インターンシップでの自己紹介3ステップ|例文やグループ・動画選考のポイントを紹介

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インターンシップに参加するけど、自己紹介で何を話せばいいのだろう…
インターンシップの動画選考、どう作ればいいのか分からない…

このような悩みを抱えている学生は多いのではないでしょうか。自己紹介は第一印象を左右するからこそ、好印象を与える自己紹介をしたいですよね。

普段の生活で初めて出会う人に自己紹介する機会は限られていますし、就職活動の場だからこそ、なにか特別なことを話さないといけないのかと身構えてしまいますよね。

この記事では、自己紹介が選考に与える影響から、自己紹介に盛り込むべき内容、グループ・動画選考の際の例文などご紹介します。

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インターンシップの自己紹介は大切?

まずは、自己紹介が選考にどのような影響を与えるのかみていきましょう。

自己紹介で第一印象が大きく変わる

自己紹介の目的は、自分の概要を知ってもらうことです。あくまで概要を伝えることが目的なので、それだけでインターンシップの評価が決まるようなものではありません。

ただ、自己紹介はその人の第一印象に大きな影響を与えることも確かです。

グループワークなどをする場合は、自己紹介をするまでお互いのことをほぼ知らない状態で進みます。自己紹介をするシーンは、あなたのことを周囲に知ってもらう最初の機会になります。

あなたが新しい人に会うときも、最初の第一声や雰囲気で「この人は明るいなあ」「頭が良さそうだなあ」などと感じることがあると思います。同じように、あなたの自己紹介で周囲からあなたへの第一印象が決まります。

グループディスカッション(GD)の場合、役割に影響も

もしインターンシップやその選考がグループディスカッション形式の場合、グループディスカッション中の役割にも影響を与えます。

もちろん第一印象だけで決まるわけではなく、ディスカッションの中で相談して役割を決めることがほとんどですが、その役割分担のイメージは自己紹介から始まっていることが多いです。

例えば、自己紹介を挙手して自ら最初に始めた人がいたら、「この人が議論を引っ張っていくのかな」と考えてしまうものです。話を整理するのがうまそうな印象があると議論のまとめ役に自然と落ち着くこともありますし、話すのが上手な人がいれば「発表はこの人かな」と、自己紹介の段階でなんとなく役割が決まってしまうことはあります。

そのため、もし自分がやりたい役割があるのであれば、そういったイメージを第一印象から与えておいたほうが役割になりやすくなります。

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インターンシップの自己紹介に盛り込む内容

続いて、具体的に自己紹介に盛り込む内容を紹介します。ここでは、自己紹介動画を企業に送付する動画選考ではなく、対面やオンラインで行うグループ選考での例を主に紹介します。

自己紹介は大きく3つのステップに分かれます。

  1. 挨拶・大学名・名前
  2. 普段の活動
  3. インターンシップに参加した理由と意気込み

①挨拶・大学名・名前

まずは挨拶と所属している大学名、名前を紹介しましょう。最初に自分が何者なのか伝えるのは、ビジネスの場に限らず、一般的なマナーです。

この段階で特別に印象付ける必要はありません。入りで印象が悪くならないよう、挨拶は特に明るく入ると良いでしょう。

なお、場合によっては大学名は言わなくていいと言われることがあります。大学名は言わないように言われた際は、企業側で大学名で選考したくない、先入観を持たずにインターンシップに参加してほしい、など意図があることが多いです。その場合は、大学名は言わずに、挨拶と名前だけで問題ありません。

「おはようございます。●●大学の【名前】です。」
「はじめまして。【名前】と申します。」

など、簡潔に元気よく伝えましょう。

②普段の活動

続いて、普段どのような活動をしているか、簡単に紹介しましょう。

目的は、企業へのアピールではなく、自分のことを全員に知ってもらうことです。自己PRではなく、あくまで、互いを知り合うきっかけ作りのためですので、話しすぎることがないようにしましょう。

例えば、「普段はダンスサークルで、ジャズダンスをしています。」というような概要の説明に留めておいてください。
部活やサークルなどの組織に所属していなくても、普段どのようなことに主に時間を使っているか、を伝えるとよいでしょう。珍しい趣味などでも恥ずかしがらず話すと、チームで話が盛り上がるかもしれません。

