【企業側】インターンシップの内容の決め方!参考事例や学生が求めていることを紹介

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インターンシップは学生のキャリア形成を支援する取り組みであると同時に、企業にとっては求める人材の確保や精度の高いマッチング、また採用ブランディング強化にもつながる重要な取り組みです。

こういった目的を達成するには、企業側にとって意義があり、学生にも満足してもらえる内容を選ぶことが欠かせません。本記事では近年のインターンシップをめぐる主要な動きを振り返りつつ、おすすめの内容例を開催期間ごとにいくつか紹介します。また、インターンシップのプログラム内容を企画・設計する際のポイントも触れたうえで、魅力的なプログラムを用意している企業事例も紹介します。

人事ZINEでは「学生を惹きつけるインターンシップの作り方 開催後のフォロー対策も紹介」を用意しております。「インターンシップを開催すべきか迷っている」「学生に響く内容が分からない」といった方に向けて、魅力的なインターンシップを設計するためのポイントや開催後のフォローまで丁寧に解説しております。インターンシップの内容を検討するにあたってヒントをお探しの方はぜひご活用ください。

学生を惹きつけるインターンシップの作り方 開催後のフォロー対策も紹介
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学生を惹きつけるインターンシップの作り方を市場動向データをもとに解説。
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目次

インターンシップとは

インターンシップとは、学生が企業で一定期間業務を体験する就業体験プログラムです。企業にとっては将来の採用につなげる場であり、学生にとってはキャリアを考える重要な機会となります。近年は、単なる説明会的な内容から実務型・選考直結型へと進化し、採用戦略の中でも大きな役割を担っています。

以下に、企業側と学生側の目的を表にまとめました。

立場 主な目的
企業

・マッチする学生との接点づくり
・採用ブランディング
・ミスマッチ防止
・早期囲い込み

学生

・業界・企業研究
・仕事内容の理解
・スキルの習得
・キャリア形成のヒント獲得

このように、インターンシップは双方にとって大きなメリットを持つ重要な施策となっています。

近年のインターンシップの動向

近年のインターンシップの動向

インターンシップの内容を企画する際は、近年のインターンシップをめぐる動きを把握しておく必要があります。ここでは、採用直結型インターンシップの流れや企業の動きをデータで紹介します。

採用直結型インターンシップの活用

2022年に政府より発表されたインターンシップの基本的考え方に関する資料では、キャリア形成支援の取り組みが以下の4つに分類され、そのうちタイプ3とタイプ4がインターンシップであると示されました。

  • タイプ1:オープン・カンパニー
  • タイプ2:キャリア教育
  • タイプ3:汎用型能力・専門活用型インターンシップ
  • タイプ4:高度専門型インターンシップ

出典:「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方

従来、インターンシップで取得した学生の情報を採用活動に用いることは困難でしたが、一定の要件を満たせばインターンシップで得た学生の情報を採用活動にも活用してよいとされ、「採用直結型インターンシップ」の取り組みを後押しするきっかけとなりました。

なお、タイプ3は以下の要件を満たす必要があります。

  • 就業体験を必ず伴うこと
  • インターンシップ実施期間の半分を超える日数を職場での職業体験に充てること
  • 汎用的能力活用型では5日間以上、専門能力活用型では2週間以上の実施期間が必要であること

インターンシップを実施している企業の割合

リクルート就職みらい研究所「採用活動中間調査 データ集 2025年卒」によると、2026年卒学生を対象にした「インターンシップ等のキャリア形成プログラム」を実施予定の企業の割合は45.8%でした。特に「タイプ3」の割合が多く、実施予定企業のうち47.7%の企業が実施予定という結果です。一方、タイプ4の実施を予定している企業は2.2%でした。

なお従業員規模別に見ると、実施予定であると回答していた割合は、1,000人以上の企業は65.5%である一方、300人未満の企業では38.2%にとどまりました。

インターンシップの実施時期

前掲「採用活動中間調査 データ集 2025年卒」によると、タイプ3の実施時期で最も多いのは8〜9月でした(それぞれ62.1%、42.4%)。

学生側としては、夏休みで予定を入れやすく、また就職活動への意識が高まってくるタイミングです。なお外資系企業の場合は、夏前にオープンになる「本選考のエントリー」に備えて、ゴールデンウィーク頃からインターンシップを実施するケースもあります。

