就活で書くエントリーシート(ES)や履歴書には、特技欄があることが多いです。この特技欄に「どのようにアピールすべきか」「特技として何を伝えればいいのか」悩んだことがある人は多いのではないでしょうか。
就活で特技をアピールするには、企業や面接官が何のために特技を質問するのかを理解したうえで準備を進める必要があります。特技を聞かれたときに、どんな特技を選んでどのように伝えるのかも重要です。
この記事では、就活で特技を聞かれる理由や質問の意図を解説した上で、就活に活かせる特技一覧を紹介します。面接で特技を聞かれた際に答えるポイントや注意点なども解説するので、参考にしてください。
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目次
特技一覧【履歴書や面接でのアピールポイントも紹介】
特技と聞かれても、なかなか浮かばずに即答できない学生もいるでしょう。
ここでは、一例として「特技一覧」を紹介します。特技によるアピールポイントも掲載しますので、履歴書や面接対策の参考にしてください。
面接やESでの特技の回答方法や、見つからない時の見つけ方はこちらの記事で解説しています。
スポーツに関連する特技
スポーツの特技一覧・アピールポイント一覧は以下のとおりです。
野球
「野球」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 集団行動すること
- 役割分担をして自分の責任を果たすこと
- 指示されたことを忠実に実行すること
- 話し合って問題を乗り切ること
- リーダーシップ、コミュニケーション能力
サッカー
「サッカー」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 状況を判断して行動すること
- 仲間のミスをフォローすること
- 仲間に遠慮せずに指示を出すこと
- 仲間の発言を受け入れること
- リーダーシップ、コミュニケーション能力
バスケットボール
「バスケットボール」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 素早い判断力を活かして行動すること
- 最後まで諦めずにやりきること
- 作戦を忠実に実行すること
- 走り続ける忍耐力があること
- リーダーシップ、コミュニケーション能力
陸上
「陸上」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 数字で高い目標を掲げて着実に達成していくこと
- 個人スポーツでも全体をまとめるリーダーシップ
- 集中力があること
- 毎日の積み重ねができること
ランニング
「ランニング」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 距離や時間など目標を決めてやり遂げること
- 毎日繰り返し継続できること
- 1人でもやり遂げる行動力と積極性
- 日々のランニングによる体力があること
ダンス
「ダンス」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 仲間と合わせる協調性があること
- 振り付けや構成など自らの考えを他人に説明できる力
- コミュニケーション能力や集中力があること
- 何度でもできるまで諦めないこと
ゴルフ
「ゴルフ」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 様々な年代の方と接することができるコミュニケーション能力があること
- 創意工夫ができること
- 多様な考え方があること
- 礼儀作法が身に付くこと
剣道
「剣道」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 礼儀作法ができていること
- 忍耐力があること
- 集中力があること
- 部員を巻き込むリーダーシップがあること
- 継続力があること
勉強・スキルアップに関連する特技
勉強・スキルの特技一覧・アピールポイント一覧は以下のとおりです。
雑談
「雑談」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- コミュニケーション能力があり誰とでもスムーズに会話ができること
- 他人の話を聞く能力があり良い人間関係を保てること
- 営業などの接客に活かせること
プログラミング
「プログラミング」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- エンジニアなどの職業に活かせること
- 不具合を発見し適切に対処する能力
- 完成を想像して行動できること
書道
「書道」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- きれいな字をかけること
- 集中力があること
- 忠実に見本の真似をする姿勢があること
英語・英会話
「英語・英会話」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 海外でも活躍できること
- 海外の顧客とスムーズにコミュニケーションをとれること
- 英語表記の業界用語やビジネス用語もすぐに理解できること
ギターやピアノなど楽器演奏
