「OB・OGの見つけ方が分からない」
「OB・OG訪問で何を聞けばいいのだろう」
OB・OG訪問の準備を進める中で、このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
「就活ではOB・OG訪問が大切」とはいっても、特別なコネクションがなければ自分の志望業界・企業のOB・OGを見つけるのは難しいですよね。仮に見つかったとしても、具体的に何を聞けばいいのか分からずに困っている人も多いはずです。
この記事ではOB・OG訪問の目的と具体的な探し方、OB・OG訪問が決まってから終了までの流れについてご紹介します。OB・OG訪問の進め方が分からずに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
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まずはOB・OG訪問をする目的を明確に
OB・OG訪問は就活で必ずおこわなければならないものではありませんが、必須ではないからこそ目的を明確にする必要があります。「職種についての理解を深めるため」「会社の実情を知るため」など、自分の目的を明確にしたうえでそれに応えてくれるOB・OGを探しましょう。
- 会社の実状を知るため
- 業界や職種について知るため
- キャリアや人生設計を知るため
- 就活の全体像や流れを知るため
目的の例①:会社の実状を知るため
内部の人にしかわからない実状を質問できるのは、OB・OG訪問ならではの利点です。給与や福利厚生、残業の実態など、聞きづらいものの入社前にきちんと把握しておく必要があるような話を聞いてみましょう。
ただし、こうした質問は相手との関係性によっては、気分を害してしまう恐れがある点に注意が必要です。OB・OG訪問が始まっていきなり給与について質問をするのではなく、会話が盛り上がった場合に給与についても聞いてみる、といったような配慮を心がけましょう。
目的の例②:業界や職種について知るため
業界や職種についての理解を深めるのも、OB・OG訪問をする目的の一つです。実際にその業界や職種で働いてきた人にしかわからない仕事のやりがいや大変な点、不満点などを教えてもらえます。
しかし、業界や職種についての情報は、インターネット上でもある程度入手できる点に注意が必要です。企業のホームページに載っているような情報を質問してはOB・OG訪問の意味がないため、あくまでも自分で調べても分からなかったことをOB・OGに聞くのがポイントです。
目的の例③:キャリアや人生設計を知るため
OB・OG訪問は、さまざまな人のキャリアや人生設計を知るきっかけにもなります。社会に出て働いている人だからこそ分かる人生観は、自分の将来像を考えるヒントになるでしょう。
特に聞いておきたいのは、入社前後での将来像の変化です。企業に対する印象は、外から見るのと実際に働いて中から見るのとでは大きく異なります。
入社後も入社前の将来像と同じなのか、描いていたキャリアを実現できる環境なのかを確認しておけば、「入る前のイメージと全然違った」という入社後のギャップを減らせます。
目的の例④:就活の全体像や流れを知るため
就活の全体像や流れを知るためにOB・OG訪問をすることもできます。過去に自分と同じように就活を経験したOB・OGからは、その業界・企業ならではの就活の進め方をアドバイスしてもらえるでしょう。
ただし、就活の全体像や流れをベテラン社員に質問してしまっては、OB・OG訪問の恩恵を十分に得られません。
入社して間もない若手社員には「就活に関する質問」、ベテラン社員には「会社の実態」や「キャリアに関する質問」をするなど、相手の立場によって質問内容を合わせましょう。
OB・OG訪問の探し方
OB・OG訪問の目的については理解できても、どのようにして自分が志望する業界・企業のOB・OGを探せばよいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
「特別なコネクションがないとOB・OG訪問は難しい」というイメージがあるかもしれませんが、コネクションを頼る以外にもOB・OGを探す方法はたくさんあります。
大学の先輩に話を聞く
主な方法として、大学で関わりのある人物に話を聞くことが挙げられます。ゼミやサークルの先輩、先輩の友人といったようにネットワークを広げていけば、自分が志望する業界・企業のOB・OGに巡り合える可能性が高まるでしょう。
