「元は業種も職種も志望外でした」そんな学生の心を射止め、知名度との壁を乗り越えて採用できた秘訣はスカウトでした。|東上ガス株式会社インタビュー

「所在地がネックとなり、地元出身や地元大学の学生以外にアプローチできない」
「そもそも知名度がなく、ナビサイトでは学生からの応募が無い」
中小企業の採用担当者の方の中には、このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
知名度やエリアが壁となり、新卒採用に頭を悩ませていた中小企業が、ダイレクトリクルーティングサービスを導入したら採用に成功したというケースがあります。
今回、人事ZINEでは当初は業種も職種も志望外だった企業に入社を決めた若手社員(2022年新卒入社)の方にインタビューしました。就職活動当初は事務職志望だった吉原さんは、新卒ダイレクトリクルーティングサービスである「OfferBox」を通じて東上ガス株式会社と出会い、現在営業職として活躍されています。
また、採用担当者の方に、吉原さんを振り向かせることに成功したOfferBox活用術を教えていただきました。
「ダイレクトリクルーティング」や「OfferBox」について詳しく知りたいという方には、こちらの3点セットがおすすめです。最新の市場動向データと、ダイレクトリクルーティングの基礎知識、サービス紹介資料をまとめてダウンロードしていただけます。本記事とあわせてご活用ください。

目次 [表示]
元OfferBoxユーザー若手社員/ 採用担当者の方のプロフィール

吉原くるみ氏(東上ガス株式会社 お客さまサービスグループ)
OfferBoxでのスカウトをきっかけに2022年に東上ガス株式会社に入社。大学では法律学を専攻。就職活動を開始し、他社からも内定を得ていた中で、全く知らない「東上ガス株式会社」からスカウトを受ける。
採用担当者と関わっていく中で、就活生と真摯に向き合っている姿勢、新しい事に挑戦できる環境等の観点から入社を決意。就活生の身近な存在として、インターンシップ等にもサポートで従事している。
鈴木智貴氏(東上ガス株式会社 直販部/課長代理)
入社21年目。東上ガス一筋。人生の目標は、『ビジネスを通じて、大きな社会貢献をする事。』
そのために、『東上ガスを日本で1番有名なガス会社にする』ことも手段の一つとして考えている。一緒にこの大きな目標を実現してくれる仲間を探すため、3年前に採用活動に自ら志願。新入社員研修も担当し、若手育成に努める。
福岡いづみ氏(東上ガス株式会社 人事総務課/係長)
ガスというインフラ商材を扱い、長い歴史のある地元企業に貢献したいという想いから、東上ガス株式会社に入社。家庭用のみならず、法人向けの営業事務としての経験を経て、2011年から採用業務に従事。
コロナ禍による採用市場の変化に向き合いながら、これからの東上ガスグループを担う多様な人材の採用に向けてチャレンジしている。
OfferBox経由で入社した吉原さんに聞く、就活生のOfferBox活用のリアル
まずはOfferBoxを通じて東上ガス社に入社した吉原さん(2022年卒)に、就職活動時どのようにOfferBoxを利用していたのか伺いました。
就職活動について
———まずは吉原さんの就職活動について伺います。いつから就職活動を始めましたか?

吉原氏
———どのような「就活の軸」で企業選びをしていたのか教えてください。

吉原氏
小売の企業を中心に受けていました。エリアは関東圏内を希望していました。
———就職活動ではどのような媒体を使っていましたか?

吉原氏
ナビサイトで気になる企業に自分から応募しながら、OfferBoxでオファーをもらった会社とも接点を持っていました。
OfferBoxの利用について

———OfferBoxを使い始めたきっかけは?

吉原氏
———OfferBoxを利用するにはプロフィールの写真・文章の登録が必要です。吉原さんはどのようなプロフィールを記載していましたか?

吉原氏

鈴木氏

———自己PRではどんなことをアピールしていましたか?

吉原氏
スカウト型採用が実現させた、東上ガス社と吉原さんの出会い
オファーを受け取った当初は、東上ガス社は志望外だったという吉原さん。どのような経緯で志望度が上がり、最終的に内定承諾をすることができたのでしょうか?
その背景には、「吉原さんらしさ」に注目・言及したオファー文章と、1対1でのコミュニケーションの工夫がありました。
志望外の業種/職種だったがオファーを承認。「自分らしさ」に言及したオファー文面が決め手に
———吉原さんにオファーを送る際、プロフィールで特に注目した点は?

鈴木氏
快活そうな印象の吉原さんなら、きっと営業でも活躍できると思い、「笑顔が素敵でした!」と表情に言及したオファーを送りました。
———東上ガス社からオファーを受け取った時、どうでしたか?

吉原氏
元々は事務職を志望していたので、東上ガスは総合職(営業)募集だという点も、自分の希望とは異なっていました。
———そんな中オファーを承認したのはなぜですか?

