今回カレーにされる就活生

大学名
高知工科大学
学部名
経済マネジメント学群
大学で楽しかったこと
恋愛コーチング事業
企業選びで重視していたこと
「この人たちと働いてみたい」と自分が思えるかどうか
就活期間
4年生4月〜4年生7月
選考を受けた企業総数
6社(OfferBox経由:2社、人材紹介:4社)
入社企業
クラスアップ株式会社


焦りとともに、4年生から就活開始

いきなりですが、プロフィールにある「恋愛コーチング事業」って何ですか?

恋愛を人に教える事業です。僕は心理学やコミュニケーションを学んだ結果、いまの彼女と付き合えた経験がありました。
ビジネススクールに通ってなにか事業をしたいと考えた時、それを人に教えることでビジネスにできないかと考えたんです。

※鈴村さんとはオンラインでインタビュー:写真撮影時以外はマスクを着用

就活を開始したのは、4年生の4月時点。それまでは、恋愛コーチング事業を主軸に個人事業主になるか迷っていました。就職をすると決めたときには、友人や世の中の情報では、もう就職活動が終盤に差し掛かっている感じがして…。内心焦りがありました。

ポジティブな気持ちはあったんですか?

いろんな企業を見に行けることには、ワクワクしてましたね。

※本音で語ってくれる鈴村さん

ビジネススクール行ったり、働く上で「人」を大切にしていたり…すごくフレッシュで”芯”がある感じがするね。
芯…骨…メイン食材は骨付き鶏肉!牛や豚より、鶏はさっぱりしているから、イメージにも合うね。もも肉でもいいけれど、今回はスペアリブを使うよ。


自分を見てくれる地元企業からオファー

OfferBoxを知ったのは、いつごろだったんですか?

3年生の1、2月あたりです。社会人の方に教えてもらいました。
企業さんが自分を「いい」と言ってくれるってことは、どこかしら自分に合っているということなので、良い企業と会えそうと思っていました。

※OfferBox掲載写真

ただ自己PRとかのエピソードが固まっておらず、最初は全然書けなかったんですけどね。笑

入社されるクラスアップさんからのオファーはいつ頃来たんですか?

4月10日でした。就活を始めてすぐの時です。
その時は1社も選考を受けずに、自己分析をしてました。あの……僕、結構臆病な性格なんです。説明会に参加しても、選考で落ちるのが怖くて全然受けられませんでした。

どうしてクラスアップさんのオファーは承認したんですか?

僕、地元が滋賀県なんですけど、クラスアップさんも滋賀の会社だという点に惹かれました。

※クラスアップさんは、滋賀の老舗卸商社です。

それに……他の会社さんからは、テンプレートっぽいオファーも来たんですけど。
クラスアップさんは、僕のプロフィールをしっかり見てくれて、その上で、これだけの文章量で書いてると感じられたんです。

※実際のオファー文一部抜粋:鈴村さんのことをしっかり見てくれている

たしかにこのオファーは嬉しい!
クラスアップさんとの最初の接点はどうでしたか?

最初は個人面談。採用担当の福井さんと、会社のことや僕自身のことを色々話しました。

話してみての印象はどうでしたか?

その福井さんっていう方が、話していて心地良く、
「僕のことを本気で知ろうとしてくれてるんだな」って熱意みたいなものがすごく伝わってきたんですよ。
面談が終わったころには、すっかり「クラスアップさんに行きたいな」と思い、選考に進むことを決めました。

火がついたワケだね!よし、油とスパイスに火を入れまーす!
まだまだ荒削りな感じを出すにも、スパイスもパウダーよりホールスパイス(形を潰していない、そのままの形のスパイスのこと)の方がイメージに合うね。
シナモンは板状のものを大きめに割る。カルダモン、ブラウンカルダモン、ブラックペッパー、アジョワンシードなども丸ごと使うよ。
このカレーはパキスタン料理だから、ホールスパイス多めなんだ。丸ごと使うことで、ダイレクトなスパイスの風味を実現できるんだよ!

※たくさんのホールスパイス

スパイスオイルができたら、チキンを炒める(揚げ焼きに近い)ことで、一気にクラスアップさんへの温度が上がったことを表現するよ。

​​※スパイスオイルを作る:立ち込める良い香り

  • ①フライパンにオイルを投入
  • ②A※スパイス投入(ページ最下部レシピ参照)
  • ③香りが立ったら、チキンを入れ表面の色が変わるまで炒める


「絶対クラスアップに行きたい!」、しかし…

その間、他社の選考は…

1社も受けませんでした。もう絶対、クラスアップさんに行くって決めてたんで。1次面接は無事通って、最終面接に進みました。
でも…最終面接で不合格になってしまって…もう、めちゃくちゃショックでした…。本当に、この先の人生どうしようと思いました…。

不合格の理由は聞かれたんですか…?

「もっといろんな企業を見た方がいいよ」と言われました。面接で「他には1社も受けてない」といったことを言ったんです。
入社した後に「やっぱり違う」となったら、お互いに不幸だから…と言われました。

ショックだったでしょうが、クラスアップさんの言うことはもっともですね…。

一次選考の勢いをホールトマト缶で表現。しかし、最終面接で不合格か…。

※トマト缶を投入

辛(つら)さを表すため、涙の玉ねぎを南インドで一般的な切り方でスライスするよ。南インド切りは玉ねぎを半分に切って、それをさらに繊維と垂直になるように半分にスライスする切り方なんだ。こうすると、玉ねぎがソースに溶け込みやすいんだよ!

※玉ねぎの南インド切り(イチョウ切りに似ている)

玉ねぎを鍋にいれる!さらに…辛いスパイスのレッドチリペッパーを鍋中に投入!ターメリック、塩も忘れずに!ちなみに、ターメリックはカレー作りに不可欠なスパイスの一つ。カレーの黄色って、ターメリックの色なんだ。

  • ④トマト缶1つと、B※スパイス投入し(ページ最下部レシピ参照)、
    トマトをつぶしながら炒める
  • ⑤5分〜10分ほど煮る

※味見する市川:「スパイスを鍋に入れた時点で目が痛い」「だいぶ辛い…」


就活を見直し、恐れずに行動し始めた

そこから自分を改めて、行動量を増やすようにしました。
面接で落とされる怖さはすぐには克服できませんでしたが、客観的に自分を見た時、「一切動かずに運命の会社が来るのを待っている」状態だなって思ったんですよ。
そんなんじゃ、行きたい企業には出会えないと思い選考を受け始めました。

もう一回クラスアップさんにアプローチしたんですよね?

色々選考を受けながらも、やっぱりクラスアップさんへの心残りがあったんです。
そんな中、実は他の1社からも内定をもらったんです。
回答期限まで悩んだんですが、結局その企業さんの内定は辞退し再度クラスアップさんに連絡して再挑戦を図りました。

すごい!でも一度不合格になった企業に連絡するのって緊張しませんでしたか?

いえ、メールやOfferBoxでずっとやり取りをしていた福井さんから選考落選のメールの最後に
「以前にも、選考不合格から再アプローチで内定を勝ち取った学生がいます」といったようなことを書いてくれてたんです。
なので、他の企業を受ける中でどうしても諦めきれなかったら再度連絡しようと決めていました。

気づきを得て、視野が広がったことをヨーグルトで表現!
ヨーグルトを加えることで、辛いだけじゃなくてコクのある味わいになっていく。辛いだけだと、日本人的につらいしね(笑)。
ちなみに、ヨーグルトは北インドやパキスタンのカレーでよく入れるよ。南インドやスリランカでは、ヨーグルトよりココナツミルクが多くなる。

他の企業を見ていた期間も、煮込みで表現するね。これによって、水分が飛んで味が濃縮されていく。鈴村さんの就活に対する考えが、確固たるものになっていくのとリンクしているね。

  • ⑥ヨーグルトを加える
  • ⑦30分ほど煮て水分を飛ばす


やっぱり諦められない!再挑戦の結果は…

そんなわけで、不合格通知から1ヶ月後、クラスアップさんにOfferBoxでメッセージを送りました。

※実際に送ったメッセージ

※クラスアップさんからの返信メッセージ

インパクト。笑

僕もどんなインパクトかなって、思ったんですけど。笑

そこから再選考となったんですね。

はい。自己分析や予測できる質問などを準備して、クラスアップさんで働くために、出来ることは全部して。全力で挑みました。

内定がでたのはいつでしたか?

面接から1週間後ぐらいです。気が気じゃなかったですよ。不安で、何をしてても結果を考えてました。
内定の電話はコンビニのバイトの休憩時間にかかってきて。喜びに浸る間もなくすぐに休憩は終わり。働きながら泣いてました。笑

泣いちゃいましたか。笑

その電話で内定承諾しました。もう1社選考が進んでいた会社があったんですが、そちらは辞退しました。

いや〜よかったですね!

はい!

※着々と仕上げを進める増川さん

最終的な入社の決め手はどこだったんですか?

会社の価値観が自分とマッチしていたことですね。
クラスアップさんは四方よしっていう考え方なんです。
四方とは、ビジネスに関わるステークホルダーで、メーカー、小売店、消費者、社員のことで、その全てのwinを満たすという考えです。
僕の中でも、「自分が儲かっても、相手が損をしている状態」は嫌だったんですよね。企業理念にはすごく共感しました。
他にも、商材が…(語る)…あと社長と営業部長も…(語る)…なんか、いっぱい出てきますね。

はい!

今後こそ絶対に受かりたいという情熱が素晴らしい!
よし最後の仕上げで、バターでコクをブーストして…さらに生姜と獅子唐を…生で入れてフレッシュな風味を加えよう!鈴村さんの若々しさを表現!あれば、パクチーをどっさり加えてもOK。輪切りにした紫玉ねぎをトッピングしても気分だな。この辺りの香りの強い食材を生でトッピングするのは、インドやパキスタンでは多いね。
ここまでくると、鶏肉がかなり柔らかくなっているから、崩れないよう、煮込みすぎ、混ぜすぎに注意してね。

  • ⑧バター(大さじ2)を加える。
  • ⑨赤い油が浮いて、とろみが付いたら、みじん切りした生姜、輪切りにした獅子唐、
    ブラックペッパーをトッピングして完成。

鈴村さんのカライカラヒ完成!

できたよ〜。カライカラヒ!完成〜!

わぁー!見た目がもうエキゾチックですね。カラヒって何ですか?

カラヒはパキスタン料理で、中華鍋みたいな現地の鍋を「カラヒ」って呼ぶんだ。汁気の少ない炒め煮のカレーね。鶏肉じゃなく、マトンで作ったりもするけれど、
その場合は肉を柔らかく仕上げるために1時間くらいは煮込む必要があるよ。鈴村さんの就活はスピーディだったから、鶏肉の方がマッチしてると思った。
で、辛いからカライカラヒね。笑

では代表していただきます!
…あれ?味見の時より辛くない。おいしい!

