Webテスト15種類の見分け方|URL一覧と形式概要を紹介

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Webテストを受験する際に、そのWebテストの形式が何か確認しておきたいと感じたことがある学生は多いのではないでしょうか。

思うように解けなかったWebテストは特に対策をしておきたいですよね。特に、短い制限時間内に処理能力や言語能力が試されるWebテストでは、苦手分野の練習に取り組むなどの事前準備が不可欠です。

また、テストの種類が事前に分かれば、自分の志望企業が採用しているWebテストの対策ができます。事前対策できれば、合格の可能性を上げることができるでしょう。

この記事では、15種類のWebテストの見分け方に加えて、Webテストの種類別に概要と出題傾向、そのWebテストを採用している主な企業を紹介します。

テストセンターの場合に、試験の形式を予測する方法についても紹介するので、これからWebテスト、テストセンターを受ける方は参考にしてみてください。

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Webテストの見分け方

Webテストの見分け方は難しくありません。

WebテストのURL一覧

Webテストは受験手続きの案内に記載されたURLを確認することで見分けることができます。WebテストそれぞれのURLには下記の法則があります。

URLWebテスト名
「arorua」を含むSPI/ENG
「e-exam」
「nsvs」
「tsvs」を含む
玉手箱
WebGAB
C-GAB
TG-WEB
CAB
「c-personal」
「e-gitest」を含む
TG-WEB
「cservice」
「web-cubic」を含む
CUBIC
「gps-cbt」を含むGPS
「gate.web-cbt」を含むCBTS
「tal-sa.jp」
「talsqi」を含む
TAL
「aip.armg.jp」を含むAIP
「tracs.jp」を含む不適性検査スカウター
「generator.cbt.jp」
「cbt-s.jp」を含む
BRIDGE
「empweb21」を含むTAP
「ef-1g」を含むeF-1G
アプリのためURLはなしGROW

テストセンター・筆記は過去の口コミやOB訪問で事前確認

Webテストの種類は過去の口コミから知ることもできます。ほとんどの企業では毎年、同じWebテストを実施しているからです。

就活情報の口コミサイトを確認して、志望企業が導入しているWebテストを確認してみましょう。この方法を使えば十分な余裕を持って事前対策できます。

ただし、必ずしも毎年同じWeb テストが実施されるとは限りません。これまでとは違うWebテストが実施されることもあるため、URLから見分ける方法と組み合わせるのがおすすめです。

主要な7種類のWebテストの見分け方と概要

ここからは、Webテストごとの概要や出題傾向を紹介します。

Webテストにはさまざまな種類があり、知名度や受験方法はWebテストごとに異なります。特に多くの企業で導入されている7種類のWebテストの概要は以下のとおりです。

  • 言語:語句の意味・文の完成・内容把握など
  • 数理:四則演算・単位の変換・データや図表の読み取りなど
  • 図形:図形列の把握・図形の分割と構成・立体図形の展開図
  • 論理:国語・数学両方の要素を含んだ推理問題
  • 英語:基礎的な英単語・英熟語の理解・長文読解
    • 思考力+基礎能力+性格検査/li>
    • 思考力+性格検査/li>
    • 思考力
Webテスト名出題内容
SPI言語
非言語
性格
ENG英語
玉手箱/言語
非言語
英語
性格
WebGAB/C-GAB言語
計数
英語
パーソナリティ
TG-WEB言語
計数
英語
CUBIC言語
数理
図形
論理
英語
GPS思考力
性格検査
基礎能力

SPI:URLに「arorua」が含まれる

URLに「arorua」が含まれるのはSPIです。

SPIは数多くの企業で導入されているメジャーなWebテストです。社会人として求められる性格・能力を測定するための適性診断であり、総合的な学生のポテンシャルを測ることができます。

SPIの概要

SPIはリクルート社が提供している適性診断です。初期バージョンの「SPI」からバージョンアップが繰り返され、2013年以降は最新バージョンの「SPI3」が導入されました。

SPIのテスト形式は以下の通りです。

  • テストセンター形式(専用会場で受験)
  • Webテスト形式(自宅などのパソコンから受験)
  • ペーパーテスト形式(用意された会場で紙ベースによる試験を受験)

学生はエントリーした企業から指定された形式を受験する仕組みです。

時間配分は形式別に異なります。それぞれの章ごとで回答時間が決められているため、時間配分に注意しましょう。詳細な時間配分は、以下の記事を参考にしてください。

SPIの出題傾向

SPIは次の3つのパートで成り立っています。

  • 言語(国語):語句の文法、多義語、空欄補充、長文読解など
  • 非言語(数学):四則計算、推論、部分集合(包含関係)など
  • 性格:自分の性格が当てはまると思う項目を選択する