また、知り合いの知り合いという比較的関係の近いOB・OGの話を聞けることは、踏み込んだ質問をしやすいメリットがあります。共通の知り合いの話をきっかけに会話が盛り上がれば、給与や残業の実態などの質問もしやすいはずです。
大学のキャリアセンターを利用する
大学のキャリアセンターを利用してOB・OGを探すのも一つの方法です。サークルやゼミに所属しておらず、相談できるような先輩が身近にいない場合でも、この方法であれば同じ大学出身のOB・OGを簡単に見つけられます。
ただし、個人情報保護法の関係で、申請した一部の卒業生の連絡先しかキャリアセンターの名簿に載っていない点には注意が必要です。
同じ大学出身のOB・OGを見つけやすい点は大きなメリットですが、必ずしも志望企業のOB・OGの連絡先が見つかるとは限らない点がこの方法のデメリットといえます。
逆求人サイトのメッセージで頼む
逆求人サイトを利用してOB・OGを探すのも効果的な手段です。たとえば逆求人サイトの「OfferBox」では、オファーをしてきた企業に対し、メッセージ機能を利用してOB・OG訪問を依頼できます。
本来OB・OG訪問は自分からOB・OGを探すものですが、逆求人サイトであれば、自分に興味を持っている企業の中からOB・OG訪問先を選べます。
これまでに興味を持っていなかった企業と出会えるチャンスや、OB・OG訪問をきっかけに内定を獲得できるチャンスも生まれるのが逆求人サイトの大きな強みです。
OfferBoxに登録して、プロフィールを入力すると、待っているだけで特別なオファーがもらえることもあります。オファーがもらえてOB・OG訪問もできるチャンスが得られる、一石二鳥のサービスですので、ぜひ気軽に登録してみてください!
企業説明会や就活イベントからOB・OG訪問に繋げる
企業説明会や就活イベントで出会った人物に名刺を貰い、そこからOB・OG訪問に繋げる方法もあります。
知人の紹介やWebサービスの利用によって探す方法よりはハードルが高めですが、自分の足を使って人脈を築いていくのが好きな人にはおすすめの方法です。
特に、OB・OG訪問のために新たにWebサービスのアカウントを開設したり、プロフィールを入力したりする手間がかからないのがこの方法のメリットです。企業説明会や就活イベントに参加したついでに、簡単な挨拶をするだけでOB・OGと面識を持つことができます。
企業の人事に直接連絡する
志望している企業の人事宛に、OB・OG訪問をしたい旨を電話やメールで連絡するのも一つの手です。自分が志望している企業に直接連絡するため、OB・OG個人を探す手間をかけずに済みます。
もちろんすべての企業が対応してくれるとは限りませんが、対応してもらえた場合は、確実にその企業で働くOB・OGに出会えるのがこの方法のメリットです。
OB・OG訪問の際に失礼な態度をとれば当然評価が下がる一方で、好印象を残せれば選考が有利になる可能性もあります。
OB・OG訪問用のWebサービスを使う
学生とOB・OGをつなぐことに特化した、OB・OG訪問用のWebサービスを使うのも一つの方法です。基本的に、OB・OG訪問を受け入れる準備ができている社会人が登録しているため、他の探し方と比べるとマッチングしやすいメリットがあります。
ビズリーチ・キャンパス
ビズリーチ・キャンパスは、自分と同じ大学出身のOB・OGとのつながりを重視したサービスです。2022年2月現在、サービス対象は国内44大学および海外大学の計45大学と利用者は限られていますが、その分OB・OG訪問以外のサポートも充実しているのがビズリーチ・キャンパスの強みです。
また、オンラインOB・OG訪問の環境がしっかりと整っている点も魅力の一つ。「おすすめ」「職種」「業種」などの条件を設定してOB・OGを探し、「話を聞きたい」を承認してもらえれば、場所や時間に縛られずにビデオ通話ができます。
【ビズリーチ・キャンパスの特徴】
- 大学別のOB・OG訪問に特化したサービス
- オンラインでOB・OG訪問ができる
- インターンやセミナー、説明会などにも参加できる
ビズリーチ・キャンパスのHPはこちら
HELLO,VISITS
HELLO,VISITSは、「企業公認の社会人のみ登録している」点が魅力のサービスです。企業公認の代表社員のみとやり取りできるため情報の信頼性が高く、OB・OGのステータス情報が充実しているので安全性が高い特徴があります。
OB・OGの探し方としては、自分から志望業界・企業のOB・OGを探す方法のほか、OBからのメッセージを待つ方法も効果的です。
