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新卒採用でしか得れないメリットを覚えていますか?中途採用と徹底比較して再確認しよう

採用担当者の中には、「新卒社員を採用しているものの、満足できる採用とは言い難い」と頭を抱える方も多いかと思います。

加えて、採用がうまくいかない状況から、「中途採用に切り替えたほうが良いのでは」、「新卒採用と中途採用どちらが良いのか迷っている」、「新卒採用を続けていきたいが、その妥当性の裏付けが欲しい」と考えているのではないでしょうか。

本稿は、そんな採用担当者のために、新卒採用と中途採用のどちらにシフトしたらよいのかを比較検討するための材料として、新卒採用が会社に及ぼすメリット・デメリットなどを解説していきます。
 

|中途採用と比較する新卒採用のメリットとデメリット

本章では、新卒採用と中途採用のメリット・デメリットについて紹介します。
 

◇1-1.明確にしたい新卒採用と中途採用の違いとは

メリット・デメリットを紹介する前に、まず新卒採用と中途採用の主だった違いをおさらいしておきましょう。

企業にとって新卒採用は、ほぼ1年を通して行われる採用活動の結果として、年度初めの4月に一括して入社させる採用を指します。選考基準は、社会経験のない学生ですから、やる気や適応性を重視した将来に期待値を込めたポテンシャル採用となります。

一方中途採用は、いま現在会社に足りない、または直近の将来必要となるスキル・ノウハウ・技術を持ち即戦力と成る経験者を通年(適宜)で採用します。当然ながら、選考基準は必要とされるスキルなどを保有している人材となります。

▼新卒採用と中途採用の比較
新卒採用と中途採用の比較の図

 

◇1-2.新卒採用と中途採用のメリットデメリットを理解する

続いて、新卒採用と中途採用のメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。もちろんですが、新卒採用には新卒採用のメリット・デメリットが。中途採用には中途採用のメリット・デメリットがあり、どちらが優れいてるというわけではありません。

▼新卒採用と中途採用のメリット・デメリット
新卒採用と中途採用のメリットデメリットの図

 

◇1-3.新卒採用でしか得られないメリット

新卒採用特有の、中途採用では得難いメリットを挙げていきます。

①一括採用=一度に多くの人材を採用
終身雇用制度を前提とした日本の新卒採用は、3月卒業・4月入社という共通認識の下で行われています。企業は4月一括採用に向けて採用計画を練り、1年以上の採用活動を展開したのち採用にいたります。この一度に多くの学生を一括して採用できるということが、新卒採用ならではの大きなメリットといえます。

②一斉教育・一斉研修の効率的な育成
一括採用のため、毎年同じ時期に入社後の教育・研修を一斉に行えるメリットがあります。会場や講師の手配など計画・スケジュールも立てやすく効率的な育成が可能となります。また、一斉に同質の教育を行うことで採用した学生を自社の色(企業文化)に染め、自社への帰属意識や愛着心を醸成しやすいこともメリットの一つといえます。

社会経験がないまっさらな状態で入社する新卒は、そこで初めて社会人教育、新入社員研修を受けることにより、社会人としての基本的なマナーや仕事に関する知識・技術を習得していきます。その期間に体得したことが、将来にわたる社会人生活のスタンダード(バックボーン)となることが多いといえます。

③将来のリーダー・幹部候補を育てやすい
入社時から教育・研修により業務知識・ノウハウ・技術などを習得させながら将来のリーダー・幹部候補として育てていきます。ジョブローテーションも加えて、徐々に昇級を重ね、プロパー(生え抜き)の幹部として会社を担ってくれることが期待できます。

④新卒の定期採用により社員の年齢構成バランスがとれる
定年制度を実施している企業であれば、定年による社員数減を補うために人材を採用し続けなくてはなりません。ただ数を補うだけなら中途でも構いませんが、適正な年齢構成バランスと人口ピラミッドの形成には、定期的に新卒を採用し次世代の人材を育成することが必要です。スムーズな世代交代も望めます。
 

◇1-4.新卒採用は自社の価値も高める

新卒採用を行う価値は、前項で紹介した「新卒採用でしか得られないメリット」に加えて次に挙げることもポイントとなります。単に労働力を補充するということだけでなく、自社の将来に貢献する人材を獲得する、価値の高い採用活動が新卒採用です。

①組織の活性化が望める
既存社員だけだと思考が固定化される傾向があります。新しいことを始めたい、現状を打破したいとき、新卒の型にはまらない柔軟なアイデアやバイタリティが会社に新たな風を吹き込みます。

②副次的に企業PRになる
新卒採用における求人広告掲載は就活支援サイトをはじめ全国区のメディアが多く、その情報発信、露出度が多いほど企業のブランド力、知名度の向上につながる可能性があります。

③自社技術に特化した人材を一から育てられる
特殊な技術を持つ人材は、転職市場では希少です。仕事は未経験でも専攻が会社に必要な技術関連であれば、未経験であっても新卒を採用して、一から育てることが可能です。
 

|企業方針・事業戦略により新卒・中途採用を選択する

本章では、企業方針・事業戦略からみて、新卒採用を行ったほうが良いか中途が良いかを考察します。
 

◇2-1.新卒採用が向いている企業

自社の理念や価値観、技術・ノウハウを継承していきたい企業は新卒採用が向いている企業と考えられます。企業の将来、組織戦略を重視し事業の継続性を考えた場合、事業拡大を自分が担うことに意味・モチベーションを見出すポテンシャルの高い新卒を採用するほうが良いでしょう。

また、先輩社員から後輩へのさまざまなトランスファーも、適正な年齢構成ピラミッドにより継続して受け継がれていきます。
 

◇2-2.中途採用が向いている企業

いま現在、解決しなくてはならない課題や施策が必要な企業は中途採用が向いている企業と考えられます。新規事業の立ち上げや大量出店で、「いま」機動的に対応する必要がある場合、または実践的な企業競争力の強化のためリーダー層の獲得が急務である企業は中途採用が向いているといえます。
 

|まとめ

本稿では、人材採用を新卒にするか中途にするかで迷いが生じている採用担当者のために、改めて新卒・中途採用のメリットやデメリットなどを紹介し、その選択の一助となるべく解説してきました。

会社のビジョンや方向性に共感した人材を採用し、将来的な幹部候補生として育成したいのであれば新卒採用が適しているといえますが、いずれにしても採用は会社づくりの基盤です。現状と将来像を鑑み、自社にとってどのような人材が必要かによって新卒か中途か、それぞれのメリット・デメリットを当てはめ検討し、最適な採用をしていただけることを願っています。


2021年3月8日公開