ナビサイトとは?活用方法や費用、メリット、選び方を徹底解説!

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ナビサイトって、結局どこが自社に最適なんだろう?」「最近よく聞くナビサイト離れって、本当に採用に影響があるの?」「かけた費用に見合うだけの成果が出ているか不安だ…」

採用ご担当者様であれば、このような尽きないお悩みをお持ちではないでしょうか。刻々と変化する採用市場で、理想の人材と出会うのは決して簡単なことではありません。

このページでは、ナビサイトの基本から、貴社に最適なサービスを見つけるための比較ポイント、そして「なかなか応募が集まらない」「採用後のミスマッチが多い」といった具体的な課題を解決する最新の活用戦略まで、徹底的に掘り下げて解説します。

さらに、ナビサイトだけでは捉えきれない今日の採用トレンドや、注目すべき代替手法についても深掘り。本記事を通じて、貴社の採用を成功に導く具体的な手がかりと、これからのナビサイト活用術がきっと見つかるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

ナビとスカウトを併用した母集団形成
ナビとスカウトを併用した母集団形成
新卒採用にスカウト型採用を検討している企業様向けの資料です。スカウト型採用とナビサイト併用した活用事例を紹介します。
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新卒求人サイト・ナビサイトとは

新卒求人サイト・ナビサイトとは

新卒求人サイト・ナビサイトは、企業の求人情報が掲載されているオンラインのプラットフォームです。主に就職活動を行っている学生に利用され、「就職ナビ」「就活ナビ」や「就活サイト」と呼ばれることもあります。

新卒求人サイト・ナビサイトは、従来、新卒採用市場の主流プラットフォームの役割を担ってきました。昨今、採用手法が多様化してきてはいるものの、ナビサイトは依然多くの企業に活用されています。

企業が新卒求人サイト・ナビサイトを活用するメリット

企業が新卒求人サイト・ナビサイトを活用するメリット

企業が新卒求人サイト・ナビサイトを活用するメリットは、「多くの学生にアプローチできる」「便利な機能・サポートで採用活動を効率化できる」の2点です。それぞれのメリットを詳しく解説します。

多くの学生にアプローチできる

企業が新卒求人サイト・ナビサイトを活用するメリットは、多くの学生にアプローチできる点です。多くの学生が利用するプラットフォームであるため、求人を掲載すること自体が企業のブランド認知度向上につながる可能性があります。

特に大手の新卒求人サイト・ナビサイトは、学生の大半が活用しているため、押さえておきたいところです。例えばマイナビは、2023年の「就職情報サイトに関する調査結果」によると、80.9%の学生が「活用したことがある」と回答しています。

便利な機能・サポートで採用活動を効率化できる

便利な機能・サポートで採用活動を効率化できるのも、新卒求人サイト・ナビサイトを活用するメリットです。例えば学生データを管理するシステムや、優先表示するオプションなどの機能もあります。

選考管理の機能を使えば、面接日時の設定やステータス管理も可能です。担当者のサポートを受けられるサイトも多く、採用のノウハウが少ない企業でも安心して使えるでしょう。

企業が新卒求人サイト・ナビサイトを活用するデメリット

企業が新卒求人サイト・ナビサイトを活用するデメリット

企業が新卒求人サイト・ナビサイトを活用する主なデメリットは、「他社との差別化が難しい」「掲載内容・方法の自由度が低い」の2つです。それぞれのデメリットを詳しく解説します。メリットだけでなくデメリットも確認し、新卒求人サイト・ナビサイトを活用するかどうかの判断に役立ててください。

他社との差別化が難しい

新卒求人サイト・ナビサイトを活用するデメリットは、他社との差別化が難しい点です。ナビサイトは、多くの企業にとって定番として選ばれているプラットフォームです。その結果、数多くの企業が同一プラットフォーム上で求人を掲載し、競合が多くなります。

多くの企業が求人を掲載しているため、特に中小企業や知名度の低い企業の求人は、大手企業や人気企業の求人に埋もれがちです。学生の目に留まる機会が減少し、思うように成果が得られない場合もあります。

掲載内容の自由度が低い

掲載内容の自由度が低いのも、新卒求人サイト・ナビサイトのデメリットです。多くの新卒求人サイトやナビサイトでは、求人情報のフォーマットが統一されています。

企業は特定のテンプレートに沿って情報を掲載する必要があるため、自社のホームページなどに求人掲載する場合に比べて、表現できることの自由度が低くなります。デザインやレイアウト、コンテンツの種類は、ある程度制限されると考えておきましょう。

