
「サマーインターンに参加したいけど、どうやって探せばいいの?」
「いつからサマーインターンの準備を始めるべき?」
このように悩んでいる学生もいるのではないでしょうか。
サマーインターンは、早期から積極的に参加すると、業界・企業理解を深め、本選考を有利に進められる可能性があります。
この記事では、サマーインターンの探し方や時期、選考の流れなどを解説します。
記事を読めば、あなたに合った探し方が見つかり、自信を持ってサマーインターン探しをスタートできるでしょう。
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(※2)当社アカウントを開設した累計企業数で、直近で利用していない企業含む(2025年8月時点)
目次
サマーインターンとは
サマーインターンとは、主に大学3年生や修士1年生などを対象に、夏休み期間(7月~9月頃)に企業が実施する就業体験プログラムを指します。
企業側の目的は、学生に自社の事業内容や社風、仕事内容への理解を深めてもらうことです。
開催期間は1日で完結する短期のものから、数週間や数ヶ月にわたる長期のものまで、さまざまです。近年は、場所を選ばずに参加できるオンライン形式のインターンも増えています。
学生にとっては、業界・企業研究や自己分析、スキルアップ、早期選考の機会にもなり得ます。
サマーインターンのスケジュールやメリットについて、詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
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サマーインターンに参加するメリット
ここでは、サマーインターンに参加する主なメリットを3つ解説します。
- 業界・企業理解と自己分析が進む
- 本選考に向けた実践経験が積める
- 就活を有利に進められる可能性がある
メリットを理解すると、サマーインターン探しへの意欲も高まるでしょう。
業界・企業理解と自己分析が進む
Webサイトや説明会ではわからない、職場のリアルな雰囲気や仕事内容を体験できる点がメリットです。
社員との交流から企業文化を感じられ、入社後のミスマッチ防止に役立ちます。
また、業務体験は自己分析を深めるよい機会となり、仕事への適性や本当の興味を見つめ直せます。自身の強みや弱み、何にやりがいを感じるのかなども客観的に把握しやすくなるでしょう。
また、自己分析を行う場合は、OfferBoxの自己分析・適性診断ツールもご活用ください。設問に回答することで、自分の強みや価値観、考え方の傾向を診断できます。
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本選考に向けた実践経験が積める
サマーインターンではESや面接、GDなど本選考に近い選考を早期に経験できます。選考プロセスを通じて、自己PRや面接対応、GDでの立ち振る舞いを具体的に学べるのは、大きなメリットです。たとえ選考に落ちても、サマーインターンの経験から得た反省点は本選考対策に活かせます。
また、サマーインターン中のワークでコミュニケーション能力や課題解決力を実践的に養うこともでき、本選考でアピールできる材料になるでしょう。
就活を有利に進められる可能性がある
サマーインターンへの参加は、就職活動そのものを有利に進める可能性もあります。
企業によっては、サマーインターンでの活躍や評価が高い学生に対して、早期選考への案内を出したり、本選考のプロセスを一部免除したりするケースがあるからです。
また、参加経験そのものが「ガクチカ」として本選考でアピールできる強みになります。
他の就活生との情報交換や社員との人脈形成の場ともなり、就職活動へのモチベーションも高まるでしょう。
早期選考をする企業の探し方は、以下の記事を読んでみてください。
サマーインターンのスケジュール
サマーインターンに参加するためには、早めの情報収集と計画的な行動が求められます。一般的なスケジュール感を把握しておきましょう。
【基本的なスケジュール】
| 項目 | 時期 | 詳細 |
| 情報収集開始 | 4~5月頃 | ・サマーインターンに関する情報を集める・応募したい企業を探す |
| エントリー・応募期間 | 6~7月頃 | サマーインターンに応募する |
| 選考期間 | 6~8月頃 | エントリーシート(ES)選考や、Webテスト、面接などが行われる |
