海外を舞台に仕事をしたいと思う就活生にとって、憧れの「商社」。海外を飛び回って、あらゆる国と巨額な案件の取引をするイメージがありますね。 商社は「総合商社」「専門商社」という2つの種類に主に分類されるってご存知でしたか?今回は「総合商社」「専門商社」についてご紹介させていただきます!  

「えんぴつからロケットまで」総合商社とは?

総合商社はいわゆる7大商社のみをさします。 7大商社とは三菱商事・三井物産・住友商事・伊藤忠商事・丸紅・豊田通商・双日を指し、三菱商事から丸紅までを5大商社と言います。 ”総合”とついているだけあってなんでも取り扱っているのが総合商社の魅力です。『えんぴつからロケット』『ラーメンから航空機』までというキャッチコピーを聞いたことがある人もいますよね。 おなじ総合商社内でも、扱っている商品が全然違うため、同期あるいは社内で本当に刺激になります。実際5大商社に入社した先輩方を訪問をしたときに、1人の先輩はテレビ局関係のしごとをしていたのに対し、もうひとりの先輩は船を輸出入していたりして、拍子抜けました。自分の同期が世界各国で大きなプロジェクトをそれぞれしているとなると、とてもワクワクしますよね!   その一方で「会社としては」全業界に接点を持っているけれど、ほとんどの「社員は」配属された部署と接点がある業界としか関わらないそうです。商社の説明会ではよく「幅広い業界と接点を持つことができる」と言われることが多いので、注意が必要ですね。また、入社時に配属された部署で扱っている物を退職まで扱うことが多いので、「この商品を扱いたい」という明確な目標がある人は、専門商社やメーカー等を受けることをおすすめします。  

「商品のエキスパート」専門商社とは

専門商社とは、総合商社以外の商社を指します。 色々な分野に専門商社があり「建築材料」「燃料」から「情報・IT」まで分野は多岐にわたります。 専門商社なので、例えば鉄鋼商社だったら鉄鋼のみを、繊維商社だったら繊維のみを扱うので、その分野、その商品のエキスパートであるというのが、専門商社の魅力です。   専門商社で働く醍醐味としては、大好きなものととことん関わり続けられることです。繊維商社に入社された先輩は、大学の時に繊維に関することを研究されていたため、繊維商社に決めました。大学で学んだことを活かすことができて楽しいみたいです。しかし、その商品しか扱わないといっても過言ではないので相当な覚悟が必要です。   <商社共通にして言えること> どの商社も歴史が高く、お金を持っている会社が多いです。給料は良いです。(笑)年収1000万円以上の方もたくさんいらっしゃいます。そして、トレーニー制度で外国へ留学してその国の語学を学ぶことができたりしちゃいます。海外に出張等で行くときの飛行機の席はビジネスクラスだとか。その一方で、古いしきたりを大切にしたり、年功序列な会社も沢山残っていることも事実です。商社=海外に行くことができる、というイメージですが、実際海外で駐在できるようになるのは入社数年後以降。会社によっては早くからチャンスがある会社もあるけれど、海外駐在や、やりたいことができるようにるには相当な実力あるいは地位が必要です。その点だと、今後海外に進出していくベンチャー企業の方が若手に対してチャンスが広いかも!?そこは、ご自身の目で確認してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 総合商社と専門商社についての概要を説明させていただきました。 どちらも各社によってカラーが全く違うので、説明会やOB訪問などでよく話を聞くことを強くおすすめします! また、歴史のある会社が多いので、各社の歴史を知ることも面白いですよ!

就活うつのチェックリスト|よくある原因や心を守る対処法を解説

「毎日辛すぎて就活やめたい…もしかしたら就活うつかも」と悩んでいませんか?その辛さは、決してあなたの甘えや弱さではありません。あなたが真剣に将来と向き合って頑張っている証拠です。

本記事では、就活うつのセルフチェックリストやなりやすい人の特徴、よくある原因、今日からできる対処法を解説します。

もし今就活がうまくいかずに落ち込んでしまっている人には、、企業からのスカウトを待つ就活もおすすめです。オファー型就活サービス「OfferBox」を利用すると、企業があなたのプロフィールを見て興味を持つとスカウトが届く仕組みなので、自分と相性の良い企業が見つかりやすくなります。

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就活中にうつ病かもしれないと感じたら|症状の自己診断リスト

就活うつかもしれないと思ったら、自分の心と体を客観的に把握することからはじめましょう。ここでは、自己診断リストを「精神面・身体面・行動面」の3つに分けて紹介します。

  • 精神面のチェックリスト
  • 身体面のチェックリスト
  • 行動面のチェックリスト

あくまで簡易的な自己診断なので、深刻な症状がある場合は専門家に相談しましょう。

精神面のチェックリスト

就活うつのサインは、以下のような精神状態に表れる傾向にあります。

  • 今まで好きだった趣味が楽しめない
  • 何事にも興味が湧かない
  • 自分は駄目な人間だと強く責めてしまう
  • 些細なことでイライラしたり、急に涙が出たりする

就活で強いプレッシャーやストレスが続くと、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、感情のコントロールや意欲をつかさどる機能が働きにくくなります。

上記のような精神的な不調に心当たりがある場合、あなたの心が休息を求めているサインです。まずは「自分は今、とても疲れているんだな」と現状を認めてあげましょう。

身体面のチェックリスト

自律神経の乱れが引き起こす睡眠や食欲の異常、原因不明の体の痛みや倦怠感は、就活うつの症状といえます。

  • 夜に何度も目が覚める、または朝起きられない
  • 食欲がまったくない、または食べすぎてしまう
  • 原因不明の頭痛や腹痛が続く
  • 体がだるくて疲れやすい

活動と休息をつかさどる交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなると、身体機能にさまざまな不調が生じます。

上記は言葉にならない心の叫びが、体の不調として表れている状態です。無理せず体をゆっくり休ませましょう

行動面のチェックリスト

下記のような行動の変化も、就活うつの深刻なサインです。

  • 今まで当たり前にできていたことが、できなくなる
  • 企業のWebサイトを見るのが苦痛に感じる
  • ES(エントリーシート)の提出期限を守れない
  • 予約していた面接を無断で欠席してしまう
  • 友人や家族からの連絡を返せなくなる

うつ病になると、脳の意欲や実行をつかさどる部分の働きが低下します。頭では「企業エントリーや選考対策をしないといけないのに」とわかっていても、体に行動を指令する力が湧いてきません。

あなたの心がエネルギー補給を求めている証拠なので、まずは一度休息することが大切です。

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就活うつになりやすい人の特徴

以下のような学生ほど、就活うつに陥りやすい傾向があります。

  • 真面目で何でも完璧にこなそうとする
  • 他人に頼るのが苦手で1人で抱え込む
  • 周りの評価を気にしすぎる
  • 今まで大きな挫折経験がない

このような人は常に高い理想を掲げて、自分に厳しい基準を課しがちです。また、他人に弱みを見せたり頼ったりすることが苦手で、ストレスや不安を1人で抱え込んでしまいやすいでしょう。

その結果、他者からの評価や相性の良さといった不確定要素が多い就活において、自己批判やストレスにつながってしまいます。

就活中は意識的に「60点でOK」「人に相談してみよう」と肩の力を抜いて、自分を守ることを優先しましょう。

就活うつを引き起こす5つの原因

ここでは、代表的な就活うつの原因を5つ解説します。しんどさの正体を知ることで、自分を責める気持ちが少し軽くなるでしょう。

  • 選考で落ち続けて全否定された気分になる
  • 内定をもらっている就活生と比べてしまう
  • 親や周囲からのプレッシャーが重い
  • やりたいことがわからず不安になっている
  • 真面目さと完璧主義で自分を追い詰めている

原因1:選考で落ち続けて全否定された気分になる

就活うつを引き起こす原因のひとつが、選考で不採用が続くことによる自己否定感です。不採用のお祈りメールを受け取るたびに、自分の能力や人格や人生そのものが否定されたように感じることもあります。

たとえば、何時間もかけて自己分析し、熱意を込めてESを書き上げたが選考で落ちてしまった場合などです。

しかし、就活を進めるうえで忘れてはいけないのが、採用を行う企業は企業理念や社風、求めるスキルと学生がどれだけマッチしているかを見ていることです。 つまり、たとえ選考に落ちてもあなたの能力や人間性が劣っているわけではなく、単に選考対策が十分にできていなかっただけ、あるいは、企業とあなたの特性がマッチしていなかっただけなので、「今回は縁がなかっただけ」と意識的に捉え方を変えてみましょう。

選考で落ち続ける原因を深掘りしたい方は、こちらの記事をご覧ください。

原因2:内定をもらっている就活生と比べてしまう

SNSなどで友人やほかの就活生の「内定を獲得した」という投稿を目にすると、自分だけが取り残されたような焦燥感や劣等感に苛まれてしまいます。

しかし、他人が見せているのは、うまくいっている一部分だけです。内定報告の裏で友人が何十社も落ちていたことや、内定先に満足しているかどうかは誰にもわかりません。

そのため他人ではなく、「昨日の自分と比較して、一歩でも進んだか」という考え方を大切にして日々就活対策を進めることが重要です。

なお、内定をもらえなくて疲れた方によくある影響について、下記の記事で解説しています。

原因3:親や周囲からのプレッシャーが重い

両親や親戚、友人からの励ましや期待の言葉が、知らないうちに大きなプレッシャーとなることも、就活うつの原因です。

次のような悪気のない一言に、心がざわついた経験もあるのではないでしょうか?

