【重要】システムメンテナンスのお知らせ 実施日:5/27(土)
下記日程でOfferBoxのシステムメンテナンスを行います。
つきましては、誠に勝手ながら下記の日時にサービスを停止させていただきます。
下記の時間内、OfferBoxへのログインはできません。
■停止期間:2023年5月27日(土)AM 5:00 ~ 7:00
※作業進捗により、前後する場合がございます。ご了承ください。
ご不便おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
下記日程でOfferBoxのシステムメンテナンスを行います。
つきましては、誠に勝手ながら下記の日時にサービスを停止させていただきます。
下記の時間内、OfferBoxへのログインはできません。
ご不便おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

2025年卒向けのオフラインイベント、学生同士で語り合う Meet Up! by OfferBoxを開催します!
就活中の2025年卒のと交流できる、オフラインイベント。
夏インターンシップを前に、就活だけでなく、キャリアに関するテーマなどについて語り合うイベントです!
・他大学の学生と交流したい!
・就活だけでなく、 キャリアについても考えてみたい!
・情報交換したい!
・周りの動きがわからない・・・みんなどんな感じに動いてる?
・就活だけでなく、 キャリアについても考えてみたい!
・OfferBoxの活用方法は?オファーってくるの?
・東京開催 ※開催終了
2023年 05月18日(木) 18:00 – 19:30 (最長20:00まで)
・大阪開催 ※開催終了
2023年 05月23日(火) 18:00 – 19:30(最長20:00まで)
・名古屋開催 ※開催終了
2023年 06月13日(火) 18:00 – 20:00(最長20:30まで)
・福岡開催 ※開催終了
2023年 06月22日(木) 18:00 – 20:00(最長20:30まで)
HELLO,VISITS 東京大学
東京都文京区本郷4-1-7第二近江屋ビル2F イベントスーペース
大阪府大阪府大阪市北区豊崎 3-20-9 三栄ビル 第1会議室
愛知県名古屋市中区錦2-7-7 オリマチ錦
福岡県 福岡市中央区天神3-4-13 万多礼ビル
オフラインならではの企画!
ディスカッションに役立つ情報をワーク形式で体験いただきます。
少人数のグループに分かれ、2025年卒との交流タイムです。
普段なかなか聞けない就活の悩みや疑問を解消したり、情報交換をすることができます!
※変更になる可能性があります。
・2025年卒であること
・Offer Boxユーザー以外も参加OK!
参加無料
服装自由
※リクルートスーツ禁止!カジュアルな服装でお越しください!
当日に就活の予定がある方はリクルートスーツで参加いただいても問題ありません。
①応募フォームよりご応募ください。
※フォーム入力締め切り:各開催日の1日前 17:00
※この時点で申し込み完了とはなりません。
②
▼OfferBoxに登録されている方
招待オファーをお送りします。申し込み完了までご対応ください。
▼OfferBox未登録の方
定員を確認後、ご入力いただいたメールアドレス宛に詳細をご連絡いたします。
※先着順のため、定員に達し次第キャンセル待ちの受付となります。
※名古屋・福岡開催は現時点で開催日を調整中のため、日程が決まり次第応募者の方へご連絡いたします。
新型コロナウイルス感染拡大防止に関し、厚生労働省からの指導に基づき、感染対策・予防に細心の注意を払い開催いたします。
(1)会場では可能な限りマスクの着用をお願いします。
(2)会場入口付近に消毒液を設置いたします。
(イベントの中止や一部内容変更等の詳細につきましては決定次第お知らせいたします。)
厚生労働省が発表している感染対策・予防の趣旨をご理解いただき、以下の通りご協力をお願いいたします。
(a)当日風邪のような症状や、体調が悪い場合は、ご参加をお控えください。
(b)感染予防のため、ご来場いただく際は可能な限りマスクを着用し、うがい・手洗いなどの感染対策と、咳エチケット、設置された消毒液の利用についてご協力ください。
※感染状況やその他状況によって、イベント開催の中止や一部内容変更をさせていただく可能性があります。イベント中止に関する詳細は別途お知らせいたします。
イベント内容に関する問い合わせはこちらまでご連絡ください。
イベントは終了しました

私たちOfferBoxは、学生と企業の出会いの可能性を広げ、就職活動をもっとワクワクするものにしたいと考えています。
学生の皆さんが考える理想のキャリアは千差万別。
実は皆さんが想像もしていなかったようなキャリアがあるかもしれません。
たくさんの可能性を皆さんに伝えたい。
そんな想いから、キャリア探索イベント「OfferBox Career Meeting」を開催いたします。
「OfferBox Career Meeting」は、毎回変わるテーマに基づいたキャリアを歩む社会人と学生をつなぐ、オンラインイベントです。
今回は、昨年も実施して大好評だった「理系女子のキャリア」をテーマに、企業担当者と共にパネルディスカッションや各企業との座談会をオンラインにて開催し、今後も別のテーマにて開催を予定しています。
また、参加者への特典として、参加企業からイベント終了後にオファーが届く可能性もあります。
OfferBoxへの登録はもちろんのこと、プロフィールの入力やプロフィール内容のブラッシュアップをしてみてくださいね。
※オファーの確約ではありません。
2023年5月30日(火)17:00~20:00
※5分前に開場します。
Zoomでのライブ配信です。
※カメラはオン、マイクはオフにてご参加ください。
AGC株式会社
株式会社クボタ
ソニーグループ
富士通株式会社
株式会社MIXI
2025年 卒業見込み
※定員 :150名
OfferBox登録者限定、完全招待制のイベントとなります。
「理系女子のキャリア」をテーマにした今回のイベントでは、本テーマと親和性の高い方を中心に招待オファーをお送りします。
※定員の関係上、参加条件を満たしていても招待オファーが届かない場合もあります。ご了承ください。
①参加応募フォームよりご応募ください。
※フォーム入力締め切り:2023年5月25日(木) 15:00
※この時点で申し込み完了とはなりません。
②
▼OfferBoxに登録されている方
招待オファーをお送りします。オファーを承認いただき申し込み完了までご対応ください。
詳細等はオファーアカウントよりメッセージでご連絡します。
▼OfferBox未登録の方
OfferBoxにご登録をお願いします。
招待オファーをお送りします。オファーを承認いただき申し込み完了までご対応ください。
詳細等はオファーアカウントよりメッセージでご連絡します。
※定員の関係上、参加条件を満たしていても参加いただけない場合があります。ご了承ください。
参加費:無料
服装は自由です。
一部のコンテンツのみアーカイブ配信をおこなう予定です。
第一部
各社紹介
第二部
パネルディスカッション・質疑応答
第三部
座談会
(グループに分かれ、全ての企業の話を聞くことができます)
“素材の会社AGC”ってどんな会社?
「創業から根付く挑戦の企業文化」「独自の素材・ソリューションによる社会貢献」「多様な個を尊重し成長できる環境」についてお伝えします!
時代と共に変化を続けるAGCで、これからのキャリアについて一緒に考えてみませんか?
#理系女性活躍中
#多様な働き方や女性活躍を支える制度や環境が充実
#社員と沢山お話ししましょう!
普段の説明会では伝えられない、女性技術者のクボタライフをお伝えします。
説明内での企業理解はもちろん、力強いイメージのある機械メーカーの中でどんなキャリアクリエイトができ、ライフを充実させられるのか。
皆様の想いも聞きながら、クボタ女性技術者の声を通して未来を想像してもらう時間にしていただけると幸いです!
「ソニー」=「古き良き日系大企業」だと思っていませんか?
実は私も入社するまで同じイメージを持っていたのですが、入社して良い意味で大きく裏切られました!
ソニーの魅力は多様性と何でも自分の意思で決められる自由度の高さです。
工学系の印象が強いかもしれませんが、情報系や化学系、生物・農学系など、バックグラウンドにとらわれず幅広く活躍しています。
イベント当日はソニーで活躍する女性社員が登壇しますので、キャリアや就活の相談はもちろん、是非あなたの知らないソニーを発見してください!
「自分と似たバックグラウンドの先輩は、どのように就職活動をしてきたのか、いまどのような経験をしているのか。」
CareerMeetingだからこそお伝えできる、リアルな声をお届けします。
皆さんの就職活動へのヒントや、思い描く将来のキャリアに気づきを得られる時間になれば嬉しいです。
座談会では、夏のインターンシップに向けたご案内も予定しております。
皆さんとざっくばらんにお話しできることを楽しみにしております!
MIXIをSNSとゲームの会社だと思っていませんか?
実は、4つの事業領域を持って多角的にサービスを展開しており、パーパスに「豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。」を掲げるコミュニケーションサービスの会社です。
今回は22年新卒で入社した女性エンジニアが弊社の魅力を話してくれます。
皆さんとお話しできることを楽しみにしております!
イベントは終了しました

私たちOfferBoxは、学生と企業の出会いの可能性を広げ、就職活動をもっとワクワクするものにしたいと考えています。
学生の皆さんが考える理想のキャリアは千差万別。
実は皆さんが想像もしていなかったようなキャリアがあるかもしれません。
たくさんの可能性を皆さんに伝えたい。
そんな想いから、キャリア探索イベント「OfferBox Career Meeting」を開催いたします。
「OfferBox Career Meeting」は、毎回変わるテーマに基づいたキャリアを歩む社会人と学生をつなぐ、オンラインイベントです。
今回は、「情報系のキャリア」をテーマに、企業担当者と共にパネルディスカッションや各企業との座談会をオンラインにて開催し、今後も別のテーマにて開催を予定しています。
また、参加者への特典として、参加企業からイベント終了後にオファーが届く可能性もあります。
OfferBoxへの登録はもちろんのこと、プロフィールの入力やプロフィール内容のブラッシュアップをしてみてくださいね。
※オファーの確約ではありません。
2023年5月24日(水)17:00~19:30
※5分前に開場します。
Zoomでのライブ配信です。
※カメラはオン、マイクはオフにてご参加ください。
JCOM株式会社
合同会社DMM.com
矢崎総業株式会社
2025年 卒業見込み
※定員 :150名
OfferBox登録者限定、完全招待制のイベントとなります。
「情報系学生のキャリア」をテーマにした今回のイベントでは、本テーマと親和性の高い情報系学部の方を中心に招待オファーをお送りします。
※定員の関係上、参加条件を満たしていても招待オファーが届かない場合もあります。ご了承ください。
①参加応募フォームよりご応募ください。
※フォーム入力締め切り:2023年5月19日(金) 15:00
※この時点で申し込み完了とはなりません。
②
▼OfferBoxに登録されている方
招待オファーをお送りします。オファーを承認いただき申し込み完了までご対応ください。
詳細等はオファーアカウントよりメッセージでご連絡します。
▼OfferBox未登録の方
OfferBoxにご登録をお願いします。
招待オファーをお送りします。オファーを承認いただき申し込み完了までご対応ください。
詳細等はオファーアカウントよりメッセージでご連絡します。
※定員の関係上、参加条件を満たしていても参加いただけない場合があります。ご了承ください。
参加費:無料
服装は自由です。
一部のコンテンツのみアーカイブ配信をおこなう予定です。
第一部
各社紹介
第二部
パネルディスカッション・質疑応答
第三部
座談会
(グループに分かれ、全ての企業の話を聞くことができます)
JCOMだからこそ伝えられる情報系学生のキャリアの可能性と
エンジニアという職種の幅広さや位置づけなど、
皆様の就活のヒントをご提供できればと思います!
DMMは「領域とわず、なんでもやる」をモットーに新規事業・既存事業への投資など様々な挑戦を続け、成長を続ける会社です。
「事業も技術も幅広く経験できる」それがDMMの強みです。
イベント当日はエンジニアと人事が就活やキャリアの事はもちろん、技術の事、会社の事など何でもざっくばらんにお話しさせて頂きます!
私たちのミッションは、つなぐこと。
クルマをつなぐ、くらしをつなぐ、社会をつなぐ絆となり、豊かな未来を切り拓くこと。
本イベントを通して、弊社と皆さんがつながることを楽しみにしております。
座談会を通して、たくさんお話ししましょう!
イベントは終了しました

