留学と就活がかぶる場合はどうする?両立するためのスケジュールや対策を解説

  • LINEで送る
留学と就活がかぶる場合はどうする?両立するためのスケジュールや対策を解説

「留学中に就活ができるの?」「就活に留学経験は本当に活かせるの?」と、悩む学生もいるでしょう。留学と就活は、スケジュールの組み方や対策次第で、その両方を成功させることが可能です。

本記事では、留学と就活がかぶる場合の考え方やスケジュール管理のポイント、さらに留学経験を就活でどうアピールすれば良いのかまで、具体的に解説していきます。これから留学と就活を控えている大学生の方は、ぜひ参考にしてみてください。

OfferBoxは、就活生の約24万人(※1)に利用されていて、企業担当者からオファーが届く新卒逆求人サービスです。
書類選考なしの状態から選考をスタートでき、効率的に就活を進められます。留学と就活を同時並行で行う場合や、オンラインで就活を進めたい場合などに役立ちます。
累計登録企業数も約20,423社(※2)と豊富なため、ぜひ活用してみてください。

AnalyzeU

(※1) OfferBox 2024年卒利用実績データより
(※2)当社アカウントを開設した累計企業数で、直近で利用していない企業含む(2025年4月時点)

留学と就活がかぶる場合でも問題ない

海外留学中に就活を進めるのは、不利とされていた時代もありましたが、今ではその状況が大きく変わっています。オンラインで就活サイトを利用して企業情報を入手でき、説明会や選考もオンラインで開催されるケースもあるので、海外からでも国内とほぼ同じ条件で就活に参加できるようになりました。

また、夏インターンの拡充や通年採用・留学生向けの採用ルートも整備され、両立しやすい環境が整いつつあります。さらに、就活エージェントを活用すればエントリーシート添削や面接練習などの支援も受けられ、不安も軽減できるでしょう。

ただし、留学と就活を両立させるには、あらかじめスケジュールを立て、情報収集や準備を早めに進めることが成功のカギとなります。

>>【無料】「OfferBox」なら留学中でも就活を進められる

留学は就活に不利?それとも有利?

結論からいうと、留学は就活において意味があると言えます。グローバル化が進む中、多くの企業が異文化理解や語学力、柔軟な思考力を備えた人材を求めており、留学経験は高く評価される傾向にあります。

ただし「留学した」という事実だけでは、アピールとして不十分です。大切なのは、留学で何を学び、どう成長したかを具体的に伝えることです。

目的意識を持ち、自分なりの学びを得た経験こそが、就活において他の学生と差別化できるポイントとなります。留学は、就活を有利に進める大きな武器になり得るでしょう。

留学と就活の両方を行う場合のスケジュール例

留学と就活の両方を行う場合は、スケジュールを立てて計画的に実行するのが重要です。以下では、学年ごとにスケジュール例を紹介するので、自分の留学時期に合わせてチェックしてみてください。

  • 大学2年生の春・秋から留学して就活する場合
  • 大学3年生の春・秋から留学して就活する場合
  • 大学4年生の春・秋から留学して就活する場合

大学2年生の春・秋から留学して就活する場合

大学2年生の春または秋から長期留学をする場合、スケジュールを工夫すれば就活との両立は十分可能です。

春に出発する場合、1年以内の留学であれば、大学3年生の夏実施のサマーインターンに間に合う見込みになります。一方、秋に出発する場合は、半年〜8ヶ月ほどの期間で計画し、大学3年生の5月頃までに帰国するのが理想です。

このタイミングであれば、就活の準備やインターンの応募にも支障なく対応できます。ただし、インターンの募集は早期に始まるため、留学中でも情報収集を怠らず、帰国後すぐに動けるよう事前準備を進めておくといいでしょう。

大学3年生の春・秋から留学して就活する場合

大学3年生の春または秋から留学する場合は、就職活動が本格的にスタートする3月に帰国できるようにスケジュールを組むのがおすすめです。

春出発ならサマーインターンには間に合いませんが、10ヶ月程度の留学であれば本選考には間に合います。この場合、留学中に企業研究や自己分析を進めておくといいでしょう。

他にも、オファー型就活サイトはプロフィールを登録しておくだけで、あなたに興味を持った企業から声をかけてもらえる可能性があるので、海外にいながらでも効率的に就活を進めることができるのでおすすめです。

>>OfferBoxなら留学中でも効率的に就活を進められる

秋出発なら出発前にサマーインターンに参加できますが、留学期間によっては一部企業の選考に間に合わない可能性もあります。秋出発の場合は、志望企業のスケジュールを事前に確認することが大切です。

