就活準備講座

OfferBoxでは毎月、就活に役立つセミナーをLIVE配信しています。

今回開催するセミナーは、自己PRを作成するために必要な自己分析の方法を、1時間で解説&実践まで行います!

・何から準備して良いのかわからない
・どんなスケジュールで何をすれば良い?
・自己分析をどうすれば自己PR繋げられるかわからない!

こんな悩みを抱えている方は、ぜひご参加ください。

最初の1時間で解説&実践の後、30分間質疑応答の時間を設けています。
OfferBoxに関する質問はもちろんのこと、「企業の選び方」「今の時期やるべきこと」など、就活に関わる悩みや不安にもお答えします。

LIVE配信 概要

【開催日時】

2022年10月13日 (木)
18:00〜19:30

※Zoomでのライブ配信です。
※セミナー開始5分前より開場します。

【参加対象者】

2024年卒業見込み
※2024年卒メインの内容となりますが、2023年卒の方もご参加いただけます。

【参加方法】

※ZOOMでのライブ配信です。
カメラ、マイクは自動でオフの設定となります。
①開始時間までに、ZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②ZOOMウェビナー事前登録後、ご入力いただいたメールアドレスに参加用URLを送信します。
③お時間になりましたら参加用URLにアクセスしご参加ください。

【登壇者の紹介】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛
2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

イベントは終了しました

「SPIの結果を知る方法はないのだろうか」
「なかなか企業から選考結果が通知されない」

就活を進めるなかで、このような悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。

選考の過程で実施されるSPI。テストを受けた後に「前回より正答率は上がったのだろうか」「合格ラインを超えられたのだろうか」など、自分の結果が気になる学生は多いと思います。

この記事では、SPIの結果を知る方法や推測する方法の正確性について紹介します。企業がSPIを行う目的についても解説します。

SPIの結果が気になっている人は、ぜひ記事を参考にしてください。

OfferBoxは、プロフィールに登録しておくと企業から選考やインターンシップのオファーが届く新卒逆求人サービスで、就活生の約23万人(※1)に利用されています。
また、累計登録企業数は約21,280社(※2)で、大手から中小・ベンチャーまで幅広い企業に登録されています。
完全無料で利用できるため、ぜひ活用ください。

(※1) OfferBox 2026年卒利用実績データより
(※2)当社アカウントを開設した累計企業数で、直近で利用していない企業含む(2025年8月時点)

SPIの結果を知ることはできない?

実際、SPIの結果を受検者本人が知る方法は本当にないのでしょうか。結果を推測する方法と合わせて見ていきましょう。

SPIの結果は企業しか知ることができない

合格・不合格の判断や次回テストの対策のために結果を知りたがる学生は多くみられますが、SPIの結果は受検者本人には知らされません。

結果を見られるのは企業の採用担当だけで、受検者本人が結果を知る方法はありません。

また、PCで受検する方式はもちろん、ペーパーテストでも問題用紙や計算用紙は手元に残りません。ペーパーテスト以外は出題順が一律でないため、受検後に自分で採点するのも困難です。

推測する方法はいずれも不確実

「正答率で問題が変化するテストセンターの特徴を活用して推測する」「試しに志望度の低い企業に応募してみる」など結果を推測する方法はいくつか存在しますが、いずれも確実とはいえません。

もしわかったところでそれだけで合否を判断することはできません。他の就活生との比較になるため絶対的な合格点はないためです。

そのため、結果を推測するのは労力の無駄といえます。それよりも、次回テストに向けて対策し直したり、企業研究や面接対策など他のことに時間を割いたりするほうが効率的です。

企業がSPIを行う目的

SPIを選考に採り入れている企業は、どのような目的で実施しているのでしょうか。SPIはただ学生の学力を数値化するためだけに実施されているわけではありません。

候補者を絞り込むため

一つは単純に候補者を絞り込むためです。

採用枠の大きい大企業となれば選考を受ける学生の人数も膨大になります。限られた時間のなかで全員に対し面接を実施して評価するのは難しいため、SPIの結果によってある程度候補者を絞り込んでいるのです。

そのためSPIは選考の序盤で実施されるケースがほとんどです。SPIを通過した後に、人事面接や社長面接が実施されます。

面接で質問するポイントを決めるため

候補者を絞り込む目的に加え、面接で質問するポイントを決める目的もあります。

SPIでは検査結果と合わせて、受検者一人ひとりの資質と特性がわかる報告書が発行されており、企業はそれを面接の参考資料として活用しています。

報告書の主な内容は、結果から分析した受検者の性格特性、受検者それぞれに合わせた質問例などがあります。短時間の面接でも、可能な限り受検者の人柄を把握するサポートの役割をSPIは担っています。

企業に伝わるSPIの結果の内容

具体的に、SPIの結果から企業にどのようなことが伝わるのでしょうか。SPIの結果からわかることは受検者の学力や性格だけではありません。
ここではSPI3を受検した場合に、企業に伝わる結果の内容をお伝えします。

職務適応能力

職務適応能力は、配属を予定している部署の雰囲気や仕事の進め方との相性を考慮し、受検者がどれくらい職務に適応しやすいかを見極める指標です。

「対人」「協調活動」「課題遂行」「企画」の4項目・5段階で評価され、企業に結果が伝わります。

組織適性

組織適性は、組織の風土やメンバーにどれくらいなじめるかを見極める指標です。

学力と性格の両面から、「創造重視風土」「結果重視風土」「調和重視風土」「秩序重視風土」の4項目・5段階で評価されて企業に結果が伝わります。

少なくない時間と労力を採用活動にかける企業は、せっかく採用した人材がうまく組織になじめず早期離職につながる事態は避けたいと考えています。そのため、たとえ能力が高くても、明らかに組織の風土とミスマッチな学生は採用を見送る傾向があります。

性格特徴

「行動的側面」「意欲的側面」「情緒的側面」「社会関係側面」の4項目・5段階で性格が評価され、対象的な性格のなかでのそれぞれのバランス・位置付けが企業に伝わります。

短時間かつ1・2回の面接では、学生の考え方や仕事に対する価値観を深く理解するのは困難です。面接官の主観に左右された評価になってしまわないよう、SPIはあらかじめさまざまな角度から学生の資質や性格を分析する役割を果たしています。

面接で確認すべきポイントと質問例

25観点・77パターンの質問例から、その人に質問すべきことが伝えられます。

これは、SPIの結果から、「受検者の性格傾向がマイナスに働いたらどうなるか」というポイントと、「本当に悪く出ているか、苦手をカバーするような行動をとれているか」を確認するための質問例です。

具体的には、「周りに対して攻撃的で、自分と異なる意見を受け入れられないかもしれません。その場合は、〇〇という質問で確認しましょう」といったアドバイスが企業に伝えられています。

コミュニケーション上の注意

受検者の性格に応じて、コミュニケーションを取る上の注意点や、OK例・NG例が伝えられます。アドバイスの内容は、「『がんばればなんとかなる!』などの根性論は響きません」などがあります。

受検者との具体的な接し方が伝えらえるので、面接を担当する採用担当は、それを面接の進行や質疑応答時などに活用できます。

SPIテストセンターの結果は使い回せる

SPIにはテストセンター・インハウスCBT・WEBテスティング・ペーパーテスティングの4つの受検方式がありますが、テストセンターであれば結果の使い回しが可能です。

就活を効率的に進めるためにも、結果に手ごたえを感じたら他の企業にも使い回すことをおすすめします。

SPIの結果を使い回すメリット

最大のメリットは再受検の手間が省け、空いた時間を企業研究や面接対策などに割けることです。

テストを受けるだけならまだしも、自宅からテストセンターまで足を運ぶのは時間も交通費もかかります。そのような手間を省けるのが、使い回しの大きなメリットです。

使い回す際は、検査ごとに前回の結果を送信するか選択できるほか、新たに受検したか前回の受検結果を送信したかは企業に通知されません。

結果を使い回しても企業からの印象が悪くなることはないので安心です。

結果を使い回す際の注意点

手間を省けるのは大きなメリットですが、いくつかの注意点もあります。結果を使い回す場合は、きちんと注意点のことも頭に入れておきましょう。

有効期限は1年以内

各検査の有効期限は最後に受検してから1年間です。受検してから1年以上経っている場合は、企業から指定された期限に間に合うよう時間に余裕をもって再受検しましょう。

結果をまだ使い回せるかどうかは、テストセンターのマイページから確認可能です。「使い回すつもりが有効期限を過ぎていて無効だった」という事態を避けるためにも、自分が受検した日付を正しく把握しておいてください。

使い回せるのは最新の受検結果

使い回せるのは最新の受検結果のみであって、それ以前の結果は使い回せません。前回の受検で失敗してしまったと感じたら、再度受検するのがおすすめです。

また、使い回す結果は検査ごとに選択できるので、すべての検査を受け直す必要はありません。

「性格検査は前回の結果を送信し、他の検査は受け直す」というように、自分の状況に合った選択が可能です。

悪い結果を使い回すリスクあり

受検者本人が結果を確認する方法がないため、悪い結果を使い回してしまうリスクがあります。

悪い結果を使い回せば、当然のことながら企業の選考に落ちる確率が上がってしまう点に注意しましょう。

感覚でテストの出来を判断するのは難しいと思いますが、明らかに出来が悪い場合は自分でもなんとなくわかるはずです。

再受検が面倒だからといって手ごたえのない結果を使い回さず、素直に受け直すようにしましょう。

SPIの選考結果が企業から来ない理由

選考結果がなかなか来なくても自分では何もできませんが、遅れれば遅れるほど「もしかして落ちたのでは…」と不安が大きくなりますよね。

連絡の遅れにはさまざまな事情がありますが、特によく見られるのは以下の3つの理由です。

企業にもまだ結果が届いていない

そもそも企業にもまだ結果が届いていない可能性があります。

テストセンター・インハウスCBT・WEBテスティングの場合は受検後すぐに結果が企業に送られますが、採点物流センターで採点を行うペーパーテストの場合は他の受検方式よりも時間がかかります。

