自己PRとは|例文や書き方・自己紹介や長所との違い

  • LINEで送る
「自己PRでは何を評価されているのだろう」
「強み・長所との差別化が難しい」

選考の定番質問である自己PRを考えるうえで、このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

自己PRは志望動機と並んで聞かれやすい質問ですが、伝える目的や企業の質問意図を正しく理解できていない人は少なくありません。自己PRで自分らしさを表現するためには、他の質問との違いや伝え方のポイントを知ることが大切です。

この記事では、自己PRの目的から企業が求める理由、自己紹介や強み・長所との違いまで詳しく解説していきます。具体的な例文も紹介するので、自己PRがうまく作れず悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

目次

自己PRとは

まずは、そもそも自己PRがどういったものなのかを確認していきましょう。自己PRを伝える目的と合わせて、混同されやすい自己紹介や強み・長所との違いも紹介します。

企業に自分を採用すべきだとアピールするもの

自己PRとは、就職活動・転職活動の場で求められるものです。ES・履歴書や面接での受け答えを通して自分が志望企業で活躍できることを伝え、採用すべきだとアピールする目的があります。

一方的に自分の魅力を伝えるだけでなく、いかに自分が採用する価値のある学生だと企業にアピールできるかが自己PRのポイントです。そのため、企業の特徴や求める人物像に合わせてアピールしていく必要があります。

「自己紹介」との違い

自己紹介は自分自身の所属や活動の概要を伝えることで、企業に自分の強みをアピールするものではありません。例えば、氏名や所属する大学・学部、研究内容、面接に向けての挨拶などが自己紹介に該当します。

それに対し、自己PRでは自分の強みから「企業が自分を採用するメリット」を説明していきます。強みを裏付けるエピソードや入社後に実現したいビジョンを詳しく語るため、自己紹介よりも回答時間が長くなりやすいのが特徴です。

両者の違いを理解しておけば混同する心配はありませんが、曖昧なままでは「自己紹介をしてください」と言われたのに長々と自己PRを始めてしまう失敗が考えられます。的外れな回答をしないよう、自己紹介との違いをしっかりと頭に入れておいてください。

自己紹介の作り方は以下の記事を参考にしてください。
就活の自己紹介|面接や動画で1分・3分にまとめるコツや例文を紹介

「強み・長所」との違い

強み・長所は自己PRに非常に近い内容ですが、こちらも自己PRとは少し異なります。強いて言えば、強み・長所の場合は入社後貢献できる内容に無理に繋げる必要はないものの、自己PRでは入社後のビジョンが必要です。

自己PRは、自分を採用すべきと企業に説くことが目的なため、強みの紹介で終わらず入社後のビジョンまで含めたアピールが重要になります。強みから採用価値を見出してもらうのが自己PR、強みから人柄を知ってもらうのが強み・長所と理解しておけばよいでしょう。

自己PRと強み・長所それぞれの評価ポイントは、以下の記事で確認してください。
自己PR・強みと長所の違い|書き方や例文一覧を紹介

自己PRを企業が求める理由

自分を採用すべきだとアピールするのが自己PRの目的と分かりましたが、具体的に企業はどんな理由で自己PRを求めているのでしょうか。魅力的な自己PRを作るためには、企業の視点を考慮することが大切です。

自社とマッチしているか知りたいから

1つは、自社と学生の強みがマッチしているのかを知りたいからです。自社との相性から、「入社後の活躍を期待できる学生なのか」「優先して採用する価値のある学生なのか」を見極めようとしています。

自社と学生の強みの相性を確かめるのは、入社後のミスマッチのリスクを少しでも減らすためです。せっかく採用しても思うように能力を発揮できずに早期退職となれば、採用活動にかけたコストが無駄になるうえ、学生としても就活にかけた労力が無駄になってしまいます。

そのようなお互いの不利益を回避するために、選考時に自己PRから自社との相性を確かめています。

自己分析ができているか知りたいから

自己PRの内容から、自分を客観的にみることができているかを知りたいと企業は考えています。自己理解度の高い人は自分の強みと弱みを正しく理解しており、入社後も弱みを改善しながら成長してくれる可能性が高いためです。

自己PRを客観的に伝えるためには、定量的に結果をなるべく盛り込みましょう。定量的な結果がない場合は、周囲からどのような評価を受けたかを定性的でもよいので伝えましょう。

