座談会のテーマ18選!内定者・新入社員・ベテラン別に盛り上がる選び方

座談会のおすすめテーマ15選!内定者や新入社員が盛り上がるネタは?
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現役社員同士や学生との交流などさまざまな形で、お互いの理解を深める場である座談会。多くの企業が採用活動や組織活性化の施策に取り入れていますが、テーマの設定に頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。

参加者にとっても有意義な時間となる座談会を企画したいものの、マンネリ対策に悩む方もいるかもしれません。

本記事では座談会が盛り上がるおすすめのテーマ18選を紹介。あわせて、座談会の進め方や注意点も解説いたします。

人事ZINEでは、「学生にとって魅力的な座談会をつくるポイント」を用意しております。座談会の種類や目的といった基本的なポイントから、実践するヒントまで紹介しており、新卒採用において効果的な座談会を企画するためのポイントをまとめています。ぜひダウンロードしてご活用ください。

学生にとって魅力的な座談会をつくるポイント
学生にとって魅力的な座談会をつくるポイント
座談会の企画にお悩みの採用担当者の方へ。フェーズ別、開催形式別にポイントを解説していきます。
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目次

座談会の概要と目的

座談会とは参加者同士があるテーマや形式に沿って対話する交流会を指します。通常の会議は、情報交換・報告や意思決定といった業務上の目的があるのに対して、座談会は参加者同士の交流そのものを目的としていることが多く、比較的カジュアルな雰囲気の会だという特徴があります。現役社員同士が参加することもあれば、現役社員と就職活動中の学生が交流することもあり、現場の意見交換や部署をまたいだ顔合わせや採用活動などさまざまな場面で活用されています。

特に採用活動においては現役社員と学生が机を囲み、ざっくばらんに仕事や就職活動について話す対面イベントとして開催されることが一般的です。コロナ禍以降では、オンライン座談会も当たり前になっています。

座談会を実施するまでの4つの手順

座談会を実施するまでの4つの手順

まずは座談会を実施するまでの手順を、4つのステップに分けて解説していきましょう。

1.テーマを決定する

「座談会を通して、どのような目的を達成したいのか」を整理して、それにもとづいてテーマを選びましょう。

ざっくばらんに話をするといっても、テーマも落としどころも決まっていない状態では、参加者も何を話せばよいのか迷ってしまいます。また、テーマが定まっていないと、座談会に出席する人選も進みません。

学生との座談会の場合は、「学生に自社の何を知ってほしいのか」「何を感じてほしいのか」、「学生はどのようなことを知りたがっているのか」を考慮して決めていきましょう。

2.参加者を選出する

テーマを決めたら、次に参加者を選びましょう。

例えば就職活動中の学生が参加する座談会で「新入社員への質問会」がテーマであれば、複数の部署から新人を選出するのが適切ですし、「業界の勉強会」がテーマなら営業部や開発部のエース社員が適しているでしょう。

役職者や管理者など、多忙な社員はスケジュールの確保が難しいことがあります。参加を求める場合、早めにオファーするよう注意してください。

3.形式・進め方を決める

座談会の開催方式は、次の2つに分けられます。

形式 領域 項目

パーティー方式

参加者が動き回って、自由に交流する

・多くの参加者同士が自由に話しやすい
・孤立する学生が出ないよう、フォローが必要

テーブル方式

数名が1つのテーブルに着席し、会話しながら交流する

・ゆっくり会話でき、質問しやすい
・多く交流が持てるよう、席替えの必要がある

座談会のテーマや目的にあわせて、効果的な形式を選択するようにしてください。

4.進行表を用意する

当日のおおまかな進行予定表を作成して、参加者に共有しておくとスムーズです。

例えば学生との座談会の場合、一般的には、アイスブレイクを行った後、まずは自社の説明や職務内容について現役社員が中心に話を進めていきます。その後で、学生からの自由質問に社員が答えていく流れです。