言語では「言葉の意味」と「使い分け」を問う問題が多く、熟語の意味を覚えるなどの対策が必要です。

非言語では公式を覚えただけでは解けない問題も出題されるため、参考書などを何度も解くなどして対策しましょう。

さらなる対策や勉強法は、以下の記事が参考になります。

ENG:基本筆記試験のため口コミで確認

ENGは基本的に筆記試験なので、口コミで確認を行うようにしましょう。

ENGは英語力検査です。SPI受験時に英語の問題が出題されたら、ENGだと判断しましょう。英語力を必要とする外資系企業などで、学生の英語能力を測る目的で実施されることがあります。

ENGの概要

ENGはリクルート社が提供する、英語力を測るためのWebテストです。英検では準2級程度、中学・高校の学習範囲から大学受験レベルまでの問題が出題されます。

ENGのテスト形式は「テストセンター形式」や「Webテスト形式」が一般的です。30分間の試験時間のうち、40問の筆記テストが出題されます。

ENGの出題傾向

ENGで出題される問題はすべて英語で、リスニングはありません。長文読解や同意語、反意語、空欄補充、英英辞書、誤文訂正、和文英訳を中心とした問題が出題されます。

出題されるのは英単語を暗記しただけでは解けない問題や、読解スピードや読解力を求められる問題ばかりです。

そのため、対策本で問題を繰り返し解くようにするなど、日頃から英語力を高めておくことが対策となります。

玉手箱:URLに「e-exam」「nsvs」「tsvs」が含まれる

URLに「e-exam」「nsvs」「tsvs」が含まれるのは玉手箱です。

玉手箱は自宅受検型の適性テストでトップシェアを誇ります。SPIと同じように、知的能力や性格適性を測定する目的で導入されています。

問題集が数多く出回るSPIは対策されやすいことから、SPIではなく玉手箱を実施している企業もあります。

玉手箱の概要

玉手箱の提供元はGABやCABなどを提供する日本エス・エイチ・エル(SHL社)です。そのため、GAB・CABと同じ形式の問題も出題されます。

SPIに次いで有名なWebテストで、難易度はSPIよりも高めです。また、回答時間が短く、問題数が多くなっています。1問あたりにかけられる時間が短いので、素早く正確に回答しなければいけないことが特徴です。

そのため、金融・コンサル業界など、業務に正確性やスピードを求められる業界の採用試験で導入されることが多くなっています。

玉手箱のテスト形式は「テストセンター形式」と「Webテスト形式」が一般的です。
玉手箱に関するさらなる詳細は、以下の記事を参考にしてください。

玉手箱の出題傾向

玉手箱は次の4つのパートで成り立っています。ただし、企業によっては英語を実施しないことがあります。

  • 言語(国語):論理的読解/GAB形式、趣旨判定/IMAGES形式、趣旨把握
  • 非言語(計数):四則演算、図表の読み取り、表の空欄推測
  • 英語:GAB形式の英語、IMAGES形式の英語
  • 性格テスト

出題範囲の広い玉手箱では、要点を絞って効率的に対策しましょう。まずは出題傾向を知るために、過去問を繰り返し解きます。その上で、素早く解答できるように制限時間内に解く練習をしましょう。

GAB,C-GAB,CAB:URLに「e-exam」「nsvs」「tsvs」が含まれる

URLに「e-exam」「nsvs」「tsvs」が含まれるのはGABもしくはCABです。

GAB、CABは新卒総合職向けの能力適性テストです。いくつかのテスト形式があり、テストセンター形式で受験するものは「C-GAB」「Web-CAB」と呼ばれています。
知的能力・能力特性・将来のマネジメント適性・職務適性などを測れることが特徴です。

GAB,C-GAB,CABの概要

GABの提供元は、玉手箱と同じ日本エス・エイチ・エルです。グローバル企業の採用試験でも実施できるよう、日本語だけではなく英語によるバージョンも用意されています。

GABのテスト形式は、もともと「ペーパーテスト形式(GAB)」のみでした。しかし、今では「テストセンター形式」や「Webテスト形式(C-GAB)」もあります。

約45〜90分間の試験時間のなかで、長文の読解や図表の読み取りなどの問題に回答しなければなりません。短時間で解く能力が求められ、最も難しいとされる適性試験です。

CABもWebテスト形式とペーパーテスト形式があります。GABやC-GABと同様に難易度が高い適性検査です。

GAB,C-GAB,CABの出題傾向

以下のとおり、GAB,C-GABはテスト形式ごとに出題されるパートが異なります。

  • ペーパーテスト形式(GAB):言語、計数、パーソナリティ(所要時間90分)
  • テストセンター形式(C-GAB):言語、計数、英語、パーソナリティ(所要時間45分)

