母集団の形成や採用ペルソナの作成に工数をかけづらい状況。
−−OfferBox導入前の新卒採用体制についてお聞かせください。
毎年体制を変更して新卒採用に取り組んでいます。
2021年卒以前は5~6人くらいで採用チームを組んで取り組んでいましたが、2022年卒採用では事業部全員が採用担当として面接や面談に携わっていました。
−−OfferBox導入前の新卒採用の課題についてお聞かせください。
専任の採用担当がおらず、ほかの業務と兼務で採用活動を行っているので工数負担が大きい状況です。
22卒は事業部メンバー全員で採用をすることにしたので、各位のレベル感なども異なり課題は多くありました。
採用担当 加藤 佑基さん
−−従来の採用フローに関してはどのように進められていましたでしょうか。
事業部やチームによって多少異なりますが、基本的には座談会から始まり現場のチームメンバー内での選考、リーダー層の選考があります。
その後会社説明会があり採用チームでの選考、事業部マネージャーの選考、代表の選考と続き内定出しに至ります。
平均して計5回の選考を経て内定を出していますね。またこのフローに加えて、個別面談も適宜実施します。
初回の座談会から内定まで大体2ヶ月~3ヶ月のスケジュールで採用活動を行っています。
−−今まではどのような採用ツール・サービスをご利用されていましたか。
自社サービスである「キミスカ」を中心に採用しますが、マスの採用手法として大手就活ナビサイトも毎年利用しています。
しかし、就活ナビサイトではエントリーが来ても選考で条件に満たないことが多く、自社が欲しいペルソナ学生にはなかなか出会えません。
ほかにも目標採用人数に達しない場合は、他社ダイレクトリクルーティングサービスや人材紹介も必要に応じて利用します。
効率よく自社にマッチした学生を見つけ出すためにOfferBoxを導入。
−−OfferBox導入のきっかけについてお聞かせください。
OfferBoxは自社サービスと同じ新卒ダイレクトリクルーティングサービスなので、以前から興味がありました。
弊社の採用が、いくつかのターゲットにあった学生さんに幅広くあっていきたいという思いがあり、今回の導入に至りました。
弊社の「キミスカ」とは異なる機能もあるため、新たな学生さんと会えるのではないかと考えています。
−−ほかに検討したダイレクトリクルーティングサービスはありましたか。
自社サービスもある中で追加でいくつもサービスを使いすぎることは考えていなかったので、ほかのダイレクトリクルーティングサービスは特に検討しなかったですね。
−−OfferBoxでは送信制限をすることで「学生が見る」オファーを実現していますが、オファーを1通ずつ送信する工数の懸念はございませんでしたか。
自社サービスであるキミスカも同様ですが、ダイレクトリクルーティングは、一人一人をみてオファーを送るものですので、懸念はなかったです。
−−OfferBoxの活用で、どのようにターゲット学生を決められる予定でしょうか。
毎年採用要件は変わるのですが、似た傾向の学生を採用しがちになってしまいます。
そのため、自社にはいない学生を見つけることができる、OfferBoxの「活躍人材分析」の機能は使いたいと考えています。
−−オファーを送った学生とはどのようなコミュニケーション手法を取る予定でしょうか。
アプローチできた学生とは個別面談でコミュニケーションを取る予定です。
弊社の採用でもone to oneの採用は重要視していて、学生と相互理解を図って行きたいと考えています。
−−是非、1to1採用で貴社にマッチした学生を採用していただけましたら嬉しいです。本日は素敵なお話をありがとうございました。