  • 「就活は順調?」
  • 「〇〇は、もう大手から内定もらったらしいよ」

しかし、周囲の期待はその人の価値観にもとづいたものであり、あなたの人生の責任をとってはくれません。自分のペースで頑張りたいと伝えるなど、他人の評価軸から心を守ることが必要です。

原因4:やりたいことがわからず不安になっている

本当にやりたい仕事がわからないまま就活を進めることに、強い焦りや自己嫌悪を感じている場合も、就活うつに陥りやすいです。

就活の面接では、将来のキャリアプランを語ることが求められます。そのため、「明確な目標がなければいけない」という見えないプレッシャーに、無意識に縛られやすい状況です。

しかし、学生のうちに、天職と呼べる仕事を見つけている人のほうが少数派です。まずは視点を変えて、「これだけはやりたくないこと」をリストアップする方法もあります。

なお、自己分析を効率よく進めるなら約100万人のデータに基づいて、客観的な自分の強みや弱み、社会で活かせる力を診断できるOfferBoxの「AnalyzeU+」がおすすめです。質問に応えるだけで、あなたの性格や価値観がグラフで可視化され、社会での役割志向が8つの動物タイプによって示されるため、将来どのようなビジネスパーソンになりたいかもイメージがつきやすいでしょう。以下から無料でご利用ください。

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原因5:真面目さと完璧主義で自分を追い詰めている

「完璧なESを提出しないといけない」など、100点満点の成果を目指している場合も就活うつになる原因です。下記のように、精神的なエネルギーを消耗しやすくなります。

  • 1つの準備に膨大な時間を費やす
  • 些細なミスでひどく落ち込む

たとえば、面接で少し言葉に詰まっただけで「もう駄目だ、すべて終わった」と頭が真っ白になるなどです。

100点を目指すあまり、何も手につかなくなっては本末転倒です。ハードルを下げて取り組んでみましょう。

以下の動画では、自分に厳しい就活生に考え方をアドバイスしています。ぜひあわせてご覧ください。

就活うつを予防する5つの方法

心の健康を守りながら就活を乗り切るために、今日から実践できる5つの方法を紹介します。ぜひ、できそうなことから試してみてください。

  • 自分なりのストレス解消法を見つける
  • 第三者からの情報や意見を取り入れる
  • 睡眠時間を確保する
  • 外に出て運動する習慣を作る
  • オファー型就活サービスを活用する

方法1:自分なりのストレス解消法を見つける

心の健康を保ったまま就活を走り抜くには、自分なりのストレス解消法を複数用意しておくことが重要です。ストレスが溜まっても、定期的に息抜きをする機会があるだけで 、精神的な安定につながります。

以下のように、お金や時間をあまり使わないストレス解消法がおすすめです。

  • 近所を30分だけ散歩する
  • 好きなアーティストのライブ映像を見る
  • お気に入りの入浴剤を入れて長風呂する

少しでも疲れたと感じたら、こまめにストレスを解消しておきましょう。

実際に内定者がやっていた就活のストレス解消法を知りたい方は、下記の記事をご一読ください。

方法2:第三者からの情報や意見を取り入れる

就活を1人で進めていると視野が狭くなり、客観的な判断ができなくなりがちです。

以下のように信頼できる第三者の意見を取り入れると、思い込みから解放され、心の負担を軽減しやすくなります。

  • 大学のキャリアセンターの職員
  • 社会人の先輩
  • 就活エージェントのキャリアアドバイザー

自分の短所が他人から見れば長所であったり、知らない業界や企業との適性が見つかったりするなど、新たな気づきを与えてくれるでしょう。

方法3:睡眠時間を確保する

つい夜更かしして情報収集やES作成に時間を費やしがちですが、良いパフォーマンスを発揮するには十分な睡眠が必要です。睡眠不足では脳の情報整理が追いつかず、思考がまとまりにくくなったり、ネガティブな感情に陥りやすくなったりします。

ES作成や面接対策に悩んだら、思い切って早くベッドに入ってみましょう。翌朝スッキリした頭で取り組むほうが質の高いアイデアが生まれ、自信に満ちた受け答えができるようになります。

方法4:外に出て運動する習慣を作る

家にこもってパソコンと向き合う時間が増える就活中は、意識的に外に出て体を動かしましょう。ウォーキングなどのリズミカルな運動をすると、脳内からセロトニンが分泌されてストレスが軽減されます。

日常生活に気軽に取り入れられる、以下の運動がおすすめです。

  • 一駅手前で電車を降りて歩いて帰る
  • エレベーターではなく階段を使う
  • 寝る前に10分だけストレッチをする

もし気分が落ち込んできたら、まずは外に出て5分だけ散歩してみましょう。

方法5:オファー型就活サービスを活用する

自分から企業を探して応募する形の就活に疲れて就活うつを感じているのなら、あなたのプロフィールを見た企業側からオファーを受け取る形のオファー型就活サービスを活用してみましょう。

あなたのプロフィールを一つひとつ目を通して興味をもった企業からスカウトが届くので、企業に刺さる意外な自分の強みがわかるなど、選考に落ち続けると失いがちな自己肯定感を保ちやすくなります。また、自分の見ていなかった業界や職種から「あなたにマッチしていると」オファーがくる可能性があるため、「こういう仕事もあったんだ」と就活の視野が広がるのも魅力です。

実際に就活生の22万人(※)が利用する「OfferBox」では、以下のような声もありました。

W.Kさん

「企業側が学生を見つけてくれるので、就職活動を通して損いがちな自己肯定感を保ち続けられる」

引用:OfferBox「就活ボイス」W.Kさん

H.Aさん

「知らなかった分野からのオファーで、就活全体の方向性が広がることがある」

引用:OfferBox「就活ボイス」H.Aさん

H.Aさん

「自分が知らなかった企業からオファーが届き、視野を広げることができる」

引用:OfferBox「就活ボイス」N.Nさん


企業から見つけてもらう方法も知っておくと、精神的な余裕が生まれて就活うつを予防することに繋がります。消耗するだけの就活から脱け出すためにも、ぜひ以下からOfferBoxをご活用ください。

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就活のうつ病で支援を受けたい方におすすめの相談先

就活うつの悩みや心の不調を誰かに話したい場合、下記のような相談先があります。

相談したい内容相談先
気軽に話したい大学のキャリアセンター
体の不調が続く・眠れない心療内科・精神科
じっくり話を聞いてほしいカウンセラー
求人紹介や選考対策をしてほしい就活エージェント

専門家や第三者に頼ることで、自分では見つけられなかった解決策のヒントがもらえたり、話すうちに気持ちが整理されたりと、状況が好転しやすくなります。

大学によっては学生相談室に専門のカウンセラーが在籍しているケースもあるので、身近な窓口への訪問からはじめてみましょう。

就活うつから心を守る4つの対処法

精神的に限界を感じたら、無理に頑張るのをやめるのが最優先です。すぐにできる4つの応急手当を紹介しますので、自分を優しく労わってあげてください。

  • 就活を一旦忘れて何もしない日を作る
  • 太陽の光を浴びて温かいものを食べる
  • 今の気持ちをノートに全部吐き出す
  • 100点を目指さないでハードルを下げる

対処法1:就活を一旦忘れて何もしない日を作る

就活うつのときは脳がエネルギー不足に陥っているため、無理に活動すると症状が悪化してしまいます

まずはスマホの電源を切って、就活サイトやSNSなど外部からの情報を遮断しましょう。そのうえで、以下のように心と体を休ませることに集中してみてください。

  • ただベッドで横になる
  • ソファでぼーっと窓の外を眺める
  • カーテンを閉めて一日中眠る

もし静寂が気になるなら、好きな映画や音楽をBGMとして流しておくのもおすすめです。

下記の記事では、就活が辛い方向けにリラックスしながら読める本を紹介しています。

対処法2:太陽の光を浴びて温かいものを食べる

精神的に落ち込んでいるときこそ、生活習慣の見直しが心を安定させる対処法になります。

太陽光は「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌を促し、気分を安定させてくれます。また、栄養のある温かい食事をとると、張り詰めていた心も自然にほぐれやすいです。

具体的には下記がおすすめです。

  • 朝起きたらカーテンを開けて、太陽の光を取り込む
  • 食事に温かい味噌汁やスープを加える

心と体の土台を整える基本として、ぜひ今日から取り入れてみてください。

対処法3:今の気持ちをノートに全部吐き出す

頭のなかでぐるぐるしている不安や焦り、自己嫌悪といったネガティブな感情を、ノートにすべて書き出してみてください。自分の悩みを客観的に眺めることで、冷静になれて問題解決の糸口が見つかりやすくなります。

次のような書き方が一例です。

  • お祈りメールが10社も続いて悔しい
  • 友人の内定が羨ましい

5分だけ時間をとり、頭のなかのゴミを外に出す感覚でひたすら手を動かしてみましょう。

対処法4:100点を目指さないでハードルを下げる

完璧主義が自分を苦しめているなら、完璧ではなく完了を目指しましょう。小さい成功体験を積み重ねることで、自信を取り戻して次の一歩を踏み出す力が湧いてきます。

たとえば「自己PRを完成させる」という目標が高すぎる場合、「自分の長所を、些細なことでもいいから1つだけ書き出す」に下げてみましょう。

0か100かで考えるのをやめ、「今日は1だけ進められた。それで十分だ」と行動できた自分を褒めてあげることが大切です。

まとめ

この記事では、就活中にうつかもしれないと感じたときの症状チェックリストや、その原因、具体的な対処法を詳しく解説しました。就活うつはあなたの甘えや弱さではなく、誰にでも起こり得ることなので、決して1人で抱え込む必要はありません。

