【就活成功へ導く!】業界研究本はどう選ぶ?どう使う?志望業界を見つけるヒントは

  • LINEで送る

就職活動で業界研究をした方が良いと言われたものの、具体的な方法が分からないとき、大きな助けとなるのが「業界研究本」と呼ばれる書籍です。

今回は業界研究本の選び方や、志望業界を見つけるヒントとなる活用方法などについてご紹介します。

■どのような業界研究本を選べばいい?

業界研究本は多数出版されています。
ビジネスの成り立ちを俯瞰(ふかん)して見られる内容や、特定の業界に特化したものなどが多数、出版されており、志望企業選びや採用選考に活用できることは間違いありません。

ここでは、就職活動の状況や知りたいことに合わせて、おすすめの業界研究本をご紹介します。

最初におすすめの業界研究本、「業界地図」

就職活動を初めて間もない人やこれから始めようとする人にオススメなのが「業界地図」と呼ばれるタイプです。ビジネス書や経済誌を発行している出版社が版元になっていることが多く、その業界に詳しい記者が書いている点では信頼のおける内容だと考えられます。

「業界地図」は、その名の通り、図式や表などを多用し、ビジュアル的に見やすく工夫されているのが特長です。特に企業同士のつながりが矢印などで示されているので、業界内での立ち位置や協力関係が一目瞭然。
隠れた優良企業が見つかることも多いはずです。時事的な話題との関連や、将来の展望などをコラムや囲み記事で紹介していることも多く、もはや「広く浅く」ではなく、「広く深く」理解が深まる一冊になっています。

よりピンポイントに調べたい場合は、業界や職種研究の本もおすすめ

「業界地図」のほか、業界や職種研究のガイド本として総合的にまとめられた書籍もあります。「業界地図」よりは文章での解説が多数を占めますが、企業のつながりなどは図版で分かりやすく掲載していることもあります。
各業界の詳細はもちろん、「優良企業の見つけ方」や「職種の選び方」などを具体的に指南している本もあります。

特定の業界について集中的に情報を得たい場合は、金融業界やIT業界、アパレル業界、金融業界などターゲットを絞った業界研究本が多数、出版されています。個別具体的に詳しい情報が記されているケースが多いので、志望業界や企業が定まってから読み始めても良いでしょう。実際に働いている人の体験談などもあり、入社後のイメージを膨らませられるのがメリットです。

企業研究でよく聞く「四季報」はどう使う?

日本の上場会社の基本情報や株価データ、業績などがまとめられた『会社四季報』も企業について知るには目を通しておきたい一冊ですが、就職活動用に別途、出版されている『就職四季報』の方が採用実績や働き方に関わる内容が多くまとめられているのでオススメです。

記者が客観的に書いている、と言う点で信頼がおける内容で、「記者評価」などは大いに参考になるでしょう。別途、『優良中小企業版』や『女子版』なども出版されているので、必要に応じて参照してください。

■業界地図から志望業界を見つける方法

まずは業界について幅広い知識を得るために、「業界地図」や総合的な内容の業界研究本を手にしてみましょう。業界地図は、多種多様な業界について分かりやすくまとめられているので、すき間時間にサッと読むだけでも新しい発見があるはずです。

まず最後まで目を通してみる

業界地図を読むときは、ビジネスの成り立ちを理解するため、まずは全業界についてザッと目を通してみます。そのうえで、気になる業界があれば付せんなどでマーキングしておき、最後まで読み終えてから見返してみましょう。

各業界のページを読み込む

それぞれの業界ページを具体的に見るときは、業界全体の動向や今後の展望について書かれた箇所をチェックします。そのうえで主要企業はどのようなビジネス展開をしているのか、個別に見ていきましょう。
もし志望企業が具体的に決まっている場合は、業界内での位置づけやどのような企業と関係を持っているかを確認します。関係性を見ていく中で、今まで知らなかった有望企業が見つかることもあるでしょう。

業界ごとに比較をしてみる

業界地図では、他の業界との比較もわかりやすいですので、その業界が上り調子なのか、下り調子なのか、といったことも具体的な数値から導き出せるはずです。業界のビジネスモデルなど「もうけの仕組み」も確認すれば、将来性や今後の展開、抱えている課題などが見えてきます。

志望業界が定まれば、その業界に特化した研究本を読んだり、業界紙をチェックしたりします。志望企業が具体的にあるときは『会社四季報』や『就職四季報』などを参考にしながら会社情報を詳しく見ていけば良いでしょう。

■業界研究本を読む上での注意点

業界研究本はたくさんありますが、読むだけではなかなか理解として定着しません。
まずは本当に自分に合った企業なのか、ミスマッチがないかを確認するためにも業界研究本で得た情報をノートなどに書き出していくのがオススメです。

その際、自己分析した内容と見比べて、「本当に自分がやりたいことができる業界か?」という視点で、情報を整理しましょう。
自分が将来どのような仕事をしたいのか、どのような働き方をしたいのか、など志望動機とズレがないかを確認できれば、具体的な志望先として企業研究を深めていきます。志望企業については、とことん突き詰めた業界研究をすることで面接なども有利に進めていくことができるでしょう。

いかがでしたか?
このように業界研究本は、まず「業界地図」などで全体を俯瞰(ふかん)して見たあと、志望業界や志望企業を見定め、さらに詳しい業界研究へつなげていくうえで大きな助けとなるアイテムです。何冊か見比べてみて自分に合ったものを探してみてください。