| インターン開催 | 7~9月頃 | 選考通過後に、インターンが開催される |
近年、就活とサマーインターン募集は早期化しており、外資系やベンチャーなどでは大学2年の冬や3年の春から募集を開始するケースもあります。
乗り遅れないためには、大学3年/修士1年の春にあたる4月頃からの情報収集開始が望ましいでしょう。意欲的な2年生の早期準備も有効で、余裕を持った選考対策につながります。
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サマーインターンの探し方
自分に合ったサマーインターンを見つけるためには、さまざまな探し方を知っておくのが有効です。ここでは、主なサマーインターンの探し方を6つ紹介します。
・就活サイトで探す
・企業の採用ホームページをチェックする
・大学のキャリアセンターを活用する
・合同説明会や就活イベントに参加する
・先輩・知人から紹介してもらう
・オファー型(逆求人)サイトを活用する
複数の方法を組み合わせることで、効率的に、希望に合った機会を見つけやすくなります。
就活サイトで探す
サマーインターンの探し方として、一般的なのは、リクナビやマイナビなどの大手就活サイトを活用する方法です。
掲載企業数が多く網羅的で、検索機能で業種や期間などの条件を絞り込める点がメリットです。
一方で、情報量の多さからどのサマーインターンが自分に合っているか迷うこともあるでしょう。中小・ベンチャー企業の情報が少ない傾向もあります。
「まずは広く情報を集めたい」「どのようなサマーインターンがあるのか全体像を把握したい」段階の学生にとって、おすすめの探し方です。
サイトによっては、サマーインターン体験談や選考対策の情報なども掲載されているため、有効活用しましょう。
企業の採用ホームページをチェックする
興味のある企業が決まっている場合、採用HPを直接確認するのが確実な探し方です。就活サイトには掲載されていない詳細なプログラム内容や、企業独自のサマーインターン情報が載っていることがあります。
たとえば、特定の部門に特化した専門的なプログラムや、少人数制のワークショップ形式のインターンなどが見つかるかもしれません。
企業の公式SNSも、募集開始の告知や社員の雰囲気理解に役立ちます。ただし、自ら探す手間はかかるため、気になる企業はリスト化して定期的に確認しましょう。
大学のキャリアセンターを活用する
大学のキャリアセンターの活用も、サマーインターンの有効な探し方です。企業から直接届く求人や大学限定の募集、連携プログラムが見つかることもあります。
キャリアセンターの職員にES添削や面接対策など個別の相談ができ、具体的なアドバイスをもらえるのがメリットです。
先輩の体験談や同大学のOB・OG情報、学内説明会なども活用できます。
ただし場合によっては、サマーインターンに関する情報が少ないケースがあります。情報量が少ないと感じる方は、他のサマーインターンの探し方との併用を検討しましょう。
合同説明会や就活イベントに参加する
合同説明会や就活イベントも効率的なサマーインターンの探し方です。1日で多数の企業情報を比較検討でき、未知の企業・業界に出会えるのがメリットです。
担当者や社員と直接話し、社風や仕事内容の質問、疑問点を解消できます。近年はオンライン開催も増えており、地方の学生や移動が難しい学生でも気軽に参加しやすくなっています。
ただし、得られる情報が少ないこともあるので、興味を持った企業は後日Webサイトなどで詳細を確認しましょう。
先輩・知人から紹介してもらう
先輩や知人からサマーインターンを紹介してもらうのもおすすめです。Webサイトでは得られない企業の内部情報や、リアルな体験談を聞ける可能性があります。
「選考で聞かれたこと」や「職場の雰囲気」などの生の声は、インターン選びや選考対策の参考になります。紹介者が信頼できる人物であれば、情報の信頼性も高いです。
ただし人脈と、自ら話を聞きに行くための行動力が求められます。サマーインターンを紹介してもらえる先輩がいない場合は、大学のキャリアセンターを通じてOB・OG訪問を依頼するのも一つの方法です。
オファー型(逆求人)サイトを活用する
オファー型(逆求人)サイトも、有効なサマーインターンの探し方です。プロフィールを登録すると、企業からインターン等のオファーが届きます。