配送が遅れたり採点に手間取ったりと、不測の事態によってまだ企業に結果が届いておらず、選考結果の連絡が遅れているのかもしれません。

次回選考の案内を順番に行っている

順番に電話連絡をしている場合なども遅くなりがちです。

限られた選考枠のなかで評価が高い人から順に次回選考に案内されており、自分の順番が後ろのほうになっているだけの可能性があります。

特に、選考の参加者そのものが多い大企業の場合は、選考結果の連絡にも手間がかかります。

予想以上に連絡が遅れるケースが想定されるため、そのような場合はこちらから選考結果の連絡時期について問い合わせてみましょう。

サイレントで選考を見送られている

なかには選考結果の連絡自体しない方針の企業もあります。

連絡しない企業によっては募集要項に「不採用の場合は連絡しない」と記載してる場合があるため、連絡がなかなか来ないようなら確認してみましょう。

いずれにしても、選考結果が来ないからといって悩んでも自分にできることはありません。

不安を膨らませて精神的疲労を溜めないためにも、SPIの受検後は選考結果をあまり気にせず、他の対策に時間を使うことをおすすめします。

SPIの結果をよくするポイント

結果を知る方法はありませんが、事前の対策によって結果をよくする方法はあります。簡単そうだからといって対策を怠らず、SPIの特徴を知ってきちんと対策を進めましょう。

効率的かつ効果的に勉強する

問題のほとんどは中学校や高校で習った知識で解けるレベルとはいえ、何の対策もなしで簡単に合格ラインを超えられるものではありません。

SPIのやり方に慣れるのはもちろん、限られた時間のなかで効率的かつ効果的に勉強することが大切です。

具体的な方法としては、いきなり色々な問題集に手を出すのではなく、1冊の問題集に集中して勉強していくのがおすすめです。

SPIの問題はそれほどパターンが多くないため、1冊の問題集を繰り返し解くことでパターンごとの解き方を覚えられます。

1冊解き終わったらすぐ次の問題集に行くよりも、間違えた問題が解けるようになるまで反復学習するほうが効率的です。

初めは解けなくてもいいので、少しずつパターンごとの解き方を覚えていきましょう。

より詳しい勉強方法については、SPIの勉強法の記事を参考にしてください。

適切な時間配分をする

SPIを難しいと感じる人が多いのは、問題の難易度そのものより制限時間が非常に短いことにあります。

例えば、ペーパーテストの能力検査の制限時間は70分で、出題数は70問。単純計算で1問当たり1分で解かなければなりません。

立ち止まって考え込んでいるとあっという間に制限時間が来てしまうため、SPIでは適切な時間配分が重要です。

問題を繰り返し解くことによってSPIに慣れておくのはもちろん、分からない問題は早めに見切りをつける判断力が必要になります。

「難しい問題に時間をかけすぎて解けるはずの問題に手をつけられなかった」なんてことがないよう、テスト中は常に時間配分を意識しましょう。

具体的な時間配分の目安については、SPIの時間配分の記事を参考にしてください。

Webテストの種類を見分けて対策する

受検方式がWebテスティングの場合に限った方法ですが、企業から送られてきたURLからWebテストの種類を見分けられます(SPIであればURLに「arorua」が含まれるなど)。

同じWebテストといっても種類によって出題傾向が異なるため、事前に見分けられれば対策を講じやすいでしょう。

そのほかの受検方式については、口コミサイトやOB訪問などから得た情報をもとに、Webテストの種類を推測できます。

必ずしも毎年同じWebテストが実施されるとは限りませんが、企業が急に変更するケースは珍しいため情報の信頼性は高いでしょう。

Webテストの見分け方については、Webテストの見分け方の記事を参考にしてください。

SPIの結果に関するよくある質問

最後に、SPIの結果に関するよくある質問にお答えします。

不安を抱えたまま就活を進めないためにも、以下の内容をチェックしておきましょう。

SPIの結果はいつ出る?何日後?

テストセンター・インハウスCBT・WEBテスティングの場合、結果は受検完了した時点で企業に送られます。

ただし、結果を確認できるのは企業の採用担当だけ。受検者本人が確認する方法はありません。ペーパーテストの場合は、受検後にマークシートが採点物流センターに送られます。

その後、採点が終わり次第、企業に受検結果が伝えられます。

SPIの選考結果が来ない…どうしたらいい?

SPIの選考結果が来ない場合は、まだ企業にも結果が届いていない、もしくは順番に次回選考の案内をしている可能性があります。

特に焦る必要はありませんが、3週間ほど経っても結果が来ないようなら問い合わせてもよいでしょう。

企業はSPIの結果を教えてくれる?

面接や交流会などで企業がSPIの結果に対するコメントをくれる場合はありますが、基本的に結果自体を見せてくれることはありません。

教えてもらえることに期待せず、自分の手ごたえをもとに、結果を使い回すかそれとも受け直すかを判断しましょう。

SPIで結果を出すにはいつから勉強したらいい?

SPIでよい結果を出すためには、3ヶ月前からの勉強がおすすめです。

SPIの勉強は最低でも30時間、念入りに対策する場合は60時間が目安とされており、週5日ペースで1日1時間の勉強だと約3ヶ月必要になります。

開始時期が早すぎてはモチベーションを保ちづらいので、本番の3ヶ月前くらいから勉強し始めるのが適切でしょう。

SPIに必要な勉強時間の目安については、SPIの勉強時間の記事を参考にしてください。

まとめ

以上、SPIの概要や企業がSPIを行う目的について解説しました。

選考に関わるSPIの結果を知りたいのは当然ですが、残念ながら受検者本人が知る方法はありません。結果を気にして時間を無駄にするよりも、再受検に向けて対策し直したり、企業研究や面接対策など他のことに時間を割いたりするようにしましょう。

また、問題自体はそれほど難しくはないといっても、SPIは何の対策もなしで簡単に合格ラインを超えられるものではありません。よい結果を出すために、本番の約3ヶ月前を目安にしっかりと準備を進めていきましょう。

新型コロナウイルスの影響で、低学年時に全然「学生らしいこと」ができなかった…。
なので、いざ就活になってもアピールできるエピソードがありません…。
そんな悩みをOfferBoxユーザーから聞くことが増えました。

しかし、「エピソード」は本当にそんなに重要でしょうか?そもそも、企業は「エピソード」のどこを見ているのでしょう?
今回は、ガクチカや自己PRを語る上で外せない、具体的なエピソードに関する企業アンケートの結果を公開します!

アンケート結果まとめ
  • 企業は、エピソードからわかる経験の過程や、エピソードから伝えたい事と経験の関連性を重視している
  • 企業は、エピソード自体の派手さや成果の大きさを重視していない
  • 企業は、経験の「長さ・規模」よりも、人柄が伝わる経験を重視している

自己PRの「エピソード」でアピールできるポイントとは?

そもそも、「エピソード」で人事が何を見ているかをあまり意識せずに、伝えたいことだけを伝えてしまっている就活生も多いと思います

以下の自己PRの例文を見てみましょう。

私の強みは課題発見力です。
バスケットボールサークルで、大学3年生からリーダーをしています。
サークルの参加率が3割と低いことに課題を感じ、なぜ参加率が低いのか問題を探すことにしました。
50人のメンバー全員と1対1で話し合う中で、サークルとしての目標がないことが問題であることがわかり、初めて都大会にエントリーしました。
大会の結果40チーム中ベスト8と奮戦し、大会が決まったことで、それに向けてメンバーの意欲が上がり、大会直前の参加率は7割まで上がりました。

このエピソードでアピールしている要素をまとめると、以下のようになります。

  • 50人のサークルのリーダー → 経験の派手さ
  • 50人のメンバー全員と1対1で話し合う → 経験の過程(工夫・課題の克服方法など)
  • 40チーム中ベスト8 → 成果の大きさ(優勝、No1など)
  • 課題発見力によって、参加率を改善させたこと → 伝えたい事と経験の関連性
  • 文章全体の書き方・構成 → 文章力・言葉選び

主に上記の5つのポイントが、エピソードでアピールできることとなります。
それはつまり、企業側もこの5つのポイントをエピソードの中から読み取ろうとしていることを意味します。

アンケート回答企業には、この例文のどこに魅力を感じたかではなく普段などを見る際、意識するポイントはどこか?という観点で回答いただきました。
就活生の皆さんが重要だと感じているポイントと、ギャップはあるでしょうか?

就活エピソードで、人事が見ているポイントランキングを発表!

アンケートの結果、エピソードの中で最も意識して見ているポイント1位はこのようになりました!

半数以上の企業が、「経験の過程」に最も注目しているという結果となりました。

逆に、エピソードの中で最も意識して見ていないポイントはこのようになりました!

また、エピソードで意識して見る順番も、優先度の高いものから1位、2位…とランキングをつけてもらいました。その結果がこちらです。

最も人事が意識しているのは1位は「経験の過程」、僅差の2位は「伝えたい事と経験の関連性」ということがわかりました。
一方で、「成果の大きさ」と「経験の派手さ」は、人事はあまり意識して見ていないことがわかりました。

アンケート回答企業コメントを抜粋してご紹介します。

1位:経験の過程

意識する理由

  • 努力しても成果に繋がらないことが多々あるので、成果の有無よりも経験の過程で何を学んだのかポジティブに書いていることが重要だと考えます。
  • 仕事で同じような状況になったように前向きに取り組めるかを確認したいので、どんな時にどのように対応してきたのかという経験の過程をよく見るようにしています。
  • 成果・経験はいくらでも「誇大」な表現が可能であり、「過程」を掘り下げることで、真実が見えてくる。

意識しない理由

  • 弊社コンサルティング会社なので、成果=効果ですので、見た目、聞いた感じ、持った数字は一切見ません。

2位:伝えたい事と経験の関連性

意識する理由

  • 何をアピールしたいかと、それをアピールするためにどのようなロジックを組み立てるのかで素頭の良さを見たい
  • 伝える相手のハートに刺さり記憶に残ることや、起承転結を意識した発表内容の選定や論理の組み立て方、プレゼンスキルがあるのかをここで見極めて選定しています。
  • 言いたい事と内容の整合性が取れていることは基本中の基本。ここがズレていると、その後を読みたくなくなる。

意識しない理由

※最下位に選択した企業がないため、コメントなし

3位:文章力・言葉選び

意識する理由

  • 学生自身の個性が知りたいので、テンプレートでは無く、きちんと自分の言葉で語れる人なのかを知りたいと思うから。
  • 句読点や誤字脱字など気になるところがあると他の人のPRより悪目立ちする。意識していなくても見えてしまう

意識しない理由

  • 文章力は、今後経験を積んでいけば良いとの考え方。
  • 営業の仕事内容に文章力・言葉選びは大して問題ではない。

4位:成果の大きさ

意識する理由

  • 結果重視の仕事内容なので、努力の結果、成功体験を既にしているかどうかは確認したい。

意識しない理由

  • 結果は”運・不運”もあり、本人の仕事能力を直接表しているものではないため、重視しません。
  • 裏付けに工数を割かないため、虚偽でも表現できてしまう、情報源の真実性に欠ける。
  • 同じ大会に出たとして、1位を取ることに努力した学生と、最下位でもそこに至るまでの努力をした学生に優劣をつけるのは違うと思うため。

最下位:経験の派手さ

意識する理由

  • 実際の経験が本人の能力に大きく結びつくため

意識しない理由

  • 経験の派手さは確かに目につきやすいが、自社のカラーに合うかどうかは判断できない
  • 経験の派手さと仕事の処理能力は関係が薄いと思います。
  • 嘘くさい。

エピソードで重要なのは、「経験」よりも「伝えたいこと・関連性」

企業コメントからも伝わるとおり、企業は自己PRやガクチカの「エピソード」で語られる「経験自体の派手さ」や「成果の大きさ」は、重視をしていません。
それよりも、エピソードを通じて「伝えたいこと」が何か、伝えたいことに関連したエピソードを話せているかを重視しています。

つまり、ガクチカや自己PRでは

  • 派手なエピソードや、成果の大きいエピソードを話す必要はない
  • それよりも、自分の強みをよく表しているエピソードを、わかりやすく伝えることの方が重要である

ということですね!

