれくらいの保留できるのかみていきましょう。

早期内定の保留期間の例

大学4年5月までに出る内々定は、内々定が出揃う大学4年の6月まで待ってくれることもありますが、多くの場合、1ヶ月ほどの保留期限が設けられます。

企業によっては、1週間ほどの保留期限の場合もあります。期限を設けられたからと言って、決断を焦ることは避けましょう。自分に合った企業に入社することが就活では重要です。

「内定保留」に関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。

早期内定を辞退する場合

早期内定を辞退するなら、すぐに採用担当に連絡しましょう。以下の例文を参考にしてください。

早期内定を辞退する場合の例文

株式会社◯◯
採用ご担当者様

お世話になっております。
◯◯大学の◯◯ ◯◯です。

先日は内々定をいただき、誠にありがとうございました。

この度いただいた内定ですが、辞退させていただきたく連絡いたしました。
時間を掛けて向き合ってくださったにも関わらず、
内定を辞退することをお詫び申し上げます。

貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

——————————————–
〇〇 〇〇(名前)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
Mail:〇〇@〇〇.com
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
——————————————–

【業界別】早期内定含む内々定時期目安

ここからは、早期内定が出る時期の目安を業界ごとに紹介します。

外資系戦略コンサル:大学3年9月

外資系戦略コンサルと外資系投資銀行は、早ければ大学3年の9月から早期内定が出ます。

外資系戦略コンサルは、クライアント企業の課題を洗い出し改善策を提案する仕事です。クライアントは大手企業のほか、政府機関や教育機関などにも及びます。

外資系投資銀行は日本でいう証券会社です。企業や機関投資家を顧客とし、資金調達や金融商品売買などのアドバイス、M&Aの実行などをします。

それぞれ人気のある業界で、内定を勝ち取るのは簡単ではありません。基本的には大学3年生夏のジョブ選考通過者のみが本選考に進むことができます。乗り遅れることがないよう、早めの対策が必要です。

【選考スケジュール】

  • 大学3年5月〜:エントリ受付
  • 大学3年6〜7月:ジョブ選考
  • 大学3年7〜8月:ジョブ実施
  • 大学3年9月〜:面接・内々定

【主な外資系戦略コンサル】

  • マッキンゼー・アンド・カンパニー
  • ベイン・アンド・カンパニー
  • ボストン コンサルティング グループ
  • ATカーニー
  • PwC Strategy&
  • アーサー・ディ・リトル
  • ローランド・ベルガー
  • コーポレイト ディレクション
  • ZSアソシエイツ
  • ドリームインキュベータ

【主な外資系投資銀行】

  • ゴールドマン・サックス
  • モルガン・スタンレー
  • バンク・オブ・アメリカ
  • シティグループ
  • J.P.モルガン
  • バークレイズ
  • ドイツ銀行グループ
  • UBSグループ
  • クレディ・スイス証券
  • BNPパリバ証券

外資系総合コンサル・外資系メーカー:大学3年10月

外資系総合コンサル・外資系メーカーは、早ければ大学3年の10月から早期内定が出ます。

外資系総合コンサルは、戦略コンサルのようにクライアントの課題の改善提案だけでなく、実行まで総合的に幅広いコンサルを担う仕事です。就活の競争率も高い業界とされています。

外資メーカーは飲料・消費財・精密機械などジャンルは多岐にわたります。営業、マーケティング、財務・会計など、入社時から職種が決めて採用されることが多いです。

選考が進むのが早いため、10月にエントリーシートを提出して、10月中に内々定が出ることもあります。

【選考スケジュール】

  • 大学3年6月〜:インターンシップ受付
  • 大学3年6〜7月:インターンシップ選考
  • 大学3年6〜9月:インターンシップ実施
  • 大学3年10月〜:エントリーシート受付・本選考・内々定

【主な外資系総合コンサル】

  • アクセンチュア
  • デロイト トーマツ コンサルティング
  • PwCコンサルティング・PwCアドバイザリー
  • マーサージャパン
  • コーン・フェリー・ヘイグループ

【主な外資系メーカー】

  • ユニリーバ・ジャパン
  • コカ・コーラ
  • ネスレ
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン
  • 日本ロレアル
  • マース ジャパン リミテッド
  • レキットベンキーザー・ジャパン
  • モンデリーズ・ジャパン
  • 日本GE
  • ロクシタンジャポン
  • シック・ジャパン
  • エスティ ローダー

