【26卒学生/企業対象】希望年収額に関する調査（2024年9月）

最終更新日 2024/12/20

株式会社i-plug（OfferBox運営企業）は、2026年卒業予定学生（以下、「26卒学生」）を対象に、希望年収額に関する調査を実施しました。当記事では、調査結果をお知らせします。

約5人に1人の就活生が、日本人の平均年収を上回る「500万円」以上を初年度の年収として希望。

希望年収に関する設問は、300-399万円が最多の40.3%。また、日本人の平均年収以上とも言える「500万円以上」の年収を希望する学生が、全体で19.3%となっており、一昨年の24卒学生の8.9%から10.4ポイント増加しました。希望する年間給与額が年々高騰していることが推察できます。

参考：過去5年間の日本人の平均年収の推移

国税庁が9月に公表した2022年分の「民間給与実態統計調査」の調査結果報告によると、給与所得者の2022年における1年間の平均給与は458万円で、2年連続増加しています。

「その他条件によっては辞退しない」と回答した学生が最多の84.8%。昨年と比較して、大きな変化はありませんでした。

一方で「辞退する」と回答した学生が年々微増しており、一昨年の24卒学生と比較すると、2倍以上のポイントが増加しています。年収を重視する学生が徐々に増えていると推察できます。

「福利厚生が充実している」が最多の73.7%。次いで「業務内容」が62.2％でした。

「希望金額との差はいくらまで許容しますか？」という質問に関しては、「50万円以内」が50.8%、続いて「51万円〜100万円」が36.8%。昨年と比較して、大きな変化はありませんでした。

企業を対象に実施したアンケートでは「学生に提示している年収」に関する設問では、「300-399万円」と回答した企業が最多の56.1%でした。一方で「500万円以上」を希望する26卒学生は全体の19.3%でしたが「500万円以上」と回答した企業はわずか0.3%でした。

「変更はない」が65.2％、「増額した」が34.8%でした。日本人の平均年収が2年連続増加していることから、新卒の平均の給与額も年々増額する可能性が高いと考えられます。

【26年卒学生対象（2024年調査）】
・調査機関：株式会社i-plug
・調査期間：2024年9月6日(金)〜2024年9月9日(月)
・調査方法：インターネット調査
・調査対象：OfferBoxに登録している2026年卒業予定の学生
・有効回答数：400件

【25年卒学生対象（2023年調査）】
・調査機関：株式会社i-plug
・調査期間：2023年9月23日(土)〜2023年9月25日(月)
・調査方法：インターネット調査
・調査対象：OfferBoxに登録している2025年卒業予定の学生
・有効回答数：658件

【24年卒学生対象（2022年調査）】
・調査機関：株式会社i-plug
・調査期間：2022年10月12日(水)〜2022年10月16日(日)
・調査方法：インターネット調査
・調査対象：OfferBoxに登録している2024年卒業予定の学生（※調査当時）
・有効回答数：858件

【企業対象（2024年調査）】
・調査機関：株式会社i-plug
・調査期間：2024年9月3日(火)〜2024年9月5日(木)
・調査方法：インターネット調査
・調査対象：新卒採用を実施する企業
・有効回答数：330件

※構成比の数値は、小数点以下第２位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも 100％とならない場合があります。

人事ZINE（運営元：株式会社i-plug）では本記事の他にも調査リリースを公開しています。
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