鶏肉とかの具材とスパイスが混ざって、コクが出たんだね。

ちょっと痺れる感じがしつつ、スパイスのいろんな香りがしますね〜。
鶏肉もホロホロに煮込まれてて柔らかいです!ナンと食べると最高です! 味が濃厚だから、ナンがめっちゃ進みます!

パキスタン料理は、ホールスパイスを使って煮詰めるような、重厚な料理が多いんだよ。砂漠のキャラバンでさ、ラクダに乗ってさ…食事にこんなカラヒを食べるの。ロマンあるよね…。
鈴村さんのクラスアップさんへの一途な気持ちを表すにはぴったりでしょ。

クラスアップ株式会社から鈴村さんへ

真っすぐで素直な部分と、目標に向かって最後までやり遂げる部分が鈴村さんの強みです。

1度目の最終面接の後、他社様を知っていく中で「やはりリトライしたい」と連絡いただきました。

落とされた途端に失礼な態度になる学生さんも居る中で、言われた事を受け止め、考えて行動する力を持っていると思います。

当社の理念や人に共感して入社を決めてくれたので、どこの部署でも楽しく働いて、彼らしく自然体で活躍してくれる事を期待しています!

・ご飯よりナンと食べるのがおすすめ
・シナモン、カルダモンなどのホールスパイスは、食べられないので注意
・辛いのが苦手な方は、レッドチリペッパーの量で調整を

最後に…「OfferBox」への感想を教えて下さい。

僕の就活を決めてくれたので、役に立ったなと思います。
クラスアップさんはOfferBoxでしか採用してなかったですし、OfferBoxじゃなきゃ出会わなかったんですよ。感謝しかしてないですね。

わぁ〜ありがとうございます。
クラスアップさんが鈴村さんを見つけたのは、鈴村さんが頑張って書かれたプロフィールが目に止まったからですが…こういったお話が聞けると私も嬉しいです!


今回カレーにされる就活生

大学名
関西大学
学部名
システム理工学部
大学で楽しかったこと
お笑い
企業選びで重視していたこと
家族を幸せにできるかどうか
就活期間
3年生6月〜3年生2月
選考を受けた企業総数
8社。OfferBox経由4社、紹介会社4社
入社企業
株式会社シノプス


「就活やらなきゃ…」と思いつつ、ようやく動き出す

よろしくお願いします。(OfferBoxのプロフィールを見て)すごく気になってたんですが、M-1でられたんですか?

(笑)よろしくお願いします。はい、人生で1番緊張した瞬間でした。
そのおかげで就活は、ちょっとリラックスして挑めたかもしれないです。

就活は、3年生の6月に始めました。バイト先に1つ上の先輩がいて、2年生の時から「できるだけ早く(就活は)始めた方がいい」と言われてて。
「いや、まだ早いんじゃないですか?」って言い続けて、結局6月になってしまったんですけど。笑

「家族を幸せにできるかどうか」が1番重要ってのも素敵だね!
家族…家庭料理…。うん、まずはトゥールダールのペーストを作るよ。日本料理で言えば味噌を準備する感覚に近いかな。
インド料理では豆を使うことがとても多くて、豆の風味やコクがインド人的に好まれるんだろうね。日本人も同じだし、インドと日本の舌って結構近い!?かも。

※早々にレンズ豆を煮始める


あとはタマリンドも準備しておこう。タマリンドというのは、南インドでポピュラーな酸っぱいフルーツ。日本でいう梅干しみたいなものだよ。


※タマリンドを水に溶く

  • ①レンズ豆2カップを水洗いして、3カップ程度の水でポタージュ状になるまで煮て、別にとっておく
  • ②タマリンド、ゴルフボール(大さじ2くらい)をお湯に溶いておく

100%ポジティブ!夏野菜のような前向き就活開始

就活に対しての印象って、どうでしたか?

私はもう終始ポジティブでしたね。100%ポジティブでした。
 行きたい会社が明確な人は、そこの選考が通らないとネガティブになってしまうと思うんですけど、私の場合は、志望業界を探すところからでしたし。

選考に落ちて、凹んだりすることはなかったんですか?

まあ、落ちること自体はショックでしたが…。
それも「まあ勉強になるし、本当にそこが行きたい企業かわからないしな」と思ったので、ネガティブになることはあんまりなかったですね。

※峰さんとはオンラインでインタビュー:写真撮影時以外はマスクを着用

前向きですね!他に就活で印象的だったことってありましたか?

自己分析が、私の就職活動にかけた時間の8割ぐらいを占めているんですよ。
就活始めたばかりの時は、とりあえず知っている機械系の企業の技術職にエントリーしてたんです。機械科出身なので。
でも途中からしっかり自己分析を始めて、その中で志望業界もどんどん変わっていきました。化粧品や、赤ちゃん用品まで、幅広く見ました。
最終的に「(営業職などの)文系就職したい」まで、ガラッと変わったんですけど。
「本当に自分がしたかったこと」に気づくことができたのも喜びでした。

前向きさと素直さが素晴らしいね。食材はアレだ、野菜…。
それも太陽を浴びてスクスク育つ夏野菜…!!インドでもナスやトマト、ゴーヤ、オクラなど夏野菜をたっぷり食べるんだ!峰さんのカレーは夏野菜を主役にしよう。

※大量の夏野菜をカットしだす

※さらに夏野菜を準備していく:オクラやゴーヤも、南インドではポピュラーな食材だそう

  • ③野菜を食べやすい大きさ(1口大)に切っておく
  • ※玉ねぎだけは別に分けておく


文系就職した理系先輩からのオファー!

OfferBoxを使い始めたのは3年生の8月ごろ。
コロナで学校に行ってなかったので、友達の就活状況が全く分からなかったんです。
それで、twitterで「すごくオススメなアプリ」という投稿を見てOfferBoxを知りました。
すぐインストールしたものの、登録が必要な項目が多いので、そこは少し時間がかかりましたね。笑

OfferBoxの第一印象ってどうでした?

今まで、学生が会社に「入れてください」っていうのが就職活動だと思ってたんです。それを、逆に会社から「良かったらうちどうですか?」って声をかけてもらえるじゃないですか。
「こんな就職活動あるんだ!」ってすごくびっくりしまして。

オファーが届いてどうでしたか?

すごく嬉しかったですね。製鉄会社や研究職系の企業さんからたくさんオファーいただきました。
ただその時点では、「このまま理系の研究者や、技術者になるのが僕の将来だろう」っていうふうに思い込んでいました。
オファーをいただいた会社さんとお話する中で少しずつ違和感を覚えていきました。

※OfferBoxプロフィール:「文系職へ興味がある」という内容に変更

シノプスさんからはいつ頃オファーが来たんですか?

10月頃、私がOfferBoxの「こだわり条件」を緩めた時です。
※OfferBoxには、職種・業界・勤務地などに、どのくらいこだわりを持っているか意思表示できる機能があります。
自己分析を深めていく中で、私がやりたいのは、研究や工場での仕事じゃないかもしれないと思い、業界の幅もすごく広げたんですよ。ものづくりだけではなく、ITとか金融コンサルとか、希望業界も増やしました。

※株式会社シノプスホームページ

シノプスさんのオファーで印象に残っていることってありますか?

すごく覚えているのが、ちょうどその頃「文系就職したい」と思い始めた頃でして。ただ、ずっと理系でやってきたので、うまく気持ちの切り替えができなくて…。
そんな時シノプスさんからのオファーに「私も理系出身で文系就職をしたので、ぜひそこに関してもお話しましょう。」みたいなことが書いてあったんです。
プロフィールの「文系職に興味がある」と書いた部分に反応してくださって。

※実際のシノプスさんからのオファー文面一部抜粋

一度、先輩のお話聞いてみたなと思って、承認しました。
全く聞いたことがない会社だったので、会社に対する情報は0でしたね。

葛藤が始まったんだね。複数のスパイスで表現するね。
マスタードシードやクミンで南インドらしい風味をプラス、フェヌグリークシードでカレーっぽさも加えよう。ウラドダールやトゥールダールをスタータースパイスに使うあたり、面白いよね。

※スパイスをブレンド:辛みはなく香りたつスパイスたち

  • ④鍋に、油とテンパリング用スパイスA※を投入する。
  • ※ページ下部レシピにて記載

※油に投入し、スパイスオイルを作る


衝撃の説明会!すっかり心を撃ち抜かれる

シノプスさんとは最初はどんな風にお会いしたんですか?

Webの説明会でした。それが衝撃でして。
それまで参加した説明会って、説明される方が結構堅い感じで、全然わくわくしなかったんです。
でもシノプスさんの説明会は、進行のお2人がボケてツッコんで…て感じで、すごく楽しそうに話されていたんです!「なんかここ、今までと全然違う」と、人柄から引き込まれました。
そこから、シノプスさんについて真剣に調べ始めて、ITにも惹かれるようになりました。ITは色々な事業と連携できるなど、可能性が広いのが面白いと思いました。

その後はどういう選考フローだったんですか?

個人面談→1次面接→最終面接という流れでした。
面談で、理系の自分でも営業職採用に挑戦できると自信がつきました。
※シノプスさんはエンジニア職採用と営業職採用の窓口を分けて採用されていました。
そこからはもう、「シノプスさんに行きたい」と思うようになりました。
他の会社とも無意識で比べてしまうようになっていて。片思いというか…まあ惚れてしまったんです。笑

一気に引き込まれたんだね。マスタードシードがパチパチ言ってきたら、スタートのスパイスは準備OK!まずは玉ねぎを投入。そして、峰さんを表す夏野菜にも火を入れていくよ!

※スパイスオイルに夏野菜を投入。

そして、面談でさらに盛り上がった情熱を表すために、少し辛味も加えるよ。辛味のスパイス、チリペッパーと爽やかな柑橘系の香りが特徴のコリアンダーパウダー。
僕はコリアンダーが大好きなので、けっこう多めに加えるよ。

※さらにスパイスを投入。少しだけチリペッパーも。

  • ⑤スパイスオイルのマスタードシードがパチパチ弾け出したら、玉ねぎを投入する。
  • ⑥玉ねぎがしんなりしたら、夏野菜を投入する。
  • ⑦全体にオイルが回って、トマトが潰れるまで炒める。
  • ⑧パウダースパイスB※を投入して炒める。※ページ下部レシピにて記載


家族のために悩んだ…
でも背中を押してくれたのも家族

内定が出たのは、12月23日あたりでした。承諾したのは2月後半でしたね。

(意外!)何か引っかかってたんですか?