共催:日経メディアプロモーション
5/26(金) は、特別講師として日経メディアプロモーションの方をお招きして、「業界研究 〜食品業界〜」をテーマに、日経新聞を活用した業界研究の進め方や、志望動機作成の方法を伝授いたします。
自らのキャリアを考えるにあたって業界の理解を深めることは必要不可欠!!
そこで経済情報に秀でた日経新聞を活用しての業界研究はうってつけです。
食品業界と聞くと、スーパーなどで買える食料品のメーカーなどがすぐに思い浮かぶかもしれません。
しかし、業務用品や加工などに強いメーカーもあれば、食品関連の商社やインフラなど、皆さんにはゆかりはなくとも食品業界を支えている企業も多数存在します。
そうした一般消費者の目に触れない企業の情報も含めて知っておくことでより深い業界理解に繋がります。
・早めに自分の就活の軸を見つけたい
・効率的に業界研究を深める方法を知りたい
・志望動機で差をつけたい
などの想いを持っている方はぜひご参加ください!
2023/5/26(金)18:00-20:30
※最大21:00まで延長
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
2025年 卒業見込み学生
※2025年卒向けの内容ですが、2024年卒の方でも参加可能です
【プログラム内容】
▼第一部:
内定者が実践した!
就活軸を明確にする、日経的金融業界リサーチ術
講師:日経メディアプロモーション株式会社 関西本部 ソリューションG グループチーフ 寺尾勇人 氏
▼第二部:
OfferBox流!
就活軸が見つかる企業分析の方法
講師:株式会社i-plug(OfferBox運営会社)小林大剛
▼就活お悩み質問コーナー
セミナー終了後、質疑応答の時間を設けております。
この機会に、疑問を解消しましょう!

OfferBox運営会社(株式会社i-plug) 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛
2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

日経メディアプロモーション株式会社 関西本部 ソリューションG グループチーフ:寺尾 勇人 氏
中四国・近畿エリアの大学・専門学校で年間1500人が受講する就職対策セミナー&公務員講座講師を務める。また年間2000人の大手企業~中小企業の内定者・新入社員研修を担当。
①開始時間までに、ZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②ZOOMウェビナー事前登録後、ご入力いただいたメールアドレスに参加用URLを送信します。
③お時間になりましたら以下参加用URLにアクセスしご参加ください。
※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります。
※アーカイブ配信を予定しています。
イベントは終了しました

共催:日経メディアプロモーション
5月17日(水)は、特別講師として日経メディアプロモーションの方をお招きして、「業界研究 〜金融業界〜」をテーマに、日経新聞を活用した業界研究の進め方や、志望動機作成の方法を伝授いたします。
自らのキャリアを考えるにあたって業界の理解を深めることは必要不可欠!!
そこで経済情報に秀でた日経新聞を活用しての業界研究はうってつけです。
金融業界は特に、社会情勢や経済情勢に大きく影響を受ける業界なので、そうした時事情報を知っておくことが特に重要です。
・早めに自分の就活の軸を見つけたい
・効率的に業界研究を深める方法を知りたい
・志望動機で差をつけたい
などの想いを持っている方はぜひご参加ください!
2023/5/17(水)18:00-20:30
※最大21:00まで延長
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
2025年 卒業見込み学生
※2025年卒向けの内容ですが、2024年卒の方でも参加可能です
【プログラム内容】
▼第一部:
内定者が実践した!
就活軸を明確にする、日経的金融業界リサーチ術
講師:日経メディアプロモーション株式会社 関西本部 ソリューションG グループチーフ 寺尾勇人 氏
▼第二部:
OfferBox流!
就活軸が見つかる企業分析の方法
講師:株式会社i-plug(OfferBox運営会社)小林大剛
▼就活お悩み質問コーナー
セミナー終了後、質疑応答の時間を設けております。
この機会に、疑問を解消しましょう!

OfferBox運営会社(株式会社i-plug) 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛
2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

日経メディアプロモーション株式会社 関西本部 ソリューションG グループチーフ:寺尾 勇人 氏
中四国・近畿エリアの大学・専門学校で年間1500人が受講する就職対策セミナー&公務員講座講師を務める。また年間2000人の大手企業~中小企業の内定者・新入社員研修を担当。
①開始時間までに、ZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②ZOOMウェビナー事前登録後、ご入力いただいたメールアドレスに参加用URLを送信します。
③お時間になりましたら参加用URLにアクセスしご参加ください。
※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります。
※アーカイブ配信を予定しています。
イベントは終了しました

共催:日経メディアプロモーション
5月11日(木)は、特別講師として日経メディアプロモーションの方をお招きして、「業界研究 〜IT業界〜」をテーマに、日経新聞を活用した業界研究の進め方や、志望動機作成の方法を伝授いたします。
自らのキャリアを考えるにあたって業界の理解を深めることは必要不可欠!!
そこで経済情報に秀でた日経新聞を活用しての業界研究はうってつけです。
さらにIT業界は特に変化が激しい業界なので、最新の状況をキャッチしておくことが特に重要です。
・早めに自分の就活の軸を見つけたい
・効率的に業界研究を深める方法を知りたい
・志望動機で差をつけたい
などの想いを持っている方はぜひご参加ください!
2023/5/11(木)18:00-20:30
※最大21:00まで延長
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。
2025年 卒業見込み学生
※2025年卒向けの内容ですが、2024年卒の方でも参加可能です
【プログラム内容】
▼第一部:
内定者が実践した!
就活軸を明確にする、日経的IT業界リサーチ術
講師:日経メディアプロモーション株式会社 関西本部 ソリューションG グループチーフ 寺尾勇人 氏
▼第二部:
OfferBox流!
就活軸が見つかる企業分析の方法
講師:株式会社i-plug(OfferBox運営会社)小林大剛
▼就活お悩み質問コーナー
セミナー終了後、質疑応答の時間を設けております。
この機会に、疑問を解消しましょう!

OfferBox運営会社(株式会社i-plug) 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛
2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

日経メディアプロモーション株式会社 関西本部 ソリューションG グループチーフ:寺尾 勇人 氏
中四国・近畿エリアの大学・専門学校で年間1500人が受講する就職対策セミナー&公務員講座講師を務める。また年間2000人の大手企業~中小企業の内定者・新入社員研修を担当。
①開始時間までに、ZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②ZOOMウェビナー事前登録後、ご入力いただいたメールアドレスに参加用URLを送信します。
③お時間になりましたら以下参加用URLにアクセスしご参加ください。
※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります。
※アーカイブ配信を予定しています。
イベントは終了しました
本記事では、通信業界の職種や年収、代表的な企業や今後の展望などについて解説します。通信業界に就職して活躍するために必要な情報や知識を網羅していますので、ぜひ参考にしてください。
OfferBoxは、プロフィールに登録しておくと企業から選考やインターンシップのオファーが届く新卒逆求人サービスで、就活生の約23万人(※1)に利用されています。
また、累計登録企業数は約21,280社(※2)で、大手から中小・ベンチャーまで幅広い企業に登録されています。
完全無料で利用できるため、ぜひ活用ください。