例えば、計画性をアピールする際は、計画性を発揮することで出せた結果や周囲からの言葉や評価を一緒に伝えることで、客観的で再現性のある強みだと評価してもらえます。

企業研究ができているか知りたいから

企業研究を通して、自社のことを正しく理解できているかを見極める目的もあります。企業の特徴や強み、業務内容についての理解度から入社の熱意をはかるためです。

企業に自分を採用すべきだとアピールするのが自己PRの最終目的ですから、正しい自己PRをするためには、企業のことを知らないといけません。

企業の特徴や求める人物像を把握し、「どんな強みを持つ学生が求められているのか」「どんな強みが企業で活かせるのか」といった視点をもって自己PRを考えていく必要があります。

企業研究のやり方はこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
就活における企業研究のやり方を徹底解説!まずは何から始めるべき?

自己PRの書き方【簡単にまとめられる】

ここでは、簡単にまとめられる自己PRの書き方を紹介します。自己PRを伝える際に評価を落としやすい行為は、聞いていない内容までダラダラと話してしまうことです。アピールポイントを明確にするために、簡潔で分かりやすい内容を心がけましょう。

①自分の強み・長所

最初に、自分のどんな点が強み・長所になるのかを書きましょう。結論から伝えることで、その後に話すエピソードの内容を理解してもらいやすくするのが目的です。

反対に、いきなりエピソードから書き始めて最後に強み・長所を伝える自己PRでは、何についてのエピソードなのかが読み取れません。アピールポイントが不明確になってしまうので、自己PRは結論から書き始めてください。

【例】

私の強みは課題解決能力です。

②強み・長所を象徴するエピソード

続いて、強み・長所を象徴するエピソードを伝えます。強みを発揮した経験や、長所を伸ばした経験を伝えることで、自己PRに説得力をもたせるのが狙いです。

象徴するエピソードがない自己PRでは、「私の強みである計画性を入社後も活かせます」と伝えても面接官に納得してもらえません。計画性を強みにしているのであれば、その根拠となるエピソードを示し、入社後も同じように発揮できると証明する必要があります。

【例】

この強みが特に発揮されたのは、飲食店でのアルバイトです。私が働く飲食店では新型コロナウイルス対策としてテイクアウトメニューを増やしていたのですが、容器代が加算されるぶん店内で食べるより高くなってしまうため、利用者が少ない状況でした。

利用者を増やすために私が提案したのが、容器を持参したお客さんには割引をおこなう方法です。その結果、テイクアウトを利用する人が増え、お客さんからも「店内で食べるのと変わらない価格でテイクアウトできるのは非常にありがたい」と褒めていただけました。

③入社後に貢献できること・実現したいビジョン

最後に、強み・長所を活かして入社後企業にどんな形で貢献できるのか、あるいはどんなことを実現したいのかを伝えます。今後の具体的なビジョンを語り、入社後の活躍を面接官にイメージしてもらうのが目的です。

ビジョンを語る際は、事業内容や業務内容と絡めながらアピールすると好印象です。「入社後は行動力を活かして活躍します」などと漠然としたビジョンではなく、行動力をどんな場面で活かせるのかまで言及できると、活躍をイメージしてもらいやすくなります。

【例】

このように、状況に合わせて課題を解決する力は、顧客の課題に寄り添ったサービスを売りにしている貴社でこそ発揮できると考えています。

自己PRを考える手順

自己PRを考える際は、以下に紹介する4つの手順で進めていくのがおすすめです。企業にアピールする強みをいきなり考えるのは難しいため、まずは過去のできごとの洗い出しから始めてみましょう。

①自分の過去のできごとを洗い出す

自分の強みを見つけるために、まずは自分の過去のできごとを洗い出すのがおすすめです。自分の活躍が印象に残っているできごとや、苦労したできごとなどを思いつく限り洗い出してみてください。

過去のできごとが思い浮かばない場合は、自分史を作って年代別に振り返る方法があります。自分史はこれまでの人生を時系列にまとめたもので、年代別に振り返ることで過去を思い出しやすくなるのがメリットです。

幼少期・小学生・中学生・高校生・大学生というように年代別に区切り、「幼少期ではあんなことが記憶に残っている」「中学生では◯◯で苦労した覚えがある」などと振り返ってみましょう。

自分史の作り方はこちらの記事を参考にしてください。
自分史の作り方|テンプレートや作り方・例文を紹介

②自分の強みをピックアップする

過去のできごとを洗い出せたら、次は自分の強みをピックアップしましょう。活躍したできごとや苦労したできごとのなかで、どんな強みを発揮したのかを考えていくのがポイントです。

