大学3年で就活何もしてないのはまずい?月別に最低限やることを解説

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友だちが就活のために動き出していることを知って「大学3年だけど何も就活を始めていない」「今からじゃ手遅れなのかな?」と、焦っている方も多いのではないでしょうか。また、「そろそろ始めなきゃ……」と思いつつも、後回しにしている方、やる気が出ない方もいるでしょう。

そこで今回は、大学3年生で就活を何もしていない人に知っておくべき、これから最低限やるべきことを月別に紹介します。

近年は就活が早期化していますが、できることから着実に進めていくことが大切です。この記事を参考にして、就活をスタートさせましょう。

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就活生の約24万人(※1)に利用されており、登録企業数は約19,242社(※2)で、大手から中小・ベンチャー企業まで幅広い企業に登録されています。
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(※1) OfferBox 2024年卒利用実績データより
(※2)当社アカウントを開設した企業数で、直近で利用していない企業含む(2024年10月時点現在)

大学3年で就活何もしてないと手遅れ?

内閣府が2021年11月に発表した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査調査結果 報告書」によると、最初に説明会に参加した時期は大学3年生の9月以前がピークで、参加のピークは3月です。

また、同調査では最初に面接を受けた時期は大学3年生の3月で、ピークは4月ということが分かっています。早い人では、3年生の9月以前から面接を受ける人もいますが、割合は全体の1割未満とかなり少ないです。最後に面接を受けたのは、4年生の6月がピークとなっています。

大学3年でまだ何も就活をしていないとしても、手遅れではありません。年々就活は早期化していて、就活準備は早い方がいいと言われていますが、極端に早すぎると学業に影響が出て、本末転倒になってしまいます。

では、具体的にいつからどのような行動をすればいいのでしょうか。次の章から詳しく説明していきます。

時期はあくまでも目安のため、該当する時期にできていないと間に合わないということではありません。それぞれ確認して、やるべきことをひとつずつ着実にこなしていきましょう。

大学3年で就活何もしてない人がやるべきこと【6月・7月・8月】

大学3年でまだ何も就活をしていないとしても、これからやるべきことを着実にこなしていけば、納得のいく企業への入社へつながるでしょう。

まずは、6・7・8月にやるべきことを紹介します。

自己分析をおこなう

就活に動き出すにあたってまずはじめにしたいことは、自己分析を行なって、自分の強み・弱みを理解することです。自己分析の内容をもとに、自己PRを考えていきます。自己分析が曖昧だと、企業に自分を十分アピールできません。

ただ、自己分析といっても何をすればいいか分からないという方も多いでしょう。そんな方は、ぜひOfferBoxを活用してみてください。OfferBoxは新卒逆求人サービスですが、登録することで適正診断ツール「AnalyzeU+(アナライズユープラス)」を無料で利用することができます。約100万人のデータをもとにした診断を行えるので、自分でも気づかなかった強みや弱みを発見できるでしょう。

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業界・企業研究を行う

気になっている業界・企業がある方も、まだ見つかっていないという方にとっても、業界・企業研究は重要です。この段階では、気になっている業界・企業があっても、幅広い業界を知って、視野を広げることをイメージしましょう。

業界や企業を早い段階で絞ってしまうと、自分に合った業界・企業を見落としてしまう可能性があります。世の中にはどんな業界・企業があって、どのような仕事があるのかを知るために、興味のある企業・業界をどんどん調べてみてください。

業界研究の目的ややり方は、こちらのページで詳しく紹介しています。

また、こちらのページでは、企業研究のやり方を解説していますので、ぜひ活用してみてください。

サマーインターンシップに参加する

3年の6月から夏のインターンシップ選考が始まり、8・9月を中心にサマーインターンシップが開催されます。

サマーインターンシップは、企業と早期接触ができ、業界・企業研究にも役立つ機会です。内定獲得を目指している企業のサマーインターンシップに参加するのはもちろんですが、興味がある業界・企業のサマーインターンシップに参加すれば、インターネットで調べただけでは分からない業界や企業のリアルが分かります。

