就活の自己紹介|面接や動画で1分・3分にまとめるコツや例文を紹介

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自己紹介とよく似たものに自己PRがあり、自己PRでは特技や長所、強みを話すという考え方が一般的です。

一方で、自己紹介のときに自分の強みについて話すのはおすすめできません。自己紹介で求められている話題ではないからです。

この記事では就活の自己紹介で何を話すべきか悩んでいる人向けに、自己紹介の目的、シーン別に自己紹介で伝えるべき事柄、自己PRとの違い、自己紹介を作る上での注意点や話すときのコツをご紹介します。

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就活の自己紹介の目的

面接で自己紹介が求められる主な理由は、アイスブレイクと学生の人柄を見るための2つです。

  • アイスブレイク
    学生は社会人経験がなく面接に慣れている人はほとんどいません。面接という特殊な状況で、多くの学生は強い緊張を感じています。自己紹介で話しやすい空気を作って緊張を和らげ、初対面の面接官と円滑に会話ができるようにする目的があります。
  • 学生の人柄を知る
    表情や言葉のチョイス、話し方を見て基本的な人物像を知ることが、2つ目の理由です。こちらは後述します。

就活の自己紹介のポイント

上記の目的を踏まえたうえで、就活における自己紹介のポイントを解説します。

あなたのことを知りたいだけなので深く考えすぎない

面接官は、「学生がどこの大学出身の、どんな人柄か」を質疑応答する前に把握しておきたいだけです。自己紹介は氏名、大学名、趣味や特技、大学で学んできたことなど、基本的な情報を簡単に伝えましょう。

面接が始まって最初に自己紹介をするので、緊張している人も多いはずですが、自己紹介は選考の中での重要度は高くありません。むしろ、これからあなたの魅力を引き出すためにリラックスしてもらうことが目的でもありますので、身構えすぎずに臨みましょう。

一点、注意して欲しいポイントは「自己紹介=自己PR」ではないという点です。積極性の現れですし、大きなマイナスになることはありませんが、「少しコミュニケーションが一方的」という印象を抱かれてしまう可能性もあります。

自己紹介ではあくまで自分の概要について話すことを意識しましょう。深く面接官の裏を読みすぎず、自分の人柄が伝われば自己紹介としては問題ありません。

ただ、単なる自己紹介だからと流れ作業で話すのではなく、場の雰囲気に合わせて話すことが重要です。

インターンと本選考では大きく変わらない

インターンと本選考では、自己紹介の内容は大きく変わりません。自己紹介は、インターン先の社員や面接官、ともに選考を受ける学生に、挨拶をかねて自分がどんな人間であるかを伝えるためなので、特に内容を変える必要はありません。

共通する重要なポイントは、インターン先の社員や面接官に一緒に働きたいと思ってもらえるように、親しみやすく、好印象を与えることができる内容になるよう心がけることです。

どんな人間であるかがわかりやすく、伝わりやすい構成で話すことができるように意識しましょう。

尺によって求められることは変わる

学生が自己紹介をするときは、面接官から大まかな時間が設定されることがあります。30秒、1分、2分が自己紹介の一般的な長さです。面接官に「1分で自己紹介をしてください」と言われる場合もあれば、特に指定されないこともあるでしょう。

特に指定がない場合は、1分前後にまとめて話すことをおすすめします。人が集中して話を聴ける時間が70秒と言われており、それ以上は話が長いと感じる傾向にあるためです。

1分間話す際の文字数はおおよそ180〜230字ほどが適切な量です。それ以上になると、早口になって相手に伝わらないケースもあるので、詰め込みすぎには注意しましょう。

尺によって内容は変動しますが、必ず入れておくべき項目は次の5つです。

  • 大学名・学部名・学科名
  • 氏名
  • 趣味・学問・バイト・サークルなど人柄がわかるエピソード
  • 意気込み
  • 面接に向けてのあいさつ

尺が2分ほどの長さであれば、以下の内容を追加で盛り込むのも良いでしょう。

  • 会社に関心を持ったきっかけや、チャレンジしたい仕事
  • 出身地

自己紹介動画選考の場合は自己PRと思ったほうがよい

自己紹介動画選考の場合は自己PRという色合いが濃い傾向にあるため、その側面も踏まえて撮影をしましょう。

自己紹介動画選考とはWeb面接のように日程が指定されておらず、自分のタイミングで動画を撮って送信し応募するという、新しい選考方法です。書類だけでは読み取れない学生の魅力を知ることができ、近年導入する企業が増えています。

