6月1日、2020年卒学生の面接が解禁となり、新卒採用市場はいよいよ大詰めを迎えます。2020年卒の学生は、令和初の新卒社員。昭和から平成、そして令和へ元号は移ろい、社会の情勢や経済状況も変わるなか、就活の方法も多様化しています。
 
平成の頃は就職ナビにくわえてインターンシップやOB訪問、ダイレクトリクルーティングなど、さまざまな出会いの場が登場しました。また、度重なる就活スケジュールの変更や採用活動が早期化した影響により、学生は企業の採用活動時期を把握しにくくなりました。
 
そこでOfferBoxは、学生が自分の意思で判断し、効率よく就活を進められるよう、OfferBoxのデータを公開することに決めました。
 
■オファーが送られる時期は6月がピーク

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今回実施した調査では、オファーが送られている時期も公開されました。2019年5月のオファー流通量は87,640通、4月-5月の伸長率は113%。前年比で-10ポイントとやや鈍化したように見えますが、大型連休による影響と考えられます。
 
日単位のオファー流通量で比較すると前年2,614通に対して今年は4,613通。前年比で176%(前年比+3ポイント)となっています。
 
ディスコの調査によると、2019年5月末時点で内定率は71.1%。内定を保有していながらも就職先を決めかねている学生の53.3%は、その理由を「本命企業が選考中のため」と回答しています。
 
6月はさらに内定出しが加速する時期です。内定辞退をおこなう学生も増加するため、採用数を補填するための追加募集をおこなう企業も増えると見込めます。この傾向は、例年と変わりません。昨年のオファー流通量のピークが6月となっていることから、今年も同様のオファー増加が見込めます。
 
また、今回の調査では時期別のオファー流通量の他にも、プロフィール入力率別の平均オファー受信数、登録企業の事業規模別分布などを公開しております。
 
データの詳細をご覧になる場合は以下のボタンをクリックしてください。
 


2019年6月7日公開 | プレスリリース