③インターンシップに参加した理由と意気込み

最後に、今日のインターンシップに参加した理由と意気込みについて話しましょう。

参加した理由は、きっかけなどでも構いません。「◯◯に興味をもって参加しました。」とどんな背景で参加したかを伝えると、自分が何に興味があるのかが伝わるでしょう。

そのうえで、「今日は◯◯が知れたらいいなと思っています。」と、今日の目的や達成したいゴールを伝えておきましょう。企業の方がグループについている場合は、自分の目的を共有することで、それが達成できるように企業の紹介や説明をしてくれる可能性があります。

グループワークをすることが確定している場合は、「グループワークではチームに貢献できるようにがんばります」とグループワークへの意気込みを伝えてもよいです。グループワークに積極的に臨む姿勢を示すことで、協力し合う雰囲気を作ることができます。

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【時間別】インターンシップの自己紹介の例文

ここでは、インターンシップで自己紹介をする際の例文を紹介します。時間別に紹介しますので、参考にしてみてください。

15秒の場合の例文

はじめまして。私は◯◯大学◯◯学部の◯◯と申します。今日は、◯◯業界の実務について理解を深めたいと思って参加しました。どうぞよろしくお願いします。

15秒しかない場合は、自分の大学・名前、参加の目的を知ってもらうようにしましょう。会社側も自己紹介の時間を短くしている場合は、簡単な挨拶を求めています。普段の活動や趣味を共有することを求めていない可能性が高いので、手短に済ませるようにしましょう。

自己紹介が短い場合は、ほかの人の名前もしっかり覚えられるよう余裕を持って挑みましょう。

30秒の場合の例文

はじめまして。私は◯◯大学の◯◯と申します。大学では心理学を専攻しています。普段はバスケットボールサークルで活動しています。

今回のインターンシップを通して、金融業界の業務について理解を深めたいと考えています。今日はグループワークをしながら進むと聞いているので、グループに貢献できるように頑張ります。

よろしくお願いします。

30秒あれば挨拶から、普段の活動や参加の目的、意気込みまで、一通り話すことができます。決して長い時間があるわけではないですが、焦って早口で話してしまわないように気をつけましょう。

1分の場合の例文

はじめまして。私は◯◯大学◯◯学部◯年生の◯◯と申します。地学を専攻をしていて、最近では地層についての研究をしています。普段はファミレスでキッチンのアルバイトをしています。イタリアンをメインで扱っているので、家でパスタを作ることも多いです。

私は就活でIT業界を志望しており、なかでも◯◯のサービスに興味があるので、今日の1dayインターンシップに参加しました。インターンシップを通して、この業界の新たな魅力や企業の社風について、理解を深められたらと考えています。

また、今日はグループワーク形式で進んでいくと聞いています。全員で協力しながら、ほかのグループよりもよいアウトプットが出せたらと思うので、積極的に意見交換できると幸いです。

今日は1日、よろしくお願いします。

1分の場合、グループのメンバーのことを理解し合うことが求められていることが多いです。自分の人となりを知ってもらえるように、自己紹介をしましょう。

とはいえ、自己PRではなく、あくまで自己紹介です。基本的には「自分の強みは〜です」などとアピールする時間ではないので、自分の人となりを理解してもらうために必要な内容に留めましょう。