テキストでは伝えられない自分の魅力をアピールできる機会なので、自己PRのチャンスとして選考に臨みましょう。


 

就活の自己紹介の注意点

自己紹介はシーン別にざっくりと作り分けておき、どのような状況でも答えられるように練習を重ねておきましょう。自己紹介をする上で、「そもそも何を話すことが要求されているのか?」を正しく理解しておくことが大切です。

では、面接官が意図した通りの自己紹介をするためには、具体的にどこを注意しておけばいいでしょうか。自己紹介を作るときのポイントを解説します。

自己PRと自己紹介の違いを理解する

学生の中には、自己紹介と自己PRの違いが分からないという人がいるかもしれません。

自己紹介は学生の人柄や情報を会社に知ってもらうものです。その一方で、自己PRは会社へ自分の良さを売り込んで、採用したいと思ってもらうことを目的としています。

そのため、自己紹介はあくまで基本的な情報を話し、アイスブレイクや話のとっかかりを作るための内容を話しましょう。

自己PRは、魅力や強み、長所を企業に売り込むものと考えましょう。自己PRを通して会社がぜひ一緒に働きたい、活躍が期待できると感じてもらうことが目的です。自己PRでは、経験や資質、持っているスキルなどを存分に話して面接官の興味をひきつけてください。

ただ、自己PRで話したいと用意していた内容を自己紹介で話してしまったとしても慌てることはありません。自己紹介はあくまで人柄を知るためのものであり、選考の中で重視されている項目ではないケースがほとんどです。

場合によっては自己PRが求められている場合も

ただ、面接官によっては、自己PRをしてもらおうと考えながら「自己紹介をお願いします。」「あなたのことを教えて下さい。」と言う面接官もいます。

これは、その場の雰囲気でしか分からないので難しいですが、基本的には自己紹介をすれば問題ありません。

簡単な自己紹介をした上で、面接官が物足りなそうな場合は、自分が日頃時間を割いている活動について、より詳細に話して自己PRにつなげるとよいでしょう。

もし、面接官の意図と違うことを話してしまった場合も、面接官から改めて質問があるはずです。焦って話しすぎることがないように、面接官との会話の中で質問に応じて自分のことを話すようにしましょう。

就活の自己紹介の基本的な構成

就活の自己紹介の基本的な構成として、大学名、学部、学科、氏名のあとに、日頃時間を割いている活動(趣味・学問・アルバイト・サークルなど)、今日参加したきっかけや会社に関心を持ったきっかけ、意気込みの順番に話すと伝わりやすいでしょう。

1. 大学名、学部、学科、氏名

自己紹介ではまず、自分が何者であるかを名乗りましょう。大学名、学部、学科、氏名を話します。

通っている大学名、学部名、学科名は、省略せずに正規の名前で伝えましょう。略称は自分の所属するコミュニティ内では通じても、外部の人は知らないことも多いです。

氏名は選考の中で呼ばれる可能性があるので、ゆっくりハッキリ話しましょう。

2. 日頃時間を割いている活動(趣味・学問・アルバイト・サークルなど)

次に、趣味・学問・アルバイト・サークルなど、日頃時間を割いている活動について話しましょう。

ここで話す趣味・学問・アルバイト・サークルなどの話が、自分のイメージとして定着することもあります。時間に余裕がある場合は、ちょっとしたエピソードも話すと印象に残りやすいです。

継続力や積極性がアピールできるものであれば、よりよい印象を与えることができます。また、ユニークな内容であれば、インターン先の社員や面接官の記憶に残りやすくなります。

3. 今日参加したきっかけや会社に関心を持ったきっかけ

次に、参加したきっかけや会社に関心を持ったきっかけを話しましょう。どのような流れで今日の場にたどり着いたのかを伝えることで、その過程からあなたのキャラクターについて理解してもらうことができます。

また、今日参加したきっかけや会社に関心を持ったきっかけを話すことによって、どれだけ会社に関心を持っているかがわかるので、インターン先の社員や面接官へ志望動機の強さを伝えることも可能になります。