HELLO,VISITSには「LIKE(メッセージ)」機能が備わっているので、プロフィールを充実させておけばOB・OGのほうからアプローチしてもらえる可能性があります。
【HELLO,VISITSの特徴】
- 登録OB・OGは企業公認の社会人のみ
- OB・OGのステータス情報が充実
- 学生用フリースペースを無料で利用できる
HELLO,VISITSのHPはこちら
Matcher
Matcherは、OB・OGからするとほとんどメリットがなかったOB・OG訪問に、相互扶助という新たな価値を加えたサービスです。就活の相談にのってもらう代わりに、OB・OGからの簡単なお願いに応える独自の仕組みのおかげで、OB・OG訪問の依頼と承諾のハードルを低くしています。
お願いの内容は、「オシャレなカフェを教えてください」「将来の夢を語ってください」など、ごくごく簡単なものばかりです。
自分が志望する業界のOB・OGまたは内定者を探し、自分にできそうなお願いを見つけたら、「このプランに申し込む」をクリックするだけで申し込み完了です。
【Matcherの特徴】
- 学生と社会人が相互扶助する新しい形のサービス
- 申し込みをワンクリックで済ませられる
- 内定者にも相談できる
MatcherのHPはこちら
OBトーク
OBトークは、OB・OGとのアポイントの取りやすさが魅力のサービスです。初回のトークに「OB・OG訪問させていただきたいです」「インターン募集について伺いたいです」といった選択式メッセージが用意されているので、最初の挨拶に悩む必要がありません。
業界や職種、OB・OG訪問できる場所などの条件を設定してOB・OGを探し、興味のある相手が見つかればすぐにトークを開始できます。
過去にコンタクトしたことがある学生からのコメント履歴を確認できるため、OB・OGの評判を知ったうえでトークを始められる点もOBトークの特徴です。
【OBトークの特徴】
- 簡単なやり取りで学生とOB・OGを結びつけるサービス
- 選択式メッセージで申し込みが容易
- OB・OGの評判を確認できる
OBトークのHPはこちら
SNSでOB・OG訪問の相手を探す
OB・OG訪問用のWebサービスと比べるとマッチング率は低めですが、SNSでOB・OGを探す方法もあります。志望業界・企業に関わる情報を集められるだけでなく、プライベートな投稿からそこで働く人たちの雰囲気や、人となりを確認できるのはSNSならではの利点です。
yenta
yentaは、AIマッチングが特徴の完全審査制アプリです。社会人のビジネスチャンスを拡大することが目的のサービスですが、学生でも登録できます。
自分からOB・OGを探さなければならない他のサービスとは異なり、AIが自動的に相性の良い人物を提案してくれるのがyentaの魅力。OB・OGの見つけ方は、毎日12時に配信される10名のレコメンド情報を「興味あり」「興味なし」に振り分け、後はマッチング結果を待つのみです。
お互いが「興味あり」を選んでいればマッチングが成立し、メッセージのやり取りが可能になります。
【yentaの特徴】
- 多種多様な領域の社会人をAIによってマッチングするサービス
- 起業家や経営者などのビジネス能力が高い人と出会いやすい
- 画面がシンプルなので直感的に操作しやすい
yentaのHPはこちら
LinkedIn(リンクトイン)は、社会人のキャリアやビジネスの可能性を広げることを目的とした、ビジネス特化型のSNSです。仕事の成果共有や採用活動といったビジネスシーンではもちろん、個人の就職活動にも多くの人に利用されています。
OB・OGの見つけ方は一般的なSNSと同様、「企業名」「大学名」「職種」などの気になるワードを入力して検索をかけるだけ。学歴や職歴、スキルなどを入力できるプロフィールを充実させておくと、企業からアプローチしてもらえるチャンスも高まります。
【LinkedInの特徴】
- ビジネス上のつながりを構築するためのサービス
- ビジネスだけに絞って情報を集められる
- 世界中の人のキャリアを参考にできる
LinkedInのHPはこちら
FacebookはyentaやLinkedInのようなビジネス特化のSNSではありませんが、OB・OG訪問目的でも十分に利用可能です。「友達を検索」から、「大学名」や「勤務先」の項目に自分の興味のあるワードを入力して検索をかけると、関連する人物が出てきます。
中には友達としてつながっていないとメッセージを送れないSNSもありますが、Facebookではその心配はありません。搭載されているメッセンジャー機能を使えば、メールアドレスや電話番号を知らない相手にもメッセージを送ることができます。