CABは

  • ペーパーテスト形式(CAB):暗算、法則性、命令表、暗号、性格検査(所要時間85分)
  • テストセンター形式(Web-CAB):四則逆算、法則性、命令表、暗号、性格検査(所要時間72分)

言語や計数、英語などの知的能力検査の対策は、問題集などで出題形式に慣れることです。

そうすれば、本番でもスムーズに解きやすくなります。また、同じ問題形式を使用している「玉手箱」で実践練習しておくのも有効でしょう。

TG-WEB:URLに「c-personal」「e-gitest」が含まれる

URLに「c-personal」「e-gitest」が含まれるのはTG-WEBです。

TG-WEBは難易度が高いことで有名な適性診断です。近年は、有名企業の採用試験で実施されることが多くなっています。

学生の能力や性格を把握した上で、採用後のパフォーマンスの良し悪しを判定するために実施されます。

TG-WEBの概要

ヒューマネージ社が提供する「TG-WEB」は、ほかの適性診断よりも問題数が少なく、比較的難易度の高い問題が出題されます。

TG-WEBのテスト形式は「テストセンター形式」「Webテスト形式」「ペーパーテスト形式」です。また、問題形式には「従来型(難易度が高いタイプ)」と「新型(比較的簡単で問題数が多いタイプ)」の2パターンがあります。

現状では、難易度が高めの「従来型」が主流です。

回答時間はパターン別に異なり、従来型は1問当たりの時間が長く、新型は1問当たりの時間が短くなっています。TG-WEBのさらなる詳細は以下の記事を参考にしてください。

TG-WEBの出題傾向と対策ポイント

TG-WEBのパターン別に出題されるパートと解答時間は以下のとおりです。

  • 従来型:言語(12問/12分)、計数(9問/18分)、英語(10問/15分)
  • 新型:言語(34問/7分)、計数(36問/8分)、英語(10問/15分)

従来型は難易度が高く、ほかの適性診断では出題されない問題もあるため、あらかじめ問題集を解いておき対策しましょう。一方、新型は短時間で解くことが求められるため、スピード感を重視して解く練習をします。

CUBIC:URLに「cservice」「web-cubic」が含まれる

URLに「cservice」「web-cubic」が含まれるのはCUBICです。

CUBICは高い信頼性を誇る適性診断です。事前対策や嘘の回答ができない仕組みになっています。回答に正解はなく、学生の性格や適性、社会性などを見極めることが目的です。

CUBICの概要

株式会社AGPが提供しているCUBICは、嘘の回答が見抜かれる仕組みになっています。意図的に良い回答ばかりするのは避けたほうがいいでしょう。

Webテストのなかでも試験範囲が広く、テストの難易度は「基礎」「応用」「総合」と段階別に分かれています。企業がどれを実施するかにより、難易度が異なります。

CUBICのテスト形式は「Webテスト形式」と「ペーパーテスト形式」が存在します。解答時間は約20分間あり、123問の全問回答が必須です。

CUBICの出題傾向と対策ポイント

CUBICは次の5つのパートで成り立っています。

  • 言語:語句の意味・文の完成・内容把握など
  • 数理:四則演算・単位の変換・データや図表の読み取りなど
  • 図形:図形列の把握・図形の分割と構成・立体図形の展開図
  • 論理:国語・数学両方の要素を含んだ推理問題
  • 英語:基礎的な英単語・英熟語の理解・長文読解

