企業分析の目的とやり方は?就活で使うべきフレームワークをご紹介!

「企業分析って何をすればいいの?」

「企業分析で使うといいフレームワークは?」

このようにお悩みの方も多いでしょう。就職活動において企業分析は、自己分析と同じく非常に重要です。しかし、具体的にどのように行えばいいのか明確な答えがあるわけではありません。また、「フレームワーク」を使うといいというものの、どのように活用すればいいか分からないという方もいるでしょう。

この記事では、企業分析を行う目的から、フレームワークを使うメリットと就活生が使うべき4つのフレームワークをご紹介します。フレームワークによる企業分析を通じて、面接対策や今後のキャリアを考えるための情報を適切に収集しましょう。

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就活で企業分析をする目的は?

就職活動において企業分析は非常に重要な2つの意味を持っています。

1つ目の意味は、「企業があなた自身の興味・志向に合っているか、また思い描くキャリアイメージが実現できる環境であるかを明確にするため」で、2つ目は「面接官に対して納得感のある志望理由を伝え、選考通過率を高めるため」です。

次章で詳しく解説します。

自分に合う企業を見極めるため

自分に合う企業を見極めるために、企業分析を行うことは大切です。

例えば、企業研究をしっかりと行わないで就活に臨んでしまうと、企業のネームバリューのみで判断してしまい、自分に本当に合う企業を見極められない恐れがあります。そうなると、入社後にミスマッチが発生する可能性が高く、せっかく入社したにも関わらず早期で退職することになりかねないでしょう。

あなた自身の希望が実現できる環境かどうか、入社前に業務イメージを掴んでおくために企業分析は必要です。可能な限り幅広い情報を参考にしながら、企業理解を深めましょう。

志望動機に説得力を持たせるため

志望動機に説得力を持たせるためにも、徹底した企業分析は必要です。

選考の中で、志望理由は必ずと言っていいほど聞かれます。もし企業研究がしっかりと行えていない場合、答えが表面的なものになってしまい、志望度が低いと捉えられてしまう可能性があります。

企業分析をしっかり行い、企業に対する理解を深めたうえで選考に臨むことで、「この企業だからこそ実現できること」「具体的にどんな点に魅力を感じて志望したのか」を伝えられ、面接官にも好印象を与えられるでしょう。

キャリアのイメージを具体化するため

キャリアのイメージを具体化するにあたって、企業分析は役立ちます。

あなたが社会人として成し遂げたいイメージを持つことができたら、次は適切な環境を選択する必要があります。企業分析を通じて、志望している企業であなたが実現したいことは叶えられそうか、モチベーション高く働くことができそうか、という選択するための情報が必要です。

手元に情報がなければ、何を基準に企業選びをすればいいかわからなくなってしまいます。ほかでもないあなた自身のために、企業分析を行うことは大きな意味を持っているのです。

企業分析と業界分析の違いは?

企業分析とあわせて、「業界分析」も就活を進めるに当たって重要といえます。企業分析と業界分析の違いを簡単にご説明します。

企業分析は、志望する企業が具体的にどのようなビジネスを手掛けているのか、同業他社との差別化ポイントはどこにあるのかを明確にすることです。

一方で業界分析は、志望する企業が所属している業界全体を俯瞰的に把握し、トレンドや展望を理解するために行われます。志望している企業が業界の中でどういった立ち位置なのかという視点も持つことで、より企業理解を深められるでしょう。

就活の企業分析でフレームワークを使うメリット

就活の企業分析にフレームワークを用いることは、主に以下2点のメリットがあります。

  • 効率的に分析できる
  • 抜け漏れなく分析できる

効率的に分析ができ、且つあなた自身が気付いていない重要な視点やおさえておくべきポイントが明確になります。もう少し詳しく見ていきましょう。

効率的に分析できる

フレームワークを使う1つ目のメリットは、効率的に分析できる点です。

分析の際に見るべきポイントが明確に設定されているため、内容に沿って企業の情報を調べることができます。また、統一されたフォーマットで分析が行えるため、他の企業との比較もしやすく、差別化のポイントや特徴をスムーズに把握することができるでしょう。

自力で調べようとすると、どうしても分析項目にばらつきが出てしまい、企業ごとの情報を振り返る際に時間がかかってしまうケースが多いです。

フレームワークを用いることで、情報収集の質とスピードを高めることができ、効率的に企業分析ができます。

抜け漏れなく分析できる

フレームワークを使う2つ目のメリットは、抜け漏れなく分析できる点です。

企業分析は、「何をどこまで行えばいいのか」という明確なゴールがありません。しかし、フレームワークを用いると一定のゴールが示され、何を分析すればいいのかが明確になります。

フレームワークは、就活のみならず実際のビジネスの場でも活用されており、大切なポイントを見落とすことなく、必要な情報を適切に収集し、分析を行うことが可能になるのです。

就活の企業分析で使えるフレームワーク4選

ここでは、就活の企業分析で使える4つのフレームワークを紹介します。

  • SWOT分析
  • PEST分析
  • 3C分析
  • 財務分析

それぞれの使い方を理解し、実際に企業分析を行ってみましょう。

SWOT分析:企業の強み・弱みを見極めたい

就活の企業分析で使える1つ目のフレームワークは、「SWOT分析」です。

SWOTとは、Strength(強み)・Weakness(弱み)・Opportunity(ビジネス機会)・Threat(脅威)の頭文字を取った造語です。企業が現状持っている強み・弱みといった内部環境を明確にできるほか、今後のビジネス展開を行ううえでの機会やリスクといった外部環境を明らかにします。

SWOT分析:企業の強み・弱みを見極めたい

【内部環境】

組織・個人として保有しているもの、取り組むことで改善につなげられそうな要素を記載します。

  • Strength(強み)

技術力、豊富な顧客層、模倣されづらいプロダクトなど現時点での企業の強みとなる内容

  • Weakness(弱み)

DX化・IT化の遅れ、顧客の幅が狭い、利益率が低いなど現時点で企業が抱える課題など

【外部環境】

組織・個人の取り組みでは変化させづらい市場環境など、マクロな内容を記載します。

  • Opportunity(機会)

リモートワーク普及によるIT戦略見直し、インバウンド需要の回復など今後売上拡大につながりそうな業界全体のトレンドなど

  • Threat(脅威)

魅力的な同業スタートアップ企業の台頭、法規制によるサービスの制限など今後売上拡大を阻害する要因になりそうな内容

強みをさらに伸ばして弱みや脅威を払拭する、弱みを改善し機会に変えるなど、外部環境の変化を意識しながら企業が取るべき行動は何かを自分なりに考えてみることで、置かれている状況をより正確に把握することができます。

PEST分析:将来的に受ける外部環境の変化を見極めたい

就職活動の企業分析で使える2つ目のフレームワークは、PEST分析です。業界や企業を取り巻く外部環境を分析することができます。

PESTとはPolitics(政治)・Economical(経済)・Society(社会)・Technology(技術)それぞれの頭文字を取った用語です。外部環境というマクロ要素を分析することで、今後の展望を明確にする目的があります。

PEST分析:将来的に受ける外部環境の変化を見極めたい
  • Politics(政治)

法規制・規制緩和・政策など、政治・法律の視点から業界や企業に影響を及ぼす可能性がある要因を分析

  • Economical(経済)

インフレ・デフレ・経済成長率・為替など、経済動向の変化が業界や企業に及ぼす影響を分析

  • Society(社会)

人口動態・出生率・世論・文化・トレンドなど、消費者の生活に関する内容を分析

  • Technology(技術)

技術革新・特許など、新しい技術が業界や企業に対し与える影響を分析

一見するとあまり関連性がないような環境要因であっても、突き詰めて考えていくと業界や企業に大きな影響をもたらす場合があります。PEST分析は網羅的な観点で、将来的にその企業が受ける外部環境の変化を見極めることができます。

3C分析:他社との比較をしたい

就職活動の企業分析で使える3つ目のフレームワークは、3C分析です。

3CとはCustomer(市場・顧客)・Competitor(競合)・Company(自社)の頭文字を取った用語で、3C分析には業界の中で競合企業との比較を行い、優位性や改善が必要な点を明らかにする目的があります。