自己PRやガクチカにふさわしいエピソードとは何か

「そうは言っても、中学時代のエピソードを話すのは昔すぎる?」
「長く続けているような取り組みについて話す方が、印象が良いのでは?」

どんなエピソードを選ぶべきか、迷う就活生もいると思います。
エピソードとして語る「経験」に対する考え方についても、アンケートをとりましたので、結果を見ていきましょう。

エピソードとなる経験の適切な「時期」は?

約38%の企業が、大学時代以降のエピソードを聞きたいとする一方で、約47%の企業は、「伝えたい事が明瞭で関連性が明確であれば、経験の時期は問わない」という回答でした。

企業コメント

■大学時代以降

  • 直近のエピソードの方が今現在の学生の志向性が図りやすいため
  • 遊んで終わる人と、努力をする人が分かれるから

■時期は問わない

  • 例文の経験が中学生や小学生だったとしても、書いているのは現在の自分です。その時の想いや経験が伝わる文章であれば、今も変わらず、その想いや経験はその方に現在もあるものだと思うからです。
  • コロナ禍で大学時代に活動できているとは限らないため

エピソードとなる経験の適切な「長さ」は?

企業コメント

  • 自分の中での譲れないもの、価値観というものは、ふとした時に築かれたり、逆に何年もかかって気づくものもあり、年数は特に関係ないと考える為。
  • 大事なのは長さより深さ。
  • 何を伝えたいかによると思います。例えば継続力であるならば長い方が説得力は増します。

エピソードとなる経験の適切な「規模」は?

約76%の企業が、「伝えたい事が明瞭で関連性が明確であれば、経験の規模は問わない」という回答でした。

企業コメント

  • 自分自身を表す経験に、関わった人数は関係ないと考えているため。(「統率力」など、他社との関係性をアピールする場合を除く)
  • 個々人の置かれている状況によって経験出来る規模も異なると考えているため
  • 人数が多くても学ぶことがないことだってある。

経験の「長さ・規模」よりも、人柄が伝わることが大事!

アンケートの結果から、エピソードとなる経験の「長さ」や「規模」はあまり重視されていないことがわかりました。
自分のアピールしたいことが最も伝わっていれば、短く規模の小さな経験であっても、企業はしっかりと評価をしてくれますよ。

「時期」に関しては、大学時代以降と「問わない」企業に分かれました。
ただし、大学時代以降のエピソードを知りたい理由も「直近のあなたを知りたい」というのが理由ですので、派手な経験は求められていません。

自分自身の強みが最も体現されたエピソード → 時期を問わずに探してみる
自分らしさが表れる直近のエピソード → 大学時代以降に探してみる

2通りのアピールを用意しておくと良いでしょう。

アンケートに協力いただいた企業は200社以上!

アンケートには200社以上の企業が参加してくれました。協力企業の一部をご紹介します!(※順序不同)
新型コロナウイルス渦で頑張る就活生への応援メッセージもたくさん届いています。

企業からの応援コメント

  • 思うように活動が進まず大変な時期が続いていると思います。ですが、企業はちゃんと皆さんの想いや頑張る姿を知ろう、見ようとしています。なので最後までめげずに駆け抜けてください!皆さんが自分にとってベストな企業と出会えるように、応援しています!
  • OfferBoxのプロフィール文にはしっかりと目を通して、お会いする前は「どんな学生さんかな」といつも楽しみにしています。選んだ言葉にも人柄が出ますので、かしこまりすぎず、普段よく使っている言葉でぜひ文章を書いてみてください!皆さん一人ひとりにマッチした企業と出会えますことを願っています。
  • 学生のみなさんと同じで、企業も必死です。少しでもお互いが理解できるよう、悔いがないように就職活動・採用活動をしましょう!

企業側も、就活生一人ひとりの、自分らしさを知ろうとしています。
ぜひ、最も自分らしいエピソードを探してみてください。

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OfferBox Career Meeting〜理系女子のキャリア〜

私たちOfferBoxは、学生と企業の出会いの可能性を広げ、就職活動をもっとワクワクするものにしたいと考えています。
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そんな想いから、キャリア探索イベント「OfferBox Career Meeting」を開催いたします。

「OfferBox Career Meeting」は、毎回変わるテーマに基づいたキャリアを歩む社会人と学生をつなぐ、オンラインイベントです。
今回は第一弾として、「理系女子のキャリア」をテーマに、企業担当者と共にパネルディスカッションや各企業との座談会をオンラインにて開催し、今後も別のテーマにて開催を予定しています。

また、参加者への特典として、参加企業からイベント終了後にオファーが届く可能性もあります。
OfferBoxへの登録はもちろんのこと、プロフィールの入力やプロフィール内容のブラッシュアップをしてみてくださいね。
※オファーの確約ではありません。

イベント概要

【開催日時】

2022年10月6日(木)18:00~21:00
※5分前に開場します。

【配信方法】

Zoomでのライブ配信です。
※カメラはオン、マイクはオフにてご参加ください。

【参加企業】

株式会社INPEX
ソニーグループ
パナソニックグループ
富士通株式会社
ヤンマーホールディングス株式会社
  

【参加対象者】

2024年 卒業見込み
※定員 :150名 (完全招待制)

【参加条件、参加方法】

完全招待制のイベントとなります。
「理系女子のキャリア」をテーマにした今回のイベントでは、本テーマと親和性の高い方を中心に招待オファーをお送りします。
※定員の関係上、参加条件を満たしていても招待オファーが届かない場合もあります。ご了承ください。

▼OfferBoxに登録済みの方
プロフィール80%以上の入力ログイン頻度の高い方、本イベントのテーマと親和性の高い方を中心に招待オファーをお送りします。
招待オファーが届きましたら、申し込みを完了してください。

▼OfferBoxにまだ登録されていない方
まずは、OfferBoxに登録をお願いします。
プロフィール80%以上の入力ログイン頻度の高い方、本イベントのテーマと親和性の高い方を中心に招待オファーをお送りします。
招待オファーが届きましたら、申し込みを完了してください。

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【その他】

参加費:無料
服装は自由です。
一部のコンテンツのみアーカイブ配信をおこなう予定です。

イベントコンテンツ

第一部 
各社紹介
パネルディスカッション
質疑応答

第二部 
会社概要説明/座談会
(グループに分かれ、全ての企業の話を聞くことができます)

参加予定企業からのメッセージ

株式会社INPEX

私たちINPEXは、石油・天然ガスから水素、再生可能エネルギーまで多様でクリーンなエネルギーを安定供給することを使命とした、世界約20か国で事業を展開する日本最大のエネルギー開発企業です。

社会や産業に不可欠なエネルギーは、いわば「インフラのインフラ」とも呼ぶべき存在。
当社はそんな世界のエネルギーの需要に応えるため国内外の石油・天然ガスの探鉱・開発・生産という上流事業を中心に行ってきました。近年は気候変動問題や低・脱炭素化といった新たなチャレンジをチャンスととらえ、再生可能/新エネルギーといった新事業分野にも取り組んでいます。
私たちと一緒にエネルギー開発、構造変革にチャレンジしませんか?当日は皆さんにお会いできること、担当者一同楽しみにしております。

ソニーグループ

「ソニー」=「古き良き日系大企業」だと思っていませんか?
実は私も転職するまで同じイメージを持っていたのですが、入社して良い意味で大きく裏切られました!
ソニーの魅力は多様性と何でも自分の意思で決められる自由度の高さです。
工学系の印象が強いかもしれませんが、情報系や化学系、生物・農学系など、バックグラウンドにとらわれず幅広く活躍しています。

イベント当日はソニーで活躍する女性社員が登壇しますので、キャリアや就活の相談はもちろん、是非あなたの知らないソニーを発見してください!

パナソニックグループ

「 自分は何がしたいの?」「そもそも自分って?」、、分かりますか?
より多くの企業、社会人を見てみてください!そこで感じることを大事にしてください!
皆さんがキャリアを考えるきっかけとなれば嬉しいです!

富士通株式会社

「自分と似たバックグラウンドの先輩が、
どのようなキャリアを歩み、どのように活躍しているのか。」

CareerMeetingだからこそお伝えできる、リアルな声をお届けします。
皆さんの思い描く将来の姿や、キャリアへの考え方に
気づきを得られる時間になれば嬉しいです。
後半の座談会では、皆さんとざっくばらんにお話しできることを楽しみにしております!

ヤンマーホールディングス株式会社

私たちヤンマーは、世界で初めてディーゼルエンジンの小形実用化に成功して以来、約100年に渡ってエンジンを事業コアとし、各種産業用エンジンを開発・生産してきました。更にそれらエンジンを、エネルギー・農業・建設・マリン・環境分野における様々な商品に提供しています。
「正直、BtoBメーカーで女性エンジニアとして働くのに不安を感じる・・・」

実は!「若いうちから仕事を任されたい!」「グローバルなフィールドで活躍したい!」「世界に通じる技術を確立したい!」そんな溢れんばかりの情熱を持った女性エンジニアがヤンマーにはたくさん活躍しています。皆さんも一緒にヤンマーを動かしませんか?
皆さんとお会いできるのを、心から楽しみにしています。

 イベントは終了しました

就活準備講座!

