一次面接の質問と模範解答例|評価や回答のポイントを解説

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「一次面接で何を評価されるのかよくわからない」
「話下手なので面接が不安」

といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。就活を進めるうえで避けては通れない一次面接ですが、面接に苦手意識がある人にとっては大きな関門ですよね。

面接への苦手意識を払拭するためには、評価や回答のポイントを正しく理解することが大切です。面接官の意図を理解したうえで対策をとっていけば、本番でも自信を持って質問に答えられるでしょう。

この記事では、一次面接を乗り切るためにはどのような対策が必要なのかを、面接での評価や回答のポイントから、具体的な質問例まで紹介します。

一次面接の位置付けとは?

まずは一次面接が選考の中で、どのような位置付けにあるのか把握しましょう。二次面接や最終面接を実施する目的も踏まえながら、一次面接での企業の狙いを明確にしていきましょう。

一次面接はスキルや能力を見られている比率が高い

多くの応募者の中から一定数を絞り込んでいく一次面接では、「社会人として基礎的な能力が備わっているか」が最も重要なポイントになります。具体的には、仕事上のあらゆる場面で必要となるコミュニケーション能力や、働くことに対する意欲などの能力です。

上記のような基礎的な能力を見られる比率が高い理由は、特に応募者が非常に多い一次面接では、個々の話をじっくりと聞く時間がとりづらいためです。基礎的な能力を満たす学生を一次面接で見極めたうえで、二次面接、三次面接で個々をじっくり見て選考したいという企業は多いです。

また、一次面接ではできる限り多くの学生の話を聞くために、個々にかける時間は少ない傾向にあり、志望動機や自己PRはそれほど深堀りされないケースもあります。

企業によっては個別面接ではなく、グループ面接やグループディスカッションを一次面接に取り入れているケースもありますが、いずれにしても見られているのは基本的な能力です。

そのため、一次面接では「会話のキャッチボールをしっかりする」「物事に真摯に取り組む姿勢を見せる」といった当たり前のことが重要になります。

面接では自分を売り込んでいくことももちろん大切ですが、それ以前にまずは「面接官の意図を正しく汲み取り」「結論から分かりやすく回答する」ことを心がけましょう。

二次・三次面接は価値観やカルチャーフィット重視

二次・三次面接は学生の能力に加え、性格や価値観を引き出し、自社が求めている人物像とマッチしているかを見極める場です。

一次面接では主に人事部所属の若手社員が面接官を務めるのに対し、二次・三次面接は「人を見極める」ことに長けている現場や人事の管理職が面接官を務めることが多いです。

面接を通して企業が自社との相性も確かめるのには、入社後のミスマッチを避ける狙いがあります。いくら優秀な人材であっても、企業の雰囲気と合わないと、早期退職してしまうケースもあります。それは、企業、学生の双方にとってデメリットしかなく、できるだけ避けたいものです。

企業は少しでも早期離職のリスクを減らすため、二次・三次面接で学生の価値観を引き出し、自社とカルチャーフィットするか確かめています。

カルチャーフィットが重視されるということは、アピールする側である学生としても、企業について深く理解しておく必要があります。

企業の特徴や文化、社風などを理解し、自分が魅力に感じるポイントが明確になっていれば、自然と企業の求める内容とも近しいアピールになります。

二次・三次面接に向けては一次面接のとき以上に、入念な企業研究・自己分析をして臨みましょう。

最終面接は入社意志・覚悟を問われることが多い

これまでの面接は「自社で活躍できる人材かどうか」に比重が置かれていたのに対し、最終面接では「本当に入社してくれるか」が重視されます。入社する意志の強さや入社後の活躍に対しての熱意を問われるケースがほとんどです。

最終面接まで進んだ学生は、ある程度企業の求める水準をクリアしている人材といっても過言ではありません。

しかしながら、企業が内定を出したからと言って、必ず内定承諾して入社してくれるとは限りません。「内定を出したものの多くの学生が辞退してしまった」という事態を回避するために、内定を出す前に入社意志を確認します。