家族のことを考えたときに「大企業の方がいいのでは」と悩んでいたんです。
私は、自分が家族に幸せにしてもらったからこそ、この幸せを受け継いでいきたいなと思っているんです。
うちは父親が自営業で、従業員も身内の数人。収入の不安定さで、苦労していた時期も知っていました。
そのためには、安定した大企業の方がいいのかなと、ずっとモヤモヤしていて。

※峰さんが就活ノートで何度も見返したページ。将来の目標は「父を超える父親になること」

悩んでいる時、親に「行きたい会社から内定を頂いているんだけど、それはこういう会社で…」って話をしたんですよ。
そうしたら、父親が「立派な会社やん」って言ってくれて。
それがすごく心に響いて、シノプスさんに行こうって決意しました。

最後の決断にもご家族が関わってきたんだね。ここで最初に準備していたタマリンドを入れよう。仕上げにフルーティーな酸味を加えることで、全体がフレッシュになるし、この料理の感覚がいかにも南インドって感じなんだよね。
ちょっとマニアックだけど。笑

※インド料理界の梅干し、タマリンドを投入

そして、最終的にお父さんが背中を押してくれたことを表すため、インドの味噌、トゥールダールのペーストを混ぜます!これで、味噌にも似た豆のコクと風味を加えるんだ。
仕上げにサンバルパウダーも入れるね。これで、俄然サンバルっぽさがアップするんだね。

※煮込まれて見た目も味噌っぽくなったトゥールダール

  • ⑩タマリンドの水溶きを加え、2、3分炒める。
  • 11.水1L程度を加え、鍋の中がぶつぶつ言ったら、トゥールダールを加える
  • 12.サンバルパウダー(大さじ2)を加え、5分ほど煮る
  • 13.全体がなじんで、煮込みの最初より色が濃くなったら、バターを加え、火を止める


峰さんのサンシャインサンバル完成!

はい完成!サンシャインサンバル〜!
サンバルは南インドの代表的な料理で、まさに日本で言う味噌汁みたいなスープカレーなんだ。
今回は夏野菜のサンバルにしてみた。ベジタリアンメニューだから、フレッシュでヘルシーだよ。
峰さんのまっすぐな人柄や、家族想いなところを表すには、サンバルがぴったりだね!
最後にサンバルパウダーって入れたでしょ?これ、このサンバルっていう料理用のスパイスなんだ。日本で言うなら、七味唐辛子みたいな感じかな。そんなスパイスがあるくらい、サンバルは南インドでメジャーな料理なんだよ。

では、代表していただきます!
…おいしい!さっぱりしてて、どんどん食べられる!辛さはほとんどないですね。夏野菜がごろっと大きくてみずみずしいです。
あれだけスパイスが入っているのに、なぜか素朴な味というか、家庭料理というのがわかる気がします。毎日食べられる感じです。

株式会社シノプスから峰さんへ

挑戦への意欲と、行動に移す力が見えたため、オファーしました。

お会いしてさらに感じた強みは、周囲への許容と、自律心です。

峰さんはその真っ直ぐさでどんな環境でも自分のポジションを自らつくっていくことができるので、その時どきにできる最大の成果を出してくれることが想像できました。

入社という大きな変化や、きっと次々に初めて訪れるであろう更なるチャレンジにも前向きに挑み、当社の成長に必要不可欠な人材になってくれると思います。

・ご飯は白米もおいしいが、5分づき米だとスパイスと米がプチプチした食感でよりマッチ
・野菜やきのこは、どんな種類のものでも合うので、好みのものを入れて。カボチャなども合う。

最後に…「OfferBox」への感想を教えて下さい。

お世辞とかじゃなく、就職活動中に1番使ったアプリがOfferBoxでした。
OfferBoxはすごくひとりひとりのプロフィールとか、ちゃんと読んでいただいているんだなって思えるような企業さんが多かったです。企業さん自体の数も1番多かったと思います。

ありがとうございます。やらせなのではと思われてしまうくらい褒めていただいて嬉しいです。笑
逆にここはちょっと…ってところはありましたか?

うーん、逆にプロフィール読んでくれているのかわからない企業は結構わかっちゃいました。
就活生と喋る機会があって、その時OfferBoxを使っている人が結構いて。
「この会社から俺もオファー来てるけど、みんな来てるじゃん」みたいな話になった時に、「あ、この企業学部だけで送ってるわ」という話になったりはしましたね。
そういうオファーも少しはあったけれど、でもシノプスさんみたいに、「自分だから」オファーをくれた企業がたくさんいたから、使い続けました。使っててよかったですね。

大人気コラボ企画を9/16(木)に開催!

共催:日本経済新聞社大阪本社販売ユニット/日経メディアプロモーショ
今回は、「早期選考に役立つ情報」をテーマに、日経新聞を活用した就活準備のすすめ方や自己PRが見つかる自己分析の方法を、特別講師として日経メディアプロモーションの方をお招きし、伝授いたします。

・就活準備を効率的にすすめるための日経新聞の読み方とは?
・自己PRを効率的に考えていくための自己分析の方法とは?

早期選考を希望されている方、秋冬インターンシップへの参加を考えている方は、ぜひご参加ください!

<参加者の声>

https://offerbox.jp/ofbstudent/wp/wp-content/uploads/2021/05/samune02.003.jpeg

LIVE配信 概要

【開催日時】

9月16日 (木) 17:00~19:30
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始10分前より開場します。
※最大20:00まで延長

【参加対象者】

2023年 卒業見込み学生

【プログラム:17:00スタート】

第1部:
就活に使える日本経済新聞活用講座「業界・企業研究・ES・面接対策すべてに使える」
講師:日経メディアプロモーション株式会社 公認読み方アドバイザー 寺尾勇人 氏

第2部
「早期選考に役立つ!OfferBox流 自己PR作成のための自己分析講座」
講師:株式会社i-plug(OfferBox運営会社)小林大剛

▼就活お悩み質問コーナー
セミナー終了後、質疑応答の時間を設けております。
この機会に、疑問を解消しましょう!

【講師プロフィール】

koushi2

株式会社i-plug マーケティング部 学生グループ:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

日経メディアプロモーション株式会社 公認読み方アドバイザー:寺尾 勇人 氏

中四国・近畿エリアの大学・専門学校で年間1500人が受講する就職対策セミナー&公務員講座講師を務める。また年間2000人の大手企業~中小企業の内定者・新入社員研修を担当。

【セミナー参加方法】

①参加申込みをしてください。
②申込み完了後、ご登録いただいたメールアドレス宛に参加用URLを送信します。
③時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります

こちらのイベントは終了いたしました。

マネー現代に、成長著しい「オファー型就活サイト」としてOfferBoxが紹介されました。

一般的な就活ナビサービス異なり、企業側が学生のプロフィール情報を見てオファーを申し入れる「オファー型(逆求人型)」の就活サイトとして、OfferBoxが紹介されました。

■メディア名:マネー現代
■掲載記事名:マイナビ、ONE CAREERのウラで急伸! オファー型就活サイト「OfferBox」人気のヒミツ
■掲載日:2021/09/06
■URL:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86241

秋冬インターンシップ備えて!

8月31日(火)は、OfferBoxプロフィールの考え方を学生の状況にあわせて3パターンご紹介します!

 

・自分を象徴する画像に何を登録すればいいか悩んでいる
・自己PRや過去のエピソードには何を書けばいいの
・一応、登録はしたけど内容が不安・見直したい

 

後半には質疑応答の時間を設けています。
OfferBoxに関する質問はもちろん、「企業の選び方」「今の時期にしておいたほうが良いこと」など、就活に関わる悩みや不安にもお答えします。

 

LIVE配信 概要

【開催日時】

8月31日 (火) 17:00~18:30
※Zoomでのライブ配信です。
※質問数に応じて、最大30分延長します。
※セミナー開始5分前より開場します。

 

【参加対象者】

2023年 卒業見込み学生

 

【登壇者の紹介】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

 【セミナー参加方法】

①参加申込みをしてください。
②申込み完了後、登録いただいたメールアドレス宛に参加用URLを送信します。
③時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

こちらのイベントは終了しました。
 

TEXに参加した就活生から、自己成長のヒントを得よう

今回は、『リーダーズ・キャリア・キャンプ– TEX(以降TEX)』とOfferBoxのコラボレーション記事の第3弾となります。(第1弾はこちら、第2弾はこちら

TEXとは、社会人と学生が地域のリーダーたちと共に、難易度の⾼い社会課題に向き合い切磋琢磨することを通じて、自身の志や働く意味を考えるプログラムです。

※TEXはTrue Experienceの略称です。

この記事では、TEXに参加した就活生へのインタビューを掲載します。
どんな取り組みの中で、何に気づき、何を得たのか。そして、それがどう自己成長に繋がったのかをお伝えします。

TEX参加学生のプロフィール紹介

今回インタビューしたのは、慶應義塾大学の佐藤亜美さんです。
ここからは、佐藤さんからのインタビュー回答をベースにお伝えしていきます。

どんな大学生活を送っていましたか?

私の入った学部が、文理問わず、様々なことを学べるところでした。だからこそ、授業以外でも、学内外問わず広くコミュニティに加わることを意識していました。
アルバイトだけでなく、知人が立ち上げたフリーランスの手伝いをしたり、地方創生に関する学生団体に所属をしたりしていました。
実際に興味が広がったことで、3年生の時には1年次から所属していたバイオテクノロジーのゼミを辞めて、デジタルマーケティングのゼミに改めて入り直し、現在も勉強を行っています。

好きなことは何ですか?

好きなことは、人とたくさん関わり、話すことです。ミーティングのアイスブレイクの時間では、ついつい時間を忘れて話しすぎてしまうことも多々あります。
ちなみに、就活のガクチカは、主に大学2年生の夏頃からお手伝いをさせてもらっている知人のフリーランスでの出来事を話していました。また、業界やお仕事の内容ごとにきちんとアピールポイントをお伝えしたいと考えていたため、学生団体での話やアルバイトでの経験を話していた時もありました。

どんな就活を経験してきたか

大学時代も、様々なことに積極的に取り組んできた佐藤さん。
就職活動はどのように行ったのでしょうか?

就活を始めたきっかけは?

就活を始めたのは、大学2年生の3月です。
日本料理のアルバイト先で、1つ上の先輩方が本選考の準備を行なっていたのを目にしたことがきっかけでした。
「自分が1年後こうなるんだな」と思うと、心配性なところもあり、今からでもやった方がいいのかなと思いました。

まずは、自己分析から始めました。幼少期から現在までを細かく出来事を書き出していました。「メモの魔力」という本の中に、自己分析の1000問ノックのような質問項目があって、全部はできませんでしたが、その項目に沿って自己分析をしたりしました。

あとは、先輩や友達に話を聞くことが多かったです。自己分析の方法や、自分について聞いたりしました。
Zoomを使って友達と繋がって、お互い作業を監視してESを書いたりなどもしていました。
長期休みの時には、実家の福島に帰省をしていたのですが、その時にも、友達とはZoomで繋がることが多かったですね。本当に仲の良い友達と二人三脚で頑張っていました。

どんな企業の選考に参加しましたか?