時間がオーバーしてしまわないよう、時間配分の目安も取り決めて、進行表に記載するとよいでしょう。

内定者座談会におすすめのテーマ

内定者座談会におすすめのテーマ

内定者を対象に開催する「内定者座談会」は、内定者が抱える入社への不安を払拭することが最大の目的です。

希望した会社の内定が決まったとしても、内定者は「本当に仕事をこなせるのか」「部署のメンバーと円滑な関係を築けるか」など、入社に対してさまざまな不安を抱えています。そのため、内定者座談会によって内定者が事業や職務の理解を深めたり、先輩社員や同期とのコミュニケーションをとったりすることを念頭にテーマを選ぶことがおすすめです。

テーマ1.内定者同士の親睦

内定者同士の親睦を深めることで、入社への不安を払拭するだけでなく、入社意欲を高めることにもつながります。また、入社後は部署以外のメンバーと交流する機会が減ることがあり、横のつながりを作っておくと仕事でも生かせるかもしれません。

例えば以下のようなテーマが考えられるでしょう。

  • 学生時代に取り組んできたこと
  • 入社の決め手になったポイント
  • 入社後の希望部署・仕事内容

具体的には、数人のチームを作ってグループワークを行ったり、気軽にランチ会を開催してもよいでしょう。「入社までの時間をどうしたら有意義に過ごせるか」など、学生にも馴染みのあるテーマを設定すると、ディスカッションにも弾みがつきそうです。

テーマ2.若手社員への質問会

若手社員と交流を持ってもらうことで、入社直後のイメージを具体化する効果が期待できます。「入社後の数年でどのように仕事をするのか」「どのような課題を乗り越えればよいのか」がイメージできると、学生も入社に備えやすくなるでしょう。

例えば以下のようなテーマが考えられます。

  • 内定から入社までに準備しておくべきこと
  • 入社1年目に苦労したこと
  • 職場の雰囲気・カルチャーへの印象

テーマ3.エース社員同士の対談

部署やチームにおけるハイパフォーマーや社内でMVPを取得した社員など、「エース社員」との交流をテーマにすることで、仕事に対するモチベーションアップが期待できます。エース社員には、直近で行なった仕事や得られた成果、クライアントからの喜びの声などを話してもらうことで、仕事のやりがいや意義を肌で感じてもらえるでしょう。

テーマの例は以下の通りです。

  • 成功したプロジェクトの進め方・エピソード
  • 活躍するまでの過去の失敗とその教訓
  • 仕事のやりがいと現在の関心ごと

テーマ4.人事担当者との懇親会

人事担当者との懇親会は、給与面や福利厚生といった労働条件について率直に質問できることがメリットです。昨今の学生は労働環境を重視する傾向が強いこともあり、労働環境や社風といったテーマに関する情報をオープンにすることは、入社意欲にも大きな影響を与えます。

以下のようなテーマが考えられます。

  • 人事評価制度と昇給の仕組み
  • ワークライフバランス確保に役立つ制度
  • 社内のキャリア支援制度とサポート体制

産休や育休を取得した社員の事例やリモートワークの実施状況など、自社のワークライフバランスに関する情報を整理して臨むとよいでしょう。

新入社員座談会におすすめのテーマ

新入社員座談会におすすめのテーマ

「3年3割」という言葉の通り、時間をかけて新卒学生を採用しても、3年以内に3割が早期離職してしまうといわれています。新入社員座談会では、新入社員が抱えやすい悩みや課題を同期同士で共有し、それらを解決するための情報提供を行って、離職を防止することが目的です。

また、まだチームに溶け込めていない新入社員が多くの社員とコミュニケーションをとる場を持つことで、会社の雰囲気に馴染み、定着度を高める効果も期待できます。

テーマ5.新入社員同士の親睦

同期である新入社員同士の親睦を深めることで、横のつながりを強めて会社に愛着心を持ってもらうことにつながります。また、同じタイミングで仕事を開始した同期と悩みや課題を共有すると「自分だけじゃないんだ」という安心感を持つこともできるでしょう。

おすすめのテーマの例は以下の通りです。

  • 配属された部署の雰囲気
  • 仕事を通しての初めての成功・自慢ごと
  • 入社前と入社後のギャップ

このほか、内定者座談会と同様に、具体的なテーマを設定したグル―プワークを行っても、より学びを深めることができます。新規事業のアイデアや商品の販促など、実践的なテーマを設定するとよいでしょう。

