【人事コンサル解説】グループディスカッション対策!進め方/役割/練習

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こんにちは、採用コンサルタントの高橋です。

第1弾第2弾、 に続く第3弾として、今回は実際にグループディスカッションへ参加するにあたっての準備についてお伝えします。
初めてのグループディスカッション前に、この記事を読んでいただける方も、グループディスカッションを何回も経験されている方もいるかと思いますが、どちらの方にとっても、学びあるように、【人事コンサルタント】の目線でお伝えします。

グループディスカッションの進め方と役割は理解しておくのがベター

就活のグループディスカッションは、進め方と役割が暗黙の了解で存在します。就活エージェントなどによって出来上がっていった慣例であり、下記が必ずしもいいものかはさておき、多くの人がある程度知っている前提であり、進め方や役割の議論にかかる時間を短縮できるので、抑さえておくのがマナーと言えます。

グループディスカッションの基本的な進め方

グループディスカッションでは、基本的に以下の順番で議論を展開していきます。以下の段取りを踏むことで、無駄な議論に時間を割いたり、話が後戻りしたりすることを防ぐことができます。

①時間配分の決定

与えられた時間に対して、1)どのような議論が必要なのか?、2)それぞれに割くべき時間はどのくらいか?を話す時間になります。

②課題/目的の定義づけや整理

与えられたお題について目線合わせをする時間です。

〈定義づけの例〉
「日本の社会課題を一つ選んで、その解決策を考えろ」
▶︎「日本の社会課題を一つ」定義するので、「少子高齢化」「都市一極集中」というものが抑えられると良く、「少子高齢化によって何が課題になるのか?」「都市一極集中により何が課題になるのか?」まで定義できるとより課題が鮮明になるので、良い議論になるでしょう。

③解決策の議論

課題や定義が定まれば、あとはその課題を解決するためにどのようなアプローチがあるのかを考えるのみです。

④結論

筋の良い解決策が見えれば、②▶︎③の過程を整理して、論理的な破綻や、考える余地があるのに考えきれていないところがないかを整理するとよいでしょう。
時間があれば、より論を強められる補強をするのがベストです。

⑤発表(ないケースもある)

最後に発表の準備です。選考官が議論過程をしっかり見ている場合などは、発表がないケースもあります。

グループディスカッションにおける役割

スムーズに議論を進めるために、以下のような役割を担うメンバーがいると良いとされています。

①進行役

議論を引っ張っていく進行役。議論が筋を外れないようにするファシリテーション能力がある人が担うととても良いでしょう。

②書記

議論の過程を残しておく役割です。議論に必死になって、考えていたことをメモし忘れてしまい、大事な話を忘れてしまうこともあるので、それを防ぐために配置されることがあります。

③タイムキーパー

議論の初めで決めた時間配分を管理する役割です。

役割でグループディスカッションの評価が決まることはない

就活生から「どの役割だと受かりますか?」たまに聞かれることがありますが、。「役割で評価が決まることはない」と返しています。

進行役だから有利、書記だと不利だということは関係ありません。

あくまで大事なのは以下の3点です。
①選考官にとって納得感ある答えを導き出すこと
②参加者の納得感と合意形成を得ること
③時間内に議論を終えること

選考官は、上記の過程で、
①主体性/振る舞い
②巻き込み力
③論理的思考力
を見極めているだけです。

選考の評価ポイントに関しては、人事コンサル解説】グループディスカッション対策!評価ポイント・落ちる人の特徴【就活生必見】 を再度お読みいただき、不明点を解消していただければと思います。

グループディスカッションの役割は兼任も複数人で分担してもOK

役割は、最初の役割と変わっていっても問題ないですし、役割が不要なケースの方が実は多いと、たくさんの選考を見て感じています。

進行役は進めていくうちに、議論の進め方の改善が必要になり、他の人に変わることは往往にしてあります。つまり、議論を進めていけば自然と進行役は決まっていきます。

また、書記についても、進行役がメモをしながら進めることや、全員がメモをしながら進めるケースもあり、必要であるかと言われれば役割として必ずしも必要とは言えないです。

そして、タイムキーパーも、スマホでタイマーをつければ終わる話なので、あまり役割として意味がないかもしれません。

「役割」にこだわるあまり、議論が滞っては本末転倒です。その場の状況で、最適な役割分担をしましょう。

 

グループディスカッションのために事前に準備できること

ここまでグループディスカッションの概要や背景を、人事コンサルタント目線でお伝えしてきました。その上で、グループディスカッションで自分の力を発揮するためには、準備が必要です。

ここでは、おすすめの事前準備の方法をお伝えします。

①論理的思考力を鍛える

仕事においても重要な論理的思考力。特に就職活動において、「ロジックツリー」を作る力はとても役立つので作れるようにしておくのがおすすめです。

例)収益を上げる

②グループディスカッションの練習をたくさんする

友達同士やエージェントが主催しているグループディスカッション練習会に参加して、たくさん練習するのはとても効果的だと思います。
その際に、今回の記事で書いた内容をもとに振り返りをしたり、フィードバックを受けるなどすると、自分自身の強みや弱みが見えてくるでしょう。

③選考の場数を踏む

また、練習会に出るのではなくて、実際の選考を経験するのも良いと思います。特に短期インターンの選考は、本選考への影響も少なく、良い経験になります。練習をしてから選考を受ける余裕があまりない方は、実際の選考で力を伸ばすという方法もあります。

以上で、グループディスカッションについての記事は終わりです。
グループディスカッションは面接とともに、就活生から評価軸が見えにくいため、誤った対策がされていることを目にします。
今回の記事を元にして、自分自身の力をしっかりとグループディスカッションで出し切れるようになれば幸いです。
新卒での就職活動は初めての経験であり、またほとんどの人は1度きりで終わります。だからこそ、正しい情報をしっかり集めながら、自分で考えて行動し、自分が納得できる就活の終わりを迎えていただければと思います。

書いた人:高橋 奎
Twitter:https://twitter.com/_keitakahashi_?lang=ja
人事コンサルティング会社、「STARMINE株式会社」にて、新卒採用コンサルタントとして、多くのベンチャー企業の短期インターンシップを軸とした採用を支援。
その後独立し、場創りプロデュース会社である「NO WALLs株式会社」を創業。オンライン/オフライン問わずさまざまな企業支援行いつつも、就活生への支援も引き続き行なっている