OfferBoxユーザーを一堂に集め、みんなで一緒にもくもくとプロフィールを入力・見直す「もくもく会」を開催します!
冒頭の30分でOfferBoxプロフィールの考え方をご紹介して、OfferBoxのプロフィールを入力するうえで意識してほしいポイントをお伝えします。

もくもく会には「OfferBoxの中の人」も常駐するので、気になることがあればその場で質問してください!
リアルタイムで回答します!
このセミナーはこんな疑問や悩みを抱えている方にお勧めです。

・家だと中々集中できない方
・OfferBoxの活用方法が気になることがある方
・他の就活生が気になっていることを知りたい方

これから秋冬に向けてインターン参加など準備を進めていきたいという方はぜひご参加ください!

 

LIVE配信 概要

【開催日時】

9月27日 (火) 18:00~19:00
※Zoomでのライブ配信です。
※質問数に応じて、最大30分延長します。
※セミナー開始5分前より開場します。

 

【参加対象者】

2024年卒業見込み
※2024年卒メインの内容となりますが、2023年卒の方もご参加いただけます。

【参加方法】

※Zoomでのライブ配信です。

カメラ、マイクは自動でオフの設定となります。
①開始時間までに、ZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②ZOOMウェビナー事前登録後、ご入力いただいたメールアドレスに参加用URLを送信します。
③お時間になりましたら参加用URLにアクセスしご参加ください。

 

【もくもく会に常駐する中の人】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

 

【参加者の声】

イベントは終了しました。

「エントリーシートって、手書きかパソコンかどちらで書くべきなのだろうか?」「エントリーシートは手書きで書くべきって聞いたけど面倒だな…でも間違ったら落とされるんじゃないだろうか…」など、エントリーシートを手書きで書くかどうかで悩む就活生は多いです。

この記事では、エントリーシートを手書きで作成する時の6つのコツを解説しています。
併せて、エントリーシートを手書きで作成するメリット・デメリットも紹介しています。
この記事を読めば、「エントリーシートを適当に手書きで提出してしまい、企業から連絡がなかった…」なんて失敗も避けられます。
「エントリーシートを手書きで上手に作って、その後の選考に繋げたい!」そんな就活生は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

エントリーシートは手書きとパソコンどちらで書くべき?

「人事に気持ちを伝えるために、エントリーシートは手書きで作成した方が良い」「エントリーシートはわざわざ手書きでなくても良い」など、エントリーシートの提出形式については議論されがちです。

そこではじめに、エントリーシートは手書きとパソコンどちらで書くべきかについて解説していきます。

企業から指定された形式で提出すれば良い

結論から言うと、エントリーシートは企業から指定された形式で提出するのが良いです。

企業の選考を受けていれば、エントリーシートを手書きで提出すべきなのか、WEB上で提出すべきなのか等、基本的には提出形式を指定されます。

「手書きで提出してください」と指定された場合、企業から専用のフォーマットが配布されるはずなので、エントリーシートを印刷して手書きで記入しましょう。

また「WEB上で提出してください」と指定された場合は、パソコンを使ってエントリーシートを書けば良いです。

指定がない場合はパソコンがおすすめ

企業から指定がない場合は、パソコンで作るのがおすすめです。

エントリーシートで大切なのは形式よりも内容。内容さえきちんと書けているのであれば、パソコンで作ったからといって手抜きだと思われることはありません。

また、パソコンの場合は骨格を使い回せるのが大きなメリットです。手書きの場合は選考を受けるたびに書き直す必要がありますが、パソコンなら一度骨格を作っておけば作り直す必要がありません。

氏名や所属などの個人情報はそのままに、志望動機や自己PRを各企業に合わせた内容にするだけでエントリーシートを作れます。

業界・職種によっては手書き推奨

ただし、業界・職種によっては手書きのほうが適切な場合があります。

例えば、人と直接関わる機会の多い業界・職種は、手書きのエントリーが推奨される傾向にあります。

【手書きが推奨される業界・職種】

  • ホテル・旅行業界
  • ブライダル業界
  • 飲食業界
  • アパレル業界

企業から指定がない場合は、志望業界・職種の特徴に合わせて手書きかパソコンで作るかを判断しましょう。

さて、エントリーシートは手書きとパソコンどちらで書くべきかについて理解できましたね。

エントリーシートを手書きで提出するよう指定されている就活生の中には、「手書きのエントリーシートって、どのように書けば良いのだろうか…」と悩む人も多いかと思います。

そこで次は、エントリーシートを手書きで作成するメリットを解説します。

エントリーシートを手書きで作るメリット

エントリーシートを手書きで作るメリットは、次の3つです。

  • メリット1. 熱意を伝えやすい
  • メリット2. 手書きの文字で人柄を伝えられる
  • メリット3. 他の就活生と差別化しやすい

それでは、エントリーシートを手書きで作るメリット3つをそれぞれ解説していきます。

メリット1. 熱意を伝えやすい

エントリーシートを手書きで作るメリット1つ目は、「熱意を伝えやすい」です。

エントリーシートを手書きで丁寧に、且つ長時間かけて書いたことが人事に伝われば、その熱意を理解してもらえるはずです。

就活生の熱意が知りたいという理由から、エントリーシートを手書きで提出するよう求める企業もあります。

エントリーシートの提出形式を指定されておらず、どうしても熱意を伝えたい就活生は、手書きで提出してみましょう。

メリット2. 手書きの文字で人柄を伝えられる

エントリーシートを手書きで作るメリット2つ目は、「手書きの文字で人柄を伝えられる」です。

丁寧で几帳面な性格や、考えてから行動をする性格など、手書きの文字には人柄が表れると言われています。

パソコンで入力した文字以上に人柄が表れやすいため、人柄をみてほしい場合は、エントリーシートを手書きで提出してみても良いでしょう。

メリット3. 他の就活生と差別化しやすい

エントリーシートを手書きで作るメリット3つ目は、「他の就活生と差別化しやすい」です。

手書きでの提出を指定されない限り、エントリーシートはパソコンで提出する場合が大半を占めます。

周りの就活生がパソコンでエントリーシートを提出している分、手書きのエントリーシートを提出した就活生は目立ちやすく、差別化できるでしょう。

さて、ここまでエントリーシートを手書きで作るメリット3つを紹介しました。

  • メリット1. 熱意を伝えやすい
  • メリット2. 手書きの文字で人柄を伝えられる
  • メリット3. 他の就活生と差別化しやすい

これら3つのメリットを見れば「エントリーシートはパソコンよりも手書きで作った方が良いんじゃないか」と思う就活生も多いかと思います。

しかしエントリーシートを手書きすることには、もちろんデメリットも存在します。

そこで次は、エントリーシートを手書きで作るデメリットを紹介します。

エントリーシートを手書きで作るデメリット

エントリーシートを手書きで作るデメリットは、次の3つです。

  • デメリット1. 時間と手間がかかる
  • デメリット2. ミスをしたら一から書き直す必要がある
  • デメリット3. 読みづらくなりやすい

エントリーシートを手書きで作成するかどうかは、メリットとデメリットを踏まえたうえで判断しましょう。

それでは、エントリーシートを手書きで作るデメリットをそれぞれ解説していきますね。

デメリット1. 時間と手間がかかる

エントリーシートを手書きで作るデメリット1つ目は、「時間と手間がかかる」です。

一般的に、エントリーシートは設問1つにつき400字〜800字程度を書く必要があり、設問は3問〜5問程度が課されます。

これらすべてを手書きで書こうとすれば、最低でも3時間はかかるでしょう。

さらに他社のエントリーシートも手書きで作成しようと考えたら、かなりの時間を確保する必要があります。

そのため、時間に余裕のない就活生や、エントリーシート作成に長い時間をかけたくない就活生には、手書きでエントリーシートを作ることはおすすめしません。

デメリット2. ミスをしたら一から書き直す必要がある

エントリーシートを手書きで作るデメリット2つ目は、「ミスをしたら一から書き直す必要がある」です。

当たり前のことですが、エントリーシートは正式な書類のため、ミスをしても修正液や修正テープは使えません。

もし手書きのエントリーシートを間違えてしまった場合、新しい用紙に初めから書き直す必要があります。

書き間違えないか心配な就活生は、パソコンでエントリーシートを作成したほうが良いでしょう。

デメリット3. 読みづらくなりやすい

エントリーシートを手書きで作るデメリット3つ目は、「読みづらくなりやすい」です。

手書きの文字は一列にまっすぐ書くことが難しく、斜めにずれてしまいがちなもの。

また文字の大きさを均一に書くことも簡単ではないため、印刷と比べるとどうしても見栄えが悪くなる可能性がありますりがちです。

見栄えが悪いと、その分悪い意味で目立ってしまい、最後までエントリーシートを読んでもらえない可能性もあります。

エントリーシートを手書きで書く際には、客観的に読みやすいかどうかを心がけることが大切です。

さて、ここまでエントリーシートを手書きで作るデメリットを紹介してきました。

  • デメリット1. 時間と手間がかかる
  • デメリット2. ミスをしたら一から書き直す必要がある
  • デメリット3. 読みづらくなりやすい

先述した通り、エントリーシートを手書きで作成することにはメリットもデメリットも存在します。

エントリーシートを手書きで提出するかパソコンで提出するかは、メリットとデメリットの両方を踏まえて決めましょう。

エントリーシートを手書きする際の書き方のコツ

エントリーシートを手書きで作る時のコツは次の6つです。
これらのコツを踏まえて書けば、手書きでも読みやすいエントリーシートになりますよ。

  • コツ1. ボールペンで書く
  • コツ2. 文字を丁寧に書く
  • コツ3. 文字の大きさを統一する
  • コツ4. 改行を使う
  • コツ5. 罫線を引く
  • コツ6. 鉛筆で下書きする

