履歴書・ESの「特技」で悩んだら?就活でアピールできる特技の伝え方や書き方!【特技の具体的な例15選付】

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就活をしていると履歴書やESに出てくる「特技」の欄。
「得意なことはあるけれど、この内容を書いていいのかな?書いたら選考で不利にならないかな?」と不安に思う方も少なくはありません。特に、ゲームや漫画の内容など、書くのを躊躇ってしまう気持ちもわかります。
実は就活でアピールする特技に関しては、書いてはいけない項目というのはほとんどなく、企業も項目より内容を見ていることがほとんどです。

この記事では、履歴書・ESの「特技」の欄でアピールするための伝え方や書き方を、具体的な例15選とともにお伝えします。

就活で「特技」はなぜ聞かれるのか

仕事と特技の関連性を疑問に思う方もいるかもしれません。確かに直接的に関係する項目ではありませんが、企業が就活において注目しているポイントが含まれているのです。
この章では、企業が特技を聞いた際に注目している以下のポイントをお伝えします。

  • 企業が知りたいのは「特技自体」ではなく「取り組み方」
  • 論理的に説明できるかをみている
  • 業務の適性をみている
  • 社風に馴染めるのかをみている

企業が知りたいのは「特技自体」ではなく「取り組み方」

まず認識していただきたいのは、企業は「特技が何か」よりも「特技への取り組み方」を見ているということです。

企業は「すごい特技を持っている人」を採用したいわけではありません。
「自分が得意なことをどう活かしたのか?何に取り組んだのか?」を知ることで、その人の仕事に対する取り組み方のイメージを持ちたいのです。

特技に「書いてはいけないものはほとんどない」というのは、これが理由です。

例えば、特技がピアノ演奏だった場合、
「人にリクエストしてもらった曲を弾いて、家族や友人に喜んでもらった」
「コンクール入賞のために、中学3年間毎日欠かさず1時間以上練習した」
では、受ける印象が違いますよね。

特技自体ではなく、「どう取り組んだのか」のエピソードに企業は注目しています。

論理的に説明できるかをみている

仕事の基本は論理的なコミュニケーションで、いわゆる「結論ファースト+理由」が必要になってきます。
そのため、就活のどの質問項目においても論理的に説明できることが重要になってきます。特技も例外ではありません。

特技を答える時も「結論ファースト+理由」を心がけましょう。具体的な書き方については後述します。

業務の適性をみている

業務内容において、活かせる特性は異なります。例えば、サッカーが得意な人はチームプレーが求められる仕事ができそうで、将棋が得意な人は綿密に戦略を立てる仕事ができそうというイメージがあると思います。

そのため、応募している職種との適性が合うかどうかを、特技のエピソードによって判断することがあります。
もし応募している職業が適性でないと企業が判断した場合でも、企業によっては別の職種を打診してくれる場合もあるので、世界が広がるかもしれません。
その特技への取り組みで学んだことを、仕事でどう活かせるかを説明するとより良いでしょう。

社風に馴染めるのかをみている

高校や大学の生活を思い返してみてください。性格や雰囲気、好みが合うような友達と一緒にいることが多くありませんでしたか?
会社というコミュニティも一緒です。特技から性格や好みなどを想像し、社風に合うかどうかを判断しています。社風に合う人を採用することで、社員もその人自身も働きやすくなるからです。
そのため、特技を伝える中で、自分がどんな人なのかを伝えられることができると良いでしょう。

 

番外編:面接では「特技」はアイスブレークにもなる

上記でご紹介したような企業がみているポイントの他に、面接では特技の話はアイスブレークにもなります。自分の得意なことを話すと緊張もほぐれますよね。
特技の話で場の雰囲気をほぐして、次の質問に備えるといいでしょう。

 

就活で伝えるべき「特技」はどんなものなのか

一つ前の章で企業がみているポイントをお伝えしました。しかし、具体的にどのような特技をアピールすればいいかはまだイメージがつかないかもしれません。
この章では特技とはどういうものかの概要をお伝えします。

就活で書いてはいけない「特技」はほとんどない!