しんどい状態を放置せず、セルフケアを試したり専門家や第三者に相談したりすることで、状況は好転します。また、就活の進め方そのものを見なおすのもひとつの手です。

たとえば、企業からオファーが届く「OfferBox」を活用すれば、「自分に興味をもってくれる企業と出会う」という精神的に余裕のある就活が可能になります。

自分では気づかなかった企業との出会いが、あなたの視野を広げ、失いかけた自信を取り戻すきっかけになるでしょう。現状から脱け出すためにも、ぜひ以下から無料で登録してみてください。

AnalyzeU

どうもみなさんこんにちは!9歳から学校へ行かなくなって11年ほどニートを経験した若きベテランニートこと秋山健一です!笑

僕は4浪で大学に入り、現在4回生で来年卒業します。春から就活を始め、5月には最初の内定をいただくことができました。こういう厄介な経歴なので苦労するかな?と思っていましたが、意外とそんなこともなく、周りと比べて就活での消耗も少なかったです。

なぜかというと、実はヒキニートや浪人などのマイナス経歴たちを逆に有効活用していたのです!ここでは、その実体験を紹介します。

 

マイナス経歴を隠さない

自慢できない経歴を持っている人は、つい「浪人した理由を突っ込まれたら『家庭の事情で』とかごまかそう…」なんて、それっぽい理由を考えがちではないでしょうか?

就活とは、企業と学生がお互いにお互いの長所と短所を理解しあって、最もマッチする組み合わせを見つけることです。浪人したのも留年したのも、ヒキニートだったのも、あなたの過去はあなたの構成要素の一部です。嘘の自己PRからあなたの個性や、深みは見えてくるでしょうか?ミスマッチを生むだけ、入社した後に困るだけです。

聞かれていないのにアピールする必要はありませんが、理由を問われたら堂々と「どうしても志望する大学へ行きたかったため、3年失敗しようともあきらめずに浪人しました。逆に時間に余裕があった分、〇〇ができました。」などと答えましょう。その方がずっとあなたの人間性や、嗜好が伝わるはずです。

 

 マイナス経歴があるからこその深みを見せる

マイナス経歴は決して就活の足を引っ張りません。むしろアピールポイントになることもあります。

マイナス経歴を経験しているということは、そこから脱した経験も持ち合わせているということ。順調に大学に進学し、順調に単位を取得してきた順風満帆ロードを送ってきた人とは異なる「実体験」を持っているのです。その、マイナスからプラス(もしかしたらプラマイ0かもしれないし、まだマイナスかもしれないけれど…)経験から得た成功法を、別の機会にも活かせると考えたら、どうでしょう。実際に、仕事でも何かに失敗したり、お客様に怒られてしまったりした時に、立ち上がる術を持っているのではないでしょうか。

つまり、マイナス経験から「何を得たのか」「いかに挫折を乗り越えたのか」を自分の言葉で語ることができれば、マイナス経歴はむしろ人生に深みがある、と評価してもらえるのです。

「11年くらいニートしてわかったことは、自分で行動しないと人生は進まないってことです。だから大学ではインターンやヒッチハイクなど興味のあることはすぐ実行しました。」と言うと、面接官の方が深くうなずいてくれました。

By 僕の実体験。

 

「そんなこと言われてもあの経験から何を得たのかわからない!」という方は一度自己分析をして、自分の人生の棚卸しをしたほうがいいでしょう。それにはこの記事が役に立つかもしれません。

▼これが正しい使い方!無料の適性診断を自己分析ツールにする方法

【Analyzeu+】オファーボックスの自己分析ツール「Analyzeu+」の使い方

 

マイナスゆえのギャップ効果

マイナス経歴には思わぬ効果があります。マイナス経歴を語った後にプラスの経歴を伝えるとギャップが大きいため、同じことを伝える場合でも、華々しい経歴を並べられた時よりもインパクトが大きくなるのです。

例えば僕なら、大学3回生の時にベトナムにて海外インターンに参加したことを面接などで話すと大抵の人はそれに大きな興味を示してくれます。「元ニート、海外インターンへ行く」とか文面だけでちょっと面白いですよね?笑

成績優秀で奨学金をもらっている、長期インターンで成果を出している、体育会系の部活に打ち込んでいるなど、就活で売りになる経歴があるのなら、マイナス経歴とともに示すことで、それ単体よりも一層アピールできるはずです。自己分析をしっかりやる必要がありますが、スムーズに人生を進んできた人よりも、実はわかりやすいヒントを持っているのがマイナス経歴経験者なのです。

 

まとめ

・マイナス経歴は隠さない

・マイナス経歴があるからこその深みを出す

・マイナス経歴にはギャップ効果がある

 

人と違う経験は武器にしましょう。経歴に傷が付いたと思っている人もいるかもしれませんが、傷は戦士の勲章です。戦う人には古傷があったほうがカッコイイじゃないですか。笑

今回は人気広告代理店の株式会社オプトさんにインタビューさせていただきました。
インタビューを受けてくださったのは、人事の森 駿さんと(OfferBox経由での)内定者である森嶌亜耶さん。お二人の対談インタビューを通して『人事の方はOfferBoxのプロフィールのどこに注目しているのか』『面接ではどこを見ているのか』『オプトとはどんな社風か』『オプトのビジョン』等、就活に役立つ情報からオプトの魅力まで知れる、読み応えあるものになっています。

┃心に刺さるのは自分のコトバと工夫で語られるエピソード

森嶌

森嶌亜耶さん

OfferBoxのプロフィールは本当に学生の個性が出るところだと思うのですが、森さんはどういうところを見て私にオファーを送ってくださったのですか?
森さんアイコン

森 駿さん

プロフィールに書いている“代替不可能な人間になるためには様々な経験をし、いい成績を収めるその裏で人の15倍努力をしている人にならないといけない”が1番印象に残ったかな。15倍ってやばいな(笑)みたいな感じで、目に留まりましたね。
森嶌

森嶌亜耶さん

私が1番大切にしていることなので、うれしいです。
森さんアイコン

森 駿さん

全然いないよ!こんなこと書いている人(笑)
よく学生さんから「普通は嫌だ、人と同じは嫌だ」っていう話を聞くんだけど、本当に普通じゃない人になりたいなら、普通の努力をしてたら普通にしかならないと思うのね。そこに森嶌さんも着目しているのと、他のエピソードから森嶌さんの行動力が見えて“人の15倍の努力をする”という言葉に説得力があったよね。さすがに15倍は無いだろうと思ったけど(笑)
森嶌

森嶌亜耶さん

そうですよね(笑)ありがとうございます。 
森さんアイコン

森 駿さん

あとは文章がわかりやすかった。文章って視覚的な分、論理性があるかないかがわかりやすい。OfferBoxでプロフィールをたくさん読んでいて思うんだけど、因果関係が結びついていないものとかもあるので、その辺りを意識して書くのは大事だよね。
後は、内容が画一化されていて同じように見える場合も結構あるかなと。だから勿体無いなと思う。本当のその人はそうじゃないのに、文章しか見えない僕らの立場からするとちょっと基準が低いように感じてしまうので。
森嶌

森嶌亜耶さん

確かに『成長したい!』とかはよく学生が言いがちな言葉ですが、『成長したい!』が書かれているだけだと皆同じ内容に見えますよね。
森さんアイコン

森 駿さん

それに、その人なりの工夫とかコトバで書いていないとあまり刺さらないと思う。そういう点では森嶌さんのプロフィールは自分なりの考えが書いているし、ちゃんとまとまっていたんじゃないかなあと思うよ。

┃重視するのは何を経験したかよりも何を学んだか

森嶌

森嶌亜耶さん

森さんにオファーいただいた後、Skypeで面談していただいたんですよね。色々とお話したと思うのですが、面談ではどういうところに着目されていたんですか?
森さんアイコン

森 駿さん

面談のように対面で話をするようになると、極論ですけど、何を経験したかという事はあまり関係ないと思っていて。別にバイトでもいいし、ゲームでもいいし、留学に行きましたでもなんでもいい。そこから何を学んでいて、どういう工夫があって、それで出た結果にどう満足しているとか、何を後悔しているとか、そういうポイントをやっぱり見ていて。それがポテンシャルの高さだし、再現性があるかどうかを判断するポイントだと思う。森嶌さんは思った通りというか、自分なりの言葉があって学びも本質的だった。後は、人柄的にもすごく率直で好感が持てるなと思ったかな。
森嶌

森嶌亜耶さん

なるほど。努力するだけでなく、結果をどう捉えているかにも着目されていたんですね。

┃オプトの社風『先義後利』に惹かれて

森さんアイコン

森 駿さん

逆にオプトに入社を決めた理由って何だったの?
森嶌

森嶌亜耶さん

理由はいくつかあるんですが、一番大きい理由は“ユーザーファースト”ですね。アルバイトの中で、日本の接客業の根底にある“お客様は神様です”という言葉は私が思うユーザーファーストと違うなと思っていました。お客様にご用途にあっていない商品を選ばれてもお伝えしないんですよね。お客様を本当に想うのであれば、その指摘は必要な指摘だと思うんです。その指摘をきちんとすることは結果的に商品への満足度を高めて、リピーターになると思うんですよね。
森さんアイコン