3C分析:他社との比較をしたい
  • Customer(市場・顧客)

市場規模・成長性・今後予想される変化を分析し、顧客のニーズや購買行動のパターンを明らかにする

  • Competitor(競合)

競合の業界内での立ち位置・サービスの特徴・強み・収益性などを分析し、競う相手がどのような状況であるかを把握する

  • Company(自社)

サービスの特徴・強み・開発能力などを分析し、市場・顧客の変化、競合の取り組みを意識しながら注力すべきアクションを明確にする。

ポイントは、最初に市場・顧客の動向を把握しておくことです。業界にどのようなトレンドがあるのかを知らないままでは、企業のサービスの特徴や優位性を正しく理解するのが困難であるためです。

業界の中で、競合や分析する企業がどのような立ち位置なのかを知り、適切な比較を行いましょう。

財務分析:企業の成長性を見極めたい

就職活動の企業分析で使える4つ目のフレームワークは、財務分析です。

企業がいまどのような状況なのかを定量的に示す根拠として、財務データは非常に有効です。上場している企業であれば漏れなく財務諸表というものを開示しており、ホームページで確認することが可能です。

財務諸表は、損益計算書(Profit and Loss Statement、略語はP/L)・貸借対照表(Balance Sheet、略語はB/S)・キャッシュフロー計算書(Cash Flow Statement、略語はC/S)の3つの資料で構成されています。

  • 損益計算書

企業の実績を把握するための資料です。つまり、いくら稼いだのか、稼ぐためにどのような費用を支払ったのか、最終的に利益として手元に残っているのはいくらなのかが記載されています。

  • 貸借対照表

企業の安定性を知るための資料です。資産・負債・純資産が記載されており、今どれだけの資産を持っているのか、金融機関などからいくらお金を借りているのかが記載されています。

企業が保有している総資本の中で純資産が占める割合を自己資本比率といい、一般的にはこの数値が20%以上あれば安定性があると評価されます。

  • キャッシュフロー計算書

企業の1年間のお金の流れを知るための資料です。元々いくらお金を持っていたのか、それが1年経っていくら残っているのかがわかります。

営業活動・投資活動・財務活動それぞれのお金の流れが明確に記載されており、3項目の収入と支出を見ながら、企業の状況を把握します。

営業活動のキャッシュフローがマイナスの場合は稼ぐ力に疑問があり、投資活動がマイナスの場合は事業投資にお金を使っているなどと読み取ることができます。

企業分析でフレームワークを使うときのポイント

企業分析でフレームワークを使うときにおさえておきたいポイントが3点あります。

  • 分析の目的と期間をあらかじめ決める
  • 情報収集を工夫する
  • 分析結果に対して自分の意見を持つ

フレームワークを用いることで、効率的に分析することが可能ですが、そこで満足してしまってはいけません。就職活動にどのように活かすのかという視点を持ち続けることが重要です。

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

分析の目的と期間をあらかじめ決める

1つ目のポイントは、分析の目的と期間をあらかじめ決めることです。

フレームワークを使って企業分析をすると、分析自体が目的化してしまうケースがよくあります。しかし、企業分析はあくまでプロセスであって目的ではありません。

他社との差別化ポイントを明確にするため、志望動機を組み立てるため、など明確な目的を意識しながら企業分析は行いましょう。目的をまずはっきりさせることで、使うべきフレームワークも見えてきます。

また、あらかじめ分析の期間を設定しておくことがおすすめです。いくらでも情報は出てくるので、全てを収集しようとすると分析に時間をかけすぎてしまうことになります。時間や収集する情報量を定めるなどして、その範囲の中でフレームワークを用いた分析をするようにしましょう。

情報収集を工夫する

2つ目のポイントは情報収集を工夫することです。

具体的には、さまざまな情報源を参考にすること、取捨選択をすることが重要です。

ひとつの情報源を参考にすると、もしその情報に誤りがあった場合、正しい分析ができない恐れがあります。分析は客観的にさまざまな視点を取り入れて行うべきなので、たとえ納得感のある情報が得られても満足してしまわず、なるべく複数の情報源を参考にしましょう。

また、全ての情報を鵜呑みにしてしまうのではなく取捨選択を行うようにしましょう。その際は、企業分析の目的に立ち返ることがおすすめです。何を明確にしたくて分析を行っているのか振り返り、本当に必要な情報を集めるよう心掛けます。

分析結果に対して自分の意見を持つ

3つ目のポイントは、分析結果に対して自分の意見を持つことです。

分析で得られるのは客観的な事実です。まだこの状態では就職活動で活用できる材料になったとはいえません。得られた分析結果を基に、あなたの意見や考えを整理し、分析結果と照らし合わせることで、志望動機や今後のキャリアを考える際の材料になるのです。

また、ほかの人に分析結果を見せて、意見をもらうのもいいでしょう。あなた以外の視点を加えることでより深い考察につながるかもしれません。

就活の企業分析にフレームワークを活用してみよう!

この記事では、企業分析にフレームワークを使うメリットから、就活で使うべきフレームワークをご紹介しました。初めはハードルが高いと感じるかもしれませんが、活用していく中で注意すべきポイントがわかり作業効率が高まります。

自分の視点だけでは気付けない要素も網羅的に組み込むことができるので、企業分析の際にはぜひ積極的に活用してみましょう。

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業界一覧

「就活で知っておくべき、業界の一覧を知りたい」

「そもそも業界ってどういう意味?業種、職種とは何が違うの?」

このように、就活を進めるうえで「業界」について知りたい方は多いでしょう。「業界」について理解を深めることは、あなたが就職活動を通じてどのような仕事に携わりたいかを明確にするうえでとても大切です。

この記事では「業界」に関する基礎知識から、就活生が知っておくべき業界の一覧をご紹介します。また、業界研究のやり方についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

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「業界」とは?

「業界」とは企業を事業内容によってカテゴライズし、表しているものです。扱う商品・サービスや、利益を得る方法によって企業をグルーピングし、ひとまとまりにしたものを指します。

就職活動において、自分が興味のある業界を明確にしておくことで、企業を探しやすくなります。

また、「業界」という大分類があり、中分類として「業種」、小分類として「職種」があると認識しておいてください。それぞれの違いを見ていきましょう。

「業種」との違い

「業種」では取り扱っているサービスを基にして企業を分類します。例えば、メーカーという「業界」を「業種」で整理すると、自動車、家電、薬品などが挙げられます。

つまり、「業界」をもう一段細かく分類し、具体的にどんなサービスを取り扱っているのかを示すのが「業種」です。

「職種」との違い

「業界」「業種」が取り扱い商品や利益を得る方法によって企業をグルーピングしたものに対し、「職種」は企業内の担当役割のことを指します。例えば、営業、人事、エンジニアなど、担当役割を大まかに分類したものが挙げられます。

「職種」は、入社後あなたが実際に行う業務の内容になるので、進みたい業界・業種と合わせて、どの職種でキャリアを積んでいきたいのかもセットで考えるようにしましょう。

【就活生向け】主な業界一覧と特徴

就職活動を行ううえで、知っておきたい主な業界は以下の通りです。

  1. メーカー
  2. 商社
  3. IT
  4. 小売・流通
  5. サービス・インフラ
  6. 金融
  7. 広告・マスコミ
  8. 官公庁・公社・団体

ここで取り上げる業界が全てではなく、主な業界のみをピックアップしています。就活の業界研究で参考にしてください。

業界1. メーカー

メーカー業界とは、自動車、家電、食品などさまざまな製品を生産する分野を担い、製造業とも呼ばれています。

日本メーカーがつくる製品はその品質の高さから海外での評価も高く、国内事業においてもGDPの約2割を占める巨大産業です。

原材料や素材の加工・組み立てを行い企業に提供する場合や、製品の完成品までを自社で行う場合など、同じメーカー企業の中でも担う範囲がそれぞれ異なります。生産性の効率化やコスト削減を目的に国内外で工場などの生産拠点を構えているケースが多く、グローバル展開をしている企業も多いという特徴があります。