4. 意気込み

自己紹介の最後には、インターンや面接への意気込みを話しましょう。

自分がインターンや面接においてどのようなゴールを描いているかを伝えることで、インターン先の社員や面接官へ熱意や真剣さが伝わります。

また、1つ1つの就活のイベント・選考で目標を設定することは、自分で後から有意義な振り返りをするためにも推奨しています。事前にどのようなことを話すのか考えておきましょう。

就活の自己紹介で盛り込むべき内容

就活の自己紹介の基本的な構成を紹介しましたが、自己紹介の時間の長さによって盛り込むべき内容は少しずつ異なります。

ここでは、制限時間と自己紹介の手段ごとに、盛り込むべき内容をご紹介します。

30秒自己紹介の場合

30秒の自己紹介は時間がかなり短く、文字数にして90~110文字ほどと考えてください。簡潔に必要最低限の内容を伝えましょう。

【30秒自己紹介で盛り込むべき内容】

  • 簡単な挨拶
  • 大学名、学部、学科
  • 氏名
  • 趣味・学問・バイト・サークルなど特に時間を割いている活動の概要
  • 意気込み

簡単な挨拶と、大学、学部、学科、氏名のあとに、趣味・学問・バイト・サークルなど特に時間を割いている活動、意気込みを話しましょう。

1分自己紹介の場合

1分で自己紹介する際の文字数の目安は、180~230文字ほどです。自己紹介で話す項目で特に指定がない場合は、先に紹介した基本的な構成を伝えるとよいでしょう。

【1分自己紹介で盛り込むべき内容】

  • 簡単な挨拶
  • 大学名、学部、学科
  • 氏名
  • 趣味・学問・バイト・サークルなど特に時間を割いている活動
  • 意気込み

時間を割いている活動の内容は、30秒では概要だけでしたが、1分の場合は役職や簡単なエピソードを添えても問題ありません。ただ、自分をPRしようとして内容を盛り込みすぎると、時間内に収まりきらないケースもあるので、あくまで自己紹介であることを再認識しておきましょう。

自分と同じ学生はいないのですから、話す内容は自分の身近なところで探せば充分です。話せることがないと感じる場合は、休日はどう過ごしているか、学校では何を学んだか、なぜその学部を志望したのかなどを振り返ってみましょう。

3分自己紹介の場合

3分自己紹介は思った以上に長く感じると思います。3分で自己紹介をする場合に必要となる文字数は、おおよそ500~700字ほどです。WordでA4サイズのレポートを1枚書いたときの文字数が約1,000字~1,100字前後なので、A4用紙半分~2/3程度の文章量が求められます。

準備せずにいきなり本番で話すと、内容が散って伝わりづらくなりやすい文字量です。面接での自己紹介は1分、2分が多いですが、3分と指定された場合に備えて事前に準備しておきましょう。

【3分自己紹介で盛り込むべき内容】

  • 簡単な挨拶
  • 大学名、学部、学科
  • 氏名
  • 出身地
  • 趣味・学問・バイト・サークルなど特に時間を割いている活動
  • 会社に関心を持ったきっかけや、チャレンジしたい仕事
  • 意気込み

自己紹介で3分間も話をしなければならないからといって、むやみに多くの活動を盛り込み過ぎないようにしましょう。自分が好奇心旺盛なことを伝えたい場合はよいですが、盛り込む内容が増えるほど自分の人柄を分かりやすく伝えるのが難しくなりやすいです。

動画で自己紹介を提出する場合

自己紹介動画の提出を求められたときは、多くの場合が動画選考です。この場合は、ただ自己紹介するだけでなく、自分をPRするようにしましょう。

【自己紹介動画で盛り込むべき内容】

  • 簡単な挨拶
  • 大学、学部、学科
  • 氏名
  • 自己PR
  • 会社に関心を持ったきっかけや、チャレンジしたい仕事
  • 意気込み

動画では、対面しているよりも人柄が伝わりづらいので、撮影場所や表情、音声、構図にこだわりましょう。予期せぬ音声や物が写り込んでしまうと、自分の人柄が伝わらない原因になります。