いくつかの強みをピックアップできたら、そのなかでも特に自分の魅力といえる強みを探していきます。例えば、過去のできごとのなかで「協調性」を発揮した場面が最も多いのであれば、協調性が自分の一番の強みということになります。

ピックアップした強みに自信がもてない場合は、OfferBoxの無料自己分析ツール「AnalyzeU+」を活用してみてください。AnalyzeU+は自分の強みと弱みを把握するための自己分析ツールですが、自分が思う強みが正しいかをチェック・補完するツールとしても活用できます。

AnalyzeU+に興味がある人は、こちらの記事を読んでみてください。
無料の自己分析ツール、適性診断AnalyzeU+で、企業も納得の自己PRをつくる方法

③志望企業の企業研究をする

①と②の手順では自分視点で考えていきましたが、自己PRを考えるうえでは企業視点も必要です。志望企業の研究をし、どんな人材を求めているかを把握しましょう。

自己PRのための企業研究で特に見るべきポイントは組織風土です。チーム力を重視しているのかそれとも個人の裁量を重視しているのか、チャレンジを推奨する企業なのかなど、組織風土への理解を深めましょう。

組織風土からどんな人材を求めているかが分かれば、自己PRで伝えるべき強みが見えきます。企業のホームページやパンフレットはもちろん、四季報からも情報を集めて企業研究を進めてください。

企業研究で便利な四季報の分かりやすい使い方は、こちらから確認しましょう。
「四季報」で就活を有利に!簡単&分かりやすい使い方【徹底的な企業研究で内定獲得】

④企業に貢献できそうな強み・エピソードを決める

企業への理解が深まったら、自分の強みと企業の求める人物像を結びつけ、どんな形で貢献できるのかを考えていきましょう。事業内容や業務内容も含めて考えていくのがポイントです。

複数の強み・エピソードがあってどれを自己PRにするか迷った場合は、どれが入社後に最も活かしやすいかを基準に考えるとよいでしょう。企業の事業内容や業務内容と照らし合わせて、最も発揮しやすい強みが自己PRに最適です。

自己PRでアピールする強みの例

自己PRでアピールする強みの例をタイプ別に紹介します。自分の強みをうまく言葉にできない人は、ぜひ参考にしてください。

  • 行動・継続:行動力、継続力、集中力、向上心
  • 対人関係・組織:リーダーシップ、コミュニケーション力、協調性、競争心
  • 問題解決:論理的思考力、理解力、発想力、想像力
  • 冷静さ・慎重さ:冷静、慎重、几帳面
  • マインド:ポジティブ、プラス思考、環境適応能力、明るい
  • 資格やスキル: 語学力、プレゼンスキル、PCスキルや資格、専門知識

自己PRでアピールする強みは数多く存在します。そのほかの強みが知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
【就活のアピールポイントの考え方】自己PRの伝え方のコツを紹介

また、「飽きっぽい→好奇心旺盛」というように、短所を言い換えて強みを見つける方法もあります。「短所はいくらでも見つかるのに、長所は全然見つからない」と悩んでいる人は、短所を起点に考えてみましょう。

長所・短所の言い換え例をこちらの記事で確認してください。
面接で「長所・短所」を聞かれた際の答え方|例文や言い換え一覧

自己PRの例文

イメージを膨らませやすいよう、自己PRの例文を4つ紹介します。エピソードのテーマにかかわらず、自己PRは「結論→根拠となるエピソード→入社後のビジョン」で伝えるのがポイントです。

部活動・サークルの経験で協調性をアピールする例文

私の強みは、異なる意見を調整する協調性です。

大学時代に所属していたサッカー部では、全体練習に時間を割きたいメンバーと、個別練習に時間を割きたいメンバー間でたびたび意見の衝突がありました。ミーティングだけでなく練習中も険悪なムードになりかけていたため、私は双方の意見をしっかりと聞くことにしました。

意見を聞くなかで分かったのは、やり方が違うだけで両者とも試合で勝ちたい気持ちは共通していたことです。言葉が足りないときは私が補填して両者の意見を調整したところ、冷静な話し合いができるようになり、全体練習と個別練習のバランスをとれたメニューにできました。

