自己PRの締め方|企業の評価ポイントと締めの言葉の注意点を紹介

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「自己PRの締め方が難しい」
「自己PRを締める際に何を話せばいいか分からない」

上記のような悩みを抱える学生は多くいます。実際に面接を受けて、自己PRをどう終えていいのか分からず、気まずい思いをしたことがある人もいるのではないでしょうか。

自己PRは就職活動中に頻出の項目ですが、質問が抽象的なのでどのように締めるべきなのか、分かりづらい部分があります。

そこで今回は、自己PRの締め方のポイントを紹介します。企業が自己PRを評価しているポイントやわかりやすく伝えるための構成方法も紹介するので、参考にしてください。

自己PRの締め方は重要?

自己PRをどう締めていいのか悩んでいる方は多くいますが、そもそも自己PRの締め方は重要なのか、確認しましょう。

締めの言葉だけで大きく評価が変わることは少ない

まず、自己PRの締めの言葉一つで選考の評価が大きく変わることは少ないと言ってよいでしょう。

それまでに話した内容と締めの言葉に大きな乖離がない限りは、面接官はあまり気にしていません。企業が知りたいのは、あくまで自己PRで話している内容、あなたの性格や能力です。

そのため、締めの言葉にこだわるよりは、自己PR全体のブラッシュアップに時間を使ったほうが、企業からの評価も上がりやすいでしょう。

締めの言葉は最低限のポイントを押さえていれば、あとは内容が大事だと考えてください。

会話の流れに沿っていないとマイナスになる可能性も

ただ、会話の流れや質問の意図に沿っていないと、コミュニケーション能力が低いと判断されてしまう可能性はあります。

例えば「自己PRをしてください」と言われて、「入社後にやりたいこと」を答えるのは、質問と答えが合っていないですよね。自己PRは企業に自分の魅力をアピールするものですので、自分がやりたいことだけを主張するのは質問の意図に沿っていません。

相手の質問の意図がなにかを判断したうえで、正しく質問に答えて自己PRを締めることが重要です。

自己PRで企業が評価しているポイント

続いて、企業が自己PRで評価しているポイントを正しく理解しましょう。企業は、主に以下の3つの観点で自己PRを評価しています。

  • その人の強み
  • 論理的に説明する力
  • 自己理解度

その人の強み

1つ目は「その人の強み」です。企業は自己PRの内容をもとに性格や価値観を把握し、自社にマッチしているのか、見極めようとしています。

アピールしている強みが魅力的なものでも、求める人物像や職場の雰囲気と合わない人材は、仮に採用しても大きな活躍を期待できません。

例えば「個人作業で高い集中力を発揮できる点が私の強みです」とアピールしても、チームでの作業が多い職場ではその強みを十分に活かせない可能性が高いです。

このように企業は自己PRで学生の強みを知り、自社にマッチするかをイメージしています。

論理的に説明する力

2つ目は「論理的に説明する力」です。自分の強みを学生自身に説明してもらうことで、考えや意見を人にわかりやすく伝える力が備わっているか見極めています。

物事を人にわかりやすく伝える力は、社内会議やプレゼンテーション、上司とのやり取り、チーム作業など、働く際に多くの場面で必要とされる能力です。

自分の言いたいことを詰め込んで話しても、相手に伝わらなければ評価されることはありません。自分本位ではなく、相手にとってわかりやすく伝えるすることを心がけましょう。

自己理解度

3つ目は「自己理解度」です。自分の強みとなるのかを、自分自身で正しく理解できているか確かめています。

ここで重要となるのは、主観的でなく客観的に強みを理解することです。例えば、自分では「あきらめない性格」を強みだと考えていても、その根拠となるエピソードや事実がないと説得力に欠けます。