サマーインターンシップは、選考があるものとないものがありますが、気になるものにはどんどんエントリーしてみましょう。

サマーインターンシップの開催時期や、インターンシップの種類の詳細は、こちらのページで紹介しています。

就活サービスに登録する

就活では多くの人が、さまざまな就活サービスを活用しています。就活サービスに登録して、就活に関する情報を集め始めましょう。就活サービスは、大きく分けて以下のようなものがあります。

  • ナビ型就活サイト:マイナビやリクナビなどの就活求人サイト
  • 就活エージェント:就活エージェントが就活をサポートしてくれるサービス
  • 逆求人サイト:企業から直接オファーがもらえるサイト

それぞれのサービスに異なる特徴があるため、自分に合ったサービスをいくつか選んで登録することをおすすめします。

先ほどもご紹介した逆求人サービス「OfferBox」は、プロフィールを登録しておくことで、あなたに興味を持った企業から、直接オファーを受け取ることができるサービスです。大手からベンチャーまで多くの企業が登録しており、就活が解禁する3月からオファー数がさらに増加する傾向もあります。ぜひこの機会に登録して、企業からオファーを受け取る準備をしてみてください。

就活ガイダンスに参加する

6〜8月頃に、多くの大学のキャリアセンターで就活ガイダンスや相談会が実施されます。就活ガイダンスは、履歴書・エントリーシートの作成方法、大学に届く求人情報、大学で実施される企業説明会などの情報を知ることができる貴重な機会です。

就活に必要な基礎知識を教えてくれるので、まだ何も就活をしていない方こそ参加しましょう。大学のキャリアセンターで開催の有無や日時をチェックしておいてください。

大学3年で就活何もしてない人がやるべきこと【9月・10月・11月】

次は、9・10・11月にやるべきことを紹介していきます。

この時期になると既にサマーインターンシップに参加していたり、何らかの就活を始めたりする人が増えてくるため、何もしていない人は焦りを感じるようになるかもしれません。しかし、まだまだ就活は本格化していませんから、上記の自己分析、業界・企業研究などに加えて、やるべきことを確実に抑えていきましょう。

秋・冬インターンシップに参加する

秋・冬にもインターンシップは開催されます。サマーインターンシップに参加した人もそうでない人も、秋・冬インターンシップに参加しましょう。

秋インターンシップ選考は9月頃から始まり、10月に実施されるケースが多いです。冬インターンシップの選考は12月頃に始まり、1月頃に実施されますが、早めに準備しておいて損はありません。

業界・企業研究が大きな目的となるサマーインターンシップと異なり、秋・冬インターンシップは、より本選考を意識した内容になります。職業体験を目的としたもの、早期内定を目的としたものなどがありますから、募集要項をしっかりチェックして、自分の目的に合ったインターンシップを選びましょう。

ES準備やOB・OG訪問を進める

もうすぐ始まる本選考に向けて、この時期にはエントリーシート(ES)の準備や、OB・OG訪問も始めましょう。

ESは企業にエントリー時に企業に提出する書類の一つで、自分をアピールするための書類です。ES作成準備として、自己分析や業界・企業研究の内容を踏まえて、まずは自分がアピールしたいことを洗い出しましょう。その上で、内容を整理し、一貫性があり、熱意が伝わる内容にまとめていきます。

エントリーシートの質問例や作成する上で知っておきたいポイントは、こちらのページで詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

OB・OG訪問は、気になっている業界や企業で働く先輩を訪問し、仕事の内容や業界の情報、企業の社風や雰囲気などを質問できる機会です。OB・OG訪問は必須ではありませんが、業界や企業の実態を知ることができますし、キャリアを考えるヒントや、就活のアドバイスをもらえます。

