「日本一」の強みがあっても、同業界では大手企業に学生が流れてしまい、合同説明会でも集客に苦戦。大手企業にも負けない採用をするために選んだのはOfferBoxだった。

株式会社セーフティ&ベル

採用課題

エントリーが少ない

従業員数

100名未満

業種

不動産・建設

エリア

東京

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  • 課題

    今までの採用手法では、学生が十分に集まらず、欲しい人材の採用・人数の確保が難しくなってきていた。同じ業界カテゴリには大手企業が多くあり、学生に「知ってもらう」ことに苦戦していた。 もっと見る

  • 導入

    2018年卒採用からOfferBoxの利用をスタート。学生の反応を見ながら、その学生に合ったオファー文の作成に試行錯誤。「ニッチだけど日本一」という強みを前面に出して、学生へ魅力付けをしていった。 もっと見る

  • 効果

    今まで縁がなかった学生に出会うことができた。オファー承認50名、インターンシップ予約27名、そこから2名の採用に至った。 もっと見る

約半世紀にわたり、セキュリティシステムの提案~施工を手がけてきた株式会社セーフティ&ベル。提案型の営業スタイルに注力しており、マンションのオートロック改修では、国内売上5年連続日本一の販売・施工実績を誇る。ここ10年で、年商は3億から13億円に、従業員数は20人から約90人に拡大している。6年前から新卒採用にも力を入れ始め、ベンチャー精神を持っている人をより多く採用するべく、2018年卒からOfferBoxの利用を開始した。
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代表取締役社長
宇佐見 聡さん(以下、宇佐見さん)
社長室付 ダイバーシティ推進室 室長
一般社団法人ビジネス心理研究所 代表理事
仁木 良一さん(以下、仁木さん)

課題

今までの採用手法では、学生が十分に集まらず、欲しい人材の採用・人数の確保が難しくなってきていた。同じ業界カテゴリには大手企業が多くあり、学生に「知ってもらう」ことに苦戦していた。

―ここ10年ほどで社員数が4~5倍になっていますが、どのように採用されてきたのですか?

宇佐見さん:
以前は、即戦力となる施工技術がある経験者を積極的に中途で採用していました。しかし、採用してもすぐに辞めてしまうことも多く、人材が定着しないという課題がありました。10年ほど前、会社として大きく舵を切り、「リニューアル部門に特化していく」という方針になったときに、求める人材像も変わってきました。今までは経験やスキルが求められていましたが、それ以上にお客様に対するマナーや気配りができる人を採用していこうとなりました。未経験者でも採用するようになり、人材の幅が広がってきたのがこの時期からです。
6年前に新卒採用も開始しましたが、当時は人事部もなく、知り合いの人材紹介会社に依頼して、採用を始めました。もともと新卒採用に興味はあったのですが、採用しても受け入れ体制がなく、躊躇していました。初めて新卒で採用した方々には、「実は何も整備ができてない。それでも良ければ入ってきて欲しい!」と正直に伝えましたね。その時入社してくれた社員は今でも活躍していますよ。

―新卒採用において、どのような課題がありましたか?

宇佐見さん:
専任の人事を置かずに私が兼任している状態で、なかなか採用だけに時間を割くことができないという課題もありましたが、一番は、母集団が少ないということが課題でした。今までは、ナビサイトで十分な学生が集まっていたのですが、3年前から全く集まらなくなり、ナビサイトに代わるものはないかなと模索していました。当社に一度来てもらい、1日インターンシップに参加してもらうと、「入社したい」と思ってもらえることが多いのですが、まず人が集まらない。当社は「建設」のカテゴリに入りますが、ナビサイトで「建設」カテゴリを検索すると、大手企業がたくさんいて、合同説明会でも埋もれてしまい、ここ2年くらいは、当社を「知ってもらうこと」にとても苦戦していました。

 

導入

2018年卒採用からOfferBoxの利用をスタート。学生の反応を見ながら、その学生に合ったオファー文の作成に試行錯誤。「ニッチだけど日本一」という強みを前面に出して、学生へ魅力付けをしていった。