そのため、能力がある程度認められた学生が残っている最終面接では、熱意や覚悟といった入社意志の強さがポイントになります。

最終面接に関しては、こちらの記事でより詳しく解説しています。

一次面接の質問で主に評価される能力

ここまで、各選考フェーズで評価されるポイントを紹介してきました。

一次面接では「社会人としての基礎力」を主に評価しているとお伝えしましたが、具体的に何が評価されるのかよくわかっていない人も多いのではないかと思います。

ここでは、一次面接で具体的にどんな能力が評価されるのか、解説します。

自己管理能力

1つ目の能力は自己管理能力です。一口に自己管理といっても以下のようなさまざまな能力があります。

  • 体調管理
  • 時間管理
  • 感情の管理
  • モチベーションの管理

これらがうまく機能すれば、長期的に活躍する土俵に立てます。例えば、毎日万全の状態で仕事に励むためには体調管理が不可欠ですし、長く会社に貢献していくにはモチベーションの管理が不可欠です。どちらが欠けてしまっても、長期的な活躍にはつながらないですよね。

そのため、一次面接においても「社会人として必要な自己管理能力が備わっているか」が重視されています。

具体例を挙げると、ガクチカや挫折経験で「困難にぶつかったが乗り越えた経験」を伝えれば、どのようにして自分を管理して困難な状況を切り抜けてきたかが分かりますよね。

その強みが入社後も発揮できると証明する必要があるため、具体的にどんな場面でどんな考えのもと、どんな行動をしたのかを伝えてください。

コミュニケーション力

2つ目の能力はコミュニケーション力です。企業は一次面接で、以下のようなコミュニケーション力が学生に備わっているか見極めています。

  • 自分の考えを相手が理解できるように表現する“言語化能力”
  • 相手の考えや感情を汲み取る“共感力”

社会で求められるコミュニケーション力とは、学生生活で役立つような、誰とでもすぐに打ち解けられる能力だけではありません。

多種多様な考えを持つ人たちの異なる意見をすり合わせ、相手の意図を正しく理解したうえで自分の意見を発信する能力こそ、社会で求められるコミュニケーション力です。

例えば、営業や会議、プレゼンテーション時には「言語化能力」、他部署や他社と連携を図りながら進める仕事では「共感力」といったように、仕事のあらゆる場面でコミュニケーション力が必要とされます。

こうしたコミュニケーション能力を備えている学生は、慣れない環境でも活躍が期待できるため、企業は一次面接で「コミュニケーション力が学生に備わっているか」を見極めているのです。

論理的思考力(ロジカルシンキング)

3つ目の能力は論理的思考力です。論理的思考力とは、さまざまな課題に対して筋道を立て、推論や結論を導き出す能力のことです。

自社内での会議やプレゼンテーションはもちろん、取引先との商談や上司に対する説明など、あらゆる場面で必要となります。ロジカルシンキングができる人材は、あらゆる業種・職種において重宝されます。

この能力を一次面接の中で示すためには、一問一答のようにただ質問に答えるのでなく、しっかりとした根拠を加えて面接官を納得させることが重要です。

例えば長所について質問された場合、「私の長所は〇〇です」だけで終わらせず、「なぜそれが長所だと思うのか」「どんな場面で発揮されたのか」を筋道を立てて説明する必要があります。

詳しく説明しようとして話が長くなりすぎないよう注意しつつ、面接での回答は「主張+根拠」の形で面接官が納得できる情報を提供することを心がけてください。

一次面接の質問例を見る前の注意点

一次面接で評価される能力が分かったところで、一次面接の質問例と回答例をご紹介しますが、当然ながら回答例をそのまま模倣するのはやめましょう。

回答を丸暗記して面接に臨むと、機械的な受け答えになりやすいうえ、面接官の意図にそぐわない回答をしてしまう可能性があります。

また、例文が300文字で書かれているからいつも300文字で答えるのではなく、あくまで面接の雰囲気を読みながら、自分で長さを調整していくことが大切です。短すぎず長すぎない回答にするため、「PREP法」を意識しながら答えましょう。

一次面接の質問例と模範回答、そのポイント

学生が持つスキルや能力を広く浅く見ていく一次面接では、一つの質問を深く掘り下げるというより、履歴書やESに記入するような一般的な質問の割合が高めです。

中でも、「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」「長所・短所」は最頻出の質問です。きちんと自分の言葉で答えられるよう入念な自己分析をおこない、万全の状態で面接に臨みましょう。以下の一次面接でよく聞かれる質問例を参考に、回答を考えてみてください。

  • 「自己紹介をしてください」
  • 「学生時代に力を入れたことはなんですか?」(ガクチカ)
  • 「自己PRをしてください。」
  • 「あなたの長所と短所はなんですか?」
  • 「志望動機はなんですか?」
  • 「最後に何か質問はありますか?」

