就活生が知っておいて損はない「就活マナー」や「略語」、面接で突然聞かれたら困る「フェルミ推定」など、就活の準備に役立つクイズをご用意しました!ぜひ挑戦してみてください。
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<初級>就活マナー
就活のマナーで間違っている部分があります。どこが誤っているでしょうか?
下記3つに関しては、就職後、社会人になってからもよく用いる言葉です。今のうちにしっかりと覚えておきましょう!
Q1. 面接中、面接官に対し、「貴社の企業理念に感銘を受けました」と伝えた。
A. 「貴社」の部分が誤り。
「貴社」は文章で用いるため、面接官に口語で話すときは「御社」が適切です。
Q2. 面接中、面接官に対し、「ただいまおっしゃられた質問にお答えします」と伝えた。
A. 「おっしゃられた」の部分が誤り。
「おっしゃった」が適切です。
「おっしゃ+られた」の「おっしゃる」は「話す」の丁寧語、さらに、そこに尊敬語の「られる」を重ねることで、二重敬語になってしまっています。
Q3. メールを返信する際、担当者の名前がメール内に見つからなかったので「株式会社○○様」と記載した。
A. 「様」が誤り。
様は個人名の後に添える宛名なので、正しくは「御中」です。
下記の記事も参考にしてみてください!
参考:【絶対間違えない!】就活メールでの「御中」の正しい使い方 | 様/行との違いも
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<中級>略語
就活でよく耳にする言葉。それぞれ何を表しているでしょうか?
就活の面接やインターンシップでよく使われている言葉です。知らないものがあった場合、しっかりと覚えておきましょう。
Q4. GD
A. 「GD」とはグループディスカッションの略です。
グループディスカッションとは、「与えられたお題に対して、時間内にチームで議論すること」です。その過程を採点されるという選考で、多くの企業で面接より前に実施されています。
詳細な進め方は下記の記事を参考にしてみてください!
参考:【人事コンサル解説】グループディスカッション対策!進め方/役割/練習
【人事コンサル解説】グループディスカッションの裏側を徹底公開!通過率や評価軸、お題も紹介
【人事コンサル解説】グループディスカッション対策!評価ポイント・落ちる人の特徴【就活生必見】
Q5. リクメン
A. 「リクルーター面談」もしくは「リクルーター面接」の略です。
企業の社員(リクルーター)が、通常の選考よりもカジュアルな場で学生と面談を行うことです。リクルーターは、人事部から依頼を受けた現場社員などである場合が多いです。 ここで良い評価を受けた場合、特別ルートで選考を受けられることもあるようです。
リクルーター面談についてもっと知りたい!という方は、ぜひ下記を読んでみてください。
参考:リクルーター面談のリアル|日程調整から準備・逆質問・お礼メールまで解説
Q6. MECE
A. ミーシー。Mutually Exclusive and Collectively Exhausive(お互いに、重複せず、全体に、漏れがない)の略です。
「もれなく、だぶりなく」といった意味で使われています。
ものごとを整理する際、重複する部分がないように、且つ、すべての必要な要素を網羅するために活用されます。論理的な問題解決(ロジカルシンキング)の手法で、ビジネスで重要視されています。
Q7. KPI
Key Performance Indicater(重要業績評価指標)の略です。
KPIとは、企業の目標を達成するために重要な定量の指標を意味しています。
重要視している目標が明確になることで、一人ひとりの目標も明確になり、具体的な行動に移すことができます。また、目標に対しての進捗状況の定点観測をすることも可能です。
Q8.フィジビリ
フィジビリティスタディの略です。
フィジビリティ(feasibility)とは、「実現可能性」「実現見込み」を意味し、フィジビリティを調査・検証することを「フィジビリティスタディ」と言います。
つまり、計画が実現可能かどうかを知るために、事前に行われる調査や検証といった意味で使われています。
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<上級>フェルミ推定
論理的思考能力を頼りに、概算してみましょう。
正確な答えを知っていることよりも、「論理的(ロジカル)に考えられるか」を尋ねられている質問です。
そのため、考え方は色々あり、正解というものもありません。ここでは一例をご紹介します。
Q9. 日本に大学生は何人いるか?
<前提>
日本の人口:1.2億人
日本人の平均寿命:84歳
<仮定>
大学進学率:50%
前提:1.2億人 / 84歳 = 148万人 1歳あたりの人口
仮定:148万人 × 50%. =74万人 1学年あたりの大学生数
74万人 × 大学在籍4年 = 296万人
2022年の大学生の人数は、263.2万人とのことなので、ほぼ正解です。
Q10. 日本にある電柱の数は?
<前提>
日本の面積 380,000km2
日本の3分の2は森林。残りの3分の1に人が住んでいる。
<仮定>
①人が住んでいる部分のうち、大都市が10分の1ぐらい。
②大都市の電柱の間隔を30mに1本
③大都市以外は70mに1本ぐらい。
これらの情報をもとに計算してみます。
前提:日本の面積 380,000km2 × 1/3 = 126,667km2
仮定①:大都市の面積 126,667km2 × 1/10 = 12,666km2
仮定②:大都市の電柱1本あたりの面積 30m × 30m = 900m2
仮定③:大都市以外の電柱1本あたりの面積 70m × 70m = 4900m2
大都市の電柱の数
12,666km2×(1000×1000)/900m2= 14,074,074
大都市以外の電柱の数
(380,000km2-12,666km2)× (1000×1000) / 4900 = 23,265,306
電柱の数
14,074,074 + 23,265,306 = 37,339,380
現在の日本の電柱の数は3600万本とのことなので、ほぼ正解です。
フェルミ推定の考え方
フェルミ推定は、<前提>については、基本的な情報で、把握しておく必要があります。
<仮定>については、感覚値のことも多いのですが、普段からたくさんのニュースに触れておくなどすると、導きやすいかもしれません。
こちらも記事もぜひ参考にしてみてください!
参考:慣れれば簡単!フェルミ推定攻略法【例題でパターンを解説】
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就活を社会人生活の準備と捉えよう!
どれぐらい回答できたでしょうか??
学生生活ではなかなか耳にしないことばかりだと思いますので、正解数が少なくても気にすることはありません。
ただ、社会人になった時には、当たり前のように耳にしたり、当たり前のように行動することが求められるかもしれません。
就活はその場だけのものではなく、社会人になった時に役立つものと考えて、今のうちに色々な知識を身につけておくことをお勧めします。