またタイプ1、タイプ2についても8〜9月がピークで、次が12月という結果です。

いずれのタイプも3年生の夏休み、次点で冬休みに動きが活発であることが分かります。

インターンシップの種類・開催時期

インターンシップは企業の採用戦略において多様な目的で活用されており、内容や期間によっていくつかのタイプに分かれます。

一般的には「1day型」「短期型(2〜5日)」「中長期型(1週間〜数ヶ月)」の3種類があり、それぞれ異なる狙いやメリットがあります。

項目 1day型 短期型(2〜5日) 中長期型(1週間〜数ヶ月)
主な内容

・会社説明
・業界理解セミナー
・簡易なグループワーク

・職場見学
・業務体験
・社員との座談会
・チームワーク

・実務参加
・個別業務指導
・成果発表
・フィードバック

主な目的

・認知拡大
・母集団形成

・企業理解促進
・志望度向上

・選考直結
・即戦力発掘
・カルチャーフィットの確認

開催時期

通年(特に6〜9月、12〜2月)

夏・秋・冬

通年

活用シーン例

・幅広く学生と接点を持ちたい
・初期接触段階で有効

・学生との関係構築を進めたい
・志望度の高い学生を惹きつけたい

・採用直結を狙いたい
・実践的なスキルを評価したい

このように、インターンシップは「どの層に・何を・いつ届けるか」によって設計が大きく変わります。採用ターゲットの就活状況やニーズを踏まえた企画が、ポイントとなります。

 学生が夏期インターンシップに求めている内容【499人に調査】

株式会社i-plugでは、27卒の学生を対象に、夏期インターンシップに求めている内容を調査しました。

<アンケート概要>

  • 対象:27卒対象学生
  • 回答期間:2025年5月19日(月)〜5月21日(水)
  • 回答数:499

参加したい夏期インターンシップにどのような内容を求めていますか?

「職業体験をして、働くイメージをつくりたい」と考えている学生がもっとも多かったです。

また、「内定に直結する特別選考参加権」を求めている学生は、全体の31.4%になります。

参加したい夏期インターンシップの日数の希望はありますか?

41.6%の学生が2~4daysのインターンシップを希望している結果になりました。

インターンシップを設計する際は、1dayだけではなく、2~4daysのプログラムの設計も検討してみてください。

学生が面白いと感じるインターンシップの内容例

インターンシップでおすすめの内容例

インターンシップの内容を企画する際には、期間に応じて内容を設計しましょう。以下に、数日間、5日以上、長期間といったインターンシップのそれぞれのケースについて、具体的な内容の例を解説します。

数日間のインターンシップの内容例

数日間の場合は、短期間のなかで就業体験や専門性を発揮してもらう内容は難しいため、業界事情・仕事内容や企業文化・職場の雰囲気を知ってもらうプログラムが向いています。例えば、「学生に向けて業界事情やトレンド、自社情報をセミナー形式で伝える」「特定の職種への理解を深めるために簡易的なワークショップを用意する」といったものが考えられます。

【プログラム例】

1日目

  • 企業説明
  • オフィスツアー
  • 業界事情や仕事内容についてのセミナー

2日目

  • ビジネス課題に関するグループワーク
  • グループワークの成果発表
  • 社員からのフィードバック

ワークショップでは、以下のようなテーマも考えられるでしょう。

  • 現役社員との座談会
  • ビジネスアイデアコンテスト
  • 新商品開発体験

5日間以上のインターンシップの内容例

5日間以上のプログラムの場合、業界事情や仕事内容の説明にとどまらず、実践的な内容を組み込むことが可能です。実際の業務を数日間にわたって体験してもらうプログラムを用意すれば、学生には業務内容や仕事の魅力を深く理解してもらい、充実度・満足度を高めやすくなります。