―OfferBoxを利用しようと思ったきっかけを教えてください。

仁木さん:
採用のコンサルタントである私は、当社の採用における「強み」を際立たせることを考えていました。具体的には、「ニッチだけれど日本一」というキーワードを採用パンフレットに記載して分かりやすくすることと、今までも学生に評判の良い1日のインターンシップに数多くの学生に来てもらうことの2点です。
別の顧問先での経験からOfferBoxの有効性を実感していましたし、比較的レベルの高い学生も多いことをよく知っていました。「少人数でもいいからしっかりとした人材に直接会いたい」というニーズに応えられるという点で当社に合っているなと思い、宇佐見社長に紹介しました。まずは試しに使ってみようと、社長が良いなと思う学生5、6名に「検討する」ボタンを押したらすぐに学生からも反応があり、びっくりされていましたよね。
宇佐見さん:
学生を集めることに苦戦しており、ナビサイトに代わるツールを探していたタイミングだったので、「これは良いな!」と思いました。私が学生集客に時間を割くことが難しく、オファー文の作成にコツがありそうでしたし、学生とのやりとりにノウハウも必要だと思ったので、オファー文の作成、学生検索、オファーする・しないの判断を仁木さんに依頼し、正式に2017年3月からOfferBoxの利用を始めました。

―どのようにOfferBoxを活用しましたか?

仁木さん:
まずは、志望業界で「インテリア・住宅関連」に興味があると書いている人にオファーを送りました。当社の事業内容はセキュリティシステムの提案〜施工なのですが、「住宅」に関わる仕事なので、まずは知ってもらおうと思いアプローチをしていきました。しかし、志望業界で絞ってしまうとオファーを送れる学生数も少なくなるので、次に、「志望業界がなく、何をしたいかまだ漠然としているけど、やりがいをもって仕事をしたい」という学生にアプローチしていきました。当社は、マンションのオートロック、インターホンの改修では日本一の実績があるので、「ニッチだけど日本一」という強みを文章に書き、学生にアプローチをしていきました。その文面が、学生からの反応が良くて、オファーメール文も常に更新しながら試行錯誤して作り変えていきました。

 

効果

今まで縁がなかった学生に出会うことができた。オファー承認50名、インターンシップ予約27名、そこから2名の採用に至った。

―実際にOfferBoxを使ってみて、効果はいかがでしたか?

仁木さん:
今までは、当社を「知ってもらう」ことが難しかったので、こちらから会いたい学生に直接アプローチができるという部分が当社には合っていました。その後のインターンシップでは、実際の実務を経験できて、先輩社員とも密にコミュニケーションがとれると好評で、内定にも結びつきました。
宇佐見さん:
今までご縁がなかった学生の方々に出会うことができました。ナビサイトでは出会えなかった高学歴の学生が何人もいましたね。一度当社に来ていただけたら、興味を持ってもらえるという自信もあったので、OfferBoxが多くの学生に出会えるきっかけになって良かったです。
2018年卒は2名に内定を承諾していただきました。実はその2人とは別に、オファーを送った学生の友達も一緒に1日インターンシップに参加してくれて、その友達の方だけ内定・入社承諾となった、というようなことがありました。ですので、厳密言うとOfferBoxのおかげで2.5人採用できたことになります。そもそも、OfferBoxから30人近くもの学生を1日インターンシップに動員できるとは思っていなかったので、正直驚いています。今までよりも多くの母集団から内定を出せて、あまりにも贅沢な状態です。

 

株式会社セーフティ&ベル様が採用上大切にしていること
宇佐見さん:
正直、履歴書はあまり見ていません。学歴よりも「この子と働いたら楽しそうだな。」と思えるかどうかを大切にしています。また、学生が「当社で働きたい」と思ってくれる気持ちを大切にしています。私たちから、「当社に来てほしい」と無理にお願いすることはありません。学生本人の意思を尊重しています。ただし、採用したい学生に対しては、本気で口説きますけどね。
また、社員も一緒になって採用に取り組み、学生と接するということを大切にしています。1日インターンシップでは、先輩社員の営業に同行します。そうすることで、より働くイメージもできますし、当社のことを知ってもらえるので、入社意欲が高まる一つの要因になっていると思います。もちろん社員たちも、自分の後輩になるかもしれない学生たちのお世話ですから一生懸命にやってくれますし、私から社員に学生の印象なども聞きます。社員たちにとっても、採用に関わることができているという気持ちが、彼らのモチベーションアップにもつながっているのだと思います。


会社名 株式会社セーフティ&ベル
所在地 東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル4階
設立日 1971年4月16日(創業:1969年9月1日)
事業内容 セキュリティシステムの提案・設計・施工
ホームページ http://www.safety-bell.com/index.html

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