【初めてのビジネスメール】結び・締めの言葉のマナーと例文集【就活生必見】

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就職活動で初めてビジネスメールを作成する書くという方は多いのではないでしょうか?
メールの用件の部分は完成したけれど、「最後どのようにメールを終わらせたらいいのだろう?」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、ビジネスメールにおける締めの言葉のマナーと例文を紹介しています。

合わせて、就職活動におけるメールの締めの言葉の重要性と、季節に合わせた締めの言葉についても説明しています。

この記事を読めば、「メールの締めの言葉が失礼になってしまった。」「メールの締めくくりが不自然になってしまった。」なんて後悔をすることもありません。

「ビジネスマナーを守ったメールを書いて、企業に礼儀正しさをアピールしたい!」そんな方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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ビジネスメールの結び・締めの言葉の重要性

そもそも、メールの挨拶や結び・締めの言葉はどのくらい見られているのでしょうか?
ここでは、締めの言葉の重要性について理解しておきましょう。

新卒の就職活動においては、締めの言葉はそこまで重要視されない

初めてのビジネスメールで「間違ってしまったらどうしよう」と悩まれる学生は多いと思います。
結論から言うと、企業側は学生に対して、完璧なビジネスメールのマナーは求めていません。
締めの言葉が全て「よろしくお願いします。」だったとしても、そこで評価が下がることはほとんどありません。
それよりも、メールの返信スピードや、「企業からの質問に対して漏れなく回答しているか」や、「伝えたいことが理解できる文章になっているか」といった文章の内容を重要視しています。

ただし、ホテルや冠婚葬祭、百貨店といった、マナーを重視している業界を志望している場合はメールの内容で差がつくというケースもあります。

ビジネスメールのマナーは社会に出てから必要なスキル

就職活動中では求められませんが、入社後はビジネスメールのマナーは基本的に必須スキルとなります。
社外のお客様や取引先だけでなく、社内の上司や先輩など目上の人にメールで連絡をする機会は、どんな業種・職種でも必ず発生します。

そのため、就職活動中にビジネスメールの作成で苦労している人は、就職活動を終えてからでもよいので、基本的なメールマナーは押さえておくとよいでしょう。

ビジネスメールの結び・締めの言葉の基本マナー

「結び・締めの言葉のマナーは、覚えておいて損はない」ということをご理解いただけたかと思います。
ここでは、締めの言葉を選ぶ際の基本的なマナーについてお伝えします。

相手や状況により、言葉の使い分けをする

基本的に、就職活動中の学生がメールを送る相手は、企業の採用担当者になるかと思いますが、企業によって、採用担当のコミュニケーションの温度感は異なります。

非常に丁寧な文体のメールの採用担当もいれば、フランクで語尾に「!」といった表現が多いメールの採用担当もいるでしょう。

日常会話と同じで、メールの言葉づかいも、相手の丁寧さに合わせるのが、基本的なビジネスメールのマナーとなります。

例えば、フランクな採用担当に対して「何卒よろしくお願い申し上げます。」といった締めの言葉は、丁寧すぎて相手に距離を感じさせてしまうかもしれません。フランクな採用担当に対しては「よろしくお願いいたします。」で充分マナーが守れているのです。

また、状況によっても適切な結びの言葉は変わります。
会話をする時でも初めての挨拶や、お願い、謝罪する時は丁寧な伝え方になるのと同様に、メールの結びの言葉も、丁寧な言葉を選ぶようにしましょう。

メール文内での言葉使いを揃える

メールの冒頭、本文、締めの言葉の言葉使いが異なると、全体がちぐはぐな印象になってしまいます。

以下のように、言葉使いを揃えるようにしましょう。

【基本の形】

  • 冒頭:お世話になっております。
  • 本文:「〜です。」「〜ます。」
  • 結び:よろしくお願いいたします。

【丁寧な形】

  • 冒頭:平素より大変お世話になっております。
  • 本文:「〜いたします。」「〜おります。」
  • 結び:何卒よろしくお願い申し上げます。

クッション言葉を使う

締めの言葉に限らず、ビジネスメールではクッション言葉を使うことが推奨されます。
何かを依頼する時など、クッション言葉がないと表現が直接的すぎて、命令しているように見えてしまうことがあります。