吉原氏
私のプロフィールを読んでくれたことが伝わる内容だったので、自然と惹かれました。
1対1の個別面談で不安を解消。内定承諾時には既に迷いがない状態に
———オファー承諾から内定に至るまでの選考過程を教えてください。

吉原氏
———当初は、業種も職種も希望とは異なっていたとのことですが、選考過程で志望度に変化はありましたか?

吉原氏
そんな上司がいる会社に入りたいと思うようになりました。最終的な決め手は、職種や業界よりも「人」でしたね。
———鈴木さんに伺います。「事務職希望」という吉原さんに対して、営業職で採用できると思ってオファーを送ったのにはどのような要因があったのでしょうか?

鈴木氏
吉原さんの場合も、プロフィールを読んだ時に、焼肉屋でアルバイトしたり、ビールの売り子をやったりと、どう考えても事務員を目指す学生がやる経験ではないと思ったんです。会っても印象は変わらなかったので、「吉原さんは事務じゃない、営業でやっていける」と確信しました。
———内定を承諾する際、正直なところ迷いは無かったですか?

吉原氏
面接や面談の中で「あなたは事務より営業の方が向いているよ」と言ってくださって、自分に自信がついたのも大きな要因です。
採用担当者に聞く、認知度が低くても求める人材の採用に成功できた秘訣
採用担当者の方に、OfferBoxを活用した採用プロセスについて伺いました。
———どのような採用媒体を使っていましたか?

福岡氏
———採用にあたり、課題に感じていたことは何でしたか?

福岡氏
ガス会社人気の低下もあり、近年ナビサイトではなかなか応募が集まらず、母集団形成に苦戦していました。
———どのようなきっかけでダイレクトリクルーティングサービスを導入したのでしょうか?

福岡氏
これまではナビサイトで形成した母集団の中から学生を選ぶ形でしたが、スカウト型であれば、企業側から学生に直接接触しにいける「攻め」の採用ができると考えたためです。
———OfferBoxを使って良かったポイントを教えてください。

福岡氏
第一に、弊社を知らない学生や、地元以外の学生に接触できるようになったことが挙げられます。
また、OfferBoxを使い始めて、採用プロセスに現場社員が参加するようになりました。1対1での説明会や面談で、入社後先輩や上司となる社員と接するようになったので、学生にリアルを伝えられるようになりました。
OfferBoxの担当者の方が、定期的な打ち合わせで採用市場データの共有やオファー送信の目標設定などのサポートをしてくださるので安心でした。サイトも使いやすく、初めてでも直感的に操作できたのもありがたかったです。

鈴木氏
一般的な履歴書とは違って、OfferBoxでは学生が登録しているプロフィールの情報量が圧倒的に多いです。吉原さんの写真のように、「本人らしさ」が伝わる写真を見て判断できるのが良いところだと思います。
———どのような企業にはOfferBoxをおすすめできますか?

福岡氏
入社2年目、大活躍中の吉原さんの現在
さて、入社2年目となる吉原さんですが、採用担当者の方も想像以上の活躍をしてくれているそうです。現在のお仕事について伺いました。
———入社後の現在は、どのような業務をしていますか?

吉原氏

———元々事務職を志望していた頃には想像していなかった仕事のスタイルですよね。

吉原氏
———現在の吉原さんの印象や、活躍されているエピソードがあれば教えてください。

鈴木氏
———素晴らしいご活躍ぶりですね。

福岡氏
OfferBoxの自己PRの冒頭に書いてくれていた通り、持ち前の「機動力」を活かして活躍してくれています。

鈴木氏
その瞬間、「入社したら広報活動も担ってもらおう」というビジョンを持って入社してもらいました。
まさに今その通りの活躍をしてくれていますね。
———最後に、OfferBoxを使っていなければ、東上ガス社にも出会うことがなかったとのことですが、現在のお仕事について教えてください。

吉原氏
学生/企業双方の「らしさ」が伝わるオファー型採用には「OfferBox」

OfferBoxは、新卒に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。学生のプロフィールや就職活動の軸、適性検査の結果などをもとに、「会いたい学生」の情報を検索。直接オファーを送ることで、効率的にコンタクトを取ることができます。
学生は「自分らしい」写真や文章を登録しているため、東上ガス社の鈴木様がおっしゃっていたように、学生の特性を見抜いた上で、企業側から積極的にアプローチすることができます。
また、学生と個別にメッセージのやりとりを行えるため、学生一人ひとりの不安を払拭する個別面談などに自然に誘導することが可能です。
送信したオファーが開封されやすい仕組みになっているので、母集団形成しやすくなります。「学生の応募数が少ない」「知名度が低く学生から認知されていない」とお悩みの企業様には特におすすめです。
OfferBoxの資料を見る最後に、人事ZINEでは採用成功のコツを解説した資料をご用意しています。知名度やエリアに悩んでいる企業様には、こちらの3点セット(ダイレクトリクルーティング基礎解説資料、最新市場動向データ、OfferBoxサービス資料)がおすすめです。ぜひダウンロードしてご活用ください。
