【セミナーレポート】まだ間に合う! 21卒採用の最終戦略 〜攻めの1to1採用実践術〜

6月22日に開催した【まだ間に合う!21卒採用の最終戦略 〜攻めの1to1採用実践術〜】のセミナーレポートをおまとめしました。21卒採用の追加母集団形成をかなえる一手として「攻めの1to1採用実践術」についてお話しさせていただきました。ご参考にしていただけると幸いです。

 

目次

  • コロナ禍における新卒採用市場の変化
  • 1to1採用とは

 

1.コロナ禍における新卒採用市場の変化

 

学生側の変化

新型コロナウイルスの流行前と現在で、学生がどういった変化が起こっているのかをデータを用いてご説明しました。

弊社で取得したアンケート結果によると、「9割以上の学生がコロナの影響を受けた」と回答しています。

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それと同時に、学生の企業選びの軸に変化がありました。

OfferBoxでは学生に企業選びの軸を登録いただく項目があります。
堅実な会社に多い要素が上位にランクインしており、さらに赤色で記載してる自分自身が成長できる環境を重視する項目の変化率が高い結果となりました。

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下位では、説明会などで質問の多い福利厚生に関する項目がランクインしています。
 
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また、企業選びの軸だけでなく、志望業界や職種にも影響がありました。
 
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企業側の変化

続いて企業側の変化について解説します。企業側は採用人数とスケジュールについてお話しします。

採用人数に関して

採用人数に関しては、8割の企業が当初の計画から人数に変更がなしと回答がありました。
 
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しかし、5月時点では採用充足率が5割を切ってる切っている企業が全体の4分の3と採用が進んでいなかったことがわかります。
 
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採用スケジュールに関して

企業の採用活動について、緊急事態宣言が発令されてから、5月時点までは4分の1が業務停止となっていました。

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そんな状況下でも6月末時点では、8割程度の方が内定出しを始めているという回答がありました。
 
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しかし、先ほどの採用人数の充足率でお話ししたように、就職内定率は昨年の同月時点で大きく下回っている状況です。
 
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また、企業の夏の採用活動に関しては全体の4割が実施することを検討しています。
 
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第一部まとめ

学生側の変化、企業側の変化をまとめると現在の状況はこちらになります。

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2.1to1採用とは

 
まずはじめに、Withコロナの状況下でi-plugで提唱したいのが「個別最適化」という考えになります。

なぜ「個別最適化」が必要なのか

なぜ、個別最適が必要なのかという点をお話しさせていただきます。

春採用と同様に母集団形成の数に振り切ってしまうと懸念点が多いと考えています。

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では、学生に対してどのようにコミュニケーションをとり、自社のことを理解してもらえば良いのでしょうか。以下のコメントは学生が企業に求めているコミュニケーションになります。特別なスキルや予算を要することは一切なく、企業に対して丁寧なコミュニケーションを求めていることがわかります。

学生が求めていること

  • 励ましのメッセージ。説明会がweb形式になる。
  • 面談、面接の合否に加え、フィードバックをしていただいたのが嬉しかった。
  • 選考が延期になった企業からの連絡が丁寧だった
  • 自身のキャリアを一緒に考えてくれるような面談

学生が不満に思っていること

  • 連絡の遅さで志望度が一気に下がった
  • 面談等の実施もなく、一方的に不採用通知が来た
  • 説明会で肘をついたまま話されていたので志望度がなくなった
  • 面接なのに会社の自慢話だけで終わった上に、不採用だった
  • リクナビを確認をしたところ、採用数がいつの間にか減少していた

 

個別最適化の考え方について

i-plugが考える採用フレームワークになります。どこに最も時間をかけるべきかでいくと、最後のどう惹きつけるのかが最も重要だと考えます。しかし、惹きつけるためには、その他の箇所を効率化し時間を捻出する必要があります。

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母集団形成をいかに効率化するか

効率化するための注力ポイントになります。

1.誰を採りたいのか
一般的な活躍人材など幅広く集めるのではく、入社後の活躍可能性の高い人材を集める → 活躍人材の特定、探す。

2.どう会うのか
自社のことを知ってもらいたい学生だけにピンポイントに自社の情報を届ける → 認知の壁を超える

3.どう見極めるか
勘と経験 → 科学的根拠にもとづいた適性検査を活用する
 

事例紹介

では、次に各社の実践内容について確認します。OfferBoxを提供する株式会社i-plugと、株式会社ミクシイ様の個別最適化の事例について紹介いたします。

株式会社i-plugの個別最適化事例

i-plugは自社で提供するOfferBoxのみで採用活動を実施しています。

それでは、個別最適化の事例を見てみましょう。
i-plugでは、オファー承認後の学生との初接点に関して個別最適化を行いました。

ダイレクトリクルーティングは個別メッセージが最もオファー承認後の接点として有効とされていますが、各社によって違いは必ずあると考えABテストを実施して検証してみました。
検証してみた結果は、学生との初接点は「個別面談の方が参加率が良い」という結果となりました。

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参加予約後の無断キャンセルの数字
・Webの方が無断キャンセル率が高かった
 
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株式会社ミクシイ様の個別最適化事例

大規模説明会から個別面談への移行を行いました。なぜ個別面談へ移行したのか・・・?

マッチングへの課題認識があったとのこと。説明会だと無難な情報は取得できるが、なぜこの学生が来てくれたのかなど、個別の情報が取得できなかった

1stコンタクトの構成
・まずは面接官から自己紹介、自己開示を行い、相互理解の場として個別面談を実施

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詳しくは、「ぼくらがオファーを送る理由〜season3|ミクシィに学ぶ「面談・面接」のポイント」をご覧ください!
 

1to1採用まとめ

本章でのまとめは2点になります。

1.学生はマスコミュニケーションではなく、個別に向き合ってくれるコミュニケーションを求めている。
2.学生が求めることに時間を使っていくべき

最後に、採用における個別最適化とは・・・

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セミナーレポートは以上になります。


2020年7月14日公開