就活でストレス耐性を重視される理由【就活生必読】

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月間10万人が読む就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マン@shukatu_manと申します。
オファーボックスさんに寄稿するのは、今回で3回目となりました。

そんな3回目は、僕のブログでも公開していない「ストレス耐性」に関する内容です。

企業側の立場に立って考えると、すぐに辞める人材は欲しくない。大損害になってしまいますからね。
そこで当然、「すぐに辞めない人材=ストレス耐性の高い人材」を求めるわけです。

今回は就活生が押さえるべき、就活でのストレス耐性の重要性やアピール方法を解説します。
これを読めば「ストレス耐性がない!」と判断されるリスクを下げることができるので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

1章 就活におけるストレス耐性の重要性

就活においてストレス耐性をアピールすることはめちゃくちゃ重要です。

なぜか?

それは1人の新卒を採用するにあたって、約50〜70万円のコストをかけているから。
更に戦力にするまで、約1年〜3年の教育を必要としますよね。
その教育にかかる上司の給料など含めると、1人の新卒を育てるのに数百万円のコストがかかるのです。

ここで社長の立場に立ってみてください。
数百万円かけて育てた人材が、辞めてしまったらどうでしょうか?

ポケモンを例にしますか。(分からない人はごめんなさいね!)
数十時間かけて育てたピカチュウが、レベル80になったあたりで他のプレイヤーのところに去ってしまったらどうでしょうか?
「お、おい!俺の育てたピカチュウだぞ!!」
と、こんな感じで発狂してしまってもおかしくありません。
要するに、企業は新卒を育てるために多大なコストをかけているのです。

しかし、実際のところ3年後の離職率は約30%もある。
3匹のピカチュウを育てたら、1匹は途中で逃げてしまうイメージです。

あなたが社長なら、逃げてしまう確率を1%でも下げたいと思いますよね。

 

ストレス耐性が高い人材は辞めにくいと判断できる

では、辞めない人材をどう判断すれば良いのでしょうか?
その基準の1つとなるのが「ストレス耐性」です。
ストレスに弱い人は、何か1つでも嫌なことがあればすぐに辞めそうですよね?

逆にストレスに強い人なら、何かあっても粘り強く続けてくれそうです。
更には、ストレス耐性が高いと鬱などの心的疾患にもなりにくい。

企業側としては、社員が鬱になってしまったら責任を取る必要が生じます。
過去には以下のような判決が下っています。

休職を認める判断が遅れ、それがうつ病の悪化に繋がったとして会社側に約150万円の支払いが命じられた(名古屋地方裁判所平成20年10月30日判決)

その社員を育てたコストに加えて、追加でのコストがかかるリスクもあるのです。
更には企業の信用まで傷つく可能性さえある。

これまで解説したことを考えると、企業側が辞めにくい人材を求める理由がわかりますよね。

「就活ではストレス耐性が重要」だと言われたら、「そうなんだ」で終わるのではなく、ぜひこのように「なぜ」と深堀りして考えてください。

面接官や社長の立場で考えられる就活生はマジで強いです。
ちなみにこうして理由を深堀りする習慣は、就活だけでなく今後もずっと使えますよ!

 

2章 企業は就活生のストレス耐性をどのように測っているのか?

それでは就活におけるストレス耐性の重要性を把握したところで、企業側はどのようにストレス耐性を測っているのかチェックしていきましょう。

①性格検査

まず一番代表的なのが、性格検査です。
適性検査内の性格検査にて、ストレス耐性の高さをデータとして見ることができます。

ここで注意点ですが、性格検査は正直に受けましょう。
「性格検査の対策方法」などが就活本で書かれていることがありますが、あれは最悪ですね。
性格で嘘をついてしまうと、入社後のミスマッチに繋がる可能性が高い。
そもそも就活の成功は、どこでも良いから内定を獲得することではなく、「自分と合った企業に入社して将来幸せになること」ですよね。

性格検査においてストレス耐性が低いと判断され、それを見て不採用とされたのなら仕方ない。その企業は合わなかったのだと割り切ることが非常に重要です。

 

②面接での対応

次に面接の対応でもストレス耐性を見られます。
僕は面接をする上で、堂々とした態度でのぞむべきだとよく話します。

猫背だったり、オドオドしていたり、声が小さいと自信がないと判断される。
自信がない人に対して「ストレス耐性が高そう」だとは感じませんよね。

あなたの知り合いにも、堂々としてて余裕がある人がいませんか?
そんな人に対して「ストレスなさそうだな」と感じませんか?

このように面接での堂々とした態度は非常に重要ですし、面接を通してストレス耐性を測る人事は非常に多いです。

 

③「挫折経験」「失敗体験」などの質問

次に「人生で最も挫折した経験は何ですか?」や「これまで一番の失敗は何でしょうか?」といった質問を通してもストレス耐性を判断しようとします。

この質問へのポイントは、「挫折経験の大きさ」ではありません。
挫折経験の大きさは操作不可能ですからね。
ポイントは「その挫折をどう乗り越えたのか?」という”ストレスの乗り越え方”にあります。

これは就活でよくされる質問なので、どう乗り越えたのかをしっかりと明確化しておきましょう。そうすれば突然聞かれても答えることができますからね。

 

④圧迫面接

そして最後に、ストレス耐性を測る上で代表的なのが「圧迫面接」ですよね。
面接官がわざと威圧的な態度をしてきたり、激しく詰める面接を指します。
圧迫面接をする意図は、まさにストレス耐性を測るためなのですが、僕は圧迫面接をしてくる企業が大嫌いですね。

そもそも「圧迫面接をしてストレス耐性を測らなければいけないほど職場環境が悪いのか?」と僕は考えてしまいます。
それと単純に、就活生に対しての愛が足りない企業だなとも思うんですよ。

就活生は、慣れない就活を通して心理的に不安な状態にある。
それを考慮せずに、自社の利益を優先して圧迫面接で就活生のメンタルを潰しにいく企業に就活生への愛を感じませんよね。
就活生の立場に立って考えられないような企業が、消費者の立場に立って良い商品を提供できるのか疑問です。

僕は圧迫面接に対して、このような立場を貫いていますが皆さんはどうでしょう?
このように自分の軸を持つことも重要です。
「とにかく内定を獲得しなきゃ」とゴールの設定を「内定の獲得」にしてしまうと、自分の幸せを置き去りにしてしまうかもしれませんよ。

 

3章 就活生はどうストレス耐性をアピールすれば良いのか?