「楽器演奏」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 地道な練習ができること
- 他人に合わせる協調性が養われていること
- 他人の前で自分を表現できること
文書作成
「文書作成」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 文書が必要な業務をスムーズに進められる
- 文章を推敲してブラッシュアップできる
- 長時間文書を見ていても疲れない
運転
「運転」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 車を使う業務に役立つこと
- 運転によるヒヤリハットなど他人へ注意喚起もできる
- 道に詳しいこと
資格取得
「資格取得」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 多くの資格を持っていること
- 探求心があること
- ある程度の専門知識があること
イラスト
「イラスト」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 観察力があること
- 独創性があること
- 継続性があること
- 丁寧な仕事ができること
- 好奇心があること
趣味一覧
趣味の特技一覧・アピールポイント一覧は以下のとおりです。
料理
「料理」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- レシピや食材などから完成図を想像できること
- 決められた時間、手順どおりに作業を進められること
- 人のために行動でき、人から感謝されるよろこびを知っていること
ゲーム
「ゲーム」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 専門用語や機器などを熟知していること
- 集中力があり何度でもチャレンジできること
- ストレスを解消する方法があること
旅行
「旅行」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 計画する力と、そのとおりに行動できること
- 積極的に行動できること
- 多くの人と出会い視野が広くなったこと
- ストレスを解消する方法があること
釣り
「釣り」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 道具を大切に扱ったり保管したりすること
- 忍耐強く魚がかかるのを待つこと
- 他人に教える能力があること
漫画
「漫画」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 絵の表情から人の喜怒哀楽を読み取る力
- 普段では聞き慣れない言葉の言い回しなどを覚えたこと
- さまざまなジャンルを抵抗なく取り入れられる
- ジャンルによっては多くの知識を得られること
読書
「読書」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 文章力や語彙力があること
- コミュニケーション能力があること
- 知識や教養が身についていること
- 問題を勉強して解決する力があること
音楽
「音楽」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- リラックスできるなどストレスを溜めないこと
- 新しい情報へ常にアンテナを張れること
- 気分を高める方法を持ち合わせていること
写真
「写真」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 一つのことに没頭できる集中力があること
- 仕事内容によっては業務に活かせること
- 撮影のため外出や旅行が多くなり視野が広がること
映画鑑賞
「映画鑑賞」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- 話のネタが多くなりコミュニケーションが円滑になること
- ストレス解消する術があること
- 感受性が養われ表現が豊かになること
- 内容によっては知識や情報を得られること
食べ歩き・カフェ巡り
「食べ歩き・カフェ巡り」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- ストレス解消ができること
- 多様な視点が身に付くこと
- 計画性があること
- 情報処理能力があること
- スケジュール調整ができること
サウナ
「サウナ」のエピソードからアピールしやすいポイントは以下のとおりです。
- ストレス解消ができること
- 忍耐力があること
- 様々な世代とコミュニケーションができること
- 体調管理能力があること
面接やESでの趣味・特技を効果的に伝える例文7選
趣味・特技を効果的に伝えると言われても、なかなか思い浮かばず、悩んでしまう学生もいるでしょう。ここでは、一例として趣味・特技に関する例文を紹介します。
プログラミングに関する例文
私の趣味はプログラミングです。大学時代、プログラミングを通じてアプリの開発、情報処理技術者の資格を取得してきました。プログラミングを通じて、自分の目標を設定して、毎日コツコツと勉強しながらアプリなどの開発の試行錯誤をしてきました。私の強みである、目標に向かって努力できることを活かして、簡単にあきらめず問題に対処したいと考えています。