「自己紹介をしてください」

回答例)

〇〇大学〇〇学部4年の〇〇です。

本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。

大学では建築関係のゼミに所属し、主に住宅の構造について研究してきました。このような経験や学びを御社で活かせたらと考え、応募いたしました。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。

ポイント)
自己紹介では、まずは自分の名前を伝える必要があります。出身大学や出身学部と合わせて名乗りましょう。自己紹介によって第一印象が形成されるため、できる限り笑顔でハキハキ伝えるのがポイントです。

次に、大学での経験や活動など、自分の人となりがわかるエピソードを簡潔に伝えます。企業によってはゼミ活動やサークル活動のほか、アルバイトなどについて聞かれるケースもあるので、落ち着いて答えられるように回答をまとめておきましょう。

最後に、結びの言葉として「本日はどうぞよろしくお願いいたします」という言葉で締めくくります。

自己紹介とよく似た言葉として自己PRがありますが、自己紹介では強みのアピールまでは求められていないケースが多いです。

「学生時代に力を入れたことはなんですか?」

回答例)

私は大学時代、英語学習に力を入れてきました。数ある科目の中で特に英語を頑張ろうと思ったのは、将来は海外で働いてみたいと思ったからです。

語学力向上のため特に力を入れて取り組んだのが、外国人に地元の魅力を紹介する観光ガイドのボランティアです。始めたばかりの頃はほとんど英語を話せなかったので、観光客や先輩に迷惑をかけてばかりでしたが、毎週10人以上の外国人と話すことで、複雑な場面でも対応できるまでに成長できました。

この経験を通じて身についた根気強く努力を続ける粘り強さは、ゼミでの研究や就活にも活きています。

ポイント)
ガクチカで見られている主なポイントは、物事への向き合い方です。頑張ったことの裏には、少なからず大変だったこともあるはず。そうした苦労や困難にぶつかった際、あなたがどのように向き合い、どう対処してきたのかを見極めようとしています。

ガクチカの回答は、「なぜ」「どんな」行動をとったのかを明確にすることが重要です。上記の例文では、この2点を簡潔に伝えています。

「なぜ」 →「将来は海外で働いてみたいと思ったから」
「どんな」→「外国人に地元の魅力を紹介する観光ガイドのボランティアで毎週10人以上の外国人と話す」

「私は大学時代、英語学習に力を入れてきました」だけだと、面接官はあなたの人柄や価値観が読み取れないため、それを裏付けるエピソードを詳しく伝えましょう。

「自己PRをしてください」

回答例)

私の強みは調整力です。大学時代は家庭教師として、主に中学生に対して指導をおこなってきました。

生徒の中には嫌々授業を受けている子も多く、保護者の勉強方針と生徒の考え方が対立することがよくありました。しかし、生徒の学力向上のためには、親子の協力関係が不可欠です。

そのため、意見が対立したときでも、どちらか一方を味方するのではなく、常にお互いの意見を取り入れた最適解を提示するよう心がけてきました。

社会人になれば、アルバイトのとき以上に多様な意見のぶつかり合いがあると思います。そんなときでも片方の意見をないがしろにせず、常に最適な解決策を見つけられるよう調整していきたいです。

ポイント)
自己PRでは、過去の経験やスキルをアピールします。過去の経験を淡々と伝えるだけではアピールにならないので、「どんな場面で強みを発揮したのか」「課題にどう対処したのか」を具体的に説明するのが重要です。

また、自己PRの内容から、企業はあなたが自社の求めるものに合った人材かどうか見極めてます。企業は新卒採用において優秀な人材だけではなく、自社の目的や雰囲気に合った人材を採用したいと考えているためです。

いくら魅力的な強みであっても、それが入社後に活かせないと判断されれば採用を見送られる可能性もあるため、自己PRは企業からの目線も考慮する必要があります。

「あなたの長所と短所はなんですか?」

回答例)

私の長所は、一度決めたことを最後までやり抜く粘り強さです。大学在学中に日商簿記1級合格を目指し、毎日1時間の勉強をコツコツと続けた結果、2年次に目標を達成できました。

一方で、大きな目標があると、そのことばかり考えてしまい、他のことに身が入りづらくなるところがあります。例えば、簿記の勉強のことばかり考えて大学の講義に身が入らなかったり、アルバイトで作業に集中できなかったりした経験がありました。