性格検査では嘘をついてはいけない。
圧迫面接をされたら、そんな企業に入社したいと思わない。
それでは一体、就活生はどうストレス耐性をアピールすれば良いのでしょうか?

就活生ができることはシンプルに2つです。

・面接で堂々とした態度でのぞむ
・ストレス耐性の高さを強みとしてアピールする

 

面接で堂々とした態度でのぞむ

まず先にも少し話したとおり、面接では堂々とした態度でのぞみましょう。
特に意識して欲しいポイントは以下の5点です。

・猫背にならない
・声が小さくならないようにする
・ハキハキと話す
・前髪が目にかからないようにする
・「えっと、、、」「あのぉ、、、」などと困り過ぎない
(分からなかったり、思いつかない質問ははっきりと「すぐに思いつきません。すみません!」とはっきり言った方が良い)

 

一次面接で落ちる人の特徴として、これらは代表的な減点ポイントです。
特に一次面接では、若手の社員が面接官として、第一印象や基本的な受け答えができるのかといった「足切り」の要素があるんですよね。
そこで自信のないような態度を取ってしまうと、ストレス耐性の低さを含めて、足切りされる可能性が非常に高まります。

よって、ストレス耐性の高さを示すこと含め、必ず上記の5点を少しでも意識してください。それだけで一次面接の通過率が抜群に上がりますからね!

 

ストレス耐性の高さを強みとしてアピールする

次に、こちらからストレス耐性の高さを強みとしてアピールすることもできます。
しかしこれは「本当にストレス耐性が高いことが強みである人」のみおこなってください。

何度も言いますが、就活において嘘をつくことはNGです。
入社後のミスマッチに繋がるだけですから。

結婚も全く同じですよね。
自分の性格を最初だけ偽って結婚したとしましょう。
しかし自分の性格は必ず後で表に出てきます。メッキが必ず剥がれるように、本当の性格が表に出てきます。
その時に「性格が変わった!」と言われて、離婚することになってしまう。
それでは結婚する意味がありません。

「結婚すること」を目的にしてしまうと、本当の目的である「幸せになること」が達成できなくなってしまうということを覚えておいてください。

では、就活において嘘をついてはいけないことを把握した上で、どうストレス耐性の高さをアピールすれば良いのか?
具体的には「長所」や「自己PR」でストレス耐性の高さを武器にします。

長所ならシンプルに「私の強みはストレス耐性の高さです。」と伝えつつ、「ストレス耐性の高さによってこれまでどんなメリットがあったのか?」といったことを伝えましょう。
自己PRならば、「ストレス耐性が高いことで、御社にどんなメリットを与えられるのか」をとことん考えてアピールすれば良いですよね。

最初に話したとおり、企業にとってストレス耐性が高いことは魅力的です。

よって強みや自己PRとしてアピールするにはぴったりだと言えますよ。

 

4章 ストレス耐性を過剰に測ってくる企業は要注意

この記事の最後に、ストレス耐性に関する注意点を話したいと思います。

僕が就活生の時、「これまでの人生で挫折した経験」をめちゃくちゃ深堀りしてくる企業がありました。
僕は営業職を志望していたのですが、ずっと「営業は地味な仕事だよ」「泥臭い仕事だよ」ということを延々と語られたんですよね。
そんなストレス耐性を重視しすぎる姿勢に疑問を持ち、口コミサイトを見たところ営業職の離職率が非常に高かった。
口コミでは「とにかく新規開拓の営業のノルマが厳しすぎる」という投稿が大量に見つかりました。
おそらく離職率の高さが人事の課題になっていたのでしょう。

新卒採用においても、とにかくストレス耐性の高さを判断していたようです。
そんな環境の企業に入社したくないと考え、その企業の選考は辞退しました。

このように過剰にストレス耐性を重視してくる企業は、離職率が高い原因がある可能性があります。
ぜひ口コミサイトなども確認して、「本当に自分に合った企業なのか?」という点を追求してくださいね。

 

まとめ

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
就活におけるストレス耐性についての理解が深まったでしょうか。

企業がストレス耐性を求める理由。
そして、ストレス耐性をどう面接官に伝えれば良いのか理解できたのなら幸いです。

ちなみに「ストレス耐性をアピールすべき人は本当にストレス耐性に自信がある人のみ」だと注意しましたよね。
本当にここは注意が必要で、就活でアピールすべき強みは嘘をつかないことがポイントです。

何度も言いますが、内定がゴールではありません。
自分に合った企業に入社して、将来「ここに入って良かった」と思えることが就活の成功だと僕は思います。

今回の記事を通して、ストレス耐性への理解だけでなく、自分にとっての幸せの定義や就活の成功の定義を深堀りすることに繋がることが僕の願いです。

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

あなたの就活の成功を陰ながら、応援しています。

 

(書いた人)

就活マン/藤井智也

就活攻略論:https://shukatu-man.hatenablog.com/

累計300万PVの就活ブログ「就活攻略論」を運営。中堅大学から大手食品企業に入社した全技術をブログにて執筆している。