自由度の高い掲載を行いたい場合は、自社の採用ホームページと並行して運用するなどの工夫が必要です。

新卒求人サイト・ナビサイトを比較する際のポイント

新卒求人サイト・ナビサイトを比較する際のポイント

新卒求人サイト・ナビサイトには、さまざまなサービスがあり、比較が難しいところです。いくつかの候補を比較したい場合は、「利用できる機能」「掲載料金・利用料金」の2つに注目しましょう。それぞれの注目ポイントを詳しく解説します。

利用できる機能

新卒求人サイト・ナビサイトを比較する際に重要なのは、利用できる機能です。主な機能としては、以下のようなものがあります。

機能

説明

学生検索

学生データベースを検索できる機能

オファー・スカウトメール

条件に合う学生や、プロフィールを見て気になった学生にオファー・スカウトメールを送る機能

選考調整管理

選考ステータスの管理や面接日程の調整、学生とのメッセージのやりとりができる機能

企業プロフィール

自社の魅力などの紹介するプロフィールページを作成する機能

分析・レポート

自社の求人に対する応募数や閲覧数などのデータを分析し、採用戦略の改善に活用できる機能

行動履歴データ化

学生の行動履歴をデータ化し、分析に役立てられる高度な機能

上記のような機能は、多くの新卒求人サイト・ナビサイトに備わっています。ただし各サービスのターゲット、利用料金などが異なる関係で、機能の有無に差があるため注意が必要です。特に基本機能とオプション機能は、サービスによって大きく異なっています。

掲載料金・利用料金

掲載料金・利用料金も、新卒求人サイト・ナビサイトを比較する際に重要なポイントです。多くの場合は、求人を掲載する際に一定の料金がかかる「掲載課金」となっており、およそ50万〜100万円程度が相場です。掲載期間やオプションサービスの有無で、さまざまなプランがあります。

求人サイトでは、Webサイト上で料金情報の詳細を公開していないところも珍しくありません。具体的な料金を知るためには、資料請求や直接の問い合わせが必要です。

新卒求人サイト・ナビサイトの費用徹底解剖:料金体系と費用を抑えるポイント

新卒採用におけるナビサイトの費用は、多くの採用担当者様にとって大きな悩みです。ここでは、新卒求人サイトの料金体系を詳しく解説。コストを抑えつつ、貴社に最適なナビサイト選びと効果的な活用で、優秀な人材確保を実現するための具体的な戦略をご紹介します。

新卒採用・中途採用ナビサイトの費用相場

ナビサイトの料金は、掲載期間、掲載プラン、オプションの有無によって大きく変動します。新卒採用向けと中途採用向けで相場が異なるため、それぞれ目安を確認しましょう。

新卒採用ナビサイトの費用相場

  • 主要なナビサイトの基本掲載料金は、で50万円〜100万円程度が目安です。
  • 掲載期間が短縮されたプランや、掲載枠の小さいプランでは、数十万円からの選択肢もあります。
  • 地域や業界に特化したナビサイトでは、より安価なプランが提供されている場合もあります。

費用内訳と追加コストの把握

基本掲載料以外にも、以下のような追加コストが発生する場合があります。予算計画を立てる際には、これらの費用も考慮に入れることが重要です。

オプション料金

・求人情報の表示順位アップ(上位表示オプション)
・特集記事への掲載
・ダイレクトスカウト機能(求職者への直接アプローチ)
・説明会・イベント出展枠
・Web広告連携

イベント関連費用

・合同企業説明会への参加費用
・ブース設営費、人件費、交通費など

広告費

・ナビサイト内でのバナー広告やメール広告など

予算を抑えつつ効果を最大化する戦略

高額になりがちなナビサイトの費用を抑えながら、採用効果を最大化するための戦略をいくつかご紹介します。

複数のナビサイトを比較検討する

各サイトの強み、弱み、料金プランを比較し、自社の採用ターゲットと予算に最も合致するサイトを選びましょう。

早期割引やキャンペーンを活用する

早期申し込み割引や、期間限定のキャンペーンなどを利用することで、掲載費用を抑えられる場合があります。

プラン内容を精査する

不要なオプションは削り、本当に必要な機能に絞り込むことで、無駄なコストを削減できます。

求人情報の質を高める

掲載費用が高くても、求人情報の質が低ければ応募にはつながりません。費用をかける以上に、魅力的な求人を作成し、応募率を高めることが重要です。

他の採用手法と組み合わせる

ナビサイトだけに依存せず、SNS採用やリファラル採用など、費用を抑えられる採用手法と組み合わせることで、全体的な採用コストを最適化できます。

主な新卒求人サイト・ナビサイト4選

主な新卒求人サイト・ナビサイト4選

活用するサービスに迷った場合、まずは大手のサイトを確認するのが無難です。ここでは、主な新卒求人サイト・ナビサイトとして「マイナビ」「リクナビ」「ONE CAREER」「キャリタス就活」の4つを紹介します。