一つのことにとらわれて、ほかが疎かにならないよう、それぞれの活動で具体的な目標を掲げるようにしています。一度決めた目標をやり抜くのが私の長所なので、アルバイトや学業などそれぞれで目標を掲げることで、目の前のことに集中できるように心がけています。

ポイント)
面接で長所と短所を聞くのは、学生が自分自身を客観視できているか確かめるためです。自分の強みと弱みを正しく理解し、欠点があればそれを克服する姿勢があるかどうか見極めています。

特に短所を伝えるときは、「私の短所は、一つのことにとらわれて周りが見えなくなるところです」だけで終わってしまうと、欠点を改善しようとする姿勢が見えません。

これでは自分が欠点を克服して成長していける人間だとアピールできないため、短所を伝えるときは改善策も合わせて伝える必要があります。

短所を伝えたうえで、「それぞれの活動で具体的な目標を掲げるようにしています。」具体的な改善策を述べている例文のように、自分なりの工夫を伝えてください。

「志望動機はなんですか?」

回答例)

私は水害に強い街づくりに携わりたいと思い、御社を志望しました。

このような考えを持つようになったのは、大学生の頃、豪雨の影響で祖父母の家が浸水被害に遭ったことがきっかけです。

幸い祖父母の命に別状はなかったのですが、この出来事をきっかけに私の住む地域は水害の危険性が非常に高いと知り、早急な対策が必要だと感じるようになりました。

数ある建設業者の中でも、御社は河川や港湾の補強工事に強みを持っていると伺っています。入社後は研究開発職として、誰もが安心して暮らせる街づくりに貢献していきたいと思います。

ポイント)
志望動機では「なぜこの企業を選んだのか」を詳しく説明する必要があるため、企業の強みや特色を知るための企業研究が不可欠です。

企業のホームページやパンフレットからはもちろん、説明会やインターンシップ、OB訪問なども活用して、企業に関するさまざまな情報を収集しましょう。

二次面接以降は、他の業界や企業と比べて「この企業でなければならない理由」をさらに明確化する必要がありますが、一次面接であればそれほど内容を深掘りされることはありません。

まだ同業他社との差別化がしっかりとできていない人も、現時点でその企業のどこに魅力を感じているか説明できれば大丈夫です。

「最後に何か質問はありますか?」

企業によっては学生の疑問を解消するため、面接の最後に逆質問の時間を設ける場合があります。逆質問の内容に決まりはないため、企業に対して疑問に感じることを素直に聞くべきですが、以下の点には注意が必要です。

「特にありません」と答える

せっかく質問の時間を設けてもらったのに「特にありません」と答えるのは、企業に対して興味がないように見えます。何も聞かないのは避け、業界・企業研究を通じて感じた疑問を質問してみましょう。

ただ、本当に疑問や不安がすべて払拭されているのであれば、その旨を伝えましょう。

HPに掲載されていることを質問する

企業理念や従業員数など、調べればすぐにわかる情報を聞くのはNGです。深い企業研究をしていないと自ら証明することになってしまいます。

「はい」「いいえ」で終わる質問をする

「仕事は楽しいですか?」など、相手がYES or NOで答えられるような質問は話が膨らみません。「この仕事のどういった点に楽しさを感じますか?」のように、オープンクエスチョンで相手の話が膨らみやすい質問を心がけましょう。

逆質問例)

  • 「御社で活躍するには、どのような心構えが必要ですか?」
  • 「御社で結果を出している社員の共通点があれば教えてください」
  • 「〇〇様が新入社員だったときに、苦労したことはありますか?」
  • 「どんな場面でこの仕事にやりがいを感じますか?」
  • 「新入社員に求められる知識やスキルを教えてください」

その他変わった質問集

変わった質問例)

  • 「友人は何人ぐらいいますか?」
  • 「隣の人の話を聞いてどう思いましたか?」
  • 「自分を色にたとえるなら何色ですか?」
  • 「あなたを採用するメリットを教えてください」
  • 「自分を動物に例えると何だと思いますか?」

自分を動物に例えると何?に対する回答例)

自分を動物にたとえるならラクダです。

なぜなら、砂漠の厳しい乾燥に適応したラクダのように、どんな状況でも落ち着いて対処できる対応力があると自負しているからです。

こうした対応力が身についたのは、大学に入ってから始めたコールセンターのアルバイトのおかげです。日々理不尽な要望やクレームに対応していくうちに、どんな状況でも冷静に対処できる対応力が培われました。