近年のテクノロジーの発達に伴い、例えば、IoTのような通信機能をモノに付与する技術で手元のスマートフォンなどから遠隔操作を可能にするなど、私たちの日常生活を更に便利なものにする取り組みが推進されおり、最新技術を身を持って感じながら働くことができるでしょう。

また、市場規模が大きいのでビジネス機会が豊富にあり、目に見える製品としてサービスを提供することが可能なため、直接的なやりがいにつながりやすい業界といえます。

業界2. 商社

商社業界とは、材料、資源・エネルギーなどさまざまなサービスを取り扱い、買い手と売り手の仲介を行う分野を担います。

商社には総合商社と専門商社の2種類が存在します。

総合商社は従来、あらゆるサービスの仲介者として国内外の豊富なネットワークと情報を武器にトレーディングビジネスを主として展開していましたが、昨今はそれに加えて投資ビジネス、企業の経営支援なども手掛けるケースが増えてきました。

一方、専門商社は特定の商材に特化しトレーディングビジネスを手掛けるケースが多く見受けられます。高度なIT化に伴い、商社を仲介せずに企業間でやり取りするハードルが下がっている実情もあり、専門商社がブランドを保有し実店舗を運営するなどビジネスの幅を広げるケースも増えています。

商社業界は、手掛けるビジネスの自由度の高さ・幅の広さから、国内外の経済事情を速やかにキャッチアップし柔軟なアクションをする必要があること、海外とのやり取りが頻繁に発生することなどが商社で働く特徴だと考えられます。

業界3. IT

IT業界とは、「Information Technology」の略語でインターネットを用いた情報産業を手掛ける分野を担っています。

パソコン・スマートフォンなど私たちの生活に深く根ざしているものや、AI・クラウドサービスといったものがIT業界のビジネスに含まれています。どの業界においても、ITを用いていない企業はほとんど存在しないため、基幹産業といってもいいでしょう。

メーカー業界でも紹介したIoTや、日本の社会課題である労働力不足を解消するAIを活用による業務自動化、企業の生産性を向上させる業務効率化クラウドサービスなど、ビジネスにおいてIT業界が担う役割は大きく、今後もその必要性は更に拡大していくと予想されます。

国内外の最先端技術をどうやってビジネスや日常生活の利便性向上に活かすか、といったテクノロジーへの興味と日々の情報収集が非常に重要な業界です。

業界4. 小売・流通

小売・流通業界とは、メーカー業界の企業が生産した製品を仕入れ、一般消費者に購入の場を提供する分野を担います。

小売業界の代表的な例としては百貨店、スーパーマーケット、家電量販店など、流通業界は郵便・宅配のような運輸業、製品を集約し保管・整理する倉庫業などが挙げられます。

メーカーから仕入れた製品に販売価格として手数料を上乗せした分が小売業界の企業の主な収益源となり、販売網の広さ・販売力の高さでビジネスを行っているケースがほとんどです。流通業は運送費や倉庫の利用費などが主な収益源になります。

景気の影響を受けやすく、訪日外国人客数などの指標も重要といった点が特徴的です。また、インターネット上で買い物を済ませる消費者も増えていることから、オンライン・オフライン両方を活用した事業運営が今後も求められるでしょう。

店舗での販売や店長として店舗運営を取り仕切るなど、ほかの業界ではあまり見られない働き方がある点は大きな特徴だといえます。

業界5. サービス・インフラ

サービス・インフラ業界は、一括りにされるケースが多いですがサービス・インフラそれぞれで事業内容が大きく異なります。

サービス業は、外食、旅行、ホテル、福祉など消費者を相手にビジネスを手掛けることが多く、BtoC企業が多く含まれます。消費者が潜在的に求めていることは何かを精度高く察知し、サービスに反映させるといった情報収集力・分析力を基にマーケティングに注力する企業が多い点が特徴です。

インフラ業界は、電力・ガスなどのエネルギーや、鉄道・航空といった移動手段を提供しているため生活するうえで必須といえるサービスを提供する企業が含まれます。昨今は再生可能エネルギーの活用をテーマに持続可能なビジネスモデルを模索しており、消費者へのサービスの質を担保しながら事業を見直す動きが多く見られます。

コミュニケーションが好きな人、責任感を持ってやり遂げる人が適している業界だといえるでしょう。

業界6. 金融

金融業界は、さまざまな形でお金に携わる分野を担っています。

銀行、証券などが代表的な例で、消費者・企業問わずにお金を融通する企業が含まれます。お金は消費者が生活するうえでも、企業が営利活動を進めるうえでも必須のものなので、個人・法人にとってのインフラともいえるでしょう。

銀行の主な収益源は利ざやです。消費者の預金などで集まったお金に金利を乗せて企業や消費者に貸し出すことで利益を得ます。証券会社は消費者に対しては株式などの売買や資産運用で得る手数料、企業に対してはIPOやM&Aを主導して得る手数料が主な収益源です。

デジタル化の影響を強く受けている業界のひとつで、フィンテックによる異業種とのビジネス機会創出や、業務の自動化・オンライン化に伴う実店舗数の縮小、紙書類の電子化など、今後も変化を続けていく業界だと予想されます。

さまざまな法律や金融商品にまつわるルールを習得する必要があり、お金にまつわる専門知識が身に付く業界といえるでしょう。

業界7. 広告・マスコミ

広告・マスコミ業界は、テレビ・ラジオ・新聞・インターネットなどさまざまなメディアを通じて情報を発信する分野を担っています。

広告業界の企業は、サービスを適切な手段でアピールし売上や認知度を高めるビジネスです。従来はテレビ・ラジオ・新聞が主なチャネルでしたが、最近はデジタルマーケティングと呼ばれるインターネットを活用したプロモーション方法が多く見られます。消費者へ適切に訴求するには、ターゲティングや適切な広告運用方法など、さまざまな専門知識が必要なため、依頼主の企業に代わって宣伝を行います。

マスコミ業界の企業は、例えばテレビの場合、高い視聴率が期待できる番組コンテンツを作り、その合間にコマーシャルとして企業の宣伝を行うことで、企業から宣伝費を預かるビジネスで成り立っているため、企業と個人の接点を創出しているといえるでしょう。

昨今はスマートフォンの普及によりインターネットの利用者・利用時間が増えているため、消費者の情報収集手段が多様化しています。そのため、従来のビジネスモデルに依存せず、適切な発信方法を柔軟に取り入れている企業が多く見受けられます。

記者、編集者、ディレクター、アナウンサーなど、業界特有の働き方がある点が特徴的です。流行りに敏感であったり、情報を適切に相手に伝えるための工夫ができる人は向いているでしょう。

業界8. 官公庁・公社・団体

官公庁・公社・団体は、国が手掛ける公的な事業を担っています。公立学校、病院、内閣、地方自治体、裁判所などが代表的な例です。

就職活動において誰でも応募できるわけではなく、公務員試験、大学で特定の学びを習得していることなど一定の条件が課されているケースも見受けられます。

人口問題や地方創生といった日本社会における大きなテーマに最前線で取り組むこと、教育という今後の日本を担う若者の排出、国民の健康を守るなど、大きなやりがいの中で仕事に従事できる点が魅力といえるでしょう。

就活の業界研究のやり方は?

前章では、就活で知っておくべき業界の一覧をご紹介しましたが、興味のある業界は見つかりましたか?