文章で自己紹介を提出する場合

ESや履歴書に自己紹介欄があり、文章で提出するときのポイントは、次の通りです。

  1. エピソードを広げすぎない
  2. 読み手を意識する
  3. パソコンか手書きか、より使いやすい方を選ぶ

1. エピソードを広げすぎない

趣味や特技、大学で学んできたことは多くても2,3個に絞って取り上げることをおすすめします。これは対面、動画の自己紹介にも言えることですが、エピソードをたくさん入れすぎると情報が多すぎて人物像がぼやけてしまうためです。
ただ前述のとおり、好奇心の旺盛さを強調したい場合はなるべくたくさん活動を紹介するのもよいでしょう。

2. 読み手を意識する

企業規模によっては数百~数千人以上の応募者が集まり、採用担当者は大量の書類に目を通します。自己紹介を書くときは、1文が長くなりすぎないよう心がけ、句読点を適宜入れましょう。読んでいて疲れない自己紹介文を作成してください。

3. パソコンか手書きか、より使いやすい方を選ぶ

指定されていないのなら、パソコン、手書きどちらでも構いません。パソコンは修正しやすく使い勝手も良いので活用する学生が増えています。
オリジナリティを出したいがパソコン操作はあまり得意でない場合は、手書きで自分らしさをアピールしましょう。
手書きのエントリーシートのメリット・デメリットに関しては、こちらの記事も参考にしてください。

就活の自己紹介の例文

ここでは、自己紹介の例文をご紹介します。

この内容に完全に合致する人はいないと思うので、こちらの例文を参考に、自分ならではの自己紹介文を作ってくださいね。話す時間ごとに分けて例文をご紹介します。

30秒自己紹介の例文

【30秒自己紹介の例文】

はじめまして。○○大学○学部○学科の■■と申します。大学ではマーケティングを専攻しています。

 

趣味は料理で創作料理が得意です。

今日は御社の~という商品の開発に興味を持ち応募しました。本日はよろしくお願いいたします。

【30秒自己紹介のポイント】
30秒自己紹介のポイントは、簡潔に必要最低限の内容を伝えることです。

簡単な挨拶と、大学、学部、学科、氏名のあとに、趣味・学問・バイト・サークルなど特に時間を割いている活動、意気込みを話しましょう。

1分自己紹介の例文

【1分自己紹介の例文】

はじめまして。○○大学○学部○学科の■■と申します。大学では○○を専攻しており、マーケティングについて研究をしています。

 

趣味は料理で創作料理が得意です。お店の味を再現したり、なぜこのメニューが売れるのかをマーケティングの視点から検討したりすることもあります。これからもレパートリーを増やせるよう努力していきたいと思っております。

今日は御社の~という商品の開発に興味を持ち、自身のマーケティング知識を活かせると思ったのがきっかけで応募しました。本日はよろしくお願いいたします。

【1分自己紹介のポイント】
1分自己紹介のポイントとしては、30秒自己紹介と同じく簡潔にまとめつつ、あなたの興味関心や性格が分かるようなエピソードを織り交ぜることです。さらに30秒自己紹介に具体性をプラスして、内容を充実させるとよいでしょう。

3分自己紹介の例文

【3分自己紹介の例文】

はじめまして。○○大学○学部○学科の■■と申します。

 

大学ではダンスサークルと大学祭の実行委員に所属しています。2年次には、大学祭で行うイベントの企画を担当していました。

大学祭はそもそもステージに出られる枠も限られているため、ダンスサークルの枠を確保するところから、実際の企画・振り付けまでを私が担当しました。

ダンスサークルのメンバー全員でステージに出られるよう、メンバーの士気を高め、大学祭でステージに出場するという目標を掲げ、努力してきました。同時に大学祭で行うイベントの企画も進めていかなければならないので、タスク管理スキルが鍛えられました。

結果的に、大学祭のイベント企画は成功し、ダンスサークルのメンバー全員でステージに出場するという目標も達成できました。

中学・高校ではバスケットボール部に所属しており、キャプテンとして、県大会優勝という目標に向けて部活動に取り組んでいました。メンバー全員の士気を高め日々努力を重ねたことで、実際に県大会優勝を達成することができました。