説明会は30社以上、インターンシップは1dayも含めて15社ほど参加しました。実践的な仕事に関する内容に触れられるものには積極的に参加していました。業界も絞っていなかったので、仕事や理念など、幅広く興味のアンテナを広げて、少しでも刺さったら応募しました。幅広く企業を見て、インターンシップを通じて、志望業界を決めて行きました。

インターンシップの面接は14回ほど、本選考は20社くらい選考を受けました。小売業界と広告業界がメインで、メーカーも少し受けていました。
「自分を取り巻く人の心を動かせる」「いろんな人と出会う」「年齢に関係なくチャレンジの場がある」が就活の軸でした。

TEXからの突然のオファー…何を思った?

TEXからのオファーに対して、率直にどのように感じ、なぜ承認したかも教えていただきました。

TEXに応募する前、課題に思っていたことはありましたか?

自分に合った業界や自分が将来的にやりたいことが不明確な状態でした。とにかく説明会や面接を通してその企業を知って、自分の軸に合っているかの整合性を確かめて…の繰り返しをずっとしていた状態だったと思います。

また、面接の時などはロジカルな話があまり出来ず、言いたいことを思ったままに伝えてしまうのも課題としてありました。
インターンシップの面接の中で「ロジカルさが弱い」という指摘を直接受けたこともありました。元々話すのが好きで、1聞かれると100返してしまうところがあったので、課題に感じていました。

TEXのオファーが届いてどう思いましたか?

会社からのオファーではなく、プログラムへの招待で少し戸惑いましたが、面白そうと思いました。

どうしてオファーを承認したのですか?

参加年度のテーマが地元の福島だったことに加えて、社会人として働いていらっしゃる方と一緒にプログラムを進められるという点で、就活だけでなく社会のことや学生時代のことなど幅広くお話を聞いてみたいと感じたからです。
自分自身就活をしている中で「何を将来やりたいか」が不明確だったので、そのヒントを見つけられればと思い参加することにしました。

TEXに対して、どんな期待をしていましたか?

社会人の方との関わり、自分自身の論的的思考力を上げられればと思っていました。ロジカルシンキングができるようになりたかったんです。社会に出た時、必要不可欠だと思っていました。また、コミュニティの拡大にも期待していました。

TEXに参加してどうだった?

ロジカルシンキングができるようになることを期待して参加した佐藤さん。
実際に参加し、どのような自己成長に繋がったのでしょうか。

TEXでは、具体的にどんなことをしましたか?

本当に楽しい経験になりました。ディスカッションも、社会人を交えての経験は初めてでしたし、それに頻度もとても高かったので、正直大変なところもありました。
でもその時間を通して、お互いきちんと本音で話し合えましたし、学生から社会人に提案をすることもできて、楽しかったです。

地域課題解決のためのプロジェクトの考案と、プロジェクト遂行に向けた活動をしたのですが、私自身の主な役割としては、プレゼンテーションを作るのが好きなので、率先して資料作成をしていました。また話すのが好きなので、行き詰まった時に積極的に発言するなどしていました。

学生も社会人も同等の立場で、同じ問題に取り組み、意見を交わし合う機会は今までになく、新鮮でした。
学生が自由に発想することに対し、社会人の方は論理的かつ根拠に基づいて話していました。そうした考えや視点の違いは非常に学び深く、自分自身を見直す機会に繋がりました。

また、TEXの時間外にもチームの社会人の方々が学生メンバーの就職活動の悩みを聞いてくださるなど、本当に頼りになる素敵な方々が揃ったプログラムでした。
普段の生活でも身になることが多かったです。

チームでの取り組みで、気付き・成長はありましたか?

視点の違い、発想力、論理的思考力、ミーティングでの進め方(ファシリテーション力)はどれも勉強になりました。

自分自身の気づきとしては、ロジカルさが足りないとつくづく痛感しました。
チームメンバーだけでなく、TEX全体でのディスカッションの際、話すのがすごく上手い学生がいて、自分はまだまだだと思いました。
また、順序立てて説明するのが、社会人の方はやっぱりすごくて、資料1つをとっても「こういう順番の方が伝わりやすい」と教えてもらえたのは勉強になりました。

また、それぞれの育った環境や、現状が違う中で1つの課題に向き合うことで、私自身は問題に感じたことがなかったことや、当たり前だと思っていたことでも、他者からするとそうではない…というような、色々な意味での「違い」を体感できました。

例えば、私は福島出身なので、「震災体験者」の視点で、ディスカッションで発言することが多かったです。風評被害など肌で感じていたので…。
一方、メンバーは体験者ではなく、震災の様子をニュース等で目にしていた方々であったため、自分にはない新たな視点からの“震災”を知ることができました。

TEXで出会った中で、影響を与えられた人はいましたか?

社会人メンバーの方々から就職活動においてたくさんアドバイスを頂き、影響を受けました。結構な頻度で、「就活会」を開いてもらったんです。
現職が人事の方などもTEXに参加されていたので、人事目線でのアドバイスを仰いだりしました。「人事的にこれはOKなのか?」「どういう学生が印象的なのか?」といった質問に答えてもらったり、会話のキャッチボールや、面接を楽しめているかという観点の重要性を教えてもらいました。
働くことや、自己分析について深く考えることができ、今後どんな社会人になりたいのか、自分を見つめ直す機会となりました。

TEXで、自己成長はできたのか?

社会人メンバーからたくさんの刺激を受けた佐藤さん。
課題としていた部分も含め、自己成長はできたのでしょうか。

TEX参加前と比べて、成長を感じたことはありましたか?

2つあります。
1つ目はミーティングでのファシリテーション力です。今まで、進行役を自分が名乗り出てやることはありませんでしたが、TEXに参加したあとは自分の進行に自信がつき、手を挙げるようになりました。
ミーティングの中でお互いを褒め合う機会があったのですが、「オンラインだとなかなか発言がしづらいムードがあったりしたが、佐藤さんがいるミーティングだと意見が上がりやすかった」という意見をいただいたことが、自信につながりました。

2つ目は、元々課題に感じていたロジカルシンキングです。
社会人の方々同士でのディスカッションを聞く機会などを通して、「伝える力」がどのようなものか実際に体感できたことが、面接にとても役立ったと思います。

具体的には、今まで私は、なぜそう思うのかの背景を言わず、意見だけを伝えてしまっていました。しかし、社会人メンバーが、自分の体験や感情など、段階を踏んで説明をしていて、それがとてもわかりやすかったので、取り入れるようにしました。

OfferBoxは、就活の役に立った?

課題に感じていたロジカルさを向上させることができ、その後の就職活動に活かすことができた佐藤さん。
そんな佐藤さんに、OfferBoxの活用についても聞いてみました。

就活でOfferBoxは活用されましたか?

活用しました!
自分が全く知らない業界からのオファーもあるため、業界研究につながりました。
元々、企業情報ってネットの情報はわずかですし、信憑性にかけると思ったので、たくさん企業説明会に参加したいと思っていたんです。

自分自身、企業を選ぶ上でビジョンが大事だったので、それに共感できる会社であれば、業界関係なくオファー承認し、説明会に参加するようにしていました。
それにより、様々な業界の知識を身につけられたと思います。

OfferBoxを使う後輩へのアドバイスをお願いします

自分がやりたいことや業界がまだ決まっていない学生の方は、特に使ってみた方がいいと思います。今まで自分がなんとなくで希望していた業界だけでなく、たくさんの業界の会社からオファーを頂けるため、視野が広がる良い機会になります。
多くの企業のイベントに参加することで、自分が行きたい企業かどうかの判断もできるようになります。例えば、参加前はよくわからなくても、説明会でビジョンや事業内容を聞くことで、「〜〜ということは、こんな人が多い会社なのかな」と想像することもできるようになります。
また、OfferBoxは自分のプロフィールの閲覧数も見ることができます。どんな文章だと企業にチェックしてもらえるのか、評価されるのかを、閲覧数を見ながら、内容を改善できるので、モチベーションも下がらずに利用できます。

以上でインタビュー記事は終了です。
協力いただけた佐藤さん、本当にありがとうございました。
このインタビュー記事が、自己成長したい方のヒントになれば嬉しいです。

TEXに参加した就活生から、自己成長のヒントを得よう

今回は、『リーダーズ・キャリア・キャンプ– TEX(以降TEX)』とOfferBoxのコラボレーション記事の第2弾となります。(第1弾はこちら

TEXとは、社会人と学生が地域のリーダーたちと共に、難易度の⾼い社会課題に向き合い切磋琢磨することを通じて、自身の志や働く意味を考えるプログラムです。

※TEXはTrue Experienceの略称です。

この記事では、TEXに参加した就活生へのインタビューを掲載します。
どんな取り組みの中で、何に気づき、何を得たのか。そして、それがどう自己成長に繋がったのかをお伝えします。

TEX参加学生のプロフィール紹介

今回インタビューしたのは、秋田大学の千葉奎耀さんです。
ここからは、千葉さんからのインタビュー回答をベースにお伝えしていきます。

どんな大学生活を送っていましたか?

工業高等専門学校を卒業後、大学の3年次に編入学をしました。率直に、もうちょっと研究したい気持ちがありましたし、あと高専は特殊で専門的な内容を学ぶため、視野が狭まってしまうと思ったので、普通の大学に行ってみたかったんです。

緊急事態宣言中だったこともあり、オンライン授業とアルバイトだけをするという変わった大学生活を過ごしていました。
どんなことにでも興味を持ち、熱中する性格なので、アルバイトに夢中になって週40時間以上出勤したこともあり、これが原因で留年しそうになったこともありましたが、学生のうちにフルタイムで働く経験をし、働く大変さを知れて良かったと思います。

好きなことは何ですか?

好きなことは、パソコンやスマホを始めとした、最新のガジェットを調べたり、購入して使うことです。国内で入手できない製品は個人輸入で入手するので、欲しいガジェットがある時は為替の変動と世界情勢を毎日チェックします。

ガクチカは、高専在学中の部活動での、ラジコン飛行機とその自動離着陸システムの開発について話していました。後輩たちに飛行機制作の指導をしながら、システムの構築とトライ・アンド・エラーを繰り返していました。

どんな就活を経験してきたか

実は、一度就職活動をした結果、大学院進学を決めた千葉さん。
就職活動の中でどのように考え、決断したのでしょうか?

就活を始めたきっかけは?