それでは、エントリーシートを手書きで作る時のコツ6つをそれぞれ解説していきますね。

コツ1. ボールペンで書く

エントリーシートを手書きで作成する時のコツ1つ目は、「ボールペンで書く」です。

ビジネス文書はボールペンで書くのが基本です。エントリーシートもビジネス文書の一種ですから、鉛筆やシャーペンではなくボールペンを使いましょう。

ビジネス文書でボールペンが推奨されるのは、鉛筆やシャーペンだと摩擦で文字が消えてしまったり、第三者によって書き換えられたりする危険性があるためです。

そういった危険性を考慮し、エントリーシートのような重要書類では簡単に消せないボールペンで書くことが求められています。

当たり前ですが、そうした理由で摩擦で消せるタイプのボールペンは使用NGです。

コツ2. 文字を丁寧に書く

エントリーシートを手書きで作成する時のコツ2つ目は、「文字を丁寧に書く」です。

大切なことなので繰り返しますが、エントリーシートを手書きで作る場合、文字は丁寧に書くよう心がけましょう。

自分では文字を丁寧に書いているつもりでも、他人が見れば汚いと感じる可能性も十分にあります。

エントリーシートを書く際には、一文字一文字を綺麗に書き、丁寧な印象を与えることが重要です。

文字自体の美しさよりも、雑に書いたのか、それとも丁寧に書いたのかを見ている企業は多いです。

コツ3. 文字の大きさを統一する

エントリーシートを手書きで作成する時のコツ3つ目は、「文字を同じ大きさで揃える」です。

文字の大きさがバラバラな場合、読み手に乱雑な印象を与えてしまうため、エントリーシートを最後まで読んでもらえない要因にもなり兼ねません。

エントリーシートを手書きする場合には、なるべく文字の大きさを揃えるように意識しましょう。

コツ4. 改行を使う

エントリーシートを手書きで作成する時のコツ4つ目は、「改行を使う」です。

改行を使うことで、文章の区切りが視覚的にわかりやすくなるため、読み手も意味を理解しやすくなります。

一方で、改行のない文章はメリハリがなく、冗長に見えてしまいがちです。

手書きのエントリーシートで改行を入れてしまうと、文字を書けるスペースが少なくなるのも分かりますが、それ以上に改行を入れて読みやすくすることが大切です。

この時「意味の切れ目」「単語の切れ目」などで改行を使うことが、手書きのエントリーシートを綺麗に見せるためのコツです。

コツ5. 罫線を引く

エントリーシートを手書きで作成する時のコツ5つ目は、「罫線を引く」です。

定規と鉛筆を使って薄く罫線を引くことで、文字をまっすぐ書けるようになり、丁寧な印象を与えられます。

ただし、文字を書き終わった後は、罫線は見えないように消しておきましょう。

文字を簡単にまっすぐ書けるようになるので、エントリーシートを手書きする際には、鉛筆で薄く罫線を引くようにしましょう。

コツ6. 鉛筆で下書きする

エントリーシートを手書きで作成する時のコツ6つ目は、「鉛筆で下書きする」です。

初めからボールペンでエントリーシートを書き始めて、途中でミスをしてしまい、初めから書き直す羽目になる就活生は本当に多いです。

また上手に書けたと思っていても、後で見直した際に誤字や脱字を見つけて、結局最初からやり直すことに…なんて失敗をする就活生も一定数存在します。

エントリーシートを手書きで作る際には、まず鉛筆で下書きをするようにしましょう。

面倒でも鉛筆で下書きをしてから清書をすることで、ミスなく書けるようになりますよ。

さて、ここまでエントリーシートを手書きで作成する時の6つのコツを解説してきました。

  • コツ1. ボールペンで書く
  • コツ2. 文字を丁寧に書く
  • コツ3. 文字の大きさを統一する
  • コツ4. 改行を使う
  • コツ5. 罫線を引く
  • コツ6. 鉛筆で下書きする

これら6つのコツに沿ってエントリーシートを作ることで、読みやすい綺麗なエントリーシートに仕上がります。

手書きしたエントリーシートの提出方法

ここではエントリーシートの提出方法をご紹介します。提出の仕方を間違えないように、郵送する場合とWeb提出する場合の両方の正しいやり方を知っておきましょう。

郵送する場合

エントリーシートを郵送する場合は、基本的には企業側から指定があるはずです。
もし特に指定がない場合は、以下の物を用意しましょう。ビジネスシーンでは書類を郵送する際に茶色の封筒を使うため、他の書類にまぎれないよう白色の封筒を使うのがおすすめです。

  • A4サイズで白色の封筒
  • 送付状
  • 油性ボールペン
  • クリアファイル

また、郵送方法は「普通郵便」が一般的です。受取時に受領印や署名が必要になる「簡易書留」は企業への負担が増えるため、できるだけ避けましょう。

封筒や送付状の書き方については以下の記事を参考にしてください。
【宛名や色は?】エントリーシート郵送時の封筒の書き方 | 準備物,確認事項も
【例文あり】エントリーシートの送付状の書き方 | 郵送時のポイント,注意点も
就活の返信用封筒の返し方|送り方や添え状の書き方など紹介

PDF化してWeb提出する場合

パソコンで作成したエントリーシートをWeb提出するのは簡単ですが、手書きで作ったものをWeb提出するのはやや複雑です。自宅にスキャナー付きのプリンターがあればそれを使い、PDF化してから提出しましょう。

自宅にない場合は、大学やコンビニにあるマルチコピー機でスキャン可能です。一例として、セブンイレブンのマルチコピー機で、USBメモリにスキャンしたPDFを保存する手順をご紹介します。

  • 1.タッチパネルで「スキャン」を選択
  • 2.USBメモリをセットし「USBメモリへ保存」を選択
  • 3.保存方式で「PDF」を選択
  • 4.エントリーシートをセットして「原稿を読み取る」を選択
  • 5.読み取った画像を確認して「これで決定 読み取り終了」を選択
  • 6.「コインでお支払い」か「nanacoでお支払い」を選択して保存スタート

エントリーシートの手書きに関するよくある質問

最後に、エントリーシートの手書きに関するよくある質問にお答えします。

就活の場にふさわしくないエントリーシートを提出して印象を悪くしないよう、以下のポイントを抑えておきましょう。

色や見出しなど文字装飾してもよい?

基本的に使うべきではありません。

アピールしたいポイントを強調したい気持ちは分かりますが、採用担当によっては、ビジネス文書での文字装飾がふさわしくないと考える人もいます。装飾しなくても内容がしっかりしていればアピールできるので、無理に装飾するのはやめましょう。

企業側から「(空白スペースに)自由に書いてください」といった指定がある場合は、装飾も含めて、学生の個性をみたいと考えていることがあります。そうした場合は、自分が思うように記載をしましょう。

イラストや絵は使ってもよい?

企業から特別な指定や、上記のような自由記載の指定がない限りは使うべきではありません。イラストや絵も文字装飾と一緒で、エントリーシートには特に必要のないものです。

文字以外の方法でアピールするのではなく、志望動機や自己PRなどの内容でアピールしていきましょう。

シャーペンや修正液は使ってもよい?

シャーペンを下書きに使うのは問題ありませんが、そのまま提出するのはNGです。きちんとボールペンで書き直し、ボールペンの文字が乾いてから残ったシャーペンの跡を消して提出しましょう。

また、修正液は見栄えが悪くなるので使うべきではありません。エントリーシートは自分の第一印象を形成する大切な書類ですから、修正だらけの不格好な状態は避け、可能な限り綺麗な状態で提出しましょう。

まとめ:エントリーシートは指定の様式でより伝わりやすいものを選ぼう

この記事では、エントリーシートを手書きで作成する時のコツ6つを解説しましたが、いかがだったでしょうか。

併せて、エントリーシートを手書きで作るメリット・デメリットも紹介しました。
この記事の内容をまとめると、以下の通りです。
========================================
エントリーシートは手書きとパソコンどちらで書くべき?

  • 企業から指定された形式で提出すれば良い

エントリーシートを手書きで書く時のコツ

  • コツ1. ボールペンで書く
  • コツ2. 文字を丁寧に書く
  • コツ3. 文字の大きさを統一する
  • コツ4. 改行を使う
  • コツ5. 罫線を引く
  • コツ6. 鉛筆で下書きする

エントリーシートを手書きで書くメリット

  • メリット1. 熱意を伝えやすい
  • メリット2. 手書きの文字で人柄を伝えられる
  • メリット3. 他の就活生と差別化しやすい

エントリーシートを手書きで書くデメリット

  • デメリット1. 時間と手間がかかる
  • デメリット2. ミスをしたら一から書き直す必要がある
  • デメリット3. 読みづらくなりやすい

========================================
基本的にエントリーシートは、企業から指定された形式で提出するようにしましょう。

もしエントリーシートの提出形式を指定されていない場合は、手書きでも、パソコンで提出してもどちらでも大丈夫です。

そもそも企業は、エントリーシートの形式だけで合否を判断している訳ではありません。

手書きのエントリーシートだから採用する、パソコンで書いたエントリーシートだから落とす、なんてことはありません。

「自社で活躍してくれそうな学生だから」「どうしても入りたいという熱意を感じたから」など、学生の人柄や熱意を見て採用するかを判断しています。

それを理解したうえで、どうしても熱意を伝えたい、丁寧な印象を与えたいという就活生は、エントリーシートを手書きで提出するようにしましょう。

「エントリーとプレエントリーの違いがよく分からない」
「どれくらいエントリーするのが正解なの?」

就活を進めるなかで、このような悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。本選考に進むためには避けては通れないエントリーですが、エントリー数の目安やプレエントリーとの違いなど、分かりづらい点も多いですよね。

そこでこの記事では、エントリーの定義からその方法まで解説していきます。エントリーに関するよくある質問についてもお答えするので、疑問点がある人はぜひ記事の内容を参考に、不安を解消してから就活を進めてください。

就活の「エントリー」とは

まずはエントリーの定義について確認しましょう。エントリーとよく似た概念にプレエントリーがありますが、両者には以下のような違いがあります。

エントリー:求人への申し込み

エントリーは求人への申し込み、すなわち本選考への応募を表します。選考に進むため必要な個人情報を提供するのがエントリーの目的です。
ES・履歴書を提出するタイミングが企業によって異なりますが、志望動機や自己PRなどを詳しく記入しなければならないのがエントリーの特徴です。
基本的な情報を入力するだけで簡単にできるプレエントリーに対し、エントリーでは選考の判断材料となる情報の記入も求められます。

プレエントリー:興味がある旨の申し出

就活ナビサイトで「プレエントリー」という概念を見かけることがあると思いますが、これは興味を持っている意思を企業に伝えるだけのもの。本選考に進むための応募にはなりません。
プレエントリーの目的としては、その企業の情報を手に入れるのが主です。プレエントリーをすると、企業説明会の日程やエントリー期限などのさまざまな情報が発信され、自分の就活に役立てられます。

経団連加盟企業へのエントリーは大学3年3月1日以降

経団連では、就活は大学3年生(大学院1年生)の3月1日から解禁と定めているため、経団連加盟企業のエントリーの受付開始も3月1日からです。受付開始してスムーズにエントリーまで進めるよう、業界研究や企業研究を通じて志望企業を絞っておきましょう。

一方、経団連に加盟している企業はほんの一部です。マスコミ業界や外資系企業など、経団連に所属していない企業では、3月より早い時期に締め切られる企業も存在します。こうした業界に興味がある場合は、エントリーを忘れないよう、事前にしっかりとスケジュールを確認しておくべきです。

また、2025年卒からは、3月1日以前に参加したインターンシップの情報がそのまま選考情報として活用できるようになったため、エントリー時期も少し変化する可能性があります。急な変更があっても臨機応変に対応できるよう、早めの準備を心がけましょう。

直近の就活の詳しいスケジュールと流れの記事も参考にしてください。
就活スケジュールと流れ|いつから始めるべきか2026卒2027卒別に解説

就活で何社にエントリーすればよい?