主に、中学・高校で習ったレベル感の内容が出題されます。CUBIC対策としては、基礎的な学習内容を見直すことです。

GPS:URLに「gps-cbt」が含まれる

URLに「gps-cbt」が含まれるのはGPSです。

ややマイナーな適性診断であるGPSには、ほかにはない2つの特徴があります。1つが思考力に関する設問があること、もう1つが音声や動画を使用した問題があることです。

出題形式が特殊なので事前対策が欠かせません。

GPSの概要

ベネッセコーポレーションが提供するGPSは、主に人材業界の採用試験で導入されています。テスト形式は「Webテスト形式」のみです。

GPSは「能力検査(思考力、基礎能力)」と「性格検査」で構成されています。思考力のテストでは、音声や動画を使用した問題が特徴的です。

思考力で45分間、基礎能力で25分間、性格検査で10分間の解答時間が設けられています。意外と時間が足りないことが多く、迅速かつ正確に解く必要があります。

GPSの出題傾向と対策ポイント

GPSの受験パターンは以下の3種類で、企業がいずれかを選んだ上で実施されます。

  • 思考力+基礎能力+性格検査/li>
  • 思考力+性格検査/li>
  • 思考力

また、出題される内容は以下のとおりです。

  • 思考力:短音声問題、動画・音声、テキスト問題で構成
  • 基礎能力:言語・数理処理能力を測る問題で構成

このうち、ほかのテストでは出題されない「思考力」の対策は難しいでしょう。問題解決能力が試される設問のため、ロジカルシンキングできるように思考力を鍛える必要があります。また、長文問題を読む必要があるため、速読ができるように準備しておくことです。

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その他のWebテスト8種類の見分け方と概要

ここからは、その他のWebテスト8種類の見分け方と概要をご紹介します。

先に解説した主要なWebテストと比べると出題頻度は少ないですが、就職活動を進める中で、ここでご紹介するWebテストを採用している企業の選考を受ける可能性もあるので、概要を押さえておきましょう。

CBTS:URLに「gate.web-cbt」が含まれる

URLに「gate.web-cbt」が含まれるのはCBTS社のWebテストサービスです。

CBTSはWebテストをパッケージで提供しているのではなく、企業ごとにアレンジされているのが特徴です。そのため、出題される内容や形式は企業ごとに異なります。

CBTSの概要

CBTSは、専用の会場へ行ってパソコンからテストを受けるテストセンター形式のWebテストです。

しかし、WebテストがCBTSであるとわかっても、企業ごとに出題される内容や形式が異なるため、事前の対策が取りにくいところが難点です。

とはいえ、各企業の採用するWebテストはそう頻繁には変わりません。他のWebテストにもいえることですが、OB訪問を行ったり、過去の出題傾向を調べたりすることで、対策のヒントがみつかる可能性も十分考えられます。

TAL:URLに「tal-sa.jp」「talsqi」が含まれる

URLに「tal-sa.jp」「talsqi」が含まれるのはTALです。

TALでは能力検査は実施されず、性格検査のみのテストとなります。

実績数はさほど多くはありませんが、実際にTALを採用している企業も存在します。能力検査はありませんが、他のWebテスト同様に足切りとして実施されるケースが多いため油断せずに臨みましょう。

