【2017年卒学生調査】「7割の学生が内定がもらえるか不安」2017年卒生 就活意識調査レポート(2月調査)
17卒採用が解禁する3月を目の前にして就活生はどのような状況なのか!?
いよいよ企業の採用広報活動が解禁が迫ってきました。現在の17卒就活生の心境はどういったものなのでしょうか。2017年3月に卒業予定の大学生、大学院生を対象に“就職活動”に関する意識調査を行いました。
既に就活を本格的に開始している学生は9割以上
就職活動(ES提出、企業説明会、本選考など)を開始した時期(単一回答)(n=422)
インターンシップへの参加や、ESの提出、企業の説明会参加、面接を受けるなど、本格的な就職活動を既に開始していると回答した学生は95%という結果となりました。
インターンシップ選考が盛んに行われた3年生の夏の時期(6月〜8月)、3年生の冬の時期(12月〜2月)がそれぞれ38%と多くなっており、解禁後の3月以降から開始するという学生は5%と低い結果となっています。
大手企業志望は前回調査と変わらず6割
- 志望している企業タイプ ※現時点で最も優先順位が高いもの(単一回答)(n=422)
大手企業志望者は63%、中小企業志望者20%、メガベンチャー志望者8%、ベンチャー志望者9%となりました。
早くも選択肢を絞り込みはじめている学生が4割
- 志望企業の絞り込み状況(単一回答)(n=422)
3月に入り学内外における大規模な合同説明会が盛んに開催されます。そこで学生への認知を広げてエントリーを集めようとしている企業も多いはず。しかしながら、今回のアンケートの結果では、既に40%の学生は志望企業を絞り込む段階に入っていることが明らかとなりました。1.7%とわずかではありますが既に内定(内々定)を取得し、就職活動を終了しようとしている学生もいることがわかります。
「内定がもらえるかが不安」が7割
「就活費用が不安」は4割以上
就職活動で不安なこと(複数回答)(n=422)
2月時点で学生が抱えている不安を聞いたところ、最も多っかたのは「内定をもらえるか」 で73.5%。次いで「面接対策」(61.6%)、「エントリーシート対策」(48.8%)と第一志望の大手企業の選考を前にして、多くの学生が不安を抱えていることがわかります。
また、「就活費用」(42.7%)や「地方学生は不利」(11.4%)といった金銭的な問題、地理的な問題は学生の就活を制限することにつながる可能性があり、そこに不安を感じている学生が一定数いることがわかります。
7割の企業が6月1日を待たずに選考開始
過去にない「スピード勝負」となる!?
2月16日にリリースされた株式会社リクルートキャリアの「就活白書」によれば、67.9%の企業が6月1日までに選考を始めるといった結果が掲載されています。
広報解禁から選考解禁が過去最短となる17卒採用。上記のとおり、既に志望企業を絞り込み始めている学生が多いことや、企業の選考の山が4月となりそうだということから考えても解禁後の1ヶ月間はかなりのスピード勝負が予想されます。
学生への認知、ターゲット学生の説明会や選考への動員に少しでも不安をお持ちでしたら、ダイレクトリクルーティングの活用をご検討されてはいかがでしょうか。
調査概要
調査地域:全国
調査対象:2017年卒予定の大学生および大学院生
有効回答数:422サンプル
実施日時:2016年2月1日~2月25日
調査機関:株式会社i-plug
調査方法:SNSリサーチ