(※1) OfferBox 2026年卒利用実績データより
(※2)当社アカウントを開設した累計企業数で、直近で利用していない企業含む(2025年8月時点)
通信業界は、さらに細かな業種に分けられ、電波や回線を提供する「電気通信業」や電波を使って情報提供をおこなう「放送業」「放送番組制作業」、インターネットを介した情報やサービスを提供する「インターネット付随サービス業」のほか、「情報サービス業」「映像・音声・文字情報制作業」があります。
また、通信業が扱う「通信」は、自宅やオフィスなど決まった場所でインターネット接続を提供する「固定通信」と、4Gや5Gなどのように移動中のインターネット接続を提供する「移動体通信」に分けられます。
次の章からは、通信業の通信の種類による分類について、事業内容や代表的な企業を紹介していきます。
固定電気通信業は、情報通信業に含まれる「通信業」の分類の1つです。都道府県内の地域において、固定通信をおこなうための手段の設置や運用をおこなう企業などを指します。代表的な企業としては、NTTが挙げられます。
移動電気通信業は、固定電気通信業と同じ通信業の1つで、主として移動通信をおこなうための手段の設置や運用を担います。移動中にインターネット接続が可能な、携帯電話やPHSを扱う企業が中心です。
代表企業としては、3大キャリアと呼ばれる移動体通信事業者(MNO)のNTTドコモとau、ソフトバンクの他、楽天モバイル株式会社やサムスン電子ジャパン株式会社、近年人気の格安SIM「日本通信SIM」を扱う日本通信株式会社などが挙げられます。
電気通信に附帯するサービス業は、上記2つに分類されない電気通信に附帯するサービスを提供する企業や事業所を指します。大手電気通信企業から業務を委託された企業や、空・陸の無線局の設備運営や管理を中心に担っています。
代表的な企業は、空港無線を扱う日本空港無線サービス株式会社や移動無線センターなどです。
通信業の全体像を掴んだところで、通信業界の代表的な職種を見ていきましょう。それぞれの仕事内容や役割について、「事務系総合職」と「技術系総合職」に分けて紹介しますので、希望する職種に就くために参考にしてください。
まずは、通信業界の事務系総合職である「営業」「企画」「カスタマーサポート」「バックオフィス」の4つの職種について解説します。
営業は、一般ユーザー向け(toC)と法人向け(toB)とで業務内容が大きく異なります。toCでは、携帯ショップや家電量販店での接客・販売業務や、販売企画、スタッフへの指導、店舗管理業務が中心です。
toBでの営業業務は、モバイルサービスやクラウドサービスなどの提案や販売を通して、クライアント企業の事業成長や売上向上をサポートします。オフィス移転等に伴うネットワーク回線の販売や、工事の手配などをおこなう場合もあります。
企画職種は多くの場合、総合職というポジションで「企画・マーケティング職」として募集しています。企画の業務内容は、簡単に言うと顧客ニーズに合ったサービスや商品の企画、自社サービスのブランディング戦略立案などです。
通信業界のトレンドや最先端技術を踏まえた上で、各商品やサービスの方向性を決定し、ブランディングにつなげるのが企画マーケティング職の主な役割です。最近は、AIやIoT、5Gサービスに関わる企画や業務フローの構築、ベンダー交渉などを担う場合もあります。
カスタマーサポートは、自社商品やサービスの導入や利用を支援するカスタマーセンター業務を中心に担う職種です。サポート支援とカスタマーサポート、カスタマーサクセスなどを含む総合職ポジションとして募集しているケースもあります。
個人または企業からの問い合わせを受けるコールセンターに配属され、電話やオンラインチャットなど複数のチャネルで顧客サポートをおこないます。また、チャットボットやAIシステムの導入を通して、業務効率化を推進する企画に携われる可能性もあります。
バックオフィスは、総務、経理、財務、人事、労務などの総称で、管理部門やコーポレート職、スタッフ職などと呼ばれます。社内のあらゆる部署と関わることができ、社内でバックアップできる職種として人気です。
財務や法務といった専門知識や経験を要する職種は、有効な資格の取得など専門性をアピールできれば採用される可能性もありますが、営業などに比べると新卒未経験の採用数はさほど多くないでしょう。中には、職種別に新卒求人を募集している大手企業もあります。
通信業界の技術系総合職には、多くの職種があります。ここでは、「ネットワークエンジニア」「システムエンジニア」「研究開発職」を取り上げます。ほかにもアプリケーションエンジニアやITエンジニアなど多彩なエンジニアの募集があるので、求人を探す際にチェックしてみましょう。
ネットワークエンジニアとは、ネットワークの企画設計、開発、監視、保全などを担当する職種です。生活に不可欠な情報通信環境を支えることを目的とし、安定したネットワークの構築やネットワーク戦略の策定などを担います。
所属企業や扱うサービスによって、具体的な業務内容は異なりますが、モバイルサービス向けネットワークの企画から保守運用までを担当するポジションや、クラウドアプリ企画開発といった仕事内容での募集もあります。
システムエンジニアは、各種システムの企画設計や開発、保守、運用などを担当する職種です。クライアントの課題や要望を的確に捉え、最適なシステムを実現するために、技術面からアプローチするポジションです。
営業やプログラマーなど社内のさまざまな部門と連携しながら、予算と納期の中でシステムを完成させるためにチーム全体をサポートします。場合によっては、営業の補佐として顧客への提案に付き添い、技術面での専門的な説明をおこなうこともあります。
研究開発職は、最新通信技術を中心に、システムやテクノロジーの研究や開発をおこなう職種です。近年注目されているAIやディープラーニングをはじめ、5GやIoT、ロボット技術など、世界的にも最先端な技術を扱う機会も増えています。
ビッグデータの分析や分析基盤の研究から5Gや6Gといったネットワークの標準化に向けた開発、医療や金融、スマートシティ構想など関わる業務は多岐に渡ります。
2022年3月発表の総務省による「2021年情報通信業基本調査(2020年度実績)」によると、情報通信業に係る企業数は5,987社でした。情報通信業に係る2020年度の売上高は、53兆4,498億円で、2019年度の51兆6,459億円に比べて+3.5%という結果が出ています。2019年度の数値は前年度比+1.2%%であり、近年は増加傾向にあります。
2020年度の売上高のうち、電気通信業(固定電気通信業と移動電気通信業の合計)が売上高18兆4,727億円とトップで、続くソフトウェア業と情報処理・提供サービス業の上位3業種が、通信情報業全体の79.4%を占めています。
「モノのインターネット」と呼ばれるIoT(Internet of Things)や5Gは、今後幅広いシーンで普及と活用が進んでいくと見込まれています。両者はすでに導入や活用がスタートしており、私たちの生活に必要不可欠となっています。例えば、エアコンや玄関の施錠などの家電をスマホアプリで制御する、といった組み合わせです。
IoTは通信業界の大きなビジネスチャンスと認識されていますが、同時により大容量かつ高速で安定的な通信環境の確保や、プライバシーを保護するセキュリティ対策といった課題をどう解決していくかに注目が集まっています。
1人1台スマホが当たり前の時代となり、IoTやリモートワークの浸透などの背景もあり、セキュリティ対策の重要性も高まっています。ネットワーク接続がより身近になった現在、サイバー攻撃やマルウェア感染などのリスクが国内だけでなく世界的な脅威となっており、早急な対策が必要です。
実際に、システムの誤作動や緊急停止、情報漏えいといった被害に遭った企業がニュースになる日も少なくありません。個人においてもトラブルに遭うリスクは変わらず、セキュリティ対策をどう強化していくかは、通信業界の重要な課題の1つです。
日本国内における通信環境には地域差があり、特に移動体通信はエリアごとにばらつきが見られます。5Gサービスも開始されたとはいえ、現在は都市部のみが対象です。
5G用の基地局を徐々に整備していく計画が進められているものの、現在すでに圏外となりやすい地域を含めて、早急に解消できるかという点は社会的にも大きな課題となっています。
通信業界では、大規模なプロジェクトや事業に関われるチャンスが多く、高い安定性が見込めることから就職先として検討する人もいるでしょう。ここでは、通信業界に向いている人の特徴を紹介します。自分が通信業界に向いているかどうか考える際に参考にしてください。
通信業界は、通信という社会に欠かせないインフラを支える分野であり、社会貢献意欲の強い人材が求められます。例えばNTTでは、求める人物像として「「自分がこの地域を支えるんだ」という強い想いを持つ人」という理念を打ち出しています。
責任感を持って最後までプロジェクトをやり遂げられる人や、社会の役に立つために頑張りたいという想いを持つ人が向いているといえるでしょう。
通信業界は、日々進歩し続ける技術を扱う業界です。職種問わず、最新情報や最先端テクノロジーに常にアンテナを張り、キャッチアップする必要があります。
そのため、専門技術や知識に興味を持ち情報収集できることや、好奇心を持って学び続けられる人にも向いています。トレンドや知識に敏感になると同時に、異なる職種や業界の人に対してわかりやすく説明できるスキルや資料作成能力があると役立つでしょう。
さまざまな職種がある通信業界ですが、どのポジションもチームやプロジェクト単位で取り組むため、チームで仕事できることも重要です。通信業界は、無形商材かつ複雑な商材を扱うことが多く、販売価格も高額な傾向があります。
プロジェクト規模が大きくなると関わる人数も多くなるため、基本的にはチームで協力して進めることが必須です。そのため、個人で黙々と仕事したいという人には向かない可能性があります。
通信業界への志望動機を考える際には、他業種と同じように自己分析で強みや価値観を言語化することが大切です。業界の中でもなぜその企業やブランドで働きたいのか、惹かれている魅力や自分が貢献できること、やってみたいことなどを自分の言葉で説明する必要があります。
志望動機を作成するうえでの要点や文章例については、下記記事で解説していますので参考にしましょう。
「就活面接の志望動機の答え方|例文でポイントを解説」
就職活動における自己分析には、適性診断を活用しましょう。適性診断ツール「AnalyzeU+」は、就職後に活かせる強みを見出したり、弱みに対するアドバイスを無料で読めるので、ぜひお役立てください。
通信業界に特化した志望動機のポイントとしては、先述の「業界に向いている特性」を持ちあわせていることをアピールできると効果的です。例えば、チームでの仕事に関して、サークルや部活でチームワークを発揮できた、リーダーとして組織をまとめて結果へと導いた、といったエピソードがあると説得力が増します。
「5G」とは、「5th Generation」の略で、日本語で「第5世代移動通信システム」を意味します。「高速大容量」「高信頼・低遅延通信」「多数同時接続」の3つの特徴があり、一代前の4Gと比較すると、通信速度は約20倍、遅延度は約10分の1、同時接続数は約10倍、と大幅に性能がアップしています。
高画質・高解像度の4Kや8Kによる動画配信も可能なスペックです。家電や身の回りのものをインターネット接続で利用、管理する「IoT」にも大きく貢献すると期待されています。すでにスマホなどのデバイスや一部のインターネット通信サービスでは5Gの提供がスタートしており、現在の4Gのように浸透する日も近いでしょう。
前述の5Gの普及に伴い、地域や産業のニーズに応じた自営5Gネットワーク「ローカル5G」にも注目が集まっています。5Gが抱えるインフラ設備の整備や通信距離といった課題を解消するために、ローカル5Gを用いて、自社ビルや敷地内に5Gネットワークを構築、運用することで、エリア内のネットワークを確立させようとする動きが促進されています。
ローカル5Gでは、用途に応じたネットワークを柔軟に構築できる上、携帯通信の展開が遅れている地域にも先行導入が可能なため、地域による通信格差の縮小にも役立ちます。
「MVNO」とは、「Mobile Virtual Network Operator」の略です。日本語では「仮想移動体通信事業者」と呼ばれ、自社では通信網を持たず、保有する携帯電話事業者などの移動体通信事業者から借りることで、自社ブランドとして移動体通信サービスをおこなう事業者を指します。
携帯電話やPHSなどの物理的な移動体回線網を他社から借りるか再販を受けられるため、基地局の運用費用や保守メンテナンスといったコストを削減でき、サービスを割安で提供できる点が特徴です。
前述のMVNO事業者が提供している、低価格の通信契約プランのことを「格安SIM」と呼びます。名前の通り、格安料金で利用できる点が特徴です。
サービス提供会社では幅広い料金プランが用意されており、スマホの利用スタイルにあわせて最適なコースを選択できるため、費用を節約しやすい傾向があります。月額定額500円程度のものから、容量を使い切りで購入し、不足分は好きなタイミングで買い足せるものなど、使い方も多様化しています。
「BYOD(ビーワイオーディー)」とは、「Bring your own device」の略で、日本語に訳すと「自分の機器を持ち込む」ことを指します。個人の私物のパソコンやスマホを、業務に利用する形態です。
利用者にとっては、使い慣れたデバイスを業務に使え、企業側は業務用のデバイスを購入するコストを削減できるといったメリットがあります。一方で、機密情報の流出やウイルス感染といったリスクを回避するために、セキュリティ対策を徹底する必要があります。
「量子暗号通信」とは、量子力学を用いて、暗号を解くために必要な鍵を光子に組み込んで送信し、データ通信の安全性を確保する技術です。量子暗号は、鍵情報を載せた光子を守る伝達手法(量子鍵配送)により、事前に暗号鍵を共有し「ワンタイムパッド」方式で通信を暗号化します。
量子暗号によって、量子鍵配送が光子の量子力学的な性質で鍵を守れるため、解読される心配なく超長期的に情報を保護できるとしています。国内でもすでに研究開発が進んでおり、今後は国家レベルの重要な基幹システムなどにも適用が期待されています。
「光電融合技術」とは、コンピュータの半導体などに使われる電子回路と、光通信を融合した技術です。集積化が進んでいるチップの配線に光通信技術を導入することで、低電力化や高速化、小型化といった効果が見込まれています。
5GやAI、IoTといった技術の浸透とともに、大量のデータを高速かつ効率的に処理できる技術の必要性が高まっており、光電融合技術の活躍は多岐にわたると期待されています。
「空飛ぶ通信基地局」とは、無人の航空機を飛ばして上空で電波を送受信できる通信基地局のことです。従来の光回線が敷かれていない山間部や、離島といったエリアでも通信が可能な基地局を設置することも含まれます。
通信エリアの拡大だけでなく、災害時など携帯電話の基地局が使えない状況に代用できる点などが特徴です。大手通信業者ではすでに開発を本格スタートしています。
通信業界に関するよくある質問と回答を紹介します。就職活動にも役立つ知識や情報を網羅していますので、ぜひ参考にしてください。
通信業界の2023年1月時点での売上高ランキングトップは、NTTです。3大キャリアと呼ばれる大手移動体通信事業者がランキングのトップ3を占めていますが、固定電話回線サービスも提供しているNTTは、第2位のソフトバンクの約2倍もの売上を誇ります。
第4位と第5位には、国内大手テレビ局がランクインしています。
| 順位 | 企業名 | 売上高 |
|---|---|---|
| 1位 | NTT(日本電信電話株式会社) | 12兆1,564億円 |
| 2位 | ソフトバンクグループ | 6兆2,215億円 |
| 3位 | KDDI | 5兆4,467億円 |
| 4位 | フジ・メディア・ホールディングス | 5,250億円 |
| 5位 | 日本テレビホールディングス | 4,063億円 |
※売上を公開している上場企業のランキング、2023年1月時点で最新の有価証券報告書の情報を元に作成
情報通信業全体の平均年収は、厚労省の令和3年賃金構造基本統計調査によると373.5万円ですが、企業や職種によって差があります。企業別の平均年収を調べてみると、平均年収が600万円以上の企業も少なくありません。
例えば、KDDIの平均年収は691万円ですが、エンジニア職だけを見ると300万円〜1,300万円と幅があります。また、企画では平均年収が824万円と高額な傾向があります。
京セラでは、全体の平均年収は608万円ですが、営業職は300万円〜2,000万円までと大きく差が開いており、1,000万円以上の年収も狙える可能性があります。
このように、勤務先企業や職種によっては通信業界平均年収よりも高い年収額が期待できます。
各職種の年収参考:求人ボックス
通信業界は、将来的な安定性や規模の大きな事業に関わられるなど魅力が多く、就職を目指す人が多い人気の業界です。5GやAI技術など最先端技術も進化成長の余地があり、今後さらなる発展が期待されています。
通信業界でも大手企業は特に人気があり、競争が激しい傾向があります。そのため、自分の強みや希望はもちろん、社会貢献への意気込みや常に学び続ける姿勢、チームでの業務といった通信業界での活躍を見越した志望動機を作成し、効果的にアピールすることが重要です。
今回紹介した専門用語や業界の展望などの情報を参考にして、希望の企業や職種での内定を目指しましょう。