テーマ6.ベテラン社員への質問会

ベテラン社員やエース社員と交流の場を設けると、今後のキャリアイメージの具体化につながります。同じ道を歩んできた先輩社員なら、新入社員が抱えている課題や不安にも、的確な答えやアドバイスを与えられるはずです。将来のビジョンが明確になることで、仕事へのモチベーションアップも期待できます。

以下のようなテーマが考えられます。

  • 入社当時と今の仕事に対する考え方の変化
  • 長期間働き続けるためのモチベーション維持の秘訣
  • 業界で活躍するために若手時代に学んでおくべきこと

人選の際は、単に成果を出しているだけでなく、「新入社員の悩みに寄り添って優しくアドバイスができること」も重視してください。

テーマ7.別部署社員との親睦・質問

別部署やチーム、事業所に勤める社員との交流機会は、意外と少ないものです。普段は関わらない部署外のメンバーと交流も持つと、会社や事業全体の理解が深まるだけでなく、今後の部署異動への不安払拭にもなります。横のつながりを強化すれば、仕事にも生かせることがあるかもしれません。

テーマ例は以下の通りです。

  • 各部署の意外に知られていない業務内容や日常業務
  • 各部署が果たしている役割とその重要性
  • 部署異動の経験談・エピソード

テーマ8.役職者との交流

役職者へ経営に関する質問をしたり、経営目標やビジョンを直接聞いたりできると、会社への愛着心を高めることができます。

以下のようなテーマが考えられます。

  • 会社全体のビジョン・経営計画とその意図
  • 経営層・役職者から見た若手社員への期待と役割
  • 自分の担当する仕事が会社組織においてどのような位置にあるのか

会社規模が大きいほど、役職者や経営者は新入社員にとって遠い存在に感じるものです。直接コミュニケーションをとり、期待の言葉をかけてもらう機会があるだけでも、新入社員のモチベーションアップになるでしょう。

若手社員座談会におすすめのテーマ

若手社員座談会におすすめのテーマ

入社2~3年目の若手社員は、自身のスキルの伸び悩みを感じていたり、将来のキャリアに不安を持っていたり、仕事に慣れてきたからこその悩みを抱えています。そのため、スキルアップになるイベントや将来のキャリアビジョンをクリアにする情報提供を行うと効果的です。

入社から3年以内は早期離職の可能性もまだ高い時期です。座談会を通じて悩みや課題を解消できれば、離職防止にもつながります。

テーマ9.業界注目ニュース紹介

基本的な仕事に慣れてきた若手社員は、独り立ちに向けて業務範囲を広げている時期です。そこで、業界内の知っておくべきニュースや自社製品をテーマに勉強会を設けるなど、スキルアップにつながる情報提供を行うとよいでしょう。

テーマの例は以下の通りです。

  • 成果を上げるために心がけている日常の習慣
  • 若手時代にどのような努力をしてきたか
  • 仕事に取り組むうえでの優先順位のつけ方

あわせて、ニュースについてディスカッションしたり、グループ課題に取り組んだりする場を設定したりすると、業界知識を深めながら同期同士の交流を促すことも可能です。

テーマ10.部署内エース社員への質問会

部署やチーム内のハイパフォーマー社員は、若手社員が目指すべき一番身近なロールモデルです。若手時代にどのような努力をしてきたか、仕事でどのようなことに気を付けているかなど質問をぶつけることで、成果を出すコツを掴めるかもしれません。

以下のようなテーマがあるでしょう。

  • 成果を上げるために心がけている日常の習慣
  • 若手時代にどのような努力をしてきたか
  • 仕事に取り組むうえでの優先順位のつけ方

中堅・ベテラン社員におすすめのテーマ

中堅・ベテラン社員におすすめのテーマ

中堅社員やベテラン社員は、部門の舵取りや部下の育成といった責任ある立場にあることも普通です。そのため、部下の育成や組織マネジメントなどに関連したテーマが適している可能性があります。

テーマ11.部下を持つ立場ならではの疑問・悩み共有

部下を持つ立場としての悩みを共有するテーマです。特に中堅社員の場合、初めて部下を持つことが多く、それまで1人のプレイヤーとして取り組んできた時期とは異なる悩みに直面します。「他のリーダーやマネージャーがどのような悩みを持っているのか」「それにどのように向き合い、解決しているのか」を知ることで、マネジメントのヒントを探りやすくなります。