また、5日間以上であればキャリア形成支援の取り組みのうちタイプ3の要件の一部を満たし、採用直結型インターンとして実施することもできます。この場合、学生には業務を体験して仕事の理解を深めてもらう一方で、企業側は学生の態度やスキルを評価し、今後の採用選考に活用することも考えられるでしょう。

以下は、Webマーケティングをテーマにしたインターンシップのプログラム例です。

【プログラム例】
Webマーケティング体験プログラム

1日目

  • Web業界について、ビジネスモデルや近年の業界動向を講義
  • 広告手法やブランディングといったWebマーケティングの基礎知識を講義

2〜3日目

  • 少人数のグループ決め・アイスブレイク
  • 「ECサイトの売上アップ」という目標の共有
  • 自社オウンドメディアやその流入アナリティクスデータ、インターネット広告でのパフォーマンスといったデータをもとに、現状の課題分析
  • 市場調査やターゲット分析

4日目

  • プロモーション戦略やCV最適化施策の検討
  • 具体的なビジネスプランの策定のとりまとめ

5日目

  • グループごとに、課題分析や目標達成に向けたプランをプレゼンテーション
  • 他の参加者や社員によるフィードバック
  • 座談会

長期間のインターンシップの内容例

2週間から数ヶ月程度といった長期間のインターンシップでは、学生に現役社員と同様の業務を体験してもらうことが可能です。

学生にとっては業界知識やスキルの獲得につながり、将来的なキャリア形成の材料になります。企業側にとっては、自社が求める人材を早い段階で発掘・育成でき、学生による新しい視点・アイデアを取り入れることも可能です。また、長期間現場で働いてもらい、双方のマッチングの精度を高める効果もあります。

長期間のインターンシップのプログラムを検討する際は、こういった「学生の育成・成長」「学生によるフィードバックの活用」「双方のマッチング」といったポイントを認識してプログラムを組むのが手です。

2週間以上のインターンシップの場合、企業のキャリア形成支援の取り組みとして「タイプ3」(専門活用型インターンシップ)の一部要件を満たし、採用直結型インターンとして活用する方法もあります。

【プログラム例】
社内システム実装体験プログラム

1週目

  • 企業説明・社内見学・運営メンバーの紹介
  • IT基礎研修(プログラミング基礎、開発環境セットアップ、業務ツールの使い方)
  • 簡単なタスクを通じて業務環境に慣れる

2〜3週目

  • 小規模なプロジェクトにて仕様書の理解やドキュメント整理
  • エンジニア社員の開発サポート
  • テストプログラムの作成

4〜6週目

  • 自社内システムにおいて一部機能の新規実装
  • 設計〜開発・テスト、テスト環境実装まで
  • 随時、エンジニア社員によるコードレビューや進捗確認

7週目

  • 最終成果発表
  • 成果物・現状スキルや今後の成長に向けた取り組みについてフィードバック・アドバイス

インターンシップ内容を企画・設計する際のポイント

インターンシップ内容を企画・設計する際のポイント

インターンシップの内容を企画・設計する際は、ターゲット像や目的を明確にすることが重要です。以下では、企画・設計にあたってのポイントを解説します。

ターゲット像を明確にする

インターンシップの成功には、ターゲット像を明確にすることが第一歩です。

「自社をそれほど知らない潜在層」と「自社を認知している準顕在層」では、それぞれインターンシップの方針は大きく異なります。またインターンシップの現場では、参加する学生のスキルレベルとプログラムにギャップがあり進行が難しいというケースも珍しくありません。ミスマッチを避けるには、参加学生のスキルレベルや専攻分野といった属性を事前に明確にし、それに合ったプログラムを設計することが重要です。

ターゲット設定にあたっては、目的から逆算する方法が考えられます。仮にインターンシップの主な目的が「直接的な母集団形成」である場合、募集する職種に関連するスキルを持つ人材をターゲットとするのが一般的です。例えば、マーケティング職の採用を目的とする場合、データ分析や市場調査に興味がある学生を対象にしたプログラムが適しています。

