【企業対象】内定者フォローに関する調査（2025年9月）
株式会社i-plug（OfferBox運営企業）は、新卒採用を実施する企業を対象に、内定者フォローに関する調査を実施しました。当記事では、調査結果をお知らせします。
目次
Q1. 内定式の実施を教えてください。
内定式の実施方法について、「対面」での実施を予定していると回答した企業が最多の66.3%でした。一昨年に実施した同様の調査結果と比較すると、7.3ポイント減少しました。一方で、「内定式を実施しない」と回答した企業が27.6％と、一昨年の調査結果から8.7ポイント増加しました。企業が「内定式」という形式にこだわらず、内定者とのコミュニケーションの機会を設けていることが推察されます。
Q2.内定式の開催までに行った（または行う予定）フォロー内容は以下のうちどれですか？
内定式の開催までに行った（または行う予定）フォロー内容として、「内定者懇親会」が最多の55.3%。次いで「定期的なメールや電話のやり取り」が54.4%、「個別面談」が44.2%でした。
内定式の開催までに行った、具体的な内定者フォローの内容を伺ったところ、
・内定者同士で、社会人になるまでの目標をつくり、共有する
・入社1～2年目の若手社員との食事会
・対面の交流会（レクリエーション、先輩社員との座談会）
など、内定者同士のつながりの機会を深めるための交流の機会や、内定者の不安の解消するために個別面談の機会を設けるなど、コミュニケーションを図るものが多く回答されました。
Q3. 今後入社までに行う予定のフォロー内容は以下のうちどれですか？
今後入社までに行う予定のフォロー内容として、「定期的なメールや電話のやり取り」が第1位（50.5%）。第2位が「内定者懇親会」（32.0%）、第3位が「個別面談」（27.6%）でした。
内定式前は「内定者懇親会」が第1位（55.3%）でしたが、内定式後は第2位（32.0%）に。23.3ポイント減少していることがわかりました。一方で、「eラーニングなどの勉強の機会」が内定式前は第11位（7.9%）でしたが、内定式後は5位（23.2％）に。15.3ポイント増加していることがわかりました。入社が近づくにつれて、入社後を見据えたフォロー内容に変化していることが推察できます。
今後入社までに行う具体的な内定者フォローの内容を伺ったところ、
・内定者の間にアルバイトとして約5か月間、実務を経験
・社内のクリスマスパーティーや忘年会への招待
・ビジネスマナー研修、eラーニング受講案内
など、入社に向けて現場社員との親睦を深めるコンテンツや、実務に役立つ知識やスキルを身につける機会の提供が多く挙げられました。
調査概要
【企業対象（2025年調査）】
・調査機関：株式会社i-plug
・調査期間：2025年9月9日(火)〜2024年9月13日(土)
・調査方法：インターネット調査
・調査対象：新卒採用を実施する企業
・有効回答数：297件
※構成比の数値は、小数点以下第２位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも 100％とならない場合があります。
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