森 駿さん

『ユーザーファースト』って経営理念の一つである『先義後利』(※貢献すれば、利益は後から自然についてくるもの。だからこそ、まず相手の幸せを考える。)に近いと思うんだよね。
森嶌

森嶌亜耶さん

そうなんですよ。私が思うユーザーファーストと、オプトさんの先義後利の考え方は一緒だったんですよね。
面接や面談でお会いしたオプトの社員さんに「お仕事で大切にされていることは何ですか?」とお伺いしていたのですが、どの社員さんも「不必要な広告は不必要とクライアントに伝えること」や「クライアントには常に誠実に正直であること」などお話ししてくださって。「あ、これだな」と思いました。
森さんアイコン

森 駿さん

確かにうちの社員は“お客さんのために”っていう社員多いよね。愚直だし、いい意味ですごく正直だよね。足元の売り上げには繋がらないけど、お客さんの事業成長を考えて必要になるであろう資料を作成したり、何度も足を運び続けたり。そういう地道な努力を積み重ねる。結果的に信頼を得て、「そこまでやってくれるならオプトさんに」という形で任せてくれるというのはよくある話だね。
森嶌

森嶌亜耶さん

まっすぐですね。
森さんアイコン

森 駿さん

もしかしたら結局受注に繋がらなくて、人件費だけがかかって何の利益にもならないかもしれないじゃん。だから短期的に見て赤字になることはしない選択も勿論あると思うんだけど、それでもまずはお客さんのために出来ることで何かしらの貢献する。会社の考え方もそうだし、社員もそういう気持ちが強いんだと思う。
森嶌

森嶌亜耶さん

オプトさんの社風を表すエピソードですね。

┃意思と挑戦を求められる企業

森嶌

森嶌亜耶さん

森さんにとってのオプトさんの魅力って何ですか? 
森さんアイコン

森 駿さん

意思を求められる会社であるところかな。「どう思っているの、どうしたいの」っていう意思を求められる。
森嶌

森嶌亜耶さん

確かにそのあたりは、森さんからも感じることがあります。私はオプトさんに内定をいただいてから、入社を決めるまで3カ月かかってしまって。企業によってはオワハラ(※就活終われハラスメントの略)が問題視される中で、森さんは「どうするかしっかり自分で考えなさい」って言ってくださったんですよね。
森さんアイコン

森 駿さん

そうだね(笑)自分で決めろと。
森嶌

森嶌亜耶さん

とは言いつつ、無駄な月日を過ごすのではなくていつまでに決断するとかしっかり決めようねと流れの提示をしてくださって。そうやって私の意志を尊重してくださったのはとても嬉しかったです。
森さんアイコン

森 駿さん

いいことしたな(笑)。
会社の中でも結構そうよ。「自分はこういう理由でこうやるべきだと思っています。だからこれがやりたいです」って言えるし、相手がそれに納得感があったら「じゃあやっていいよ」って話になるからね。それなりの社員数を抱えつつそういうことを許容してくれるところは、いいところだなと僕も思うね。
森嶌

森嶌亜耶さん

確かに、社員数600人近い企業さんでは珍しい社風かもしれないですね。
森さんアイコン

森 駿さん

ただそういう意味では自分で学び取れる人じゃないとたぶん活躍しづらい。待っていれば何かが降ってくるわけではないので、意志を求められるということは、自分なりの意見や主体性を持っていないと辛いと思うんだよね。言われた事やってる方が楽だし。
逆に言うと自分なりの考えで物事を推し進めたい人とか、たくさん挑戦をしていきたいみたいな人にとってはその辺にチャンスはたくさんあるし、いい会社だと思うよ。

┃Innovation Agencyを目指す

森嶌

森嶌亜耶さん

オプトさんとしては、今後広告代理店というよりも広告だけじゃないマーケティング全体への支援に変貌していくんじゃないかなと思います。 
森さんアイコン

森 駿さん

そうだね。マーケティング全体もそうだけど、実は広告だけ見ても大きく変化してきていて。例えば、皆あまりテレビを見なくなってきて、テレビ上だけではブランディングが効かなくなってきている。これからはいかにデジタルの中でブランドを構築していくかというところを求められる時代になってきているんだよね。そこはある意味すごくチャンスなので、広告の中ではブランディングに強いオプトというポジションを獲得していきたい。親和性が高いのはソーシャルメディアとか動画の領域だよね。動画でいうとタカラトミーさんの「人生ゲーム」のプロモーションをオプトが担当させてもらって、公開からわずか2週間で1000万回再生されたバイラル動画になったんだけど。こういった事例を今後もどんどん増やしていきたい。
森嶌

森嶌亜耶さん

2週間で1000万回再生!すごいですね。
森さんアイコン

森 駿さん

そして先ほど言ってくれた通り、そういった広告だけではなくマーケティング全体への支援というのも今は増えてきてるね。分析のレポーティングだったり、お客さんの事業課題に対して広告じゃない事が必要ならそれもやるし、もし適切な解決手法が無いならプロダクトを創るとか。先ほどのブランディング広告も含め、マーケティング全体を支援する事によって会社全体として、『1社1社の個客満足を最大化していく』。それぞれのクライアントに最適なコンサルティングが出来るようになっていく事が我々のミッションだね。(顧客ではなく個客なのは1社1社への支援をしたいという意味から)
森嶌

森嶌亜耶さん

顧客ではなく”個客”ですか。経営理念の先義後利とつながってきますね。
森さんアイコン

森 駿さん

その実現のためにまずは『デジタルマーケティングの人材育成』と『テクノロジーの強化』をしていくことに注力してる。前者は広告とかコンサルティングは無形商材で、ヒトの力がすごく重要だからこそ、マーケティングのプロフェッショナルを育てていこうという話。後者は、少し前にopttechnologiesという組織が組成されていて、いまはもう50人から60人ぐらいになっているんだけど、新しいプロダクト開発をたくさんやってる。ここからオプトは「自分(ヒト)の力をより強く」×「会社で武器を作っていく」という方向に向かってるというわけだね。

 

森嶌

森嶌亜耶さん

なるほど。そういった今後のビジョンを含めて、一緒に働きたいなと思う学生像とかありますか?
森さんアイコン

森 駿さん

やっぱり仕事も多いし、裁量があるからこそ責任のある仕事を早い段階で任せられていくから。だからこそでもあるけど、やっぱり仕事に本気で向き合って本気でそれを楽しみたい、そういう人と働きたいなと思う。
森嶌

森嶌亜耶さん

たしかに、それは他の内定者にも共通することかもしれませんね。
森さんアイコン

森 駿さん

そうだね。僕は部活とか大学時代にやってた飛込み営業とか「もう無理!」って思うような苦しい場面とか本当にたくさんあったけど、それでも本当に楽しかったんだよね。何か1つの目標に向かって皆がどんな角度でも良いから、それを目指して走り続ける。達成したら皆で馬鹿やりながら喜び合う。何にも代えがたい瞬間だよね。そういう環境がオプトにはあると思うし、そういう話には皆共感してくれるよね。
┃株式会社オプト 会社紹介

社名:株式会社オプト
設立年:2015年4月1日
従業員数:約650名(2015年12月末現在)
所在地:東京都千代田区四番町6 東急番町ビル
URL:http://www.opt.ne.jp/

 

今回は、京都外国語大学の山田真梨子さんにインタビューさせていただきました。なんと4年生の6月から就職活動を始めて7月中旬に就職先が決まったという山田さん。なぜそんなスピーディーに就職先が決まったのか、その秘密は山田さんの人柄と軸にあるようです。

 

なりたいものが見つからない大学生活

――よろしくお願いします!

お願いしますー!

 

――早速ですが、学生生活はどのように過ごされていましたか?

実はやりたいことも理想もなくて、就職先もなんでもいいぐらいでしたね。自分の人生での軸みたいなものはあって『LGBT』なのですが、それぐらいでしたね。(※レズ・ゲイ・バイ・トランスジェンダー等の性的マイノリティーの人たちのことを指す)

 

――どうして『LGBT』に興味を持つようになったのですか?

親友の男友達がゲイであることをカミングアウトしてくれたんです。
それまで『ゲイ』や『レズ』など考えたことがなくて、急に遠かったものが近くに舞い込んできた感じでしたね。抵抗もなかったです。その子とはその後もすごい仲良くなって、ゲイの友達が増えていったんです。それで、いつの間にか遊んでいるうちにその子たちの悩みを知った。

 

――それは少し特殊なご経験ですね。

なにか私にできることがないかなと思って。話を聞いてあげること以外に何かないかなと思っていた。何か探そうと思ったんです。全てにおいてキーワードですね。

 

――なるほど。人生での軸はあったけれどそれをどう実行に移すのか悩んでおられたんですね。

そんなときカメラが趣味の私に教授が「カメラやってるならイベント手伝ってよ」と言われたのがきっかけで、KYOTOGRAPHIEの中で行われる写真のワークショップの準備を手伝うことになりました。 (※『KYOTOGRAPHIE』:京都市内15の特別な会場にて、国内外の気鋭のアーティストの作品や貴重な写真コレクションを鑑賞できる国際的なイベント)

――それは素敵な体験をされたんですね!!