インターンシップの目的を整理する

1つ目と関連して、インターンシップの目的を事前に整理し、関係者間で共有しておくことも大切です。

採用ブランドの向上を目的としている場合、必ずしも直接的な母集団形成を目指す必要はありません。一方で、採用直結型のインターンシップの場合、参加者が選考に進んでもらうことを目指すため、エントリーへの導線設計が不可欠でしょう。また、採用要件を整理し、ターゲット人材が集まるような企画を検討することも必要です。

このように目的が違うとインターンシップのテーマ選び・プログラム設計に大きく影響するため、関係者間での合意形成は欠かせません。

目的に合う内容・形式・期間を検討する

ターゲット像とインターンシップの目的が明確になった段階で、目的に合った内容・形式・期間を検討します。

例えば、企業の認知度向上を目的とするインターンシップであれば、企業・職種紹介が適しているかもしれません。一方で、採用直結型インターンシップであれば、現場実習型や研修型の内容にして、5日以上、場合によっては数週間の長期にわたるプログラムが効果的です。

プログラムには短期体験型、研修型、長期実習型、オンライン型などさまざまなタイプが存在し、それぞれ最適な目的や期間が異なります。コンセプトに応じて最適な形を選ぶのがポイントです。

学生を惹きつけるインターンシップの作り方 開催後のフォロー対策も紹介
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インターンシップ内容の企画に参考になる事例

インターンシップの企画に参考になる事例

インターンシップを企画する際は、他者の事例を参考にすると良いヒントが見つかることがあります。ここでは豊富なラインナップを用意している2社のプログラム例を紹介します。

サイバーエージェント

サイバーエージェントは、学生のスキルやキャリア志向に合わせた多彩なインターンシッププログラムを用意しています。1Dayの短期プログラムから5日以上の実践型プログラム、さらには数ヶ月にわたる長期プログラムまで、幅広い選択肢があります。またビジネス職、エンジニア職、クリエイター職など、職種ごとに異なる内容を企画しており、意欲や専門性が高い学生とのマッチングもできるようなラインナップです。

【プログラム例】

  • ABEMAテキストデータ活用プロジェクト
  • ABEMAの機械学習エンジニアプログラム
  • ゲームビジュアルインターンシップ
  • 内定直結型ゲームUIインターンシップ

全日本空輸(ANA)

全日本空輸(ANA)は、航空業界の幅広い職種を体験できるプログラムを用意しています。総合職や客室乗務職、運航乗務職など、それぞれの職種ごとに異なる内容となっています。

CA(客室乗務員)といった特定の職種の仕事を理解できる短期プログラムがあり、5日以上のプログラムでは「整備技術・運航技術」に加えて「オペレーション」「ビジネス・マーケティング」「コーポレート」といった航空業界のビジネス職を掘り下げるコースもあります。

【プログラム例】

  • ANAグローバルスタッフ職 Winter Internship
  • 1Day Program ~ Discovery ANA CA ~
  • ANA自社養成パイロット Winter Event

インターンシップの内容設計を成功させるポイント

インターンシップの内容を設計する際、以下のポイントに気を付けることで、質の高いプログラムを作れます。

  • 学生目線で設計する
  • 社内連携を徹底する
  • 他社との差別化を意識して設計する
  • 参加前の面談・事前コミュニケーションを行う

学生目線で設計する

学生が「この会社、もっと知りたい」と感じる体験を提供することが成功のポイントです。実務体験やチームでのワーク、社員との交流など、インターンシップを通じて得られる学びや気づきが学生の満足度を左右します。事前の案内や事後フォローも含めて、学生視点に立った丁寧な設計を行いましょう。

社内連携を徹底する

人事担当者だけでなく、現場社員や上司、経営層を巻き込んだ連携体制がインターンシップの質を高めます。社員には事前に目的や役割を明確に伝え、現場でも「自然体で魅力を伝えられる」ような準備を行うことが重要です。