このように私は全員で同じ目標を掲げて挑戦することが好きです。御社の〜というビジョンや社風に惹かれて応募いたしました。本日はよろしくお願いいたします。」

【3分自己紹介のポイント】
3分自己紹介は文字数が500~700字前後と多くの内容を盛り込むことができます。そのため、大学で取り組んでいる活動に加えて、そこで学んだことや身につけたこと、大学以前の同様のエピソードなどを伝えて、あなたの魅力を余すことなく伝えてください。

就活の自己紹介で印象アップするコツ

自己紹介ではあなたの話す内容だけではなく、表情や態度なども見られています。自己紹介を通して第一印象が決まると言っても過言ではありません。

印象を良くするためにはコツがあります。内容だけに気を取られてしまい声のトーンや表情が暗かったり、かたかったりすると、どんなに良い自己紹介ができていたとしても100点満点とは言えません。

次に挙げる印象をアップさせるポイントを押さえて、採用担当者に好印象を与えましょう。

笑顔を忘れない

自己紹介以外でも、口角を上げた笑顔を作るようにするとよいでしょう。人の印象を形作るのは見た目が大部分を占めています。

「メラビアンの法則」によると話し相手から受け取る情報の内訳は、視覚情報が55%、聴覚情報38%、言語情報は7%ということが分かっています。

視覚情報とは見た目、表情、視線、しぐさのことで、聴覚情報は声の抑揚や声の大きさ、速さ、言語情報はコミュニケーションが該当します。言語情報とは話の内容そのものです。

どれだけ自己紹介の完成度を高めたとしても、55%を占める視覚情報がマイナスだと面接官に伝わるあなたの魅力は半減してしまいます。

笑顔は口角を上げる意識をすれば、自然と作れます。面接の場は緊張すると思いますが、表情はしっかり笑顔で面接に臨みましょう。

相手の目を見る

自己紹介をするときは、対峙している人の顔を正面から見て視線を合わせましょう。目が合わないと、相手は目線の先にあるものが気になり、話の内容に集中できません。下を向いていると暗い印象にもなりかねません。

また、緊張する場できちんとした振る舞いができないと、「本番に弱いのでは」というネガティブな印象を面接官に持たれてしまうこともあります。

社外の人や顧客と話をするときにしっかり目を見て会話できる人のほうが、好感を持たれやすいと思います。面接は緊張しているのが当たり前で、自分だけが緊張しているのではありません。そう言い聞かせて割り切ることも、面接を乗り切る上では重要なポイントです。

話をしている人の顔を真っすぐ見て、自己紹介をしましょう。目を合わせ続けるのが難しければ、視線を相手の顎やネクタイの位置にずらしてみると自然な目線になります。

ハキハキと話す

自己紹介の内容も大切ですが、大きな声でゆっくりと抑揚をつけて話をすることも、面接では重要なポイントです。先ほどお伝えしたメラビアンの法則にあるように、言語情報である声の大きさや速さ、抑揚は相手の印象に影響を及ぼします。

学生が面接の際に小さい声でぼそぼそとしゃべってしまうと、「自信がなさそうな学生」と面接官に思われてしまう可能性が高いです。自己紹介の内容を整えるだけではなく、内容以外でも面接官の印象アップを狙いましょう。

姿勢を正すと声が出しやすくなる上、見た目も良くなります。背筋をきちんと伸ばして声の大きさ、声の抑揚を意識しながらゆっくりと自己紹介をしてください。

【まとめ】就活の自己紹介のポイント

就活で自己紹介を行う目的は、雰囲気を和ませ面接官に人となりを最初に知ってもらうためです。面接では誰しも緊張しているため、いきなり質問をしてもスムーズに面接が進みません。自己紹介の時間を取ることで、空気を良くする効果が期待できます。

自己紹介は自己PRとは異なるものなので、自己紹介を作る上での注意点を押さえ、事前準備は入念に行っておきましょう。準備や練習をしっかりしておけば、本番でも緊張に打ち勝ち円滑に話すことができます。

自己紹介の改善にOfferBoxを活用しよう

自己紹介は常に改善を繰り返して、ブラッシュアップしていきましょう。

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また、OfferBoxは自己紹介動画も登録することができます。企業の選考で自己紹介動画を作った方は、ぜひOfferBoxにも登録してみませんか?魅力的なオファーがもらえるかもしれません!

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