マスコミ・TV局:大学3年1月

マスコミ・TV局は、早ければ大学3年1月から早期内定が出ます。

マスコミは放送や新聞などの業界に分類され、特にTV局の内定時期が早いとされています。

面接を重視する企業が多いのも特徴で、5回以上の面接を通過しなければならない企業もあります。また模擬取材など、業界に特化した試験も少なくないので対策が必要です。

【選考スケジュール】

  • 大学3年6月〜:インターンシップ受付
  • 大学3年6〜7月:インターンシップ選考
  • 大学3年8〜9月:インターンシップ実施
  • 大学3年12月〜:本選考エントリー受付・選考
  • 大学4年1月〜:内々定

【主な企業】

  • フジテレビ
  • 日本テレビ
  • TBS
  • テレビ朝日
  • 朝日新聞
  • 読売新聞
  • 毎日新聞
  • 日本経済新聞
  • 共同通信
  • 集英社
  • 小学館
  • 講談社

ベンチャー・人材業界:大学3年12月

ベンチャー・人材業界は、早ければ大学3年12月から早期内定が出ます。

少し注意が必要な点は、インターンシップと本選考の境界が不明瞭な企業が一部あることです。インターンシップ参加後に、定期的に面談を重ねる企業が多いですが、評価が高い場合など、特例的にエントリーシートなどを出さずに本選考の面接が組まれるケースがあります。

ベンチャー企業は経団連に非加盟の企業が多く、早期から選考を実施して内々定を出しています。メガベンチャー・ミドルベンチャー企業になると、若いうちから広く使われているサービスに裁量権を持って携わることができることもあり、特に人気があります。

人材業界は、企業にとっても労働者にとっても重要な役割を担っています。高いコミュニケーション能力と営業力が求められる業界で、さまざまな業界の人材と関わる仕事が多いのも特徴です。

【選考スケジュール】

  • 大学3年6月〜:インターンシップ受付
  • 大学3年6〜7月:インターンシップ選考
  • 大学3年8〜9月:インターンシップ実施
  • 大学3年10〜12月:面談・面接
  • 大学3年12月〜:内々定

【主なベンチャー企業】

  • 楽天
  • DeNA
  • Yahoo
  • サイバーエージェント
  • LINE
  • メルカリ

【主な人材業界企業】

  • リクルートホールディングス
  • パーソルホールディングス
  • パソナグループ
  • アウトソーシング
  • テクノプロ・ホールディングス

広告代理店:大学4年5月

広告代理店は、インターン参加者限定で早ければ大学4年5月から早期内定が出ます。

広告代理店は、クライアント企業の代理で広告活動をおこなうのが主な仕事です。テレビや新聞、Webなどの媒体に、クライアント企業の広告を出稿し、その手数料で利益を得ます。

日系企業の中でも学生から人気が高く、内定を勝ち取るのが難しい業界の1つです。

【選考スケジュール】

  • 大学3年6月〜:インターンシップ受付
  • 大学3年6〜7月:インターンシップ選考
  • 大学3年8〜9月:インターンシップ実施
  • 大学4年3〜5月:本選考エントリー受付・選考
  • 大学4年5月〜:内々定

【主な企業】

  • 電通
  • 博報堂
  • アサツー・デイ・ケイ
  • 東急エージェンシー
  • NTTアド
  • JR西日本コミュニケーションズ
  • JR東海エージェンシー
  • 読売エージェンシー

総合商社・メーカー:大学4年6月

総合商社・メーカーは、大学4年6月に内々定が出ます。経団連のルールに則っている企業が多いので、一般的なスケジュールでの就活となります。

総合商社は資源・化学品・ICTなど、あらゆる事業を展開する商社です。このような業態は海外にはなく、日本独自の業態とされています。総合商社は国内企業の中でも就職が難しいとされる業界の1つです。

メーカーは自動車や食品などさまざな業種からなる業界なので、難易度もそれぞれで異なります。特にトヨタやホンダなど、海外でも活躍する自動車メーカーの内定取得難易度は高いです。

【選考スケジュール】

  • 大学3年6月〜:インターンシップ受付
  • 大学3年6〜翌1月:インターンシップ選考(随時)
  • 大学3年8〜翌2月:インターンシップ実施(随時)
  • 大学4年3〜5月:本選考エントリー受付・選考
  • 大学4年6月〜:内々定