TALの概要

TALは脳科学・統計学系の適性検査です。上述のとおり、TALでは能力検査は実施されず、性格検査のみのテストとなります。

TALの出題形式は以下のとおりです。

  • 質問回答形式
  • 図形貼付形式

TALはあくまで適性検査であり、企業ごとに求めている人材や適性は異なるため、これといった対策方法はありません。

ただし、矛盾した回答をすると落とされる可能性があるため、できるだけ一貫した回答をするように心がけましょう。聞かれた質問に対して素直に答えるのがポイントです。

また、自分をよく見せようとして嘘の回答をしてしまうと入社後のミスマッチにもつながってしまう可能性もあります。

TALを受ける場合、誠実に回答するのが一番良い方法といえそうです。

AIP:URLに「aip.armg.jp」が含まれる

URLに「aip.armg.jp」が含まれるのはAIPです。

正確には「アドバンテッジインサイト」という名称で、メンタルヘルス業界のトップ企業であるアドバンテッジリスクマネジメント社が提供するWebテストです。

AIPの大きな特徴は、「ストレス耐性」にフォーカスした採用適性検査である点です。

AIPの概要

AIPでは、ストレス耐性やEQ能力(感情をコントロールする能力)など、メンタルヘルスの観点から適性チェックが行われます。

AIPでは、以下の内容が出題されます。

  • EQ能力テスト
  • ストレス耐性テスト
  • 知的能力テスト

知的能力テストでは主要なWebテストと同じような内容が出題されるので、他のWebテストの対策を行っていれば問題なく解くことができるでしょう。

EQ能力テストとストレス耐性テストでは、企業の求める適性に近いかどうかが重要視されます。

そのためこれといった対策方法はありませんが、企業研究などをしっかり行うことで、企業の求める適性人材を知るヒントにつながるかもしれません。

不適性検査スカウター:URLに「tracs.jp」が含まれる

URLに「tracs.jp」が含まれるのは不適性検査スカウターです。

スカウター社が提供する不適性検査スカウターでは、能力検査と適性検査が実施されます。

不適性検査スカウターの概要

不適性検査スカウターでは、以下の4種類の問題が出題されます。

  • 資質検査「SS」
  • 精神分析「SB」
  • 定着検査「TT」
  • 能力検査「NR」

NR検査はいわゆる能力検査になりますが、それ以外はすべて適性検査です。

どの問題が出題されるかは企業によって異なり、1種類のみ出題されるケースもあれば、4種類すべての問題が出題されるケースもあります。

OB訪問で情報収集したり、過去の出題パターンを調べたりするなど、志望企業の過去の実績から予測しておくと準備しやすいかもしれません。

BRIDGE:URLに「generator.cbt.jp」「cbt-s.jp」が含まれる

URLに「generator.cbt.jp」「cbt-s.jp」が含まれるのはBRIDGEです。

BRIDGEも採用実績はさほど多くありませんが、大手企業でBRIDGEを採用している企業もあります。BRIDGEでは玉手箱やTG-WEBと似た問題が出題されるので、これらの対策を行っていれば問題なく解くことができるでしょう。

BRIDGEの概要

BRIDGEはリンクアンドモチベーション社が提供している適性診断です。BRIDGEのテスト形式は以下の通りです。

  • 能力テスト
  • 性格テスト

能力テストは、計数分野のみで構成されています。制限時間に対して難しい問題が出題される傾向にあるのでやや注意が必要です。具体的には「図表の読み取り」「推測」「推論」「集合」などが出題されます。不安がある場合は対策を行うようにしましょう。

TAP:URLに「empweb21」が含まれる

URLに「empweb21」が含まれるのはTAPです。

TAPは日本文化科学社が提供している適性検査です。能力検査と性格検査にわかれており、認知度はさほど高くないものの、難易度が高いのが大きな特徴です。

TAPの概要

TAPのテスト形式は以下の通りです。

  • 能力検査
  • 性格検査

TAPでは、主に能力検査の対策が必要となります。数学の問題が多く、具体的には「四則計算」「損益算」「n進法」「論理・暗号解読」「三角比」などから出題されます。

難易度が高い傾向にあるため、不安を感じる場合は似た形式のWebテストの練習問題などを解いて準備を行うことをおすすめします。

eF-1G:URLに「ef-1g」が含まれる

URLに「ef-1g」が含まれるのはeF-1Gです。

eF-1Gは株式会社イー・ファルコンが提供する適性検査で、一般的なWebテスト同様に能力検査と性格検査にわかれています。

eF-1Gのテストは、問題数に対して制限時間が短い点が特徴です。

eF-1Gの概要

eF-1Gのテスト形式は以下の通りです。

  • 能力検査(言語/非言語)
  • 性格診断

能力検査では、言語問題と非言語問題が両方出題されます。問題数が114問あるのに対して制限時間が30分しかないため、スピード感を持って解答していく必要があります。

考えても分からない問題や難しい問題には時間を使いすぎないようにするのがポイントです。

性格診断については、他のWebテスト同様に素直に答えていくのが良いでしょう。

GROW:アプリをインストールして実施

GROWでは、アプリをインストールして適性検査を受検します。

GROWは最新のAIを用いて作られた適性検査であるため、嘘や過大評価が通用しない点が大きな特徴です。また、GROWでは自己評価だけでなく、他者5人の評価をあわせて送信しなければなりません。

GROWの概要

GROWは最新のAIを用いて作られた適性検査です。受験はスマートフォンなどにアプリをインストールして行います。実施時間は約1時間程度です。

GROWの出題形式は以下の通りです。

  • 気質診断
  • 自己評価
  • 他者評価

気質診断では、「繊細性」「外向性」「開放性」「協調性」「自律性」の観点から診断を受ける形式です。

また、自己評価だけでなく、他者5人の評価をあわせて送信する必要があるため、受検することがわかったタイミングで依頼する人の目星をつけておくようにしましょう。依頼する他者は友人、家族など、誰でも構いません。

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まとめ

以上、Webテストの見分け方や種類別の概要や出題傾向を解説しました。

企業側は学生の基礎能力を測り、面接可能な人数まで絞り込むためにWebテストを実施します。そのなかで内定に近づくためには、数あるWebテストを見分けた上で、必要な対策をおこなうことが大切です。

これまで解説したように、Webテスト別に特徴や出題内容は異なります。すべてのWebテスト対策は難しくとも、エントリーした企業が実施するWebテストだけでも対策しておきましょう。

しっかりと対策した上でWebテストに臨めば、スピードと正確性が求められる内容でも、落ち着いて解答できるはずです。Webテストごとに適切な問題集を選び、練習を繰り返すことで高得点を狙ってくださいね。