
新型コロナウィルスの関係で相次ぐイベントの中止。
先日、リクナビを運営するリクルートキャリアは4月末までの合同説明会を全て中止すると発表しました。
本記事では、2021年卒学生を取り巻く予想外な状況の中でどう就活を進めていくべきか。現状を把握すると共に、合説なしで就活をやりぬく方法をお伝えします。
目次
2021年卒就活生を取り巻く現状(5/18更新)
首都圏の外出自粛要請もかすかに出口がみえつつありますね。とはいえ、まだ予断は許さない状況です。
みなさんも体調管理にはお気を付けください。
3月28日に政府の「新型コロナウイルス感染症対策本部」が開催され、新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が決定されました。
現状、就活関連で決定している2021年卒就活生を取り巻く状況は、以下の通りです。
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- リクナビは6月末までの開催イベントを全て中止と発表
- マイナビは6月末までに予定されていたイベントを中止/延期と発表
- 2021年卒採用の採用予定数を当初計画から「変更しない」が約半数、「検討中」が約3割
- 新型コロナウイルス感染拡大の影響で「エントリーシート結果通知」、「面接」、「内々定出し」の開始時期が後倒しとなる傾向が強まっている
- 採用予定数は文理や大学・大学院など問わず「前年並み」が多数
- 会社説明会の中止や延期が相次いだことで、WEB セミナーの視聴は大幅に伸びている。学生の視聴経験率も8 割を超えた(85.8%)。
政府の対策基本方針をうけて、今後も大人数が集まるイベント(その他就活イベントや企業ごとの説明会)は中止、ないしは代替方法で実施されることは間違いないでしょう。
今後もコロナウィルスに関する就活情報を随時更新していきます。
合説/就活イベントに行かずして就活はできるのか
なんとなく就活と言えば合説に行って…と考えている方もいるかもしれませんが、合説に行かなくたって就活はできます!そもそもみなさんが合説に行く理由って何でしょうか?
- 一気にいろんな企業の話を聞ける
- 就活スタートのきっかけになる
- エントリーシートの採点や面談の練習をしてもらえる
思いつくところでいうと、こんな理由でしょうか?であれば、いくらでも代替案はありますよ!ご安心ください。
合同説明会以外で実施できる代替案をご紹介していきます。
インターネットや新聞を駆使して情報を集めよう
OfferBoxの公式TWアカウントにはこんな学生からの声が届いています。
部活で就活を始めるのが遅かった組なので、合説が中止になってしまいどうしようと困ってます…合説で業界選びや企業の情報収集したかったので…
合説で志望業界決められるかなーと思っていたので、どうやって界業決めようか悩んでます
確かに、想定していたイベントが中止になったりすると焦りますよね。特に合説や就活イベントを就活のスタートとして捉えていた学生にとっては尚更だと思います。
ただ、イベントから情報収集が出来なくなったのは、他の就活生も同様です。焦らずに今できることを着実にすすめていきましょう。
では具体的にどのように情報収集すればいいのか。
- 企業ホームページ・新卒採用ページを見る
- IR情報を見る
- 新聞やニュースを見る
- 四季報を見る
これらの情報を調べることで情報収集だけでなく、企業分析も合わせて進めることができるのがメリットです。合同説明会とは異なりますが、冷静に情報を見ることで企業に対する理解をさらに進めることが可能です。
OfferBoxなどの逆求人を活用する
最近の合説や就活イベントは内容が充実していることも特徴の1つ。
学生から届いたTWでもこんな声がありました。
大学のキャリアセンターだけでなく、就活サイトのイベントでも面接練習やグループディスカッションの練習、エントリーシートの添削をしてもらおうと思っていました…。より多く経験を積んだりブラッシュアップしたいと思っていたので不安です。
確かに直接会って話せるイベントが急遽なくなると、誰にどう自己PRやエントリーシートを採点してもらえばいいのかわからないですよね。