サッカーに関する例文
私は高校時代にサッカー部に所属していました。最初は、チームのメンバーと信頼関係を構築することができませんでした。しかし、彼らを尊重するように自分から挨拶をしたり積極的に彼らと対話をしたりしてコミュニケーションを心がけました。この経験から、積極的にコミュニケーションをすることで信頼関係を構築できることを学びました。
剣道に関する例文
私は中学生時代に剣道部に所属していました。最初は、なかなか剣道の試合で勝つことができず、悔しい思いをしました。しかし、強くなりたいと考え、自主練習をしたり書籍や動画を研究をしたりしてどのようにしたら強くなれるかを分析しました。この経験から、目標に向かって継続して努力することで結果が出ることを学びました。
英会話に関する例文
私は英語が好きで英会話の練習を中学生から現在まで継続しています。自分から積極的に英語を話すことで、英会話力が上達し、現在では外国人の方と流暢に会話できるようになりました。私はこの経験から、できないことがあっても自分から積極的に行動することの大切さを学びました。
旅行に関する例文
私の趣味は旅行です。これまで20旅先で効率的に旅行スポットを回るためには、事前の情報収集や計画性が重要であることを学びました。旅行をする中で学んだ、情報収集能力や計画性を活かして、計画の立案やスケジュール調整をして御社に貢献したいです。都道府県ほどに旅行に行きました。計画の立案やスケジュール調整をして御社に貢献したいです。
漫画に関する例文
私の趣味は漫画を描くことです。漫画を描くことで、物語に矛盾がないかを確認したり、簡単に相手に伝えたり、一貫性を保つために論理的思考力が必要になります。漫画を描く上で、培った論理的思考力を活かして、説得力のある企画や報告書を書き、御社に貢献をしたいと考えています。
サウナに関する例文
私の趣味はサウナです。サウナでは、様々な価値観を持った人と接する機会が多いです。その中で、彼らと上手く信頼関係を築くためには、相手を否定するのではなくて、尊重することの大切さを学びました。御社では、年齢や性別国籍など幅広い社員が多くいます。学んだことを活かして、信頼関係を構築したいと考えています。
就活で特技を聞かれる理由・質問の意図
就活で面接官が特技を質問する意図は主に以下の3つです。
- 話のネタづくりやアイスブレイクのため
- 業務適性があるか知るため
- 社風に馴染めるか知るため
話のネタづくりやアイスブレイクのため
語弊を恐れずに言うと、企業が学生へ特技を聞くことに深い理由はありません。就活で特技を質問するのは、話のネタづくりやアイスブレイクを目的とすることが多いです。
企業では「特技」の項目を重要視しているわけではないので、「特技が企業とマッチしていないから、採用しないようにしよう」と評価されることはほぼありません。
もちろん特技によって職場に馴染めるのか適性を探ったり、自己理解や自己分析などの能力を見られたりするケースもあります。しかし、特技の種類や内容を重視しているわけでありません。
また、履歴書にも「特技」を記入する欄が用意されています。これも、企業が求めているから設けられているのではなく、「記入欄があるから項目を埋める必要がある」という要素も大きいでしょう。面接官も「記入されているからとりあえず聞いている」ことが多いです。
あくまでも話のネタやアイスブレイクなど、コミュニケーションを取りやすい環境づくりのために質問されることがほとんどです。
業務適性があるか知るため
前章の内容だけ見ると、特技を質問するのには「意味がない」と感じてしまうでしょう。ただ、面接での会話にまったく意味のないことなどありません。
特技を伝える会話の中から、継続力や探究心など、業務適性があるのかを見られている可能性もあります。特技は、その学生が多少なりとも時間をかけて得たものです。時間の使い方には人柄や性格が出ます。
特技の内容や取り組み方から、職場や業務への適性を推察する採用担当も一定数います。
例えば、「野球が特技です」とした場合、企業側は「チームで業務を進める職場に適しているかもしれない」と想像するかもしれません。
ただ、業務の適性は、「あなたの強みは?」といった、別の質問で判断するケースが大半ですので、特技を企業に無理やり合わせてアピールする必要はありません。
社風に馴染めるか知るため
企業は、学生が企業の社風に馴染めるかどうかを知るために、特技を質問することがあります。会社によっては、部活動などで縦横のつながりを作ることを推奨している企業もあります。
特技から学生の性格や適性から、そうした環境に学生が馴染んでいけそうかどうかを見ています。
特技には、好きなことや得意なことなど学生の性格的な側面が表れます。そのため、特技を質問することで、学生がどのような人物なのかが読み取りやすくなります。
そして、学生が企業の風土や部活動などに合っていて、社風に馴染めるかの判断材料にしているというわけです。
人柄を判断するため
面接で趣味や特技を聞かれる理由の1つが、学生の人柄を判断するためです。なぜなら、趣味や特技は端的に応募者である学生の人間性や特性を表すものだからです。学生の学歴などからだけでは、学生自身のことがあまり深く分かりません。