自分の進みたい業界を明確にする、またなぜその業界を志望するのか理由を明確にするうえで「業界研究」はとても重要になります。主な業界研究の方法は、以下の通りです。

  • 本や新聞、ニュースを見る
  • 業界団体のホームページを見る
  • 業界研究セミナーに参加する

それぞれやり方をご紹介していきます。また、業界研究については、以下の記事でも詳しく解説しているのであわせてご参考ください。

>【就活の業界研究の目的ややり方】よくある質問にも回答

本や新聞、ニュースを見る

業界研究のやり方の1つ目は、本や新聞、ニュースを見ることです。

新聞やニュースを通じて、「今、自分の興味のある業界では何が起こっているのか」を知ることは大切です。「なぜそれが発生しているのか」「どうすればその問題は解決できるのか」という幅広い視野で見てみると、就活に活かすことができるでしょう。

また、業界マップのような本も出版されているため、こちらも参考にするといいでしょう。広く情報収集を行い、自分が興味を持つ業界、強みを生かせそうな仕事はどのようなものがあるかを調査してみてください。

業界団体のホームページを見る

業界研究のやり方の2つ目は、各業界団体のホームページを見ることです。

現状どのような取り組みを行っているのか、今後何をしていくのかなど、業界全体の情報が掲載されています。

今後の可能性、向き合う課題の内容などに注目し、自分にとってやりがいを感じられそうかという視点でチェックしてみるといいでしょう。

業界研究セミナーに参加する

業界研究のやり方の3つ目は、業界研究セミナーに参加することです。

大学や合同説明会形式で開催される業界研究セミナーに参加し、現場で働いている社員の生の声を聞くことが可能です。

自分一人で集められる情報には限りがあります。さまざまな視点を取り入れることで視界が広がり、挑戦してみたいと思える業界が見つかるかもしれません。機会を見つけて、積極的に参加してみましょう。

興味のある業界は見つかりましたか?

この記事では、業界の基礎知識から就活で知っておくべき業界の一覧、業界研究のやり方について解説しました。興味のある業界は見つかりましたか?

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早期選考 企業 探し方

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「早期選考って何?」
「早期選考を行っている企業の見つけ方がわからない」

このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。

近年、優秀な学生を採用するために早期選考を実施する企業は増えており、就活解禁日前にすでに内定を出しているといったケースも見受けられます。

この記事では、早期選考に挑む前に知っておきたい基本知識と具体的なスケジュール、企業の探し方についてご紹介します。

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早期選考とは?

早期選考とは、就活解禁前に選考を実施することを指します。企業が、就職活動が本格化する前段階から学生と接点を持ち、なるべく早く優秀な学生を囲い込みたいという意図があって実施されるものです。

早期選考のスケジュールや、企業の特色についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

早期選考のスケジュールは?

早期選考 スケジュール

早期選考を実施する企業は、大学3年生の10月頃からエントリーや面接が開始され、就活解禁の3月には内定を出しているケースが多いです。

また早い企業だと、大学3年生の夏頃から選考をスタートするケースもあります。サマーインターンシップが開催され、参加した学生が早期選考に進めるといった流れが多いといえます。

ただし、あくまでも企業によって早期選考のスケジュールや選考フローは異なるため、採用サイトなどをよく確認するようにしましょう。

早期選考に参加し、就活解禁日の前に内定を獲得できれば、気持ちに余裕を持って残りの就職活動に専念することができます。しかし、

当たり前ですが通常のスケジュールと比較すると準備期間が半年ほど短くなるので、なるべく早いタイミングから自己分析や企業分析などの対策を行う必要があります。

早期選考を実施するのはどんな企業が多い?

早期選考を実施しているのは、以下のような企業や業界が多いです。

  • 外資系企業
  • IT企業
  • スタートアップ・ベンチャー企業
  • 商社
  • 金融
  • マスコミ

もしあなたがこれらの企業や業界を志望する場合は、注意が必要です。一般的なスケジュールに沿って就職活動を進めると、すでに志望企業の選考が終了していたという事態にもなりかねません。

先述した通り、企業によって早期選考のスケジュールは異なるため、大学2年生の秋・冬頃から情報収集を始めるといいでしょう。

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早期選考を実施する企業の探し方

早期選考を実施する企業を探すには、主に以下の5つの方法があります。

早期選考 企業 探し方

それぞれの方法について詳しく解説します。

探し方1. 逆求人サービスを活用する

早期選考を実施する企業を探す方法として、まず逆求人サイトを活用することが挙げられます。

逆求人サービスとは、登録したあなたのプロフィール情報を見て「ぜひ自社の選考を受けてほしい」という企業から、オファーが届くサービスのことを指します。

一般的な求人サービスは、掲載されている企業情報を元に、学生側から企業に対してアクションを行いますが、逆求人サービスは企業側がアクションを行うため、学生にとって内定獲得の確度が高い企業に出会え、効率的に就職活動を進めることができるでしょう。

また、逆求人サービスを活用することで、あなたが知らなかった早期選考を実施する企業を見つけることができるチャンスにつながります。

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近年、逆求人サービスも増えており、どのサービスに登録すればいいか悩む方も多いでしょう。

その場合、OfferBoxをぜひ利用してみてください。

OfferBoxは無料で登録ができ、早期選考を実施する企業も多く利用しています。

また、企業側は学生がに送付できるオファーの数に限りがあり、一斉配信でオファーを送ることができないという特徴があります。企業はあなたのプロフィールをしっかりと読み込んだうえでアクションを行うため、質の高いオファーを受け取ることができます。

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ただしOfferBox含め、逆求人サービスで共通する注意点として、あくまで企業側からのオファーを受け取る形になるため、自ら「探す」ことができないことが挙げられます。自ら探す方法に関しては、次章からの方法も参考にしてみてください。

探し方2. インターンシップに参加する

早期選考を実施する企業を探す2つ目の方法として、インターンシップに参加することも挙げられます。

インターンシップは短期・長期のものなど、さまざまな種類がありますが、参加して実務に近い就業体験をすることで、仕事内容や入社後のイメージを具体的に持つことができます。

先述した通り、大学3年生の夏から冬にかけて行われているケースが多く、企業によってはインターンシップの評価次第で学生を早期選考へ案内したり、通常とは異なる選考プロセスを用意したりするなど、選考要素を含む場合があります。

入社後にどのような業務を行うのか、本当に自分がやりたいことなのかを明確にする機会でもあるので、積極的に参加することがおすすめです。

また、長期のインターンシップに参加する場合は、大学の授業やアルバイトとの両立が必要になるため、事前によくスケジュールを確認しておくようにしましょう。

探し方3. 就活イベントに参加する

早期選考を実施する企業を探す3つ目の方法は、就活イベントに参加することです。

早期選考を行う企業が集まり、会社説明会と選考がセットになった「採用直結型」のようなイベントも開催されています。

志望企業以外で、早期選考を行っている企業を知るきっかけになるのはメリットです。一方で、もし選考をともなうイベントに参加する場合は、準備不足にならないよう、参加前までにある程度、業界研究や自己分析をしておく必要があります。

探し方4. OB・OG訪問をする

早期選考を実施する企業を探す4つ目の方法は、OB・OG訪問をすることです。

志望度の高い企業にあなたの大学のOB・OGが勤めている場合は、紹介を受けることで早期選考に参加できるかもしれません。OB・OG訪問のやり方は、以下の記事も参考にしてみてください。

>OB・OG訪問の探し方や流れを徹底解説

選考に進む場合は、OB・OGと密にコミュニケーションを取り、企業側に自分をアピールしてもらえるように働きかけてみるといいでしょう。

探し方5. リクルーター面談を利用する

早期選考を実施する企業を探す5つ目の方法は、リクルーター面談を利用することです。

リクルーター面談とは、企業の人事部から任命された社員が、カフェや食事の場に学生を招待しカジュアルな雰囲気で会話する場のことを指します。

面接よりリラックスして臨むことができますが、リクルーターはあなたを自社で活躍する人材であるかという視点で見ている点はしっかり頭に入れておきましょう。会話を通じて、優秀な人材という評価を得られれば、早期選考の案内を受け取ることができます。

リクルーターと接点を持つ場が限られているのはデメリットですが、活用できれば早期選考への参加や内定に近づく一歩になるでしょう。

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早期選考のためにできる対策は?