そうなんです。その後イベントを勧めてくれた教授から「インターンに参加したら?したいこともないんでしょ?何か見つかるかもよ」と言ってくださり、KYOTOGRAPHIEの本部でインターンをすることになりました。

 

――急展開ですね(笑)実際インターンに参加してみてどうでしたか?

その後半年がとっても忙しかったです(笑)
業務としては色々させていただきました。例えば、写真家に会社からマネージャーがついているのですが、そのマネージャーのアシスタントをしたり会場で受付などしていました。

 

――それは忙しそうですね(笑)そこでの学びや気づきなどはありましたか?

会場にはいろんな国のフォトグラファーやお客様だけなく広報の方々もいらっしゃったので、お話ししている間に何かをPRするお仕事って楽しいかも!と思いました。

 

――なるほど。したいことが見つかったんですね!

そうなんです。たくさんの人と結びつきのある直属のマネージャーのお仕事に関わっていくうちに「こういう人になりたいな」と思いました。どういう人生を歩んでいたのか聞いたり、相談に乗ってもらったりして。マネージャーの女性としての生き方に憧れました。

 

――インターン先での多くの出会いが、山田さんの“広報”という“したいこと”を見つけさせてくれたんですね!

 

4年の6月から就活 7月中旬に内定

――インターンが終わったのが5月末ですよね?その後就活って大変じゃなかったですか?

そうなんですよ(笑) 大手はエントリーが終わっていて(笑)
大手就活サイトを見ていても『面白くなさそう~』となっていました。そんな時キャリアセンターの方に「OfferBox使えば?」と言われ、登録したのがOfferBoxを使い始めたきっかけですね。

 

――大手就活サイトとOfferBox両方使われてみて違いってありましたか?

『自分と企業がどこが合うかわからない状態で探さないといけない』というのが大きいですかね。
大手就活サイトでは企業を検索するのですが、広報の仕事に着けるかわからないですし。LGBTに関わってくれる会社や、サポートを大々的に打ち出している会社がなくて困りました。

 

――OfferBoxで内定が決まったということですが、どういうところ惹かれたのですか?

内定先は1番最初にオファーがあった会社なのですが、
その会社と自分がよく知っているLGBTのNGO団体に関係があって。
なんでLGBTを選んだのか聞いてみたかったので受けてみました。

 

――実際受けてみてどうでしたか?

1対1の説明会だったのですが、人事の方が会社のことやご自身のことを色々お話してくれました。すごく明るい方でお子さんがいて私はこうやって輝いています!と証明されているような方でした。 LGBTのことにも興味を持ってくれましたし「広報あいているよ」と言ってくださったので、その場で迷わず面接に進みました。

 

――自分のしたいことを理解してくれて応援してくれる企業にOfferBoxを通して出会われたんですね! 最後に後輩に向けて一言お願いします!

『なんでも挑戦すること』ですかね。
同じゼミの子で来年3年生の子がいて、去年の自分を見ているような子がいるんですl「就職したくない」という子や、やりたいことがある割になにも動いていない子がいるか、まずトライしてみてほしいですね。

 

――山田さんも恐れずトライをして「したいこと」を見つけられたんですよね!素敵なアドバイス、お話ありがとうございました!

今回は松山大学四年生の、松田尚也さんにお話を伺いました。いわゆる意識高い学生ではなかったという松田さん。しかし何となく始めたインターンシップを通して、大切な事に気づいたと言います。どのような学生生活を送り、どのような就活をしてきたのでしょうか?

 

暇すぎて始めたインターン

こんにちは、本日はよろしくお願い致します。

こちらこそよろしくお願いします!

 

早速ですが始めさせて頂きたいと思います。松田さんはすごく良い笑顔されていて、サークルなんかでも人気がありそうですね!

いやいや、実は僕サークルには所属してないんですよ。

 

そうなんですか!なんだか意外です。

一年の最初になぜか入らなくて、すっごく暇でした。で、暇すぎてインターンを始めたんです。最初はそんなはじまりだったので、いわゆる意識高い系ではなかったですね(笑)。

 

暇だからインターンを始める人ってあまり聞かないですね(笑)。インターン先ではどんなお仕事をされていたのですか?

僕が始めたインターンというのが、普通の企業さんのところでやるものではなくて、大学生協が募集していたもので。主に三つの仕事があって、新入生やその保護者の方々にパソコンを案内したり販売する仕事、パソコンのサポート講座の講師と運営、それから大学のパソコンの授業のサポートです。

もともとは僕もその講座を受けていて、その時に講師をしていた先輩に暇ならやってみれば?と誘って頂いてインターンを始めました。

 

パソコンだらけ私機械オンチなので教えて頂きたいです

 

僕にしかできないことをしたい

インターンを通して得たものはありましたか?

はい、インターンでの経験はすごく大きいですね。まずは一緒に何かをやる仲間ができた、という事です。企画をたてたりすることが楽しくて。それに、仲間と話しているうちに、自分の将来の事とかも自然と考える機会が増えて、将来像というものが早くから固まったように思います。

 

松田さんの将来像というのは?

自分にしかできない仕事をする、という事です。これは仲間と話している時だけではなくて、インターンを通して考えた事でもあるのですが。先ほど講師をさせて頂いている、という話をしたのですが、最初はとりあえず無難に教えられればいいや、と思っていたんです。でも続けていくうちに、あれ、これだったら僕じゃなくてもできる仕事かもって気づいてしまって。それが悔しくて、先輩にフィードバックをもらって個性を磨くようにしたんです。パソコンの講師だけど、自分にしかなれない講師になりたいって思いました。

 

それが将来の目標にも繋がったのですか?

そうですね。昔からパソコンをいじるのが好きで、プログラマーとかシステムエンジニアになりたかったんですよね。でも、よくいるシステムエンジニアにはなりたくなかったんです。抽象的にはなってしまうのですが、人間力のある技術者になりたくて。これからの時代、もっともっと人工知能は発達して、プログラミングだって機械任せでできてしまうようになるかもしれない。でも、機械はプログラミングだけしかできない。僕は僕という人間の力を使って、僕にしかできない、何者もとって変わることができない仕事をしたいんです。

 

たしかに。今どんどん人工知能が発達するなかで、それでも人間にしかできない仕事って絶対大切ですもんね。

 

好きなことを仕事にする

そんなふうに目指す将来像がはっきりしている中で、どのように就活は行ったのですか?

実はそんなに就活らしい就活をしていなくて…。インターン先に来てくださった講師の方が、Offerboxを教えてくださったので、とりあえず登録してみようかな、と思って登録して、自己紹介の欄を埋めて、そうしているうちにオファーが来たという感じでした。結構書くところが多くて大変だと思ったのですが、自分の考えとかを整理できてよかったですね。

 

一度アウトプットすることで整理できる事ってありますもんね。

はい。というか、Offerboxを使って何より良かったのが、今の内定先に出会えた事ですね。逆求人でしか採用しない…というかそもそも公開をしていないところだったので、登録していなかったら、そもそも今の内定先を知ることすらできませんでした。これは本当に、Offerboxに感謝です。

 

ご自身がとても納得できる企業さんに内定を頂けたのですね。

将来像がはっきりしている中で、ここでならその像に近づくことができる、と思いました。それにオファーを頂いた後人事の方にお会いして、直感的に憧れを抱いた事もあって、ここで働きたい、と思うようになりました。

 

松田さんのように自分の将来像とマッチする企業さんに出会えるのって幸せですね!最後になりますが、これから就活を迎える後輩たちに、何かアドバイスはありますか?

シンプルですが…好きなことをやったら良いと思います。それが、やりたい仕事を決める上でのずらせない軸になるのかな、と。
僕の場合は、パソコンをいじるのは好きだけど、それを仕事にするまでなのかが分からなかったのですが、インターンとして好きな事を続けていくうちに、本当は何がしたいのかがはっきり分かるきっかけができたんです。講師として誰かをサポートしていく中で、僕は自分がどうとかいうよりも、誰かがより生きやすくなることが嬉しいのだと気づきました。そこから、あったら誰かが便利だと思えるものを作りたい、というぶれない軸ができあがりました。だから自分が好きなことが仕事にできたのだと思います。

それからもうひとつ、就活に対してあまりネガティブにならないことです!悪い方に考えても良い事はないので。自分や仕事の悪いところを探すよりも、良いところを探したほうが得ですよ!

