【25卒学生/企業対象】就職活動の選考過程に関する調査(2024年2月)
株式会社i-plug(OfferBox運営企業)は、2025年卒業予定学生(以下、「25卒学生」)を対象に、就職活動の選考過程に関する調査を実施しました。当記事では、調査結果をお知らせします。
目次
Q1.オンラインの就職活動についてどう思いますか?(単一回答/学生対象)
「全工程対面が良い」と回答した学生はわずか3.2%。企業との接触方法について、9割以上の25卒学生が「オンラインを取り入れた選考過程」を希望していることがわかります。このうち、オンラインと対面の両方を取り入れた「ハイブリッド形式」を希望する学生は65.1%でした。新型コロナウイルスの影響を受けオンライン化が進んだ就職活動でしたが、コロナ禍が明けた今ではオンライン化が定着しつつあるようです。
Q2.(Q1.にて「全工程(説明会〜最終面接まで)オンラインで良い」と回答した方以外に伺います。)対面で企業と会いたい理由を教えてください。(複数回答可/学生対象)
「対面の方が企業の雰囲気や社風を知ることができると感じるため」が最多の75.4%でした。次いで「対面で話す方が相手のことを理解でき、選考に望みやすいと感じるため」が53.0%。25卒学生は就職活動を進めるうえで、対面で知ることができる情報や、理解できる情報を収集したいことが推測できます。
Q3.(Q1.にて「全工程(説明会〜最終面接まで)対面が良い」と回答した方以外に伺います。)オンラインで企業と会いたい理由を教えてください。(複数回答可/学生対象)
「移動時間を削減したいため」が最多の72.0%。25卒学生は、近年取り上げられている「タイムパフォーマンス(タイパ)」を意識していることが推測されます。次いで「交通費を削減したいため」が61.1%でした。
Q4.面接のオンライン/オフライン形式の実施状況を教えてください。(単一回答/企業対象)
企業を対象に実施したアンケートでは「面接のオンライン/オフライン形式の実施状況」に関する設問は、「最終面接のみオフラインで実施」と回答した企業が最多の37.8%。上記の設問で、25卒学生も「最終面接のみ対面を希望」の回答が最多であったことから、双方のニーズが一致していることがわかります。
調査概要
【25年卒学生対象(2024年調査)】
・調査機関:株式会社i-plug
・調査期間:2024年2月1日(木)〜2024年2月3日(土)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:OfferBoxに登録している2025年卒業予定の学生
・有効回答数:1031件
【24年卒学生対象(2023年調査)】
・調査機関:株式会社i-plug
・調査期間:2023年1月25日(水)〜2023年1月31日(火)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:OfferBoxに登録している2024年卒業予定の学生
・有効回答数:1945件
【企業対象(2024年調査)】
・調査機関:株式会社i-plug
・調査期間:2024年1月24日(水)〜2024年1月29日(月)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:新卒採用を実施する企業
・有効回答数:259件
【企業対象(2023年調査)】
・調査機関:株式会社i-plug
・調査期間:2023年1月25日(水)〜2024年1月27日(金)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:新卒採用を実施する企業
・有効回答数:484件
※構成比の数値は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも 100%とならない場合があります。
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