大手インフラ企業が立ち上げた新たな取り組み。大手企業ならではのタレント人財の発掘方法とは?

関西電力株式会社

採用課題

採用したい学生に出会えない

従業員数

1,000名以上

業種

その他

エリア

関西

設立

1951年

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  • 課題

    従来の手法だと自社にマッチしていたであろう学生との出会いを逃してしまっているのではないか。 もっと見る

  • 導入

    従来の企業イメージに囚われない学生の発掘。 もっと見る

  • 効果

    自社にマッチしたタレント人財の発掘に成功。 もっと見る

課題

従来の手法だと自社にマッチしていたであろう学生との出会いを逃してしまっているのではないか。

 

−−まずはじめに、OfferBox導入前の採用状況について教えてください。

 

a.新卒採用体制

 
OfferBox導入前後も変わらず、実務の面では私と上司の2名体制で採用を行っておりました。
職種ごとに採用担当がいますが、私と上司は新ビジネス創造コースの新卒採用を行っております。
新ビジネス創造コースに関しては、2021年1月頃にプレスリリースを出して新卒採用を開始しております。
会社として、新規事業領域に注力しておりまして、社内公募やキャリア採用などで体制強化を行っておりましたが、新規事業に興味がある学生さんも採用し新卒採用からも事業を下支えしていこうと考えております。
 

b.導入以前の採用ツール・サービス

 
弊社の従来のイメージを元に応募して来られる学生さんと違い、新規領域で新しいチャレンジをしたい傾向が強い方を募集したかったので、弊社側からメッセージを送るスカウト型やリファラルの採用活動を行っておりました。
スカウト型では送客依頼型のサービスを試しておりました。

採用担当 岸本さん

導入

従来の企業イメージに囚われない学生の発掘。

 

−−どのような理由でOfferBoxを導入されたのでしょうか。

 
元々、私自身もOfferBoxの名前は知っていたのですが、他サービスと比較した上でプロフィールなどから実際に学生さんの顔や個性が見え、直接メッセージのやり取りができるOfferBoxの導入を決めました。
 

−−導入に際し、OfferBoxにどのようなことを期待されていましたか。

 
先ほどの課題の部分でも挙げておりますが、OfferBoxでは直接学生さんとのやり取りができる点などを期待しておりました。
 

−−OfferBoxの活用方法について教えてください。

 

a.Targeting:自社に合った採用ターゲットの設定

 
お堅いイメージを払拭したいという思いもありまして、元々スタートアップの企業や、メガベンチャーを希望しているような学生であったり、インフラという切り口では就活をしていなかったが、新規事業という仕事に興味があるような知的好奇心や創造的な思考力がある学生さんをターゲットとしておりました。
また、大企業の中で新規事業を推し進めていくバイタリティが強い学生さんもターゲットとしておりました。
 

b.Messaging:ターゲットに対して打ち出す内容の作成

 
新規で立ち上がった採用コースでもあるため、この新ビジネス創造コースがどんな面白いコースなのかという点だったり、インターンの内容を伝える内容を作成しておりました。
また、定形文だと読み飛ばされてしまう可能性が高いと考えているのでどのような理由でオファーを出しているのかなど、必ずその学生さんだけの個別のメッセージをを送るように注意しておりました。

 

c.Processing:学生の体験プロセス

 
まずインターンシップに参加してもらってます。
今までは新規事業のフレームワークを学んでもらうようなインターンだったのですが、今回のインターンでは実際に新規事業を企画しクラウドファンディングの形式をとり世の中に発表してもらうようなインターンを行いました。
実践的なインターンを行い、新規事業推進の適性を見極めたいと考え今回のような取り組みを考えました。
また、面談を行う際は学生さんに情報収集をしてもらう時間にしているので、どんな仕事をしているのか自分が進むならどんなコースが良いのかなどのヒントをつかんでいただくための時間にしております。
 

−−プロフィール情報で見ているポイントは?どんな学生にオファーを送りたいですか?

 
どの環境に身を置いているのかを把握することが、学生さんの人物像を分析するにおいては有効的だと思っておりますので、どんな環境の中で学生生活を過ごしたかをプロフィールでは見ております。
またその人らしいプロフィールが書けているかも見ております。
今の世の中ではHow to的な情報も多くなってきており文章が均一化している状況になっていると感じております。
そうではなく、人物像が見えてくるようなその人らしさが分かるプロフィールを見て、当社の求める人財に合っているのかどうかを感性の部分でも判断していたりします。
 

−−学生とコミュニケーションをとる際に意識した点はありますか。

 
採用活動を2名体制で行っていまして、上司は会社の魅力やどういった事業を行っているのかなどをしっかりと伝えることをしていて、私は学生さんたちと比較的年齢が近いということもあるのでフラットに相談してもらえるようなコミュニケーションを心がけております。
また、自分がこの新ビジネス創造コースの0期生のようなポジションでもあるので、自分の立ち振る舞いがどう写るのかも意識しながらコミュニケーションをとるようにしております。
 

−−面談・面接で学生の何を見ていますか。

 
企業の中で新規事業を推進していくようなポジションなので、言われた通りのことを行うような感じの学生さんでなく、自分の意思を持って意見を言える学生さんかどうかはこのコースに適性があるかどうかの一つの指標にしています。
また、社内を巻き込める愛嬌のような物があるかも合わせて見るようにはしていますね。
 

−−実際にオファーした学生の印象はどうでしたか。

 
人にはよるのですが、内定出しをした学生さんに関してはプロフィールと実際の印象は合致していました。

効果

自社にマッチしたタレント人財の発掘に成功。

 

−−OfferBoxの効果について教えてください。

 
OfferBox経由では1名内定が出ております。
全体の採用人数が8人のうち1名の内定を出すことができ、OfferBoxでの採用活動は成果が出たと考えております。
オファーの承諾率も想定よりも高く、ターゲティングをして送った学生さんの半分以上は返信をしてくれました。
承認率が高かったためそこまでオファー送信に工数がかかるというイメージもありませんでした。
今後もOfferBoxで質の高いタレント人財を採用していければと考えております。
 

−−OfferBox導入前と現在で、印象に違いはありますか。

 
私たちがターゲットとしている人物像の学生さんもいるのだという学生層の幅広さは、導入前のイメージと違いましたね。
ユーザーの声を聞くこともあり、学生さんの幅広さは印象として残っています。
 

−−今後採用において力を入れていきたいポイントを教えてください。

 
タレント人財の発掘が急務だと思っております。
さらに新規事業をより推進していけるタレント人財を定常的に発掘できる仕組みを作っていければと思います。
そのためにも顔が見える採用というのが大事だと思っておりますので、OfferBoxを始め、その他の媒体も活用しながら採用をしていければと思っております。
 

−−最後に、現在の主力・注力事業、その中で大切にしている考えなどを教えてください。

 
本領域と絡めてシナジーを生み出しながら大きくできる新規事業を推進していければと考えております。
インフラ企業、関西電力ならではの新規事業という物を目指しているので、関西電力で新規事業を開発したいという、独特なポジションニングに面白さを感じてもらえる学生さんに入社してもらい事業を大きくしていければと考えています。
 

1分で事例・機能がわかる