
株式会社女将塾
| 採用課題 | 採用したい学生(ターゲット学生)の採用に苦戦 |
|---|---|
| 従業員数 | 100~499名 |
| 業種 | ホテル・旅館 |
| エリア | 東京 |
「旅館再生」「地方創生」などに興味を持ってくれる学生さんはたくさんいるのですが、実際に田舎に住んで、サービスをしながら旅館を盛り上げていくという現実の部分にフィットしない学生さんが多いのが課題でした。
有名な会社なわけでもなく、業界としても学生さんが想像しにくい業界なので、「この子活躍しそうだな」という学生さんをこちらから探して丁寧に接触を重ねた方がたほうがフィットする学生さんに出会えると感じました。
温泉旅館の運営会社としてはベンチャ―のため、20代のうちに責任ある仕事をどんどん任せていくので、それを望むバイタリティのある方がフィットすると思っていました。
志望業界や職種に多少ずれがあっても、人と接することが好き・日本文化が好き・旅行が好き、などがある学生さんは一度話を聞いてみてほしい、と思ってオファーを送っていました。
20代で支配人を目指せる、宿ひとつ丸ごと企画できるという面白さを一番に伝えました。
また、日本のおもてなし文化の象徴である温泉旅館を一緒に守ってほしい、という私たちの会社の理念と、それに対してあなたがどんなふうに活躍できそうと感じているか、を個別のプロフィール読みながら記載してオファーしていました。
オファー送信時に少人数のイベントをセットして送り、まずはイベントに参加してみて考えて、というスタンスでした。
イベントは「就活相談・応援イベント」「2年目社員イベント」「人事部長イベント」など色々用意し、興味あるものに参加してもらいました。
イベント参加してくれた学生さんは1次選考免除で2次にご案内しました。
2024年卒は2023年5月から始めたので就活も終盤の学生さんが多く、私たちもスピーディーな選考を心がけていました。
2023年5月から3名の内定受諾を目標に始めましたが、7月までに2名受諾いただけました。
面接等の工数も抑えられ、スピーディーに相思相愛の学生さんと巡り合えました。
自分を象徴する写真や趣味、中高生のときのエピソードなど色々記載されているので、共通の話題で盛り上がることも多く、距離が縮まるのも早かったおかげも大きいと感じています。
導入時、管理画面の使い方はもちろん、オファー文面のアドバイスをいただきました。 その後も定期的に状況の確認と改善案を考えてくださいました。 市場の状況や、この時期にどんな層がどんな状態で活動されているのかなど教えていただけ微修正しながらオファーを継続してきました。
人に喜んでもらいたい、地方を元気にしたい、などを思う学生さんは多いと思いますが、どんな仕事でそれが叶うのか、自分の身近な仕事以外をイメージすることは難しいと思います。
「あなたの希望が弊社ではこんな形で叶うよ!」という提案を具体に行いながら、学生さんが「旅館という選択肢があったか」と思ってもらえるように、熱い想いを持った学生さんを濃密に掘り起こしていきたいと思っています。