早期選考 対策

早期選考を受けるうえで行うべき対策を紹介します。

通常の就職活動よりも早く選考が始まるため、準備期間を確保するためにもなるべく早いタイミングから効率的に対策を練っておきましょう。

自己分析を徹底する

自己分析を徹底することは重要です。選考のタイミングが早くなっても、企業はあなたという人物をしっかりと理解し、入社後に活躍してくれる人材であるかを見極めたいことに変わりはありません。選考の場であなた自身の魅力や、入社して何を成し遂げたいのかを明確に伝えられるように、自分自身をしっかり振り返ることが大切です。

先ほどご紹介したOfferBoxであれば、自己分析ツール「AnalyzeU+」が無料で利用できます。累計100万人の診断結果に基づいて結果が出て、選考に生かせる自分の強みが分かるため、ぜひご活用ください。

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業界・企業分析を徹底する

業界・企業分析を徹底することで、早期選考企業の選考対策になります。

志望している企業の特徴や競合との違い、業界がどのようなトレンドなのかを理解することで、志望動機を考える際にも役立つでしょう。

選考の場では「なぜ当社を志望したか?」と聞かれるケースが多々あります。これは早期選考であっても通常の選考であっても同じで、応募してきた学生の熱量を推し量る意味で面接官は質問します。仮に業界・企業分析をしっかり行えていない場合、表面的な回答になり、あなたの入社したいという意思を伝えきれないでしょう。

なぜこの業界に興味を持ったのか、その中で企業を選んだ理由までをしっかりと答えられるよう、業界・企業分析を徹底しましょう。

ES(エントリーシート)の完成度を高める

ESの完成度を高めるためには、上述の自己分析と業界・企業分析を徹底して行い、文章化する必要があります。

限られた準備期間の中で、いかに内容の濃いESを作成できるかがポイントです。

ESでは多くの場合、文字数の制限が課されているケースがあり、いきなりうまく書こうとするのは困難です。まずは自己分析で自分自身をしっかりと振り返ったうえで、強みやキャリアに対する考えが志望する企業でどのように活かせるのか・実現できるのかを整理するようにしましょう。

完成したESは友人やほかの人にも目を通してもらい、伝えたいことがしっかりと文章で整理されているかを確認してもらうのもおすすめです。

面接対策を徹底する

事前準備した内容を選考の場でしっかりと面接官に伝えられるよう、面接対策を徹底しましょう。

回答する内容については自己分析、業界・企業分析によってある程度固められるのであとは伝え方です。

面接では、面接官と対話をしながらあなたの考えや思いを伝える必要があります。つまり、面接官の質問に対し端的に回答し、双方向のコミュニケーションが発生するように心掛けることが重要です。結論を最初に伝えつつ小出しにしながら、面接官から多くの質問を引き出すよう意識してみましょう。

例えば、一方的に時間を使って回答してしまった場合、面接官に「話にまとまりがない」と感じさせてしまいます。面接での評価が低いと、どれだけ魅力的なESを書いても、業界・企業分析をしても内定を獲得するのは困難です。

端的な内容で、面接官との会話を意識しながら面接に臨みましょう。

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OfferBoxで早期選考を実施する企業からオファーをもらおう!

この記事では早期選考の基本知識やスケジュールと企業の探し方についてご紹介しました。

早期選考は通常の選考と比べて就職活動のタイミングが前倒しになる分、情報の取りこぼしがないようにすること、事前準備をなるべく早い時期から効率的に行うことが非常に重要です。

特に早期選考を行っている企業の情報を集められないと「気がつけば応募期限が過ぎていた」という事態になり、エントリーすらできなくなってしまいます。

記事内でもご紹介した逆求人サービス「OfferBox」は、早期選考を実施する企業でも活用されています。ぜひ、早期選考を実施する企業を探すひとつの手段として活用してみてください。

AnalyzeU

BtoB」と「BtoC」の違いは?仕事内容の魅力や求められる能力を解説

「BtoBとBtoC、それぞれの違いがよくわからない」

「それぞれどのようなビジネスなのか、詳しく知りたい」

就活で企業分析を行ううえで、このように考えている方も多いでしょう。

この記事では、「BtoB」と「BtoC」の違いについて詳しく解説します。また、それぞれの魅力や、どのような能力が求められるのかも解説するので、ぜひ参考にしてください。

違いを理解し、自分に適しているのはどのようなビジネスなのか、明確にイメージできるようにしましょう。

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「BtoB」と「BtoC」の違いは?

「BtoB」と「BtoC」はそれぞれどのような相手に対しビジネスを行っているのかを指す言葉です。

「BtoB」は、「Business to Business」の略で企業対企業のビジネスを、「BtoC」は、「Business to Consumer」の略で企業対一般消費者のビジネスを意味しています。

それぞれ詳しく解説します。

「BtoB」とは?

「BtoB」は、自社の製品やサービスを企業向けに販売するビジネスモデルを指します。日常生活において、私たちが接点を持つ機会は少ないため、「BtoC」企業と比べて知名度の点では劣るかもしれません。

例えば、企業の経営・事業課題を解決するコンサルティングビジネス、資源や素材を企業に提供するビジネスを手掛けている場合は「BtoB」に該当します。

企業を相手に取り引きを行うというモデル上、大規模なビジネスを手掛けることが多く、結果的に私たちの生活を豊かにするために大きな役割を果たしているのがBtoB企業の特徴といえるでしょう。

「BtoC」とは?

「BtoC」は、自社の製品やサービスを私たち一般消費者に向けて販売するビジネスモデルを指します。テレビのコマーシャルなどで積極的に宣伝活動を行っているほか、私たちが実際に購入するモノを販売しているため、生活に馴染みがある企業といえるでしょう。

具体的には、コンビニエンスストア、スーパーなどの店舗を運営する企業や旅行代理店などが挙げられます。ぱっと名前が思い浮かぶ企業もあるのではないでしょうか。

私たちにとって身近な存在であるため、知名度が高い点が特徴です。

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その他にもビジネスモデルはある?

代表的な「BtoB」「BtoC」以外にもビジネスモデルは存在します。

  • CtoC:Consumer to Consumer(一般消費者対一般消費者)
  • BtoG:Business to Government(企業対政府・行政)
  • BtoE:Business to Employee(企業対従業員)

それぞれ簡単にご紹介します。

CtoC

CtoCは、個人間で製品やサービスのやり取りを行うビジネスモデルのことを指します。

使わなくなったものなどをインターネット上で販売する「フリマアプリ」などが代表的で、企業が提供するプラットフォーム上で行われるケースが多々見受けられます。プラットフォーム企業は、個人間のやり取りが成立した際に、手数料という形で収益を得るビジネスモデルが一般的です。

スマートフォンの普及やIT化の加速によって始める際のハードルが大幅に低くなり、副業として取り組む人が増えています。

BtoG

BtoGは、企業が政府・行政に対し製品やサービスの提供を行うビジネスモデルのことを指します。道路建設、ふるさと納税などの地方創生関連のビジネス、行政業務のIT化・DX推進などが代表的な例です。

政府・行政は、税金を投下して運営しているため、「入札」という形式で多くの企業の提案内容を比較・検討し発注先を決定します。適切なお金の使い方を、民間企業よりも強く意識しなければならないためです。

BtoE

BtoEは、企業が自社の社員との間で取引を行うビジネスモデルのことを指します。福利厚生に近いイメージで、社員のランチ代の一部負担や、自社製品を割引価格で提供するなどの例があげられます。

自社で働く社員の満足度を高めることで生産性の向上、離職の防止、企業ブランディングなどにつなげる目的で実施するケースが多いといえるでしょう。

ここまでは、それぞれのビジネスモデルがどのようなものなのかご紹介しました。次章からはBtoB企業、BtoC企業で働くメリットをそれぞれ解説します。

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BtoB企業で働く魅力

BtoB企業で働く魅力について、主に以下3点が挙げられます。

  • 専門的な知識を身に付けられる
  • 規模の大きいビジネスに携われることが多い
  • 土日に休みを取りやすい

詳しく見ていきましょう。

専門的な知識を身に付けられる

1つ目のメリットは、専門的な知識を身に付けることができる点です。

BtoB企業で働くにあたって、クライアントのニーズに応えるために、高い専門性を身につけることが求められます。競合企業も高度な知見を持っている中で、いかに差別化を図るかが重要なため、その道のプロとして細部に至るまで知識を習得することになります。

