採用担当者に「コピペでしょ」と言わせない「自己PR欄」の書き方|「論理の三角形」を活用してみよう

  • LINEで送る

自己PRアイキャッチ

エントリーシートを記入するときに「自己PR」ってものすごく悩みますよね。
人によっては「学生時代打ち込んだこと」と同じくらい悩むかと思います。
「コピペは駄目」とわかっていても、難しいんだからこれくらいは許してほしいものですが、現実はそう甘くはありません。

当然ですが、コピペはバレてしまうのです。
ですが、「この部分が完成していないと、スタートラインにも立てていないような気がして不安だ」という学生さんも少なくないのではないでしょうか。
なので今回は「自己PR欄を書くのが難しすぎる」という学生さんの肩の荷が少しでも下りるように、「自己PR欄の書き方」について、「論理の三角形」というアイデアを紹介します。

「コピペ自己PR」を脱却したい方は、是非参考にしてみてください。

 

そもそも自己PRは何も考えずに書けるものではない

そもそも自己PRは何も考えずにスラスラ書けるものではありません。
かといって、考えに考え抜いても何も出てこないので、多くの学生さんは「自己PR 書くことない」や「自己PR 例」などで検索しているようです。
これらの検索結果から書いた自己PRでは、仮にコピペではないとしても「コピペっぽく」なってしまう可能性があります。

 

多くの人が調べるページを参考にすると必然的に「コピペっぽく」なる

現代は、お手軽な答えなら簡単に見つかる時代です。
PC、スマホで検索すればすぐに答えにたどり着けてしまうことが、「自己PRのコピペっぽさ」を強くしているのだと考えられます。

例えば「自己PR 例」で検索したときに、最も参考にするページはおそらく検索結果の1番上に表示されたページだと思います。
その文面を少しずつ変えて自己PRを完成させたとしても、文章全体の言い回しなどがどうしても似てきてしまうでしょう。

採用担当者は、いわば選考のプロ。
ネットに載っている文面を少し変えるだけでは見抜かれてしまいます。
その結果、自分ではコピペのつもりがなくても、採用担当者には「あぁ、これはネットの文章を参考に書いてるのかな」と思われることになってしまいます。

 

オリジナルの自己PRを作ることで、志望動機も書くことができるようになる

多くの人は、エントリーシートの各項目(自己PR、志望動機、学生時代打ち込んだことなど)を独立させて考えている傾向があります。
実は、すべての項目は繋がっていて、取り組み方によっては、一気にすべて埋めていくことも可能なのです。

 

エントリーシート全体の流れを考えると一貫性が大切

各項目ごとに、自分に合った例文をネットで探してきて少し手を加える方法を使うと、「志望動機ではこう書いてたはずなのに、自己PRでは違うことを書いてるぞ…」と、読んだ人も混乱してしまいます。
なので、一つ一つを埋めていくというよりは、エントリーシート全体を通して「自分がどういった人間で」「どういった部分に魅力を感じて志望しているのか」をしっかりと伝えられることが大切になってきます。

 

「コピペでしょ」と言わせない「自己PR欄」の書き方

エントリーシート_書き方
ここからは「自己PR欄」を書いていくうえで、よりオリジナル感を出すためにできることを紹介していきます。
エントリーシート全体を通して、大事なのは以下の3つです。

  • 自己分析で「本当の自分」を見つける
  • 「論理の三角形」を使って根拠を固める
  • 自分が伝えたいことをしっかり表現する

 

これらが出来ていれば、自己PR欄だけでなくエントリーシート全体を通して、スムーズに書くことができるようになります。
では、具体的にはどのようにするのが良いのでしょうか。
順を追って、詳しく見ていきましょう。

 

1.まずは自己分析で「本当の自分」を見つける

「自己分析は自己探索である」とも言われているように、「本当の自分」というものは、そう簡単には見えず、積極的に探していく必要があります。
まずは、自分がどんな人間なのかを探るために「過去の経験」を見返していきましょう。
また、親や友人、先輩や後輩、大学の教授など自分の色々な面を知っている他者に聞いてみる、ということも積極的にやってみると良いかもしれません。

 