「食品業界の将来性を知っておきたい」
「ビジネスモデルがよく分からない」
食品業界に興味をもって業界研究を進めている学生のなかには、このような悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。
私たちの生活と密接な関係をもつ食品業界ですが、多くの企業が関わる業界なだけに、全体像を把握するのは大変ですよね。イメージしやすい食品メーカーや小売業のほかに、どんな分野があるのか分からない人も多いはずです。
この記事では、食品業界の仕組みから最新の動向、将来性まで詳しく解説していきます。主な職種と向いている人の特徴も紹介するので、食品業界に興味がある人はぜひ参考にしてください。
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食品業界は、加工食品や調味料、清涼飲料水、アルコールなどを製造し、消費者に販売する業界です。人間が生きるために必要不可欠な「食」を提供することで、人々の生活を支えています。
食品にはさまざまな種類があることから、活躍する企業の幅も広いのが食品業界の特徴です。調味料や、アルコールの製造販売を強みにしているメーカーなど、同じ食品業界でも企業によって得意分野は異なります。
メディアで目にする機会の多い食品メーカーと、スーパーや飲食店で食品を提供する小売業以外にも、食品業界で活躍する分野があります。業界の全体像を把握するため、まずは消費者のもとに製品が届けられるまでの流れを確認しましょう。
食品業界におけるビジネスモデルを川にたとえると、川上に位置するのが第一次産業です。第一次産業は農業や漁業などによって、製品のもとになる原料を生み出したり、自然環境から調達したりする役割を担っています。
例えば漁業であれば、海や河川から魚介類を調達することや人工的に増やす養殖が主な仕事内容です。経済の発展によって第二次産業・第三次産業が著しい成長を遂げていますが、それらを支える第一次産業も変わらず重要な役割を担っています。
食品メーカーはビジネスモデルの川中に位置する分野です。第一次産業で調達された原料を消費者が利用しやすい形に加工し、小売業を通じて販売しています。
ビジネスモデルの中心的役割を担う分野であるため、大企業から規模の小さな企業まで幅広く存在するのが食品メーカーの特徴です。誰もが一度は聞いたことのある大企業や、隠れ優良企業など、自分の求める基準に合った企業を見つけやすい分野といえます。
小売業はビジネスモデルの川下に位置する分野です。スーパーやコンビニ、飲食店などにおいて、実際に商品を消費者に販売する役割を担っています。
消費者と関わる機会が少ない第一次産業と食品メーカーに対し、業務のほとんどで直接消費者と関わることになるのが小売業の特徴です。食品に関する幅広い知識を現場レベルで活かしたい人や、社会への貢献を実感したい人に最適な環境といえるでしょう。
商社はビジネスモデルの川上に位置する分野です。第一次産業と食品メーカーの間、もしくは食品メーカーと小売業の間に入り、それぞれを繋ぐ橋渡し役を果たしています。
例えば食品メーカーと小売業の間に入る場合は、メーカーから飲食料を仕入れて小売業に卸すのが役目です。食品メーカーと違って、自社で原料を加工したり飲食料を生産したりすることはなく、取引をサポートして流通をよくすることに特化しています。
農林水産省の「農業・食料関連産業の経済計算」によると、2020年の農業・食料関連産業の国内生産額は約109兆円でした。これは全経済活動の11.1%にあたり、食品業界が非常に規模の大きい市場であることが分かります。
なかでも大部分を占めているのが食品製造業と関連流通業です。食品製造業に関わる食品メーカーと、開運流通業に関わる商社が食品業界に大きな利益を生み出しています。
業界研究を深めるためにはビジネスモデルだけでなく、最新の動向を把握することが大切です。現在の食品業界にはどんな課題があり、どんな動きが見られるのかを知っておきましょう。
日本政策金融公庫が2021年1月に実施した「食品産業動向調査」によると、食品業界全体でインターネット販売強化の動きが活発化していると判明しました。
特にその動きが顕著に見られるのは飲食業です。人気チェーン店がこぞってお持ち帰りキャンペーンや、デリバリーサービスに力を入れるなど、従来とは異なる飲食品の販売方法を取り入れるケースが増えています。
飲食業以外にも製造業や小売業、卸売業などでインターネット販売強化の動きが見られており、今後ますますこの流れが加速していきそうです。
現在の食品業界で大きな課題となっているのが、飲食品の記録的な値上げです。2022年4 月頃から値上げラッシュが続いており、企業のコスト増加や家計への負担増加などの懸念材料が生まれています。
記録的値上げの主な要因として挙げられるのは、原料高・原油高・円安の3つです。複数の不安要素が重なったことで影響が広範囲に及んでおり、2023年以降も値上げラッシュが続くと見込まれています。
安定性の高い食品業界で、成長傾向にあるのが付加価値を持つ食品です。高品質や安全、健康など、ただ食べられるだけでなくプラスアルファの魅力を持った食品が消費者に求められています。
こうした背景にあるのは消費者の意識の変化です。食品を選択する際に安全性を重視する人や、健康に気を配る人が増えたことで、飲食業界のニーズにも変化が生まれています。
食は人々の生活に欠かせないため、食品業界が急激に衰退する可能性はありませんが、いくつかの懸念点はあります。描いているキャリアプランを実現できるよう、業界の将来性についてもきちんと確認しておきましょう。
近いうちに食品業界がなくなる心配はありませんが、規模が縮小する可能性はあります。先進国である日本では人口減少が課題となっており、食品業界の顧客とも言うべき消費者の数が減っていくためです。
ただし、人口減少による業界規模縮小の問題は食品業界に限った話ではありません。何もしなければ規模が縮小する可能性が高いため、人口減少に向けて対策を講じていく必要がある、ということを理解しておきましょう。
人口減少対策の一つとして進められているのが事業の海外展開です。国内市場以外に安定した収益源を確保するため、今後ますます食品メーカーや小売業による海外展開の動きが加速すると考えられます。
なかでも注目を集めているのは、ASEAN10ヵ国にインドを加えた地域です。この地域は成長著しい巨大市場なうえ、味の好みが日本人に近いおかげで日本食を受け入れられやすく、海外展開に最適だと目されています。
先ほどお伝えしたとおり、付加価値のある食品のニーズが高まっていることから、今後の食品業界では機能性の高い食品が増えていくと予想されます。
代表的な例として挙げられるのが健康食品です。高齢化社会において、体脂肪を減らしたり食後の血糖値を減らしたりなど、機能性の高い健康食品の需要が増えると見込まれます。
研究開発は原料や添加物から、商品の開発・改良、技術開発などをおこなう職種です。高い専門性が求められるため、工学部や農学部のような理系学部出身の学生に特に人気があります。
一方の生産技術は商品そのものではなく、商品を製造するための技術開発に関わる仕事です。自分が関わった技術やプランによって、安全かつ効率的な生産工程を実現できる点がやりがいとなります。
生産管理は生産計画の立案や実行に関わる職種です。生産工程の司令塔的存在として全体を管理する必要があるため、視野の広い人や、トラブルにも冷静に対処できる人が向いています。
生産管理に含まれる職種が品質管理です。品質管理では、不良品やトラブルの発生を未然に防ぐために検査したり、従業員の衛生管理をしたりすることが仕事になります。
食の安全と健康意識の高まりから、生産管理・品質管理の仕事はこれまで以上に重要視されています。
商品開発は、市場分析や商品の開発を担当する職種です。市場の変化とニーズをふまえ、ニーズに合いそうな新商品を提案したり、より魅力的になるよう既存商品を改良したりしていきます。
商品開発のやりがいは、企画を通じて市場にトレンドを生み出せることです。SNSで話題になるような商品を提案できたときや、自分が企画に携わった商品が店頭に並べられているのを見かけたときなどに、大きな満足感を得られるでしょう。
食品メーカーや小売店などに対して営業をおこなう職種です。例えば食品メーカーの営業であれば、小売店で自社の商品を取り扱ってもらうよう、双方の利益をうまく調整して契約に結び付けることが主な仕事になります。
また、契約の獲得や継続だけでなく、広告計画の立案や実行も営業・販売促進の大切な役割です。会社への貢献を実感しやすい点や、インセンティブ制度が多くの企業で取り入れられている点などがやりがいといえます。
コーポレート職とは、従業員の業務をさまざまな側面から支える職種の総称です。例えば、経理や人事、総務などの本社管理部門が代表的な職場として挙げられます。
業務の幅は非常に広く、人事に関わる業務やお金を管理する業務、会社の法律に関する業務など、経営に関わる業務全般を担います。縁の下の力持ちとして会社を支えられる点や、多様な業務を経験できる点がコーポレート職ならではのやりがいです。
食に興味があるか否かは食品業界で活躍するための大切な要素です。食への関心が強い人は、消費者のニーズに応えやすいでしょう。
例えば、商品開発・マーケティングの仕事では市場の変化とニーズを敏感に察知し、臨機応変に新商品を開発していく必要があります。食と消費者の関係性への深い理解が求められるため、食に関心をもって情報収集できる人は活躍しやすいといえます。
ほかにも、営業職では、市場のニーズにどのような変化があるかをいち早く捉え、クライアントに対して商品ラインアップの変更を提案することで、顧客にとってメリットのある自社商品を採用してもらう可能性が上がります。
味覚や嗅覚の鋭さも、食品業界で活躍する人の特徴の一つです。食品業界の仕事は消費者の嗜好を正しく理解する必要があるため、企画の際に味覚や嗅覚を使って美味しさを評価できるかが重要になります。
実際、開発職や研究職では「官能試験」と呼ばれる業務があります。これは人間の五感に頼って商品を評価する業務のことです。品質を調査したり、食品の賞味期限を設定したりするために味覚や嗅覚が重視されています。
一定の成果が出るまでコツコツと継続できる人は、食品業界に向いています。たとえ失敗が続いてしまっても簡単に諦めるのではなく、前向きに業務に取り組んでいけるためです。
粘り強さを特に活かしやすいのは商品開発です。「商品開発はヒット商品を次々と生み出す華やかな仕事」という印象があるかもしれませんが、実際には1つのヒット商品を生み出すまでに多くの失敗を経験することになります。
そのため、1度や2度失敗したからといって下を向くのではなく、切り替えて努力を継続できる人が食品業界で活躍できるでしょう。
常に新しい商品が求められる食品業界では、チャレンジ精神の高さも重要です。新しいことに勇気をもって取り組める人は、これからの世の中に求められる商品を生み出す可能性が高いでしょう。
特に食品業界は、イベントや季節ごとの商品に代表されるように、常に新しい商品が求められる業界です。例えば、正月商品が毎年同じでは消費者に飽きられてしまうため、既存の価値観だけにとらわれず、新しい価値をもつ商品を生み出すことが求められます。
食品業界はチームで動くことが多いため、チームワークを大事にできる人が活躍しやすいです。
食品は人々の口に運ばれ、健康に直接的に影響を与えるものであるため、企業としての責任も大きなものとなります。この責任を果たすために、研究開発職や生産管理職、商品開発職、さらには法務職などさまざまな職種の人がチームを組むことで商品が届けられます。
また、営業職もクライアントの利益に貢献できるように、営業・提案する必要があります。クライアントの立場に立って一体のチームであるように考える点では、営業職もチームワークが求められるといえます。
最後に、食品業界の売上高トップ3の企業を紹介します。それぞれの特徴から興味のある企業が見つかったら、企業研究で各社の強みと社風を明らかにしていきましょう。
アサヒグループホールディングスは、アサヒビールやアサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に置く持ち株会社です。酒類事業・飲料事業・食品事業の3つを収益の柱としています。
なかでも強みとしているのが酒類事業です。国内外で広く愛されるアサヒスーパードライを筆頭に、ノンアルコール商品やローアルコール商品の開発・販売にも力を入れています。
キリンホールディングスは、麒麟麦酒やキリンビバレッジ、協和発酵バイオなどを傘下に置く持ち株会社です。食領域・ヘルスサイエンス領域・医領域の3つの事業領域を収益の柱としています。
キリングループの強みは、食品事業だけでなく、食を通じた疾病の発病予防やバイオテクノロジーによる創薬など、医療関連の事業にも力を入れている点です。食品事業で培った技術とノウハウを医療関連の事業に活かし、機能性の高い商品を提供しています。
サントリー食品インターナショナルは、食品・飲料、酒類、健康食品、外食など幅広く食料品関連のサービスを提供する持株会社です。国内・海外に拠点を持ち、サービスを提供しています。
同社は高い開発力を武器に、海外市場で成長を続けています。M&Aや共同開発をしながら、海外の各地にローカライズしながら展開に成功しているのが特徴です。
今回は、食品業界の仕組みから売上高トップ3の企業まで紹介しました。
食品業界は全経済活動の約1割の国内生産額を誇る、市場規模の大きな業界なため、活躍する企業と職種は多岐にわたります。
同じ食品業界でも第一次産業と小売業では仕事内容がまったく異なるため、入念な業界研究によって自分の強みを活かせるフィールドを探していきましょう。
また、食品業界には文系理系問わず活躍できる職種が多く存在します。そのため、「文系だから活躍できそうにない」などと最初から決めつけず、広い視野をもって企業や職種について調べてみてください。
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適性検査TALはほかの性格診断と違って、どこが評価のポイントになっているか分かりづらいため、対策ができず不安を抱えている学生も多いと思います。
適性検査TALはどのような出題形式で、所要時間はどのくらいなのでしょうか?また、一般的な解答例も気になりますよね。
今回は、適性検査TALを詳しく知りたい方向けに、適性検査TALの試験内容や解答例、対策方法をまとめました。
ぜひ最後まで読んで適性検査TALの基本項目を理解し、対策を練って選考に役立ててください。
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適性検査TALは、株式会社ビビッド・ジャパンが提供している、文章問題と図形配置問題の2つで構成された適性検査を指します。この試験は脳科学・統計学に基づいて開発された採用適性検査で、ストレス耐性や、メンタル疾患発症傾向を精度高く測ると同時に、面接ではわかりづらいその人の本来の特性を把握・分析することに長けています。
1つ目の意図は、自社の仕事環境に置かれた時の、メンタルへの影響を見極めるためです。適性検査TALは、ストレス耐性の高さを、精度高く測ることができます。
社会に出れば、業務や人間関係といった多くのストレスにさらされ、病気になる可能性も学生の頃より高くなるでしょう。
うつなどの精神疾患の発症は、働く人にとっても企業にとっても避けたいことです。
企業として、その個人のストレス耐性の傾向を理解できていれば、適切な仕事の割り振りができますし、ストレスが溜まった時にどんな兆候が出るかを理解できていれば、病気が発症する前にケアをすることができます。
そこで企業は適性検査TALを使って、どんな場合にストレスを感じやすいかを事前に理解しようとしています。
個人の思考や性格の癖を知るために、適性検査TALを導入している企業も多いです。
適性検査TALは脳科学・統計学系検査の1種で、下記のような潜在能力を調べられます。