当日の進行管理や、トラブル対応、フィードバック体制も万全に整えておきましょう。

他社との差別化を意識して設計する

さまざまな企業がインターンシップを実施する中、自社の強みをどう伝えるかが差別化のポイントです。たとえば、独自のカルチャーを体感できるコンテンツや、リアルな業務課題に挑戦する企画などを盛り込むことで、学生の記憶に残るプログラムとなります。

他社事例を研究しつつ、自社らしさを反映させた内容設計が効果を高めます。

参加前の面談を行う

インターンシップ前にオンライン面談やアンケートを実施することで、学生の志向・期待値・就活状況を把握可能です。これにより、個々に合った配属やサポート、適切な働きかけが可能になります。

また、事前に企業側の意図やプログラム内容を丁寧に伝えることで、参加意欲と当日の集中度が高まり、離脱防止にもつながります。

インターンシップ後のフォロー施策例

インターンシップ後に、学生を本選考につなげるフォロー施策の例を3つ紹介します。

  • 個別フィードバックとお礼連絡の実施
  • 特別イベントや社員交流会への招待
  • 早期選考や特別ルートの案内

個別フィードバックとお礼連絡の実施

インターンシップ終了直後のタイミングで、企業側から個別のフィードバックを送ることは、学生にとって印象深く、信頼感を高める効果があります。

フィードバックの具体例は、以下のとおりです。

  • 参加中の言動やアウトプットに対するコメント
  • 強み・改善点
  • 今後に活かせるアドバイス など

加えて、担当者やメンター社員からの感謝のメッセージを添えることで、企業文化の温かさや誠実さを伝えることができ、ポジティブな印象を残せます。このような対応は、他社との差別化にもなり、志望度アップや口コミ効果にもつながる重要なフォローです。

特別イベントや社員交流会への招待

インターンシップ終了後も継続的に学生と接点を持つためには、クローズドなイベントを用意するのが効果的です。

インターンシップ参加者には、以下のようなイベント実施がおすすめです。

  • 社員座談会
  • 少人数制のオフィスツアー
  • 現場リーダーとのキャリア相談
  • OB・OGとの交流 など

上記のように選抜感のある機会を提供すると、学生は「特別に扱われている」と感じ、企業へのロイヤリティが高まります。

また、再度社員と直接話すことで企業理解が深まり、「働くイメージ」が具体化されるため、志望度向上にも寄与します。オンラインでのカジュアルなトークイベントや質問会なども有効です。

早期選考や特別ルートの案内

インターンシップに参加した学生の中には、自社のカルチャーに強くフィットし、選考候補として注目したい学生も含まれています。そうした学生には、通常の選考とは別に、インターンシップ参加者限定の「早期選考枠」や「特別ルート」を案内しましょう。

学生にとっても「評価されている」「選考に優遇されている」という実感がモチベーションにつながり、他社との比較においても有利に働きます。加えて、早期段階で選考を進めることで、他社の選考が本格化する前に内定出しができ、優秀層の囲い込みや採用コストの削減にも効果的です。

選考意欲の高い学生には、事後面談やキャリア相談を行いながら適切なタイミングで案内すると、より自然にエントリーにつなげることができます。

まとめ

まとめ

本記事ではインターンシップの近年の動向を整理したうえで、おすすめの内容例やプログラム内容を企画・設計する際のポイント、企業事例を紹介しました。インターンシップの目的は企業によってさまざまであり、またターゲットのニーズによって最適なプログラム内容は大きく異なります。

自社の採用要件や学生に発信できる魅力、そして学生のニーズを把握したうえで、自社と学生双方が有意義になるような内容を選ぶことが大切です。

人事ZINEでは「学生を惹きつけるインターンシップの作り方 開催後のフォロー対策も紹介」を用意しております。学生にとって魅力があるインターンシップの作り方やその後のフォローのコツまで網羅しており、これからインターンシップを企画したい方にも役立つヒントをまとめております。インターンシップの内容を整理する際はぜひご活用ください。

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人事ZINE 編集部

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人事・採用担当者の悩みに寄り添うメディア「人事ZINE」の編集部です。 新卒採用オファー型サイト「OfferBox(オファーボックス)」を提供する株式会社i-plugが運営しています。