「モチベーショングラフ」で自分史作りをすると、意外なところに「本当の自分」が見つかることもある

モチベーショングラフ①
自己分析の方法として有名な方法としては「モチベーショングラフ」作りが挙げられます。
モチベーショングラフとは、モチベーションが上がった瞬間、下がった瞬間を時系列ごとに書き出して印をつけ、線グラフのように結んでいってグラフにするものです。
どういったことがきっかけで「やる気が上下したのか」を、より具体的に書き出していくことで、今の自分がどのように作り上げられたのかが見えてくるでしょう。
もしかすると、意外なところから「本当の自分」が見えてくるかもしれませんね。

 

2.「論理の三角形」を使って自己分析の根拠を固める

論理の三角形_自己PR
自己分析を通して「本当の自分」への理解が深まったら、次に「論理の三角形」を使って自己分析の根拠を固めていきましょう。
論理の三角形とは、「主張」「データ」「理由付け」の三角形のことで、主張を述べるためには論拠・根拠が必要なことが示されたモデルです。
具体的には、「本当の自分」を主張するために、その理由付けになる出来事を思い出し、記述することがこれに当たります。

  • いつの
  • どのような出来事で
  • どのように取り組み
  • 何を得たのか(結果/能力/学び)

以上の4つの要素を意識しながら書くと良いでしょう。

 

自己分析結果を論理の三角形を使って自分の言葉で説明できるようになると面接でも通用する

面接_自己PR_通用

自己分析の結果として出てきた「本当の自分が伝えたいこと」の根拠をしっかり作ることが重要とされているのには、大きな理由があります。
それは、エントリーシートを書くことだけが自己PRの全てではないからです。
多くの場合、エントリーシートで書いたことを、面接で伝える場面があります。
例えば「志望動機」や「最も苦労したこと」は必ずと言っていいほど聞かれることなので、簡潔に答えられるようになっておくことが理想的です。

 

3.「本当の自分」として伝えたいことをしっかり表現する

嘘偽りない自分を表現できているかも重要な要素の一つです。
何故なら無理に取り繕ってしまうと、入社後働く自分にまで影響を与えてしまう可能性が高いからです。
例えば、「本当の自分」は「出世しなくてもいいから長く働きたい」という保守的な考えを持っているのに、「成長志向があって、何にでも挑戦していきます」という自己PRを書いたとします。

そうすると、働き始めた時に「何でも挑戦する人だから」と、自分の気持ちとはズレた仕事が回ってきて、苦労することになります。
「本当の自分」を「理想」であると考えるならば、現実とのギャップが大きく、最悪の場合「仕事辞めたいな」と考える原因にもなってしまうかもしれません。
なので「本当の自分」として伝えたいことはしっかり表現できるようになっておく必要があります。

 

素直な気持ちで自分と対話することが大切

人は少しでも自分を良く見せたいと思うものです。
例えば、ちょっとしたアンケートでも自分が良く見える選択肢を選びたくなってしまいますよね。

しかし、就活での受け答えはその場だけでなく、将来の自分の働き方やキャリア形成にも影響を与えることになる可能性が非常に高いです。
なので、取り繕うことはせず、素直な気持ちで自分と対話しながらエントリーシートを書いていくことが大切です。

 

まとめ:「本当の自分」と「それを支える根拠となる出来事」を探すことが遠回りなようで実は最短ルート

今回は、自己PRの書き方のアイデアとして「論理の三角形」というものについてお伝えしました。
しかし、「論理の三角形」を使いこなすためには「自己分析」は切っても切り離せない工程の一つです。
「自分を分析する」と言われると、テーマが大きくなりすぎて「何を考えたらいいのかわからない」となってしまうかもしれません。

「過去の経験から根拠づけられる本当の自分」が「何を望んでいるのか」を探すようにすると、具体的にやるべきことが見えてくるのではないでしょうか。

  • 「本当の自分」を過去の経験から探す
  • 「本当の自分」の主張を支える根拠になる出来事を探す
  • 「本当の自分」が伝えたいことをわかりやすくしっかり表現する

 

エントリーシートを書く時には、今回紹介した以上の3要素を意識してみてくださいね。