以下のようなテーマが考えられます。

  • 初めての部下を持つ際の悩みと乗り越え方
  • 部下からの信頼を得るためのコミュニケーション方法
  • 人材育成で感じる喜びと苦労

テーマ12.会社組織の変化と現在の意見交換

組織の責任者や重要な立場にある中堅・ベテラン社員が、他の部門の責任者と意見交換すると会社組織における自分の役割を俯瞰的に捉えやすくなります。会社の目指すべき方向性を共有し、複数部門間の協調を促すうえでも効果的です。

例えば以下のようなテーマが考えられます。

  • 部門内のパフォーマンスを高める取り組み
  • 部門内のメンバーのモチベーションや注目の若手社員・プロジェクト
  • 直近の部門間の連携強化に向けた取り組み

テーマ13.部門ごとのホットトピックの情報交換

部門ごとに、最近のニュースや「現在どのような取り組みを行っているのか」を共有することが考えられます。特に複数の事業部が存在する場合、双方についてある程度の知識は持っていても、「直近で何に取り組んでいるのか」「具体的にどのような強みや課題があるのか」までは把握できていないことがあるものです。

そこで他の部門と情報交換すると、相乗効果が発揮される可能性があります。例えば、バックオフィス部門で「システム導入で事務作業の効率化に成功した」というトピックがあれば、それを営業部門など他の部門に横展開するアイデアが生まれやすくなります。

テーマ例は以下の通りです。

  • 部門間で共有したいリソースやノウハウ
  • 部門内の直近の課題と他部門と協力した取り組み
  • システム化や効率化の取り組みとその効果

採用広報にも役立つ座談会向けテーマ

採用広報にも役立つ座談会向けテーマ

座談会は、採用広報のコンテンツとしても利用されます。社員や内定者同士のトークを記事として取り上げることで、社風や社員の仲を感じてもらいやすくなります。広報記事として配信すると、応募者だけでなく潜在層にも自社の魅力を広く伝えられるのがメリットです。

ここでは、採用広報でおすすめの座談会テーマを紹介します。

テーマ14.社内表彰者やMVP社員のインタビュー

優秀な成績をおさめたハイパフォーマーを選出し、普段の取り組みや仕事において大事にしていることなどをインタビュー形式で話してもらいます。企業が社員にどのような働きを期待しているのか、どのような人材を評価しているのかを読み手に伝え、マッチ度の高い人材にアプローチすることが目的です。

テーマ15.パパママ社員座談会

子育てをしている社員を数人選出し、仕事と子育ての両立について語ってもらうコンテンツです。将来結婚や出産を予定している応募者に対して、長期的な働きやすさや福利厚生の充実を重視する企業姿勢をアピールでき、応募数の増加を期待できます。

テーマ16.同期社員の座談会

気心が知れている同期社員の座談会は、緊張せずにリラックスして話せるため、率直な本音を引き出しやすいことがメリットです。企業風土や事業の強みなどを、リアルな言葉で伝えられます。

また同期同士が励まし合ったり、切磋琢磨して成長したりする様子を発信すれば「成長できる環境がある会社なんだな」と感じてもらいやすくなるでしょう。

テーマ17.社内部活の紹介

社内部活の活動紹介も人気のあるコンテンツです。サッカーなどのスポーツ系や音楽鑑賞、ゲームなど共通の趣味を持った社員が和気あいあいと交流している様子をオープンにすると、会社に対する安心感が高まるでしょう。

単に部活内容だけを紹介するのではなく、部活を通して得た気付きや仕事につながるエピソードなどを盛り込むと、広報記事としてより効果的です。

テーマ18.世代別社員のクロストーク

20代・30代・40代・50代の社員をそれぞれ選出して、仕事や社会における価値観の違いを話してもらう企画です。さまざまな年代の社員が活躍していることを応募者に知ってもらい、段階的にキャリアを積めることもアピールできます。違う世代でも意見を言い合える風通しのよい社風をアピールすることにもなりそうです。