就活を進めるにあたって、「どれくらいの企業にエントリーするのが適切なのだろうか…」というのは多くの学生に共通する悩みです。他の学生の平均的なエントリー数を参考に、自分に合うエントリー数を考えてみましょう。

学生の平均的なエントリー数は26.9社

就職関連サービスを提供する株式会社ディスコが実施した、「2023年卒学生の7月1日時点の就職活動調査~キャリタス就活2023 学生モニター調査」によると、学生の平均的なエントリー数は26.9社でした。
エントリー後の数字は、ES提出した企業数は平均15.2社、筆記試験に進んだ企業数は平均10.7社と前年同期と比較して減少しています。この数字から、学生はエントリーする企業を絞り込む傾向が強くなっていると考えられます。

また、面接に進んだ企業数は9.2社とエントリー・ES提出した企業数よりも少ないことから、「エントリーしたからといって、多くの学生は必ずしもすべての企業の選考に進んでいるわけではない」ということを頭に入れておきましょう。

「何社エントリーすればよい」という基準はない

学生の平均的なエントリー数を紹介しましたが、結局のところ何社エントリーすれば就活がうまくいく、という基準はありません。自己分析・業界研究・企業研究がよく進んでいれば少なく済むケースもありますし、反対に平均より多くなるケースもあります。

また、なるべく多くの企業を受けたい人がいれば、数を絞って就活を進めたい人もいるように、最適なエントリー数は人によって異なります。そのため、エントリー数だけにとらわれすぎず、自分の性格や希望を考慮したうえでエントリーする企業を選んでください。

エントリー数をむやみに増やしたからといって、内定をもらえる企業の数が増えるわけではありません。1社あたりに割ける準備時間がその分減ってしまうからです。

自己分析・業界研究・企業研究の進め方については以下の記事を参考にしてください。
就活の自己分析のやり方|ツールやシート、アピール例も解説【ダウンロード可】
【就活の業界研究の目的ややり方】よくある質問にも回答
就活における企業研究のやり方を徹底解説!まずは何から始めるべき?

企業からオファーをもらって就活を進める方法

ここまでは自分から企業にエントリーする場合の流れについて解説しましたが、反対に企業からオファーをもらう就活の進め方もあります。

例えば新卒オファー型就活サイトの「OfferBox」では、プロフィールを入力することによって、自分に興味を持った企業からオファーが届きます。

自分からエントリーする場合はどうしても元から興味のある業界に目が行きがちなのに対し、さまざまな業界からオファーをもらうことで、就活の可能性が広がるのがOfferBoxの魅力です。

また、自己分析に役立つツール「AnalyzeU+」を無料で利用できる点も大きな特徴です。まだ志望企業が定まっていない人や、就活の進め方がよく分からない人はぜひ活用してみてください。
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就活のエントリー/プレエントリーに関するよくある質問

最後に、就活のエントリー/プレエントリーに関するよくある質問にお答えします。勘違いでエントリーを忘れるようなリスクを避けるためにも、以下の内容をチェックしておきましょう。

プレエントリーしたら説明会に行かなくてはならない?

プレエントリーは「興味がある」旨の意思表示でしかないので、説明会への参加は強制ではありません。企業研究を進めた結果、興味を持ったのであれば説明会に参加してもいいですし、そうでないのであれば他の企業に切り替えるのもひとつの方法です。

また、プレエントリーはキャンセルの意思をわざわざ伝える必要がありません。実際にエントリーした場合に限り、キャンセルの手続きや連絡が必要になると覚えておきましょう。

プレエントリーに期限はある?

プレエントリーに期限はありません。就活ナビサイトでプレエントリーが解禁されて以降であれば、自分の好きなときにいつでも登録可能です。

ただし、エントリーに関しては期限が設けられています。エントリー期限や説明会日程などの重要な情報を見逃さないためにも、プレエントリーが解禁されたらなるべく早く登録するのがおすすめです。

何社くらいプレエントリーするべき?

プレエントリーもエントリー同様、何社登録すればOKというものではないため、登録社数は人それぞれです。あまりに多すぎては情報がごちゃ混ぜになって混乱する危険性があるので、自分が情報を管理しきれる程度の数に留めるのが無難です。

また、興味のある企業をなかなか見つけられない場合は、OfferBoxのような逆オファー型の就活サイトを活用する方法もあります。志望企業がまだ固まってないせいで自分からプレエントリーするのが難しい人は、ぜひ活用してみてください。

エントリーしたら選考を受けなくてはならない?

エントリーは求人への申込みを意味するので、基本的に選考を受けなければなりません。

プレエントリーのように気軽に登録するのではなく、きちんと先のことを慎重に考えてからエントリー先を選びましょう。エントリーはプレエントリーと違い、キャンセルの手続きや連絡が必要になります。

エントリーには期限がある?過ぎたら?

プレエントリーと違ってエントリーには期限があります。期限を過ぎてしまった場合は基本的に選考を受けられません。

採用担当者の計らいで受けさせてもらえる可能性も0ではありませんが、就活では応募締め切りや提出期限の厳守が基本です。エントリーに限らず、期限が設けられているものはきちんと守るようにしましょう。

エントリーしたけど選考を辞退したい場合は?

エントリー後に選考辞退をすることは可能です。その際は、企業への辞退連絡が必要です。筆記試験や面接を無断で欠席するような、常識に欠ける行動をとらないよう注意してください。

連絡が遅くなればなるほど企業にかける迷惑が大きくなるため、辞退を決めたら速やかにその旨を伝えることが大切です。

辞退の具体的な方法はこちらの記事にまとめています。
就活の選考辞退メールの送り方|例文や電話での断り方も紹介

まとめ

以上、就活におけるエントリーの定義やその方法について紹介しました。

エントリーとよく似た概念としてプレエントリーがありますが、エントリーは求人への申し込み、プレエントリーは興味がある旨の申し出という違いがあることを覚えておきましょう。

また、何社エントリーすれば就活がうまくいくという基準はありません。エントリー数にとらわれすぎず、自分の性格や希望を考慮したうえでエントリーする企業を選んでいくことが大切です。

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「将来のことなんか全然イメージできない」
「企業は何のために将来の目標を聞くのだろう?」

就活を進めるなかで、このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

就活中は目の前のことだけで精一杯なのに、10年後や20年後の将来をイメージするのは難しいですよね。なんとなくイメージできたとしても、ありきたりな回答になってしまい、評価されるのか不安に感じている人も少なくないはずです。

そこで今回は「将来の目標」の回答に悩んでいる人向けに、企業が質問する意図や、見つからない場合の対処法を解説します。ES・面接での答え方のポイントと例文も紹介するので、参考にしてみてください。

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就職活動における「将来の目標」とは?

質問の意図に沿った回答をするため、まずは「将来の目標」の定義について理解しましょう。

面接ではたいてい面接官から具体的な説明がなされますが、質問の前提がよくわからない場合は、きちんと確認してから答えるのがベストです。

仕事を通じて10〜20年先で達成したいこと

具体的な時期を指定される場合もありますが、「将来の目標を教えてください」というように、時期の指定が特にない場合があります。その際は、仕事を通じて10〜20年先で達成したいことを聞かれていると考えましょう。

5年程度先の目標は、今現在の自分にできることや企業の設定しているキャリアステップの範囲を超えて考えるのが難しいです。一方で、30年〜40年先となると遠すぎて、ぼんやりしすぎてしまいます。

そうした背景もあって、就活で「将来の目標」を聞かれる場合は、10〜20年先を指しているケースが多いです。

「将来の目標」と「将来の夢」の違い

「将来の目標」と似たような質問として「将来の夢」がありますが、これらの質問は微妙にニュアンスが異なります。具体的には、目標と夢には以下のような違いがあります。

【将来の目標】

  • 計画性が伴う将来の願望
  • 仕事に関連した内容にする必要がある
  • 短期的な目標の先に長期的な目標がある

【将来の夢】

  • 漠然とした将来の願望
  • 目標ほど具体性を問われにくく、プライベートな内容が許容される場合も
  • 具体的な計画や行動に移すことで目標へと変わる
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「将来の目標」を企業が聞く理由

将来の目標の定義について理解したところで、次は企業が質問する意図を把握しましょう。質問の意図がわかれば、ESや面接での回答も考えやすくなります。

将来の方向性が合致しているか知るため

将来の目標を企業が聞く理由の一つは、方向性が会社の目指すものと学生のものとで合致しているかを知るためです。

たとえば同じ業界の企業にも、幅広い職務知識を身につけることを重視する「ジェネラリスト志向」の企業と、専門性を重視する「スペシャリスト志向」の企業が存在します。

スペシャリスト志向の目標を持った学生がジェネラリスト志向の企業に入社しても、能力を十分に活かせなかったり、環境に不満を持ったりする可能性が高まります。

そのため、企業は自社と学生の方向性が合っているかを確かめているのです。

希望のキャリアステップを用意できるかすり合わせるため

学生が希望するキャリアステップを自社で用意できるか、すり合わせるのも将来の目標を聞く理由の一つです。

具体的には、あらかじめ大まかなキャリアステップが決められている影響で自由な選択ができなかったり、一定の地位に就任するためには時間がかかってしまったりすることが、キャリアステップにおける問題として挙げられます。

たとえ会社の方向性と学生の方向性が一致していても、希望のスピードのキャリアステップが用意できなければ早期退職のリスクが高まるため、将来の目標の質問を通じて事前に確かめています。

目標に向かって努力できる人材か確かめるため

将来の目標を聞く理由には、目標に対して自分でステップを設定し、努力していける人材か確かめる意味合いもあります。

目標がきちんと定まっている学生は入社後の成長を期待できる一方、将来について深く考えていない学生は入社後の仕事ぶりにも不安が残ります。

不確かな将来について論理的に説明できれば、その目標に向かってコツコツ仕事こなしてくれる可能性が高いため、企業は選考で将来の目標を質問するのです。

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「将来の目標」回答のポイント

将来の目標を答える際は、ただ目標を伝えるだけでは不十分です。論理的思考力や計画性が備わっていることをアピールするため、その目標を設定している理由と達成までのステップを詳しく説明しましょう。