まず、結論としてアピールしてはいけない特技はほとんどありません。前の章でもお伝えしたように、企業がみているポイントをアピールできればいいのですから、論理的に説明でき、かつ自分の適性や自分の人となりをしっかりと伝えられる特技を選ぶことが大事なのです。

「特技」と「趣味」の違い

よく似たような項目として比較されるものに趣味があります。確かに似ていますよね。
特技と趣味の違いをお伝えすると、

  • 特技は自分の得意なもので、特に自分の適性についてアピールするもの
  • 趣味は自分の人となりについてアピールするもの

と認識していただくとイメージしやすいかと思います。
一部被ってしまう部分も出てくると思いますが、問題ありません。

「特技」の見つけ方

特技について迷う人の中には、書いてはいけない項目もあるのではないかと悩む人もいる一方で、特技として書ける内容がないと悩む人もいると思います。そのため、特技として書ける内容がないと悩んでいる人に向けて、特技の見つけ方もご紹介します。
長所から特技を考える
長所が思いつく人は、長所が活きた具体的なエピソードを思い返してみると、その具体的なエピソード内の単語から特技が見つかる場合があります。
自己PRから特技を考える
自己PRが思いつく人は、自己PRを説明する具体的なエピソードを思い返してみると、その具体的なエピソード内の単語から特技が見つかる場合があります。

 

就活で伝える「特技」の具体例15選

これまで特技について抽象的にはお伝えをしてきましたが、それでもまだ履歴書やESに書けるまでのイメージがついていない人もいると思います。そのため、この章では具体的な例を15個ほど職種別にご紹介します。

総合職志望の場合

総合職志望の場合は、職種を限定されていないため、ありのままの自分の特技を伝えやすいです。多少抽象的な特技であっても全く問題ありません。冒頭からお伝えしているとおり、企業は特技に「どう取り組んだか」をみています。
ここでは、抽象的なエピソードからどうアピールしていくかを具体例を用いてご説明します。

人とすぐに仲良くなる

コミュニケーション能力をアピールできます。
仕事において活かせそうな部分としては、社内や営業先との円滑なコミュニケーションによる業務推進という点で活かすことができそうです。

イベントなどの幹事

リーダーシップ能力や、それに付随したとりまとめする能力をアピールできます。
仕事において活かせそうな部分としては、他の人をまとめるような業務や、他部署との細かい調整が必要な業務で活かすことができそうです。

外国語を話すこと

自発的に学べることをアピールできます。
仕事において活かせる部分としては、専門的な知識が必要な場合や、資格習得が必要な場合に自発的に進んでいくことができそうです。また、直接的に海外もしくは外国人とお仕事する可能性がある場合は、コミュニケーションに不自由しないという点も仕事に活かせる点になります。

同時に複数のタスクをこなすこと

複数のタスク管理能力をアピールできます。
仕事において活かせる部分としては、複数のタスクや仕事が同時並行して進んでいく際の管理において活かすことができそうです。

1つの作業に集中して取り組むこと

集中力の高さをアピールできます。
仕事において活かせる部分としては、分業制で自分のやる案件やタスクがはっきりしている場合に活きてきそうです。特に人数が多い会社で、やることがある程度明瞭化されている会社などがいいかもしれません。

人に物事を教えること

相手のことを考えながら、論理的に説明できる能力をアピールできます。
仕事において活かせる部分としては、誰かに教えるような業務、もしくはマネジメントしていくような業務の場合に活きることが多いです。また、人との円滑なコミュニケーションの場面においても活きてきそうです。

