採用目標人数を6名から50名へ大幅増。採用を成功させた「面接なし」の選考フローとは

株式会社三条工務店

採用課題

エントリーが少ない

従業員数

100-499名

業種

不動産・建設

エリア

関西

設立

2013年

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  • 課題

    会社や仕事の魅力をうまく伝えられず、目標人数の採用ができていなかった もっと見る

  • 導入

    新卒の活躍を受け、新卒採用を強化するためにOfferBoxを導入 もっと見る

  • 効果

    出会える学生の層が広がり、採用見込み人数も毎年増加 もっと見る

課題

会社や仕事の魅力をうまく伝えられず、目標人数の採用ができていなかった

ー新卒採用の体制について教えてください。

a.新卒採用体制
現在は3名体制です。

b.導入以前の採用ツール・サービス
大手ナビサイトを利用していました。現在はOfferBoxとナビサイトを併用しています。
 

ーどのような採用課題がありましたか。

当社の新卒1期生の活躍を目の当たりにし、新卒採用を強化することにしました。今年で入社5年目になる新卒メンバーが、役職を持ち始めたタイミングでした。当初は6名程度の採用を目標にしていましたが、採用目標を50名に引き上げました。しかし、いきなり50名は難しいと判断し、20名を目標に設定。結果、採用できたのは8名でした。会社や仕事の魅力をうまく伝えきれていなかったことが原因と分析しました。
 

導入

新卒の活躍を受け、新卒採用を強化するためにOfferBoxを導入

ーどのような理由でOfferBoxを導入されたのでしょうか。

新卒採用を強化し、採用目標数を引き上げたものの、結果は目標に届かず。これまで通りの手法を続けても難しいと感じ、選考フローの見直しと新しい手法の模索を始めました。そのようななか、知り合いの企業から「OfferBoxを活用して新卒採用がうまくいっている」という話を聞き、興味を持ちました。それまでは、オファー型の採用サービスの存在すら知りませんでした。
その後、OfferBoxの営業担当に相談をし、昨今の採用市場の動向やサービスを導入するメリットなどを説明してもらいました。最終的に導入を決めたのは、OfferBoxの営業担当の熱意に心を動かされたからですね(笑)。オファー型採用サービスの導入は初めてだったので、不安もありましたが、新しい手法にチャレンジすることにしました。
 

ーOfferBoxの活用方法について教えてください。

a.Targeting:自社に合った採用ターゲットの設定
学生の全てをプロフィールだけで知ることはできないため、「実際に会うこと」を大切にしています。だからこそ、検索の段階では条件を絞り込みすぎず、オファー数の上限まで、積極的にオファーを送るようにしています。
検索で必ず絞り込むのは、「最終ログイン日が3日以内であること」です。そして、プロフィール写真が笑顔な学生や、プロフィール内の写真に日常の雰囲気が感じ取れる写真を載せている学生に目が留まります。三条工務店は「みんなで楽しむことが好き」「相手を思う気持ち」を大切にしています。そういった人が集まる会社なので、「笑顔が素敵」「元気そう」と感じる人は、自社のカルチャーとフィットすることが多いです。
また当社は、設立から12期目のベンチャーらしさが残る会社なので、「ベンチャー企業志望」の学生に絞り込むこともあります。

b.Messaging:ターゲットに対して打ち出す内容の作成
学生のプロフィールに触れるのはもちろんです。また、当社は歴史の浅い会社だからこそ、今後の成長や思いもオファー文章のなかで伝えるようにしています。

c.Processing:採用プロセスの設計
説明会→面談→インターンシップの流れです。
全てのフローにおいて、個別で実施しています。
 

ー一般的に「面接」を実施する企業が多いなか、「面接」を実施しないことへの思いや理由を教えてください。

私自身、新卒で入社した会社を半年で辞めた経験があります。理由は、入社後のギャップが大きく「思っていたのと違ったから」です。辞めた後の再就職が苦しくて、「もっと会社を理解してから入社するべきだった」と後悔しました。
実際、当社で新卒採用を強化した1年目は、面接、集団の説明会など一般的な選考フローを導入しましたが、あまりうまくいかず。自身の経験と、1年目の失敗を振り返った時に、「一般的なやり方」にとらわれる必要はないと感じました。
そこで、OfferBoxを導入し、選考フローも大きく変えたのです。「入社後とのギャップがない採用」を目指し、個別の説明会の実施や面接をしない選考フローを導入しました。


 

ー選考フロー内のインターンシップについて詳しく教えてください。

当社のインターンシップは、実際に先輩社員と一緒に仕事を体験してもらいます。作ったコンテンツを提供するのではありません。営業希望の学生には、先輩社員と営業同行も経験します。
インターンシップの実施期間は、学生の希望に合わせて対応しています。1日のみ参加する学生もいれば、1週間以上参加する学生もいます。「入社後のギャップがないこと」が目的なので、学生が納得できるまでインターンシップの機会を提供しているのです。数日間当社のインターンシップに参加した後、他社をみてから再度戻ってきてくれる学生もいますね。
 

ー学生さんとコミュニケーションをとる際に意識した点はありますか。

当社では、やりたいことを学生に押し付けるのではなく、学生が「どうなりたいか」を軸にして話すようにしています。学生の未来に対して、当社がどんな未来を提供できるかを話すことで、当社で働くことのイメージができるように感じています。
 

ー実際にオファーした学生と会ってみて印象はどうでしたか。

OfferBoxを利用している学生は、OfferBox内で企業からのオファーを受け取り、選考に進むか否かの判断を日々繰り返しています。だから、考える力がある学生が多いように感じます。自分で考えて、次に進むことが得意な学生が多いです。
 

効果

出会える学生の層が広がり、採用見込み人数も毎年増加

ーOfferBoxを導入してみて、採用活動に変化はありましたか。

正直、OfferBoxの効果が不安だったのですが……。OfferBoxを導入し、選考フローを大きく変えたことで、仕事に対する意欲が高く主体性のある学生を採用できるようになりました。出会える学生の層も広がったように思います。
実際、導入初年度は5名の採用、次年度は20名以上の学生の採用を見込んでいます。毎年、OfferBoxを通じた採用見込み人数が増えています。また、導入初年度に採用した学生が今年の4月に入社し、「入社前後のギャップがない」という言葉をもらえました。今後の活躍が楽しみです。


 

ーOfferBoxのカスタマーサクセスが行ったフォロー内容について教えてください。

OfferBoxで本当に採用できるか不安だったなか、定例ミーティングを実施してくれました。導入当初は、2週間に1回の頻度で行われました。オファー送信のタイミングや内容について丁寧にサポートしてもらったのです。一つひとつ丁寧に教えてもらったので、導入にとどまらず、実際に活用できるようになったと思っています。
 

ー今後採用において力を入れていきたいポイントを教えてください。

OfferBoxを通じて、これまで出会えなかった層の学生と出会えています。だからこそ、これまでの選考フローに拘らず、一人ひとりに最適なフローを考え続けたいです。
また、これまで挑戦できていなかった首都圏の採用や、専門職採用の強化にも挑戦していきたいです。
 

ー最後に、学生さんに伝えたいことはありますか?

面接や選考において「上手にしよう」と思わずに、自分の実力を発揮できる会社はどこなのかをよく考えてください。企業に自分を合わせるのではなく、自己の成長や未来について考え、自分に合った企業を見つけて欲しいと思っています。

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