大学3年生の5月頃です。
アルバイトが楽しいと感じたことがきっかけで、就活を始めました。
ユニクロでの接客のアルバイト経験を通じて、「仕事をしてお金を稼ぐこと」や「誰かに感謝されること」が嬉しかったので、就職するのもいいもんだな、と思ったんです。

まずはインターンシップへの参加を目的に、就活支援サービスに手当り次第登録しました。
高専と大学では就活の仕方が全然違うので、どうしようと思い、ネットでOfferBox見つけて登録しました。オファー型というサービスを知って面白いと思いました。

どんな企業の選考に参加しましたか?

インターンシップと面接は2社ずつ。説明会は20社くらい参加しました。

そして、一周回って現在は、大学院進学を目指しています。

というのも、実際に企業の方とも話してみて、高専の5年間で学んだ内容と、大学の3、4年生で学んだことはほぼ一緒だったと感じたんです。
企業説明会で説明された仕事内容も、高専の時に聞いたものとほとんど同じでした。

高専を卒業してできる仕事と、大学卒業してできる仕事はほとんど変わらない…。そうなると、この2年が無駄になってしまうと感じました。

自分自身、やっぱり研究が好きですし、研究職に興味があるため、説明会などで、大学卒業して研究職につける人がいるのかを聞いたんです。そうしたら、ほぼいないということだったので、進学を決めました。

実は、TEXでのある方の話も影響を受けたのですが…こちらは後で話します。

TEXからの突然のオファー…何を思った?

TEXからのオファーに対して、率直にどのように感じ、なぜ承認したかも教えていただきました。

TEXに応募する前、課題に思っていたことはありましたか?

日本の経済は東京一極集中なので、多くの企業の本社は東京圏にあります。地方大学の学生は移動の問題等から不利になるのではと感じていました。
高専だと、1人あたり50社くらい求人があるので、高専の中で就活が完結するんです。しかし、秋田の大学の友人の話を聞くと、自分から行かないといけないとのことでした。今はコロナでオンライン就活が浸透してきましたが、足を運ぶとなると、地方は就活に不利だなと思っていました。

また、「なぜ仕事をするのか」ということに対して漠然とした考えしかなく、大学を卒業後は就職をするのが当たり前だと思っていました。(そう教えられていたのかもしれません。)
それから、TEX参加前は企業を選ぶ上での軸も定まっておらず、説明会等を予約しスケジュール管理をすることで頭が一杯になっていました。

TEXのオファーが届いてどう思いましたか?

オファーの通知が届いて、「何これ?」って思いました!
一般企業からのオファーと思ったら、オファー枠には表示されていなくて「あれ?」と思いました。

※TEXからのオファーは通常オファーと異なり、イベントオファーとして送られます。

どうしてオファーを承認したのですか?

TEXを運営しているファーストキャリアのウェブサイトを見て、「全員がリーダーシップを発揮する」というところに魅力を感じました。

また、「ものづくりの経験はあるけれど、社会課題解決ってやったことない」と思い、参加を決めました。

ですが、正直こんなにも大変だとは思ってもいませんでした。
全部で6日間だけ参加するプログラムだと思ったので、まさか毎日ミーティングをすることになるとは予想もしていませんでした。(※)

※TEXは全員参加型のセッションと、チーム活動の時間もあります。ミーティングの頻度などはチームみんなで決めて進めていきます

TEXに対して、どんな期待をしていましたか?

大学の授業がすべてオンラインで行われ、友達が一人もいない状況でTEXへの参加を決めたので、同世代の学生に会えるのが嬉しいと思っていました。
また、新しいことを経験できるかもしれないという不安とワクワク感が募っていました。

TEXに参加してどうだった?

楽しみな気持ちと不安な気持ちを持ちながら参加した千葉さん。実際に参加して、どんな経験をし、また何をつかんだのでしょうか?

TEXでは、具体的にどんなことをしましたか?

グループに分かれて、南相馬市の社会課題の最適解を作るプログラムでした。
何ヶ月も話し合いを重ねることとなり、授業や仕事の合間でスケジュールを合わせる事自体が大変でしたし、かつてないほど頭を使いました。

全員がリーダーとして南相馬市の社会課題に真剣に向き合い、チームで最適解をつくりあげました。それによって他人の考えや価値観を知ることで、自分自身についてを見つめ直すことの出来る場でした。

事前研修の時は、地方大学からの参加者が私だけであったことから、なぜ自分にオファーが来たのか?このイベントの主催者はたった一人の地方大学参加者である私に何を期待してるのだろうか?という不安がありました。

しかしセッションが進むにつれて,チームのメンバーとの話し合いや課題解決に夢中になり、はじめの頃の不安を忘れ、忙しくも充実した日々を過ごしていました。

その頃になると、オンラインで全く不自由なく相手と意思疎通が出来ようになりました!何故か自分の性格まで伝わっているほどでした。笑
カメラ越しで毎日話をしていると、その場にいるのとほぼ変わらないレベルになってきて、会ってないのに伝わっていることが多くてびっくりしましたね。

後半では、実際に新規事業の立ち上げに携わりました。事業立ち上げの難しさと忙しさを感じるとともに、自分にとってのリーダーシップとは何かについての自分なりの解を見出す機会を与えられました。

リーダーシップにもいろいろなタイプがあり、グイグイ引っ張っていくだけがリーダーだけじゃないと学びました。
例えば、陰で支えるのもフォロワーシップ型のリーダーシップもあり、自分自身は、そちらの方が向いていると感じました。

チームでの取り組みで、気付き・成長はありましたか?

チームは、学生5人、社会人3人のメンバーで、そのうち理系は自分含め2人だけ。夏は海でライフセーバーをやっている人や、社会人だと芸術系の学校出身の方など、学生メンバーも個性豊かでした。

今まで周囲は理系ばかりだったので、当初、文系の人たちの物事を考える順序の違いに戸惑いました。
例えば理系の場合、実験をする時など、まず仮説を立ててから考えるのが通常です。一方、文系の人たちは、議論を積み重ねて答えに向かっていくので、アプローチの仕方の違いに、最初は慣れませんでした。

正直、最初は「何考えてんだ!」と思うこともありました。そこで、とにかく相手の意見を聞くことに徹して、相手の考えを受け入れてみることにしました。

すると議論を重ねるうちに、お互いに相手を尊重し、真剣に話し合えば、一緒に仕事をすることが出来るということがわかってきたんです。

チームも、最初は一部の人だけが発言して、他の人は聞いている状態でしたが、時間が経つとみんなで活発に意見ができるようになりました。私だけでなく、メンバーもコミュニケーションの取り方が上達していた気がします。

結果的に、相手の話を聞くことと、自分の意見を言うことの両方が上手になったと感じました。特にオンライン上でのコミュニケーションを不自由なく行えるようになったことは、就活をする上での大きなアドバンテージになりました。

その他の気づきとしては、社会人の方々のリアルな意見を聞いたり、全力で意見をぶつけ合ったりしたことから、学生には無い考えや意見を知ることが出来た一方で、社会の一員として働く大変さのようなものも感じました。

大手企業で働いているメンバーの方から、普段の仕事の様子なども聞けて、通常の就活では聞けない話を聞くことができたのはラッキーでした。

また、地域リーダーの方々からは、仕事をさせられているという感じが全く無く、充実した人生を送っているような感じがしました。

TEXで出会った中で、影響を与えられた人はいましたか?

南相馬市の一般社団法人の代表の半谷栄寿さんです。
地域リーダーの方でお話を聞く機会があったのですが、「内省の機会を大事にする」という言葉が非常に印象に残っています。

「忙しい時間だけではなく、ゆっくりとした時間も確保し、自分自身を振り返える時間を作ろう」というお話をいただきました。
この話を聞くまでは「忙しい方が生きてるって感じがする」と思っていたのですが、実際にじっくり考える時間を作ってみたら、急いで考えたことの改善点に気づくことができたんです。

TEX自体もすごく忙しい中でこの言葉だったので、余計ハッとしたのもあったのかもしれません。
それ以来、時間の使い方を変え、どんなに忙しい時でも心にゆとりがもてる様になりました。

TEXで、自己成長はできたのか?

異なるバックボーンの人たちとのコミュニケーション方法を身に付けただけでなく、社会人の先輩から様々なことを学んだ千葉さん。
それ以外にも、成長を実感したことについて聞いてみました。

TEX参加前と比べて、成長を感じたことはありましたか?

成長というか、大きな気づきだったのですが、大学卒業後に就職をするのが当たり前だと思っていたのですが、それは当たり前ではないのかも知れないと感じるようになりました。
今まで、ひと息つく間もなく、次から次へといろいろなことをしていたけど、本当にそれでいいのか?と。

就活自体とても忙しい中だったので、「本当にその会社でいいのか」を考えずに就職してしまうかもしれない。例えば、大学卒業後に1年間休んだっていいかもしれない。
半谷さんの話を聞いて、そんな可能性や選択肢を考えるようになりました。

そういったことを考えた結果、就職ではなく大学院進学を決めました。

他にも、「当たり前だと思っているが、実はこれは、誰も気がついていない課題なのでは」と思うことが増えました。世の中や身の回りを俯瞰する力が身についた気がします。

俯瞰や客観視する力は、社会人になり、忙しくて周りの状況が見えなくなった時に、自分自身を助けてくれる気がします。

OfferBoxは、就活の役に立った?

TEXでの経験もあって、大学院進学という意思決定をした千葉さん。
TEXでは課題に取り組んだだけでなく、今後の人生に役に立ちそうな知識をたくさん学ばれたそうです。
そんな千葉さんに、OfferBoxの活用についても聞いてみました。

就活でOfferBoxは活用されましたか?