 

就活においてはネガティブに考えがちですよね。私も松田さんを見習って、前を向いていきたいと思います!本日はありがとうございました。

自分の将来像を、いきいきと語ってくださった松田さん。目指すべき目標があって、それを叶えられる企業を探す。就活というものの根っこにあるものに気付かされました。

こんにちはライターのとみーです。
私は、16卒として就活をしましたが、納得がいかず就職留年をして17卒として内定をもらうことができました。この時期になると、『今年は諦めて来年もう一度就活しようかな』と考えている就活生もいると思います。
私も去年悩みましたが、ネットや周囲の人の情報がなく実際どんなリスクがあるのか全然わからず困りました。なので、今回はそんな悩める就活生に向けて私の経験などから“就職浪人をすることのリスク”について紹介します。

 

そもそも就職浪人とは

就職浪人という言葉は、世間では「就職浪人」と「就職留年」の2つの言葉があります。この2つの違いは大学を卒業するかしないかです。
「就活浪人」は大学を卒業して就職活動をすること、「就職留年」は大学を卒業せずに就職活動することを指します。ちなみに私は就職留年を選択しました。
なぜ就職留年を選んだのか、そこには2つのメリットがあったからです。

 

1.学校のサポートが受けられる

大学を卒業してしまうと大学主催のキャリアイベントに参加できなくなります。面接練習のためにはキャリアセンターには有効ですし、卒業生がどこに就職したか(OB/OG)の情報もキャリアセンターが持っていると思います。卒業してしまうとそういったサポートが受けられなくなるかもしれません。

2.「学生」の特権が使える

学生の肩書は非常に便利です。就活における支出の多くを占める交通費も学割を使うことで、安く抑えることができます。さらに学生であることで他の就活生と同じように「新卒」として就活をすることもできます。

 

就職留年と言うと心配されるのが学費ですが、休学制度などを使うことで私は実質4年分の学費で済みました。皆さんも一度自分の大学の制度について調べてみてください。休学は届け出の期限があるので早めに調べておくことをおススメします。

 

就職浪人をすることによる3つのリスク

では実際に就職浪人を選ぶとどういった就職活動になるのか、そこには大きく3つのリスクがあると思われます。

 

リスクその1.就活仲間がいない

就活において一緒に戦う友だちは大切です。企業の選考情報といったリアルな就活情報を教えてもらうだけでなく、面接練習、他己分析、時には精神的な支えになってくれます。しかし2年目はそういった人はほとんどいません。後輩を頼ったり、新しく就活仲間を作ったりすることは可能ですが、1年目と同じようにはいきません。実際私も2年目は独りで就活をする時間が多く、入ってくる情報も格段に減りました。

 

リスクその2.選考に既に乗り遅れている

おそらく就活浪人を決断する時期は秋以降になると思います。そうなると18卒のスケジュールで言えば夏インターンは既に終わっています。また秋に本格的に行われる外資系企業の本選考も既に終わっている可能性が高いです。18卒は秋冬インターンが盛んになるといった話もありますが、それでも例年通り多くの企業が夏のインターンを実施していましたし、そこから内定が出されるケースもあります。インターン生が有利になる企業を受ける学生にとっては、夏のインターンに参加できていない時点で後れを取っている可能性があります。

 

リスクその3.選考が不利になる可能性がある。

これはあくまで私の経験談からの話ですが、1度受けた企業には基本的には受かりません。1年目に受けた企業も10社程度受け、ほぼESは通りました。しかし面接で熱意を伝えるために去年も受けた話をしたり、顔見知りの面接官だったりするとそこで全て落とされました。企業側も効率的に採用活動を行いたいと思っています。また能力ではなく、人柄やポテンシャルを見ている日系企業では1度不採用にした人をもう一度採用することはレアなケースだと思った方がいいです。

1年目に受けなかった企業については企業によりけりです。就職留年の話を一切しないまま最終選考まで進んだ企業もありました。1次選考などの面接時間が短い選考では聞かれることはありませんでしたが、選考が進むにつれて聞いてくる企業はあります。そこで自分の考えを伝えられるかがポイントになるので、確実に言えるのは就職浪人をした理由やそのあとの時間の過ごし方などを答えられない人にとっては圧倒的不利だということです。

 

最後に

この時期に就職浪人しようか悩んでいる人は今、本当に辛いと思います。
私も毎日のように悩んで、ESなども全然手が付きませんでした。何より私が思い悩んだことは「もう一度就活したからといってうまくいくとは限らない」ということです。その上で今回紹介したようなリスクを取って就活をもう一度することはある程度の覚悟が必要でした。今思い悩んでいる就活生はそういった面も含めて今後どうするのか一度考えてみてください。

 

今回は名古屋大学大学院の松嶋瑛奈さんにインタビューをしてきました。大学院で海洋学の研究をしていた松嶋さんに院生の就活について聞いてきました。

 

就活では研究だけではなく その取り組み方もアピール

―学生時代に頑張ったことを教えてください。

大学院では環境学研究科に所属していてそこで取り組んでいた研究です。人工衛星を使って海に住んでいる植物プランクトンの量を推定しているのですが、私が使っている衛星はまだ新しいものなので、海に住んでいる植物プランクトンの量を正確に推定できていない可能性がありました。そのため、私は東シナ海で収集した現場の植物プランクトンの量と衛星で推定した植物プランクトンの量を照らし合わせて人工衛星が植物プランクトンの量を正確に推定できているか検証するという研究していました。また昨年の12月に国際的なワークショップに参加し、アジア各国の研究者とディスカッションをしてきました。アジアの研究者の方々は、研究に対する姿勢が非常に意欲的で自国だけではなく常に世界を見て研究をしているところに感銘を受けました。

 

―へぇー!それは貴重な体験ですね!実際就職活動では研究のことをどのように話されたのですか

研究内容は相手にわかりやすいようにかみ砕いて話すように心掛けていました。社会人の先輩に聞いてもらって自分の研究が伝わるかどうかを客観的に判断してもらうようにしていました。また頑張ったことに関しては、学生の半分以上が留学生という研究室だったのでそこで留学生にもわかるようにスライドを作ったり、話し方を工夫した話やワークショップに向けて英語力を上げるために研究室の留学生たちと積極的にコミュニケーションを取ったりした話などをしました。

 

―なるほど、研究内容だけでなく、取り組み方でもアピールできるんですね!

 

 

幅広い経験がしたくてビジネスの世界へ

―理系大学院生というとそのまま研究職につくイメージなのですが、なぜ、研究ではなくビジネスの世界で働こうと思ったのですか?

私は1つのものに特化するよりは幅広く経験したいと思っていて、院に進んでから自分は研究者には向いていないなと感じるようになりました。志望したIT業界に関しても最初はIT=プログラミングをずっとしているイメージでしたが、ITの合同説明会に参加してみると全然そんなことはなく、お客様を相手にするコンサルの部分から開発してプログラミングする幅広いところに携われると分かって、自分の性格にも合っているなと感じました。

 

 

時間を有効活用したくOfferBoxをはじめる

―就職活動はどのように進めていたのですか?

就活を本格的に始めたのは解禁の1か月ちょっと前の1月末ぐらいからで、社会人の先輩と会ったときに「もう始めないとやばい」と言われて急いで始めました。その中でOfferBoxと出会い、時間を有効活用したいと思って使いはじめました。最初は何をどのように書いたらいいのか分からなかったのでOfferBoxサイト内の利用学生の声やコラムを参考にしながら書きました。

 

―OfferBoxサイト内のコラムを参考にしてくださったんですね!ありがとうございます!!実際にOfferBoxを使ってみてどうでしたか?

大手のナビサイトでは出会えない企業と出会えるのが大きかったです。OfferBoxをつかっていなければ内定先にも出会うことはなかったと思います。またオファーが送られてくる時に企業の方からプロフィールについての簡単なフィードバックを頂けるのもよかったと思います。実際にOfferBoxで作った内容をもとにESを書いたらほとんど通過しました。他にもOfferBoxの機能の1つである他己分析ツール「適性診断360度」も使いました。友だちなどからどう思われているのかが分かって短所まで教えてもらったのでよかったです。

 

―ありがとうございます。最後に就活生へメッセージをお願いします!

就活は早め早めに取り掛かった方がいいと思います。実際に始めてみて全然時間が足りませんでした。年内から始めてもっと企業のことを知っておいたらよかったなと思います。

また今は就活のツールも増えているので自分に合うものを見つけてほしいです。使えるものは何でも使ってみることが大切だと思います。私は都内で就活をすることが多かったので、就活カフェとかシェアハウスなども使っていました。特に地方から都心で就活をする人は使えるものは何でも使って人もどんどん頼った方がいいと思います。

 

―インタビューをしていても物事に真面目に取り組む努力家であると感じた松嶋さんの活躍を期待しています。本日はお忙しい中ありがとうございました。

『よし、今度面接あるから受かるためにしっかりアピールするぞ!』と就活生のみなさんは意気込んでいろいろな対策をすると思います。しかし、やり方を間違えると、その対策が逆効果になることが少なくありません。なぜ、ダメな面接対策をしてしまうのか。

それは「面接において一番大切なあること」を忘れているからです。このコラムでは面接において一番大切なことをおさえたうえで、多くの就活生が行う、しかしあまり気づいていないダメな面接対策をお伝えします。

 

<面接において一番大切なことは自然体で話すこと>

面接において一番大切なことはズバリ「自然体で話すこと」です。
なぜなら面接官は選考に受けに来てくれた学生の本心、いわゆる「素」の部分が知りたいからです。入社後は一日の約1/3の時間を会社で過ごします。作った人格が崩れるのも時間の問題で、「素」の姿で結果を出せるのか、「素」の性格が自社の方針とあっているか、また、入社後活躍してくれるかどうかを判断しようとしています。

 

しかし、多くの就活生は面接となるといつもの自分とかけ離れた「作られた自分」で臨んでしまいます。面接の場で論理的に話せるかでもなく、志望動機・学生時代の経験の内容がどれだけ優れているかでもなく、本当に面接官が知りたいのは、就活生の「素」の姿なのです。だからこそ、「自然体で話す」ことが最も大切なことです。
これを常に頭に置いた状態で面接に臨むと、NG面接対策が見えてきます。最も多くの就活生がやりがちな二つ対策をお伝えします。