座談会が盛り上がる面白いテーマ選びのコツ

座談会が盛り上がる面白いテーマ選びのコツ

座談会が盛り上がるような面白いテーマにしたいなら、真面目すぎるテーマではなく、感情が動かされた場面や意外性があるエピソードが自然に思い出されるような内容を選ぶことがおすすめです。

仕事での驚き・感動のエピソードに触れる

「仕事をするうえでの驚き」というテーマは、他の参加者にとっても興味深く、意外な発見につながることが多いため、面白いテーマとして適しています。例えば、「入社前と入社後でのギャップ」や「社内ではあまり知られていないバックオフィス部門」での創意工夫などといったテーマは、盛り上がる可能性があります。

また、「感動エピソード」も働くうえでのモチベーションややりがいを再認識してもらいやすく、盛り上がりやすい内容です。取引先にかけられた感謝の言葉や、プロジェクトの成功経験などがテーマ例として挙げられます。

あえて失敗談・トラブルに触れる

座談会では、失敗談やトラブルにあえて触れることで、参加者同士の距離感が縮まることがよくあります。特に新人時代の失敗や、予期しなかったトラブルに対する対処法などは、共感を得やすく、笑いを交えながら話すことで和やかな雰囲気を作りやすいです。

このようなテーマは、先輩社員が内定者や新人社員に話す際にも効果的です。その際は、先輩側が率先してエピソードを話すと他の参加者も安心して話しやすいでしょう。

座談会を盛り上げるための準備・進行のポイント

座談会を盛り上げるための準備・進行のポイント

座談会を盛り上げて、参加者の満足度を高めるには入念な事前準備が重要です。座談会を盛り上げるために気を付けるべきポイントを紹介します。

社員のプロフィールを用意する

社員の簡単なプロフィールを用意して配布すると、参加者がより質問しやすくなるでしょう。社員の肩書や略歴、現在の仕事内容などを共有しておくと、より深掘りした質問がしやすくなります。

プロフィールは、冊子にまとめて配布してもよいですし、名札にして首から下げる形でも問題ありません。

回答例を考えておく

参加者の議論を促すうえでは、あらかじめ回答例を考えておいた方がスムーズです。

テーマによっては回答方法がイメージしにくいものもありますが、例を示すことで参加者が発言しやすくなります。

特に学生との座談会の場合、学生は応募や入社における不安を払拭するために質問していますので、社員が答えに詰まっては、逆に不安を感じてしまいます。また、回答内容をメモしておくだけでなく会社概要や事業内容なども口頭で説明できるよう練習しておくことがおすすめです。

全員が質問できるよう配慮する

自由に質問できる場は大切ですが、あまり自由にしすぎても、発言力の強い参加者に質問が偏ってしまいます。ファシリテーター役を配置して発言していない参加者に質問を促したり、質問する順番を決めたりといった配慮もすると、全体の満足度を高めやすくなります。

また、本題に入る前にアイスブレイクの時間をとり、質問しやすい雰囲気を作ることも大切です。

事前情報の充実で座談会を盛り上げる

初対面も多い座談会では、運営者のファシリテーションが重要です。盛り上げるためには参加者の事前情報をもとにした準備が必要となります。

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まとめ

まとめ

座談会は、「参加者同士が自由に交流する会合」ですが、テーマ設定によって、議論の質を深めたり新しいアイデアを創発したりといった効果も期待できるものです。「参加者に何を感じてほしいのか」「交流会によって組織にどのような変化をもたらしたいのか」といった目指すべき効果を整理したうえでテーマを選ぶことをおすすめします。また座談会は参加者やその目的によってふさわしいテーマが異なるもので、本記事で紹介したようなシチュエーション別のテーマ例を参考にするのも手です。

人事ZINEでは、人事・採用担当者の方に向けて「学生にとって魅力的な座談会をつくるポイント」をご提供しております。新卒採用における座談会の位置付け・目的から、オンライン座談会のポイントといったヒントをまとめております。効果的な座談会を開催する際の参考資料として、ぜひご活用ください。

学生にとって魅力的な座談会をつくるポイント
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座談会の企画にお悩みの採用担当者の方へ。フェーズ別、開催形式別にポイントを解説していきます。
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人事ZINE 編集部

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