就活における「内定」という言葉の重さと内定保留をするときの注意点

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皆さん、就活の進捗はいかがでしょうか?
人によっては、夏前までの内定獲得を目指して適性検査対策や自己分析などの事前準備や、企業へのエントリーを進めているかと思います。

この記事のタイトルを見て、「内定後のことを考えるのはまだ早い」と思う学生さんもいるかもしれません。
しかし、「常に一手先のことを考えて行動すること」は就活だけでなく、今後の社会人生活で必要になってくるスキルです。
就活コラムでも「早いうちからの事前準備の重要性」については、何度も紹介してきました。

 

そこで今回は、就活中の学生さんにも知っておいてもらいたい「内定」という言葉の重さについて、そして「どうしても内定保留をしたい」という場合にするべきことを紹介します。

 

闇雲に就活して内定を獲得するという考えは捨てよう

闇雲 就活 イメージ
学生さんの中には「とりあえずどこかで内定もらえたらそれでいいかな…」と考えている人もいるかもしれません。
しかし、それでは「ミスマッチ」が起こり、早期退職に繋がってしまう可能性が高まります。
「ミスマッチ」とは、自分がやりたいことが曖昧なまま入社を決めてしまったり、十分な企業研究を行わずに就活を終えてしまい、入社後に「思ってたのと違うかも…」となってしまうことです。

 

企業側は「ミスマッチ」を避け、将来的に自社で活躍してくれる学生と出会うために選考を行っています。
そのため、学生側も「とりあえず就活してどこかに内定取れたらいいか」という考えではなく、最善な選択ができるように就活を行うことが、将来の自分のためにとっても必要不可欠なのです。

 

「内定コレクター」は絶対にNG!結局行けるのは1社だけ!

「〇社内定獲得できました!」というのを、さも良い事であるかのようにいう人がいます。
しかしそれは、企業がその他学生と出会える機会を奪ってしまう可能性があるだけでなく、企業が選考にかけた時間も無駄になってしまいます。
入社意欲が低い企業の内定を獲得する必要はありません。
自己分析や企業研究を通して、自分が本当に行きたいと思える企業を見つけるようにしましょう。

 

選考中の企業に対して入社意欲がなければ早めに選考辞退するのが吉

もし、入社意欲の低い企業であるならば、早めに選考辞退するのがいいでしょう。
有限な時間を本当に行きたい企業の選考準備に充てることが出来るだけでなく、もしも内定を得た際に不必要な気を遣わずに済みます。
そのためにも、定期的に選考を進めている企業に対する自分の中での入社意欲の高さを確認しておくようにしましょう。

どうしても内定を一時保留したい場合にすべきこと

内定保留 疑う イメージ 
「本当に自分が行きたいと思える企業へ入社したい!」といっても、1社のみエントリーするのは、不安に感じてしまいますよね。
そもそも、採用担当者は学生が自社だけではなく、複数社の選考を並行して受けていることを理解しており、内定保留となる可能性があることも十分に考慮しています。
では、「内定に関する返答を少し待って欲しい」という場合、どのようにすればいいのでしょうか。
ここからは、「どうしても内定を一時保留したい場合」にすべきことについて、詳しく解説していきます。

 

【1】自己判断で内定保留を決めず、採用担当者に必ず連絡する

当然のことながら、何の連絡もなく内定を保留しておくことはできません。
まずは、内定を保留したいという事を、採用担当者に必ず連絡しましょう。
連絡手段は電話の方が良いです。
電話の後、確認の意味も込めてメールするのがオススメです。

 

内定保留を希望する理由は出来る限り正直に伝える

内定保留を希望する時、理由についてはどのように伝えるのがいいのでしょうか。
「今後も就活を続けたい」という場合の注意点として「第一志望が…」という言葉は使わない方が良いでしょう。
第一志望が他にあるとなると、「じゃあうちは滑り止めなの?」と、不信感を与える原因にもなってしまいます。

例えば、「内定をいただき本当にありがとうございます。現在、他社の選考も進んでおり、悔いが残らない形で就活を終えたいと考えています。大変申し訳ございませんが、内定承諾まで少しお時間を頂戴することはできませんか?」と伝えることが良いでしょう。

 

企業側にも「採用スケジュール」があるので、いつまでも待ってもらえるわけではない

ただ、企業側も事前に作成した「採用スケジュール」に基づき、採用を行っています。
そのため、「気が済むまで就活を続けていいですよ」という企業は多くありません。

自分の中で「この日までには返答を行う」という期日を定めたうえで、相談するようにしましょう。
また、連絡のタイミングは、内定に関する連絡が来た日のうちにするのが最低限のマナーです。
連絡が遅くなったうえに内定を保留したいとなると、相手からの心象もあまり良くありません。

「企業側も内定保留が起こることを考慮している」とも言いましたが、相手の立場もしっかりと理解したうえで、どうするのかを考えるようにしましょう。

 

【2】改めて内定企業・その他選考を進めている企業の企業研究をして、自分にとって最善の選択ができるようにする

「内定保留をして就活を継続する」場合、内定企業と選考が残っている企業の企業研究は再度行うようにしましょう。
選考途中の企業をリストアップして、比較するのもオススメです。
選考中に改めて感じたことや、採用担当者の雰囲気など、選考が進んでいくにつれて見えてくるものもあるので、情報整理の意味もこめて、再度企業研究をするのがオススメです。

自己分析をもっと深堀りしていくのもオススメ

他企業と比較する上で、より深い自己分析をしておくのもオススメです。
表面的な自己分析では、比較的短期間で考えが変わってしまうことがよくあります。

そのため、「本当の自分」を探すための深い自己分析は欠かせません。
もし、内定後にも迷いがある場合には、自己分析をもっと掘り下げてみるのも良いでしょう。

 

まとめ:自己判断での内定保留はNG!「内定」は軽く考えていいものではない

今回、就活における「内定の重さ」と、「内定保留をするときの注意点」について解説しました。
皆さんは、無計画な内定コレクターになってしまわないよう、企業研究と自己分析をしっかりと行い、「本当に自分が働きたいと思える会社」へ入社を決めることができるようにしてくださいね。
また、内定保留をするときの注意点として、以下の点には特に気を付けるようにしましょう。

 

  • 自分で勝手に判断せず、採用担当者に連絡する
  • 再度企業研究や自己分析をして「自分が本当に行きたい会社なのか」を考える

 

社会人になると、「報告・連絡・相談」という3つの行動は、必ず求められます。
ですので、自己判断での行動は避けるようにしましょう。
また、採用担当者と相談をした上で内定保留が出来たとしても、再度企業研究や自己分析を行うようにしましょう。

「そこまでやる必要があるのか」と疑問に思う学生さんもいるかもしれません。
就活はスタート。そのあとの社会人人生はとても長いのです。
将来の自分のためにも、しっかり自分と向き合って、満足の行く就活にしましょう!