よほどかしこまった雰囲気の場でない限りは、打ち解けられるように笑顔で話すことを心がけましょう。

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インターンシップ(グループ選考)の自己紹介のポイント

例文を紹介したところで、実際に自己紹介する際のポイントを紹介します。第一印象を左右する自己紹介は、伝える内容はもちろん、伝え方が非常に重要です。

笑顔で背筋を伸ばす

まずは笑顔を心がけましょう。どんなに良いことを言っていても、表情が暗いと「この人は自分とあまり仲良くしたくないのかな」と思われてしまうかもしれません。

笑顔が苦手な方は、笑顔を作ろうとするのではなく、前歯を見せることを意識すると良いでしょう。相手には笑顔の印象として伝わりやすいです。

そして背筋を伸ばし、姿勢良くしましょう。長時間話を聞いていると、姿勢は崩れがちです。普段、猫背気味な方は特に気をつけましょう。

全員に聞こえる声でハキハキと

自己紹介をするうえで声のボリュームも重要です。周りに聞き取りづらいと、自分のことを理解してもらえなかったり、「自信がないのかな」と思われたりしてしまいます。

声を大きくするために、一番遠くにいる人に話すようにして話すとよいでしょう。手前の人に合わせると、声のボリュームも目線も落ちてしまい、聞こえなくなってしまいます。

また、話し慣れていないと早口になってしまう人が多いです。早口になると、聞き取りづらくなるので、ゆっくり落ち着いて話すことを意識しましょう。

緊張している場合は、最初に「緊張しています。」と伝えてもよいです。それ自体で悪印象を与えることはないですし、自分が緊張していることを周囲に共有するだけでも落ち着く場合もあります。

一人ひとりの目を見て話す

話す際は一人ひとりの目を見て話しましょう。人の目を見て話すのは緊張する人もいるかもしれませんが、人の目を見て話すのはマナーです。

インターンシップやグループ選考では、グループワークを周囲と協力して進めることが欠かせません。目線を合わせることは、相手に「自分と意思疎通しようと思ってくれている」と印象を与えるためにも、大切なことです。

直接目を見るのが難しい人は、相手の鼻や首元を見て話すとよいでしょう。相手が「自分に向かって話してくれている」と感じられるように話すのがポイントです。どうしても慣れない人は、日頃から人の目をみて話すように意識してみてください。

前述のとおり、目線を落としてしまうと声も通りづらくなるので、顔を上げて一人ひとりの目を見て話すようにしましょう。

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他の参加者の自己紹介を聞くときのポイント

自分の自己紹介が不安で他の参加者の自己紹介を聞けていなかったり、または自分の自己紹介が終わって気が抜けてしまったりしてはよくありません。
一緒にワークにのぞむ相手を知ることも、インターンシップの内容をより充実したものにするために大切です。以下に聞くときのポイントをまとめます。

ほかの人の自己紹介を聞くときは相槌を

自己紹介をしていない時間も重要です。ほかの人が自己紹介しているときは、よく耳を傾けて、適度に相槌を打ちましょう。「傾聴姿勢」もビジネスマナーの1つです。

自分がほかの人にとった態度は、巡り巡って自分に返ってきます。ほかの人の話をよく聞こうとすれば、周囲も自分の話を聞こうとしてくれます。

自分の自己紹介が終わるまでは、何を話そうか考えたくなってしまう気持ちもわかりますが、ほかの人の話を聞くことが優先です。ほかの人の話を聞いて、どんなことを話すべきか理解できることもあるので、まずは傾聴することが基本です。

名札がない場合は手元でメモを取る

グループワークが中心のインターンシップでは、事前に名札やネームカードが準備されていたり、その場で記入するケースが多いですが、中にはないケースもあります。
そんな時は、自己紹介のタイミングで、チームメンバーの名前をメモするのが良いでしょう。

互いに緊張していることが多いですし、人数が多いとなかなかすぐには名前が覚えきれないのが普通です。後から聞き返すのも気まずい思いをするでしょうから、手元に書き留めておくのがおすすめです。

聞くときも話すときも表情は笑顔で

話すことや周りの話に集中しすぎると、真剣で険しい表情になってしまいやすいです。真剣に臨むことは悪いことではありませんが、「一緒にグループワークをしたり、働いたりしたい」と思ってもらうことは難しいです。

そのため、話を聞くときも話すときも表情は笑顔を心がけましょう。

緊張しているときは無理に笑顔を作る一苦労かもしれませんが、「緊張しています」と言いながら笑ってみるだけでも、緊張はほぐれます。まずは、緊張していることを認めることで、吹っ切れる部分もあります。

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インターンシップの自己紹介動画のポイント

近年、書類選考だけでなく、自己紹介動画で選考をする企業も増えています。ここでは、自己紹介動画を作成する際のポイントを紹介します。

恥ずかしがらない

まずは恥ずかしがらないようにしましょう。自分が話しているところを動画に収めるのは、慣れていない人が多いと思います。しかし、恥ずかしそうにとっている動画は、伝えたいことが伝わりづらいです。