入社後も、環境に変化があったときや緊急時でも落ち着いて行動し、貢献していきたいと思います。

「自分を動物に例えると?」の質問回答に関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。

ポイント)
面接では稀に変わった質問をされることがあります。こうした想定外の質問は、パニックで回答がしどろもどろになったり、黙り込んだりしてしまいがちです。

しかし、変わった質問で見られているのは「何と答えるか」ではなく、「どう対処するか」です。企業は回答を用意していないであろう質問をあえてぶつけることで、学生の対応力を見極めようとしています。

そのため変わった質問に答える際は、慌てずに質問の意味をきちんと理解してから答えることが大切です。急いで答えようとして意味の分からない回答をすると、かえって評価は下がってしまうので、焦らず冷静に対処するようにしましょう。

どうしても回答が思い浮かばない場合は、「少し考える時間をいただいてもよろしいですか?」などと断りを入れて時間をもらうのも一つの方法です。

そのほかにも、一次面接ではこのような質問をされるケースがあります。

【自己アピール】

  • 「1分間で自己PRをしてください」
  • 「これまでの経験や学びが、弊社において活かせると思いますか?」
  • 「過去の失敗談について教えてください」

【業界・企業理解】

  • 「なぜこの業界に興味を持ったのですか?」
  • 「弊社の事業について知っていることを教えてください」
  • 「弊社の印象を教えてください」

【入社後のイメージ】

  • 「入社後のキャリアプランを教えてください」
  • 「入社後にやりたい業務はありますか?」
  • 「10年後、あなたはどのようになっていたいですか?」

【その他】

  • 「最近気になっているニュースを教えてください」

的を得た回答のポイントは自己分析・理解の深さ

ここまで、質問例を紹介しましたが、「自己PRをしてください」とそのまま聞かれることは稀です。会話の流れの中で、変わった形式で質問されることもあります。

そのなかで質問の意図をきちんと汲み取って回答をするためには、入念な自己分析で自身への理解を深めることが重要です。

自分の経験や能力をうまく言語化するためにも、まずは自己分析で自分がどんな価値観を持っているのか、これまでどういった考えに基づいて行動してきたのかを明らかにしましょう。

本音で回答できる準備ができれば面接が簡単に

面接が苦手な人はいても、面接が得意な人はほとんどいないのではないでしょうか。一生懸命回答を考え、真面目に面接練習に励んできた人ほど、本番では「練習通りに話さないといけない」と考えすぎてうまく答えられなくなるものです。

しかし、面接で必要とされるのは「会話のキャッチボール」であり、一方的な「自分語り」ではありません。本音で回答できる準備さえできていれば、面接を怖がる必要はなく、会話のキャッチボールをすることはできます。
そこで重要になるのが「自己分析」です。自己分析で自身のことを本音で話せる状態にしておけば、たとえ緊張で準備していた回答をすべて忘れたとしても、答えに詰まることはないでしょう。

緊張でつい焦ってしまう気持ちもわかりますが、焦って答えても良い結果は生まれないため、まずは落ち着いて「面接官と会話をする」ことを意識しましょう。

自己分析を深められるツール「AnalyzeU+」

自己分析には、自己分析ツール「AnalyzeU+」を活用するのがおすすめです。AnalyzeU+は251の質問に答えることで、社会で求められる力を偏差値で測定できる適性診断テストです。

質問数は他のテストと比べると少し多めですが、診断結果が「社会人基礎力 11項目」「次世代リーダー力 14項目」の計25項とかなり詳しく出るので、自分の強みや弱みを把握するのに最適です。

もちろん「テストの結果が悪い=他の学生と比べて能力が低い」というわけではないため、あくまでも自己分析の一つの手段として気楽にチャレンジしてみてください。

AnalyzeU+で自分の強みと弱みを理解した後は、「それらを裏付けるエピソード」を探していきましょう。

AnalyzeU+について、詳しくはこちらの記事で解説しています。

【まとめ】一次面接の質問例と回答のポイント

以上、一次面接の位置付けやよく質問される内容を模範解答例を交えながら解説しました。

面接における回答のポイントは以下の3つです。

  • 自分語りではなく、面接官との会話を心がける
  • どんな質問をされても冷静に対応する
  • 画一的な回答にならないよう本音で答える

以上の3点を意識すれば、面接に対して苦手意識を持っている人でもしっかりと自分をアピールできるはずです。質問の意図をきちんと汲み取った回答をするために、自己分析を入念におこなったうえで面接に臨みましょう。