【主な総合商社】

  • 三菱商事
  • 伊藤忠商事
  • 丸紅
  • 三井物産
  • 住友商事
  • 豊田通商
  • 双日

【主なメーカー】

  • トヨタ自動車
  • 本田技研工業
  • 日産自動車
  • 日立製作所
  • SONY

そのほかの経団連に所属している企業:大学4年6月

そのほか、経団連に所属している企業は、大学4年6月から内々定が出ます。

経団連には2022年時点で1,494の企業が加盟しています。経済センサス活動調査によると、2021年6月の全国の企業数は367万4000社なので、そうしてみるとほんの一部ですが、加盟しているのは大手企業が中心です。

前述したように、経団連は2020年卒まで就活スケジュールにルールを設けていました。2021年卒からルールは撤廃されていますが、経団連に所属している企業はルールに沿って就活スケジュールを進めています。

【選考スケジュール】

  • 大学3年6月〜:インターンシップ受付
  • 大学3年6月〜翌1月:インターンシップ選考(随時)
  • 大学3年8月〜翌2月:インターンシップ実施
  • 大学3年3〜大学4年5月:本選考エントリー受付・選考
  • 大学4年6月〜:内々定

【主な経団連加盟企業】

  • IHI
  • 旭化成
  • NTTドコモ
  • ANAホールディングス
  • キリンホールディングス
  • セブン&アイ・ホールディングス
  • 大成建設
  • 武田薬品工業
  • パナソニック
  • ミサワホーム
  • 横浜ゴム
  • ライオン
  • リコージャパン

早期内定を獲得する方法

続いて、早期内定を獲得する方法を紹介します。主に以下の3つの方法があります。

  • 内定直結型インターンシップに参加する
  • 早期に開催される選考イベントに参加する
  • 逆求人サイトを活用する

内定直結型インターンシップに参加する

内定直結型インターンシップに参加した学生に早期内定を出す企業は多いです。参加して早期内定をもらえれば、その後の就活にも余裕をもって取り組めるでしょう。

内定直結型インターンシップは、インターンシップ参加後に、本選考に進んでほしい学生に個別に連絡がくる事が多いです。
2025年卒から、条件を満たした内定直結型のインターンシップは公認となり、ますます増えることが予想されています。

内定直結型と謳わなくても、実質的には本選考に直結する形でインターンシップを実施している企業は多いです。「まずは情報収集」くらいの気持ちで参加したインターンシップでも選考されているケースはあるので、必ず事前準備をして手を抜くことなく参加しましょう。

早期に開催される選考イベントに参加する

GD会や座談会、合同説明会など早期に開催される選考イベントへの参加も、早期内定につなげられます。

GD会は、グループディスカッションの様子を見た採用担当からスカウトをもらえるイベントです。多くの企業が参加しているので、自分を評価してくれた企業からの早期内定の獲得が期待できます。

会社説明会などの後におこなわれる座談会や、合同会社説明会などは企業の社員と学生が直接会話できるイベントです。座談会形式でも、優れた質問をする学生や積極性のある学生は本選考に呼ばれることがあるので、積極的な姿勢で臨みましょう。

逆求人サービスを活用する

逆求人サービスを活用する方法もおすすめです。

逆求人サービスとは、学生から興味をもった企業に応募するのではなく、自分のプロフィールに興味をもった企業からのオファーがもらえるサービスです。

中でも、おすすめはOfferBox(オファーボックス)です。
OfferBoxでは、企業側が送信できるオファーの数に制限を設けているため、企業はプロフィールをよく読んだうえでオファーを送信します。
そのため、自分合った企業からオファーをもらい、早期内定につながる可能性も高くなっています。

早期内定を目指すメリット

早期内定を目指すことには、以下のようなメリットがあります。

  • 企業を見る目を養える
  • 選考の経験を積める
  • 自分の課題に気付いて対策できる
  • 企業を選ぶ基準ができる
  • 内定者インターンシップに参加できる

それぞれ紹介します。

企業を見る目を養える

早期内定を目指す場合は、早い段階から就活の準備を始めることになります。早い段階からさまざまな企業に触れることで、企業を見る目を養えることは早期内定を目指すメリットの1つです。

自分に合いそうか、この業界でやっていけるのかなど入社後をイメージできれば入社後のミスマッチ防げます。また、多くの社会人と早い段階で接することで、社会人としてのマナーや心構え、コミュニケーションを身につけることができます。

選考の経験を積める

ほかの学生よりも早く就活を始めるので、選考の経験を多く積めることもメリットです。
社会人と多く話していても、やはり選考の場となると緊張してしまうものです。慣れるまでには時間がかかるかもしれませんが、場数を踏むことでしか慣れることはできません。