意見が衝突したときにうまく調整できる協調性は、チーム営業を採り入れている貴社で大いに活かせると思います。

ゼミ・研究・学業の経験で主体性をアピールする例文

私の強みは資格勉強によって身につけた主体性です。

大学生活で「人より頑張った」と自信をもって言える経験をつくるため、日商簿記1級に挑戦しました。合格が非常に難しいと言われる1級の勉強で心がけたのは、小さな目標と大きな目標をうまく使い分けることです。

「日商簿記1級に合格する」だけでは日々のモチベーションを保ちづらいため、1週間の目標、毎日の目標というように小さな目標を設定しました。「今日は◯ページまで問題集を進める」などと具体的に目標を立てて勉強を続けた結果、約6ヶ月の勉強期間で日商簿記1級を取得できました。

仕事を進める際は会社から与えられる目標があると思いますが、それだけではモチベーションを保てないと考えています。資格勉強で身につけた主体性を発揮し、自分なりの目標を立てながら日々の業務に臨みたいと思います。

インターンシップの経験で行動力をアピールする例文

私の強みは営業のインターンシップで身につけた行動力です。

インターンシップ参加前の自分は何事にも慎重で、あれこれ考えすぎて行動に移すのが遅いタイプの人間でした。実際に、実践営業を始めたばかりの頃も行動に移すのが遅く、チャンスを逃してしまったり、他の参加生に先を越されて後悔したりする場面がありました。

実践営業を通じて優柔不断な短所を痛感した私は、とりあえず行動に移してみてどうするか考える、と意識を変えてみることにしました。その結果、やらなくて後悔するケースが減り、以前よりも積極的に行動できる人間になれたと実感しています。

考えがなさすぎては周りに迷惑をかけてしまうため、優柔不断な一面と積極的な一面のバランスをうまくとりながら、どんどん行動に移していくつもりです。インターンシップで身につけた行動力は、貴社の新規開拓事業において最も発揮できると考えています。

アルバイトの経験で課題解決能力をアピールする例文

私の強みは課題解決能力です。

この強みが特に発揮されたのは、飲食店でのアルバイトです。私が働く飲食店では新型コロナウイルス対策としてテイクアウトメニューを増やしていたのですが、容器代が加算されるぶん店内で食べるより高くなってしまうため、利用者が少ない状況でした。

利用者を増やすために私が提案したのが、容器を持参したお客さんに割引をおこなう方法です。その結果、テイクアウトを利用する人が増え、お客さんからも「店内で食べるのと変わらない価格でテイクアウトできるのは非常にありがたい」と褒めていただけました。

このように、状況に合わせて課題を解決する力は、顧客の課題に寄り添ったサービスを売りにしている貴社でこそ発揮できると考えています。

自己PRのポイント

自分なりの自己PRが完成したら、面接で伝えるときのポイントを確認しましょう。伝え方を工夫することで、自己PRの内容がさらに魅力的なものになります。

企業の求める人物像に合った強みをアピールする

企業の求める人物像に合った強みをアピールするよう心がけましょう。チャレンジを推奨する企業なら積極性が伝わる強み、堅実な企業なら真面目さが伝わる強みなど、企業に合わせたアピールが大切です。

企業の求める人物像を考慮するのは、チャレンジ精神豊富な学生を求める企業に対し、慎重さを強みとしてアピールしても評価されづらいためです。自社に貢献できる学生を採用するのが企業の目的ですから、求める人物像に合った強みでなければアピールにはなりません。

特別なエピソードである必要はない

代表や副代表、日本一などの経験は評価が高くなりそうに見えますが、自己PRは特別なエピソードである必要はありません。ありきたりなエピソードでも、自分らしさが伝わればオリジナリティのある自己PRになります。

たとえ組織の代表を務めた経験があっても、与えられた仕事を淡々とこなしてきただけでは自己PRになりません。エピソードの印象度よりも、過去のできごとのなかでの主体性や、今後のビジョンが評価されていると理解しておきましょう。

面接官がイメージできるようなるべく具体的に

面接官が当時の状況をイメージしやすいよう、数字を盛り込んだり具体的な状況説明をしたりするのが自己PRのコツです。どんな状況で、どんなことが起きたのかを詳しく伝えましょう。

エピソードに具体性をもたせるポイントは、比較対象を提示することです。例えばテストの点数を伝える場合、「数学のテストで80点をとった」と伝えるよりも、「平均点60点の数学のテストで80点をとった」と伝えるほうが具体性が増します。

前者では80点が良いのか悪いのか分かりませんが、後者では80点が良い点数だと理解してもらえるのが比較対象を提示するメリットです。

自己PRに関するよくある質問

最後に、自己PRに関するよくある質問にお答えします。自己PRは面接で聞かれやすい質問のなかでも特に重要です。企業の質問意図に沿わない回答を避けるためにも、疑問点はしっかりと解消しておきましょう。

自己PR写真の提出が求められた場合は?