業務を通じて得た専門的な知識は、自社のビジネスはもちろん、今後転職した際にも活かせるものとしてあなたのキャリアの可能性を広げるものになるでしょう。

規模の大きいビジネスに携われることが多い

2つ目のメリットは、規模の大きいビジネスに携われることが多い点です。

扱うサービスにもよりますが、取引金額が大きくなるケースもあり、ダイナミックにビジネスを動かしている実感を持ちながら働くことができるでしょう。また、規模の大きなビジネスは社内外の多くの関係者と関わりながら業務を進めていくことになるので、推進力、調整力、交渉力といったビジネスにおいて重要なスキルが身に付きます。

クライアントや社会に対して大きなインパクトを与えることができ、自己成長の機会が豊富にあるのは大きな魅力です。

土日に休みを取りやすい

3つ目のメリットは、土日に休みを取りやすい点です。

クライアントとなる企業が基本的に土日休みであることがほとんどで、それに合わせて土日を休日とする企業が多いです。BtoC企業の場合、消費者の行動に合わせて土日は出勤となるケースが多いでしょう。平日のどこかで休みを取ることになりますが、2日間の連休取得は難しいということもあるかもしれません。

BtoBは週末の2日間は休日であることが明確な場合が多いため、プライベートの予定も立てやすく、長く働く意味でも良い環境だといえるでしょう。

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BtoC企業で働くメリット

BtoC企業で働くメリットについて、主に以下の2点が挙げられます。

  • 知名度の高い企業が多い
  • 消費者との距離が近い

詳しく見ていきましょう。

知名度の高い企業が多い

1つ目のメリットは、知名度の高い企業が多い点です。

身近な存在であるBtoC企業は多くの人に認知されており、自身が生活の中で使っている商品を取り扱うこともあります。よく知られている企業で馴染みのある商品に触れながら働くことは、自身の仕事に対するモチベーションを高めることにつながるでしょう。

また、知名度の高い有名企業は、就職活動においても応募者数が多い傾向にあり、高い倍率をくぐり抜けて入社ができた際には大きな自信にもなります。

消費者との距離が近い

2つ目のメリットは、消費者との距離が近い点です。

消費者が製品やサービスを購入する場に立ち会うことも多く、反応をすぐ近くで感じ取ることができるのは直接的なやりがいにつながるでしょう。

人とコミュニケーションを取るのが好きな人や、誰かの役に立ちたいという気持ちが強い人には適している環境だといえます。また、消費者の声を拾いやすく、製品開発などに直接反映させられる点も魅力です。

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BtoB企業、BtoC企業それぞれで求められる能力は?

BtoB企業、BtoC企業それぞれ求められる能力は異なります。BtoBの場合、クライアントは企業の役に立つかが購入の際の判断の軸となり、BtoCは自身の感情が主な基準だからです。

それぞれ詳しく解説します。

BtoB企業で求められる能力

BtoB企業で働く際に求められる能力は、「俯瞰的に物事を見ることができる高い視座」と「論理的思考力」でしょう。

BtoB企業では、世界情勢や国内の市場環境など大局を見ながらクライアントが抱える課題を想定し、アプローチする必要があります。物事を俯瞰的に見るためには、日頃からビジネス関連のニュースを通じて、世界や日本で今何が起きているのかを正しく把握し、その要因について自身の意見や考えを持つなど、習慣づけることが大切です。

また、論理的思考力も重要な能力です。クライアントは製品やサービスを購入する際に、自社の役に立つかどうかを判断軸にしています。つまり、個人の損得ではなく、組織として有用なものであるかを重視しているのです。購入することのメリットを筋道立てて説明し、納得感を持ってもらうための能力が求められます。

BtoC企業で求められる能力

BtoC企業で働く際に求められる能力は、個人の感情への訴えかける力です。

BtoC企業では、定性的な要素で購入の意思決定が行われるケースが多々あります。例えば、似合っている・似合っていない、使いやすい・使いづらいなどです。個人が何らかの理由で良いと思えば購入に至るのは、BtoBとの大きな違いでしょう。つまり、消費者は論理的な意思決定だけではなく、そのときの感情で購入可否を決定するケースが多々あるのです。

BtoC企業ではいかに目の前の消費者の気持ちに訴えかけ、商品に魅力を感じてもらうかが大切な能力だといえるでしょう。利益になるかならないかを見るBtoBとは重視するポイントが異なります。

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「BtoB」「BtoC」の違いを理解して企業選びに役立てよう!

この記事では「BtoB」「BtoC」の違いについて解説しました。BtoB企業は専門的な知識をもって規模の大きいビジネスに携われる機会があり、BtoC企業は知名度が高く消費者の反応をダイレクトに感じることが可能です。

ビジネスを仕掛ける相手が大きく異なるため、当然、求められるスキルにも違いがあります。自分はどのような仕事に向いているのか、具体的なイメージを持つことは就職活動において大切です。

OfferBoxでは、登録した後に使える自己分析ツール「AnalyzeU+」を提供しています。質問に答えるだけで自分はどういった特性をもった人物なのか、客観的なデータを基に知ることができます。自分に合うのは「BtoB」なのか「BtoC」なのかを考えるうえで参考にしてみてください。

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正しい自己分析を行い、自分がやりがいを持って取り組むことができる仕事を見つけましょう。

選考突破のためにプロフィールをブラッシュアップ!

2/16(金)は、本選考に向けた準備をOfferBoxを使って整える、プロフィール作成セミナーを開催します!

プロフィールをブラッシュアップしていく過程でESや面接で伝える内容もより良くなっていきます。
そうした、選考の準備に繋がるプロフィール作成のポイントを余す所なくお伝えしますので、この機会に見直してみましょう!

本セミナーでは、各プロフィールを作る際に何を気をつけるべきか解説!
さらに実際に作成した自己PRや過去のエピソードなどをその場で添削まで行います。
 
・特別選考オファーがもらえるようなプロフィールを作りたい
・ESや面接でも役立つ考え方のポイントを知りたい
・プロフィールや自己PR、ガクチカなどをプロに見てもらいたい

こんな想いを持たれている方は、ぜひご参加ください。

後半には質疑応答の時間を設けています。
OfferBoxに関する質問はもちろん、「履歴書やESの書き方」「面接での答え方」など、就活に関わる悩みや不安にもNGなしでお答えします。

LIVE配信 概要

【開催日時】

2024年 2月16日 (金) 18:00~20:00
※Zoomでのライブ配信です。
※質問数に応じて、最大30分延長します。
※セミナー開始5分前より開場します。

 【参加対象者】

2025年卒業見込み学生
※2025年卒向けですが、2026年卒の方もご参加いただけます。

 【セミナー参加方法】

※ZOOMでのライブ配信です。
カメラ、マイクは自動でオフの設定となります。

①開始時間までに、ZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②ZOOMウェビナー事前登録後、ご入力いただいたメールアドレスに参加用URLを送信します。
③お時間になりましたら参加用URLにアクセスしご参加ください。

【登壇者の紹介】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

※セミナーは終了しました※

自己分析から、企業選びや自己PRなど就活への活かし方がわかる!

「就活何から始める?」という問いの回答として真っ先に挙がるのが「自己分析」。
しかし、適性診断や自分史などに取り組んではみたものの、そこから深掘りして考えられずかえって迷いが生まれる。ということもよく起こります。

そこで今回開催するセミナーでは、人事が選考の中で何を見ているのかという視点で就活のあらゆる場面で活かせる自己分析の考え方を、1時間で解説します!