であれば、自己分析を進めるついでにプロフィールを入力し、企業からアプローチがかかるOfferBoxを始めとした逆求人サイトを活用してはどうでしょうか。
サービスの宣伝をしたいというわけではありませんが、自分のプロフィールに興味を持った企業側からオファーが届くことで
- どんな企業/業界が自分のプロフィールに興味を持つ傾向があるのか
- プロフィールに書いたどんなポイントに企業が興味を持ちやすいのか
が明確となり、どのような強みや経験をエントリーシートに記載すべきか判断し易くなったという声をいただきます。また、オファーが届いた企業の情報を調べることは業界分析・企業研究へと繋がります。
例えば、オファーをきっかけに興味を持った業界があれば、自分で調べてエントリーすることもできるでしょう。
さらに、あくまでもOfferBoxを利用している企業の傾向ではありますが、学業と就活を同時並行で進める学生の負担を軽減するためにWEB面接等を積極的に利用する企業が多くいます。特に今回のコロナウイルスの影響でこの傾向は確実に強まっていくでしょう。
WEB面接をしたことがない!と不安に思う方は、この記事も参考にしてみてくださいね。
WEB説明会やWEB合説を活用する
学校で開催される合説や就活イベントが最大の就活情報源!という声をよく地方学生からよくお聞きします。この学生もそんな不安を抱えているようですね。
住んでいるところが自分から行動しないと情報の入りにくい場所なので、就活イベントが減るとその分情報や出会いが減るのでとても心配です
先にお伝えした通り、情報はインターネットや新聞でいくらでも手に入りますし、OfferBoxを始めとした逆求人就活ツールを活用すれば首都圏の学生と同じように企業と出会うことは可能です。
とは言え、中にはどうしても方向性が定まらないので企業の話が聞きたいんです…と切実に思っている学生もいるでしょう。そんな方は、WEB説明会やWEB合説に参加してみましょう。
2021年卒の採用については、オリンピックの影響もあり前倒しのスケジュールで行う企業も数多くいるようです。
コロナウィルスの影響が、当初想定されていたスケジュールにどれくらいの影響を与えるのかは不可測ではあるものの、限られた時間の中で行うことは従来と何ら変わりありません。
限られた時間を有効活用するためにも、自己分析や業界分析を十分に行い、数勝負で説明会や合説に参加することは避けるようにしましょう!
また、あなたの可能性を最大限に広げることのできる企業と出会うためには、「なぜその企業の話を聞きたいのか」など、明確な理由を持つことが必要です。
そのためにも事前にあなたにとっての「就活の軸」、つまりは「企業を選ぶうえでここだけは譲れないポイント」を持っておくことをお勧めします。
「やばい!就活の軸なんてないぞ!」という方は、この記事を参考に就活の軸を探してみてくださいね。
「就活の軸」を見つけてブレない就職活動をしよう!:見つけ方、面接・ESでの答え方、例文
まとめ
コロナウィルスの影響で大人数が集まるイベントの開催中止は相次いでいますが、企業が新卒採用をやめたわけではありません。
企業側も代替策を探し回り、多くの企業がネット配信で今まで行っていた説明会を実施するなど検討しています。
OfferBoxを運営する株式会社i-plugも、Web面談・面接・説明会ツールを提供する企業と共に学生・企業がより安全に効率的に就職・採用活動を行えるような取り組みを進め始めました。(賛同企業詳細はこちら)
Webシューカツ推進委員会」発足のお知らせ
3月の採用広報解禁から就活を本格的にスタートしようと考えていた方の中には大きな不安を抱えていらっしゃる方もいるでしょう。ただ、焦る必要はありません。今からのスタートでも、状況が今までと違ったとしても、あなたの力を最大限に延ばせる企業と出会うことは可能です。
そのためにも「将来何をしたいのか?」「どんな環境で成長したいのか」など、あなたがあなた自身の理解を深めることが何よりも重要です。
人生で一度きりの新卒としての就職活動。充実した経験となるよう、OfferBoxは学生皆さんを心から応援しています!
一緒に頑張っていきましょう!