マイナビ

マイナビは、国内最大級の新卒求人サイト・ナビサイトです。特徴は以下のようになっています。

  • 掲載料金:要問合せ
  • 応募者管理システム「MIWS」が標準搭載
  • 地域エリアの採用サポートを実施している

応募者管理システム「MIWS」が標準搭載されており、採用活動の開始から内定者フォローまで、採用プロセスの幅広い業務に役立てられます。

首都圏だけでなく、地域エリアの採用市場を把握し、採用成功に向けて特性に合わせた提案を行っているのも大きな特徴です。応募者管理システム「MIWS」の提供だけでなく、採用に関する最新情報の発信など、企業の採用活動を全面的にサポートしています。

リクナビ

リクナビは、マイナビと並んで国内最大級の新卒求人サイト・ナビサイトです。以下のような特徴があります。

  • 掲載料金:要問合せ
  • マッチングの精度が高い
  • エントリーシートやSPIなどのサービスも提供している

企業はリクナビの学生データ管理システムを利用して、採用に関するあらゆるデータを一元管理できます。マッチングシステムも洗練されており、実際にリクナビに掲載されている企業の56%以上が、学生とのマッチングに成功しています。

学生データ管理システムやSPI3(適性検査)など、採用を成功に導くためのさまざまなサービスを提供しているのも大きな特徴です。

ONE CAREER

ONE CAREER CLOUD(ワンキャリアクラウド)は、母集団形成から振り返りまで、新卒採用に関する一連のプロセスをトータルでサポートしている新卒求人サイト・ナビサイトです。特徴は以下のようになっています。

  • 掲載料金:要問合せ
  • 無料から始められる
  • 採⽤管理ツール「i-web」「SONAR」と連携できる

1つの案件(選考情報)なら無料で掲載できるのが大きな特徴です。使用感を試して問題なければ、有料プラン(5案件まで)を選択することもできます。

採⽤管理ツール「i-web」や「SONAR」と連携できるのも便利なポイントです。両方とも手作業でデータ移行をする必要がなく、ONE CAREER CLOUD上で応募があれば、リアルタイムでデータが反映されます。

キャリタス就活

キャリタス就活は、卒業年度やインターンシップ期、採用選考期などに縛られない年間型サービスを提供している新卒求人サイト・ナビサイトです。以下のような特徴があります。

  • 掲載料金:要問合せ
  • Z世代に合わせた各機能
  • 使いやすいUI・UX

Z世代に最適化したフォロー機能や多様な応募受付機能、ターゲット学生への効果的なアプローチツールを通じて母集団形成ができます。学生が求める「クチコミ」と「ランキング」機能を実装し、自社の魅力を効果的にPR可能です。

企業にとっては原稿入稿から応募者管理まで、学生にとっては業界・企業研究から応募まで、あらゆる機能を直感的に利用できるデザイン設計も大きな特徴です。

ナビサイト以外に活用できる新卒採用の手法

ナビサイト以外に活用できる新卒採用の手法

新卒求人サイト・ナビサイト以外の採用手法としては、以下の4つがあります。

  • ダイレクトリクルーティング
  • インターンシップ
  • 合同説明会・就活イベント
  • 新卒紹介

それぞれの定義とメリットを解説します。

ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングとは、企業がターゲットとなる求職者に直接アプローチする採用手法です。求人広告や人材紹介会社を介さないため、企業と求職者の間に直接的なコミュニケーションが生まれます。

ダイレクトリクルーティングの主なメリットは、自社に合った人材を効率的に採用できる点です。企業のニーズに合った候補者を直接選べるため、採用の大きな悩みの1つである「採用のミスマッチ」のリスクを減らせます。「人材紹介会社や求人広告にかかる費用が不要になり、工夫次第で費用対効果を高められる可能性がある」「潜在層の求職者にアプローチできる」のも重要なメリットです。

応募者の質のコントロールが難しく、求人広告の多さにより自社の求人が埋もれるリスクがあるナビサイトとは異なり、ダイレクトリクルーティングは人材に対して直接アプローチする「攻め」の採用手法です。

OfferBoxは、新卒採用に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。AI(人工知能)を搭載した検索アシストシステムなど、最先端の技術を取り入れています。