また、主観のみで構成された文章は、前項の論理的に説明する力もないと判断されてしまいかねません。

具体的なエピソードや事実を提示することで、客観的にも正しいと考えられる自己PRにしましょう。

自己PRの締め方のポイント

企業の評価ポイントを理解したところで、自己PRの締め方のポイントについても確認しておきましょう。自己PRの締め方のポイントは以下の2点です。

  • 質問に合わせた締め方をする
  • アピールするポイントは絞る

質問に合わせた締め方をする

自己PRの締め方で大切なのは、質問の内容に合った締め方をすることです。聞いていないことまで話したり、質問の意図に合わない回答をしたりすることは印象がよくありません。

自分の魅力をアピールする姿勢を持つのは悪いことではありません。しかし、肝心の質問に答えられていないと、「うまくコミュニケーションが取れない人」という印象を与えてしまいます。

そのため、自己PRでは相手が知りたがっていることに対する答えで締めることを徹底してください。

「自己PRをしてください」と聞かれた場合

自己PRは、自分が企業にとって採用すべき人材であることをアピールすることが主な目的なので、「自分の強みが企業にどんなメリットをもたらせるか」を伝えるようにしましょう。

締め方の例

このように、私の強みは仮説構築力です。答えのない問いに対する仮説を立てる力は、御社の提供する経営コンサルティングで活かせるのではないかと考えています。

「企業で活かせるあなたの強みは?」と聞かれた場合

この質問では、”企業で活かせる”という言い回しがポイントです。単に自分の強みを伝えるだけでなく、それをどのような形で活かせるのかを締める言葉として伝えましょう。

締め方の例

このように、丁寧にコミュニケーションをとり、相手の懐に入り込む力は、営業職として活かせる強みだと考えています。

「自分の強みと身についた背景を教えてください」と聞かれた場合

この質問から企業が知りたがっているのは、学生の強みとその根拠となるエピソードなので、入社後の意気込みなどは不要です。身についた背景とエピソードをそのまま自己PRの締めとしましょう。

締め方の例

このように、私は中学生の頃から続けているサッカーの経験を通して、チームを統率するリーダーシップを身につけることができたと考えています。

アピールするポイントは絞る

自己PRのアピールポイントは、基本的に1つに絞って伝えましょう。「私の強みはリーダーシップと計画力です」などと強みを複数伝える自己PRは、それぞれの強みで伝える内容が薄くなってしまい、印象に残りづらくなってしまいます。

自己PRを聞く側としても、どのエピソードがどの強みの根拠となっているのか分からず、混乱してしまいます。相手が理解しやすい自己PRにするためにも、アピールするポイントは1つに絞りましょう。

どうしてもアピールしたいポイントが複数ある場合は、それらを組み合わせて1つの強みに言い換えられないか、考えてみましょう。例えば、「リーダーシップと計画力」であれば、「チームを目標に導く力」というようにまとめることができます。

自己PRを構成する方法

自己PRを正しく締めるためには、全体の構成も重要です。ここでは、自己PRを構成する方法を紹介します。

わかりやすい自己PRの構成:PREP法

自己PRは「PREP法」を意識して書くのがおすすめです。「PREP」とは、「Point」「Reason」「Example」「Point」の頭文字を取ったもので、結論を最初に伝える手法のことです。

①結論(Point(結論) )

「私の強みは〇〇です」などのように、自己PRの結論を最初に伝えます。

最初に結論を伝えてこれからどんな話をするのか明示することで、相手に話の内容を理解してもらいやすくするのが目的です。

②理由(Reason/Example(理由/具体例))

自己PRの場合、ReasonとExampleが一緒になる場合が多いです。なぜなら、自分の強みの根拠となるのは、強みが活かされたエピソードであることが多いためです。

ここでは、自分の強みを発揮したエピソードを書きましょう。当時の環境やとった行動を具体的に盛り込むことで、相手がイメージしやすい自己PRになります。

③Point(結論)