目標に具体性があること

将来の目標では、「◯◯になりたい」「◯◯を実現したい」という思いに具体性を持たせなければなりません。具体性に欠ける目標はぼんやりとした「夢」と捉えられてしまうため、相手を納得させる論理的な説明が必要です。

たとえば、どのような経験からその目標を持つに至ったのか、目標達成のためには何をする必要があるのかを説明すれば、ぼんやりとした夢ではなく具体性のある目標になります。

短期的な目標と長期的な目標が紐付いていること

短期的な目標と長期的な目標を紐付いていることも、将来の目標を掲げるうえで重要です。

仮に「話題になるようなヒット商品を開発したい」という長期的な目標を持っていたとしても、実現に向けたプランをまったく考えていないのであれば単なる願望にしか過ぎません。

しかし、ヒット商品を開発するためにどんな能力・知識を身につけ、どんな行動を取るつもりなのかを説明できれば、その願望は具体性のある目標になります。

このように将来の目標を答える際は、長期的な目標を伝えるだけでなく、そのステップとなる短期的な目標も伝える必要があります。

会社のビジョンや仕事と関連性が高いこと

会社のビジョンや仕事との関連性をアピールするのも、将来の目標を答える際の重要なポイントです。

「企業に貢献してくれる人材」を求めている点はどの企業の採用活動にも共通して言えますが、掲げるビジョンや業務内容は企業によってさまざまです。

そのため、どれだけ具体性のある魅力的な目標を伝えても、それが企業のビジョンや仕事と関連したものでなければ企業の利益に繋がりません。

だからこそ、将来の目標を答えるときは、企業と関連する内容にすることが重要になります。

現在の行動と合致していること

将来の目標は、現在の行動と合致した内容にするとより効果的です。目標達成のための行動を既に起こしているのであれば、その目標に説得力が生まれるうえ、実現したいという熱意が伝わります。

例)
「企業が上場するサポートをできるようになるため、新規上場企業の有価証券報告書を読み、ノートにその財務戦略をまとめています」

将来の目標に向かって学生時代から行動を起こしている人は少ないと思いますが、もし既に始めていれば大きな強みになります。志望している業界・企業で活かせるような努力をしている場合は、積極的にアピールしましょう。

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「将来の目標」がない場合の考え方・見つけ方

「将来の目標を設定する大切さは分かったけど、やっぱり先のことはイメージしにくい」と悩む人も多いと思います。まだ働き始めてもいないのに、10年~20年先の目標を考えるのは難しいですよね。

そこで、考えてみても将来の目標が見つからない人向けに、おすすめの対処方法を紹介します。4つのパターンをご紹介するので、自分に合った方法で目標を考えてみてください。

近い将来から考えてみる

先のことがイメージしにくい場合は、近い将来から考えていく方法がおすすめです。

10年~20年先のことはイメージできなくても、1年後、3年後、5年後といった近い将来であればイメージが湧きやすいはずです。入社してから何を実現したいのかを段階的に考えていき、最終的にどんな目標を達成したいのかを考えてみてください。

ただし、この方法は今時点の自分にできることから考えてしまい、目標のスケールが小さくなりやすい点に注意が必要です。

近い将来の目標を達成することで、そこからどのような可能性が開かれるのか、広げて考えてみましょう。

目標となる人を設定してみる

目標となる人を設定するのも、将来の目標を考えやすくする方法の1つです。

インターンシップやOB・OG訪問などを通じて、「この人の仕事に対する考え方はカッコいい」と感じる人に出会ったら、具体的にどんな部分に惹かれたのかを考えてみましょう。

魅力的に感じる他人のスタイルを参考にすることで、自分ならではの目標が見えてくるケースもよくあります。

1人の仕事観だけを参考にすると客観的な評価がしづらくなるので、複数人の仕事観を参考にしながら将来の目標を考えるのがおすすめです。

過去の自分から理想像を導き出す

目標となる人が周りにいない場合は、過去の自分から理想像を導き出していきましょう。

将来の目標が見つからないのは仕事観を持っていないからではなく、自分でも自分の考え方と価値観を理解し切れていないだけかもしれません。過去の自分から、どんな場面で幸福感や満足感を得られるのかを考えていけば、将来やりたいことが見つかるはずです。

過去の自分から導き出していく際、ただ頭の中で考えるだけでは過去の出来事を細かく思い出しづらいため、「自分史」を作成して考えるのがおすすめです。

自分史とは、自分が経験した過去の出来事を時系列に書き出していく方法のこと。視覚情報をもとに分析していくことで、自分でも気づいていない特徴を発見しやすくなります。

自分史については、こちらの記事で詳しく解説しています。
自分史の作り方|テンプレートや作り方・例文を紹介

ツールで自分の特徴から考えてみる

自分で考えてみても自分の特徴がよく分からない人には、自己分析ツールがおすすめです。

自己分析ツールは自己分析を深めるために役立つツールで、客観的なデータをもとに自分の特徴を明らかにできます。

自己分析ツールで分かること

  • 自分の強みと弱み
  • 価値観の傾向
  • 向いている業界と職種
  • モチベーションが高まる場面
  • 得意なこと、苦手なこと

OfferBoxで利用できる自己分析ツール「AnalyzeU+」では、計251の質問に答えることで非常に詳細なデータを得られます。データで分析した自分の強みや特徴をもとに、強みを活かせる環境と行動特性を明らかにし、将来像を描いてみてください。

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「将来の目標」のESでの書き方・面接での答え方

ESや面接で将来の目標について答える際は、内容だけでなく話の構成にも気を配る必要があります。最も伝えたい部分を面接官に正しく理解してもらうために、以下の構成を心がけながら回答を考えていきましょう。

①将来の目標を一言で

どんな質問に答えるときもまずは結論から答えましょう。

「私は将来◯◯を実現したいです」などと簡潔に結論を伝えてから、その目標を掲げる理由や達成までの具体的なプランを話してください。

ESや面接の質問への回答で結論ファーストを心がけるのは、話の内容を相手に理解してもらいやすくするためです。話の冒頭でこれから何について話すのかを宣言することで、相手は話を聞く準備ができます。

例)
私は貴社の財務コンサルタント職として、企業成長に財務の面から貢献したいと考えています。

②なぜその目標を掲げているか

次にその目標を掲げている理由を述べましょう。

なんとなく思い描いているだけでは単なる夢にしかすぎないので、どんな背景があってその目標を掲げるに至ったのかをきちんと話す必要があります。

また、「プログラマーという職種を究めたい」といったように目標が抽象的な場合は、達成したといえる基準を掲げなければなりません。

例)
ゼミのOGで経理職で活躍している方の所属する企業が新規上場したときのお話を聞き、企業が急成長していく過程を財務の面から支援していきたいと考えるようになりました。

③具体的にどんなステップで達成するか

将来の目標に説得力を持たせるためには、達成までのプランを伝えることが大切です。具体的にどんなステップで達成していくつもりなのかを、短期的な目標とあわせて説明しましょう。

目標を漠然としたイメージで終わらせず、きちんとしたプランを説明することで計画性が備わっているとアピールできます。

例)
これから成長する企業に適切なアドバイスをするためには、過去に成長を遂げた企業の事例をよく理解する必要があると考えています。そのため、まずは大企業の財務コンサルティングに従事し、どのような仕組みを整える必要があるのかを学習したいです。

 

そのうえで、スタートアップ企業・ベンチャー企業に上場するための財務戦略のコンサルティングができるようになりたいです。現在も、新規上場企業が出るたびに、有価証券報告書を読んで自分なりのレポートを作成しています。

④なぜこの企業だと考えたのか

最後に、将来の目標を実現するために、なぜその企業を選んだのかを伝えましょう。

自分なりのプランを実行するにあたって、なぜその企業が最適だと考えたのかを論理的に説明できれば、オリジナリティのある志望動機にもなります。

例えば、企業独自の取り組みや業務を引き合いに出して自分の目標を伝えれば、企業を選んだ理由に説得力が生まれるでしょう。

例)
貴社では、大手企業のコンサルティングのプロジェクトに若手のうちから携われると聞き、興味を持ちました。さらに、スタートアップ・ベンチャー企業への支援にも力を入れていることから、私の将来の目標を達成するために最適な企業であると考えています。

「将来の目標」の例文

IT・Webやアパレル、建築・不動産などの業界別に、将来の目標の例文を6つ紹介します。
これまでに紹介してきた答え方のポイントを踏まえ、自分なりの回答を考えてみてください。

例文1. IT・Web

私の将来の目標は、新しい価値を持ったWebサービスを創造することです。

 

Webサービスに興味を持ったのは、自分でブログを運営している経験がきっかけです。小銭稼ぎのつもりで始めたブログでしたが、ユーザーが求める情報を考えながら運営するうちに少しずつPV数が増えていき、自分の発信した情報が求めているユーザーに届く感覚がやりがいになっていきました。

Webサイト制作会社は数多くありますが、その中でも貴社は大企業のサイト開発案件を多数手がけており、自分もそのような大きな仕事に携わってみたいと思いました。新しい価値を持ったWebサイトを作るにはまだまだ力不足なので、まずはマーケティングの知識やHTML/CSS/ワードプレスといった実践的なスキルを身につけるつもりです。

【ポイント】
「ブログを運営している」という経験から目標設定の説得力が生まれています。今の時点でどんなスキルを持っているのかも伝えられると、より魅力的な回答になるでしょう。

例文2. アパレル

私の将来の目標は、お客様から信頼されるアパレル販売員になることです。

 

アパレル業界に興味を持つようになったのは、高校生の頃に貴社のブランドを偶然利用したのがきっかけです。デザインの良さはもちろんのこと、人体や環境にまで配慮した洋服に惹かれました。

それ以降、将来はアパレル業界で働きたい気持ちが強くなり、大学に入学してからは販売員のアルバイトを始めました。お客様一人一人の要望に沿った製品を提案するのは非常に大変ですが、自分の提案で相手に喜んでもらえたときの充実感はこの仕事ならではの魅力だと思います。

入社後は接客が上手な人を参考にしながらスキルを身につけていき、最終的には「困ったらあの人に聞けば間違いない」とお客様に思ってもらえるような販売員になりたいです。

【ポイント】
このような抽象的な目標では、目標を達成したといえる基準を具体的に述べる必要があります。例文でいえば、「困ったらあの人に聞けば間違いない」という点が、お客様から信頼されるアパレル販売員の基準になっています。

例文3. 建築・不動産

私の将来の目標は、人々が思わず1軒ずつ足を止めてしまうような魅力を持つ建物や街を計画することです。

 