ダイレクトリクルーティングを取り入れると、待っているだけで出会えない層にもアプローチが可能で、ナビサイトとの併用も効果的です。以下資料では、そのようなダイレクトリクルーティングのサービス「OfferBox」の概要や、ナビサイトとスカウト(オファー)型サービスを併用した母集団形成の事例を紹介しています。詳しくは資料をご覧ください。

OfferBoxを見る
ナビとスカウトを併用した母集団形成
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新卒採用にスカウト型採用を検討している企業様向けの資料です。スカウト型採用とナビサイト併用した活用事例を紹介します。
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インターンシップ

インターンシップは、学生が実際の職場環境で短期間働くことです。職業的スキルと実務知識を身につける機会として、毎年多くの学生が参加しています。

インターンシップのメリットは、早期に学生と接点を持てることです。他社に採用されてしまう前に、自社に合った人材を採用するきっかけになります。

インターンシップは、企業が自社のブランドや価値観を学生に伝え、魅力的な就職先として認識してもらう手段としても有効です。

合同説明会・就活イベント

合同説明会・就活イベントは、企業が自社の認知度を高め、魅力を学生に伝えるために開催するイベントです。具体的には、就活関連サービス会社や大学主催の合同説明会、就活関連サービス会社主催のスカウトイベント、個別企業が主体の単独説明会、座談会・セミナーなどを指します。

合同説明会・就活イベントのメリットは、多くの学生と接触できる点です。特に合同イベントでは、一度に多数の学生と接触でき、企業の認知度向上につなげられます。イベントでは、複数の企業がコストを分担するため、一社当たりの負担が軽減されやすいのもメリットです。

新卒紹介

新卒紹介は、企業が特定の人材要件を満たす新卒学生を効率的かつ高精度で見つけるためのマッチングサービスです。一般的には成功報酬型の料金体系を採用しており、採用成功時のみ料金が発生します。採用に至らなかった場合のコストを抑えられるため、運用方法次第で、コストを最適化しやすいのが大きなメリットです。

学生向けのビジネスマナー講座やビジネスセミナー、内定者研修・懇親会といったイベントの企画など、多様なサービスを受けられるといったメリットもあります。

採用成功に導く!ナビサイトの効果的な活用戦略と具体的な運用ノウハウ

ナビサイトは掲載したら終わりではありません。掲載中の運用が採用成功の鍵を握ります。

掲載中の運用:応募者管理とPDCAサイクルの回し方

採用活動におけるPDCAサイクルとは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の頭文字を取ったもので、継続的に業務を改善するためのフレームワークです。ナビサイト運用においても、このサイクルを回すことが重要です。

Plan(計画)

目標応募数、目標採用単価などを具体的に設定します。

Do(実行)

設定した計画に基づき、求人掲載、応募者対応、選考を進めます。

Check(評価)

・求人閲覧数: 多くの求職者に見られているか?
・応募率: 閲覧数に対して応募に至っているか?
・通過率: 書類選考、一次面接、二次面接それぞれの通過率はどうか?
・採用単価: 一人あたりの採用にかかった費用は?
・応募者の質: ターゲット層からの応募は来ているか?
これらのデータを数値で把握します。

Action(改善)

データ分析に基づき、求人内容の修正(タイトル、本文、写真など)、オプションの変更、選考プロセスの見直しなど、具体的な改善策を実行します。特に応募率が低い場合は、求人票の魅力が不足している可能性が高いです。

まとめ

求人サイト・ナビサイト まとめ

新卒求人サイト・ナビサイトは、多くの学生と接触でき、機能を上手く使えば採用プロセス全体をスムーズに進められるといったメリットがあります。一方で、同一プラットフォームに多くの企業が参入しているため、競争率が高い点には注意が必要です。

新卒求人サイト・ナビサイトを比較する際は、機能と費用(掲載料金・利用料金)を確認します。Webサイトでも情報を集められますが、詳しくは資料請求するのがよいでしょう。

ナビサイト以外に活用できる新卒採用の手法としては、ダイレクトリクルーティングがおすすめです。人事ZINEでは、ナビサイトとスカウト(オファー)型手法を用いた採用についての解説資料を提供しております。自社にとって最適な採用手法を模索したい方はご活用ください。

ナビとスカウトを併用した母集団形成
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新卒採用にスカウト型採用を検討している企業様向けの資料です。スカウト型採用とナビサイト併用した活用事例を紹介します。
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人事ZINE 編集部

人事ZINE 編集部

人事・採用担当者の悩みに寄り添うメディア「人事ZINE」の編集部です。 新卒採用オファー型サイト「OfferBox(オファーボックス)」を提供する株式会社i-plugが運営しています。