・選考や企業選びの軸につながるよう自己分析をしたい
・説得力のある自己PRを作りたい
・基礎からしっかり準備をしていきたい

こんな想いを持っている方は、ぜひご参加ください。

1時間の講座終了後には質疑応答の時間も設けています。
OfferBoxに関する質問はもちろんのこと、「今の時期は何をすべき?」「夏インターンの対策はどうすればいい?」など、就活に関わる悩みや不安にもお答えします。

LIVE配信 概要

【開催日時】

2024年2月14日 (水)18:00〜19:30

※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
※最大20:00まで延長

 【参加対象者】

2026年卒業見込み学生
※2026年卒向けですが、2025年卒の方もご参加いただけます。

【参加方法】

①開始時間までに、下のボタンからZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②申込み完了後、登録いただいたメールアドレス宛に参加用URLを送信します。
③時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります
※アーカイブの配信を予定しています。

【登壇者の紹介】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛
2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

※セミナーは終了しました※

適性診断受検だけでは自己分析は終わらない…
言語化まで繋げる考え方を学べるイベントを開催!

「自己分析を始めよう。」と思った時に、まず適性診断を受検してみるという方は多いのではないでしょうか?

しかし受検しただけで終わってしまっては結局就活に活かすことはできません。
自分の企業選びの軸ができたり、自己PRに反映させられて始めて自己分析が進んだと言えるでしょう。

そこで本セミナーでは、OfferBoxが提供する診断結果「AnalyzeU+」を元に自己PR作成までの考え方をお伝えします。
他の適性診断でも応用可能な考え方なので、AnalyzeU+を受検していない方も含め、しっかりと就活スタート切りたい方はぜひご参加ください。

LIVE配信 概要

【開催日時】

2月9日 (金) 18:00~19:30
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
※最大20:00まで延長

 【参加対象者】

2026年卒業見込み学生
※2026年卒向けですが、2025年卒の方もご参加いただけます。

 【セミナー参加方法】

①開始時間までに、以下よりZOOMウェビナーに事前登録してください。
(お名前・メールアドレス等入力)
②ZOOMウェビナー事前登録後、入力したメールアドレスに参加用URLが送付されます。
③当日、お時間になりましたら参加用URLよりご参加ください。

【登壇者のご紹介】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム  チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

※セミナーは終了しました※

匿名での公開添削!自己PRをみんなで一緒に作成するイベント開催!

いよいよ3月には就活広報解禁日となり、これまで採用活動を行なっていなかった企業も含め本格的に採用活動を開始します。
それに向けて選考で聞かれる可能性が高い自己PRの完成度は高めておきたいところです。

そこで今回は、匿名で添削まで受けられる「自己PR作成会」を開催します!
自己PR作成のコツを学んだ上で、実際に作成&匿名での添削まで一緒になって行います。
みんなで一緒に伝わる自己PRを完成させましょう!

添削時間には質疑応答の時間も設けていますので、添削とは関係ないことでも就活における疑問はここで解消して本選考に備えましょう!

LIVE配信 概要

【開催日時】

2月6日 (火) 18:00~20:00
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
※最大20:30まで延長

 【参加対象者】

2025年卒業見込み学生
※2025年卒向けですが、2026年卒の方もご参加いただけます。

【セミナー参加方法】

①開始時間までに、下のボタンからZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②申込み完了後、登録いただいたメールアドレス宛に参加用URLを送信します。
③時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります
※アーカイブの配信を予定しています。

【登壇者のご紹介】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム  チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

※セミナーは終了しました※

テーマフリー!就活に関することならなんでも訊けるイベント開催!

就活を進めているとそれぞれ壁にぶつかったり1人では解決できない問題ができたりすると思います。
でも、周りの状況がわからない中で誰にも相談できない。という不安の声もよく伺います。

OfferBox主催のイベントでも毎回後半に質問タイムを設けていますが、テーマが決まっているイベントの中でそれ以外のテーマのことは聞きにくいこともあるかと思います。

そこで今回は、イベントテーマに関わらずなんでも質問できるイベントを開催します!
自己分析でも企業分析でも、ESでも面接でも軸についてでも、なんでもNGなしで回答します。

この機会に就活の疑問を解消して、本選考に備えましょう!

LIVE配信 概要

【開催日時】

1月30日 (火) 18:00~19:00
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
※最大19:30まで延長

 【セミナー参加方法】

①開始時間までに、下記のボタンからZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②申込み完了後、登録いただいたメールアドレス宛に参加用URLを送信します。
③時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります。

【登壇者のご紹介】

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株式会社i-plug 学生メディアチーム  チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

※セミナーは終了しました※

匿名で添削を受けながら、志望動機オリジナルテンプレができるイベント開催!

1月には本格的に25卒の本選考へ向けた動きが加速します。
実際に企業の選考を経験される機会も増えてきたのではないでしょうか。

それに伴って、志望企業を探し、その志望動機を準備する機会も増えていきます。
複数の企業の選考が進む中で、それぞれの企業で志望動機を準備するのも大変かと思います。

そこで今回は、志望企業の見つけ方や、志望動機作成の型となるオリジナルのテンプレート作成のコツを学んだ上で、実際に作成&匿名での添削まで一緒になって行います。

みんなで一緒にオリジナルの志望動機テンプレートを完成させましょう!

LIVE配信 概要

【開催日時】

1月25日 (木) 18:00~20:00
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
※最大20:30まで延長

 【セミナー参加方法】

①開始時間までに、下記のボタンからZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②申込み完了後、登録いただいたメールアドレス宛に参加用URLを送信します。
③時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります
※アーカイブの配信を予定しています。

【登壇者のご紹介】

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株式会社i-plug 学生メディアチーム  チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

※セミナーは終了しました※

面接でのガクチカの話し方は?エピソードの長さや印象に残る伝え方を解説!

「面接官がガクチカのエピソードを聞く理由は?」
「ガクチカを答えるときに注意すべきことは?」

このように、面接でガクチカを話す際の注意点について知りたい方もいるのではないでしょうか?この記事では、企業がガクチカを聞く理由と、あなたがガクチカを話す際に押さえるべきポイントについて解説します。

面接でガクチカを話すことに不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

OfferBoxで無料の自己分析をする

企業が面接でガクチカのエピソードを聞く理由

企業が面接でガクチカのエピソードを聞く理由

企業が面接でガクチカのエピソードを聞く理由は主に以下3つが挙げられます。

  • 人柄や人間性を知るため
  • 自社の求める人物像にマッチするか判断するため
  • 経験を俯瞰して考察できているか判断するため

企業は経験や内容そのものではなく、あなたという人を理解するためにガクチカのエピソードを聞いているのです。

それぞれ詳しく解説します。

人柄や人間性を知るため

1つ目の理由は、人柄や人間性を知るためです。

ガクチカのエピソードにある、きっかけ・動機、取り組み内容は人柄や人間性を知るうえで大きな要素になります。なぜそれを始めたのか、どう取り組んだのかなどは性格や考え方が出るポイントであるためです。

ガクチカは、学歴や保有している資格の情報ではわからないあなたという人を理解するために聞かれるものといえます。

自社の求める人物像にマッチするか判断するため

2つ目の理由は、企業が求める人物像にマッチするか判断するためです。

例えば、あなたが面接の場で「私は協調性があります」と言ってもそれは根拠に乏しく、企業に納得感を持ってもらうことは困難です。しかし、協調性を裏付ける具体的なエピソードがあればどうでしょう。内容に筋道が通っていればそれが根拠になり、企業の納得感の醸成につながります。

ガクチカはあなたがどういう人物であるかを示す根拠となり、企業にとっては求める人物像にマッチするか否かを判断するための要素になるのです。

経験を俯瞰して考察できているか判断するため

3つ目の理由は、経験を俯瞰して考察できているか判断するためです。

ガクチカのエピソードを通じて、過去の行動の良かった点・悪かった点を独りよがりの考えではなく、客観的に分析することができているのか、またその経験を今後の行動に活かそうとする姿勢があるのかという点を企業は見ています。

成長していくうえで、自身の行動を俯瞰して考察し、反省、改善していくということはとても重要なことです。そういった振り返りが正しくできる人なのか、という点を判断するためにガクチカのエピソードは聞かれることが多いといえます。

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面接官が見ているガクチカのチェックポイントは?