運動や筋トレ

セルフマネジメントをしながらコツコツ努力できることをアピールできます。
仕事において活かせる部分としては、継続的に行うことが重要な仕事などです。

バンド演奏

チームで協力して物事に取り組めることをアピールできます。
仕事において活かせる部分としては、社内でも社外でもチームで協力して仕事を達成していく場面です。

読書・勉強

自発的に学べることをアピールできます。
仕事において活かせる部分としては、専門的な知識が必要な場合や、資格習得が必要な場合に自発的に進んでいくことです。

読書の中でも小説を読むことが特技になってくる場合は、上記内容に一見関係なさそうですが、小説以外にも転用できるスキルだということを一言説明できるといいでしょう。

料理

完成・達成に向けて物事を進められることをアピールできます。
仕事においては、必要な作業を逆算した上で業務を進める場面などで活かせそうです。さらに、時短で料理していたり、オリジナルのレシピを開発していたり、内容によってはプラスアルファでアピールできることもありそうです。

掃除

人が嫌がることでも率先して取り組めることをアピールできます。
仕事において活かせる部分としては、何事にも積極的に取り組んでいけることができそうなうえに、他の人の気づかない部分にも目を配れることです。

 

専門職志望の場合

専門職志望の場合は総合職志望の場合と比べて専門的なスキルをアピールしたほうがが高評価になることが多いので、可能であれば、専門的なスキルを活かした具体的なエピソードをかけるといいでしょう。
そのため、具体的なエピソードからどうアピールしていくかを具体例を用いてご説明します。

SNS

マーケティング職志望の場合にアピールするとなお良いです。

仕事において活かせる部分としては、SNSマーケティングにおいて勘所よく業務に取り組むことができること、コツコツと業務に取り組めることです。

プログラミング

ITエンジニア職志望の場合にアピールするとなお良いです。

仕事において活かせる部分としては、プログラミングにおいて即戦力で業務に取り組めること、自発的にレベルアップに向けて動くことです。

デザイン

デザイナー職志望の場合にアピールするとなお良いです。

仕事において活かせる部分としては、デザイン業務において勘所よく業務に取り組むことができること、自発的にレベルアップに向けて動くことです。

 

番外編:DJを特技で書いて選考に受かった経験

本記事の筆者は、就活をしていた際に特技にはDJと書いており、アピールとしてはコツコツと続けた結果、全国のイベントに呼んでもらえるようになったことを書いていました。
仕事において活かせることとしても、コツコツと努力を重ねることができることを書いていました。

記憶に残っている限り、書類選考で不合格となったことはありません。
一見書くと不利になりそうなDJといった内容でもアピールする部分をしっかり考えることによって武器になります。

 

就活において「特技」で書いたらNGなこと

先ほど、書いてはいけない特技はほとんどないとお伝えしました。ただし、その中でも注意しておかなければいけないことがあります。そのため、特技を書く上で注意しておかなければならないことについて、この章でご紹介します。

空欄・特になし

あまりアピールできる特技がないからといって、空欄のまま提出してしまったり、特になしと記載することは控えましょう。企業が知りたいのは特技自体ではなく取り組み方であり、要は自己PRをして欲しいのです。空欄で出すことは、みすみすアピールのチャンスを逃すことになります。
それに、求められていることに応えていくことは仕事でも同じです。与えられた仕事をしてもらえないとなると企業も雇う意味がなくなってしまいますよね。
そのため、企業から求められていることにはしっかり応える努力をしていきましょう。

自分のことをよりアピールしていきたいから、アピールできる特技がないからといって嘘も良くありません。嘘はバレることが多く、選考においても不利になります。

確かに書類だけで選考が終わるのであれば内定だけはもらえるかもしれません。
しかし、基本的な選考の進み方として、書類選考に通過した後には面接があります。面接は書類に記載した内容を深ぼって聞かれることが主となってきます。書類に嘘を記載していると、話していることと記載内容に一貫性がなくなるなどして、どこかで綻びが出てきてしまいます。