自分で探す手間が省け、効率的にインターンの情報収集ができる点がメリットです。また、知らなかった企業との出会いや、自身のスキルが評価される機会にもつながります。
魅力的なプロフィールを作成することで、希望する条件の企業からのオファーが届きやすくなるでしょう。
「OfferBox」には自己分析ツール「AnalyzeU+」があり、強みの把握に役立ちます。企業目線での自己PR作成にもつながり、魅力的なプロフィールづくりが可能です。
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サマーインターンの選考の流れ
サマーインターンの選考の流れは、以下のとおりです。
- エントリーシート(ES)提出
- 書類選考・適性検査(Webテスト)
- 面接・グループディスカッション
- 内定
本選考の練習にもなるため、サマーインターンの一般的な選考の流れを理解しておきましょう。
エントリーシート(ES)提出
サマーインターン選考の最初のステップは、エントリーシート(ES)の提出です。
多くの場合、自己PRや、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)、志望動機が問われます。
エントリーシートを作成する際は、「サマーインターンを通じて何を学びたいか、何を得たいか」という目的を明確に持つことが重要です。
自己分析で自身の強みや価値観を理解し、企業の求める人物像も意識しながら、具体的なエピソードを交えて記述しましょう。提出前には誤字脱字がないか、複数回確認することが大切です。
自己分析を行う場合は、OfferBoxの自己分析・適性診断ツールもご活用ください。設問に回答することで、自分の強みや価値観、考え方の傾向を診断できます。
書類選考・適性検査(Webテスト)
提出されたエントリーシートをもとに書類選考が行われ、ここで通過者が絞り込まれます。エントリーシートの内容だけでなく、丁寧さや熱意なども評価されることがあります。
書類選考に加えて、SPIや玉手箱といった適性検査(Webテスト)が実施されるケースが多いです。これらのテストでは、言語能力や計算能力などの「能力検査」と、応募者の人となりや企業との相性を見る「性格検査」が行われます。
Webテストは種類が多く、ぶっつけ本番では実力を発揮しにくいです。そのため、参考書や対策サイトなどで事前に問題形式に慣れておくことが重要です。
面接・グループディスカッション
書類選考や適性検査を通過すると、面接やグループディスカッション(GD)に進みます。
面接は個人または集団で行われ、ES内容の深掘りや自己PR、志望動機などが問われます。論理的に、自分の言葉でわかりやすく話せるかがポイントです。
グループディスカッションでは、チームでテーマについて議論し結論を発表します。ここでは意見を述べる力に加え、協調性や論理的思考力なども評価されます。
面接・グループディスカッションともに、事前に流れを理解し、模擬練習をしておくと落ち着いて臨めるでしょう。
内定
すべての選考プロセスを通過すると、企業からサマーインターン参加の内定(参加決定)の連絡が、メールや電話などで届きます。連絡を受けたら、まずは参加条件などを正確に確認しましょう。
企業からは参加意思の確認を求められるので、指定された期日までに返答します。参加を決めたら、企業からの案内に沿って参加承諾の手続きや、必要書類の提出などを進めてください。
サマーインターンの詳細な日程や持ち物なども共有されます。内容をよく読み、不明点があれば早めに質問して、万全の状態で当日を迎えられるように準備します。
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サマーインターン探しで失敗しないための注意点
サマーインターン探しで失敗しないための主な注意点について、3つ解説します。
・目的意識を持つ
・企業の知名度だけでなくプログラム内容を吟味する
・応募締切を見逃さない
目的意識を持つ
サマーインターンに参加する際は、「なぜ参加するのか」という目的意識を持つことが重要です。「周りが参加しているから」「なんとなく有利そうだから」などの曖昧な理由では、参加しても学びが少なくなってしまいます。
「このサマーインターンで何を知りたいか」「どのような経験をしたいか」を具体的に設定しましょう。目的が明確であれば、エントリーシート(ES)や面接でのアピールにもつながり、参加中も主体的に行動できます。