 

<これやってない?典型的なダメ対策>

ダメ対策1→面接官からの質問にアピールしすぎる

面接を受けるからには全力で自分をアピールしたいところですよね。しかし、面接においてすべての質問があなたをありったけアピールすることが必ずしも良いとは限りません。「この子は、相手の意図やコミュニケーションを考えず、自分をアピールすることばかり考えているな」という悪い印象を与えてしまうことがあります。実際こういう人が過去にいました。

 

面接官:「休みの日はいつも何をしていますか?
学生:「はい!私は人と人との関わりやコミュニケーションを大切にしています。なのでそういった関わりやコミュニケーション能力を高めるため休日は私が所属しているバスケサークルのメンバーとバスケの練習に全力を注いでいます

 

どうですか?
面接官の質問に対する答えとして、適切でしょうか?
こういったケースは普通に、「はい。休日は所属しているサークルで友人とバスケを楽しんでいます。」と素直に答えましょう。そこから面接官が掘り下げてくるようなことがあったら、その際も無理やりアピールしようとせず、素直に、自分の実際の行動やその意図を素直に答えていけば問題ありません。面接で大切なことは面接官とのコミュニケーションです。面接はあなたが一方的にアピールする場ではありません。アピールするべきところとそうでないところを見極めることを意識しましょう。

 

ダメ対策2→面接マナーを気にしすぎる

就職活動を始めてから、言葉づかい、姿勢などなど面接マナーを学ぶ人も多いでしょう。しかしそれも行き過ぎると逆効果。過度なマナーは面接官に違和感を与えてしまいあなたの言葉が相手に伝わりづらくなってしまいます。
例えば、
・関西弁を無理に標準語に変えて話す
・常に両手は膝の上から動かず全く身振り手振りがない
・必要以上にうなずく
など、

 

過度なマナーはあなたから「あなたらしさ」「人間味」を奪ってしまいます。人間味が感じられないロボットのような言葉に面接官は好印象を抱くでしょうか?誤解を恐れずにいうと、マナー一つで合否が決することはめったにありません。最低限失礼のない範囲であなたらしさを表現しましょう。

 

今回挙げたものはどれも少しの意識で変えることができます。思い当たる節がある方は、明日以降の本選考から、作られた自分ではなく自然体で話せるよう取り組んでいきましょう。

今回は中央大学の矢部友紀さんのインタビューさせていただきました。サークル3つにゼミ長、アルバイトもされていたという多忙な矢部さん。その裏にはやりたいことにはチャレンジする、楽しみながら続けるという想いがあるようです。そんな矢部さんに学生生活と就活についてお伺いしてきました!

楽しみながらやりきる学生生活

――矢部さんは、どのような大学生活を過ごされていたんですか?

結構いろいろしていて。演劇サークル1つと文芸サークル、証券研究会で計3つのサークルに参加していたり、ゼミでゼミ長していたり、アルバイトしていました。朝はバイト、昼は学校、夕方はサークルの毎日でした(笑)

――サークル3つに、ゼミ長に、アルバイトも!?とても忙しそうですね(笑)どうして3つもサークルに入ろうと思われたんですか?

大学1年生のサークルを決めるときに、高校でできなかったことをしたいなと思ったんですよ。中学・高校ではハンドボールをしていたので、演劇部と文芸部。あとはやったことがなかったことをしたいなと思って証券研究会に入りました。

――すごいですね!しんどくなったりしないんですか?

基本的に体力が有り余っているので(笑) 中学の時は期間限定で駅伝部にも入ってました(笑)
あとは生まれつきポジティブに考えられる性格ですかね。“しんどい”と考えるだけじゃ現実に起こっているしんどいことって何も変わらないですよね。どうしたら前向きに考えられるのか常に考えていました。

――いろいろご経験されている中で、頑張ったな!というエピソードはありますか?

去年の6月の演劇サークルの講演で僕の配役がオカマだったんですよ。
僕自身の周囲にもそういった人がいないんですよね。現在も過去もオカマだったことがないですし、将来もなる予定はないので(笑) オカマというのがなかなか想像できなくて、監督に怒られて泣いたりしていましたね(笑)

――オカマの役というのはなかなか難しい配役ですね!どうされたんですか?

哲学の境地に立ちまして(笑)「オカマってなんだろう」と考えていました。
考え抜いた末にオカマとは女性以上に美の追求をしている人なんじゃないのかなと。
劇の関係上化粧が出来なかったので、手の動きや足の動きを試行錯誤するためにYouTube で日本舞踊を研究しました。1カ月ほどみっちり練習していたので、講演が終わってからも動きが癖になっていたんですけどね(笑)

――それは面白いですね(笑) 3つもサークルを経験してみて学んだことなどはありますか?

演劇では度胸がつきました。いかなるときも演じないといけない。でもその度胸は証券研究会で議論の時などに意見をするとき大事なんです。
3つのサークル全然違うものに見えて、面白いことに互いが繋がっているんですよね。

就活中でもしたいことは挑戦する

――毎日忙しく過ごされていたようですが、就活はいつから始められたんですか?

大学3年の4月ですね。歳が1つ上の浪人している先輩の紹介で自己分析や面談をしてもらったのがきっかけです。

――早く始められたんですね!では夏休みはインターンシップなどに行かれたのではないですか?

いえ(笑) 3年生の夏休みに1カ月アメリカのサンタバーバラに留学に行っていました。留学から帰ってきて9月半ばごろから秋のインターンシップを受け始めましたね。その頃OfferBoxにも登録しました。

――え!アメリカに!?なぜそのタイミングでアメリカに行こうと思ったんですか?

ぼんやりアメリカに行きたいなとは思っていたんですが、行こうと思ったのが2年の冬で。就活とかいろいろなスケジュールを考えると3年の夏に行くしかないなと(笑)
でもとてもいい経験になりました。向こうのスクールに通っていたんですが、帰国するときには43歳と33歳のサウジアラビア人に熱い抱擁をされました(笑)

やりたいことに挑戦することが内定にもつながる

――確かに熱い抱擁ですね(笑) OfferBoxを使い始めたきっかけは何ですか?

演劇サークルの先輩に就活苦しんでいた人がいて。その人は「私はアパレルに行く」と言っていたのに、大手プリンターメーカーに内定が決まったんです。で、その人がOfferBoxで決まったと教えてくれて。すぐに登録しました(笑)

――内定先はデータベース企業だとお伺いしていますが、最初からこの業界志望だったのですか?

最初は漠然と金融を目指していました。経済系の学生のあるあるなのですけど(笑)
最終的に銀行と今の就職先と2社から内定が出たのですが、就職先の方が働き方や社員の方々の考え方が自分と似ているなと思いました。

――なるほど。OfferBoxのプロフィールを書くときに気を付けていたポイントはありますか?

過去のエピソードを3つ書く欄があると思うのですが、最初に大きなインパクトがあることを書いて、残り2、3段落でまとめるようにしていましたね。火曜サスペンスと一緒です。最初に殺すシーンから始めることが多いじゃないですか(笑)
最初にインパクトがあるものを話すと最後まで読んでくれるかなと。

――確かにオカマの話などされると気になりますね(笑)では、最後に一言お願いします!

やりたいことを思いっきりやれ!と伝えたいですね。
就活のために何かボランティアに行ったり社会福祉活動に行くなら
自分のしたいことを思いっきりした方がいいと思いますね。僕も就活の為にと思ってアメリカにいったり、3つサークルに入っていた訳ではないですが結果的に就活では話の種として役に立ちました。
なので就活のために何かをやらなくても、自分がやりたいことに全力を尽くせるということが結果的に就活のためになるんじゃないかと思います。

――ありがとうございます!

今回は就活を楽しめたという立命館大学の小林佑太朗さん。しかし当初は就活をすることが嫌だったとのこと。そんな小林さんのお話を聞いてきました。

 

 

学校を好きになってほしいと始めたイベント活動

―学生時代、1番力を入れて取り組んだことは何ですか?

イベント活動に1番力を入れて取り組みました。団体では副代表を務めて、ハロウィンイベント、パブリックビューイングなどいろんな種類のイベントの企画を主導し、運営していきました。

 

―副代表すごいですね!1番思い出に残っているイベントは何ですか?

パブリックビューイングですね。演出全般を担当していたんですけど、音響や動画などイベントを楽しんでもらうためにめちゃくちゃ頑張りました。その期間が人生で一番寝不足でした。

 

―楽しそう(笑) なぜイベントをしようと思ったのですか?

学生みんなに学校を好きになってほしいなと思って始めました。自分が1年生のとき学校が楽しくなかったんです。高校までは部活に熱中していて充実してたんですけど、大学では部活に入りませんでした。
熱中するものがなくなると何のために生きているのかわからなくなって学校生活が嫌いになってました。ほかの学生にも自分のように学校を嫌いになってほしくないなと思って楽しいイベントをたくさんやろうと思って始めました。社会に出てからも多くの人が人生を楽しいと思えるようなことに貢献したいと思っています。

 

―人のために全力を尽くせる小林さんすごいですね!!

乗り気じゃなかった就職活動

―就職活動はいつから始めましたか?