TALは、「こうしたら正解だろう」という解がわかりづらいため、対策のしづらい適性検査です。
回答者の取り繕わない思考性を知りたいという意図で、企業はTALを活用しています。
そもそも性格を知るための適性検査は、企業と学生の相性診断のようなものです。
企業に好かれようと、本来の自分とは異なる回答をしてしまうと、通過したとしても、本来の自分と相性が良くない可能性があります。
どの適性診断でもそうですが、深読みせず、素直な気持ちで回答しましょう。
ごく一部の企業では「独創的な発想をする人を採用したい」と考え、判断基準として適性検査TALを使うこともあります。
適性検査TALは正解がなく、特に図形配置問題はさまざまな図形を組み合わせて解答するので、個性が出やすい傾向にあります。
「人と違う発想ができる=独創的」という評価になり、検査をパスする可能性も0ではないでしょう。
ただ、あえてトリッキーな回答をしようとするのはやめましょう。
前述しましたが、適性検査の目的は、企業の採用基準を満たすかという側面の他に、自分とその企業の相性が良いかを見極めるという側面もあります。
自分と相性の良い企業に入社するためにも、素直に回答することをおすすめします。
本章では、それぞれの問題形式の出題数や所要時間など、試験内容の詳細を説明します。
適性検査TALは紙ではなくインターネット上で行う試験で、「次に進む」ボタンを一度押すと、前の画面には戻れないのでパソコン操作は十分に注意しましょう。
文章問題の問題数は全36問、7つの選択肢の中から解答を1~2つ選びます。解答の所要時間は15分です。なお、適切な答えが見つからなければ解答は1つのみで良く、自由度の高い試験となっています。
具体的な問題例は後述します。
図形配置問題は、画面の左側に表示される図形を組み合わせて「入社後に活躍している自分を図で表現する」ことなどを求められます。問題数は全1問、所要時間は5分です。
使用できる図形は三角や丸、矢印など18個あり、図形は回転させられます。そして10〜15個の図形を選んで、好きな場所に配置します。ただし、一度配置したら二度と移動できないので慎重に配置しましょう。
適性検査TALの基本的な概要を押さえたら、次は実際にどのような文章問題が出題されるのかご紹介します。ここでは、代表的な例題を2つピックアップしました。
1つ目の代表的な例題は、「あなたが手に持っても良い卵を2つ、選んでください」です。解答は以下の7つから、2つを選びます。
このように、はっきりとした正解が分かりづらいのがTALの特徴です。そもそも性格を知るための検査なので、明確な正解は存在しません。
そもそも、問題にどう取り組めばいいかのイメージがわかない場合のために、考え方の一例を紹介します。
例えば、「生卵」。一般的に生卵をそのまま手で持つ人はいませんよね。多くの場合、器に入れた状態で取り扱うはずです。
「模型の卵」は、何かの実験などで使用する可能性がありますし、「カラを剥いて切ってお皿に盛ってあるゆで卵」は、何かしらの料理であるかもしれません。
このように、「その卵は何のためのものなのか」「通常、どのように取り扱うか」など、卵の状態を具体的に想像してみて、手に持って良いかを判断しましょう。
2つ目の代表的な例題は「自動販売機が壊れていてお釣りがでないときに、あなたはどうしますか?」です。以下で、解答例を確認していきましょう。
こちらも同様に、絶対的な正解はない問題です。
普段の自分だったらどうするか、その場面を想像して回答しましょう。
まず、回答の選択肢は、何か具体的な行動を起こすのか、頭の中だけで完結するのかで分かれています。
自分はどちらのタイプかを考え、その中で最も近しいものを選ぶのが良いでしょう。
本章では、図形配置問題の解答例を解説します。
よくある図形配置問題のお題は「入社後に活躍している自分」です。
図形配置問題は初見だと「何が正解か」「どこを評価されているか」分からず、戸惑うと思います。
ただ、こちらも他の問題と同様に、絶対的な正解はありません。自分の感覚に従って、素直に回答しましょう。
ここでは、考え方のとっかかりになるよう、一例を紹介します。
「これが正解」というわけではありません。自分のイメージに近しいパターンはあるか、という視点で見てみてください。
解答例の1つ目は、ニコちゃんマークを一番上に置くものです。
図形配置問題はあらかじめ、黒い線で簡単な枠が描かれています。その一番上にニコちゃんマークを配置するパターンです。
「昇進・昇格」と高い位置を連想させて、「自分」を表すニコちゃんマークを高い位置に配置します。
左上に描かれている円の中にニコちゃんマークを配置するパターンです。
円の中にニコちゃんマークを置き、「入社後に円満な環境の中、笑顔で仕事をしている自分」を表現するイメージです。
図形の色味が暖色系か寒色系かで、与えるイメージも変わるでしょう。
図形配置問題には正解が決まっていないため、オリジナルの解答ももちろん可能です。
上記はあくまで解答例であり、正解ではありませんので、自分の思う形で自由に配置しましょう。
色味や図形の向きなどで、自分らしさを出しましょう。
「矢印の図形は上に向けると向上心を表現できそう」など自由に考えましょう。
自分と企業の相性を測る適性検査ですから、正直に答えることが大前提ですが、事前に少しでも対策をしておきたい人もいるでしょう。
ここからは適性検査TALの対策方法を、3つに絞って解説します。
文章形式の問題では、適切な解答を選択肢の中から選ばなくてはなりません。
問題の傾向として「感情的になりがちな場面」がシチュエーションとしてよく出てきます。
自分が経験したことのない状況での対応を問われても、冷静に「もしその場に自分がいたらどうするか」を想像しましょう。
時間制限もありますから、回答は深読みせずに直感で答えましょう。
次に、図形配置問題の対策を解説します。図形配置問題の対策方法は、以下の3点です。
以下で、詳細を解説します。
指定された図形の数をきちんと確認して、問題に挑みましょう。図形配置問題は18個の図形から10~15個の図形を選ぶよう指示されるのが一般的です。
指定された数に満たないようでは、適切な評価がされない可能性があります。ただし、15個の図形を使った段階で自動的に解答が終わるため、注意してくださいね。
「自分」を表現するお題の場合、人の形に見える図を描くと、相手に意図が伝わりやすいでしょう。
適性検査TALは、一見すると意味が分からない問題に思えます。
しかし、「入社後に活躍している自分」という人物を表現するのが問題のテーマなのであれば、「自分」が図の中に登場していると見る人に伝わりやすいですよね。
ハートは心臓を表せる図形ですから、ニコちゃんマークの下に配置すればより人間味を持たせられますよ。
基本的に仕事は誰かと関わりながら進めるものですから、暗く後ろ向きな人よりも、明るく前向きな人を採用したい企業が大半です。
もし選ぶ図形で迷うようであれば、ポジティブな印象を与えられそうなものを選ぶのが良いでしょう。
例えば、右肩上がりに図形を配置したり、上向きの矢印や〇を多く使用したりすると、ポジティブなイメージにつながりやすいでしょう。
適性検査TALはあまりメジャーではなく、情報が少ない検査です。また正解と断言できる選択肢もないため、多くの学生が対策できず不安に感じると思います。
しかし、適性検査TALは、あくまで企業と学生の相性を知ることが目的ですので、高得点を狙う必要はありません。直感で答えましょう。
見慣れない試験形式ですので、戸惑って時間切れになったり、図形配置問題で図形を使いきれなかったりするといった、もったいないミスを起こさないように注意しましょう。
また、適性検査TALは一度「次に進む」ボタンを押したり、図形を配置したりすると後戻りができません。検査を受ける際は対策方法を思い出しながら、冷静に解答しましょう。
「適性検査対策ってそもそも必要?」
「先輩は2月で良いとか勉強しなかったとか言ってたけど本当かな…?」
適性検査対策について世間には様々な情報があふれていて、何が正しいのか、わからなくなってしまいますよね?
結論から言うと、対策は早ければ早い方が良く、時期にかかわらず今すぐにでも始めるのがベストです。
さらに、特殊な形式も多いため勉強にはコツも必要です。
この記事では、適性検査対策の必要性や対策を始めるべき理由について紹介します。適性検査に落ちる理由や合格のコツも解説しますので、参考にしてみてください。
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28の項目から、あなたの強みや弱み、職種適性などを知ることができ、将来のキャリアや就活の軸を考える基準にもしていただけるでしょう。
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就職活動における適性検査とは、企業が求める知的能力やパーソナリティ(性格)を満たしている人材であるかどうかの判断をするために設けられている検査です。適性検査の項目は、大きく以下の2つに分けられます。
適性検査の能力検査では、一般常識や思考能力をメインに問う問題が出題されます。
ここでは、もっともメジャーな適性検査のひとつである「SPI」を例にご紹介します。
【SPI(テストセンター・Webテスト)の能力検査】
試験時間:35分
問題数:受験者それぞれの解答状況によって異なる
出題分野
●言語
・語彙
・文章読解
●非言語
・計算
・推論
・確率的思考
内容は主に上記から出題されますが、受験者全員に同じ問題が出題されるわけではありません。SPIの能力検査では、解答状況に応じて次の問題内容(難易度)や全体の出題数が変わるIRT(Item Response Theory)方式が採用されています。
適性検査の性格検査では、その人材が企業風土にマッチするかどうかや、調和を保った人間関係を築けるかどうかの判断が行われます。
こちらも「SPI」を例にご紹介します。
【SPI(テストセンター・Webテスト)の性格検査】
試験時間:約30分
問題数:約300問
出題内容は基本的に選択問題が出題され、普段の行動や考え方について問われます。約30分の時間制限の中で300問近くの回答を行わなければならないため、悩みすぎずテンポよく回答を選択していかなくてはなりません。
性格検査に関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。
続いて、適性検査が重要な理由や、対策の必要性をご説明します。
「有名大だったらスルーしてもらえるって噂だけど」「そんなに難しくないんでしょ?」と思われている方はぜひご一読ください。
適性検査が重要とされる代表的な理由は次の2つです。
・「足切り」の判断要因になる
・対策しているかどうかの姿勢を見られる
選考の序盤で行われることの多い適性検査は、選考の情報として能力を見るためだけに行われるのではありません。
応募者が多い場合に上位者だけを残して他を落とす、いわゆる「足切り」の判断要因にされることも。特に、応募者の多い大企業や人気企業ではここでふるいをかけることが多いようです。
書類選考時や1次面接前など、選考フローの中でも比較的早い段階で適性検査が行われることが多いのはこのためです。足切りのラインよりも下回ってしまうと確実に落とされてしまうため、少なくとも最低ラインを突破するだけの対策は必須になります。
もちろん、この「足切り」には学歴も加味されるようですが、大企業に内定している有名大学の学生ほど、対策に時間をかけているという傾向も見られます。
そのため、仮に選考に残っても、同レベルの大学で「適性検査対策をしっかり行なっている学生」の方が後々有利になりますし、高学歴であっても対策が疎かであれば「真剣味がない」とマイナス評価につながることもあります。
どのような境遇であれ、ライバルは確実に対策をしてきている、対策をしないと真っ先に選考からこぼれる、ということを念頭に置いておきましょう。
適性検査の個々の問題はさほど難易度が高いわけではありません。
1問だけ見ると「そんなに難しくないから対策しなくてもいいのでは…?」と思われがちですが、それは大きな落とし穴です。
対策していないと、当日焦って全然解けないということも…。
それには、次のような理由があるからです。
・特殊な出題形式のため慣れていないと時間がかかる
・様々な問題形式を網羅していないと途中で詰まる
・問題数が多いため早く解かないと点数に響く
特殊な形式や問題に慣れて早く解くためには、ある程度時間をかけた訓練が必要です。
適性検査は単に能力だけを判定するためでなく、事前に訓練や準備を行うことのできる人材かどうかを見極める目的も兼ねています。
難易度がさほど高くないからといって気を抜かず、適性検査本番へ向けてしっかりと対策を行っておくようにしましょう。
「就職活動の適性検査対策はいつから始めるべき?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
適性検査対策はいつ始めても早すぎるということはありませんが、ここでは対策を始めるべき時期についてご紹介します。
選考に大きく関わる適性検査は、対策にある程度時間を要するので、早めに始めることがおすすめです。
多くの就活生が「情報解禁の1ヶ月前くらいから始めればいい」という認識でいるようですが、1ヶ月では十分な対策ができると言えません。
ライバルと差をつけたいのであれば、遅くともまとまった時間の取れる年末年始から始めましょう。
さらに、最近は適性検査の開始時期も企業によって異なり、早期に行われることもあります。
また、インターンの選考でも使われることがありますので、就活生はどんなタイミングで適性検査を受ける必要が出てくるかわかりません。
そのことを踏まえると、年末年始とは言わず、今この記事を読んだ瞬間から勉強を始めることをおすすめします。
能力検査対策は、受験予定時期の3ヶ月前には行うようにしましょう。3ヶ月の期間を儲けることで、次のようなスケジュールで対策を進めることができます。
最初の1ヶ月で一通り解き、次の1ヶ月で苦手分野の克服、最後の1ヶ月で試験時間に慣れるための実践をしましょう。
必ずしもこのスケジュールで進める必要はありませんが、本番直前で焦ってしまうことのないよう、しっかりと対策を行うことをおすすめします。
性格検査は能力検査のような対策はできませんが、不安な場合は「自己分析」を徹底的に行ってみるとよいでしょう。
性格検査では矛盾した解答を避ける必要がありますが、自己分析を通して自分を深く理解しておくことで、限られた時間の中でスムーズに一貫性を持った解答を選択できるようになるでしょう。
自己分析の詳しいやり方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
続いて、適性検査で落ちる理由や原因について紹介します。
適性検査はテストセンターやWEB適性検査、筆記試験など独自の形式でのテストが行われますので、それぞれがどういったものか把握していないと当日焦ることになります。
また、多種多様な問題が出題され、なかには「解けるには解けるけど、解法を知らないと何倍も時間がかかってしまう」問題もあります。
適性検査に慣れていない場合、時間配分が上手くいかずに回答している途中で検査が終わってしまうケースがあります。
問題形式に慣れていないと、出題数に対して1問あたりどのくらいの時間をかけてよいかなどの時間管理がわからないことが多いです。
最初の方で出題される難易度の高い問題に必要以上に時間をかけてしまったり、後半の解ける問題までたどり着かずに終わってしまったりすることも多いので注意しましょう。
回答に一貫性がなく、矛盾していることが原因で適性検査で落ちるケースもあります。
特に性格検査では、回答に対する信頼性を担保するために、得たい回答に対して複数の方向からの質問が設けられている場合がほとんどです。
そのため、企業風土に合わせようとして本来の自分の考えや行動とあえて外れた回答をしたとしても、他の方向からの質問で矛盾が起きてしまい、そのことが見抜かれて落とされてしまうことになります。

