【25卒学生/企業対象】就職活動・新卒採用の課題に関する調査(2024年2月)
株式会社i-plug(OfferBox運営企業)は、2025年卒業予定学生(以下、「25卒学生」)を対象に、就職活動・新卒採用の課題に関する調査を実施しました。当記事では、調査結果をお知らせします。
目次
Q1.就職活動において最も課題に感じている点は以下のうちどれですか?(単一回答/学生対象)
25卒学生が就職活動において最も課題に感じている点は「面接対策」が最多の31.0%でした。次いで「自分に合った企業の見つけ方」が24.1%。
Q2.就職活動を行う上で、不安に思っていること・悩んでいることがあれば教えてください。(複数回答可/学生対象)
「内定がもらえるか不安」が最多の54.2%。上位4項目が「不安」「自信がない」の回答であり、25卒学生が就職活動を進めながら、具体的な悩みではなく、精神的に感じる不安を抱く25卒学生が多いことがわかります。
また「面接での話し方がわからない、自信がない」が41.1%。上記の設問でも、就職活動で「面接対策」が最も課題に感じる点となっており、面接に関する悩みを抱えている方が多いことが推察できます。
Q3.今後の就職活動において何か追加で取り組むことを検討していますか?(複数回答可/学生対象)
今後の就職活動において、追加で取り組むことに関する設問では「自己分析や業界研究の実施・見直し」が最多の60.6%でした。春休み期間となった25卒学生が、2024年3月1日の就職活動の情報解禁日に向けて、自己理解と業界理解に取り組んでいることが推測できます。
7割以上の企業の悩みは「母集団の数」。
Q4.現在抱えている採用課題を選択してください。(複数回答可/企業対象)
企業を対象に実施したアンケートでは「現在抱えている採用課題」に関する設問は、「母集団の数についての課題」と回答した企業が最多の74.5%。近年の売り手市場の傾向が影響していると推察できます。
Q5.採用課題に対して追加で取り組むことを検討していますか?(複数回答可/企業対象)
採用課題に対して追加で取り組むことに関する設問では、「学校訪問の強化」が最多の42.1%でした。次いで「採用スケジュールの見直し」が34.0%、「採用媒体の見直し」が33.6%。採用の手段の見直しや、2024年3月1日の就職活動の情報解禁日後の選考日程などを再検討し、25卒学生の採用の本選考に取り組むことが推察されます。
調査概要
【25年卒学生対象(2024年調査)
・調査機関:株式会社i-plug
・調査期間:2024年2月1日(木)〜2024年2月3日(土)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:OfferBoxに登録している2025年卒業予定の学生
・有効回答数:1031件
【企業対象(2024年調査)】
・調査機関:株式会社i-plug
・調査期間:2024年1月24日(水)〜2024年1月29日(月)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:新卒採用を実施する企業
・有効回答数:259件
※構成比の数値は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも 100%とならない場合があります。
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