みなさん、就活は3月からスタートするものと思っていませんか?
実はOfferBoxを運営する株式会社i-plugが2017年卒の就活生322人に聞いたアンケートによると、約9割の学生が3月の採用解禁前に就活を始めているという結果が出ました。
では何から始めたらいいのでしょうか?まだアルバイトやサークルで忙しい!という方もいらっしゃるでしょう。
このコラムでは「いつでもどこでも今すぐ始められる!就活準備の第一歩」をお伝えします。コラムを読み終わったときには、すぐに就活の準備を始めることができますよ!
目次
就活準備の第一歩は「理由を考えること」
では、すぐ始められる就活準備とはなにか?それはあらゆることの「理由を考えること」です。理由を考えるとは例えば、「大学を選んだ理由」「サークルを始めた理由」などあなた自身の身の回りの事柄に対して理由を考えることです。これが今から始められる就活準備の第一歩となります。
なぜ、理由を考えることが就活準備となるのか。それは理由の中にあなた自身の本質が見えてくるからです。今までの行動や決断には必ずあなたなりの理由があるはずです。その理由は他の人にはないあなただけが持つものです。このあなただけの理由をきちんと探っていけば「自分がどういう人間なのか」という本質が見えてきます。そして、その本質は就活において面接官が知りたいことでもあり、あなたが自己分析や将来を考える際に知るべきことでもあります。
なので、今から日々の生活の理由を探っていけば就活をスムーズに進められること間違いありません。しかし、身の回りの事柄全ての理由を考えてる必要はありません。次の章では就活において理由を考えるべき優先度の高い項目を3つご紹介いたします。
理由を考えておくべき優先度の高い項目3選
理由を考えておくべき優先度の高い項目は主に3つあります。
1:大学での勉強内容
1つ目は大学での勉強内容です。これは面接でよく聞かれる質問の1つで「なぜあなたはその学部で○○を勉強しようと考えたのですか?」などが挙げられます。
これはあなたがどういうものに興味を持つのか、どういった観点で物事を決めているのかを知る上で、とても重要な視点です。
例:マクロ経済学を学んでいる→理由:世界経済がどういう仕組みで動いているのか興味があったから→リーマンショックのとき仕組みを知らないため何が起きているのかわからず漠然とした不安に襲われたから
2:サークルや部活、アルバイトなどの課外活動
2つ目はサークルや部活、アルバイトなどの課外活動です。あなたが就職活動を始めた際に必ず考えなくてはならないのは「学生時代頑張ったこと」です。面接では必ずと言っていいほど聞かれる質問です。その際に重要となるのが「何を頑張ったか」ではなく「なぜ頑張ったか」です。飛び抜けた経験をしていない限り、経験そのものが直接評価につながることはありません。
さらに課外活動のようなあなた自身の決断で始めたものの理由には本質が現れやすいです。自分はどういう理由でこれを始めたのか考えてみましょう。
例:イベントサークルで企画を頑張った→理由:人を楽しませることが好きだから→人が楽しんでいるのを見ると自分も幸せな気持ちになるから
例:接客のアルバイトを頑張った→理由:お客様にありがとうと言っていただくことにすごく喜びを感じたから→理由:自分が社会に価値を提供しているという実感がわいたから
3:好きなもの・嫌いなもの
3つ目はあなたの好きなもの嫌いなものです。なぜ好きか、なぜ嫌いかを突き詰めて考えてみましょう。
音楽、スポーツ、芸能人、ゲームなどなんでもいいので理由を考えてみましょう。面接でも聞かれることがありますので面接準備にもなります。
例:スポーツが好き→理由:一生懸命取り組めるから→理由:他人に負けたくないという気持ちが強いから
注意点:理由は最低でも二段階掘り下げよう
上記に出して例にもあるように理由は最低でも二段階掘り下げて考えることをおススメします。最初に述べた通り、理由を考えることはあなたの本質を探ることになります。しかし。理由を一段階掘り下げただけだと本質が見えてこないことがあります。なので最低でも二段階、できる人は三段階、四段階と掘り下げていき自分の本質をしっかりと認識していきましょう。
いかがでしたでしょうか。理由を考えるだけなら今からでも始められそうではないですか?
実際私も日々生活しながら「なんでだろう」を理由を考えていました。すると実際に就活を始めると理由がスラスラでてきて、非常に助かった思い出があります。
ぜひ実践してみてください。