私は街歩きを趣味にしており、色々な建物を見ながら散歩するうちに自分でも建物を設計してみたいと思うようになりました。それ以来、目標達成に向けて、印象に残った建物を写真に残したり、必要な知識を身につけるための資格勉強に励んだりしています。

入社後は、貴社の建物の特徴である、人を中心とした建物設計を身につけていきたいです。ゆくゆくは街づくりに関わるような大きなプロジェクトを通して、都市計画・デザインにも取り組んでいきたいと考えています。

【ポイント】
将来の目標達成に向けて努力していることが述べられている例文です。志望企業の特徴・強みと絡めることで、会社の方向性とも目指す方向性が合致していることが伝わります。

例文4. ホテル・サービス

私の将来の目標は、自分に会うために泊まりに来る宿泊客がいるような、おもてなしのスペシャリストになることです。

 

ホテルマンの仕事に興味を持ったのは、洋食レストランのホールスタッフのアルバイトで、さまざまなお客様と出会った経験がきっかけです。自分の対応によってお客様を満足させられたときには強いやりがいを感じ、より高度なコミュニケーションが必要となるホテルマンの仕事が自分に合っていると考えるようになりました。

目標達成のために、先輩たちの働きぶりを見ながら洞察力とコミュニケーション力を養うことはもちろん、外国人観光客にもおもてなしできるよう語学力を身につけたいと思います。アルバイトのおかげでひと通りの接客英語は身についたので、入社後は英語力をさらに向上させ、いずれは中国語やスペイン語も学ぶつもりです。

【ポイント】
具体的な経験に基づいた説得力ある目標です。英語だけに留まらず、ほかの言語の学習にも意欲を見せている点が好感を持てます。

例文5. 医療・介護

私の将来の目標は、在宅介護の負担を軽減する新しい介護ロボットを開発することです。

 

私の実家では祖父と祖母2人の介護をしており、私自身も手が空いているときには手伝っているのですが、まだ若い自分にとっても介護の負担は少なくありません。例えば、ベッドから車椅子に移乗するだけでも、息が上がるほどの負担があります。こうした介護の経験から、少しでも家族の負担を減らせるような介護ロボットを作りたいと思うようになりました。

高齢者向けの服薬支援装置に代表されるように、貴社は介護業界の数ある企業の中で先進的な装置や介護ロボットを続々と開発しています。貴社ならではの技術を学びつつ、現場でのニーズや導入にあたっての課題を分析し、自分の力で便利な介護ロボットを開発したいです。

【ポイント】
この例文では、企業の特徴と関連させながら自分の目標をアピールできています。うまく企業と絡めながらアピールできれば、企業研究を深くおこなっていると判断されるでしょう。

例文6. デザイナー

私の将来の目標は、人をワクワクさせるようなパチンコ台をつくることです。

 

元々はゲーム制作に関わる仕事に興味を持っていたのですが、大学2年生の頃にパチンコという娯楽に出会い、パチンコ台の開発設計に惹かれるようになりました。中でも貴社の開発設計部門は、勤務歴にかかわらず全社員が自由に意見を伝えられる環境が整っており、入社後すぐにでも開発設計に携われる点が魅力的に映りました。

特にパチンコの映像や演出のデザインに興味があるので、現在はゲーム・アニメの幅広い知識を身につけたり、UIデザインについて学んだりしているところです。

【ポイント】
目標を設定したきっかけと、達成に向けて現在取り組んでいることを具体的に伝えています。既に行動に移しているとアピールすることで、絶対に実現したいという熱意が読み取れますね。

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「将来の目標」一覧

他にも将来の目標には以下のようなものがあります。自分ならではの将来の目標を考える際の参考にしてみてください。

  • 会社で一番売上を上げる営業チームのリーダーになりたい
  • お客様だけでなく同僚からも信頼される社会人になりたい
  • コンピューターの扱いが苦手な人でも使いやすいWebサイトをつくりたい
  • 組織人事担当として働きやすい会社を作りたい
  • 全国の店舗を統括するマネージャー職を目指したい
  • 全国トップクラスの営業成績をおさめたい
  • 1級施工管理技士を取得して工事現場全体のまとめ役になりたい
  • 入社後15年以内に最高マーケティング責任者になりたい
  • セキュリティ分野の知識に長けたスペシャリストを目指したい
  • 新規事業立ち上げ組織のマネージャーとして仕組みづくりをしていきたい
  • ITをうまく活用した新しい営業手法を考案したい
  • お客様1人1人に満足してもらえる接客のプロになりたい
  • 30歳までに社内ベンチャー制度に応募してリーダーを務めたい

「将来の目標」の注意点

将来の目標を設定できた人は、以下の注意点に自分の回答が当てはまっていないかチェックしてみましょう。企業に寄り添った回答を心がけた結果、むしろ印象を悪くしてしまう場合もあります。

自信がなくても変に予防線を張らない

目標を達成する自信がなくても、変に予防線を張ってはいけません。自信がなさそうな回答は説得力が弱くなり、面接官に不信感をもたれる原因となってしまいます。

社会に出てから目標が変わるのは珍しいことではありません。「〜できたらいいなと思っています」「難しいかもしれませんが…」などのように、自信がないと見受けられる予防線を張るのは避けましょう。

就活ではあくまでも現時点での目標を伝えることが目的です。能力が足りないと感じているのであれば、目標達成のためにどんなことが自分に必要だと考えているのかを伝えましょう。

プライベートな目標は避ける

就活で伝える目標は、志望企業や実際の業務と関連性のあるものにしましょう。

プライベートな目標を伝えても、就職活動におけるアピールにつながりません。「プライベートな目標」という指示がない限りは、仕事関連の目標を伝えるべきです。

【プライベートな目標の例】

  • 30歳までに結婚する
  • マイホームを建てる
  • お金を貯めて世界一周旅行をしてみたい
  • 老後は田舎で暮らしたい

面接用に取り繕った答えを設定する

会社のビジョンや業務との関連性を意識しながら目標を考えることは大切ですが、取り繕った答えを設定するのはおすすめしません。

例えば「10年以内に売上規模を倍増させる」という目標を企業が掲げているからといって、「売上トップの営業マンになりたい」などと思ってもいないような答えを用意するのはNGです。

企業の考えと自分の考えが一致しているのであれば問題ありませんが、無理に企業に寄せた答えは自分を苦しめることになります。運よく採用されても入社後のミスマッチのリスクが高まるので、自分の本音と合う企業を選ぶことが大切です。

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「将来の目標」に関するよくある質問

最後に、将来の目標に関するよくある質問にお答えします。質問の意図に合わない的外れな回答をしないためにも、以下の内容をチェックしておきましょう。

インターンシップの場合は違う質問意図がある?

インターンシップで将来の目標について聞かれた場合も、質問の意図は本選考のときと同じです。目標を掲げている理由や、達成のためにどんな計画を立てているのかを伝えましょう。

その際、インターンシップの内容と関連させながら伝えられると、より効果的です。インターンシップの内容が将来の目標と合っていれば、志望度の高さが伝わります。

「英語を使った仕事をしたい」は将来の目標になる?

英語を使った仕事をするのは手段なので、将来の目標にはなりません。英語を使って何を実現・達成したいのかを伝えましょう。

具体的には、「海外支社の立ち上げに携わりたい」「海外向けの販売・マーケティングを強化したい」など、の目標が例として挙げられます。

将来の目標は面白い必要がある?

インパクトのある回答にしたいからといって、無理に面白い回答をする必要はありません。変に奇をてらうのではなく、自分にとって魅力的な目標を掲げましょう。

ありきたりな目標だとしても、目標を掲げている理由や、達成のための計画が具体的であればきちんと評価してもらえます。

「決まってない」というのはアリ?

基本的にはNGです。せっかく自分を売り込むチャンスをみすみす逃すことになってしまいます。

10〜20年先の将来を想像するのは難しいかもしれませんが、しっかりと目標を立てることは自分のキャリアを考えるうえでも大切です。

どうしても決まらない場合でも、「まだ決まっていません」の一言で終わらせるのではなく、今後どのように目標を見つけ、達成していくつもりなのかを伝える必要があります。

まとめ

以上、将来の目標を企業が質問する理由や、見つからない場合の対処法を解説しました。

将来の目標は、企業と学生の方向性が合致しているか、長期に渡って活躍できる環境かをお互いに確かめる、重要な質問です。面接向きの取り繕った回答をするのではなく、自分が本心から達成したいと思える目標を掲げましょう。

まだ働き始めてもいない段階で将来のことを考えるのは難しいですが、目標を見つけるためには色々な方法があります。

どうしても将来の目標が見つからない人は、自分史や自己分析ツールも活用しながら、自分に合った方法を探してみてください。

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LIVE配信 概要

【開催日時】

8月30日 (火) 17:00~18:00
※Zoomでのライブ配信です。
※質問数に応じて、最大30分延長します。
※セミナー開始5分前より開場します。

 

【参加対象者】

2024年卒業見込み
※2024年卒メインの内容となりますが、2023年卒の方もご参加いただけます。

【参加方法】

※Zoomでのライブ配信です。

カメラ、マイクは自動でオフの設定となります。
①開始時間までに、ZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
②ZOOMウェビナー事前登録後、ご入力いただいたメールアドレスに参加用URLを送信します。
③お時間になりましたら参加用URLにアクセスしご参加ください。
 

【もくもく会に常駐する中の人】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

 

【参加者の声】

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OfferBoxに関する質問はもちろん、「企業の選び方」「今の時期にしておいたほうが良いこと」など、就活に関わる悩みや不安にもお答えします。

 

LIVE配信 概要

【開催日時】

2022年 8月26日 (金) 16:00~17:30
※Zoomでのライブ配信です。
※質問数に応じて、最大30分延長します。
※セミナー開始5分前より開場します。

 

【参加対象者】

2024年 卒業見込み学生

 

【登壇者の紹介】

koushi2

株式会社i-plug 学生メディアチーム チームマネージャー:小林 大剛

2009年 兵庫県の大学を卒業後、東京のシステム会社に入社、営業部に配属となり新規企業の開拓とコンサルティングに従事。2016年 i-plugに入社、大学営業部門で100校以上の大学で講師として登壇、就活準備セミナーを企画から実施まで担当。新規事業の企画立案・営業を経て現在はマーケティングに従事

 【セミナー参加方法】

※ZOOMでのライブ配信です。
カメラ、マイクは自動でオフの設定となります。

①開始時間までに、ZOOMウェビナーに事前登録をお願いします。
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