インターンシップの目的に関しては、こちらの記事を読んでみてください。
企業の知名度だけでなくプログラム内容を吟味する
企業の知名度や人気だけでサマーインターンを選ぶのは避けましょう。有名企業だからといって、そのインターン内容が自分に合っているとは限りません。
大切なのは、以下の観点から、プログラムの具体的な内容を確認することです。
- サマーインターンで何ができるのか
- 目的を達成できそうか
- 自分の成長につながるか
企業のWebサイトや過去の参加者の口コミなども参考に、自分に合ったサマーインターンを選びましょう。
インターンシップの選び方や注意点は、こちらの記事を参考にしてみてください。
応募締切を見逃さない
興味のあるサマーインターンを見つけても、締切を過ぎてしまっては参加できません。とくに人気企業のサマーインターンは応募が殺到し、早期に締め切られることもあります。
複数のサマーインターンに応募する場合は、締切日が異なるため管理が煩雑になりがちです。リストアップしたインターンの締切日は必ず確認し、手帳やカレンダーアプリなどでスケジュール管理を徹底しましょう。
ES作成などには時間がかかるため、余裕を持った準備と早めの応募を心がけることが大切です。
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サマーインターンに関するよくある質問
ここでは、サマーインターンに関する以下のよくある質問について、回答していきます。
・サマーインターンは何社くらい応募・参加するのが一般的?
・サマーインターンに全落ちしても大丈夫?
・サマーインターンに参加しないと就活で不利になる?
疑問点を解消し、スッキリした気持ちでインターン探しに臨みましょう。
サマーインターンは何社くらい応募・参加するのが一般的?
サマーインターンの応募・参加数に正解はなく、無理なく応募することが大切です。
株式会社ワンキャリアの調査では、応募・参加ともに10社以上している学生もいます。スケジュールや目的に合わせて、どのサマーインターンに応募するか決めましょう。
参考:【2024年卒インターンシップの実態調査】オフライン回帰へ意欲的な学生が昨年度比の2倍。
参考:【2026年卒 就活実態調査】インターンシップへの参加目的は「選考優遇」が多い一方、「仕事の向き・不向きの確認」をしたい傾向が高まる
サマーインターンへの応募・参加社数は、以下の記事で詳しく解説しています。
サマーインターンに全落ちしても大丈夫?
サマーインターンに全落ちしても、就活が上手くいかないわけではありません。
全落ちしても過度に落ち込む必要はなく、本選考とは別物と捉え、対策することが大切です。「なぜ落ちたか」を冷静に分析し、ESや面接対策を見直すなど本選考への改善点を見つけましょう。
秋・冬インターンやオープン・カンパニーなど他の機会もあるため、気持ちを切り替えて次のアクションを考えることが大切です。
サマーインターンについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
サマーインターンに参加しないと就活で不利になる?
サマーインターン参加は必須ではなく、不参加でも内定を得る学生はいます。しかし、サマーインターンへの参加には、業界・企業理解や自己分析の深掘り、選考経験などのメリットがあります。
もし、サマーインターンに参加しない場合には、下記のようなアクションを取ることで、就活をスムーズに進められるでしょう。
- 自己分析を深める
- 業界研究や企業研究を徹底する
- 筆記試験対策を進める
- OB・OG訪問を積極的に行う
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まとめ
この記事ではサマーインターンの探し方やメリット、スケジュール、注意点を解説しました。
サマーインターンは業界・企業理解や自己分析を深め、本選考準備に役立つ重要な機会です。
探し方は就活サイト、企業HP、大学などさまざまあります。自分に合った方法を組み合わせ、目的意識と計画性を持って臨むことが大切です。
この記事を参考に、サマーインターン探しをスタートしてみてください。
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