活用しました!
企業からオファーの量でどんな自己PRを書けばいいのかわかったのは、大きな発見でした。
実は、最初は全然オファーが来なかったんです。
自己PRも当初は、読書と音楽が好きとか、ありきたりなことを書いていて…。本当に好きなガジェットのことは、マイナーすぎて受け入れられないのではと思っていたんです。

でも、「逆に自分が採用する立場なら…」と考えて、ぶっちゃけてガジェットのことなどを書いてみたんです。
そうしたら、全く関係ない業界からオファーが来たり、フランクな雰囲気の企業からオファーが来るようになりました。
自分のことをオープンに書くほど反響がありましたね。

それと、OfferBoxは、地方大学生の不利な状況を打破してくれると思いました。
OfferBox上で直接面接の日程を組めたり、すぐ人事の方とチャットでコミュニケーションができたので、距離が離れていても選考における不利を感じませんでした。
また、地方だと有名企業数も少なく、知らない企業を見つけるのは正直難しいです。そのため、知らない企業を見つけられるという点でも良かったです。

他にも、企業の採用担当との距離が近く、気軽に面談が出来たことや、企業の社長と1対1で会話をするという貴重な経験ができたこともよかったです。
適性診断で自分の強みと弱みが分かったのも利点でしたね。

OfferBoxを使う後輩へのアドバイスをお願いします

出来るだけ早い段階で、プロフィールを充実させるのが良いと思います。
8月など企業側がインターンの実施で忙しい時期はオファーが減ったりしたので、オファーが多い時期にプロフィールは書いておいた方が良いです。
様々な企業や採用担当者の方とコミュニケーションを図ることで、納得のいく就活が出来ると思います。
それに、OfferBoxのプロフィールや適性診断はエントリーシートを書く際の参考になるので、アップデートを重ね、内容を精査しておくと後々役立ちます。

また、企業からオファーが届いたら、すぐに承認・辞退を決めるのではなく、その企業についてを調べてから判断する方が、後々後悔することが減ると思います。
自分も知らない企業からのオファーが来て、名前だけだと怪しいと思って辞退したけれど、あとから調べたら実は良い企業だった…というのが何社かあったので…。
直感で決めずに、サイトや新聞、口コミなどを見て、じっくり判断して欲しいです。

以上でインタビュー記事は終了です。
協力いただけた千葉さん、本当にありがとうございました。
このインタビュー記事が、自己成長したい方のヒントになれば嬉しいです。

TEXに参加した就活生から、自己成長のヒントを得よう

様々なオファーが飛び交うOfferBoxですが、これほどまでに濃密なプログラムのオファーは珍しいかもしれません。
今回は、『リーダーズ・キャリア・キャンプ– TEX(以降TEX)』とOfferBoxのコラボレーション記事となります。

TEXとは、社会人と学生が地域のリーダーたちと共に、難易度の⾼い社会課題に向き合い切磋琢磨することを通じて、自身の志や働く意味を考えるプログラムです。

※TEXはTrue Experienceの略称です。

TEX2020は、オンラインにて開催され、福島県南相馬市、岩手県釜石市が抱える社会課題に対して、グループワークを通して課題解決に取り組みました。

オンラインにもかかわらず、熱いディスカッションを交わし、頭をフル回転させた8日間の経験は、大いに自己成長に繋がったと、参加学生は語ります。

この記事では、TEXに参加した就活生へのインタビューを掲載します。
どんな取り組みの中で、何に気づき、何を得たのか。そして、それがどう自己成長に繋がったのかをお伝えします。

TEX参加学生のプロフィール紹介

今回インタビューしたのは、法政大学のS・Kさんです。
ここからは、Kさんからのインタビュー回答をベースにお伝えしていきます。

どんな大学生活を送っていましたか?

大学1年生の頃はボランティアサークルに入っていました。小中学校の時に、特別支援学校に入っていた友達がいて、その友達との関わりの中で「誰かの役に立つようなことをせっかくならしたい」と、大学入学前から思っていたんです。その中でもボランティアサークルは、サークル活動費が1番安かったので参加することを決めました。

2年生の頃は、友人に誘われてオープンキャンパスのスタッフをやりました。
あと夏に語学研修にマレーシアに一ヶ月行きました。英語力つけたいと思って、親に頼み込んで行かせてもらったんですけど、成果としては日常会話が少し話せるようになったのと、海外の友達ができただけでした。笑 帰国後のTOEICは悲惨でした…。

3年生はコロナで学校に行く機会がなくて、ひたすらバイトと就活してました。
本当にただの大学生でした。笑

好きなことは何ですか?

好きなことはキャンプ、ファッション、あとドライブです。車が好きで、レンタカーでアルバイトしています。あとバイトでいうと1年の頃から現在まで地元の小さなスーパーで働いています。

ガクチカもTEXに参加する前はこれらの話をしてました。でもそんなに力入れて頑張っていなかったので、面接では見抜かれて苦戦しました。
面接官の目をひきたくて、「レンタカーのアルバイトで、マニュアルを作って売上アップに貢献した」という話をしていたのですが、アルバイトの権限範囲でそこまで大きなことができないことや、本当にそれが売上アップの直接的な理由なのかなど、突っ込まれてしまって…。

TEXに参加してからはその経験をガクチカとして話していました。この後に詳しく話しますが、話を盛ったりしなくても十分自信を持って話せる経験になりました。

どんな就活を経験してきたか

既に第一志望の企業に内定承諾をしているKさん。
就職活動は、どのように進めていたのでしょうか?

就活を始めたきっかけは?

ただアクション起こしただけなら大学3年生の6月くらいからですね。
本腰入れて就活始めたのは年明けの1月とかだったと思います。

危機感持って早めに行動起こしていました。あの時は就活=人生のゴールだと思っていて、就活失敗したくないと、志望している企業に行きたいなと思って早めに動いていました。

まずは就活アプリを入れて、業界を知ることから始めました。
アプリの企業検索で、業界で絞ってどんな企業があるのか見たり、本の業界地図を見て、その業界のトップ企業や、業界の関連性、今後の成長業界が何処かなどを見ていました。

自分の興味のある業界から見始めて、自動車が好きだったので、そこから派生して自動車部品、機械などの業界も見るようになりました。

どんな企業の選考に参加しましたか?

1DAYインターン含めると夏、秋、冬で軽く50社は見ました。面接は20社くらいです。

面接は、 OfferBoxでオファーをもらった企業と、アプリで自分で応募した企業がほとんどでした。気になった業界でやオファーをもらった企業で参加できる説明会があったら、どんどん参加していましたね。

色々な企業の選考を受ける中で、最終的に「いかに人に必要とされているか」という軸で、企業を選んでいました。今振り返ると…という感じで、当時は言語化できていなかったですが。

それと、将来性(今現在と未来の市場価値)も重要視していました。先輩から「この観点で見るといいよ」とアドバイスいただいたので。あとは給料も見ていました。

TEXからの突然のオファー…何を思った?

TEXからのオファーに対して、率直にどのように感じ、なぜオファーを承認したかも教えていただきました。

TEXに応募する前、課題に思っていたことはありましたか?

自分の大学生活を振り返って、「これ頑張った!」と胸張って言えるものがないことに焦りを感じていて、それが悩みでした。

TEXのオファーが届いてどう思いましたか?

「なんだろこれ?怪しいな」と思ってました。笑
「参加者みんながリーダーになって、地域の問題を解決」とあり、「本当に学生がそんなことできるのか?」と。また、過去のデータもあまりなく、実態が掴めなかったのでちょっと怖かったんです。

ほんとは承諾しないでお断りしようとしてました。笑

どうしてオファーを承認したのですか?

自分、「人に勧められた、声かかったものはとりあえずやってみる」ってポリシーがあり、
今まで中学も生徒会など、学級委員を先生から勧められてやったことあるんですけど、とりあえずやってみた結果、すごく自分のためになったな、成長したなって感じることばかりで。
今回も迷ったんですけど、とりあえずやってみようと思いました。

あと「今更だけど何か夢中になって頑張りたいな…。」って考えていたのもあって、「いっちょやってみるか」となりました。

TEXに対して、どんな期待をしていましたか?

TEXを通じて、自分が新しい価値観だったり考え方を身につけられること。それに、企画立案などのビジネスってどんなものなのかを肌で確かめたかったです。
それが将来の仕事選びの材料になればな…とかですね。

あとは、チームで仕事をするときに、自分はどういうポジションでどう貢献できるのか、とかも知りたかったですね。
就活の面接で「チームでの役割は?」という質問をされて、その時に、あまりチームで動いたことがないことに気づいたんです。TEXの経験の中で、自分がどういう立ち回りをするのか、確かめたいという気持ちがありました。

TEXに参加してどうだった?

思い切ってオファーを承認してみたKさん。実際に参加して、どんな経験をし、また何をつかんだのでしょうか?

TEXでは、具体的にどんなことをしましたか?

本当に、自分自身を大きく変えてくれた経験になりました。大学生活の中でも特に有意義な経験をさせてもらいました。企業の新規事業を一から作れる経験なんてなかなかないですしね。

主に二部構成で、以下を経験しました。

  • 地方創生のための新規事業の立案
  • 新事業のPR、シーズ探索、カスタマージャーニーをチームで考案

1チーム6人くらい(学生3人、社会人3人)のチームに分かれて活動しました。
他には実際に事業を起こしている方など様々な外部の方をお呼びしてお話を聞き、みんなでディスカッションする時間も何度かありました。

地域リーダーの方だったり、他の地方で事業起こしている方のお話をみんなで聞いて、その上で、「じゃあ俺たちはどういうの作る?」と、ディスカッションしました。

ただ「施策を考えて」と丸投げされるのではなく、施策を考える上でのサポートというか、考える土台が整備されているのが、TEXのいいところだと思いました。

上記に加えて、すごく自他のパーソナルに向き合う経験もしました。
TEXの活動自体が、ただ企画を作るんじゃなくて、「自分ってなんだろう」と、参加者に問いかけてくれるものだったんです。

具体的には、TEXに参加前、参加中、参加後に適性検査を受けるんです。
検査結果の変化から、TEXを通じて自分がどう変わったかを、グラフや数値で見ることができました。

個々の検査結果をチームで見せ合って、「確かにこういうところある」というフィードバックもしました。
自分は「人前で動く力」が低かったので、「ファシリテーターをやってみたら?」とチームメンバーが提案してくれたりしました。
周りが見るので、逃げられないところもありましたね。笑

嬉しかったのが、「他人に対する問いかけ力」が元々低かったのが、参加後の検査結果では上がっていたんです。
この辺りの経験は、自己分析にもすごく役立ちました。

チームでの取り組みで、気付き・成長はありましたか?

一つの企画を作る中で、学部や会社の業種が違うメンバーが集まっているので、着目する視点だったり、反応がそれぞれ違うことが多々ありました。
学生が気づかないこともあれば、社会人の方にも新しい発見があったりして、議論が活発化して面白かったです。
それぞれの視点に立って考える能力がつきました。

また、人それぞれの個性の重要さにも気づきました。
適性検査の結果を見せ合うので、お互いを良く知れるのですが、チームメンバーがとても個性的だったんです。
例えば、自分と同じ学生メンバーでも、1人は議論をスピーディに進めたいけれど、もう1人は1つ1つを深めたいとか…。
それぞれ、強みもあれば弱みもあるので、それらを生かして役割分担することで、高いパフォーマンスが発揮されることに気づきました。

加えて、TEX参加前に知りたかった「チーム内での自分の役割」にも答えを出すことができました。
実は、最初はあまり議論の中で喋れなかったんです。そんな中で自分にできることを考えて、その結果「考えたことを行動に移す力」は自分にあるし、それでチームの助けになれると思いました。
具体的には、TEXの中で、情報がなくて議論が行き詰まったことがあったんです。そこで思いきって、現地の岩手県まで足を運んで、情報をとりに行ったりしましたね。

TEXで出会った中で、影響を与えられた人はいましたか?