それでは具体的にどのような対策をしていけば良いのでしょうか?
ここでは内定者のKさんが行なっていた適性検査対策について紹介します。
まずは、適性検査は特殊なテストであることを認識しましょう。
Kさんは先輩から、適性検査は中高大の試験とは全く違う形式だと言うことを聞いていました。
そこで事前に、どんな形式があるのか、それぞれどんな問題が出るのかを一通り見て、対策して臨んだため、ほとんど適性検査で不合格になってしまうことはなかったそうです。
自分の能力を過信することなく、特殊なテストとして対策をすることを心がけましょう。
対策については、先輩や多くの同級生がやっていたように、ひたすら数をこなして慣れることを重視して取り組んだそうです。
最近は、適性検査も多様化しており、様々な出題形式があるので、どんな問題が出てきても焦らず対応できるようにしておきたいですね。
難易度や実力的には問題なく解ける問題であるにもかかわらず、制限時間が設けられているというプレッシャーで解けなくなる人もいます。
特にテストセンターやWebで受ける検査では解答の残り時間が表示されるケースも多いため、必要以上に焦ってしまうことも多いでしょう。そういったプレッシャーを和らげるためにも、早い段階から早く解くことに慣れておくようにしましょう。
適性検査を速く解けるようになりたい方は、こちらの記事で詳しくご紹介しているので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
「対策が必要なことはわかったが、何から始めてよいかわからない」、「おすすめの対策方法を知りたい」という学生向けに、ここではおすすめの適性検査対策本をご紹介します。
最近はWEB上の模擬試験やアプリなども増えていますが、それでも多くの学生は紙の本で対策しているようです。
限られた時間の中で効率的に対策を行いたい方には、こちらの本がおすすめです。
『SPI3&テストセンター 出るとこだけ! 完全対策 2024年度』
『SPI3&テストセンター 出るとこだけ! 』シリーズの最新版です。
対策本の中には必要以上に難解な本もありますが、この本では解説がわかりやすいうえ、適性検査対策に必要な要点のみが簡潔にまとめられています。
必要最低限の適性検査対策を、短時間で集中して学習したい人にはもってこいの一冊となっています。
続いて、適性検査対策本の効果的な使い方について紹介します。
まずは適性検査の概要に慣れるために、問題集をさっと一通り解いてみましょう。初めは慣れるための訓練だと思って、出題形式や解答方法を覚えながら解くとよいでしょう。
また、このタイミングで自分がどのくらい解けるのかも把握しておきます。何度か繰り返すうちに、自分の得意な分野と苦手な分野も見えてくるので、分野や問題ごとに自分の得意不得意の傾向を押さえておきましょう。
得意な分野と苦手な分野が把握できたら、次は苦手な部分を潰していきます。
最初は苦手な分野だと感じていても、適性検査で出題される問題レベルであれば、解説を見ながら繰り返し解くことで、解答までのプロセスを身につけることが可能です。
万が一、本番でどうしても解けない場合でも、自分の実力をしっかりと押さえておくことで、あえて飛ばすという選択肢も取ることができるようになります。
適性検査では、ただ正解すればよいというわけではなく、時間管理も重要です。ある程度苦手分野の克服ができたら、時間を計りながら問題を解いて本番対策を行いましょう。
時間を計りながら解くことで、本番に近い環境やプレッシャーの中で模擬練習をすることができます。どのような時間の使い方が効率がよくなるか、本番前に必ず押さえておくようにしましょう。
勉強法に関して、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