インターンシップのときから、Webテストや筆記試験、面接試験などを重ねることで、本選考の時期には十分に慣れた状態で選考に臨むことができるでしょう。

自分の課題に気付いて対策できる

早期選考で失敗しておけば、自分の課題に早く気づくことができます。これも、早期選考にチャレンジした学生にしか得られないメリットです。

自分がなぜ不採用になったのか課題を早い段階で把握できるため、次の選考に活かすことができます。早い段階から選考を受けて、自分を磨いていきましょう。

企業を選ぶ基準ができる

早期内定を獲得すれば、企業を比較する対象できます。それにより、就職する企業を選ぶ基準ができ、よりスキルや経験が活かせる自分に合った企業を選べるようになります。

しかし内々定をダラダラ保持したままにすることは、その企業を志望するほかの学生の選考機会を奪うことに繋がります。入社意思の薄い内々定は保留せずに、できるだけ早めに辞退するようにしましょう。

内定者インターンシップに参加できる

内定者インターンシップとは企業によりますが、内々定から大学卒業までおこなわれるインターンシップです。

早い段階から職場の雰囲気や業務に触れることができるので、入社する同期に差をつけることができます。また、社員と接点がもてるので入社後の人間関係をイメージし、上司や先輩社員とうまくやっていけるかなどの判断材料も得られます。

早期内定を目指すデメリット

早期内定を目指すことはメリットだけではありません。以下などのデメリットもあるので確認しておきましょう。

  • 自分が成長する前に落選してしまう可能性がある
  • 優秀な学生と競うことになりやすい
  • オワハラを受ける可能性がある

自分が成長する前に落選してしまう可能性がある

就活により成長する学生は多いですが、早期内定を目指し早めに就活を始めると、成長する前の段階で志望企業の選考に落ちてしまう可能性もあります。

基本的に本選考を受けられるチャンスは1回なので、第一志望の企業は、就活で成長し十分な選考対策を取った状態で受験したいものです。しかし、本命企業からの早期内定を目指し、選考対策が十分でない状態で受けてしまうと落選のリスクも高いです。

ただ、なかには一度落ちても再度志願して内定を獲得できたケースもあるので、早い段階での落選ですべてを諦める必要はありません。どうしても諦められない場合は、ほかの企業を見たり、自分の課題を克服したりしたうえで、採用担当に相談してみましょう。

優秀な学生と競うことになりやすい

早期選考を受ける際は、同時期に優秀な学生が選考を受けている可能性が高くなります。選考でそれらの優秀な学生と競うことになることはデメリットです。

採用基準を満たす学生には全員に内々定を出す企業もありますが、基本的には、企業はその年の採用枠を決めています。同時に出せる内々定の数にも限りがあります。採用枠が埋まってしまうリスクも考えると、早めに選考にチャレンジすることをおすすめします。

オワハラを受ける可能性がある

早期内定をもらうと、いわゆるオワハラを受ける可能性もあります。オワハラとは「就活終われハラスメント」といわれる、企業が内々定を出す見返りとしてほかの企業の選考を受けないように強要するハラスメントです。

オワハラには法的拘束力がないことがほとんどですが、無視し続けるのは入社するにしてもしないにしても、好ましくありません。オワハラと感じる発言を受けた場合は、入社するか内々定を辞退するかを早めに決めて、連絡しましょう。

OfferBoxを利用して早期内定を獲得しよう

改めてになりますが、新卒オファー型就活サイト「OfferBox」を利用することで、早期内定を獲得できるチャンスが広がります。

プロフィールを80%以上充実させた学生のオファー受信率93.6%となっており(※)、プロフィールを充実させることができれば、高確率でオファーをもらうことができます。

オファーがもらえるだけでなく、プロフィール閲覧数やオファー状況を見て、自分のプロフィールを見直すことができます。自分の自己PRやガクチカを磨いて、自分の魅力を十分に伝えられるようにしましょう。

※) 2020年卒実績(2019年5月時点)

まとめ

以上、早期内定の概要と業界ごとの就活スケジュール、早期内定のメリット・デメリットなどを解説しました。

早期内定とは、大学4年の6月以前に内々定・内定をもらうことです。ただ、業界によって選考スケージュールが異なるため、早期内定のタイミングも同様に異なります。

自分が目指す業界や企業から早期内定をもらうためにも、就活スケジュールを把握したうえで準備を進めましょう。

結果的に早期内定がもらえなくても、都度対策をすることで内定をもらえる可能性を高めることができます。最終的に、自分に合った志望企業から内定がもらうためにも、早期から就活に取り組んでみましょう。