  • ご対応くださいませ。
  • お忙しい中とは存じますが、ご対応くださいませ。
  • ご返信いただけますでしょうか。
  • お手数をおかけいたしますが、ご対応いただけますでしょうか。
  • ●日までにお願いいたします。
  • 急なお願いとなり申し訳ありませんが、●日までにお願いいたします。

「取り急ぎ」の使用は気をつける

「取り急ぎ」という言葉には、以下の意味があります。

手紙文などで、ひとまず急いで行うといった意味で用いられる表現。
※出典:実用日本語表現辞典

上記のような意味を持つ言葉のため、長文のメールや、感謝や謝罪など丁寧に気持ちを伝えるメールの結びに使うには不自然な言葉となります。

一方で、相手の要望の全てには対応できていないけれど現状報告をしたい時や、後で正式な連絡をするけれど挨拶だけは早急にしたい時などもあると思います。

そんな時は、「取り急ぎ」という言葉だけに頼るのではなく以下のような丁寧な文章にして伝えましょう。

  • まずは取り急ぎ、こちらに関してのみのご連絡となり失礼いたします。
  • まずは本日の御礼を申し上げたく、取り急ぎご連絡いたしました。

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就活シーン別:結び・締めの言葉例文集

ここでは、具体的な就職活動のシーンで使える、締めの言葉の例文をご紹介します。
企業に対して何かを依頼したり、断ったり、催促したりする時のメールは特に、言葉選びをどうすべきか悩まれる方も多いと思います。
それぞれ、基本的なフレーズと、より丁寧な印象を与えるフレーズをご紹介しますので、シーンとメールを送る対象に合わせて使い分けてください。

結び・締めの言葉【基本形】

基本的に、就職活動中はこちらの形を押さえておけば大きく問題ありません。

【基本形】

  • よろしくお願いいたします。
  • よろしくお願い申し上げます。

【より丁寧な形】

  • どうぞよろしくお願いいたします。
  • 何卒よろしくお願いいたします。
  • 今後ともよろしくお願い申し上げます。

結び・締めの言葉【依頼・お願い】

面接の日程調整や新しい日時を提案する時など、何かしら依頼をする時に利用します。

【基本系】

  • ご検討いただけますよう、お願いいたします。
  • お忙しい中お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
  • 申し訳ありませんが、早急にご対応頂きますようお願いたします。

【より丁寧な形】

  • お取り計らいくださいますよう、よろしくお願いいたします。
  • ご多忙中お手数をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
  • 誠に勝手なお願いではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。

結び・締めの言葉【感謝】

面接、説明会、インターンシップなどの参加後に感謝を伝える時などに利用します。
尚、インターンシップ参加後のお礼メールについてはこちらも参考にしてみてください。
【例文付き】インターン参加前後に送るお礼メールの書き方とマナー

【基本系】

  • 本当にありがとうございました。
  • 誠にありがとうございました。
  • 心より感謝申し上げます。

【より丁寧な形】

  • 重ねてお礼申し上げます。
  • 心より感謝申し上げます。
  • 厚く御礼申し上げます。

結び・締めの言葉【連絡・返事・返信がほしい】

選考日程、選考結果を知りたい時や、質問の回答が欲しい時などに利用します。

【基本系】

  • ご連絡お待ちしております。
  • お手数をおかけいたしますが、ご返信ください。
  • 申し訳ありませんが、早急にお返事いただけますと幸いです。

【より丁寧な形】

  • お忙しい中大変恐縮ですが、ご返答いただければ幸いです。
  • ご返信のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
  • ご多用のところ申し訳ありませんが、早急にご連絡いただけますようお願いいたします。

結び・締めの言葉【お詫び・謝罪】

面接の当日キャンセルや遅刻をしてしまった時や、選考や内定を辞退するときに利用します。

【基本系】

  • 誠に申し訳ございませんでした。
  • 大変ご迷惑をおかけいたしました。
  • この度は大変失礼いたしました。

【より丁寧な形】

  • 重ね重ね、お詫び申し上げます。
  • ご迷惑をおかけしましたこと、改めて深くお詫び申し上げます。
  • 多大なご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。