大学4年生の春・秋から留学して就活する場合

大学4年生から留学をする場合は、大きく分けて2つのスケジュールが考えられます。

  1. 留学前に就活を終えて内定を得る
  2. 大学4年生では就活をせずに留学に集中し、帰国後に就活を行う

1つ目は、留学前に就活を終えて内定を得る方法です。このケースでは、選考で留学経験を直接アピールできませんが「内定後も成長を続ける姿勢」として評価されることがあります。

2つ目は、大学4年生では就活をせずに留学に集中し、帰国後に就活を行うパターンです。卒業後の就活は既卒扱いになることが多いものの、卒業後3年以内であれば新卒として応募できる企業もあるので、十分チャンスはあるでしょう。

>>【無料】「OfferBox」に登録して効率的に就活を進める

留学が就活にもたらすメリット・デメリット

留学は就活にとって意味があり、メリットを受けられる可能性があります。一方で、デメリットもあるため、両方をきちんと理解しておきましょう。

大学2年生から留学するメリット・デメリット

大学2年生から留学する場合のメリット・デメリットは、以下のとおりです。

<メリット>

  • 留学期間が就活時期と重ならず、焦らず海外生活を楽しめる
  • 留年せず4年で卒業しやすい
  • 「新卒」かつ「留学経験者」として就活に臨める

<デメリット>

  • 希望のゼミに入れない可能性がある
  • 留学先で専門的な授業の履修が難しい場合がある

とくにゼミ選考は、事前に教授と連絡を取るといった準備をすれば回避できる場合もあります。こうした点を踏まえ、計画的に留学と就活を両立させましょう。

大学3年生から留学するメリット・デメリット

大学3年生から留学する場合のメリット・デメリットは、以下のとおりです。

<メリット>

  • 希望のゼミに入ってから留学できる
  • 基礎・専門科目を終えてから留学できるため、専門的な授業を履修しやすい
  • 留学後のインターンや資格取得など時間を有効活用できる

<デメリット>

  • 留学先の試験期間と就活解禁時期が重なり、勉強と就活の両立が難しい
  • 留学先の単位が希望科目に認められない場合がある
  • 国内選考に間に合わない企業がある
  • 留年する場合は学費が増える

留年を伴うパターンもあるため、その場合は学費や卒業時期の遅れが負担になります。単位認定の問題や就活スケジュールと留学期間の調整など、留学前にしっかり準備しておくことが、充実した留学生活とスムーズな就活の両立につながるでしょう。

大学4年生から留学するメリット・デメリット

大学4年生から留学する場合のメリット・デメリットは、以下のとおりです。

<メリット>

  • 基礎・専門科目をほぼ修了できる
  • 留学先で専門的な授業をしっかり履修でき、学びの質が高まる
  • 就活を強く意識した計画的な留学生活を送りやすい

<デメリット>

  • 留年する場合は学費が増える
  • 同期とは異なる時期に卒業することになる
  • 留年した時点で留学と就活の両立が必須となるため、スケジュール調整が難しい
  • 面接で早めの留学をしなかった理由を問われることがある

大学4年生からの留学でも、目的意識を明確に持って留学経験をしっかり説明できれば、面接でマイナス評価になることは少ないです。しっかり準備をし、留学の成果をアピールすることで、就活にも十分に活かせるでしょう。

>>【無料】「OfferBox」で留学経験を活かせる企業に出会う

留学しながら就活するための4つの対策

留学しながら就活も行うためには、以下4つのような対策をしておくことが大切です。

  • 留学中はオンラインで就活を進める
  • 現地のインターンに参加する
  • 通年採用の企業を中心に選考を受ける
  • オファー型就活サイトや就活エージェントに頼る

留学中はオンラインで就活を進める

留学中でもオンラインを活用すれば、就活は十分に進められます。現在は多くの企業がWeb説明会やオンライン面接を実施しており、インターネットを通じた情報収集や選考への参加が可能です。

とくに留学中の日本人学生向けに海外で開催される就活イベントもあるため、時期や地域を調べて積極的に参加するといいでしょう。オンライン就活をスムーズに進めるためには、安定したインターネット環境の確保や、スーツなどの面接用の服装、履歴書の準備が重要です。

事前に必要な機器や環境をチェックし、万全の態勢で臨みましょう。

現地のインターンに参加する

現地のインターンに参加することは、留学中の貴重な経験となります。異文化の職場で働くことで、柔軟な対応力やコミュニケーション能力が身につき、国際的なビジネス環境で求められるスキルを磨けます。