「自分のチームの社会人リーダー」からリーダーシップについてたくさん学びました。

リーダーシップについて皆で考える機会があり、その方の考えるリーダーシップとは「組織のパフォーマンスを最大化する」ことでした。
その方は実際にリーダーとして場を和ませたり、またメンバーの個性に合わせて役割を振ったり、あだ名で呼び合うルールを作ったりしていました。
それによって初めはどこかぎこちなかったチームがどんどん活発化していくのを目の当たりにして、素直に感心させられました。優しくて面白くて、とても尊敬している方です。
自分も今、オープンキャンパスのリーダーを勤めていて、この方の後ろ姿を追って真似するようにしてます。

あとは地域リーダーや企業参加者の方もすごい経験されている方ばかりでした。岐阜県の地元企業へのUターン受け入れ制度を作っている会社の副代表や、動画制作のプロジェクトマネージャーをしている方、マーケティング会社の1年目の方、一般企業から市役所へ出向している方など、すごく刺激になりました。

そんな方たちと一緒の課題に取り組む中で、その方の考え方だったり、チームでの生産性あげるための立ち回り方とかはすごく参考になったし、社会人になっても真似したいなと思います。

TEXで、自己成長はできたのか?

適性検査の結果からも、成長を明確に感じ取れたというKさん。
それ以外にも、成長を実感したことについて聞いてみました。

TEX参加前と比べて、成長を感じたことはありましたか?

「なぜ?」と自問する癖がついて、結果的に視野が広くなりました。
具体的に言うと、考える際に「なぜ」と自問することで、相手の立場を意識するようになりました。そうすると、相手の視点まで視野が広がります。
こうした「なぜ」を繰り返すことで、どんどん視野を広げられるようになりました。

こうした、複数視点から見つめる力は、社会人になってからも、役立ちそうだなと思います。
自分と顧客だけでなく、会社、ステークホルダーなど複数の立場から見て気づくこともあると思います。

それと、グループディスカッションがとても上達しました。笑
TEX前は本当に苦手で、一言も話せないこととか、ざらにあったんですけど、TEX後のグルディスではほとんど落ちませんでした!
TEXの活動自体がグルディスのようなものだったので、場数を踏めたんでしょうね。

OfferBoxは、就活の役に立った?

TEXで大きな自己成長の手応えを感じたKさん。
グループディスカッションで一言も喋れない姿が全く想像できないくらい、論理立てて話す姿が印象的でした。
そんなKさんに、OfferBoxの活用に関しても聞いてみました。

就活でOfferBoxは活用されましたか?

大変活用させていただきました!

自分のどこを企業が評価してくれるのかを、客観的に理解できたのがよかったです。
OfferBoxで選考を受けたある企業が、自分のSPIの結果をわざわざ見せてくれたこともありました。自分の強みを教えてくれ、自社ではどう活躍できるのか教えてくれて、とてもありがたかったです。

それに、プロフィールをしっかり入力しておけばオファーが来るので、それ以降は受け身でも選考やインターンシップのオファーが届いて、参加できるのもとてもよかったです。
OfferBoxによって、就活の経験値は確実に上がりましたね。
社会人の方と話す練習、グループワークの練習になって、その経験は本選考にすごく生きたなと感じます。

OfferBoxを使う後輩へのアドバイスをお願いします

自分はいただいたオファーは、少しでも気になったら全く見てなかった業界でも承認していました。
そして多くの選考や説明会に参加するうちに「やっぱ違うな」とか、「あれ結構いいかも」とか新たな気づきがありました。
今思うとそれって「自分が将来どうなりたいか」、「働く上で何を大切にしたいか」改めて自問できたいい機会だったなと感じます。

今の内定先も、OfferBoxをやっていなかったら間違いなく縁がありませんでした。
結果的にOfferBox経由で知り合った企業ではないのですが、そもそもOfferBoxをしなければTEXに参加していなかったし、TEXに参加していなければ、興味を持たなかったであろう、プラントの企業に就職を決めました。
SDGsに力を入れている企業なのですが、TEXでSDGsに触れたからこそ、この企業の魅力に気づけたのだと思っています。

自分が全く見ていなかった業界でも魅力的な企業と会えたり、予想だにしない良い出会いがオファボにはあります。
こまめにプロフ(ガクチカ ・自己PRなど)を更新して、少しでも興味あったら承認してみてください!

 

以上でインタビュー記事は終了です。
協力いただけたKさん、本当にありがとうございました。
このインタビュー記事が、自己成長したい方のヒントになれば嬉しいです。

こんにちは!新卒採用イベント会社で学生の就職活動を支援している森です。
年間500名の就職活動中の学生と面談をしているとさまざまなお悩みを聞きます。「文系だから就職活動は不利なのではないか」「そもそも選考に進める業界がわからない」など悩みは多岐にわたります。

しかし、上述した悩みは心配するだけ時間がもったいないのです!
本記事では、文系が不利ではない理由や、文系に人気の業界まで、就職活動の基礎の部分を徹底解説します!

OfferBoxは、プロフィールに登録しておくと企業から選考やインターンシップのオファーが届く新卒逆求人サービスで、就活生の約23万人(※1)に利用されています。
また、累計登録企業数は約21,280社(※2)で、大手から中小・ベンチャーまで幅広い企業に登録されています。
完全無料で利用できるため、ぜひ活用ください。

(※1) OfferBox 2026年卒利用実績データより
(※2)当社アカウントを開設した累計企業数で、直近で利用していない企業含む(2025年8月時点)


文系で就職先がないかもしれない…という不安をまずは無くそう!

まず、文系で就職先がないかもしれない、という不安を無くしていきましょう!不安だと就職活動するのも気が進まなくなって来てしまいますよね…。
しかし、文系だから、というようなステータスの関係で就職先がないなんてことはないのです!

この章では、文系にも就職先があると言える理由を解説します。

理系と比べて文系は不利ではない

文系で就職先がないかもしれない…という悩みの大半は、理系と比べて文系が不利なのではないかという不安から生まれています。
確かに、文系と理系で比べると以下のような差はあります。

  • 理系の方が専門性を求められる場合がある
  • 理系の方が就職活動の時期が早いことがある
  • 理系は研究室単位の推薦があることがある

しかし、上記違いがあると言っても、実は理系と文系で応募できる職種はほとんど変わらないのです。

実際に、就職率のデータもご紹介します。
文部科学省の就職活動状況データによると、令和2年度の文系の就職率は96.0%、理系の就職率は95.9%となっています。

下記記事では理系に比べて文系が不利ではない理由から、文系に向いている職種についても解説しておりますので、詳しく知りたい方は是非チェックしてみてください。
理系に比べて不利は間違い!文系の就職事情から就活の仕方まで徹底解説!

文系の中でも男女差も関係ない

学生からの悩みの中には、文系の中でも男女で就職活動の有利・不利があるのではないのか…という悩みもあります。特に、女性が不安を感じる傾向があるようです。

しかし、さまざまな採用実績からみても男女の採用比率は半々です。

また、日本の制度からも、女性の社会進出が奨励されていることが分かります。
労働者の募集及び採用に係る性別を理由とする差別を禁止し、男女均等な取扱いを求めている(法第5条)男女雇用機会均等法や、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」として2016年に施行された女性活躍推進法などを見ていただくと、どんどん女性が働きやすい方向に向かっていることが分かるかと思います。

下記記事では文系女子が不利ではない理由から、文系女子におすすめの就職先の探し方まで解説しているので、詳しく知りたい方は是非チェックしてみてください。
これでもう悩まない!文系女子におすすめの就職先の探し方!

就職先があることは実際に就職活動をした先輩たちからも実証できる

文系にも就職先があることは、実際に就職活動をした先輩達の体験談からもお分かりいただけます。

下記記事ではさまざまな大学から、さまざまな業界に進んだ文系の先輩の就職活動体験記を記載していますので、詳しく知りたい方は是非チェックしてみてください。
文系の就職先がないは嘘?文系学生の自己PRまで徹底解説!〜大学ごとの就職活動体験記を添えて〜

あわせて大学名を選考通過の判断材料にする企業が存在するものの、大学レベルと就職率は比例しないこともお伝えしているので、大学名によっては不利なこともあるのではないか…という不安を抱えている方にもおすすめの記事となっています。

企業が求めているのは就職した後に活躍してくれそうなポテンシャル!

本章では、文系だけでなく文系女子や大学レベルによっても就職先の差がないことをお伝えしました。
その理由は、企業が求めているのは、就職した後に活躍してくれそうなポテンシャルスキルだからなのです。就職した後に活躍してくれそうなポテンシャルがあるかどうかに関しては学生のエントリーシートの内容や面接の回答で見ています。

具体的には以下のような内容です。

  • つまずいた時、失敗した時に乗り越えられそうか
  • 社内外を問わず、問題なくコミュニケーションがとれそうか
  • 活かせそうな能力と応募している職種がマッチしているか
  • 社風に合うか

エントリーシートや面接の回答を考える際には上記が盛り込まれているかをチェックしてみることをおすすめします。

下記記事には企業がポテンシャルを見極めるために質問するさらに具体的な例が載っているのでよろしければ参考にしてみてください。
【例文付き】面接でよく聞かれる質問と具体的な解答例

文系学生に人気の業界は?