自己PR写真を選ぶ際は、「いかに自分らしさが表現できているか」がポイントです。企業は学生の人柄や強みを、具体的にイメージする目的で写真の提出を求めているので、自分らしさが伝わるような写真を選びましょう。

一例として、協調性を強みにしているのであれば、自分1人で映っている写真よりも、複数人で楽しそうに会話している写真のほうが強みが伝わりやすくなります。自己PRの説得力を高めるために、写真はアピールポイントに適したものを選んでください。

自己PR写真のより詳しい選び方と注意点を以下の記事から確認しましょう。
自己PR写真・あなたらしい写真の選び方|例文やない場合の対策も

自己PR動画の場合は同じ内容でいい?

自己PR動画の場合も同じ内容で問題ありません。自己PRを考えるときと同じ手順で話す内容を整理し、企業の求める人物像に合った強みをアピールしましょう。

文字情報を伝えるES・履歴書の自己PRとは異なり、視覚情報を伝えられるのが自己PR動画の特徴です。服装や声、ジェスチャー、背景なども評価ポイントとなるため、魅力が伝わるように細かな点まで気を配りましょう。

自己PR動画を作る際も、自己PR写真を選ぶときと同様にアピールポイントに適した内容を心がけることが大切です。

自己PRと強み・長所が被ってもいい?

自己PRと強み・長所が同じ面接で聞かれることは稀ですが、仮に聞かれたとしても被りを気にする必要はありません。むしろ同じポイントをアピールすることで、一貫性があると評価してもらえるでしょう。

自己PRと強み・長所はよく似た質問項目ですが、自己PRでは企業にとっての採用価値を、強み・長所では学生の人柄を主に評価しています。似たような内容でも質問の意図が少し異なるため、伝え方を工夫すれば差別化が可能です。

自己PRでは強みから自分の採用価値をアピールし、強み・長所の質問では強みから自分の人柄をアピールしてみてください。

自己PRとガクチカのエピソードが被ってもいい?

自己PRとガクチカのエピソードが被るのも問題ありません。自己PRでは学生のもつ強みから採用価値が評価されているのに対し、ガクチカでは努力の過程が重点的に評価されています。

評価ポイントがズレているため、同じエピソードでも内容の差別化が可能です。例えば、アルバイト経験をエピソードにするなら、自己PRではアルバイトで発揮した強みを仕事にどう活かせるのかアピールし、ガクチカではアルバイト中の苦労や工夫を中心にアピールすると良いでしょう。

自己PRが思いつかない場合は?

自己PRが思いつかない場合は、まず原因を明らかにすることが重要です。特別な経験や実績が必要だと考えているからなのか、それとも本当に何もしてこなかったからなのか、といったように原因を分析してみましょう。

原因を分析できたら、次はその原因に応じた対策を講じます。例えば、特別な経験や実績が必要だと考えているせいで思いつかないのであれば、これまで目を向けなかった小さなできごとも含めて考えるべきです。

自己PRは実績のアピール大会ではないため、小さなできごとのなかから自分らしさを表現できる部分が見つかる可能性もあります。このように、原因を理解したうえで適切な対策を講じれば、自己PRを見つけるのはそれほど難しくないはずです。

自己PRが思いつかない原因と、具体的な対策は以下の記事で確認してください。
【自己PRが浮かばない人へ】強み・エピソードの考え方・書き方
自己PRのエピソードがない!自信がない場合の考え方【例文あり】

まとめ

以上、自己PRの目的や企業が求める理由、混同されがちな質問との違いを解説しました。

自己PRは強み・長所やガクチカとよく似ていますが、それぞれの目的は異なります。自己PRは「企業に自分を採用すべきだとアピールするもの」ということをよく理解したうえで、自分の強みをアピールしていきましょう。

今回紹介した例文やポイントを参考に自分ならではの自己PRが完成したら、ぜひOfferBoxへのプロフィールに登録してみてください。スカウト型の就活サイトであるOfferBoxであれば、自己PRに興味をもってくれた企業からオファーをもらえるチャンスがあります。