また、インターン先で高い評価を得られれば、そのまま就職のチャンスにつながることもあるでしょう。

こうした実務経験は帰国後の就活で大きな強みとなり、グローバルな視点や異文化理解をアピールするうえで、他の就活生との差別化要素となるでしょう。留学を活かしたキャリア形成のため、積極的な参加が推奨されます。

通年採用の企業を中心に選考を受ける

大学3年生以降に留学する場合、就活とスケジュールが重なることが多く、応募期間が終了している企業も少なくありません。そこで、通年採用を実施している企業を中心に幅広く選考を受けるのが効果的です。

通年採用の企業は留学後のタイミングでも応募が可能なため、チャンスを逃さずにエントリーできます。ただし、応募できる企業の数は限られるため、柔軟に選択肢を広げる心構えが必要です。

また、場合によっては翌年の就活も視野に入れ、留学での成長をしっかりアピールできる準備をしておきましょう。

オファー型就活サイトや就活エージェントに頼る

留学と並行して就活を進めるのが難しいと感じたら、就活エージェントや就活サイトを活用するのがおすすめです。

エージェントサービスでは、就活のプロが個別にサポートしてくれるため、留学中の不安や疑問にも的確に対応してくれます。とくに、スケジュール調整やエントリーシート添削、模擬面接など、細かな準備もサポートしてもらえるのが大きな強みです。

さらに、OfferBoxのようなオファー 型の就活サイトを利用すれば、自分から企業を探さなくても、あなたの留学経験に魅力を感じた企業からスカウトが届く可能性があります。オファーをもらうことで、企業に刺さる留学時のエピソードを知れたり、一部選考が免除されることもあるため、留学中の限られた時間の中でも効率よくチャンスをつかむ手段として、積極的に活用してみてください。

AnalyzeU

留学経験を就活でアピールする3つのポイント

留学をしたら、きちんと就活でアピールする必要があります。留学経験を最大限に活かすために、以下3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 留学した目的を伝える
  • 留学で成長した部分を伝える
  • 留学で学んだことをどのように活かすかを伝える

また、留学経験のアピール方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。例文も記載しているので、ぜひあわせてご覧ください。

留学した目的を伝える

就活で留学経験を効果的に伝えるためには「なぜその留学を選んだのか」という目的を明確に話すことが重要です。

たとえば「語学力を磨きたい」「異文化環境で自分を試したい」など、自分の意思で挑戦を決めた動機を具体的に伝えましょう。「周囲が行っていたから」のような受け身な理由ではなく、自発的な判断だったことを強調するのがポイントです。

留学前にどのような準備や努力をしたのかにも触れると、目的意識の高さや行動力を伝えられて、説得力が増します。

留学で成長した部分を伝える

就活で留学経験を語る際は「何を学び、どう成長したか」を具体的に伝えることが大切です。単に語学力の向上を挙げるのではなく、異文化の中で直面した困難や戸惑い、そこから何を学び、どう行動を変えたかといったエピソードを交えて話しましょう。

たとえば、現地の学生との意見の違いを乗り越える中で培った柔軟な思考力や、自分の考えを伝えるために工夫した経験などは、留学ならではの貴重な学びです。こうした具体的な成長の実感を伝えることで、他の就活生との差別化につながります。

留学で学んだことをどのように活かすかを伝える

就活では、、留学で得た学びを業務にどう活かせるかを明確に伝えることが重要です。たとえば、異文化の中で磨いた柔軟な対応力や、自分の考えを相手に伝える力は、複数人のチームで働く際に役立ちます。

また、語学力や積極性なども、海外展開を進める企業では強みとなります。ただし、企業の業務内容や求める人物像と結び付けて話すことが前提です。抽象的ではなく、実際の業務シーンを想定してアピールしましょう。

>>【無料】「OfferBox」で留学経験を活かせる企業に出会う

まとめ

留学と就活が重なることに不安を感じることもありますが、実際には対策を講じることで両立は十分に可能です。スケジュール管理や情報収集を早めに行い、オンライン選考や通年採用を活用することで、海外にいながらでも就活を進められます。

また、留学で得た経験は、自己成長や柔軟性、異文化理解といった点で就活でも大きな強みになります。留学と就活をうまく両立させたい方は、オファー型就活サービス「OfferBox」の活用もおすすめです。

あなたの留学経験や強みを魅力的に思った企業からオファーをもらえる可能性があり、選考が一部免除になるなど、忙しい中でも、就活を効率的に進めることができます。

AnalyzeU


アプリで、
オファーを見逃さない

OfferBoxアプリなら、企業からのオファー受信を通知でお知らせ!また、プロフィール入力や適性診断もスマホから気軽に行えます。