そのため、嘘がない範囲で自分をアピールすることが大切です。

「就活で嘘をつきたくなってしまった時」に関しては、こちらの記事でも解説をしているので参考にしてみてください。
https://offerbox.jp/columns/20514.html

宗教・政治やギャンブル

宗教・政治やギャンブルにおいても注意が必要です。
まず、宗教・政治などの思想は自由です。ただ「特技」の欄に書く場合、何かしらの活動について書くことになるかと思います。それが勧誘行為だったり、もしくはそれを連想させるような活動だった場合、採用担当者が懸念を抱く可能性があります。一般的に、社内での勧誘行動は懲戒処分にあたるためです。そのため、特技の欄に書くことはおすすめしません。

また、ギャンブルに関しても、その行為自体は全く咎められることはありませんが、ギャンブルは大金を失うリスクのあるものです。今後、給与面等でのトラブルが起きる可能性があると、採用担当者が懸念を抱く可能性があります。そのため、業務には支障がないことを証明しつつ記載することが大切です。

ゲームや漫画など、「書いてもいいのか」迷ったら

他にもゲームや漫画など書いていいものか迷う人も多いと思います。確かに企業によっては好まない企業も出てくるとは思います。しかし、こうした特技をお持ちの方は多いと思います。

そんな時の考え方を1つご紹介します。

その特技を知られて働きたいのかで判断しよう

「自分としては特技だと思っているけれど、ただの遊びと思われてしまうのではないか。」「それにより選考が不利になるのではと不安。」というのが、悩みの理由かと思います。
その場合は、その特技を知られて働きたいのか、その特技を隠したまま働きたいのかを考えて判断するといいでしょう。
「自分はそれが好きな人だ」と知ってもらっていた方が仕事がしやすいのか、わざわざ知ってもらう必要がないのか、判断はその人の自由です。

就活のゴールは内定をもらうことではなく、自分自身を活かして生き生きと働いていく場所をみつけることだと思って、改めて考えてみると良いですよ。

 

就活でのアピールに有効な「特技」の書き方

先程までの内容で、特技の内容の具体例、注意したほうがいいことなどをお伝えしました。内容を理解していただいたうえで、最後にこの章では上手に伝えていくための書き方をご紹介します。

特技の項目は「結論+解説」で書く

本記事の前半で、企業が特技を聞いている意図として論理的に説明できるかをみているとお伝えしました。論理的に伝えるためには、結論から伝え、その後に具体的な解説等を添えるようにしましょう。
他にも書き方のポイントがあるのでご紹介します。
具体的な数字やエピソードを盛り込む
具体的な数字やエピソードを盛り込むことによって、自分自身が本当にその特技があることの信頼性を高めることができます。
仕事での活かし方
具体例の部分でもご紹介しましたが、特技をどう仕事で活かせるかを伝えることにより、採用担当が知りたいと思っている業務適性などをアピールすることができます。

 

誰が読むかを意識しながら書こう

論理的に文章を書く時に、就活生がよくやってしまうミスとして、他の人が知らないであろう単語を説明なしに書いてしまうことです。

具体例としては、極端な例をあげると以下のようなことになります。

いい書き方:
ファルコンという20人くらいのバスケットボールチームで、チームをまとめていました。
悪い書き方:
ファルコンでチームをまとめていました。

 

単語の説明があるかないかで、実際にどんな特技があるのかの理解度が異なってきます。

履歴書やESを読むのは赤の他人です。初めましての人が呼んでもわかる内容を心がけましょう。

 

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今回ご紹介した特技の書き方や具体例をもとに、自分自身の特技をアピールし、オファーが届いた企業と話してみましょう!

(書いた人)
森瑞貴
Twitter:https://twitter.com/mooleesan
新卒採用イベントを運営している株式会社ジースタイラスで年間500人ほどの学生と面談をしつつ、企業支援も経験。現在は株式会社AppBrewで営業をしつつ、複数の副業をこなしている。