マブチモーター株式会社
選考から入社までの辞退が多い
500-999名
メーカー
北陸 / 甲信越
1954年
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1dayインターンシップと説明会集客によって母集団形成を行った18年卒採用。順調に見えたが、推薦で決まった企業への就職を決めた学生が次々と選考を辞退。 もっと見る
母集団が尽き始めた6月、新たな母集団を待ち続ける採用活動から自らアクションを起こせる採用活動として、OfferBoxを導入。 もっと見る
29件のオファーから1名の内定。志望する業界・職種・勤務地などがマッチした学生の採用に成功。 もっと見る
マブチモーター株式会社は千葉県松戸市に本社を置く東証一部上場企業。売上の90%が海外という、小型直流モーター世界No.1ブランドだ。18年卒は31名(うち技術職採用は17名)の内定承諾を得て、内定式を終えたところだという。
課題
導入
効果
1dayインターンシップと説明会集客によって母集団形成を行った18年卒採用。順調に見えたが、推薦で決まった企業への就職を決めた学生が次々と選考を辞退。
ー18年卒はどのような採用活動をしていましたか?
杉江さん 大きくは1dayインターンシップ経由と説明会経由の2つの選考パターンに分かれます。1dayインターンシップ経由では、参加者の中の優秀な学生に選考に進んでいただきました。この1dayインターンシップでの集客は、年内と年始に参加した就活イベントで行いました。 3月以降はこれと並行して、学内合同説明会や弊社の社内説明会で母集団形成をし、通常の選考も開始しました。
ー19年卒は1dayインターンシップ解禁で増えると言われていますが、実際に1dayインターンシップを実施されて、感触はいかがでしたか?
杉江さん とても良かったですね。19年卒は1dayインターンシップを主軸として、3月以降の説明会での母集団形成は補充のためにしていきたいと考えています。
ー1dayインターンシップはどんな内容ですか?学生から「1dayインターンに行ってみたらただの説明会だった」というような不満の声を聞くこともあるのですが。
杉江さん そういった説明会だけにならないように、技術研究所の設備を見てもらったり、ディスカッションを行ってもらったり、社員食堂で皆で食事をしてもらったり、そういったものを取り入れて普通の説明会と差別化するようにしていました。
ー1dayインターンシップはとても順調だったのですね。何か課題はありましたか?
杉江さん 後から気付いたことですが、研究室に所属している理系学生は推薦で就職先を決めてしまうことが多いようです。それまで選考を順調に進んできた学生が、「実は推薦を受けていました」と選考を辞退するケースが発生しました。 内定出しのピークは4月〜5月くらいでしたが、最終的に採用が落ち着いたのは9月中旬と、結果的に採用活動が長引いてしまいました。
母集団が尽き始めた6月、新たな母集団を待ち続ける採用活動から自らアクションを起こせる採用活動として、OfferBoxを導入。
ー18年卒が初めてのOfferBoxのご利用、初めてのダイレクトリクルーティング導入ですが、スムーズに利用を始められましたか?
杉江さん 私が就職活動をしていた時もこういったものを使ったことがありましたので、仕組み自体はすぐに理解できました。実際、私もオファーを受け取って面接まで進んだ経験もありましたので、こういう風なメッセージを送ったら学生の反応が良いだろうな、と学生の立場で考えながらオファーを送っていきました。
ーなるほど、それは学生に響くオファーをイメージしやすいですね。自分から学生を探してアプローチしていくとなると、工数を懸念される方も少なくないのですが、その点はネックにはならなかったのでしょうか?
杉江さん 当時は、3月に作った母集団がだんだん尽きて苦戦していた時期でした。ナビ媒体を使用した採用活動は企業が受け身となり、待ち続ける採用活動となってしまいますので、自分から何かできる形を探していたときに、OfferBoxさんからご案内をいただきまして。求めていたものでもあったので利用をしてみようと思いました。 こちらからアクションする以上、工数がかかってしまうのは仕方がないと考えています。
ーどのように学生を絞り込んでいきましたか?
杉江さん ターゲットレベル以上の大学で、その学生がやりたい職種が弊社にあるか?を判断軸としてオファーを送っていました。弊社が募集している技術職は「製品開発」「生産技術」「品質保証」ですが、理系の学生といえども、物理系、情報系、化学系ですと少し分野が異なります。そのため、まずは専攻と学んできたことが弊社内でどのように活用できるかを考え、次に本人が希望している職種や業界を判断材料にしていました。 それから、OffeBoxは「51日前」「6時間前」というように最終ログインからの時間が表示されています。ログインしている頻度が何十日も前の学生は積極的に活動していないことがわかるので、オファーを送りませんでした。
ー苦労したことや困ったことはありましたか?
杉江さん はじめはなかなか使いこなすことができず、オファーを送った後はそのままにしていました。今思うと、非常にもったいない使い方をしていたと思います。少し経った頃にOfferBoxの担当営業さんからもっとレスポンスを早くした方が学生の反応率がいいというアドバイスをいただいてから、コツが分かってきました。
29件のオファーから1名の内定。志望する業界・職種・勤務地などがマッチした学生の採用に成功。
ー送っていただいたオファーは総計29件、うち承認数は11件なので、承認率は38%という結果でした。内定を承諾した学生も含め、OfferBoxでどんな学生に会えましたか?
杉江さん 内定者以外にももう1人、優秀な文系の学生がいたのですが、その時には文系はほぼ採用活動を終了しており、時期的な問題で採用には至りませんでした。早期に出会えていれば採用していただろうという学生に出会えましたね。
内定者の学生は、プロフィールを見た時から是非お会いしたいと思っていた学生でした。弊社がある千葉県内のターゲット大学ですし、学科も機械系で、希望職種も志望勤務地も採用したい人材そのものでした。実際にお会いしてみて、受け答えもしっかりしていて、どうして今まで残っていたんだろう?と不思議に思ったほどです。
昨日は内定式でしたが、他の内定者とも打ち解けていてホッとしています。内定者同士でグループLINEを作っていたようですが、他の内定者に「グループLINE入った?」と聞いて回っていて。早速オーナーシップを発揮していて素晴らしいと思いました。
ーOfferBoxで素晴らしい学生に出会えたようで、とても嬉しいです!19年卒採用はどんな採用活動に挑戦したいですか?
杉江さん 19年卒は、より一層技術系採用に力を入れたいと思っています。そのため、採用活動としては、1dayインターンシップなどによる早期の母集団形成に注力し、3月以降の母集団形成は補充のために実施していく予定です。そうすることで、採用の早期化とともに、採用する学生の質も上げていきたいと考えています。また、理系女子…特に機電系の女子学生を採用できたらと考えています。
■志望業界 1)スポーツ・玩具・ゲーム機器 2)インターネット関連・ゲーム・アプリ関連 3)機械・産業用装置・電機・OA機器
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