最初に伝えた結論を改めて伝え、質問への回答を再度明らかにします。

具体例で終わらせてしまうと、質問に対する答えが何だったか、相手が分かりづらくなってしまうので、結論を再提示することをおすすめします。

正しい構成で締められている自己PRの例文

実際にどのような文章にしたらよいのか、自己PRの例文で確認してみましょう。質問
「自己PRをしてください」

回答例

私の強みは主体性です。

大学1年次から続けているカフェのアルバイトでは、決められた仕事や指示された仕事だけをこなすのではなく、自分から仕事を見つけるよう常に心がけています。

例えば掃除の際には、玄関や客席、トイレなどの汚れが目立つ部分以外にも、店の裏や厨房などの見えづらい部分にも注意を払うよう徹底しました。

手の空いた時間を見つけては清潔な環境づくりに取り組んだ結果、口コミサイト上で”細かいところまで掃除が行き届いている清潔感のあるお店”という高評価をいただきました。

入社後も主体性を持って働くことを心がけ、お客様や先輩の期待を超えて信頼を獲得していきたいと考えています。

自己PRの締め方の注意点

最後に、自己PRの締め方の注意点を紹介します。

定型文をそのまま使わない

「貴社に貢献したいと思います」「精一杯頑張ります」など、自己PRの回答例で使われている定型文を、そのまま使うことは避けましょう。

例文は分かりやすいように一般化されていることが多いです。そのため、定型文をそのまま使っても、自分らしさの出ない自己PRになってしまうことが多いです。

できるだけ定型的な表現は避け、自分の言葉で自己PRをまとめるよう心がけてください。

自分らしさを出すためのコツは、「どう貢献したいのか」「何を頑張るつもりなのか」を具体的に伝えることです。

例えば「貴社に貢献したいと思います」という定型文も、どんな業務にどのような形で貢献するのかを自分の強みと併せてあわせて伝えれば、自分らしさのあるオリジナリティのある締め言葉に変えられます。

根拠のないことを書かない

自己PRは自信を持って伝えることが大切ですが、根拠のないことを書くのはNGです。

NG例

  • 私が入社した場合は、1年以内に◯◯万円の売上を上げます。
  • 国内事業で大幅な収益拡大を必ず実現します。

例のように「〇〇の成果を出す」「必ず実現する」などの根拠のない表現は避けましょう。

仮に自分では実現できるイメージがあっても、仕事では想定外のことが多く発生します。そうしたリスクを顧みず、根拠のないことを断言してしまうと、かえって「無責任なことを言う人だ」と評価されてしまう可能性が高いです。

企業も確証のないことを約束してほしいとは思っていません。自分自身が根拠を示すことができる範囲で自分をアピールしましょう。

自己PRを登録してOfferBoxでオファーをもらおう

自己PRを作成したら、OfferBoxのプロフィールに登録して企業からのオファーを待ちましょう。自己PRのほかにも画像や動画を登録してアピールできるので、自分がアピールしたいポイントをそのままを伝られます。

例えば、サークルやゼミでの活動、アルバイトに取り組んでいる姿など、自分の強みと関連するような写真を登録するのがおすすめです。文章だけでなく視覚的な情報も載せることで、自分の強みを企業にイメージしてもらいやすくなります。

また、OfferBoxでは自分のプロフィールにどれくらいの企業がアクセスし、興味を持ったのかを確認できるのも大きな特徴です。データを参考にして、どういったエピソードが興味を持たれやすいのか分析して、さらに魅力的な自己PRにブラッシュアップしてください。

まとめ

以上、今回は自己PRの締め方のポイントの重要性と、構成の仕方、例文相手の印象に残る締め方をご紹介しました。

面接の場は、会話のキャッチボールをする場です。相手の質問の意図に合った回答・締め方をしましょう。相手に伝わりやすくするためにも、結論は1つに絞ると良いでしょう。

また自己PRは企業に合わせるのではなく、自分らしさが伝わる内容にすることをおすすめします。きっと自分らしさを理解して評価してくれる企業に出会えるはずです。

自己PRを磨き、自分に合った企業と出会いたい方は、ぜひOfferBoxを活用してみてくださいね。