【Facebookの特徴】
- インターネット上で社会的なつながりを構築するためのサービス
- 原則実名登録なので信頼性の高い情報を得やすい
- 企業側から自分を見つけてもらいやすい
FacebookのHPはこちら
就活エージェントに紹介してもらう
WebサービスやSNSを利用して自分でOB・OGを探すのが難しい場合は、就活エージェントの力を借りるのも一つの方法です。就活エージェントとは、求人紹介や就活相談などの就活に関するさまざまな支援をおこなうサービスのことです。
登録すると専任のキャリアコンサルタントが付けられ、就活をサポートしてもらえます。
OB・OG訪問以外にも自己分析サポートやエントリーシート対策、面接指導などのサービスを受けられるため、「自分でOB・OGを探すのは難しい」「就活の進め方がよくわからない」といった人におすすめです。
OB・OG訪問が決まった後の流れ
OB・OG訪問の全体の流れは、「日程調整」「質問の準備」「質問リストの送付」、OB・OG訪問後は「お礼メールの送信」の流れで進んでいきます。スムーズにOB・OG訪問を終えられるよう、以下の点に注意しながら準備を進めましょう。
日程を決める
OB・OG訪問が決まったら、まずは日程を相談するメールを送りましょう。相手に丸投げするのではなく、自分から具体的な日程をいくつか提案するとスムーズです。
【例文】
件名:OB・OG訪問のお願い/◯◯大学◯◯ ◯◯
◯◯株式会社
営業部
◯◯ ◯◯様お世話になっております。
◯◯大学◯◯学部◯◯学科4年の◯◯ ◯◯です。先日は突然のお願いだったにもかかわらず、
ご快諾くださりありがとうございます。
つきましては、OB・OG訪問の日程を決めたいのですが、
以下の日程でご都合のよろしい日程を教えていただけますでしょうか。・3月8日(火) 12:00〜13:00
・3月9日(水) 18:00〜19:00
・3月10日(木) 15:00〜16:00お忙しいところ恐縮ですが、
ご検討のほどよろしくお願い致します。—————————————-
◯◯大学◯◯学部
◯◯ ◯◯
TEL:080-xxxx-xxxx
mail:xxxx@xxxx.com
—————————————-
日程調整メールの詳しい書き方については、以下の記事も参考にしてください。
質問を入念に準備しておく
OB・OG訪問の日時が決まったら、当日質問したい内容を考えておきましょう。
OB・OG訪問当日は予想以上に時間が少なかったり、途中で相手に急な用事ができたりする可能性もあります。そのため、聞きたい話の中でもさらに優先順位をつけておくのがポイントです。
また、何も準備をしないままOB・OG訪問に臨むのは避けましょう。聞きたいことがないのにOB・OG訪問をするのは無意味ですし、何よりわざわざ時間をつくってくれた相手に対して失礼です。
【仕事内容を理解する質問例】
- 英語が使えなくても◯◯業界で活躍できますか。
- 窓口業務の一日の仕事の流れを教えてください。
- 若いうちから海外で活躍するには、どの部署を希望すべきですか。
【選考対策の質問例】
- 企業研究で見ておくべきポイントを教えてください。
- 自分の強みをどうやって見つけましたか。
- 私の志望動機と自己PRを評価していただけませんか
【企業の実態を知るための質問例】
- 現在働いている職場で、改善してほしい点はありますか。
- 育休の取りやすさの実感を教えてください。
- 評価が半期に1回あると聞いていますが、評価の仕組みに納得していますか。
OB・OG訪問の質問を考えたい人は、以下の記事も参考にしてください。
質問リストをメールで送る
聞きたい質問が準備できたら、事前に質問リストをメールで送りましょう。聞きたいことをあらかじめ伝えておけば当日の面談内容が明確になり、より時間を有効に活用できます。
質問は多すぎると相手の負担が大きくなってしまうので、5つ〜7つほどにまとめるのがベストです。
【例文】
件名:3月10日のOB・OG訪問での質問について/◯◯大学◯◯ ◯◯
◯◯株式会社
営業部
◯◯ ◯◯様お世話になっております。
◯◯大学◯◯学部◯◯学科4年の◯◯ ◯◯です。10日に予定しているOB・OG訪問で
お聞きしたい話の内容を共有したく、
連絡いたしました。<お伺いしたい内容>
・入社の決め手
・上司と部下の関係性
・評価制度の仕組みについて
・選考で重視されるポイント