結び・締めの言葉【催促】

面接の日程調整や選考結果の依頼連絡に対しての返信がない時などに利用します。

【基本系】

  • お忙しい中とは存じますが、ご連絡お待ちしております。
  • 度々の連絡となり申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
  • お忙しいところ申し訳ありませんが、早急にご返信ください。

【より丁寧な形】

  • お忙しいところ恐縮ですが、ご連絡のほど、よろしくお願い申し上げます。
  • ご多用のところ申し訳ありませんが、ご一報いただけますようお願い申し上げます。
  • 恐れ入りますが、迅速なご返信を頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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季節別:結び・締めの言葉例文集

ここまでで、基本的な結び・締めの言葉のマナーと、シーンに合わせた例文をご紹介しました。
ここからは、内定承諾後の連絡や、入社後に使える季節に合わせた締めの言葉の例文をご紹介します。

季節に合わせた締めの言葉は、主には気候の話題に触れ、相手の健康や体調を気づかうようなものが多いです。そのため、メール全体に柔らかで友好的な雰囲気を出すことができます。
今後長く関係を築いていきたい相手に送るメールなどで活用してみてください。

結び・締めの言葉【春】

  • だんだんと春めいてまいりましたが、まだまだ寒い日もございます。どうぞご自愛ください。
  • 新年度の行事等でお忙しい時期かと存じます。体調にお気をつけてお過ごしください。
  • 暖かい日が続き、気持ちの良い季節となってまいりました。素敵な休暇をお過ごしください。

結び・締めの言葉【夏】

  • 日増しに暑くなってきております。どうぞご体調にはお気をつけてお過ごしください。
  • 連日猛暑が続きますが、どうぞご自愛ください。
  • まだまだ暑い日が続くようです。どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。

結び・締めの言葉【秋】

  • 残暑が続いておりますが、体調を崩されませぬようご自愛ください。
  • 過ごしやすい季節となりました。ご体調にお気をつけてお過ごしください。
  • 朝晩は冷え込む日も増えてまいりました。どうぞお風邪など召されぬようお気をつけください。

結び・締めの言葉【冬】

  • 寒い日が続きますが、お風邪を召されぬよう、どうぞご自愛ください。
  • 年末のお忙しい時期とは存じますが、お体にお気をつけてお過ごしください。
  • 本年も、ご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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OfferBoxでは、企業と気軽にコミュニケーションが取れる

ここまで読んでいただけたら、メールの締めの言葉の基本的なマナーや書き方について、ご理解いただけたかと思います。

最後に、企業とのメッセージのやりとりがしやすい、「OfferBox」についてご紹介します。

就職活動の中では、今回の例文集で挙げたように、企業に対して質問や、依頼・催促をしたいケースは多いと思います。
そうした際にコミュニケーションが取りやすいのがOfferBoxなのです。

OfferBoxは、新卒オファー型就活サイトです。
学生はOfferBoxに自分のプロフィールを登録し、そのプロフィールに興味を持った企業が、学生に対してオファーを送る仕組みです。

プロフィールには、証明写真よりも普段の写真の掲載が推奨されているなど、就職活動用ではない、「普段のあなた」をアピールできるのが特徴です。

OfferBoxでは、企業とメッセージアプリのような形で連絡を取り合うことができます。
そのため、メッセージを送る際の宛先や件名・署名など不要です。
この記事で紹介した締めの言葉で悩むということも、メールと比べると、OfferBoxでのやり取りでは圧倒的に少ないでしょう。

企業からも同様の形でメッセージがきますので、一般的なビジネスメールよりもフランクなコミュニケーションをとることのできる企業が多いです。

ビジネスマナーに気後れし、本来の自分らしさが就職活動で発揮できないのは本当にもったいないことです。
自分らしい就職活動をされたい方にはぜひおすすめです。

以上です。
こちらの記事では、

  • ビジネスメールの結び・締めの言葉の重要性
  • ビジネスメールの結び・締めの言葉の基本マナー
  • 就活シーン別:結び・締めの言葉例文集
  • 季節別:結び・締めの言葉例文集

についてお伝えしました。

結び・締めの言葉は、新卒の就職活動では、選考結果を大きく左右するほど見られることは少ないですが、社会に出てからは頻繁に使う方も多いでしょう。
社会人への第一歩としてしっかりとマナーを押さえ、メール相手の方とより良い関係を築けるようにしましょう。

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