前の章では、文系が就職活動において不利ではないことをお伝えしました。不安が無くなった皆さんはいざ企業探しに進むかと思います。

特にやりたいことが明確でない時、皆さんはどうやって企業を探しますか?
文系の人気企業/業界ランキングをみて、人気の業界から選考を受けていく学生も少なくありません。
確かに人気企業/業界ランキングを一つの参考にするのはいいことだと思います。しかし、人気ランキングはあくまで人の意見です。「文系だからこの業界が合っているかな?」という考えではなく、自分の興味のある業界を調べることをおすすめします。

なぜならば、就職活動は人気の企業に入ることが目的ではなく、あくまでも将来自分が生き生きと過ごしていくうえでの手段だからです。そのためには、自分に合っている企業や業界を選んでいくことが大事なのです。

この章では、「そもそもどんな業界があるのか知らない」「まずは、人気のある業界から調べてみたい」という方のために、文系学生に人気の業界を紹介します。

まずは自分の興味がある業界を調べてみよう

まずは自分の興味のある業界を調べてみましょう。

例えば、食べることが好きだから食品業界をみてみようかな、お金の知識をつけていきたいから金融業界をみてみようかな、など最初はそれくらい簡単な動機で構いません。
まずは調べて、業界に関する知識をインプットすることによって自分が本当にその業界にいきたいのかを判断する材料になるからです。

ただ、業界というのもどんな業界があるか知らなければ考えるのも難しい状況ですよね。そのため、次の項では一般的に文系に人気の業界をご紹介します。

文系学生に人気の業界9選

この項では文系学生に人気の業界9選をご紹介します。しかし、前述したように、あくまでこれは人の意見となりますので、参考の一つとして見ていただくことをおすすめします。

金融業界

金融業界は、銀行だけでなく証券会社、生命保険会社、資産運用会社や投資銀行などがあります。そのような企業は資金が余っている人から資金を必要としている人に資金を融通することで利益を得ています。

お金を扱う業界のため、求められる資格が多いのも特徴です。
そのため、対人スキルが高いことのほか、コツコツと新しい知識をインプットしていける人におすすめの業界となります。

人材業界

人材業界は、企業と人を繋ぐ業界になります。ビジネスモデルによって企業を分けられることが多く、主に人材紹介、人材派遣、求人広告、人材コンサルティングの4つに分類されます。

本OfferBoxを運営している株式会社i-plugも人材業界の企業になります。

対人スキルが高いことやキャリアに興味のある人におすすめの業界となります。

IT業界

IT業界は、主にソフトウェア業界、ハードウェア業界、情報処理業界、インターネット・web業界に分類ができます。テレワークなどの働き方も普及してきた今、今まで以上に需要の高い業界と言えるでしょう。

昨今、ITエンジニア職の需要が高いために未経験歓迎でITエンジニア職を募集している企業が多くなってきています。プログラミングは「言語」であるため、論理的に文章作成ができる人に実は向いています。このように理系向きに見えて実は向いている職種もあるために、業界を考える際に応募できる職種も一緒に考えてみるといいでしょう。

商社

総合商社は、幅広い商品の輸出入を担当する広義の卸売会社のことを言います。国際的なプロジェクトが多いのも特徴となっています。

総合商社だけでなく、医療・医薬、鉄鋼、食品など特定の分野に絞って取引を手がける専門商社もありますので、特定の分野に興味がある学生は専門商社を調べてみるのもおすすめです。

製造業界(メーカー)

製造業界は、製品を作る業界のことです。メーカーともいいます。作っている製品の分野ごとに、自動車メーカー、鉄鋼メーカー、精密機械メーカー、食品メーカー、アパレルメーカーなどに分類されます。また、手がけている製品によって素材メーカー、加工・組立メーカー、自社生産・加工メーカーの3つに分類することもできます。

そのため、作っている製品や、その製品のどのような状態に関わっていきたいかによって調べてみる内容を変えていくといいでしょう。

マスコミ業界

マスコミ業界は、メディアを通じてあらゆる情報を人々に届ける業界です。新聞社、出版社、報道機関に記事を配信する通信社、テレビ・ラジオを運営する放送局、これらのメディアの広告枠を営業したり、メディアを通じて企業の宣伝を行ったりする広告代理店などがあります。

放送局などは選考時期が早い場合もあるので、選考時期もあわせてチェックしてみることをおすすめします。

航空業界

航空業界は、航空機を運航することで、人や物を運ぶのが中心ビジネスの業界です。
その中でも、人を運ぶ旅客分野と、荷物を運ぶ貨物分野に分けられます。

主要空港からのアクセスをよくするための路線の開発など、訪日外国人旅行者を増やす取り組みを政府がしているために、盛り上がってくるだろうと考えられる業界になります。ただし、コロナ禍で打撃を受けている業界でもあることを頭の片隅にいれておくと良いでしょう。

旅行業界

旅行業界は、文字通り旅行に関連する業界です。旅行会社は法律で、旅行業と旅行業者代理業の2つに分かれています。 旅行業者は、海外・国内の旅行を企画できる「第1種」、国内旅行のみの企画ができる「第2種」、一定の条件下で国内旅行を企画できる「第3種」にさらに分類されています。 一方、旅行業者代理業は、旅行業者と代理契約を結び、ツアーなどの旅行商品を代理販売します。

旅行業界の企業を調べてみるときは、その企業が上記のどの種類に当たるかを一緒に調べてみるといいでしょう。

エンタメ業界

エンタメ業界は、作品やサービス、パフォーマンスを通じて人を楽しませるのを目的とする業界です。IT、出版、映像、スポーツ、音楽、演劇、演芸、サーカス、ゲーム、遊園地、ギャンブル、おもちゃなどさまざまな分野があります。

本当に一言で「エンタメ」と言っても幅広いですので、自分が特に興味のある分野からまずは調べてみることをおすすめします。

「文系不可」はめったにない!どんな業界でも文系出身者はいる!

上記でご紹介した業界をご覧いただくとお分かりいただけるかもしれませんが、多岐に渡っていたかと思います。「文系不可」の企業はほとんどなく、基本的にどんな業界にでも文系出身者はいます。

そのため、「文系でも進めそうな企業だから」という理由で選考を受けるではなく、「自分が興味のある企業だから」選考を受けることを大前提として是非就職活動を進めてみてくださいね。

就職活動を通して自分に合った企業を見つけよう!

本記事でお伝えしたように、企業が重要視しているのは、所属学部がどこかではなく、就職した後に活躍してくれそうなポテンシャルスキルがあるか、です。より自分らしく、ポテンシャルをアピールするために、OfferBoxに登録して活用することをおすすめします。

OfferBoxなら長所や特技を写真を用いてアピールできる

OfferBoxなら長所や特技を文章だけでなく、写真を用いてアピールすることが可能です。そのため、学生時代に頑張ったサークル活動やアルバイトなどを、より正確にアピールすることが可能です。

さらに、動画も載せることができるので、実際に特技を見てもらうことも可能ですし、話し方などを通じて人柄も伝えやすいのが特徴です。

OfferBoxなら将来進んでいきたい方向性もアピールできる

OfferBoxでは将来進んでいきたい方向性もアピールできます。
上記の長所や進んでいきたい方向性を加味し、自社と合っているかを企業が判断したうえでオファーをもらうことも見込めます。そのため、自分が考えていなかった業界の企業からもオファーがくるかもしれません。選択肢を広げるためにもまずは多くの業界をみてみましょう。

今回は文系が就職活動において不利ではない理由から、文系に人気の業界までご紹介しました。
再度にはなりますが、就職活動は人気の企業に入ることが目的ではなく、あくまでも将来自分がいきいきと生きていくうえでの手段です。是非、自分に合っている企業・業界を選んで就職活動を進めていってくださいね!

(書いた人)
森瑞貴
Twitter:https://twitter.com/mooleesan
新卒採用イベントを運営している株式会社ジースタイラスで年間500人ほどの学生と面談をしつつ、企業支援も経験。現在は株式会社AppBrewでアカウントプランナーとして働いている。

大人気コラボの新コンテンツ企画!

初の業界研究セミナー開催が決定!今回は食品業界編です!

8月6日(金)は、特別講師として日経メディアプロモーションの方をお招きして、「業界研究 〜食品業界〜」をテーマに、日経新聞を活用した業界研究のススメ方や、志望動機作成の方法を伝授いたします。

・志望動機に差をつける日経新聞の活用方法とは?
・効率的な志望動機作成の方法とは?

業界研究や企業研究を進めている方、志望動機作成方法に悩んでいる方は、ぜひご参加ください!

LIVE配信 概要

【開催日時】

2021/8/6(金) 17:00〜19:00
※最大19:30まで延長
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。

【参加対象者】

2023年 卒業見込み学生

【プログラム:17:00スタート】

▼第一部:
内定者が実践した!
志望動機に差をつける、日経的食品業界リサーチ術
~食品業界内定者のESも一挙公開~
講師:日経メディアプロモーション株式会社 公認読み方アドバイザー 寺尾勇人 氏

▼第二部:
OfferBox流!
志望動機が見つかる企業分析の方法
講師:株式会社i-plug(OfferBox運営会社)小林大剛

▼就活お悩み質問コーナー
セミナー終了後、質疑応答の時間を設けております。
この機会に、疑問を解消しましょう!

【講師プロフィール】

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OfferBox運営会社(株式会社i-plug)  学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

日経メディアプロモーション株式会社 公認読み方アドバイザー:寺尾 勇人 氏

中四国・近畿エリアの大学・専門学校で年間1500人が受講する就職対策セミナー&公務員講座講師を務める。また年間2000人の大手企業~中小企業の内定者・新入社員研修を担当。

【セミナー参加方法】

①参加申込みをしてください。
②申込み完了後、ご登録いただいたメールアドレス宛に参加用URLを送信します。
③時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

こちらのイベントは終了しました。

インターンシップに備えて、「自己PRを作る」!

OfferBoxでは、2023年卒の皆さんを対象とした【夏のインターンシップ】や【早期選考】のオファーが流通しはじめています。
そこで、オファーが増えるこのタイミングでにOfferBoxユーザーを一堂に集め、みんなで一緒にもくもくとプロフィールを入力・見直す「もくもく会」を7月28日開催します!
冒頭の30分でOfferBoxプロフィールの考え方をご紹介して、OfferBoxのプロフィールを入力するうえで意識してほしいポイントをお伝えします。

もくもく会には「OfferBoxの中の人」も常駐するので、気になることがあればその場で質問してください!
リアルタイムで回答します!
このセミナーはこんな疑問や悩みを抱えている方にお勧めです。

・家だと中々集中できない方
・OfferBoxの活用方法が気になることがある方
・他の就活生が気になっていることを知りたい方
夏に向けて、しっかりと就活準備をすすめたい方はぜひご参加ください!

 

LIVE配信 概要

【開催日時】

7月28日(水)
18:00~19:30
※最大30分延長
※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前から開場します。

【参加対象者】

2023年卒業見込み
※2022年卒業見込みの方も参加いただけます。

【その他】

※ZOOMでのライブ配信です。
※カメラ、マイクは自動でオフの設定となります

【もくもく会に常駐する中の人】

koushi2

OfferBox運営会社(株式会社i-plug)  学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

【セミナー参加方法】

①以下記載のリンクから参加申込みをしてください。
②申込み完了後、登録いただいたメールアドレス宛に参加用URLを送信します。
③時間になりましたら、参加用URLにアクセスしてください。

こちらのイベントは終了いたしました。

【参加者の声】

中日新聞に、導入企業が増えている「スカウト型」のサービスとしてOfferBoxが紹介されました。

近年導入が増えているスカウト型のサービスとして、OfferBoxのサービス内容と、OfferBoxで採用成功をしている導入企業へのインタビューが掲載されました。

■メディア名:中日新聞
■掲載記事名:採用の新手法 結果上々
■掲載日:2021/07/19

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OfferBoxアプリなら、企業からのオファー受信を通知でお知らせ!また、プロフィール入力や適性診断もスマホから気軽に行えます。