動画選考を課しているので、自分と同じくその企業の選考に進む多くの人が動画を撮っています。恥ずかしいことではありませんので、堂々とハキハキと話すようにしましょう。

また、動画選考のよいところは、何度も撮り直せることです。自分の言動を見て改善することができます。恥ずかしいときや困ったときの自分の癖も、動画をとおして見直すことができます。

マイクの音量をよく確認

ここからは、機材の設定に関するポイントを紹介します。まずはマイクの音量です。

音量が小さくて聞き取れないと評価のしようがありませんので、ほとんどの場合不合格になってしまいます。「音声が聞こえないので撮り直してください」と企業から連絡がもらえることは極めて稀です。何も言われずに不合格になってしまう可能性もあります。

スマートフォンや外部マイクでは、多くの場合、集音設定を変更できるようになっています。よく声が聞き取れる水準まで集音するようにしましょう。編集ソフトを使えば、音量を調整することもできます。

また、周囲の物音、環境音で聞こえなくなってしまうこともあります。基本的には周囲が静かな場所で撮影するようにしましょう。

元気の良さをアピールしたい場合はよいかもしれませんが、叫ぶように大声を出している動画は評価が分かれますので、基本的には自分が落ち着いて話せる音量に調整するとよいでしょう。

映像が揺れないようにカメラ(スマホ)は固定

動画を取る際は、カメラも重要です。映像が揺れていると、見る際に気になってしまい、自己紹介の内容が入ってこないこともあります。

できれば、三脚のようなものを買って固定できるとよいでしょう。ただ、準備できない場合もあると思うので、その場合は平らなものに立てかけるなどして、カメラが動かないようにしましょう。

撮影した後は、見づらい部分がないか、自分の目で確認しましょう。プロのような映像は求められていませんが、最低限見やすいように調整することは求められます。動画の内容を正しく評価してもらうためにも、カメラは固定しましょう。

顔がはっきり映る明るさに

顔がはっきりと見えない動画も評価が悪くなりやすいです。笑顔だとしても、明度・輝度が低い動画は暗い印象を与えてしまいます。

理想はリングライトのように表情がトーンアップされるライトを使うことですが、必ずしも準備できるものではないでしょう。

その場合は、撮影する際に露光量(光を集める量)を調整してください。こちらも、スマートフォンやカメラの設定、あるいは撮影後調整することができます。

明るいところで撮影しようとしても、逆光だと顔が暗く見えてしまうことが多いです。光は顔の正面から当たるように調整すると、明るい印象に映りやすいです。

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OfferBoxに自己PR動画をUPして企業からオファーをもらおう

自己紹介動画ができたら、OfferBoxにアップロードすることで、企業からオファーがもらえる可能性があります。

OfferBoxは新卒オファー型就活サイトです。自分のプロフィールや自己PR、画像、動画などを登録しておくことで、興味をもった企業からオファーをもらうことができます。

OfferBoxは企業がオファーを送れる数を制限しているため、プロフィールを見ていない企業から、オファーが多数届くこともありません。自分が知らなかった業界や自分に合った企業からオファーがもらえるチャンスですので、ぜひ登録してみてください。

自己紹介以外にも、自分がアピールしたい項目を設定してアピールすることもできます。日頃の就職活動では、自分がアピールしたいことをできていないと感じている人も、OfferBoxであれば自分の魅力を余すことなく伝えることが出来ます。

自己紹介や自己PRの作成方法を解説し、短時間で作る会「OfferBoxもくもく会」も開催しています。どのように作っていいか分からずに困っている方や、まとまった時間を確保できていない人はぜひ参加してみてください。

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【まとめ】インターンシップでの自己紹介

以上、自己紹介が選考に与える影響から、自己紹介に盛り込むべき内容、グループ・動画選考の際の例文やポイントをご紹介してきました。

自己紹介は、第一印象を決める大事なものです。それだけで選考が不合格になることは基本的にありませんが、第一印象はその後のコミュニケーションのとり方にも影響します。

グループワークやグループディスカッションでは、その後の役割やグループ内の立ち位置にも影響するので、ぜひ自己紹介からよい印象をもってもらえるようにしましょう。

動画選考の場合は、撮り直すことできるので、満足のいく出来になるまで自分の言動を見直してみましょう。日頃の自分のよくない癖にも気付けるかもしれません。

就職活動を機に、気持ちの良い自己紹介ができるように取り組んでみましょう。

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