こちらのページでは、OB・OG訪問の探し方や流れ、ポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

大学3年で就活何もしてない人がやるべきこと【12月・1月・2月】

12〜2月になると、いよいよ本選考スタートが間近に迫ってきます。本選考を見据えて、本格的な準備・対策をしていきましょう。

この時期にやるべきことを紹介します。

企業説明会に参加する

3月に採用情報が解禁される直前は、多くの企業説明会や合同説明会も実施されます。

企業の担当者や先輩社員と接触したり、企業の情報を得られたりする機会です。説明会情報をこまめに調べて、積極的に参加するようにしましょう。OfferBoxでも、合同説明会を実施しています。

冬のインターンシップに参加する

夏・秋に続き、この時期には冬インターンシップになります。前述したとおり、冬インターンシップの選考は12月頃、実施は1月頃に行われることが多いです。

先ほどもお話したように、冬のインターンシップは本選考直前ということもあり、本選考を見据えたインターンシップになります。ここでいい印象を残すことができれば、早期内定獲得のチャンスもあるかもしれません。積極的に参加しましょう。

こちらのページでは、冬インターンシップの特徴や参加メリット、注意点などを分かりやすく解説しています。

グループディスカッションや面接の対策をする

企業によって本選考の内容は異なりますが、書類選考の後は、グループディスカッションや面接がおこなわれることが多いです。

本選考でしっかり業界・企業への熱意を伝え、自分をアピールするためには、本番を想定した対策が重要になります。グループディスカッションのテーマや面接の質問を想定し、自分なりの意見をまとめておきましょう。

また、友だちなどと協力しあって、実践形式で対策しておくことをおすすめします。

グループディスカッションの対策はこちらの記事もご覧ください。

Webテストの対策をする

本選考では、応募者の適性や能力を見るためにWebテストが実施されます。

Webテストを通過しないことには、面接を受けることはできませんから、しっかり対策しておくことが必要です。最低でも1冊は対策本を購入し、繰り返し解いておきましょう。

Webテストは種類がいくつかあります。志望する企業の実施するWebテストを調べ、そのテストを中心に対策するのがおすすめです。また、問題を解くときは、実際の時間を意識しながら解いて見てください。

Webテストの基礎知識や対策・受験のコツを紹介していますので、参考にして対策を始めましょう。

早期選考を受ける

本選考がスタートするのは3月ですが、企業によってはこの時期に早期選考を実施しています。早期選考を実施する傾向にあるのは、以下のような業界です。

  • 外資系金融
  • 外資系メーカー
  • 外資系コンサル
  • 外資系IT
  • 総合商社
  • テレビ業界
  • 日系金融
  • ベンチャー企業

もちろんこれ以外の業界でも早期選考を実施する企業はありますから、情報をこまめにチェックし、気になるものがあれば選考を受けましょう。まだ就活の軸がはっきりしていない場合でも、面接を経験することで、自分の軸や志望する業界・職種が見えてくるかもしれません。

大学3年で就活何もしてない人が準備するもの

就活には必要なアイテムがあります。必要になったときに直前で焦らないように、余裕を持って準備しておくことが大切です。揃えるべき就活グッズは以下のとおりです。

  • リクルートスーツ
  • ワイシャツ
  • 革靴・パンプス
  • 腕時計
  • 就活バッグ
  • 証明写真
  • スケジュール帳
  • 就活用ノート
  • 履歴書
  • 筆記用具

これ以外にもあると便利なアイテムもあります。こちらのページで必須アイテムとあると便利なアイテムを紹介しているので、参考にして揃えておきましょう。

https://offerbox.jp/columns/20068.html

今からでも間に合う!月別スケジュールを参考に準備を進めよう

大学3年でまだ就活を何も始めていないとしても、必要以上に慌てる必要はありません。大学3年の夏頃に少しずつ準備を始め、採用情報解禁の3月に向け、やるべきことを一つずつクリアにしていくことが大切です。

採用情報解禁は3月ですが、大学3年の3月に何もしていない場合は、大急ぎで準備を進めましょう。多くの学生は3年生の3月に説明会参加のピーク、3月に面接のピークを迎えています。この直前までを目安に、必要な準備をするイメージで動いていきましょう。

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