面接官が見ているガクチカのチェックポイントは?

面接官は、あなたのガクチカを聞く中で、具体的に以下3つのポイントをみています。

  • 諦めずに取り組んだか(忍耐力)
  • 自主的に工夫して行動したか(主体性)
  • 仲間と協力して取り組んだか(チーム力)

ガクチカを話す際にはこれらのポイントを押さえておきましょう。ガクチカの基本的な考え方については、以下のコラムでも詳しく解説しているので参考にしてみてください。

【例文あり】ガクチカの書き方や作り方を徹底解説!伝わりやすい構成とは?

ガクチカとは|自己PRとの違いや書き方・例文

それぞれ詳しく解説します。

諦めずに取り組んだか(忍耐力)

企業はあなたに「忍耐力」があるかどうかをみています。

新卒採用活動を通じて、企業は同じ目標に向かっていく仲間を探しています。社会人になると何もかもが初めての経験ばかりで、当然うまくいかないことにもぶつかります。困難な状況に直面したときに、すぐ諦めてしまう人と諦めずに取り組み続ける人、どちらを仲間にしたいと考えるか、その答えは明白でしょう。

学生のうちに忍耐力を持って諦めずに取り組んだエピソードがあれば、企業に魅力的に映るでしょう。

自主的に工夫して行動したか(主体性)

自ら主体性を持ち、工夫して物事に取り組んできた経験は、企業から評価されやすい点のひとつです。

言われたことをしっかりこなすことも大切なことですが、企業はあなたに自主的に考えて行動することを求めています。ビジネスシーンでは、テストのような明確な正解はほとんどなく、自分で工夫しながら業務を前に進めていく必要があります。言われたことしかできないと、いわゆる「指示待ち人間」と言われてしまう厳しい環境です。

学生時代に自主的に工夫しながら物事に取り組んだ経験があれば、「目の前の課題に対して工夫しながら取り組むことができる」というイメージを企業に持ってもらうことができるでしょう。

自主的に工夫して行動するというのは社会人として非常に重要なスキルなのです。

仲間と協力して取り組んだか(チーム力)

企業で働くということは、同じ組織の仲間と協力し合いながら目標に向かって取り組むことだといい換えられます。ガクチカで仲間と協力して取り組んだエピソードは、組織の中であなたが活躍するイメージを企業が具体的に持つことにつながります。

一人で完結できる仕事というのはほぼありません。さまざまな人を巻き込み、協力し合いながら進めていくことで自分一人では成し遂げられないような大きな成果を目指します。それこそが企業という組織で働くことの醍醐味です。

仲間と協力した経験は積極的にガクチカでアピールするようにしましょう。

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ガクチカの面接対策でよくある疑問

ガクチカの面接対策でよくある疑問

ガクチカの面接対策でよくある質問をまとめました。ぜひ参考にしてください。

ES(エントリーシート)と同じ内容を話しても問題ない?

ESと同じ内容を面接の場で話しても、結論、問題はありません。就職活動という重要な場でアピールできるエピソードはそういくつも経験できるものではないでしょう。ただし、注意したいのは、面接の場ではガクチカに対して面接官から深掘りの質問をされる可能性が高いことです。

よく聞かれる深掘り質問の例は、以下の通りです。しっかりと答えられるように準備しておきましょう。

よく聞かれる深掘りの質問

  • なぜ、それを始めたのですか?きっかけは何ですか?
  • 最も困難だったことは何ですか?それをどう乗り越えましたか?
  • (ガクチカ内の失敗経験に対して)今のあなたならどう対処しますか?
  • なぜ、その結果を得られたのだと考えますか?
  • 経験から得た学びを、弊社でどのように活かしますか?

これらの質問に答えるためには、「自分自身がどういう人間であるか」をあなた自身が把握しておく必要があります。興味があるもの・こと、考え方、強み・弱み、行動特性についてしっかりと分析をおこなうことでより自分自身を理解することができます。

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あなたの本質を明確にして、上記のような深掘りの質問にも筋の通ったブレることのない回答ができるように対策しましょう。

回答時間の目安は?

ガクチカを話す際には、1分程度で内容をまとめられるように準備しておきましょう。この1分程度というのは明確に定義されているわけではなく、あくまで目安です。また、1分間に話せる文字数は約300字といわれているので、300字程度で考えるようにしてみてください。

面接の場では、基本的に面接官との対話を意識します。例えばあなたがガクチカのエピソードを4分、5分と一方的に話してしまうと、「結局何が言いたいのか」と面接官にストレスを与えてしまうほか、本当に伝えたいことがうまく伝わらない恐れがあります。

どうしてもエピソードにボリュームが出てしまうという場合でも、まずは要点だけに絞って1分程度で伝えることを意識しましょう。先述した通り、エピソードに対して深掘りの質問が飛んでくることがほとんどであるため、そこでエピソードに肉付けをしていきます。

ガクチカだけではなく、面接の場で質問に答える際にはあなたの回答が長くなりすぎないように注意が必要です。次章で詳しく解説します。

面接官の印象に残る伝え方は?

面接官の印象に残るガクチカの伝え方については、以下の3点を意識してください。

  • 結論ファースト、且つ端的に伝える
  • 成果よりもプロセスを重点的に伝える
  • 丸暗記ではなく自分の言葉で伝える

就職活動の面接の場では、これらを意識することで面接官に良い印象を与えることができます。

結論ファースト、且つ端的に伝える

ガクチカのエピソードを通じて、伝えたい結論を端的に話しましょう。

まず結論を端的に伝えることで、その後に続く話の内容が面接官に伝わりやすくなります。面接官は、あなたが何を伝えたいのか把握したうえで、結論以降の内容に耳を傾けられるからです。

結論を後回しにしてしまうと、面接官に伝わりづらくなってしまいます。あなたの話を最後まで聞かないと何を伝えたいのかわからないため、面接官は「何を伝えたいんだろう?」と考えながらあなたの話を聞くことになります。結果として、「話にまとまりがない人」という印象を与えてしまう可能性があります。

結論を端的に伝えることから始めましょう。

成果よりもプロセスを重点的に伝える

成果も重要ですが、プロセスを重点的に伝えるよう意識しましょう。面接官がガクチカを聞く背景として、本コラムでもご紹介した通り以下の点が考えられます。

  • 人柄や人間性を知るため
  • 自社の求める人物像いマッチするか判断するため
  • 経験を俯瞰して考察できているか判断するため

つまり、成し遂げた成果であなたを評価したいわけではなく、そのプロセスにおける行動からあなたという人を理解したいのです。何を考え、どう行動したのか、結果としてどういう学びを得たのか、といった内容を伝えられるように準備しましょう。

丸暗記ではなく自分の言葉で伝える

前述で、300文字程度でまとめるといいとお伝えしましたが、原稿を作成し丸暗記して話すことはあまりおすすめできません。自分の言葉で話すほうが、面接官には伝わりやすいからです。

丸暗記をすると、どうしても表情が固くなったり、話し方に抑揚がなくなったり、あなたの想いや熱意のような部分が伝わりづらくなります。また、思い出しながら話すことになるため、緊張でエピソードが飛んでしまうなんてこともありえるでしょう。

企業に伝えたい部分だけを暗記し、あとは自分の言葉で話すことが効果的です。要点以外はあなた自身の言葉で話すため、企業に丸暗記をしている印象を与えず、話し方からあなたの人柄も伝わり、前向きな評価につながるでしょう。

【結論】企業はガクチカを通じてあなたという人を知ろうとしている!

この記事では面接の場で企業がガクチカを聞く理由と、あなたがガクチカを話す際に押さえておきたいポイントについて解説しました。

企業はガクチカを聞くことで、あなたがどういう人かを知ろうとしています。成し遂げたことや成果も大切ですが、それ以上に取り組みの内容やどう考えたのかが知りたいのです。

特に、忍耐力・主体性・チーム力、これら3点は押さえておくようにしましょう。社会人として求められる普遍的なスキルでもあるので、面接官にとってはあなたの活躍イメージが描きやすくなります。

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