趣味や特技を聞くことで、どのようなことに関心があるのか、どのようなことが好きなのか、応募者の本質的な人間性を判断することができます。そのパーソナリティを理解することで、将来どのような職種や部署に配属するかを面接官が判断することができます。
特技が思いつかない場合の見つけ方
特技が思いつかない場合は、以下の方法を試して見つけることをおすすめします。
- 友人に自分の特技について聞く
- 過去の経験から考える
- 自分の強みから考える
- 日々の生活習慣・行動から考える
友人に自分の特技について聞く
特技が思いつかない場合は、友人に自分の特技について聞いてみましょう。
自分のことはなかなかわからないものです。自分では気付いていなくても、他の人がすごいと感じているケースはあるので、まずは他人に聞いてみるのが手っ取り早い場合があります。
自分では当たり前だと感じていたことでも、他の人からすると特技に感じることがあります。また、友人からの客観的な目線でアドバイスを受けることで、自分の新たな一面に気づくことができます。
過去の経験から考える
過去の経験を洗い出すと、自分が続けてきたことに気づけるケースがあります。そのため、特技を思いつくためには、過去の経験を洗い出して考えるとよいでしょう。
過去の経験を洗い出す際は、自分史のワークシートを活用することをおすすめします。
自分史とは、年代別に所属していた組織、立ち位置を記入して、記憶にあるできごとを具体的に列挙して作成するものです。そして、ライフラインチャートに幸福度の起伏を記入して、年代別に考えや感情、学びを記入することで、自己理解を深めることができます。
自分史のワークシートはこちらからダウンロードしてください。
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自分の強みから考える
特技を思いつくためには、自分の強みから考えるとよいでしょう。自分では気づけていないアピールポイントや特技があることがあるので、AnalyzeU+を使って自分の強みを知り、そこから関連する特技がないか考えることをおすすめします。
AnalyzeU+は、OfferBoxで受検できる適性診断ツールです。社会人基礎力11項目+次世代リーダー力14項目の他、役割思考タイプ、認知・思考スタイル、職種適性の計28項目の診断結果で自分を分析できるので、社会に出たときの活かせる強みが分かります。
その強みがどのように培われたかを考えていくと、自分の特技が見えてくることがあります。
AnalyzeU+について、さらなる詳細はこちらで紹介しています。
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日々の生活習慣・行動から考える
特技を思いつくためには、日々の生活習慣・行動から考えてみましょう。繰り返しやっていることの中に、特技と言えることがある可能性があるので、1週間ほど自分がやったことをすべて書き並べてみる方法をおすすめします。
日々の生活習慣の中で無意識におこなっていることでも、書き並べて洗い出すことによって、特技と言える行動に気づく可能性があります。
何気なくやっていることが、他の人からみたら特技に感じることもあるので、日々の生活習慣・行動を振り返ってみましょう。
面接で特技に関する質問に答える際のポイント・注意点
面接で特技を答える際のポイントや注意点は以下のとおりです。
- 無理にアピールする必要はない
- 具体的な経験を元に話せると話が広がりやすい
- ギャンブルやお酒に関わる内容は要注意
無理にアピールする必要はない
特技を聞かれたときは、無理にアピールする必要はありません。前述したように面接で特技を質問するのは、話のネタやアイスブレイクの意味合いが強いです。無理にアピールにこじつけることは、マイナスに働く可能性があるのでやめましょう。
例えば、企業に興味をもってもらおうと話を大袈裟に盛ってインパクトを与えようとしても、効果は期待できません。
その話を広げることになった場合、盛った内容なので話の内容が薄くなったり、つじつまが合わなくなったりします。話を盛ったことを見抜かれてしまうと、面接官に悪いイメージを与えてしまうので、無理にアピールするのはやめましょう。
特技の内容で合否が決定するわけではありません。無理にアピールするのではなく、正直に自分の特技をありのまま伝えるのがポイントです。
具体的な経験を元に話せると話が広がりやすい
特技を伝えるときは具体的なエピソードを添えると、話が広がったり伝わったりしやすくなります。特に自己PRや長所などにつなげられる内容なら、さらに話が広がりやすくなるでしょう。
例えば、サッカーを特技として伝えた場合なら「毎日シュートを100本打った」などの具体的なエピソードを加えることで、話が広がりやすくなります。
他にも「チームワークを1番大事にしていて、問題が生じたときは必ず自分から呼びかけて、全員で話し合って解決するようにした」などのエピソードを添えれば、組織の課題を解決するために積極的に行動できることなど、業務適性も伝えられます。
具体的な経験やエピソードは、自分が経験を通じて学びを得たことの証明になります。何を特技にするか迷っている場合は、具体的なエピソードや経験を挙げられるものから選んでみましょう。