この記事を読んでいる方の中には、「完全に時期を逃してしまった…もう来週テストがある」という方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合に一番重要なのは、当日に焦らないようにできるだけ情報収集することです。
先述のとおり、適性検査の対策をせずに失敗する方の多くは「慣れない環境で、見たことのない問題を解くことになり驚いた・焦った」というケースがほとんどです。
「今まで受けたテストとは形式が違う」「どのような問題が出ても慌てない」ということを念頭に、受検形式(テストセンターやWEB適性など)ごとに、次の2つは最低限見ておきましょう。
・受検にまつわる注意点(場所・持ち物・ネット環境…など)
・出題に関する事前情報(問題形式・出題傾向…など)
筆記試験以外の場合、WEB上の模擬試験やアプリなどを利用するのも一つの手です。最後まで諦めずに、少しでも対策してから臨んでくださいね。
今回は就職活動における適性検査について、対策を始めるべきタイミングや、効率のよい対策方法の手順などを詳しくご紹介しました。
適性検査の対策を始める期間としては、3ヶ月前が適切なタイミングです。まずは全体像の把握から行い、次に自分の得意な分野と苦手な分野について押さえておきましょう。苦手を克服できたら、時間配分のコツをつかんでいきます。
適性検査そのものの難易度はそこまで高くはありませんが、適性検査ならではの出題形式や時間配分があるため油断は禁物です。検査当日になって慌ててしまわないためにも、今回ご紹介した方法で事前にしっかりと対策と準備を行っておくようにしましょう。

