【企業対象】採用活動におけるセクハラ防止対策に関する調査(2024年11月)

【無料ダウンロード】独自調査から分析!新卒市場動向と採用戦略マニュアルはこちら

株式会社i-plug(OfferBox運営企業)は、新卒採用を実施する企業を対象に、採用活動におけるセクハラ防止対策に関する調査を実施しました。当記事では、調査結果をお知らせします。

Q. 2024年10月、厚生労働省は就職活動中の学生に対するセクハラ防止対策を企業に義務づけるため、法改正の準備を進めていると公表しました。この公表を受けて、対策やルール作りを行っていますか。(企業対象/単一回答)

※参考 2024年10月21日:日本経済新聞「就活生へのセクハラ、企業に防止義務 面談ルールを策定」

2024年10月、厚生労働省は就職活動中の学生に対するセクハラ防止対策を企業に義務づけるため、法改正の準備を進めていると公表しました。この公表を受けて、対策やルール作りを行っていますか。(企業対象/単一回答)

「特に何もしていない」が最多の32.5%でした。「そもそも厚生労働省の公表内容を知らなかった」の14.0%を合わせると、全体の46.5%が現時点では対策やルール作りを行っていないことがわかります。

一方で、「厚生労働省の公表前から対策やルールを定めている」企業が24.4%。また、今回の厚生労働省の公表によって、対策やルール作りを検討している(11.7%)、開始した(3.2%)、または法改正が正式に行われたら開始する予定(14.3%)と回答した企業を合わせると29.2%でした。

就職活動中の学生へのセクハラを防止する法律は現在ないですが、厚生労働省が就活ハラスメント防止に取り組む企業の先進事例(※1)を掲載するなど、各企業における取り組みが求められています。学生の安心・安全と、企業の将来を守るためにも、各企業が今後取り組む必要がある問題と考えられます。そして、法改正の内容が明らかになり次第、対策やルール作りが進む企業が増えると推察できます。

※1:厚生労働省「就活ハラスメント防止対策 企業事例集」:https://www.mhlw.go.jp/content/11910000/001065368.pdf

調査概要

・調査機関:株式会社i-plug
・調査期間:2024年11月26日(火)〜2024年11月29日(金)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:新卒採用を実施する企業
・有効回答数:308件

※構成比の数値は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも 100%とならない場合があります。

人事ZINE(運営元:株式会社i-plug)では本記事の他にも調査リリースを公開しています。
他の調査レポート記事はこちらからご覧いただけます。

また、学生・企業を対象とした独自アンケート調査を踏まえ、これからの新卒採用市場の動向を分析した資料もご用意しております。
直近の市場の状況や学生の動きを踏まえ、どのような戦略で動くべきかポイントをわかりやすく解説しています。
ダウンロードして自社の採用活動にお役立てください。

2025年卒の市場を分析!これからの新卒採用戦術
2025年卒の市場を分析!これからの新卒採用戦術
2025年卒の採用市場を分析した上で、Z世代の新卒採用を成功させる上で重要な観点3つを紹介します。
資料ダウンロード

株式会社i-plug(OfferBox運営企業)

学生と企業をつなげる新卒オファー型就活サービス「OfferBox(オファーボックス)」を運営しています。本メディア「人事ZINE」運営企業。