・志望動機と自己PRへのアドバイス志望動機と自己PRは添付にてお送りしました。
当日プリントしてお持ちします。お忙しい中恐縮ですが、
何卒よろしくお願いいたします。—————————————-
◯◯大学◯◯学部
◯◯ ◯◯
TEL:080-xxxx-xxxx
mail:xxxx@xxxx.com
—————————————-
質問リストを送るタイミングやメールの詳しい書き方については、以下の記事もご参考ください。
お礼のメールを送る
OB・OG訪問終了後は、なるべく当日中にお礼のメールを送りましょう。忙しい中わざわざ自分のために時間を割いてくれた相手に対し、感謝の気持ちを伝えるのは社会人にとって最低限のマナーです。
電話だと仕事の妨げになることも考えられるため、迷惑にならないメールでの連絡が最適です。
【例文】
件名:OB・OG訪問のお礼/◯◯大学◯◯ ◯◯
◯◯株式会社
営業部
◯◯ ◯◯様お世話になっております。
◯◯大学◯◯学部◯◯学科4年の◯◯ ◯◯です。本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
◯◯様の話を伺ったことでより貴社の魅力についての理解が深まり、
ますます「私もこの企業の一員になりたい」という気持ちが強くなりました。今後も何かとご相談することがあるかもしれませんが、
その際はご指導いただけると幸いです。
改めまして、本日は誠にありがとうございました。—————————————-
◯◯大学◯◯学部
◯◯ ◯◯
TEL:080-xxxx-xxxx
mail:xxxx@xxxx.com
—————————————-
お礼メールのポイントと詳しい書き方については、以下の記事もご参考ください。
OB・OG訪問をする際のポイント
就活ではOB・OG訪問が大切とはいえ、ただやみくもにやればいいものではありません。自分が志望する業界・企業のOB・OGに話を聞ける貴重な機会を無駄にしないためにも、以下のポイントを意識しましょう。
自分で調べても分からないことを聞く
企業のホームページやパンフレットなどを見ればすぐに分かるような質問をするのはNGです。調べても分からないことを聞ける唯一のチャンスにもかかわらず、簡単な質問ばかりしてはOB・OG訪問の意味がありません。
OB・OG訪問は何でも教えてもらえる便利な場ではなく、あくまでも業界や企業への理解をさらに深めるためにおこなうものです。自分で調べて分かることをあらかじめ理解するのは大前提として、そのうえでどうしても分からないことをOB・OGに質問しましょう。
選考の質問内容の話や志望動機を添削してもらうこともできる
OB・OG訪問では業界・企業に関する話だけではなく、選考に関する話も聞かせてもらえるのが大きな魅力です。OB・OG自身も過去に学生として企業の選考を突破しているので、選考の評価ポイントや面接での質問内容を教えてもらえます。
また、自分の志望動機や自己PRの添削を依頼することも可能です。実際に選考を突破したOB・OGに評価してもらうことで、企業の特徴をよく理解した内容かどうか、説得力のある内容かどうかを確認できます。
OB・OG訪問をする前に当日する予定の質問は回答を想定しておく
OB・OG訪問当日は、学生からの質問を中心に会話が進みます。このとき、質問に対してどのような回答が想定されるかも考えておくようにしましょう。
当日、質問をして「そうなんですね。」と納得してメモするだけでは、聞き出したい生の情報が聞き出せません。相手の回答をいくつか想定して、他に聞きたいことをリストアップしておきましょう。
OB・OG訪問先の社員は採用担当以外のケースが多く、面談のプロではありません。自分が面談を主導し聞きたいことが聞き出せるように準備しましょう。
まとめ
以上、OB・OG訪問の目的と具体的な探し方、OB・OG訪問が決まってから終了までの流れについて解説しました。
特別なコネクションがないと自分が志望する業界・企業のOB・OGを見つけるのは難しい、というイメージがある人も多いかもしれませんが、それ以外にもOB・OGを探す手段はたくさんあります。周りに相談できる知人がいない場合は、逆求人サイトやOB・OG訪問用のWebサービス、SNSなど、自分が使いやすいサービスを利用してOB・OGを探してみましょう。
また、OB・OG訪問では、自分で調べればすぐに分かるような質問をするのはNGです。企業のホームページやパンフレットなどから得られる情報はしっかりと集めたうえで、それでも分からないことをOB・OGに聞くようにしましょう。