ギャンブルやお酒に関わる内容は要注意
「バーテンダーでソムリエの資格を持っている」ようなケースを除いて、ギャンブルやお酒に関連する特技は基本的に避けましょう。
本当に特技である人も多いかもしれませんが、面接官や企業によっては敬遠されてしまうことがあります。
どうしても、お酒かギャンブルの内容にしたい場合は、例えばお酒の特技なら「利き酒やソムリエなどの資格がある」など、研究を重ねたことが分かる内容にしましょう。単にお酒に強い、ギャンブルが強いなどと伝えてしまうと、悪印象を与えてしまう可能性があります。
ギャンブルやお酒以外にも、ケンカなど暴力を連想させるものは控えましょう。
政治・宗教
政治・宗教の話題は就活では避けるべきです。なぜなら、個人の信条や宗教、支持する政党などは憲法の自由権で保証されており、これらを基に採用の可否を決めることは、応募者の基本的人権を侵害する可能性があり、就職活動の差別になってしまうからです。
就活での採用試験では、応募者の人柄や将来やりたいこと、この学生が将来会社で一緒に働き、活躍できるかを判断する場です。このような話題で学生自身の能力や人柄を判断することは困難であり、採用試験では全く関係ありません。そのため、政治・宗教に関する話題は就職活動では控えるべきです。
OfferBoxで特技をアピールしてオファーをもらおう
OfferBoxは、自分のプロフィールに興味を持った企業側からオファーを受けられる、新卒の就職活動に特化したサービスです。
企業側がオファーを一斉送信できないのが特徴で、自分のプロフィールをしっかり見た企業からオファーが届きます。
自分をアピールするプロフィールを掲載するだけで、自分に合った会社からオファーをもらえます。
OfferBoxは特技に関する画像も載せられる
OfferBoxでは特技など自分を象徴する画像を載せられるので、効果的に企業へアピールできます。就職活動では証明写真が一般的と考えがちですが、OfferBoxでは素の自分を企業にイメージしてもらうためにも自分らしい画像を載せましょう。
プロフィールに入力した特技に関連した画像を載せると、あなたの魅力が企業により伝わりやすくなります。例えば、仲間と楽しむ様子なら協調性や明るさを、真剣に取り組む様子なら前向きな姿勢など、良いイメージを視覚的にもアピールできます。
「素の自分をイメージしてくれた企業からのオファーを受けたい」「自分に合った職場で働きたい」という学生は、オファー型就活サイト「OfferBox」をぜひ活用してください。
【実例】OfferBoxでの意外な特技のアピール
特技をアピールして魅力的なオファーの受信に繋がった事例を紹介します。「こんな特技もアピールできるの!?」と意外な特技も企業から受け入れられています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
【本当の特技でオファー殺到】
【エピソードを加えて好転】
一般的で無難な特技を入力して企業のリアクションが薄ければ、自分をもっと表現できる特技がないか、検討しましょう。自分が熱意を持って取り組んでいることなど、意外な「これ書いてみたらどうかな?」を書いてみるのもおすすめです。
このように企業の反応を見ながら、自分のアピールポイントをブラッシュアップできるのもOfferBoxの魅力のひとつです。
特技に関するよくある質問
最後に、特技に関するよくある質問にお答えします。
特技を答えられないと不合格になる?
特技に答えられないからといって、それだけで不合格になることは少ないです。あくまでアイスブレイクや話題探しが目的であることが多いので、特技を答えられないからといって、それだけで不合格になる可能性は低いでしょう。
しかし答えられたほうが、面接官にアピールできる材料も増えるので、自己分析して特技を洗い出しておくことをおすすめします。
男性と女性でアピールすべき特技は違う?
男性女性でアピールすべき特技にとくに違いはありません。性別に関係なく、自分が自信を持ってアピールできる特技を、面接官に伝えましょう。
ただ、例えばスポーツなどで競技人口が男女で差がある場合、少ない方の性別だとなぜ始めようと思ったのか、興味を持ってもらえることも多いです。
特技の話は高い実績や面白いエピソードが必要?
特技の話に高い実績や面白いエピソードを無理に盛り込む必要はありません。もちろん、高い実績や面白いエピソードを話すことができれば面接官に印象付けることはできます。
しかし、あくまで特技の取り組み方や内容の話なので特別なエピソードがなくても、継続力や情熱など、自分の特技に対する思いや考えを話すことができれば問題ないでしょう。
【まとめ】特技一覧と就活時のアピール方法
以上、「特技を質問する意図」「特技一覧とアピールポイント一覧」「質問に答えるポイントと注意点」「特技で積極的にPRできるOfferBox」についてご紹介しました。
就活で特技を質問されるのは話のネタやアイスブレイクの意味合いが強いので、特技の内容で評価されることはありません。
ただ、特技への取り組み方などから業務適性を見られている可能性もあるので、しっかりと準備して面接に臨みましょう。
OfferBoxでは、特技を、あなたを、より魅力的に伝えられます。素の自分に興味を持ってくれた企業からオファーを受けられるので、ぜひOfferBoxを活用してください。