3年生の2月から始めました。もうすぐ4年生になるタイミングですね
それまで就活したくないなーと思っていたんですけど、たまたま友達が教えてくれた企業の選考を受けてみたのが最初です。

 

就活に乗り気じゃなかったのですね。どうして乗り気じゃなかったのですか?

自分の中で就活は就活、学生生活は学生生活と明確に区切りがあると考えてた時があって。だから就活を始めるならそれに集中しなきゃって感じで考えてたから、変な気負いがあったんだと思います。それに就活は辛いっていうイメージしかその時はありませんでした。

 

―確かにエントリーシートに追われて、面接に落とされてと辛いイメージがありますね。実際就活を始めてからはどうでしたか?

始めてみると意外と楽しくなってしまいました(笑)それに就活と学生生活を区別する必要もないことに気づけました。

 

―なるほど。それに気づいたきっかけはなんだったのですか?

選考を受けに東京に行ったときに、どうしても行きたいライブが同じ日東京であったんです。なのでライブの当日券を握りしめながら選考に行きました(笑)。それで選考が終わってからライブに行ったんですけどそのとき聞いたバンドの曲が就活していた自分の心にすごく響く内容だったんです。それから就活終わるまでその曲をずっと聞きながら頑張りました。その日にその曲に出会っていなかったらもしかすると就活を乗り切れなかったかもしれないです。この経験から就活も日々の生活もつながっているんだ。就活は日々の生活と区別する必要はなくてお互いが良い影響を与えるものなんだってことに気づけました。

 

―就活はつらいものだと感じている多くの就活生には是非参考にしてほしいです!

 

 

目の前の選考に全身全霊で臨む

―就活はどういう風に進めましたか?

とりあえず興味のありそうな、面白そうなところにはとりあえず行ってみました。いろんな企業の選考を経験しているうちに自分は何がしたいのか、何に興味があるのか自然とわかってきました。

 

―OfferBoxは役に立ちましたか

 めちゃくちゃ役に立ちました!!オファーが来るたびテンション上がりました!!今の内定先もOfferBoxから決まったんですけど、オファーが来るまでは全然知らなかったのでほんとOfferBoxのおかげです!
ほかにもいくつかオファーをいただいたのですがほとんど自分に合ったところでいい感じに就活を進めることができました。

 

そういってもらえるとありがたいです!!選考対策はしましたか?

今の内定先を受けるときにはめちゃくちゃ対策しました。志望度がすごく高かったので志望動機で話したいことが絞れなくてキャリアセンターやOB訪問、企業分析をしっかりやって面接で話す志望動機をまとめていきました。

 

就活中に気を付けたことはありますか?

誰よりも気合を入れることです!!
選考の50分くらい前には会場の近くに到着して気持ちを高めていました。鳥肌が出るくらい気持ちを高めてから選考に臨むようにしました。あとはゲン担ぎを大事にするタイプなので勝負パンツやお守りをラッキーカラーの赤で統一しました。一回お守りを忘れたことがあってそのときは急いで代わりにものを買いに行きました笑

 

気合が全然違いますね!!(笑) 最後に18卒に向けてメッセージをどうぞ

自分は最初就活に乗り気じゃなかったことを後悔しています。就活は自分次第で楽しくなるので18卒のみんなには就活を怖がらず早めからどんどん動いてほしいと思います。就活はどれだけ多くの仕事を知れるかが重要だと思います。早く動くとより多くの企業に出会えるし、自分の本当にやりたいことに出会える可能性が高くなります。

あとOfferBoxは絶対使ったほうがいいって言いたいですね!

 

―ありがとうございました!

インタビューをしていて非常に話しやすく、すごく心に熱いものがある方なんだなという印象を受けました。
就活を日々の生活の延長線上だと考えられた小林さんの経験は多くの就活生の参考になると感じました。

 

今回は日本工学院専門学校の田中勇希さんにお話を伺いました。人との繋がりこそが大切だと話してくださった田中さんは、どんな就活をしてきたのでしょうか?

 

父の夢に惹かれて始めた工学の勉強

はじめまして。今日はよろしくお願い致します!

 はい、よろしくお願い致します!

 

田中さんは、工学の専門学校に通われているんですよね?もともと興味があったのですか?

んーどうだろう…。高校の頃は普通の四年制大学に行って、それからやりたい事を見つけよっかなと思っていたんです。でも父が、“やりたい事を決めてから取り組んだ方が良い”とアドバイスをくれて。
父の夢はエンジニアなる事だったみたいなんですが、それは叶わなかったんだ、という話を聞きまして、面白そうだし自分が叶えたい、と思いました。もともとパソコンとかに興味はあったんですよね。それで、どうせなら最初から専門的な事をやりたいと思って、四年制の専門大学を選びました。

 

ということは学校ではプログラミングなどを勉強されているんですか?

はい。とても実践的な勉強をしていると感じますね。実際に企業に入ってからどんな仕事をするのかとか、そういったところまで学んでいます。そんな環境にいたので、二年の初め頃には、会社についてとか自分の将来的な働き方とか考え始めてました。

 

 

人との繋がりの重要性を学んだ学生時代

学生生活では何を大切にして過ごしていましたか?

 コミュニティですね。
辛くなった時、僕は友人を頼る事が多いので。将来の事について相談できて、何でも打ち明けられる友人がいるのはとても心強いです。だから人との繋がりをとても大切にしています。

 

確かに。私は割と抱え込んでしまうほうなので、打ち明けられたらラクだろうなって思います()専門学校ではサークルとかはないんですよね?どういう繋がりがあるのですか?

高校の友達から専門学校の友達、40代半ばの人とかいろいろですね。確かに専門学校にはサークルがないので、自分から繋がりにいかないといけないんです。
社会人の座談会みたいなものに顔を出したりもしますよ。自分と全く違う業種の中に混ざるのが単純に楽しいっていうのもありますけど、プレゼン能力だとかアピール力だとかを鍛える事もできますしね。

 

一石二鳥ですね!そこでの経験が就活に役立ったりもしたのですか?

 それはすごくありますね!面接って結局は人と人の話だと思っていて。話す事に緊張しなくなるのももちろんですが、ここでこういう事を言うとウケるな、とかが分かるようになったりとか、かなり役立ちました。それから、いろいろな人と話す中で自分の事も説明しなくちゃいけなくて、自分の事を分析するようになりました。それが結果的に自己分析になったと思います。

 

 

人とは違う就活の方法を

―OfferBoxはどのように知ったのですか?早い段階からキャリアについて考えていたとおっしゃっていましたが。

 とりあえず大手の就職サイトに登録するところから始めました。それで慣れてきた頃に、新しいフィールドで挑んだ方が見識が増えるかもと思って、周りの人があまり使ってない就活サイトを使ってみようと思ったんです。そういうサイトを探すうちに、OfferBoxを見つけました。僕にとって魅力的だったのが、向こう側からオファーをしてくれる、という点です。知らない企業に出会えるという利点ももちろんですが、単純に相手方に求められる、というのが嬉しかったですね(笑)。

 

確かに社会に必要とされてるんだ、って実感しますよね。内定先の企業のどこが魅力的だと思ったのですか?

バーコードとか、指紋認証とか、認識技術を研究している会社なのですが、お話しを聞いて僕がやりたいと思っている事と一致して。やりたい事がはっきりしていて、それをできるのはなかなかラッキーな事だな、と思っています。

 

 

就活に向けての、三つのアドバイス

―田中さんはOfferBoxを通して自分のやりたい事をできる会社を見つけられて、しかもそこに就職する事ができた訳ですが、何か就活をする上でアドバイスはありますか?

はい、僕が言えるのは三つ。
一つ目は、とにかく行動は早め早めに。エントリーシートを書くとかの大きなフローもそうだし、提出物を早く出す、といった細かい部分もです。何にしろ、早く行動して損はないですからね。
二つ目は、自己分析をしっかりする事。自分はこれまで何をしてきて、これから何をしたいのかを整理しておく事が大切です。書き出して表にしたりするのがオススメです。就活の時だけじゃなくて、仕事を始めてからもぶれない軸を持てると思います。

三つ目、これが一番僕が言いたい事ですね。先ほども言ったのですが、とにかく友人とかコミュニティを大切にしろ、という事です。就活をしていると、どうしても辛い事が出てくると思うんです。そういう時に、愚痴でも反省でも誰かに吐き出せる、というのは大きいと思います。僕も専門学校だったので、普通の大学の就活と違う点があって悩む事もあったんですけど、同じ学校の友達三人と支え合いながらの就活でしたね。三人でスカイプしながら履歴書書いたりとか(笑)。

 

―なんだかちょっと楽しそうですね。

確かに、就活って辛いというイメージがあると思うんですけど、友人のおかげでそれほど辛いと思う事はなかったかもしれないです。というか辛くても乗り越えられたというか。今振り返ると、楽しくできたかなと思います。

 

―なるほど。やはり持つべきものは友ですね

まさにそうですね!スキルアップももちろん大切だと思いますが、精神面も就活では大事にした方が良いかもしれませんね。

 

―素敵なアドバイス、参考になります!では、本日は貴重なお時間をありがとうございました。何かお役に立てると幸いです。こちらこそ、ありがとうございました!
頭の中の考えを分かりやすく、かつ笑いも織り交ぜてお話ししてくださった田中さん。コミュニティを大切にしていると教えてくださっただけあって、人を惹きつけるような魅力があると感じました。田中さんの就活はとても楽しそうに聞こえました。

 

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