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「自己PRの写真ってどう選べばいいのかわからない」
「友達と旅行に行ったときの写真をあなたらしい写真として使ってもいいのかな?」
就活で自己PRやあなたらしい写真の提出を求められた際、このように悩む人は多いのではないでしょうか。あなたらしい写真と言われても、そもそも自分らしさが何なのかよくわかっていない人も少なくないはずです。
そこで今回は、自己PRに使うあなたらしい写真の選び方をご紹介します。どうしても見つからない場合の対処法や、企業に写真のことを説明する際のポイントについても解説するので、ぜひ写真選びの参考にしてください。
OfferBoxは、プロフィールを登録しておくと企業から選考やインターンシップのオファーが届く新卒逆求人サービスで、就活生の約24万人(※1)に利用されています。
「自分を象徴する画像」を登録することができ、あなたらしさをアピールしながら就活を進めることが可能です。
また、登録企業数は約19,242社(※2)で、大手から中小・ベンチャー企業まで幅広い企業に登録されています。
完全無料で利用できるため、ぜひご活用ください。

(※1) OfferBox 2026年卒利用実績データより
(※2)当社アカウントを開設した累計企業数で、直近で利用していない企業含む(2025年8月時点)
アピールにつながる写真を選ぶために、まずは企業がなぜあなたらしい写真を求めるのかを理解しましょう。
あなたらしい写真を求める理由の一つは、学生の人柄を確認するためです。
どんな人たちと関係をもち、どんなことに興味をもっているのか、といった情報から人柄を見極めようとしています。人柄は履歴書やESの文章からもある程度は読み取れますが、文章だけの情報だと面接官は学生の人柄をあまりイメージできません。
表情や雰囲気など、文章からは読み取れない視覚情報を確認しやすいのは、写真ならではの大きなメリットです。
あなたらしい写真には、文章のイメージを補完する効果もあります。
たとえば「コミュニケーション力」を長所として挙げる場合、文章と合わせてその能力を連想させるような写真があれば、より話に説得力が生まれるという仕組みです。
この場合は、1人で写っている写真より、多くの人と一緒に楽しそうに写っている写真のほうがアピールにつながりやすいでしょう。
このようにガクチカや長所、自分の強みと関連性のある写真を選べば、企業は学生の特徴について具体的にイメージできます。
学生の話が根拠のあるものかどうかを確かめるのも、あなたらしい写真を求める理由の一つです。
たとえば「優勝した」「代表だった」などのエピソードの場合、その内容はいくらでも嘘をついたり盛ったりできます。
その点、写真をでっち上げるのは困難なので、あなたらしい写真からエピソードの事実関係を確認できます。
写真選びで最も大切なのは、その写真で自分らしさが表現できるかどうかです。
証明写真以外の写真を使ってアピールできる機会なので、証明写真では表現できない内容が表現できる写真を選びましょう。強みと表現できるシーンの例を紹介します。
このように、なるべく構図だけで自分の強みが伝わる写真を選びましょう。写真がない場合の対処法は後述します。
誰から見ても自分がどれか判断できる写真を選ぶことも大切です。
遠くから撮った写真や後ろ姿の写真、たくさんの人が写っている写真では、自分がどこにいるのか気づいてもらえない場合があります。
このような写真すべてがNGというわけではありませんが、存在がわかりづらい写真は自分らしさも伝わりづらくなってしまいます。
「協調性をアピールするために集合写真を使いたい」といったケースでも、自分の位置に丸印を付けたり文章で記載したりして、企業が理解しやすいように情報を補足しましょう。
あなたらしい写真は、アピールしたいポイントに合ったものを選びましょう。
ガクチカや長所、強みなどの自分のアピールポイントに合った写真を選ぶことで、面接で写真と関連付けながら話せるようになり、さらに話の説得力も高まります。
普段の自分とギャップがある写真を選ぶのもNGではありませんが、その場合でもアピールポイントとの関連性を意識することが大切です。
ギャップがある写真を選ぶ場合は、ネガティブなギャップではなく、ポジティブなギャップがある写真を選びましょう。
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どんな場面の写真を選ぶかは人それぞれですが、写真選びではいくつかの注意点もあります。自分らしさを表現したつもりが、かえってマイナスの印象をもたれることにつながらないよう、以下のポイントに注意しましょう。
ギャンブルや飲酒、喫煙など、人によって悪印象を与えてしまう写真は避けましょう。
これらの行動・写真が絶対に悪いわけではありませんが、良くない印象をもつ人が多いのは事実です。大切な就活の場で不要なリスクをとる必要はないので、ポジティブな印象を与えられる写真を選ぶのが無難です。
お酒に関する写真を上げるにしても、自分がバーテンダーとして真剣にアルバイトしていたときの写真などにしましょう。
企業側は、写真を「一緒に働きたいか」の参考材料にします。自分でも、その写真の自分と働きたいか、客観的に見てみましょう。
準優勝なのに優勝トロフィーを掲げている写真など、事実とは異なる解釈を与えうる写真は避けましょう。
何を表現したいのか伝わりづらいばかりか、自分を偽っているように捉えられてしまいます。
あなたらしい写真を選ぶうえで大切なのは、表現したい部分が一目でわかることです。誤解を避けるためにも、事実と写真の内容が合っているものを選んでください。
顔が隠れていれば当然どんな人なのか伝わりづらくなってしまうため、なるべくマスクをしていない写真を選んでください。
スポーツをしている姿など、表情よりも全身が写っていることをアピールしたい場合は、マスクの有無はそこまで重要ではありませんが、「笑顔を大切にしている」といった、人柄をアピールしたい場合は、マスクをしている写真は特におすすめしません。
写真からその人の人柄を読み取るうえでは、どんな表情で写っているのかがとても重要です。マスクで表情が隠れていれば、本当は笑顔で写っているのに無愛想に見えたり、不健康に見えたりする可能性もあります。
新型コロナウィルスの流行により、マスクをしていない写真が減ってしまっているかも知れませんが、できる限り自分の表情がしっかりと読み取れる写真を選びましょう。
画質が悪く鮮明に見えない写真や、周囲の様子が確認しにくい写真は避けましょう。
マスクをしている写真と同様に表情がはっきりと読み取れないため、人柄が伝わりにくくなります。提出する写真のためにわざわざ高画質な写真を用意する必要はありませんが、明らかに画質が悪い写真は避けてください。
サイズが小さいものを大きく引き伸ばした写真や、撮影してからかなり時間が経っている写真は画質が悪くなってしまいます。
本来の顔とまったく異なるプリクラはもちろん、過度な加工を施した写真もNGです。
企業は学生のありのままの姿を知りたがっているのに対して、加工を施してしまっては「見栄っ張りな人」という印象にしかなりません。
ビジネスシーンでは、顔の加工写真を用いることは基本的にありません。自分ではほんの少し加工しただけのつもりでも、人から見れば違和感のある写真になっている場合もあります。
フィルター機能やぼかし機能を使った写真も、細かな表情を読み取りづらくなるので、就活で提出する写真には使わないようにしましょう。
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自分の手元に魅力的な写真がない場合は、友達から写真をもらう方法もあります。
友達であれば自分が写っている写真を持っているケースが多く、その中に就活で提出するのに適した写真があるかもしれません。どんな場面でどんなことを表現したいのかを友達に伝え、希望に合った写真があるかを確かめてもらいましょう。
その際、自分の人柄について客観的な意見をもらっておくと、より適切な写真を探しやすくなります。
今も継続している活動がある場合は、そこで撮影してもらう方法もおすすめです。
サークルやゼミ、アルバイト、ボランティアなどを続けているのであれば、気軽にお願いしてみましょう。
この方法のメリットは、現在の自分と関連させてアピールしやすい点です。過去に経験した出来事ではなく現在も続けている活動なので、今の自分がどんな人柄で、どんな考えを持っているのかを伝えやすくなります。
また、自己分析を進めていて、アピールしたい自分の強みが明確になった場合は、そのテーマにぴったりの写真を撮影することができるでしょう。過去の写真を探すよりも、企業へ強くアピールできる可能性があります。
あなたらしい写真は、基本的には自分が写っている写真を選びたいところですが、必ずしも自分が写っている写真でないとダメだという決まりはありません。
そのため、もし自分自身の姿以上に自分らしさを表現しているのであれば、、思い出の物を撮影して使うのも一つの方法です。
たとえば趣味をテーマにするのであれば、自分の好きな電車の写真や、お気に入りの景色の写真などから自分らしさを表現できます。
コレクションがあるのであれば、大量の収集物の写真でアピールするのもインパクトがあって良いでしょう。
たとえ自分の姿が写っていなくても、思い出の物の写真から、何が好きで何を大切にしている人なのか伝わるよう、文章でも補足できるようにしましょう。
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就活では自己PR写真・あなたらしい写真をただ見せるだけでなく、それがどんな写真なのかを説明する必要があります。写真を通して表現したい部分を正しく理解してもらえるよう、簡潔でわかりやすい説明を心がけましょう。
まずは、どんな場面で撮った写真なのかを説明しましょう。撮影日時と場所、何をしているときの写真なのかを伝えてください。
たくさんの人が写っている集合写真であれば、自分が写っている位置も伝える必要があります。
概要について説明した後は、写真の中で何が表現されているかを説明しましょう。
写真に添えるエピソードは、ガクチカや長所、強みなどの自分の特徴と関連したものにすると、より人柄が伝わりやすくなります。
ここからは自己PR写真・あなたらしい写真の説明例文と、自己PRの例文を紹介していきます。
どの就活サイトで作れるプロフィール・ESも大きな違いはありませんが、掲載できる写真の枚数や記入できる文字数など細かな違いがあります。利用する就活サイトごとの例文を紹介するので、それぞれの特徴に合った説明文と自己PRを考えてみましょう。
自己PRの具体的な書き方についてはこちらの記事も参考にしてください。
リクナビのOpenESは、あらかじめ登録しておいた内容をもとに、ESを複数の企業に使い回せるツールです。学歴や連絡先などの基本情報を選考のたびに記入する必要がなく、ES作成の手間を大幅に削減できます。
OpenESは写真説明が40文字までのため、簡潔な説明が求められます。シーンの説明だけで完結してしまうことが多いので、基本的には自己PRの補足として捉えましょう。
文字数が少ない場合は、なるべく短く伝える方法がないか考えましょう。
今回の例文では、最初に作成した内容から以下のように短縮して情報を盛り込みました。
【大学2年生のときの→大学2年次の】
短く言い換えられる単語の活用
【サークルの屋台運営後に→屋台運営後に】
自己PRで屋台運営したのは「サークル」であることは伝えられるため省略
【会計メンバーで→会計係全員で】
メンバーを言い換えて「全員」を足すことで、会計係の人数も写真で把握できるように
このように限られた文字数のなかでもっと多く情報を伝える方法がないか、推敲を重ねましょう。
マイナビのキャリアボックスもOpenESと同じく、ESを複数の企業に使い回せるツールです。志望動機や自己PRなどを選考先に合わせた内容に変えるだけで、何度もESを使い回せます。
マイナビのキャリアボックスには、写真説明の項目がありません。そのため、400文字の自己PRのなかに写真の説明文を盛り込む必要があります。
※自己PR文のうち、写真の説明箇所を抜粋しています。こちらの文章は94文字です。
自己PRの文字数制限のなかで伝えられるため、写真の説明を多めにすることも、強みの説明を多めにすることもできます。
400文字と比較的多めに自己PRの文字数が用意されているため、100文字程度を目安に写真の内容を補足することをおすすめします。
OfferBoxは、証明写真代わりとなるプロフィール写真をプライベートの写真にできる他、「自分を象徴する写真」でも自分らしさをアピールできるのが特徴です。、「自分を象徴する写真」は2枚まで載せられます。「ユニーク情報」からは研究内容・制作実績をアピールしたり、動画やスライドで自己PRしたりすることもできます。
写真の右側で、現地の方と笑いながら話しているのが私です。ボランティア参加の初日はお互いに気を遣ってしまっていたのですが、積極的にコミュニケーションを取った結果、現地の方と協力して活動をすることができるようになりました。
OfferBoxは、文章だけでなく写真や動画でも自分らしさを表現したい人や、さまざまな業界の企業に出会ってみたい人におすすめのサービスです。ぜひ登録してみてください。
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最後に、自己PR写真・あなたらしい写真に関するよくある質問にお答えします。不安を抱えたまま就活を進めないためにも、以下の内容をチェックしておいてください。
使う写真に期限は定められていません。過去から一貫する自分の特徴を紹介したいのであれば、昔のエピソードの写真を使っても大丈夫です。
ただし、現在の自分と関連性が薄い写真は避けましょう。途中で諦めてしまった経験や、現在とは違う価値観をもっていたときの写真では自分らしさを表現しにくくなります。
絵やイラストの写真に、自分の特徴とアピールしたいポイントが反映されているのであれば問題ありません。その際は、絵やイラストを選んだ理由に加え、その中に何が表現されているかを詳しく説明しましょう。
企業に見せる写真は一般的に公開されるものではないので、隠す必要はありません。ただ、情報の取り扱いポリシーは企業によって異なる場合があります。提出する写真について企業から指示がある場合はそれに従いましょう。
以上、自己PR写真・あなたらしい写真を企業が求める理由や、写真の選び方について紹介しました。
企業が写真を求めるのにはさまざまな理由がありますが、一番の理由は学生の人柄を読み取るためです。文章からは読み取れない自然な表情や雰囲気を知りたがっているので、写真は自分らしさが伝わるようなものを選びましょう。
また、選ぶ写真は学業やサークル、アルバイト、ボランティア、趣味など、どんな場面でも問題ありません。そのうえ、自分が写っている写真に限らず、絵やイラスト、思い出の物を撮影した写真でもアピールできます。
魅力的な写真を見つけるためにも、まずは自分の写真を友だちにも協力してもらい、集めた写真の中から自分らしさを表現できる写真を探してみてください。
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