【26卒学生/企業対象】就活における保護者またはご家族との関わり方に関する調査（2024年11月）

最終更新日 2024/12/20

株式会社i-plug（OfferBox運営企業）は、2026年卒業予定学生（以下、「26卒学生」）を対象に、就活における保護者またはご家族（以下、保護者）との関わり方に関する調査を実施しました。当記事では、調査結果をお知らせします。

就職活動について、保護者に相談している26卒学生は59.8%でした。

就職活動について保護者に相談する学生に理由を伺ったところ、「就職活動の悩みを聞いて欲しいから」が最多の54.6%でした。次いで「就職活動へのアドバイスが欲しいから」が43.0%。

就職活動について保護者に相談しない学生に理由を伺ったところ、「就職先は自分で考えて決めたいから」が最多の63.0%でした。

93.3%が「いいえ」と回答しました。約6割の学生が就職活動について、保護者に相談するものの、9割以上の学生が保護者向けのコンテンツの実施を希望していないことがわかります。

保護者向けのコンテンツの実施を希望する学生に対して、どのようなタイミングで実施してほしいか伺ったところ、「選考前の会社説明会や面談のタイミング」と回答した学生が66.1%でした。会社選びのタイミングから、保護者とともに企業選定を行いたいことが推察できます。

学生の保護者向けに会社説明会などのコンテンツを用意している企業は、わずか4.2%。

企業を対象に「就活における取り組みに関するアンケート」を実施しました。企業が学生の保護者向けに行う会社説明会などのコンテンツを、就活市場では「オヤオリ」と呼ぶことがあります。このようなコンテンツを用意しているか企業に伺ったところ、95.8%が「いいえ」と回答しました。

コンテンツを用意している企業に、具体的なコンテンツ内容を伺ったところ、
・入社前に家庭訪問を実施し、不安に感じられている点を解消できるような時間を設けた。
・内定後、保護者に会社に来てもらい、職場環境を見ていただいた。
など、企業独自のコンテンツを実施していることがわかりました。

企業が学生の保護者向けに内定承諾の確認を行うことを、就活市場では「オヤカク」と呼ぶことがあります。このような「オヤカク」を実施しているか伺ったところ、「いいえ」と回答した企業が75.6%でした。

学生の保護者向けのコンテンツ（オヤオリ）を用意している企業は1割未満でしたが、内定承諾を受ける際は、学生の保護者から内定承諾（オヤカク）を求める企業は2割を超えることがわかります。

オヤカクの意味とは？背景や企業側が実施する4つのステップと注意点

【26年卒学生対象（2024年調査）】
・調査機関：株式会社i-plug
・調査期間：2024年11月26日(火)〜2024年11月29日(金)
・調査方法：インターネット調査
・調査対象：OfferBoxに登録している2026年卒業予定の学生
・有効回答数：833件

【企業対象（2024年調査）】
・調査機関：株式会社i-plug
・調査期間：2024年11月26日(火)〜2024年11月29日(金)
・調査方法：インターネット調査
・調査対象：新卒採用を実施する企業
・有効回答数：308件

※構成比の数値は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも 100％とならない場合があります。

人事ZINE（運営元：株式会社i-plug）では本記事の他にも調査リリースを公開しています。
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